JP2003239214A - エアロウォーマー - Google Patents
エアロウォーマーInfo
- Publication number
- JP2003239214A JP2003239214A JP2002037506A JP2002037506A JP2003239214A JP 2003239214 A JP2003239214 A JP 2003239214A JP 2002037506 A JP2002037506 A JP 2002037506A JP 2002037506 A JP2002037506 A JP 2002037506A JP 2003239214 A JP2003239214 A JP 2003239214A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- road
- air
- tunnel
- pavement
- road face
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】近年、様々な融雪装置が考案されている。しか
し、地方によっては、年間積雪日数・路面凍結日数から
すると、経済的に問題がある方式が多い。これは排水性
舗装の便利な機能を生かしつつ、経済的に路面を安全な
状態に保つ方法である。 【解決手段】排水性アスファルト舗装下の部分に細かい
穴の開いた鋼管を配置し、路面凍結が予想される場合、
気体を噴出する。管から噴出される空気は排水性舗装の
目の粗い部分を通過し、路面に達する。媒体となる空気
は、トンネルの近くの橋梁・道路等であれば、トンネル
の排気孔より取り入れる。また、トンネル等が近くにな
い場所であれば、コンプレッサーにより圧縮空気を管に
送り込むことで確保する。できるだけ温度の高い空気に
より路面を乾燥させ、融雪・凍結防止をはかる。
し、地方によっては、年間積雪日数・路面凍結日数から
すると、経済的に問題がある方式が多い。これは排水性
舗装の便利な機能を生かしつつ、経済的に路面を安全な
状態に保つ方法である。 【解決手段】排水性アスファルト舗装下の部分に細かい
穴の開いた鋼管を配置し、路面凍結が予想される場合、
気体を噴出する。管から噴出される空気は排水性舗装の
目の粗い部分を通過し、路面に達する。媒体となる空気
は、トンネルの近くの橋梁・道路等であれば、トンネル
の排気孔より取り入れる。また、トンネル等が近くにな
い場所であれば、コンプレッサーにより圧縮空気を管に
送り込むことで確保する。できるだけ温度の高い空気に
より路面を乾燥させ、融雪・凍結防止をはかる。
Description
【0001】近年の道路舗装は、道路を走行する車両の
雨天時の走行性向上又は、路面乾燥時の騒音低減のため
排水性アスファルト舗装が主流となってきている。本発
明はこの排水性舗装の目の粗さを利用し、舗装下へ小さ
な空気穴を多数開けた配管を施し、温気体を穴から噴出
することにより、路面を温めたり、乾燥させることによ
り路面の凍結・積雪を防止するものである。
雨天時の走行性向上又は、路面乾燥時の騒音低減のため
排水性アスファルト舗装が主流となってきている。本発
明はこの排水性舗装の目の粗さを利用し、舗装下へ小さ
な空気穴を多数開けた配管を施し、温気体を穴から噴出
することにより、路面を温めたり、乾燥させることによ
り路面の凍結・積雪を防止するものである。
【発明が属する技術分野】本発明は、設備費用・管理費
用を節約するための道路の融雪・凍結防止に関するもの
である。
用を節約するための道路の融雪・凍結防止に関するもの
である。
【0002】
【0003】路面に水をまく散水方式では、融雪・凍結
防止システムが必要となる道路の近くで、必ずしも水が
供給できるとは限らない。地下水を採用するとしても地
盤沈下の問題、水を引くための長距離にわたる配管費
用、ポンプの費用等が必要となる。
防止システムが必要となる道路の近くで、必ずしも水が
供給できるとは限らない。地下水を採用するとしても地
盤沈下の問題、水を引くための長距離にわたる配管費
用、ポンプの費用等が必要となる。
【0004】電熱施設などのヒーターを路面に設置する
方式では、ヒーターの施設費用、設置費に多額の費用が
必要となり、供用開始後のランニングコストは更に多額
なものとなる。このため山間部のトンネル出口や短い橋
梁部分など道路の一部にしか使用できず、車両の走行上
逆に危険をもたらすものである。
方式では、ヒーターの施設費用、設置費に多額の費用が
必要となり、供用開始後のランニングコストは更に多額
なものとなる。このため山間部のトンネル出口や短い橋
梁部分など道路の一部にしか使用できず、車両の走行上
逆に危険をもたらすものである。
【0005】地熱を利用する方式も見られるが、これを
いざ検討の1案に入れた場合、該当する場所で地熱が確
保できるかがまず問題となり、調査を要することとな
る。地中深くまで閉じた配管を敷設し、その中に液体を
循環させる方式もあるが、これも散水や電熱同様の設置
費用がかかる。電熱方式同様に道路に対し部分的な使用
形態となっていることが多い。
いざ検討の1案に入れた場合、該当する場所で地熱が確
保できるかがまず問題となり、調査を要することとな
る。地中深くまで閉じた配管を敷設し、その中に液体を
循環させる方式もあるが、これも散水や電熱同様の設置
費用がかかる。電熱方式同様に道路に対し部分的な使用
形態となっていることが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、山陰や西日本の山間部等年に数日程度の路面凍結
・積雪等に備えるのに巨額の投資を避け、より少ない投
資でより高い安全走行を実現しようとする点である。
点は、山陰や西日本の山間部等年に数日程度の路面凍結
・積雪等に備えるのに巨額の投資を避け、より少ない投
資でより高い安全走行を実現しようとする点である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、路面に気体を
噴出することによる舗装路面の融雪システム及び凍結防
止システムを確立する点を特徴とする。
噴出することによる舗装路面の融雪システム及び凍結防
止システムを確立する点を特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を、図−1
に示す。
に示す。
【0009】
【実施例】図1は本発明装置の1実施例の断面図であっ
て、道路舗装面1は排水性舗装であり、この1の下部に
は、空気を送り噴出するための配管2が適当な間隔に設
けられている。
て、道路舗装面1は排水性舗装であり、この1の下部に
は、空気を送り噴出するための配管2が適当な間隔に設
けられている。
【0010】この配管2には空気を噴出するための孔3
が多数設けられている。
が多数設けられている。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、媒体が気体であり、地上であれば、どこでも入手す
ることができる。施設費用は送気・噴出のための配管費
用とコンプレッサーの費用のみと安価となり、年間の路
面の凍結・積雪回数が少ない地方での排水性舗装との併
用は高い投資効果が期待できる。
ば、媒体が気体であり、地上であれば、どこでも入手す
ることができる。施設費用は送気・噴出のための配管費
用とコンプレッサーの費用のみと安価となり、年間の路
面の凍結・積雪回数が少ない地方での排水性舗装との併
用は高い投資効果が期待できる。
【0012】また、外気より温度の高い気体を路面に噴
出することにより凍結につながる路面の濡れを乾かすこ
とができる。
出することにより凍結につながる路面の濡れを乾かすこ
とができる。
【図1】この発明の一実施形態を示す道路断面図であ
る。(実施例1)
る。(実施例1)
【図2】図1の重要部分の拡大図である。
1 排水性舗装
2 配管(送気・噴出用)
3 孔(噴出孔)
Claims (4)
- 【請求項1】 気体を噴出することによる舗装路面の融
雪システム及び凍結防止システム。 - 【請求項2】 排水性舗装の下部に気体噴出用の設備を
設け、舗装路面に気体を噴出することを特徴とする請求
項1記載のシステム。 - 【請求項3】 トンネル等の排気孔より温風を利用する
ことを特徴とした請求項1記載のシステム。 - 【請求項4】 トンネルがない場合、圧縮空気を供給す
ることを特徴とした請求項1記載のシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002037506A JP2003239214A (ja) | 2002-02-14 | 2002-02-14 | エアロウォーマー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002037506A JP2003239214A (ja) | 2002-02-14 | 2002-02-14 | エアロウォーマー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003239214A true JP2003239214A (ja) | 2003-08-27 |
Family
ID=27779069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002037506A Pending JP2003239214A (ja) | 2002-02-14 | 2002-02-14 | エアロウォーマー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003239214A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012246731A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-13 | Hokusui Civil Engineering Co Ltd | 路面融雪用排気管構造、融雪用路面材および路面融雪システム |
CN103233410A (zh) * | 2013-05-14 | 2013-08-07 | 北京中景橙石建筑科技有限公司 | 一种具有发热功能的透水沥青水泥混凝土地面结构 |
CN105696436A (zh) * | 2016-02-02 | 2016-06-22 | 吴婷婷 | 一种飞机跑道防结冰系统 |
-
2002
- 2002-02-14 JP JP2002037506A patent/JP2003239214A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012246731A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-13 | Hokusui Civil Engineering Co Ltd | 路面融雪用排気管構造、融雪用路面材および路面融雪システム |
CN103233410A (zh) * | 2013-05-14 | 2013-08-07 | 北京中景橙石建筑科技有限公司 | 一种具有发热功能的透水沥青水泥混凝土地面结构 |
CN103233410B (zh) * | 2013-05-14 | 2016-02-03 | 北京中景橙石生态艺术地面科技股份有限公司 | 一种具有发热功能的透水沥青水泥混凝土地面结构 |
CN105696436A (zh) * | 2016-02-02 | 2016-06-22 | 吴婷婷 | 一种飞机跑道防结冰系统 |
CN105696436B (zh) * | 2016-02-02 | 2018-07-10 | 吴婷婷 | 一种飞机跑道防结冰系统 |
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