JPS6368408A - 滑り止めタイヤ装置 - Google Patents

滑り止めタイヤ装置

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JPS6368408A
JPS6368408A JP61211952A JP21195286A JPS6368408A JP S6368408 A JPS6368408 A JP S6368408A JP 61211952 A JP61211952 A JP 61211952A JP 21195286 A JP21195286 A JP 21195286A JP S6368408 A JPS6368408 A JP S6368408A
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JP
Japan
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tire
air
pressure
spike pin
spike
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Application number
JP61211952A
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English (en)
Inventor
Kiyohiro Hirakawa
平川 清廣
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HIRAKAWA KYOKO
HIRAKAWA MUTSUKO
HIRAKAWA SHINNOSUKE
Original Assignee
HIRAKAWA KYOKO
HIRAKAWA MUTSUKO
HIRAKAWA SHINNOSUKE
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Filing date
Publication date
Application filed by HIRAKAWA KYOKO, HIRAKAWA MUTSUKO, HIRAKAWA SHINNOSUKE filed Critical HIRAKAWA KYOKO
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Publication of JPS6368408A publication Critical patent/JPS6368408A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C27/00Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/14Anti-skid inserts, e.g. vulcanised into the tread band
    • B60C11/16Anti-skid inserts, e.g. vulcanised into the tread band of plug form, e.g. made from metal, textile
    • B60C11/1606Anti-skid inserts, e.g. vulcanised into the tread band of plug form, e.g. made from metal, textile retractable plug
    • B60C11/1612Anti-skid inserts, e.g. vulcanised into the tread band of plug form, e.g. made from metal, textile retractable plug actuated by fluid, e.g. using fluid pressure difference
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T152/00Resilient tires and wheels
    • Y10T152/10Tires, resilient
    • Y10T152/10279Cushion

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、冬期間、特に初冬および春先、道路が、場所
、日時によって乾燥または凍結状態等になって、路面状
態が一様ではなく頻繁に変化しているとき、その路面状
態に応じて、任意に滑り止め部材をタイヤの接地面より
出没させるための滑り止めタイヤ装置に関する。
(従来の技術) 従来降雪時には、スリップ事故防止等のためタイヤにチ
ェーンを装着したり、スパイクタイヤに交換したりする
。またそれらに代わるものとしてスリップ防止部材をタ
イヤの接地面より突出没させることが可能なタイヤおよ
び装置も多数提案されている。
タイヤチェーンは多積雪時および凍結路面には効果があ
り良く使用されてはいるが、着装にはかなりの熟練を必
要とし、降雪、吹雪などの悪条件のもとての着装は容易
なことではない。走行時、快適性も悪く横滑りも起きや
すいので安全上も問題である。また路面が凍結していて
も露出路面に近い状態での長時間走行はチェーンを破損
させる結果となる。
スパイクタイヤは、多積雪時にはタイヤチェーンには劣
るものの圧雪および凍結路にはかなりの効果を発揮する
。しかし路面の状態は一様ではなく、気象や地域によっ
て変化している。特に初冬および春先の道路は、雪が解
けて乾燥したり、または凍結状態等になったりし、場所
および日時によって路面状態が頻繁に変化している。路
面が露出している道路でチェーンやスパイクタイヤを使
用した場合は騒音を発生し、路面も甚だしく損傷させ、
車粉公害発生のちとになっている。その為スパイクタイ
ヤの使用については規制している地域等(宮城県、西ド
イツ、ノルウェー、スウェーデン、オランダ等)もあり
、社会問題となっている。路面状態の変化に応じてその
都度、チェーンへ またはタイヤ交換を実施すれば車粉公害等の問題は解決
されるが、タイヤチェーンの着脱およびタイヤ交換は慣
れた者でも20〜30分間も時間を要し路面状態の変化
に応じての交換は不可能に近い、それ程季節や気象、地
域や場所、日時によって、路面状態が頻繁に変化するか
らである。
これ等の問題点を解決するために、スパイクピン等をタ
イヤの接地面より突出没可能にした各種のタイヤが提案
されてはいるが、今日まで、実際において実施され得な
かった。
この種のタイヤの公知例としては、実公昭52−376
2号公報、特開昭50−83902号公報、特開昭53
−133801号公報および特開昭53−104908
号公報等に記載されたちのがあるが、いずれもスパイク
ピン自体を直接突出させるようになっており、特に、特
開昭50−83902号公報、特開昭53−13380
1号公報および特開昭53−104908号公報記載の
ものは各スパイクピンにその突出機構を設けている。
(発明が解決しようとする問題点) 通常スパイクタイヤには、タイヤ一本当たり約100〜
150本のスパイクピンをタイヤ接地面のトレッド部に
埋設する必要がある。スパイクピンを直接に突出没させ
る方式では、スパイクピン突出孔の防水および防塵、気
密性が必要である。
しかし、その対策がほとんど執られていない。そのため
、それに伴う不具合が発生し、実際の走行使用において
、スパイクピンが突出段作動をするかどうかが疑問であ
る。かりに、突出膜孔に防水対策等を実施した場合、ス
パイクピンと突出膜孔の間の摩擦抵抗が増大し、そのた
めにスパイクピンの突出没が不可能となりうる。
また、表面が薄く凍結した路面状態の山岳道路等をスパ
イクタイヤで長時間走行すると、スパイクピンと路面と
の摩擦で相当の摩擦熱が発生する。
この高熱と水分のため、スパイクピンには錆が発生し、
スパイクピンは突出没が不可能となる。また高熱がスパ
イクピンのフランジ底部より突出没機構に伝わり、突出
没機構そのものが作動不能となりうる。
しかも、スパイクピンの突出膜孔(スパイクピンを保持
しているために強い剪断力をうける)周囲の部分の強度
が弱く、そのため剪断力で破損してしまう。強い剪断力
に耐えうる強度を持たせる為に、スパイクピン突出没孔
を一本一本補強する方法も考えられるが、それによって
製造課程が複雑となり、またタイヤ全体としての重量も
増加するため、実用性に乏しいものとなる。
かりに、補強したとしてもスパイクピンが突出時、強力
な剪断力および地面との衝撃力等によってスパイクピン
が少しでも変形した場合にはスパイクピンの没入が不可
能となりうる。
更に、多数のスパイクピンをそれぞれ直接一本ずつ突出
段させる方法は、タイヤ全体として流体通路(プレッシ
ャーライン)網の構造が複雑となり、そのため今までに
提案されたものの中には製造可能かどうか疑問なものさ
えある。
また、スパイクピンのフランジ底部が直接または間接的
に、装置作動のためのプレッシャーライン孔に通じてい
るものもあるが、もし、強い剪断力および地面からの衝
撃等によりスパイクピンが一本でも破損すると、その箇
所から圧力が漏れて、装置全体が使用不能となる。
特開昭50−83902号公報および特開昭53−13
3801号公報記載のものは、スパイクピンそれぞれに
機械的突出機構を設けているが、その突出機構が複雑で
あり実用性は期待できない。
また、特開昭53−104908号公報に記載されてい
るものはスパイクピンの突出段機構がタイヤのカーカス
およびブレーカ部を貫通しており、その部分の気密性お
よび強度に問題があり、さらにタイヤそのものの強度も
失われることとなる。
タイヤの耐圧や強度は、カーカスおよびブレーカ等で保
たれている。それにもかかわらず、その大事な部分に、
突出機構設置用の穴を多数設ける方法は、防水および気
密性が低くなるばかりではなくタイヤそのものの強度が
失われ、もはや自動車用タイヤとして使用不能である。
更に、この種の装置は寒い時期に運用へれるものである
にもかかわらず寒冷時の対策は殆ど執られていない。其
のため外気が氷点温度以下になった時は、装置内の空気
中の水分が凍結し、装置そのものが作動不可能となりう
る。
本発明は、今まで提案された「出没可能なスパイクピン
等を有するタイヤ」の問題点を全て解決し、必要に応じ
、任意に出没可能なスパイクピン等を有する実用性の高
い滑り止めタイヤ装置を得ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この目的は、タイヤのトレッド中に膨縮自在な滑り止め
部材埋設体を設け、この埋設体のトレッド周面側にスパ
イクピン、チェーン等の滑り止め。
部材を植設するとともに前記埋設体のタイヤ中心側に圧
縮流体を通すプレッシャライン孔を設け、このプレッシ
ャライン孔に圧縮流体供給機構により圧縮流体を供給し
たり、プレッシャライン孔から圧縮流体を抜いたりして
前記滑り止め部材埋設体を膨縮させることによって達成
される。
(作 用) タイヤのトレッド面に種々のパターンをなす可変条体か
らなる滑り止め部材埋設体を埋設し、この埋設体のプレ
ッシャライン孔から引出された空気供給管に圧縮空気を
収納したボンベを接続して前記埋設体を膨張させ、埋設
体に埋込まれたスパイクピンあるいはチェーン等の滑り
止め部材をタイヤトレッド面から突出させる。前記埋設
体のプレッシャライン孔に圧縮空気を送る機構は全て車
体側に設けるか、その一部を車体側に大部分を車輪側に
設ける。スパイクタイヤ出没操作は運転席で行なわれる
か、あるいはポータブルボンベをドライバが直接タイヤ
に設けた空気取入口に接続して行なう。
圧縮空気の供給により、弾性を有する埋設体を膨出させ
れば、個々の滑り止め部材を突出させなくてもよく、全
体として突出させることができ突出機構が簡単であり、
しかも滑り止めピンが埋設体に埋込まれているので、防
水、防錆上好ましく、路面から加わる力に対しても強く
滑り止め効果が大である。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
第1図において、自動車用タイヤTのトレッド1の外周
面には連続した菱形をなす滑り止め部材であるスパイク
ピンを植設したスパイクピン埋設体2が埋設されている
。このスパイクピン埋設体2は第2図に示すようにリン
グ状をなし、硬化ゴムあるいは強化ゴム等(ナイロン、
レーヨン、アルファド繊維、布、ワイヤ等により、強化
したもの)からなる細い可変条体4の組合せを備え、そ
の両側端にはリング状の保持ワイヤ3.3が設けられて
いる。
−このスパイクピン埋設体2は、第3図に示すようにタ
イヤTのトレッド接地面に設けられた菱形の溝g内に埋
込まれるか嵌め込まれる。前記スパイクピン埋設体2の
条体4は第4図および第5図に示すようにその底近くに
圧縮流体(たとえば圧縮空気)を通すプレッシャライン
孔5を備゛え、その上面側に適宜の間隔を配して埋設し
たスパイクピン6を有している。前記スパイクピン6は
、フランジ部6aと突起部6bからなり、非使用時は前
記突起部6b先端はタイヤのトレッド接地面Sよりも僅
かに引っ込んでおり、したがって条体4の外面もトレッ
ド接地面Sよりも僅かに引っ込んでいる。
前記条体4の側面はや一タイヤの中心部に向って膨らむ
ように傾斜して傾斜面4aをなし、この傾斜面4aによ
りこれに対向して形成した溝g内に条体4がしっかりと
埋込まれるか嵌められている。前記トレッド1は通常の
タイヤに備えられたライナ7、カーカス8およびブレー
カ9の外面に形成される。
スパイクピン使用時には、第6図に示すように前記条体
4のプレッシャライン孔5に圧縮空気が送られるように
なっており、これによって条体4全体が膨らんで条体4
の外面がトレッド接地面Sとほぼ同一面となるとともに
、スパイクピン先端がトレッド接地面Sよりも外方に突
出する。前記条体4は弾性を有しているのでブレッシ店
うイン孔5から圧縮空気を抜き出せば第5図の状態に戻
る。
そして、スパイクピン6が突出状態にあるときは、条体
4は溝gの側壁からガラチリと押さえられる状態となり
、条体4の剪断力、およびモーメントに対する抗力が、
さらに強化される。また、条体4が没入される時は、こ
のティパー状が形成されていることにより、ゴム等(弾
性物質)の応力による復元力が働き、地面からの圧力お
よびタイヤの側部に設けられた保持ワイヤ3の張力と相
まって、可変条体4の没入をスムーズに行なう働きをす
る。そしてその没入した状態を維持する効果も働く。
なお、第7図に示すように溝gと条体4の側面同士を平
行に形成することも可能であり、条体4の下面とこれに
対応する溝gの底面とを第8図に示すように凹凸形状と
すれば条体4の軸方向の移動を押えて溝g内に安定した
状態で収納される。
また、第9図に示すように、溝gの内面に条体4よりも
硬い硬化案内板10を設け、この中に条体4を一体的に
埋込むか嵌め込むようにすれば条体4のタイヤ中心側へ
の膨らみが抑制され、確実にスパイクピン6をタイヤ外
方に突出させることができる。更に第10図に示すよう
に条体4の下面を溝gの底面に接着剤により接着させた
り、第11図に示すように条体4をタイヤトレッド1と
その成形時に溶融結合させて一体なものとすることも可
能である。そして、第12図に示すようにスパイクピン
の代りにチェーン11のようなものを条体4上に埋込ん
でもよいし、第13図に示すように条体4上に硬い突起
15を多数一体的に突出させてもよい。
第1図に示したスパイクピン埋設体2はその条体4が菱
形を形成するように連続的にトレッド面1に露出してい
るが、第14図に示すように部分的にスパイクピン埋設
部12. 12.・・・12を露出させてもよい。この
場合には、第15図に示すように扁平な条体13の上面
に適宜の間隔を配してスパイクピン埋設部12を形成し
、この埋設部12をトレッド面14に形成した凹所14
に収納するようにしてもよい。
なお、条体4の平面的なパターンは第16図乃至第19
図に示すようにその側面を凹凸に形成したり(第16図
)、側面間の中を直線的に同一形成したり(第17図)
、それを変化させてもよい(第18.19図)。
更に、タイヤトレッド面1におけるスパイクピン埋設体
のパターンは第20図に示すように適宜の間隔を配して
タイヤの軸方向に伸長させ、各可変条体20,20・・
・20間を埋設した接続部で連結してもよく、第21図
に示すようにタイヤのトレッド面の周方向に平行に2つ
の直線的な可変条体21.21を配設したり、第22図
に示すようにデクザク形の2本の可変条件22.22を
配設したり、第23図に示すように一本の可変条体23
をジクザクに配設するようにしてもよい。
次に、スパイクピン埋設体2に圧縮空気を送る機構につ
いて説明する。
タイヤTのホイルWにはその中心に対して点対称に2つ
のボンベ30.30が設けられ(124゜25図)、こ
れらボンベ30内の圧縮空気は図示しない空気管を介し
てスパイクピン埋設体2からタイヤ側面内を通って伸び
る供給管31に送り込まれる(第27図、第28図)。
第27図、第28図に示したタイヤTはドライバーがポ
ータブルボンベを空気供給管31から外方に突出させた
バルブ32に接続して手動操作でスパイクピン埋設体2
にエヤーを、送り込む構造を備えており、前記バルブ3
2はバルブカバー33によって閉鎖されている。また、
供給管31の先端にはクイックコネクトバルブ34が設
けられ、このバルブ34がホイールWの内面に形成した
盲蓋34a内に係合され固定されるようになっている。
単体側に圧縮空気を送り込む機構を有する場合には、前
記供給管31先端のバルブ34が盲蓋34aから引抜か
れて前記ボンベ30からの空気管(図示なし)に接続さ
れる。
なお、ボンベ30は第25図に示すように弧状に形成し
てもよく、第29図に示すようにタイヤT内に収納され
るようにしてもよい。
前記ボンベ30の操作は第30図に示すようなシステム
によってドライバが運転席で行なうようになっており、
運転席の前面パネルには作動スイッチ40が設けられ、
この作動スイッチ40はバッテリBに接続される。前記
作動スイッチ40はOPR側とREL側に傾倒するよう
になっており、OPP側端子41は作動灯43を介して
車軸44に設けた電導リング45に接続され、REL側
端子42は作動灯46を介して電導リング47に接続さ
れている。前記電導リング45.47は回路変換器48
に接続されている。この回路変換器48は2つの対向し
たコイル49.50を備え、これらコイル間にトグル式
電導片51が設けられている。
前記電導片51は端子t1.t2間を移動し、電導片5
1はどちらの端子に接触しているときにもボンベ30の
一方側に取付けられたモータMを作動させ、このモータ
Mによって圧縮ポンプPが作動し、このポンプPによっ
てフィルタ52を介して大気が吸引されるとともに圧縮
され、圧縮空気が圧縮空気取入口53からボンベ30内
に送られる。前記ボンベ30内にはプレッシャスイッチ
54が臨まされ、このプレッシャスイッチ54はモータ
Mの動作をコントロールする。また、ボンベ30にはそ
の中の空気圧が一定圧以上になったときに空気を排出す
るリリースバルブ55と故障時にボンベ30に直接圧縮
空気を送り込むためのバルブ55aが取付けられている
前記回路変換器48のコイル50は他方のボンベ30に
取付けられた空気供給用ソレノイドバルブ56に接続さ
れ、またコイル49は空気排出用のソレノイドバルブ5
7に接続され、各バルブ56.57はそれぞれ空気供給
管59内に臨まされたプレッシャスイッチ60.61に
接続され、このスイッチ60.61によって各対応バル
ブ56.57が開閉する。前記空気供給管59はスパイ
ク埋設体のプレッシャライン孔5に接続されている。
なお、両ボンベ30はバイブロ2を介して互いに接続さ
れている。
次に、このシステムの動作について説明する。
前記スイッチ40を図のようにOPR側に倒すと作動灯
43が点灯し、バッテリーからの電流は回路変換器48
のコイル50に流れ、それを励磁して電導片51を端子
t2側に接触させる。したがって、ソレノイドバルブ5
6が開放してボンベ30内の圧縮空気がスパイクピン埋
設体2内に送られる。
前記埋設体2のプレッシャライン孔5内の空気圧が一定
圧たとえば5.0±0.5kg/c−以上になるとプレ
ッシャスイッチ60がそれを検出してソレノイドバルブ
56を閉じる。これとともに作動灯43は消える。
また、この動作中にボンベ30内の圧力が一定値(たと
えば11±1〜14±1kg/cj)以下になると、そ
れをプレッシャスイッチ54が検出してモータMを駆動
させ、ボンベ30内に圧縮空気が供給される。
また、電導片51が左右いずれの状態にあるときでも、
前記電導片51はトグル式なのでもとの状態を維持し、
ボンベ30内の内圧が一定値以下になるとモータMが駆
動し、常にボンベ内圧を一定に保つようになっている。
上述の場合、スパイクピンを突出させるための動作であ
るが、逆にスパイクピンをトレッド内に引込めるときは
、前記スイッチ40をREL側に倒す。このとき、作動
灯(没入)46が点灯するとともにコイル49が励磁さ
れて電動片51は端子11側に移動する。このとき、ソ
レノイドバルブ57が開放し、埋設体2内の空気は排出
口62から大気に排気される。そして、プレッシャライ
ン孔5の内圧が所定値(たとえば1.1±0.1kg 
/ cd )以下になるとプレッシャスイッチ61がO
FFとなりバルブ57が閉じる。これにより空気の排出
は停止されるとともに作動灯46が消燈する。
第30図の空気供給システムは車輪側にボンベ等を設け
、それを運転席でコントロールするようにしたが、タイ
ヤの回転遠心力により各バルブ等が正確に機能しないお
それも考えられる力木、かかる場合には第31図のよう
にボンベ等の各機構を車体側に設けるようにしてもよい
第31図において、車両のエヤクリーナ70は活性炭か
らなるエヤフィルタ71、ソレノイドバルブSlを介し
てポンプ73に接続され、このポンプ73は電動モータ
74によって作動される。
この電動モータ74は電動クラッチ付きのエンジン駆動
プーリ75によって駆動されるようになっていてもよい
前記ポンプ73はバイブ76を介してメインボンベ77
とミニタンク78を結ぶバイブ79に連結され、このバ
イブ79の両側にはソレノイドバルブS2.S3が設け
られ、ミニタンク78の周囲には放熱フィン78aが設
けられている。前記ミニタンク78にはソレノイドバル
ブS4を介して空気から水を取り除くウォータセパレー
タ80が接続され、このセパレータ80にはヒータ80
aと逆流防止弁80bが形成されている。前記セパレー
タ80からはバイブ81が突出し、このバイブ81はソ
レノイドバルブS5を介してエヤクリーナ70から伸び
るバイブ82に接続されている。
前記ミニタンク78内には2つのプレッシャスイッチP
 t 、P 2が臨まされ、これらスイッチp、、p2
は回路変換器83と連動し、この回路変換器83は第3
0図の回路変換器48とほぼ同様の構成を有し、トグル
式の電導片84と左右のコイル85.86を備えている
前記メインボンベ77はリリーフバルブ87とプレッシ
ャスイッチP3を備え、このプレッシャスイッチP3は
前記電動モータ74に接続されるとともにモニタ灯88
を介してヒータ導線89に接続され、このヒータ導線8
9は本システムの必要部分を加熱するヒータ90に接続
されている。
前記プレッシャスイッチP3およびヒータ導線89には
ボンベスイッチ91によってバッテリBからの電流がマ
スクスイッチ93を介して流されるようになっている。
また、マスクスイッチ93のONによりバッテリ電流は
メインボンベ77内の圧力送信器94に流され、この圧
力送信器には圧力計95が接続されている。
前記ボンベスイッチ91近傍には作動スイッチ96が設
けられ、このスイッチ96はOPR側とREL側に傾倒
される。前記OPR側端子は作動灯(突出)97を介し
てソレノイドバルブS5に接続され、更にこのバルブS
5を介して電導リング98およびプレッシャスイッチ9
9に接続されている。前記プレッシャスイッチ99は車
軸100内のプレッシャライン101に臨まされている
。また、前記REL側端子は作動灯(没入)102を介
して電導リング103およびプレッシャスイッチ104
に接続され、このスイッチ104の信号によりソレノイ
ドバルブSBが動作してプレッシャライン101内の空
気を排出する。
なお、プレッシャライン101にはリリーフバルブ11
6が設けられ、過度にプレッシャラインおよびスパイク
埋設体2内の圧力が上昇したときに空気を排出するよう
になっている。なお、プレッシャライン101はクイッ
クコネクトバルブ34(第28図参照)を介して空気供
給管31に接続され、空気供給管31にはポータブルボ
ンベを接続するバルブ32が形成されている。前記車軸
100内のプレッシャライン101の上流側端には逆止
弁105が設けられている。前記ソレノイドバルブS5
の上流側にはコレクトタンク106が形成され、このコ
レクトタンク106は活性炭108を備えたパイプ10
7を介してメインボンベ77に接続されている。
前記小型のコレクトタンク106を設けることにより、
空気を車軸内に送る摺動部109での圧縮空気の流入が
確実となる。摺動部109より離れた所にメインボンベ
77を設は細いパイプ107で圧縮空気を送ると、途中
に於ける流体抵抗等によりスムーズに圧縮空気が流れず
、其のため、摺動部(回転部)109で空気漏れによる
ロスが多くなる。
その為、摺動部109のすぐ近くに小型のコレクトタン
ク106を設け、ソレノイドバルブS5によって高圧の
空気を一気に吹き付けることにより高圧空気をロスも少
なく有効に送りこなことが出来る。
前記摺動部109の構造は第32図に示すように、カバ
ーリング110の両端をゴム等のリング状弾性物質でシ
ーリングするかあるいは第33図に示すように種々の形
状の弾性物質112゜113を使用するか、更には高圧
エヤーを送るリング溝114を形成するか、また弾性物
質116内にメインボンベ77から送られた圧縮空気が
供給される変形孔115を形成するようにしてシールし
てもよい。
また、前述したように、車軸内にプレッシャラインを形
成することは製作上問題があるので第34図に示すよう
に、ベアリング119を介して車軸118を回転自在に
支持した車体側支持フレーム120の先端にリング状の
空気管121を固着し、この空気管にパイプ122を介
してコレクトタンクから空気を送り込み、この空気管1
21の前面にゴム等の弾性物質123を介して車軸に固
着されたホイール支持板125に固着された回転リング
124を係合せしめ、この回転リング124内に空気供
給管126の一端を望ませ、空気供給管126の他端に
スパイクピン埋設体を接続し、前記支持板125にホイ
ールWを固着するようにしてもよい。
次に、第31図に示した空気供給システムの作動につい
て説明する。
先ず、マスタースイッチ93をONにすると、メインボ
ンベ77に内蔵されている圧力送信器94からの信号に
よって圧力計95にメインボンベ77の圧力が表示され
る。
本装置を作動させるとき、ボンベスイッチ91をONに
すると、メインボンベ77の圧力が規定値より低い場合
は、メインボンベ77に設置されているプレッシャスイ
ッチP3 (26±1kg/cdでON、31±1kg
/cjでOFF ”)が短絡しているので電気回路に電
流が流れ電動モータ74が駆動し、ポンプ73が作動す
る。また同時にモニター灯88が点燈する。なお、電動
モータ74はプレッシャスイッチP3からの信号により
電動クラッチを動作させ、エンジン駆動プーリ75によ
って駆動するようにすることもできる。
スパイクピンが没入している状態から突出させる場合を
説明すると(即ち、スパイクピン埋設体のプレッシャラ
インに圧力がほとんどない状態でありプレッシャスイッ
チ99は短絡した状態である。)、まず作動スイッチ9
6をOPR側(図面上では上側)に倒すと、バッテリー
Bからの電流は、ソレノイドバルブS5、電導リング9
8、プレッシャスイッチ99を通ってアースされる。そ
のためソレノイドバルブS5は0pen L 、メイン
ボンベ77から埋設体のプレッシャラインに圧縮空気が
送られる(このとき、作動灯(突出)97は点燈する)
。圧縮空気が5.5±0. 5kg/c−以上になると
プレッシャスイッチ99はOFFとなり、ソレノイドバ
ルブS5はC1oseする。(これにより、作動灯(突
出97は消燈する。) 次にスパイクピンが突出している状態(即ち、埋設体の
プレッシャラインに圧力が5.5±0− 5kg/cJ
以上あるため、プレッシャスイッチ104は短絡してい
る状態である。)から、それを没入させる場合は作動ス
イッチ96をREL側(図面上では下側)に倒すと、バ
ッテリーBからの電流は作動スイッチ96、電導リング
103、プレッシャスイッチ104、ソレノイドバルブ
S8を通ってアースされる(このとき、作動灯(没入)
102が点燈する)。そのなめ、ソレノイドバルブS6
は0pen L 、埋設体のプレッシャラインから圧縮
空気が大気中に排除される。プレッシャラインの内圧が
1. 1±0. 1kg/c−以下になると、プレッシ
ャスイッチ104がOFFとなり電流が流れなくなる。
そのためソレノイドバルブS8はC1oseとなる(作
動灯(没入)102は消燈する)。
本装置の作動のための高圧空気はエアクリ−ナナ70か
ら取り入れ、エアフィルタ71を通ってポンプ73に入
り圧縮されてメインボンベ77に蓄圧される。空気中の
水分を取り除くため、空気を一旦断熱変化(ここでは、
膨張)させて空気中の水蒸気の凝結をおこさせ、発生し
た水滴をウォータセパレータ80によって取り除き転環
した空気をメインボンベ77に蓄圧する。
メインボンベ77の圧力が低いとき(26±1kg /
 c−未満のとき)、プレッシャスイッチP3がONと
なり回路が形成され、電動モータ74が回転しポンプ7
3が作動する。
今、回路変換器83のトグル式電導片84が右側の位置
に保持されているとすると、ソレノイドバルブS3およ
びSlに電流が流れ、それぞれのソレノイドバルブS3
.Slが0pen Lミニタンク78に圧縮空気が蓄え
られる。ミニタンク78の圧力が6±1kg/cd以上
になると、プレッシャスイッチPlがONとなり高圧側
コイル85に電流が流れ、トグル式電導片84は左側に
励磁される。
このことにより、ソレノイドバルブS3およびS の電
流は遮断され各バルブS3.Slはchoseする。ま
た、このときソレノイドバルブS  S およびS5に
は電流が流れるため各バ2 ゝ  4 ルブs2.s4.s5は0PENする。
そのためミニタンク78から圧縮された空気が、ウォー
タセパレータ80へ一気に放出される。この時、圧縮空
気は断熱膨張させられるため空気中の水蒸気が凝結し水
滴が発生する。
発生した水滴は流れにそってウォータセパレータ80の
中を通るが、その時ウォータセパレータ80の内部構造
によって空気と水に分離し、空気はソレノイドバルブS
5側へ流れる。水分の少なくなった空気はポンプ73に
より圧縮されメインボンベ77に蓄圧される。この状態
でポンプ73が作動し続けるとウォータセパレータ80
とミニタンク78の内圧は下がり0.8±O,1kg/
cシ以下になりプレッシャスイッチP2はONとなる。
これにより、低圧側コイル86に電流が流れトグル式電
導片84は右側に励磁され、電流はソレノイドバルブS
3およびSlを通ってアースされ、ソレノイドバルブS
3およびslは0penする。これによりミニタンク7
8内に圧縮空気が蓄えられ   ゛る。逆に、ソレノイ
ドバルブS2 、S4 、S5は電気が遮断されるので
C1oseする。
水は空気よりも重いため、ウォータセパレータ80の下
部に溜るが、上記の作動は、繰り返して行なわれ、ミニ
タンク78から圧縮空気が放出されたとき、ウォータセ
パレータ80の圧力は一時的に大気圧よりも高くなる。
そのためウォータセパレータ80の逆流防止弁80bは
押し開かれ、一部の空気は大気中(外部)に放出される
。この時滴っている水が同時に放出される。
さらに、ウォータセバレ〜り80の下部に設けである逆
流防止弁80b1および主要部は凍結防止のためヒーテ
ィングをしてあり、作動を確実にしている。
このように、ウォータセパレータ80を設けることによ
り、装置内に空気を圧縮して送る前に、一度、空気を断
熱変化(ここでは、膨張)させて空気中の水蒸気の凝結
をおこさせ、これを遠心力等で分離し水分の少ない乾燥
した空気とし、その乾燥した空気を再びポンプで圧縮し
て装置の作動に利用すると凍結および錆等を防止するこ
とが出来る。また、鯖等の発生しにくい材質の物を使用
したり、プレッシャラインに水分が入りこんでも一定の
場所で溜るような構造にし、それより先には水分が送り
こまれないようにすることによりより防錆作用が確実と
なる、さらに活性炭等で水分を除去したり、主要な部分
をヒーティングしたりすることにより装置の作動は故障
もなく、より確実に作動させることが出来る。
第35図および第36図は第31図に示したシステムを
簡略化したものであり、それからエヤクリーナ、ウォー
タセパレータおよびミニタンク等の各部材を削除したシ
ステムであり、ボンベ150内には、ポンプ151およ
びモータ152によって圧縮空気が貯えられ、その内圧
はプレッシャスイッチ153によって検知されるととも
に圧力送信器154を介して圧力計155に指示される
。前記モータ152はボンベスイッチ156のO,Nに
よって動作可能となり、ボンベスイッチ156はマスタ
ースイッチ157を介してバッチIJ 158に接続さ
れている。前記ボンベスイッチ156に作動スイッチ1
59が設けられ、この作動スイッチ159はOPR側と
REL側とに傾倒される。なお、他の部分は第31図の
刈1.応部分と同一構造であり、同一部分に同一符号を
付している。ボンベスイッチ156をONにしてあれば
、もしボンベ150内の圧力が下がるとプレッシャスイ
ッチ153が作動しボンベ内に圧縮空気が送られ、その
内圧が上がればモータ152が停止し圧縮空気の供給が
停止される。前記作動スイッチ159の作用は第31図
に示したものと同様であり、その操作によって埋設体2
内に圧縮空気が送られたりそこから排出されたりする。
第36図は第35図とほぼ同様のシステムであり、この
システムにおいては、車軸200に電導リング201,
202を設け、空気供給管31にプレッシャスイッチ2
03,204、ソレノイドバルブ205、リリースバル
ブ206および逆止弁207を設けたもので、これらの
作用は第31図に示した車軸に取付けた対応部材のそれ
と同一である。また、他の機構は第35図に示したもの
と同一である。
本発明のスパイク埋設体2はタイヤと別々に製造して、
その後、埋設体2をタイヤのトレッド溝内に組込むよう
にすることができる。このようにすれば、タイヤおよび
埋設体にそれぞれ必要な強化対策等が容易に実施できる
。また、未完成のタイヤの周囲にスパイク埋設体2を被
せ、その後タイヤトレッドを型内で射出成形しスパイク
埋設体2を一体的にトレッド内に埋込むようにして形成
してもよい。
さらに、その地域および使用目的によっては、各種の組
み合わせをして使用することも可能である。例えば、雪
の少ない地方では夏タイヤとスパイク埋設体を組み合わ
せたもの、雪の多い寒冷地方では、スノータイヤにスパ
イク埋設体を組み合わせる方法である。
さらに、豪雪地帯や山岳地帯では、スノータイヤ(また
は、スパイクタイヤ)に、突出量の大きいスパイク埋設
体を組み込むことにより、タイヤチェーンに劣らぬ効果
を発揮させることもできる。
本発明においては、埋設体2に直接スパイクピンを植込
むとともに、埋設体2を膨縮させるようになっているの
で、スパイクピンを直接、一本一本突出没させる従来の
もののようなスパイクピンの突出段孔の防水および防塵
、気密性の強化対策等は、必要としない。また、走行中
路面とスパイクピンとの摩擦熱が発生しても、その高熱
は、先ず埋設体に伝わり、その後、周囲のトレッドに伝
わって放熱するため、スパイクピンの突出段作動にはな
んら影響はなく、スパイクピンに錆が発生しても同様に
問題は生じない。また、走行中、強い剪断力やモーメン
トおよび地面との衝撃力等によって、スパイクピンが変
形してもその突出段作動には、なんら影響はない。さら
に強力な剪断力やモーメント等によって、一部のスパイ
クピンが埋設体から脱落したとしても、特に他の部分に
影響を与えない。
更に、埋設体2は連続した可変条体からなるので、圧縮
空気の送り機構も単純であり、全スパイクピンを同時に
出没させることが容易であり、出没機構もそれだけ単純
化される。これにより構造も簡単で製造もしやすい剪断
力、モーメント、地面からの衝撃にも強いものかえられ
る。またスパイクピンを出没させるためのプレッシャラ
インも単純化され、その製造も容易なものとなる。
更に、埋設体2に圧縮空気を送る機構は自動、手動の両
方に使うことができ、手動の場合には、アイスバーン等
でスリップしやすい路面に遭遇したときに停止して、埋
設体のバルブに直接小型ポンプまたは携帯用の小型高圧
ボンベで圧縮空気等を注入し、スパイクピンを突出状態
にして、例えば、スノータイヤからスパイクタイヤに素
早く変更することができる。
また、乾いた路面では、同様に停止して、その圧縮空気
等を埋設体のバルブから排除し、簡単な操作により元の
スノータイヤに戻すことによって、車粉公害の発生しな
いタイヤとして利用できる。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したように、主として冬期間、特に
初冬および春先、降雪および凍結時における自動車等の
スリップ事故を防止し、走行の支障を取り除き、且つ道
路の損傷を激減し、並びに騒音、車粉公害を防止するた
め、従来提寧された「出没可能なスパイクピン等を有す
るタイヤ」の問題点をすべて解決し、タイヤ接地面に設
けたスパイクピン等の出没を、直接または遠隔操作によ
って制御し、停止または走行中、スパイクピンを任意に
出没可能としたことにより、現在社会問題となっている
車粉公害等の発生しない実用性の高いタイヤを得ること
を可能にした。
本発明のタイヤは、構造が単純で部品の数が少なく、製
造が容易で、重量も軽く、強度もすぐれたタイヤを得る
ことができる。
さらに防水および防塵性もよく、気密性にもすぐれ、高
熱に対しても耐えうるちのである。そして、スパイクピ
ン等に斯かる剪断力やモーメントに対しても強く制動力
や牽引力にも優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るスリップ防止タイヤの斜視図、第
2図はスパイクピン埋設体の斜視図、第3図はスパイク
ピン埋設体用溝を有するタイヤの斜視図、第4図1よ可
変条体斜視図、第5図は可変条体断面図、第6図は可変
条体が膨出したときの断面図、第7図は他の可変条体断
面図、第8図は底面を凹凸にした可変条体斜視図、第9
図は強化案内板を備えた可変条体断面図、第10図、第
11図、第12図は他の可変条体断面図、第13図は更
に他の可変条体断面斜視図、第14図はスパイクピン埋
設体の他のパターン図、第15図は第14図の場合に使
用される可変条体斜視図、第16図、第17図、第18
図、第19図、第20図、第21図、第22図、第23
図はスパイクピン埋設体のパターン図、第24図はボン
ベを備えた本発明タイヤの斜視図、第25図は弧状ボン
ベの配置を示すタイヤの正面図、第26図はボンベ配置
を示すタイヤの断面図、第27図はスパイクピン埋設体
から引出される空気供給管の配置図、第28図は第27
図の円形表示部分の拡大図、第29図はボンベの他の配
置を示すタイヤ断面図、第30図、第31図はスパイク
タイヤ埋設体に圧縮空気を送るための空気供給システム
図、第32図、第33図は車軸内のプレッシャラインに
圧縮空気を送るためのシール機構説明図、第34図はス
パイクタイヤ埋設体に圧縮空気を送るための送り機構の
他の実施例を示す車軸先端部分断面図、第35図、第3
6図はスパイクピン埋設体に圧縮空気を送るための圧縮
空気供給システム図である。 T・・・タイヤ、1・・・トレッド面、2・・・スパイ
クピン埋設体、4・・・可変条体、5・・・プレッシャ
ライン孔、6・・・スパイクピン、30・・・ボンベ、
40.96・・・作動スイッチ、48.83・・・回路
変換器、70・・・エアクリーナ、80・・・ウォータ
セパレータ、106・・・コレクトタンク。 出願人代理人  佐  藤  −雄 第、4図      悌25図 第26図  茅29図 11b 第31目 易32菌 第33目 第35図 第36凹

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、タイヤのトレッド中に膨縮自在な滑り止め部材埋設
    体を設け、この埋設体のトレッド周面側にスパイクピン
    、チェーン等の滑り止め部材を植設するとともに前記埋
    設体のタイヤ中心側に圧縮流体を通すプレッシャライン
    孔を設け、このプレッシャライン孔に圧縮流体供給機構
    により圧縮流体を供給したり、プレッシャライン孔から
    圧縮流体を抜いたりして前記滑り止め部材埋設体を膨縮
    させることを特徴とする滑り止めタイヤ装置。 2、前記圧縮流体供給機構の一部をなすボンベを車輪に
    取付け、このボンベの操作を運転席で行なうようにした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の滑り止め
    タイヤ装置。 3、前記圧縮流体供給機構の一部をなすボンベをポータ
    ブルなものとし、必要時にこのボンベを前記滑り止め部
    材埋設体のプレッシャライン孔に接続可能にしたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の滑り止めタイヤ
    装置。 4、前記圧縮流体供給機構を車体側に取付け、この機構
    の操作を運転席で行なうようにしたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の滑り止めタイヤ装置。
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