JPH10292726A - ガラス戸の摺動案内装置 - Google Patents

ガラス戸の摺動案内装置

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Publication number
JPH10292726A
JPH10292726A JP10311597A JP10311597A JPH10292726A JP H10292726 A JPH10292726 A JP H10292726A JP 10311597 A JP10311597 A JP 10311597A JP 10311597 A JP10311597 A JP 10311597A JP H10292726 A JPH10292726 A JP H10292726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass door
frame member
glass
guide rail
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10311597A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiji Ochiai
芳次 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP10311597A priority Critical patent/JPH10292726A/ja
Publication of JPH10292726A publication Critical patent/JPH10292726A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス戸の摺動を、ガタなく円滑に案内す
る。 【解決手段】 ガラス戸1a、1b、1cの上端部に上
部枠部材9を取り付け、上部枠部材9の上縁の前後面に
膨出部12a、12bを、その前面膨出部12aの前端
から後面膨出部12bの後端までの前後寸法が、上部の
ガイドレール2の溝部4a、4b、4cの前後側壁5
a、5b、5c、5d間の寸法より僅かに小さくなるよ
うにして形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス戸の摺動案
内装置、特に、引き違いガラス戸を使用する書庫等にお
いて、ガイドレールに沿うガラス戸の摺動を案内する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な引き違い戸式書庫では、
戸を構成するガラス板の上端部を、上部のガイドレール
の溝部に直接挿入して摺動させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のガラス板
だけの戸では、ガラス面は平らであるため、ガラス板の
厚さとレール溝とをほぼ同一寸法とした場合、レール溝
の前後側壁面に対して面接触するので、摩擦が大きくな
って円滑な摺動が阻害される。この面接触を避けるため
に、レール溝の幅を広げて、前後のクリアランスを大き
くとると、ガラス板が前後にガタつくという欠点を生ず
る。また、ガラス板が直接レール溝の側壁面に接するの
で、ガラスの端部が傷つき、最悪の場合には破損するお
それもある。
【0004】本発明は、ガラス戸の摺動を、ガタつかせ
ずに円滑に行わせることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。戸枠の上下部に設け
たガイドレールの間に摺動自在に嵌挿したガラス戸の摺
動を案内する装置であって、前記ガラス戸の上端部に上
部枠部材を取り付け、この上部枠部材の上縁の前後面に
膨出部を、その前面膨出部の前端から後面膨出部の後端
までの前後寸法が、上部のガイドレールの溝部の前後側
壁間の寸法より僅かに小さくなるようにして形成する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、3枚の引き違いガラス戸
(1a)(1b)(1c)を前面開口部に備える書棚(A)の正面図で
あり、図2は、左端のガラス戸(1a)を拡大して示す。
【0007】書棚(A)の戸枠の上部は、ガイドレール
(2)、同じく下部はガイドレール(3)により構成され、
これら上下部のガイドレール(2)(3)に、ガラス戸を嵌
め込むようになっている。
【0008】上部のガイドレール(2)は、図3及び図4
に示すように、3枚の引き違い戸(1a)(1b)(1c)に対応し
て、下方に開口する3本の溝部(4a)(4b)(4c)を設けた、
例えば耐衝撃性ABS樹脂のような樹脂材料の成型品で
ある。
【0009】溝部(4a)(4b)(4c)は、互いに間隔を隔てて
下方に突出する4つの側壁(5a)(5b)(5c)(5d)と、上部ガ
イドレール中間高さ位置に設けた水平隔壁(6)とにより
形成されている。
【0010】上部のガイドレール(2)の中央付近におい
て、溝部(4a)(4b)(4c)には、その面すなわち水平隔壁
(6)に長方形の孔(7)が、間隔を隔てて、2つずつ穿設
されている。
【0011】図2に示すガラス戸(1a)に代表されるよう
に、ガラス戸のガラス板(8)の上下端に、上部枠部材
(9)及び下部枠部材(10)をそれぞれ取り付けてある。
【0012】上部枠部材(9)は、図5及び図6に示すよ
うな形状のもので、例えば耐衝撃性ABS樹脂のような
樹脂材料の成型品である。
【0013】上部枠部材(9)の上縁の前後方向の中央に
は、左右間隔を隔てて、上方に突出する2つの突起部(1
1)が形成されている。この突起部(11)の形状は、左右端
部が傾斜して、おおよそ山形、好適には円弧状とされて
いる。
【0014】突起部(11)間の距離は、前述の上部のガイ
ドレール(2)に穿設した2つの長方形の孔(7)間の距離
と等しく設定されている。下部枠部材(10)の下端から上
部枠部材(9)の突起部(11)の上端までの高さは、ガラス
戸を上下部のガイドレール(2)(3)に嵌め込んだ状態に
おいて、突起部(11)の上端が、殆ど上部のガイドレール
(2)の溝部(4a)(4b)または(4c)の底面すなわち水平隔壁
(7)に当接するように設定されている。
【0015】上部枠部材(9)の上縁における突起部(11)
の直下の位置に、上部枠部材前後面から側方に膨出する
円弧状の膨出部(12a)(12b)が形成されている。図7に示
すように、これら膨出部(12a)(12b)の先から先までの距
離、すなわち前面膨出部(12a)の前端から後面膨出部(12
b)の後端までの距離は、前述の上部ガイドレール(2)の
溝部(4a)(4b)(4c)の幅、すなわち対向する側壁(5a)(5b)
または(5b)(5c)または(5c)(5d)間の距離より僅かに短く
設定されている。
【0016】ガラス戸(1a)(1b)(1c)の取り付けに当たっ
ては、それぞれのガラス戸を、上部のガイドレール(2)
のそれぞれの溝部(4a)(4b)(4c)の中央付近に嵌め入れ、
ガラス戸の上部枠部材(9)の2つの突起部(11)を、溝部
の長方形の孔(7)に充分に嵌合させる。
【0017】この状態では、ガラス戸は突起部(11)の分
だけ深く上方に差し込まれているので、ガラス戸の下部
枠部材(10)を、下部のガイドレール(3)の上に載せるこ
とができる。ガラス戸が下部のガイドレール(3)の上に
載った状態で、ガラス戸を左右方向に移動させると、突
起部(11)は長方形の孔(7)を外れた位置となり、突起部
(11)の上端は、殆ど溝の面すなわち水平隔壁の下面に接
する状態となる。ガラス戸の取り外し時には、上述と丁
度逆の手順で、突起部(11)を長方形の孔(7)に合致させ
てから、上に持ち上げることにより、簡単に取り外すこ
とができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、上部枠部材の前後面に
設けた膨出部は、上部のガイドレールの溝部の側壁面に
点接触するので、ガラス戸の前後方向のガタつきが防止
され、しかも摺動抵抗を減らすスライダーの役目をする
ので、ガラス戸を、スムーズに軽く摺動させることがで
きる。また、上部の枠部材の存在は、ガラス端部の割れ
を防止し、安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する3枚の引き違いガラス戸を備
えた書庫の正面図である。
【図2】図1の左端のガラス戸を、中間を省略して示す
拡大正面図である。
【図3】書庫の開口部の上部のガイドレールの一部省略
拡大正面図である。
【図4】図3に示す上部のガイドレールの一部省略拡大
底面図である。
【図5】図2に示すガラス戸の上部枠部材の一部省略拡
大正面図である。
【図6】図5に示す上部枠部材の一部省略拡大平面図で
ある。
【図7】組み立てた状態における書庫の前面開口部を示
す一部省略拡大縦断面図である。
【符号の説明】
(A)書庫 (1a)(1b)(1c)ガラス (2)上部のガイドレール (3)下部のガイドレール (4a)(4b)(4c)溝部 (5a)(5b)(5c)(5d)側壁 (6)水平隔壁 (7)長方形の孔 (8)ガラス板 (9)上部枠部材 (10)下部枠部材 (11)突起部 (12a)(12b)膨出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 戸枠の上下部に設けたガイドレールの間
    に摺動自在に嵌挿したガラス戸の摺動を案内する装置で
    あって、 前記ガラス戸の上端部に上部枠部材を取り付け、この上
    部枠部材の上縁の前後面に膨出部を、その前面膨出部の
    前端から後面膨出部の後端までの前後寸法が、上部のガ
    イドレールの溝部の前後側壁間の寸法より僅かに小さく
    なるようにして形成したことを特徴とする戸の摺動案内
    装置。
JP10311597A 1997-04-21 1997-04-21 ガラス戸の摺動案内装置 Pending JPH10292726A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10311597A JPH10292726A (ja) 1997-04-21 1997-04-21 ガラス戸の摺動案内装置

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JP10311597A JPH10292726A (ja) 1997-04-21 1997-04-21 ガラス戸の摺動案内装置

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JPH10292726A true JPH10292726A (ja) 1998-11-04

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JP10311597A Pending JPH10292726A (ja) 1997-04-21 1997-04-21 ガラス戸の摺動案内装置

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