JPH10292296A - 偽造防止用紙用スレッドおよび偽造防止用紙 - Google Patents

偽造防止用紙用スレッドおよび偽造防止用紙

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JPH10292296A
JPH10292296A JP9224297A JP9224297A JPH10292296A JP H10292296 A JPH10292296 A JP H10292296A JP 9224297 A JP9224297 A JP 9224297A JP 9224297 A JP9224297 A JP 9224297A JP H10292296 A JPH10292296 A JP H10292296A
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弘幸 大橋
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武 上村
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】耐ブロッキング性を有するスレッドと、抄紙機
で紙層間の所定の位置に該スレッドを挿入し、抄紙した
偽造防止用紙に関する。 【解決手段】糸状またはテープ状の基材の片面または両
面に熱可塑性および/または水再湿性の接着剤層を一層
以上設けたスレッドにおいて、少なくとも片側の表面に
設けた一層目の接着剤層が、該接着剤層の厚さの0.7
倍〜3.0倍のふるい下50%粒子径を有する微粒子
を、接着剤中に0.3〜10固形重量部含有させたスレ
ッド。該微粒子が、球形或いはそれに準ずる形状であ
り、ふるい下90%粒子径がふるい下50%粒子径の3
倍以下となるような粒度分布を有する、スレッド。この
スレッドを紙層間に微粒子を含有させた接着剤層が表面
に露出しないよう抄き込んだ偽造防止用紙。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偽造防止用スレッ
ドおよび偽造防止用紙に関するものである。さらに詳し
くは、耐ブロッキング性を有するスレッドと、抄紙機で
紙層間の所定の位置に該スレッドを挿入し、抄紙した偽
造防止用紙に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機技術の進歩によって、有価
証券類の偽造が容易となり、大きな社会問題となってい
るため、紙幣、商品券、小切手、株券、パスポート、身
分証明書、カードなどは不正に変造、偽造できないよう
に、各種の偽造防止対策が施されている。
【0003】偽造防止対策としては、特開昭48−75
808号、特公昭52−48660号、特開昭51−1
30308号公報等に記載の、紙層間に糸状物(スレッ
ドと称す)を抄き込んだ、いわゆる糸入り紙と称する偽
造防止用紙がある。
【0004】紙層間に抄き込むスレッドの形態は、一般
的に10〜100μm程度の厚みで、0.2〜30mm
程度の巾の糸状あるいはテープ状のものである。近年
は、高度な複写機の技術による偽造を防止するため、複
製が非常に困難なホログラム、ピクセルグラム、グレー
ティングイメージ等がクレジットカード、紙幣等に貼付
されているが、これらを応用した金属蒸着フィルムもス
レッドとして使用される。これらのスレッドを抄き込ん
だ偽造防止用紙は複写機で複写してもスレッドの金属光
沢部分は偽造できず、変造することが困難である。
【0005】しかしながら、スレッドを抄き込んだ偽造
防止用紙において、紙層とスレッドが強固に接着してい
ないと、スレッドを引っ張ると紙層間から抜けて偽造防
止用紙としての価値が損なわれたり、脱落したスレッド
が偽造、変造の目的に流用される恐れを生じてしまう。
【0006】このような問題を解決する手段として、例
えば、抄紙工程においてサイズプレス液に水溶性接着剤
を使用したり、特開平7−56377号公報に記載され
ているように、スレッドに熱可塑性樹脂や水溶性接着剤
を塗工して紙層との接着強度を向上させる方法等が挙げ
られる。しかしながら、サイズプレス液では十分な接着
強度が得られないし、スレッドに熱可塑性樹脂や水溶性
接着剤を塗工しながら紙層間に抄き込むことは既存の設
備では困難である。
【0007】また、あらかじめ接着剤層を設けたスレッ
ドを使用する方法では、スレッドを抄き込む前に、巻取
内部で重なり合うスレッド同士がブロッキングを起こし
やすく、使用が困難である。また、耐ブロッキング性に
優れた接着剤を選択しても、スレッド巻取を長期間にお
いて使用上障害とならないように保存することは難し
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、スレッドを
紙層中に抄き込んだ偽造防止用紙の製造に使用するスレ
ッド巻取が、長期間の保存でもブロッキングを起こすこ
とのない優れたスレッドを提供するものである。また本
発明は該スレッドを用いた偽造防止用紙を提供するもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは偽造防止用
紙の製造に使用するスレッドに使用する接着剤について
鋭意研究を行った結果、特定の粒子径を有する球形或い
はそれに準ずる形状の微粒子を接着剤層中に含有させれ
ば、紙層との接着力を低下させることなくスレッドのブ
ロッキングを極めて効果的に防止できることを見いだ
し、本発明を完成させるに至った。
【0010】すなわち、本発明は、糸状またはテープ状
の基材の片面または両面に熱可塑性および/または水再
湿性の接着剤層を一層設けたスレッドにおいて、少なく
とも片側の表面に設けた接着剤層が、該接着剤層の厚さ
の0.7倍〜3.0倍のふるい下50%粒子径を有する
微粒子を、接着剤中に0.3〜10固体重量部、含有す
ることを特徴とするスレッドである。
【0011】また、本発明は、糸状またはテープ状の基
材の片面または両面に熱可塑性および/または水再湿性
の接着剤層を二層以上設けたスレッドにおいて、一層目
の接着剤層中に微粒子を0.3〜10固体重量部含有
し、該微粒子のふるい下50%粒子径が、該接着剤層と
その上に設けた全ての接着剤層の厚さの合計の0.7倍
以上であり、一層目の接着剤層の厚さの3.0倍以下で
あることを特徴とするスレッドである。
【0012】また、本発明は、該微粒子が、 球形或い
はそれに準ずる形状であり、ふるい下90%粒子径がふ
るい下50%粒子径の3倍以下となるような粒度分布を
有するものであるスレッドである。
【0013】さらに、本発明は、これら上記のスレッド
を紙層間に抄き込んだ偽造防止用紙である。さらにま
た、本発明は、微粒子を含有させた接着剤層が表面に露
出しないようにスレッドを抄き込んだ偽造防止用紙であ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のスレッドは広幅のスレッ
ド基材に接着剤を塗布、乾燥してから所定の幅にスリッ
ト加工してボビンに巻き取られたものであり、一度に大
量のスレッド巻取を製造することが生産効率上好まし
い。従って、本発明のスレッドは偽造防止用紙の抄造に
使用するまで、通常1週間から6ヶ月間程度巻取の状態
で保存される。
【0015】このような長期間の保存でもスレッドがブ
ロッキングを起こさないために、本発明は、スレッドの
少なくとも片側の接着剤層に球形或いはそれに準ずる形
状の微粒子を含有させ、接着剤層表面に無数の凹凸を設
けることにより著しくブロッキングを改善させるもので
ある。
【0016】接着剤層表面の凹凸は、スレッド表面に設
けた接着剤層の厚さと同程度以上の粒子径をもつ粒子に
よって主に形成され、このような粒子が十分に存在する
ためには、粒子全体のふるい下50%粒子径が接着剤層
の厚さの0.7倍以上あればよく、特に好ましい程度の
接着剤層表面の凹凸は、粒子全体の半数以上が接着剤層
の厚さ以上の粒子径を有する状態、すなわち、粒子のふ
るい下50%粒子径が接着剤層の厚さの1.0倍以上の
ときに得られる。この場合の接着剤層の厚さとは、接着
剤成分のみの塗工量を接着剤の密度で割ったものであ
り、微粒子を含有させない状態での接着剤層の厚さを示
す。
【0017】二層塗り以上の場合には、接着剤層表面の
凹凸は、スレッドに設けた全ての接着剤層の厚さと同程
度以上の粒子径をもつ粒子によって主に形成され、この
ような粒子が十分に存在するためには、粒子全体のふる
い下50%粒子径が全ての接着剤層の厚さの合計の0.
7倍以上あればよく、特に好ましい程度の接着剤層表面
の凹凸は、粒子全体の半数以上が全ての接着剤層の厚さ
の合計以上の粒子径を有する状態、すなわち、粒子のふ
るい下50%粒子径が全ての接着剤層の厚さの合計の
1.0倍以上のときに得られる。この場合の全ての接着
剤層の厚さの合計とは、全ての接着剤層の接着剤成分の
みの塗工量を全ての接着剤の密度で割ったものであり、
微粒子を含有させない状態での接着剤層の厚さを示す。
【0018】ちなみに、微粒子のふるい下50%粒子径
が実質接着剤層厚さの0.7倍より小さければ、殆どの
粒子が接着剤層中に埋まってしまい、本発明の所望とす
る効果が得られず、微粒子の形状によっては、0.7倍
〜1.0倍では本発明の所望とする効果が得にくい場合
がある。
【0019】一方、微粒子のふるい下50%粒子径が大
きすぎるとスレッド基材に設ける接着剤が均一な状態に
なりにくく、スレッド基材への接着剤の塗布も困難とな
ることから、微粒子のふるい下50%粒子径は実質接着
剤層厚さの2.5倍以下であることが好ましく、3.0
倍以上では使用に適さない。
【0020】また、スレッド表面の接着剤層に微粒子を
含有させてもブロッキングは改善されるが、表面の接着
剤層を設ける前の状態での耐ブロッキング性を改善する
等の目的で、内部に隠れる接着剤層にも微粒子を含有さ
せることが好ましく、全ての接着剤層に微粒子を含有さ
せるよりも、一層目の接着剤層のみに微粒子を含有させ
る方が効率的であり、実用上極めて優れる。
【0021】なお、本発明はスレッドの両側の接着剤層
に微粒子を含有させてもよいが、微粒子を含有させた接
着剤層表面はスレッド外観に劣る傾向にあるため、スレ
ッドが一部露出したタイプの偽造防止用紙を製造する場
合、スレッドが露出する側の接着剤層には透明性に優れ
た微粒子をなるべく少量添加するか、またはどちらか片
側の接着剤層のみに微粒子を含有させ、微粒子を含有さ
せた接着剤層が表面に露出しないように抄き込めば、偽
造防止用紙の外観上好ましい。
【0022】また、接着剤層を二層以上設ける場合には
スレッド表面の接着剤層のみに微粒子を含有させれば耐
ブロッキング性は改善されるが、表面の接着剤層を設け
る前の製造工程中間状態での耐ブロッキング性を改善す
る等の目的で、内部に隠れる接着剤層にも微粒子を含有
させても構わない。
【0023】本発明において、スレッドの表面に設けた
接着剤層に含有される微粒子の含有量は、該接着剤層中
において接着剤固形分100重量部当り0.3〜10固
形重量部、好ましくは0.5〜5固形重量部である。ち
なみに、微粒子の含有量が0.5固形重量部未満であれ
ば本発明の所望とする効果を得にくい傾向にあり0.3
固形重量部未満では本発明の所望とする効果が得られな
い。また、5固形重量部を超えるとスレッド基材との密
着性や紙層との接着力が低下する傾向にあり、10固形
重量部を超えるとスレッド基材との密着性や紙層との接
着力に劣るため好ましくない。
【0024】本発明に使用される微粒子の形状は、板状
や針状、棒状、扁平形等であると粒子が接着剤層中で配
向することがあり、この場合、接着剤層表面に十分な凹
凸ができにくく、微粒子が接着剤層表面を覆うため紙層
との接着力がやや低下する傾向にある。
【0025】すなわち、本発明に使用される微粒子の形
状は、接着剤層中の粒子の向きによって粒子の高さがさ
ほど変化しない球形或いは、直方体、六角柱状、金平糖
形、不定形等の実用上球形に準じると見なせる形状であ
ることが好ましい。
【0026】さらに、本発明では、微粒子の粒度分布が
重要であり、あまりにも粒度分布の広い微粒子を使用す
るとスレッド基材に設ける接着剤が均一な状態になりに
くく、スレッド基材への接着剤の塗布も困難な上に、本
発明の所望とする効果も得にくい、という状況が起こる
場合があり、逆に粒度分布が狭いほど微粒子の作用がよ
り効率的となり、非常に好ましい。
【0027】具体的には、微粒子のふるい下90%粒子
径がふるい下50%粒子径の3倍以下、特に好ましくは
2倍以下となるような粒度分布を有する微粒子が好まし
い。
【0028】なお、微粒子の粒子径は、レーザー回折/
散乱法、コールターカウンター法、沈降法、顕微鏡観察
等により測定できるが、本発明ではJIS K 1150に準じ、
島津レーザ回折式粒度分布測定装置SALD−2000
(株式会社島津製作所製)による相対粒子量の測定値
(50%D、90%D)を採用した。
【0029】本発明に使用する微粒子としては、カオリ
ン、焼成カオリン、炭酸カルシウム、珪酸カルシウム、
タルク、シリカ、アルミナ、ケイソウ土、焼成ケイソウ
土、マイカ、酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、ア
ルミノ珪酸塩、活性白土、モンモリロナイト、ゼオライ
ト等の鉱物質顔料、多孔質顔料やカーボンブラック、ポ
リオレフィン樹脂、ポリスチレン樹脂、尿素樹脂、アク
リル樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、その
他有機顔料等の微粒子、多孔質微粒子、及び中空微粒子
等が例示され、好ましくは粒子の形状が球形或いはそれ
に準ずる形状のものが単独もしくは複数併用で使用でき
る。また、本発明の効果を妨げない範囲で板状や針状、
棒状、扁平形等の微粒子を接着剤層に含有させてもよ
い。
【0030】本発明の偽造防止用紙は、多層抄きの抄紙
機で少なくとも最終の抄き合わせを行うよりも前に、基
材にあらかじめ接着剤を塗布、乾燥したスレッドを、抄
紙機の抄き合わせ工程において巻き出しながら紙層間に
挿入し、抄き合わせ時の水分や乾燥工程の熱によりスレ
ッドの接着剤層を可塑化させて紙層と接着させる。この
ため、使用する接着剤は熱可塑性または水再湿性を有す
ることが必要である。
【0031】本発明に使用するスレッド用接着剤の種類
は特に限定されず、アクリル系樹脂、スチレン−ブタジ
エン系樹脂、スチレン−イソプレン系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル系樹脂、酢酸ビニル−
ビニルアルコ−ル系樹脂等、一般にヒートシール接着剤
や水再湿接着剤として使用できる公知、公用の樹脂組成
物である。
【0032】本発明では特にブロッキングに優れたスレ
ッドを得るために、これらの樹脂組成物のうち比較的ガ
ラス転移温度の高いものが好ましく使用される。これら
の樹脂はそのまま接着剤として使用しても良いし、複数
の樹脂を混合して使用しても良い。また必要に応じて、
各種公知の染料や顔料、消泡剤や塗れ剤等の界面活性
剤、ブロッキング防止剤、滑剤、増粘剤等の助剤を添加
しても良い。
【0033】接着剤の塗布方法は、ハケ塗り、スプレー
塗布、ロールコーター、マイヤーバーコーター、グラビ
アロールコーター、ブレードコーター、エアーナイフコ
ーター等の各種塗布装置によって行われ、乾燥は上記の
塗布装置に組み合わせた従来の方法で行われる。なお、
塗布量は乾燥重量で1〜15g/m2程度が好ましい
が、これより少ないと十分な接着強度が得られず、多い
と接着機能が飽和し経済上好ましくない。
【0034】本発明で使用するスレッド基材は特に限定
されないが、薄くて強度にも優れる厚さ10〜100μ
m程度のPETフィルムが一般によく使用される。PE
Tフィルムには偽造防止や装飾的な目的から金属蒸着
や、文字、図柄等の印刷、ホログラム、ピクセルグラ
ム、グレーティングイメージ等の光学的な特殊処理等を
施したり、磁気記録層を設けて情報を付与したりするこ
ともできる。なお、スレッド基材は、接着剤を塗布、乾
燥後に所定の巾にスリット加工し、スレッドとして使用
される。
【0035】こうして得られたスレッドを、各種のワイ
ヤーパートを組み合わせた公知の多層抄き抄紙機の抄き
合わせ工程で紙層間に挿入し、必要に応じて抄紙途中で
各種表面サイズ剤等をサイズプレス装置等で塗工し、ド
ライヤーで乾燥して目的とする偽造防止用紙を得る。ま
た、得られた偽造防止用紙にマシンカレンダーやスーパ
ーカレンダー処理を施したり、各種塗工装置で表面に顔
料塗被層、感熱記録層、熱転写受像層等を設けてもよ
い。
【0036】本発明で得られた偽造防止用紙は、通常さ
らに所望の印刷および断裁等を行い、紙幣や商品券、磁
気記録層を設けて切符やプリペイドカード等として使用
される。
【0037】
【実施例】以下に実施例を示して本発明をより具体的に
説明するが、もちろんのこと、本発明はこれによって限
定されるものではない。なお、実施例における「部」は
特に指定しない限り「固形重量部」のことを示す。
【0038】実施例1 〔スレッドの作成〕基材として、厚さ12μmのアルミ
蒸着PETフィルム(商品名「G1302E−12」ダ
イヤホイルヘキスト株式会社製)のPET面側にガラス
転移温度約25℃のSBR系接着剤(商品名「P−65
21」住化エイビーエス・ラテックス株式会社製)を乾
燥重量で2g/m2、アルミ蒸着面側にガラス転移温度
約32℃のポリエステル系接着剤(商品名「プラスコー
トRZ−648」互応化学工業株式会社製)100部に
微粒子として不定形のシリカ(商品名「ミズカシルP−
707」水澤化学工業株式会社製;ふるい下50%粒子
径4.1μm、ふるい下90%粒子径6.4μm)を4
部添加したもの(乾燥時の密度1.1g/cm 3)を乾
燥重量で4.2g/m2となるように、グラビアロール
コーターで塗布、乾燥させた。ついで、マイクロスリッ
ターで1mm巾にスリット後ボビンに巻き取り、スレッ
ドを得た。
【0039】〔偽造防止用紙の製造〕二槽のシリンダー
バットを備えた円網抄紙機の、一槽目の円網シリンダー
の同一円周表面上にあらかじめ1cm×1cmの形のテ
ープを1cm間隔で貼り付けて網目を塞いでおき、第一
紙層(風燥米坪35g/m2)として1cmおきに1c
m×1cmの穴が空いた紙層を形成するようにした。二
槽目の円網シリンダーには細工を施さず、無地の第二紙
層(風燥米坪70g/m2)を形成するようにした。ま
た、スレッド巻き出し装置を一槽目と二槽目の円網シリ
ンダー間に設置し、スレッドが第一紙層の穴と重なる位
置に、第二紙層とアルミ蒸着面側が接する向きで挿入さ
れるようにした。なお、この抄紙機で抄造される湿潤紙
(水分約50%)は、12本のシリンダードライヤー
(表面温度約60〜120℃)で乾燥後、マシンカレン
ダー処理される。上記抄紙機により、作成したスレッド
を使用して、スレッドが片面で露出と埋没を繰り返した
タイプの偽造防止用紙を得た。
【0040】実施例2 微粒子として不定形のシリカ(商品名「サイリシア45
0」富士シリシア化学株式会社製;ふるい下50%粒子
径6.8μm、ふるい下90%粒子径12.0μm)を
1部添加した以外は、実施例1と全く同様にして偽造防
止用紙を得た。
【0041】実施例3 微粒子として不定形のシリカ(商品名「ミズカシルP−
527」水澤化学工業株式会社製;ふるい下50%粒子
径3.4μm、ふるい下90%粒子径5.3μm)を4
部添加した以外は、実施例1と全く同様にして偽造防止
用紙を得た。
【0042】実施例4 シリカの添加量を8部とした以外は、実施例1と全く同
様にして偽造防止用紙を得た。
【0043】実施例5 微粒子として不定形の焼成カオリン(商品名「アンシレ
ックス」エンゲルハードミネラルズ製;ふるい下50%
粒子径2.6μm、ふるい下90%粒子径6.9μm)
を4部添加し、アルミ蒸着面側の接着剤を乾燥重量で
2.4g/m2とした以外は、実施例1と全く同様にし
て偽造防止用紙を得た。
【0044】実施例6 微粒子として板状結晶のカオリン(商品名「UW−9
0」エンゲルハードミネラルズ製;ふるい下50%粒子
径2.4μm、ふるい下90%粒子径6.6μm)を4
部添加し、アルミ蒸着面側の接着剤を乾燥重量で2.4
g/m2とした以外は、実施例1と全く同様にして偽造
防止用紙を得た。
【0045】実施例7 アルミ蒸着PETフィルムのPET面側に、ガラス転移
温度約25℃のアクリル系エマルジョン型接着剤(商品
名「Nipol LX814」日本ゼオン株式会社製)
を乾燥重量で2g/m2、アルミ蒸着面側にガラス転移
温度約−5℃のSBR系エマルジョン型接着剤(商品名
「P−6231」住化エイビーエス・ラテックス株式会
社製)を乾燥重量で8.8g/m2となるように、さら
にその上に、ガラス転移温度約25℃のSBR系エマル
ジョン型接着剤(商品名「P−6521」住化エイビー
エス・ラテックス株式会社製)100部に微粒子として
不定形のシリカ(商品名「サイリシア470」富士シリ
シア化学株式会社製;ふるい下50%粒子径15.1μ
m、ふるい下90%粒子径34.8μm)を0.7部添
加したもの(乾燥時の密度1.2g/cm3)を、乾燥
重量で8.8g/m2となるようにグラビアロールコー
ターで塗布、乾燥させた。ついで、マイクロスリッター
で1mm巾にスリット後ボビンに巻き取り、スレッドを
得た。
【0046】実施例8 アルミ蒸着面側の一層目の接着剤を乾燥重量で6.6g
/m2とした以外は、実施例7と全く同様にして偽造防
止用紙を得た。
【0047】実施例9 シリカの添加量を0.4部とした以外は、実施例7と全
く同様にして偽造防止用紙を得た。
【0048】実施例10 微粒子として球形のポリオレフィン粒子(商品名「ケミ
パールW−308」三井石油化学工業株式会社製;ふる
い下50%粒子径7.1μm、ふるい下90%粒子径1
6.6μm)を2部添加した以外は、実施例8と全く同
様にして偽造防止用紙を得た。
【0049】比較例1 微粒子を添加しなかった以外は、実施例1と全く同様に
して偽造防止用紙を得た。
【0050】比較例2 シリカの添加量を12部とした以外は、実施例1と全く
同様にして偽造防止用紙を得た。
【0051】比較例3 微粒子として不定形のシリカ(商品名「サイリシア47
0」富士シリシア化学株式会社製;ふるい下50%粒子
径15.1μm、ふるい下90%粒子径34.8μm)
を4部添加した以外は、実施例1と全く同様にして偽造
防止用紙を得た。
【0052】比較例4 シリカの添加量を0.2部とした以外は、実施例7と全
く同様にして偽造防止用紙を得た。
【0053】比較例5 微粒子として不定形のシリカ(商品名「ミズカシルP−
707」水澤化学工業株式会社製;ふるい下50%粒子
径4.1μm、ふるい下90%粒子径6.4μm)を
0.7部添加した以外は、実施例7と全く同様にして偽
造防止用紙を得た。
【0054】実施例11 〔スレッドの作成〕基材として、厚さ12μmのアルミ
蒸着PETフィルム(商品名「G1302E−12」ダ
イヤホイルヘキスト株式会社製)のPET面側にガラス
転移温度約25℃のアクリル系エマルジョン型接着剤
(商品名「Nipol LX814」日本ゼオン株式会
社製)を乾燥重量で2g/m2、アルミ蒸着面側にガラ
ス転移温度約−5℃のSBR系エマルジョン型接着剤
(商品名「P−6231」住化エイビーエス・ラテック
ス株式会社製)100部に微粒子として不定形のシリカ
(商品名「サイリシア450」富士シリシア化学株式会
社製;ふるい下50%粒子径6.8μm、ふるい下90
%粒子径12.0μm)を4部添加したもの(乾燥時の
密度1.2g/cm3)を乾燥重量で4.8g/m2とな
るように、さらにその上に、ガラス転移温度約55℃の
ポリエステル系接着剤(商品名「プラスコートZ−45
0」互応化学工業株式会社製;乾燥時の密度1.1g/
cm3)を乾燥重量で2.4g/m2となるように、グラ
ビアロールコーターで塗布、乾燥させた。ついで、マイ
クロスリッターで1mm巾にスリット後ボビンに巻き取
り、スレッドを得た。
【0055】〔偽造防止用紙の製造〕二槽のシリンダー
バットを備えた円網抄紙機の、一槽目の円網シリンダー
の同一円周表面上にあらかじめ1cm×1cmの形のテ
ープを1cm間隔で貼り付けて網目を塞いでおき、第一
紙層(風燥米坪35g/m2)として1cmおきに1c
m×1cmの穴が空いた紙層を形成するようにした。二
槽目の円網シリンダーには細工を施さず、無地の第二紙
層(風燥米坪70g/m2)を形成するようにした。ま
た、スレッド巻き出し装置を一槽目と二槽目の円網シリ
ンダー間に設置し、スレッドが第一紙層の穴と重なる位
置に、第二紙層とアルミ蒸着面側が接する向きで挿入さ
れるようにした。なお、この抄紙機で抄造される湿潤紙
(水分約50%)は、12本のシリンダードライヤー
(表面温度約60〜120℃)で乾燥後、マシンカレン
ダー処理される。上記抄紙機により、作成したスレッド
を使用して、スレッドが片面で露出と埋没を繰り返した
タイプの偽造防止用紙を得た。
【0056】実施例12 シリカの添加量を0.4部とした以外は、実施例11と
全く同様にして偽造防止用紙を得た。
【0057】実施例13 微粒子として不定形のシリカ(商品名「サイリシア47
0」富士シリシア化学株式会社製;ふるい下50%粒子
径15.1μm、ふるい下90%粒子径34.8μm)
を4部添加し、一層目の接着剤を乾燥重量で7.7g/
2とした以外は、実施例11と全く同様にして偽造防
止用紙を得た。
【0058】実施例14 微粒子として球形のポリオレフィン粒子(商品名「ケミ
パールW−308」三井石油化学工業株式会社製;ふる
い下50%粒子径7.1μm、ふるい下90%粒子径1
6.6μm)を1部添加した以外は、実施例11と全く
同様にして偽造防止用紙を得た。
【0059】実施例15 微粒子として球形のポリオレフィン粒子(商品名「ケミ
パールW−308」三井石油化学工業株式会社製;ふる
い下50%粒子径7.1μm、ふるい下90%粒子径1
6.6μm)を1部添加し、一層目の接着剤を乾燥重量
で7.7g/m 2とした以外は、実施例11と全く同様
にして偽造防止用紙を得た。
【0060】実施例16 アルミ蒸着PETフィルムのPET面側に、ガラス転移
温度約25℃のSBR系接着剤(商品名「P−652
1」住化エイビーエス・ラテックス株式会社製)を乾燥
重量で2g/m2、アルミ蒸着面側にガラス転移温度約
20℃のポリエステル系接着剤(商品名「プラスコート
Z−850」互応化学工業株式会社製)100部に微粒
子として不定形のシリカ(商品名「サイリシア470」
富士シリシア化学株式会社製;ふるい下50%粒子径1
5.1μm、ふるい下90%粒子径34.8μm)を
0.7部添加したもの(乾燥時の密度1.1g/c
3)を乾燥重量で8.8g/m2となるように、さらに
その上に、ガラス転移温度約25℃のSBR系エマルジ
ョン型接着剤(商品名「P−6521」住化エイビーエ
ス・ラテックス株式会社製;乾燥時の密度1.2g/c
3)を、乾燥重量で2.8g/m2となるようにグラビ
アロールコーターで塗布、乾燥させた。ついで、マイク
ロスリッターで1mm巾にスリット後ボビンに巻き取
り、スレッドを得た。
【0061】実施例17 アルミ蒸着面側の一層目の接着剤を乾燥重量で6.2g
/m2とした以外は、実施例16と全く同様にして偽造
防止用紙を得た。
【0062】実施例18 シリカの添加量を8部とした以外は、実施例16と全く
同様にして偽造防止用紙を得た。
【0063】実施例19 微粒子として不定形のシリカ(商品名「サイリシア45
0」富士シリシア化学株式会社製;ふるい下50%粒子
径6.8μm、ふるい下90%粒子径12.0μm)を
4部添加した以外は、実施例17と全く同様にして偽造
防止用紙を得た。
【0064】比較例6 微粒子を添加しなかった以外は、実施例11と全く同様
にして偽造防止用紙を得た。
【0065】比較例7 シリカの添加量を0.2部とした以外は、実施例11と
全く同様にして偽造防止用紙を得た。
【0066】比較例8 微粒子として不定形のシリカ(商品名「サイリシア47
0」富士シリシア化学株式会社製;ふるい下50%粒子
径15.1μm、ふるい下90%粒子径34.8μm)
を4部添加した以外は、実施例11と全く同様にして偽
造防止用紙を得た。
【0067】比較例9 シリカの添加量を12部とした以外は、実施例16と全
く同様にして偽造防止用紙を得た。
【0068】比較例10 微粒子として不定形のシリカ(商品名「サイリシア45
0」富士シリシア化学株式会社製;ふるい下50%粒子
径6.8μm、ふるい下90%粒子径12.0μm)を
8部添加した以外は、実施例16と全く同様にして偽造
防止用紙を得た。
【0069】「評価」各偽造防止用紙の製造時における
スレッドのブロッキング状態と、得られた偽造防止用紙
におけるスレッドの接着強度を下記の方法で評価し、そ
の結果を表1および表2に示した。
【0070】〔ブロッキング〕スレッドを6ヶ月間巻取
状態で保存後、巻き出しながら紙層間に抄き込み、スレ
ッドの繰り出し易さを目視評価と製造状況から、下記の
基準で判断した。 ◎:スレッド巻取にはブロッキングが全く見られない。 ○:スレッド巻取に若干のブロッキングが見られるが、
問題なく製造できる。 △:繰り出しがやや不安定で、長時間の操業ではスレッ
ド切れが発生する。 ×:ブロッキングがひどく、スレッドが頻繁に切れるた
め、製造に適さない。
【0071】〔接着強度〕得られた偽造防止用紙のスレ
ッドを180゜の角度、0.1m/分の速度で引き剥が
し、下記の基準で判断した。 ◎:スレッド露出部分の接着強度が15gf/1mm以
上あり、紙層との接着強度に極めて優れる。 ○:スレッド露出部分の接着強度が10〜15gf/1
mmであり、問題なく使用できる。 △:スレッド露出部分の接着強度が5〜10gf/1m
mであり、実用上やや問題がある。 ×:スレッド露出部分の接着強度が5gf/1mm以下
で、使用できない。
【0072】
【表1】
【0073】
【表2】
【0074】
【発明の効果】表1の結果から、1層構造の接着剤層中
に含有する微粒子の量が多すぎると接着強度が低下し、
微粒子の量が少なすぎたり粒子径が小さすぎると耐ブロ
ッキング性が悪化することが判る。また、実施例6から
微粒子の形状が板状では耐ブロッキング性と接着強度の
バランスを取りにくいことが判る。実施例8はスレッド
基材に接着剤をグラビアロールコーターで塗布、乾燥す
る際、約2時間後にグラビアロールが目詰まりを起こ
し、スレッドの作成は短時間とする必要があった。ま
た、比較例3については、スレッド基材に接着剤をグラ
ビアロールコーターで塗布しようとしたところ、グラビ
アロールが目詰まりを起こして均一に塗布できず、スレ
ッドを作成できなかった。
【0075】表2の結果から、2層構造の接着剤層中に
含有する微粒子の量が多すぎると接着強度が低下し、微
粒子の量が少なすぎたり粒子径が小さすぎると耐ブロッ
キング性が悪化することが判る。実施例17はスレッド
基材に接着剤をグラビアロールコーターで塗布、乾燥す
る際、約2時間後にグラビアロールが目詰まりを起こ
し、スレッドの作成は短時間とする必要があった。ま
た、比較例8については、スレッド基材に接着剤をグラ
ビアロールコーターで塗布しようとしたところ、グラビ
アロールが目詰まりを起こして均一に塗布できず、スレ
ッドを作成できなかった。
【0076】以上の結果から明らかなように、本発明の
スレッドは耐ブロッキング性に極めて優れ、しかもスレ
ッドの接着強度に優れた偽造防止用紙を製造することが
できる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】糸状またはテープ状の基材の片面または両
    面に熱可塑性および/または水再湿性の接着剤層を一層
    設けたスレッドにおいて、少なくとも片側の表面に設け
    た接着剤層が、該接着剤層の厚さの0.7倍〜3.0倍
    のふるい下50%粒子径を有する微粒子を、接着剤中に
    0.3〜10固形重量部含有することを特徴とするスレ
    ッド。
  2. 【請求項2】糸状またはテープ状の基材の片面または両
    面に熱可塑性および/または水再湿性の接着剤層を二層
    以上設けたスレッドにおいて、一層目の接着剤層中に微
    粒子を0.3〜10固形重量部含有し、該微粒子のふる
    い下50%粒子径が、該接着剤層とその上に設けた全て
    の接着剤層の厚さの合計の0.7倍以上であり、一層目
    の接着剤層の厚さの3.0倍以下であることを特徴とす
    るスレッド。
  3. 【請求項3】 該微粒子が、球形或いはそれに準ずる形
    状であり、ふるい下90%粒子径がふるい下50%粒子
    径の3倍以下となるような粒度分布を有する、請求項1
    または2記載のスレッド。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3記載のスレッドを紙
    層間に抄き込んだことを特徴とする偽造防止用紙。
  5. 【請求項5】微粒子を含有させた接着剤層が表面に露出
    しないようにスレッドを抄き込んだ請求項4記載の偽造
    防止用紙。
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