JPH10292339A - 路面に凍結防止剤を供給する装置 - Google Patents

路面に凍結防止剤を供給する装置

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JPH10292339A
JPH10292339A JP11417397A JP11417397A JPH10292339A JP H10292339 A JPH10292339 A JP H10292339A JP 11417397 A JP11417397 A JP 11417397A JP 11417397 A JP11417397 A JP 11417397A JP H10292339 A JPH10292339 A JP H10292339A
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貞夫 南雲
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 凍結防止剤が収容されたタンクを地上の路面
より高い位置に設置する必要のない、路面に凍結防止剤
を供給する装置を提供すること。 【解決手段】 装置(10)は、凍結防止剤が収容されたタ
ンク(20)と、車道(16)の幅方向へその幅の大半にわたっ
て伸び、路面に一部を露出させて車道に埋設された弾性
のマット(22)とを備える。マットには、マットの軸線に
平行に間隔をおいて複数の弾性のチューブ(24)が埋め込
まれ、一端がチューブの内部に開放されまた他端がマッ
トの上面に開放された多数の小穴(26)が形成されてい
る。凍結防止剤は、逆止め弁(28)を備える導管(30)によ
ってタンクからマットに導かれる。チューブは、ポンプ
として作用し、マットが車輌の負荷を受けたときに圧縮
変形してチューブ内の凍結防止剤を小穴から路面に流出
させ、車両の負荷が無くなって弾性により元の形状に戻
るときにタンクから凍結防止剤を吸引する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車道の路面の凍結
を防止する装置に関し、特に、路面に凍結防止剤を供給
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冬期の道路の路面の凍結を防止するため
に、道路の除雪、道路への凍結防止剤の散布、ロードヒ
ーティング等が行われている。しかし、道路の除雪およ
び道路への凍結防止剤の散布は散布車のような専用車両
によって行われるため、また、ロードヒーティングは道
路に埋設された電熱線または温水パイプの熱を利用する
ため、多くの動力または熱エネルギーが必要であるとい
う問題がある。
【0003】そこで、比較的少ない動力または熱エネル
ギーで足りる方法として、路面より高い位置に設置され
た凍結防止剤収容タンクから路面に設置された中空のゴ
ムマット内部に水頭差を利用して凍結防止剤を供給し、
前記ゴムマットに車両の荷重が作用して前記ゴムマット
が圧縮されたときに前記ゴムマットから前記路面に凍結
防止剤を噴出させる方法が提案されている。
【0004】この方法において、前記タンクの設置場所
は、地上の、前記ゴムマットが設置される路面より高い
位置に限られる。また、前記ゴムマットに凍結防止剤を
供給するためには水頭差が大きい方がよく、したがって
前記タンクの設置位置は高いほどよい。そのために設備
が大形化し、設備費および維持費が大きくなるという問
題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、凍結
防止剤が収容されたタンクを地上の路面より高い位置に
設置する必要のない、路面に凍結防止剤を供給する装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の路面に凍結防止
剤を供給する装置は、凍結防止剤が収容されたタンク
と、前記車道の幅方向へその幅の大半にわたって伸び、
前記路面に一部を露出させて前記車道に埋設された弾性
のマットと、前記マットに埋め込まれ、該マットの軸線
に平行に間隔をおいて配置された複数の弾性のチューブ
と、一端が前記チューブの内部に開放されまた他端が前
記マットの上面に開放された多数の小穴と、前記タンク
から前記チューブに凍結防止剤を導く、逆止め弁を備え
る導管とを含む。
【0007】また、本発明の路面に凍結防止剤を供給す
る装置は、凍結防止剤が収容されたタンクと、前記車道
の幅方向へその幅の大半にわたって伸び、前記路面に一
部を露出させて前記車道に埋設された弾性のマットと、
前記マットに埋め込まれ、該マットの軸線に平行に間隔
をおいて配置された複数の弾性のチューブと、前記路面
に上面を露出させて前記車道に埋設された、透水性のブ
ロックと、前記タンクから前記チューブに凍結防止剤を
導く、逆止め弁を備える導管と、前記チューブから前記
ブロックに凍結防止剤を供給する、逆止め弁を備える供
給管とを含む。
【0008】さらに、本発明の路面に凍結防止剤を供給
する装置は、凍結防止剤が収容されたタンクが前記マッ
トが埋設された前記車道近傍の地下、例えば歩道の地下
に設置される。また、前記タンクは地上に設置されても
よい。前記マットは前記路面から前記マットの一部を突
出させて前記車道に埋設される。また、前記マットは前
記車道に埋め込まれたホルダに収容され、このホルダは
アンカーにより前記車道に固定される。前記導管は気温
の変化に応じて前記導管を開閉するバルブを備える。前
記ブロックは透水性の樹脂コンクリートからなる。
【0009】
【発明の作用、効果】本発明によれば、凍結防止剤は前
記チューブの吸引作用によって前記タンクから前記チュ
ーブ内に導かれることから、前記タンクを前記マットの
位置より高い位置に設置する必要が無く、前記タンクを
任意の高さ位置に設置することができる。
【0010】すなわち本発明によれば、前記マットおよ
び前記チューブが弾性を有し、前記チューブに一端が前
記チューブに開放されまた他端が前記マットの上面に開
放された多数の小穴が設けられていることから、前記チ
ューブに車両の荷重が作用して前記チューブが圧縮変形
したとき、前記チューブの内圧が高まって前記チューブ
内の凍結防止剤は前記小穴から流出することができる。
他方、前記チューブが弾性によって元の形状に戻ると
き、前記チューブ内は負圧となり、これにより前記小穴
が塞がり、前記チューブは前記タンクから凍結防止剤を
吸引することができ、前記チューブは再び凍結防止剤で
満たされる。したがって、前記チューブをポンプとして
作用させることができる。また、前記小穴が前記チュー
ブ内の負圧によって塞がらなくても、相対的に前記小穴
から流入する空気の量より前記タンクから吸引される凍
結防止剤の量の方が多いので、前記チューブは凍結防止
剤で満たされる。さらに、前記マットには、前記路面に
適量の凍結防止剤を流出させることが可能な本数のチュ
ーブを埋め込むことができる。
【0011】また、本発明によれば、前記マットおよび
前記チューブが弾性を有し、前記導管および前記供給管
が逆止め弁を備えることから、前記チューブに車両の荷
重が作用して前記チューブが圧縮変形したとき、前記チ
ューブ内の凍結防止剤の前記チューブから前記タンクへ
の逆流を止めることができるので、前記チューブ内の凍
結防止剤を前記ブロックに送ることができる。他方、前
記チューブが弾性により元の形状に戻るとき、前記ブロ
ック内の凍結防止剤の前記ブロックから前記チューブへ
の逆流を止めることができるので、前記チューブは前記
タンクから凍結防止剤を吸引することができる。したが
って、前記チューブをポンプとして作用させることがで
きる。
【0012】さらに、本発明によれば、前記マットの一
部が前記路面から突出していることから、前記マット
は、該マット上を通行する車両によって確実に圧縮され
る。
【0013】前記マットは前記車道に埋め込まれたホル
ダに収容され、該ホルダはアンカーにより前記車道に固
定されていることから、前記マットを前記ホルダから取
り外すことができ、前記マットの交換を容易に行うこと
ができる。また、冬期以外は前記マットを取り外し、該
マットに代えて周囲路面と平坦な充填用マットを装着す
ることにより、交通への支障を生じないようにすること
ができる。
【0014】さらに、本発明によれば、前記導管が気温
の変化に応じて前記導管を開閉するバルブを備えること
から、路面の凍結が生じる気温のときのみ凍結防止剤を
前記路面に供給することができる。
【0015】前記ブロックは透水性の樹脂コンクリート
からなることから、前記ブロックに送られた凍結防止剤
を前記ブロックから確実に浸み出させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1および図2を参照すると、本
発明の路面に凍結防止剤を供給する装置10は道路12
に関して設置されている。道路12は、縁石14によっ
て車道16と歩道18とに仕切られている。
【0017】路面に凍結防止剤を供給する装置10は、
凍結防止剤が収容されたタンク20と、車道16に埋設
され、凍結防止剤を路面に供給する弾性のマット22と
を備える。マット22には、複数(図示の例では4本)
の弾性のチューブ24が埋め込まれ、また一端がチュー
ブ24の内部に開放されまた他端がマット22の上面に
開放された多数の小穴26が形成されている。凍結防止
剤は、逆止め弁28を備える導管30によってタンク2
0からマット22に導かれる。
【0018】タンク20は歩道18の地下に設置されて
いる。タンク20が地下に設置されていることから、周
囲の景観が損なわれず、また、風雪等による損傷を防ぐ
ことができる。タンク20は、歩道18の地下に代え
て、歩道18の近くに埋設することもできる。また、タ
ンク20は地上に設置することもできる。しかし、この
場合、タンク20をマット22が設置された路面より高
い位置に設置する必要はない。
【0019】マット22は車道16の幅方向へ伸びるよ
うに車道16に設置されている。マット22は、車道1
6の幅の大半にわたる長さを有し、縁石14およびセン
ターライン32から間隔をおいて配置されている。マッ
ト22は、路面に供給される凍結防止剤が不足しないよ
うな間隔で設置されることが好ましい。
【0020】図3に示すように、マット22は、車道1
6に埋設された金属製のホルダ34に収容されている。
ホルダ34はコの字状の断面形状を有し、車道16に凹
部を形成するように配置されている。ホルダ34は、路
面と平行な底部36と、それに垂直な2つの側部38と
からなり、該側部38の上縁部40が車道16の路面と
ほぼ同じ高さになるように、車道16に配置されてい
る。また、ホルダ34は、該ホルダの底部36に固定さ
れた複数のアンカー42によって車道16の舗装版44
に定着されている。両側部の内側には爪46が設けられ
ており、該爪は、ホルダ34に収容されたマット22に
掛かり、マット22をホルダ内に保持している。
【0021】ホルダ34に収容されたマット22は、そ
の一部が路面から突出している。これにより、マット2
2はマット22上を通行する車両によって負荷を受け、
必ず圧縮される。突出した部分は、マット22の側部か
ら中央部に向けて傾斜して伸びる傾斜面48と、該傾斜
面に連なる、路面と平行な上面50とからなる。
【0022】マット22には、その軸線に平行に間隔を
おいて4つのチューブ24がマット22の上面50下の
比較的浅い位置に埋め込まれている。チューブ24の一
端部は閉鎖されている。マット22およびこれに埋め込
まれるチューブ24の数は、路面に適量の凍結防止剤を
供給することができるように選択することができる。
【0023】マット22には、一端がチューブ24の内
部に開放されまた他端がマット22の上面に開放された
小穴26が形成されている。小穴26は直径が3ミリ程
度が好ましく、図示の例では、マット22の軸線方向に
100ミリ間隔で設けられている。
【0024】導管30は、地中に配置され、地中におい
てタンク20とマット22に埋め込まれたチューブ24
とを連結している。
【0025】タンク20と導管30との連結部には、気
温の変化に応じて導管30を自動的に開閉するバルブ5
2が取り付けられている。バルブ52は、道路12の周
囲の気温が低下して路面の凍結の生じる温度になったと
きに閉位置から開位置に自動的に変位して導管30を開
き、道路12の周囲の気温が上昇して路面の凍結が生じ
ない温度になったときに開位置から閉位置に自動的に変
位して導管30を閉じる。したがって、初冬や春先の気
温の変化の大きい時期において、路面の凍結が生じる気
温になったときだけ路面に凍結防止剤が供給されるの
で、凍結防止剤を節約することができる。バルブ52は
市販の温感自力式開閉バルブを用いることができる。
【0026】導管30のマット22側の端部は、連結部
材54を介してマット22に埋め込まれている各チュー
ブの閉鎖されていない端部に連結されている。導管30
によりタンク20から導かれた凍結防止剤は連結部材3
4を経て各チューブに流入する。
【0027】図4に、チューブ24が凍結防止剤で満た
されているときのマット22を示す。チューブ24内の
圧力は大気圧と等しく、導管30に備えられた逆止め弁
28は閉位置にある。
【0028】図5に、マット22上を通行する車両のタ
イヤ56によって車両の荷重が作用して圧縮変形したと
きのマット22を示す。このとき、チューブ24はマッ
ト22と共に圧縮変形するので、チューブ24の内圧が
高まり、チューブ24内の凍結防止剤は小穴26から流
出する。
【0029】図6に、車両の荷重が無くなったときのマ
ット22を示す。マット22およびチューブ24はその
弾性により元の形状に戻るので、チューブ24の内部は
負圧となる。これにより小穴26が塞がり、逆止め弁2
8が開位置に変位するので、チューブ24はタンク20
から凍結防止剤を吸引する。したがって、チューブ24
は凍結防止剤で満たされる。また、チューブ24内の負
圧によって小穴26が塞がらなくても、小穴26は導管
30と比べて小径なので、相対的に小穴26から流入す
る空気の量よりタンク20から吸引される凍結防止剤の
量の方が多くなり、チューブ24は凍結防止剤で満たさ
れる。
【0030】図4から図6に示す段階を繰り返すことに
より、チューブ24はポンプとして作用し、凍結防止剤
は小穴26から路面に繰り返し供給される。
【0031】図7に、路面に凍結防止剤を供給する装置
10の他の実施例を示す。道路12に関して設置された
路面に凍結防止剤を供給する装置60は、チューブ24
が埋め込まれたマット22に設けられた、一端がチュー
ブ24の内部に開放されまた他端がマット22の上面に
開放された多数の小穴26に代えて、路面に上面を露出
させて車道16に埋設された、透水性のブロック62
と、チューブ24からブロック62に凍結防止剤を供給
する、逆止め弁64を備える供給管66とを含む。
【0032】図示の例では、2つのブロック62が車道
16の幅方向に直列に互いに間隔をおいて配置されてい
る。ブロック62の配置位置および長さは、車道16の
幅や車道16を通行する車両の両輪の間隔に応じて調節
することができる。
【0033】図7および図8を参照すると、マット22
に埋め込まれたチューブ24は、縁石14側の端部が導
管30と連結され、センターライン側の端部が供給管6
6と連結されている。チューブ24と供給管66とは、
逆止め弁64を備える連結部材68を介して連結されて
いる。供給管66は地中に配置されている。
【0034】図9に示すように、ブロック62は、その
上面の高さが路面と同じ高さとなるように舗装版44に
はめ込まれている。ブロック62は樹脂コンクリートか
らなり、供給管66はその端部がブロック62の中央部
に位置するように挿し込まれている。
【0035】図10に、チューブ24が凍結防止剤で満
たされているときのマット22を示す。チューブ24内
の圧力は大気圧と等しく、導管30に備えられた逆止め
弁28および供給管66に備えられた逆止め弁64はそ
れぞれ閉位置にある。
【0036】図11に、マット22上を通行する車両の
タイヤ56によって車両の荷重が作用して圧縮変形した
ときのマット22を示す。このとき、チューブ24はマ
ット22と共に圧縮変形するので、チューブ24の内圧
が高まる。これにより、供給管66に備えられた逆止め
弁64が開位置に変位し、チューブ24内の凍結防止剤
が供給管66に流入する。供給管66に流入した凍結防
止剤は供給管66を経てブロック62内に流出し、ブロ
ック62の上面から路面に浸出する。
【0037】図12に、車両の荷重が無くなったときの
マット22を示す。マット22およびチューブ24はそ
の弾性により元の形状に戻るので、チューブ24の内部
は負圧となる。これにより、供給管66に備えられた逆
止め弁64が閉位置に変位し、導管30に備えられた逆
止め弁28が開位置に変位のでチューブ24はタンク2
0から凍結防止剤を吸引する。したがって、チューブ2
4は凍結防止剤で満たされる。
【0038】図10から図12に示す段階を繰り返すこ
とにより、チューブ24はポンプとして作用し、凍結防
止剤はブロック62の上面から路面に繰り返し浸出す
る。
【0039】一方、マット22は弾性を有するので、車
両の荷重が作用したときに撓みが生じる。このマット2
2の撓みと車両の荷重により、マット22上の氷雪を砕
くことができ、凍結防止剤の効果を高めることができ
る。また、交通量が少なくて凍結防止剤が十分に路面に
供給できなくても、マット22の撓みにより車両が通行
するたびに路面上の氷雪を砕くことができる。
【0040】マット22は、路面から突出した部分を有
し、またその部分に車両の荷重が直接作用するので、前
記マットの材料として耐候性、耐摩耗性の高い合成ゴム
を用いることが好ましい。また、チューブ24は、その
吸引力を高めるために、合成ゴムと比べて大きな変形性
をもつ天然ゴムで造られることが好ましい。
【0041】マット22は、爪46を外すことによりホ
ルダ34から取り外すことができる。このため、マット
の交換を容易に行うことができる。また、冬期以外はマ
ット22をホルダ34から取り外し、ゴム成形物と交換
することができる。したがって、マット22の寿命を長
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】路面に凍結防止剤を供給する装置10が設置さ
れた、本発明に係る道路の一部を示す斜視図。
【図2】マットの一部およびマットと導管との連結部分
を拡大して示す斜視図。
【図3】車道に埋設されたホルダに収容されたマットの
横断面図。
【図4】チューブが凍結防止剤で満たされたマットを示
す概略縦断面図。
【図5】車両の荷重が作用して圧縮変形したマットを示
す概略縦断面図。
【図6】車両の荷重が無くなったマットを示す概略縦断
面図。
【図7】路面に凍結防止剤を供給する装置60が設置さ
れた、本発明に係る道路の一部を示す斜視図。
【図8】マットと導管との連結部分およびマットと供給
管との連結部分を拡大して示す斜視図。
【図9】車道に埋設された透水性のブロックを示す横断
面図。
【図10】チューブが凍結防止剤で満たされたマットを
示す概略縦断面図。
【図11】車両の荷重が作用して圧縮変形したマットを
示す概略縦断面図。
【図12】車両の荷重が無くなったマットを示す概略縦
断面図。
【符号の説明】
10,60 路面に凍結防止剤を供給する装置 12 車道 20 タンク 22 マット 24 チューブ 26 小穴 28,64 逆止め弁 30 導管 62 ブロック 66 供給管

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車道の路面に凍結防止剤を供給する装置
    であって、凍結防止剤が収容されたタンクと、前記車道
    の幅方向へその幅の大半にわたって伸び、前記路面に一
    部を露出させて前記車道に埋設された弾性のマットと、
    前記マットに埋め込まれ、該マットの軸線に平行に間隔
    をおいて配置された複数の弾性のチューブと、一端が前
    記チューブの内部に開放されまた他端が前記マットの上
    面に開放された多数の小穴と、前記タンクから前記チュ
    ーブに凍結防止剤を導く、逆止め弁を備える導管とを含
    む、路面に凍結防止剤を供給する装置。
  2. 【請求項2】 車道の路面に凍結防止剤を供給する装置
    であって、凍結防止剤が収容されたタンクと、前記車道
    の幅方向へその幅の大半にわたって伸び、前記路面に一
    部を露出させて前記車道に埋設された弾性のマットと、
    前記マットに埋め込まれ、該マットの軸線に平行に間隔
    をおいて配置された複数の弾性のチューブと、前記路面
    に上面を露出させて前記車道に埋設された、透水性のブ
    ロックと、前記タンクから前記チューブに凍結防止剤を
    導く、逆止め弁を備える導管と、前記チューブから前記
    ブロックに凍結防止剤を供給する、逆止め弁を備える供
    給管とを含む、凍結防止剤供給装置。
  3. 【請求項3】 前記タンクは前記マットが埋設された前
    記車道近傍の地下に設置されている、請求項1または2
    に記載の凍結防止剤供給装置。
  4. 【請求項4】 前記マットはその一部が前記路面から突
    出している、請求項1または2に記載の凍結防止剤供給
    装置。
  5. 【請求項5】 前記マットはホルダに収容され、該ホル
    ダは前記車道に埋め込まれ、アンカーにより前記車道に
    固定されている、請求項1または2に記載の凍結防止剤
    供給装置。
  6. 【請求項6】 前記導管は気温の変化に応じて前記導管
    を開閉するバルブを備える、請求項1または2に記載の
    凍結防止剤供給装置。
  7. 【請求項7】 前記ブロックは透水性の樹脂コンクリー
    トからなる、請求項1または2に記載の凍結防止剤供給
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010077705A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Masao Inuzuka 液体を供給する装置
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CN114635324A (zh) * 2022-03-30 2022-06-17 中国港湾工程有限责任公司 沥青路面及其施工方法

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