JPH10291522A - 瓶容器包装用紙箱 - Google Patents

瓶容器包装用紙箱

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JPH10291522A
JPH10291522A JP9943497A JP9943497A JPH10291522A JP H10291522 A JPH10291522 A JP H10291522A JP 9943497 A JP9943497 A JP 9943497A JP 9943497 A JP9943497 A JP 9943497A JP H10291522 A JPH10291522 A JP H10291522A
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JP
Japan
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bottle
support
plate
support plate
bottle container
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Application number
JP9943497A
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English (en)
Inventor
Masaru Nagata
勝 永田
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Sakamoto Printing Co Ltd
Original Assignee
Sakamoto Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 瓶容器の破損の機会の激減と、保管、組立、
輸送等における嵩張り防止と、迅速な瓶容器の包装作業
を達成する瓶容器包装用紙箱安価に提供する。 【解決手段】 重着片1 、瓶胴下部用支持穴2 を設けた
中間支持板3 、第一起立板4 、瓶底支持板5 、第二起立
板6 、組立時に前記瓶胴下部用支持穴2 と中心が一致す
る瓶胴中間部用支持穴7 を設けた上位支持板8 、第三起
立板9 、箱底内面密着片10、緩衝用立壁片11、貼着片12
を連接するとともに、前記瓶底支持板5 と第二起立板6
の折目部分に緩衝用支持脚片13を切り抜き状に形成し、
重着片1 を第二起立板6 の内面に、また第一起立板の外
面を第三起立板9 の内面に、さらに貼着片12を瓶底支持
板5 の裏面に、それぞれ巻き込み状に折曲して貼着し扁
平に折畳できる構成として、箱主体Aの底と瓶底支持板5
との間に緩衝用空間S を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として薬液或は粉末
薬を密封した瓶容器を高い安全性の確保のもとに支持包
装することができる瓶容器包装用紙箱に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来における瓶容器包装用紙箱として
は、廃棄時に公害問題を招かないように焼却処理のでき
る紙材料を用い、且つ保管作業、運搬作業時等の振動や
外部からの力の作用によって瓶容器相互がかち合って破
損されることがないように、紙箱内を仕切り板によって
仕切られた各空間部に瓶容器を収容保持した構成の包装
用紙箱や、複数の支持穴を開設した水平な支持板を箱内
に設けた包装用紙箱が提案され実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知の前者の包装
用紙箱の最も一般的に知られている構成としては、折畳
扁平状態から包装可能状態に組立てた箱内へ、別に製作
された升目形の仕切り板を設けた包装用紙箱構造や、箱
形成展開体の一部に、区切り壁又は区切り壁と仕切り壁
を形成する瓶容器支持体形成板を延設し、折畳状態から
立体化した場合に、箱内部に同一容器収納空間の多数が
形成されるようにした包装用紙箱があるが、瓶相互が仕
切り板を介しての隣接状態で収納支持して相互の緩衝を
仕切り板の厚みだけで吸収使用とするものであるため、
取扱時の横揺れによる力を十分に吸収できず、往々にし
て瓶容器が破損される欠点がある。
【0004】上記の欠点は、瓶容器収納空間の間に二枚
の仕切り壁を間隔を取って介在させるようにした仕切り
板構成とすれば解消されるが、箱底から瓶底に作用する
力に対する緩衝機能を具備していないことから、瓶容器
の底の破損が頻繁に生じる点に課題がある。
【0005】また仕切り板に代えて、多数の支持穴を所
定間隔で穿設した二枚の支持板が上下二段の棚状に形成
した折畳可能な瓶容器支持体を別製作してこれを箱主体
内に組み込む構造の包装用紙箱や、緩衝用空間形成用底
が形成できるようにした瓶容器支持体をオートボトム構
成(扁平状態の折畳箱を立体化した場合に、手を加える
ことなく自然に底が形成されるようにした底構成をい
う。以下同じ)とすることができ箱形成展開体の一部に
内側背面板を延設し、この延設した内側背面板の左右に
貼着縁を残して折曲できる支持板を形成し、該支持板の
折曲縁と平行な折目を介して、緩衝用空間形成用底が形
成できるようにした棚状の瓶容器支持体を形成する支持
壁、緩衝用底、貼着片、中間支持板、間隔形成板を延設
し、箱形成展開耐を包装状態に組み立てる際、箱内に瓶
容器を支持する水平の支持板を形成することができる構
成として、箱形成展開体と瓶容器支持体が一体で、しか
も製作、組立が能率的で、箱強度、瓶容器の安全性、安
定支持に優れる包装用紙箱が開発されている。
【0006】ところが前者の折畳可能な瓶容器支持体を
収納配設する包装用紙箱は、取扱時の横揺れによる力は
十分に吸収されて、瓶相互の衝突による破損は解消され
るものの、箱底から瓶底に作用する力に対する緩衝機能
を期待することができないから、依然として瓶容器の底
の破損が頻繁に生じるという課題は解決されない構成で
ある。
【0007】また後者のオートボトム構成の箱展開体の
一部に瓶容器支持体を延設形成するものにおいては、立
体化した場合に形成される瓶容器支持体の下面と箱底内
面との間に緩衝用空間が形成されて緩衝機能を発揮する
ものの、箱形成展開体と瓶容器支持体との連結が、延設
した内側背面板の左右に貼着縁を残して折曲できる支持
板を介して行われているために、その連結部幅が狭くな
り連結強度が確保できず、また箱展開形成体の一部に瓶
容器支持体を延設形成するために、トムソン加工による
製作段階における材料ロスが多くなって材料経済性を低
くするなど、瓶容器包装機能面と箱製作コスト面におい
て課題があった。
【0008】本発明は、箱主体内に水平の支持板を設け
た構成でありながら、取扱時の横揺れによる力の吸収に
よる瓶容器相互の衝突による破損防止はもちろん、箱主
体の底から瓶容器底に作用する力に対する優れた緩衝機
能を発揮することができて、瓶容器の破損の機会を激減
させることができる瓶容器包装用紙箱及び前記メリット
を確保した上でオートボトム構成の箱形成展開体と瓶容
器支持体とが別体でありながら、箱主体の底から瓶容器
底に作用する力に対する優れた緩衝機能を低い体積率の
もとで発揮することができ且つ扁平状態に結合一体化で
きる構成の瓶容器包装用紙箱の安価な提供を課題とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明に係る第一の手段は、瓶容器包装用紙箱の構成を、上
面で開閉する蓋板(27)を具備した平面形状四角形の折畳
可能な箱主体(A) と、該箱主体(A) に内蔵保持又は一部
が貼着される瓶容器支持体(B) とからなる瓶容器包装用
紙箱において、前記瓶容器支持体(B) の構成を、箱主体
(A) の正面幅又は側面幅であって、巻き込み状に折曲し
て三段の棚形となるように、いずれかの幅方向の縁と平
行する折目を介して、重着片(1) 、瓶胴下部用支持穴
(2) を設けた四角形の中間支持板(3) 、高さ(H1)となる
第一起立板(4) 、四角形の瓶底支持板(5) 、高さ(H2)と
なる第二起立板(6) 、組立時に前記瓶胴下部用支持穴
(2) と中心が一致する瓶胴中間部用支持穴(7) を設けた
四角形の上位支持板(8) 、高さ(H3)となる第三起立板
(9) 、箱底内面密着片(10)、高さ(H0)となる緩衝用立壁
片(11)、瓶底支持板(5) に貼着される貼着片(12)を、各
立壁の高さ関係が(H0)<(H1)<(H2)<(H3)、(H3)=(H0)
+(H2)として順次連接され、瓶底支持板(5) と第二起立
板(6) の折目部分に瓶底支持板(5) の一部の切り抜きに
より形成された高さ(H0)の緩衝用支持脚片(13)を形成
し、重着片(1) を第二起立板(6) の内面に、また第一起
立板の外面を第三起立板(9) の内面にそれぞれ貼着し、
さらに貼着片(12)を瓶底支持板(5) の裏面に貼着して扁
平に折畳できるようにした構成とし、箱主体(A) 内に瓶
容器支持体(B) を貼着する場合には、前記第二起立板
(6) を箱主体(A) の対応する壁内面に貼着して、箱主体
(A) と瓶容器支持体(B) とを折畳状態で一体とすること
である。
【0011】また上記課題を解決する本発明に係る第二
の手段は、前記第一の手段に係る瓶容器包装用紙箱の構
成中、箱主体(A) が、蓋板(27)を背面側壁(23)に連接し
た扉開閉タイプであってオートボトム形態の組み立て構
造であり、その背面側壁(23)の内面に、瓶底支持板(5)
と第二起立板(6) の折目部分に瓶底支持板(5) の一部の
切り抜きにより形成された高さ(H0)の緩衝用支持脚片(1
3)の先端が箱主体(A)の底内面に当接する状態で瓶容器
支持体(B) の第二起立板(6) を貼着して、折畳状態の箱
主体(A) に折畳状態の瓶容器支持体(B) を固定すること
である。
【0012】
【発明の効果】以上説明した本発明の第一の手段に係る
瓶容器包装用紙箱によれば、箱主体(A) と該箱主体(A)
に内蔵保持又は貼着される瓶容器支持体(B) とからなる
瓶容器包装用紙箱において、前記瓶容器支持体(B) の構
成を、箱主体(A) の正面幅又は側面幅であって、幅方向
の縁と平行する折目を介して巻き込み状に折曲し、瓶胴
下部用支持穴(2) を設けた中間支持板(3) と瓶底支持板
(5) 及び瓶胴中間部用支持穴(7) を設けた上位支持板
(8) を棚形に形成し、各支持板に順次連続する起立板の
内、高さ(H2)の第二起立板(6) と高さ(H3)の第三起立板
(9) の差(H3)−(H2)の高さと、緩衝用立壁片(11)の高さ
(H0)及び瓶底支持板(5) と第二起立板(6) の折目部分に
形成される瓶底支持板(5) とによって、箱主体(A) の底
内面との間に任意の間隔の緩衝用空間(S) が形成され、
箱主体(A) の各支持板に支持された瓶容器を箱底からの
衝突力を吸収して瓶容器を破損から保護するようにな
る。
【0013】そして前記緩衝用空間(S) の中間部に、第
三起立板(9) に延設された箱底内面密着片(10)から高さ
(H0)となる緩衝用立壁片(11)が立ち上がって瓶底支持板
(5)の下面を支持するから、水平支持スパンが狭くなっ
て瓶底支持板(5) と箱底との間に形成される緩衝用空間
(S) の間隔が平均的に確保維持されるようになる。
【0014】したがって本発明によれば、箱主体内に水
平の瓶容器支持板を設けた構成でありながら、取扱時の
横揺れによる力に各支持板が抵抗して瓶容器を保護する
とともに瓶容器相互の衝突が阻止され、また箱主体の底
から瓶容器底に作用する衝突力等に対する優れた緩衝機
能が発揮されて、安全且つ安定的に支持し瓶容器の破損
の機会を激減させ得る瓶容器包装用紙箱を提供すること
ができる。
【0015】また本発明によれば、箱主体(A) と瓶容器
支持体(B) の展開体を、相互に組み立て得る関係を確保
して別に製作し結合させる構成であるから、従来のこれ
らを一枚物紙材からトムソン加工して製作するのに比べ
ると製作コストは多少アップするものの、材料ロスが大
幅に少なくなることから、全体として安価な瓶容器包装
用紙箱とすることができる。
【0016】そして本発明の第二の手段に係る瓶容器包
装用紙箱(請求項5)によれば、前記第一の手段による
効果を発揮するとともに、箱形成展開体と瓶容器支持体
とが別体でありながら、扁平状態に結合一体化できるる
ことから、物流、保管、組み立てにおける経済的効果を
顕著とすることができる。
【0017】請求項2に記載のように、第一の手段にお
いて、上位支持板(8) の瓶胴中間部用支持穴(7) 及び/
又は中間支持板(3) の瓶胴下部用支持穴(2) が、これら
瓶胴下部用支持穴(2) の周縁対向位置において上位支持
板(8) 又は中間支持板(3) と連続させ且つ穴中央を通る
二分割切線(14)とこれに点的な接続部分を介して連続す
る切線(15)を入れて折曲可能な折曲支持片(16)を形成
し、該折曲位置と前記二分割切線(14)との間隔寸法(L1)
に略一致する、上位支持板(8) と中間支持板(3)との間
隔及び/又は中間支持板(3) と瓶底支持板(5) との間隔
となるように各起立板の高さ(H1)<(H2)<(H3)を設定す
れば、上位支持板(8) と中間支持板(3) との間隔部及び
/又は中間支持板(3) と瓶底支持板(5) との間隔部によ
る緩衝効果を一層良好とすることができるとともに、前
記折曲支持片(16)が点的な接続部分で接続された状態に
確保されていることにより、加工過程において引っ掛か
りによる捲れを招くことなく円滑に作業を進めることが
できる。
【0018】また請求項3に記載のように、瓶容器支持
体(B) の上位支持板(8) と第三起立板(9) との折目部分
の中間部分に差込用スリット(17)を形成する一方、箱主
体(A) を蓋板(27)が背面側壁(23)に連接された扉開閉タ
イプとし、該背面側壁(23)に対向する正面側壁(21)の上
端部に、自由端縁部に前記瓶容器支持体(B) の差込用ス
リット(17)へ差し込むための挿入係合片(31)が延設され
た折返し板(30)を折目を介して連接し、前記瓶容器支持
体(B) の第三起立板(9) を箱主体(A) の背面側壁(23)の
内面に貼着することにより、瓶容器支持体(B) の浮上を
抑止して箱主体(A) 内に安定的に保持させることがで
き、浮上状態によって生じる瓶容器の収納保持作業能率
の低下を予防することができる。
【0019】さらに請求項4に記載のように、瓶容器支
持体(B) の重着片(1) を、その起立時の高さ(H4)と第一
起立板(4) の高さ(H1)との関係を(H1)≧(H4)とするとと
もに、その自由端縁に、瓶底支持板(5) と第二起立板
(6) の高さ(H0)の緩衝用支持脚片(13)の切り抜き部に入
り込む補強舌片(18)を延設し、該重着片(1) を第二起立
板(6) の内面に貼着することなく密着させる、瓶容器支
持体(B) の重着片(1) を、その起立時の高さ(H4)と第一
起立板(4) の高さ(H1)との関係を(H1)≧(H4)とするとと
もに、その自由端縁に、瓶底支持板(5) と第二起立板
(6) の高さ(H0)の緩衝用支持脚片(13)の切り抜き部に入
り込む補強舌片(18)を延設し、該重着片(1)を第二起立
板(6) の内面に貼着することなく密着させることによ
り、緩衝用支持脚片(13)の強度を補強舌片(18)により補
強し、瓶底支持板(5) による、箱主体(A) の箱底から瓶
容器底に作用する力に対するより優れた緩衝機能を発揮
する。
【0020】さらにまた請求項6に記載のように、瓶容
器支持体(B) を構成する瓶底支持板(5) の両縁に、瓶底
支持板(5) の一部の切り抜きにより形成された高さ(H0)
の緩衝用のサイド起立脚片(34)と一体的に折曲起立する
ガイド袖片(33)を折目を介して延設することにより、組
立てられた箱主体(A) 内への組立て状態の瓶容器支持体
(B) の収納に際して、ガイド袖片(33)が箱主体(A) の開
口に対する収納案内機能を果たすとともに、サイド起立
脚片(34)、緩衝用支持脚片(13)、高さ(H2)の第二起立板
(6) と高さ(H3)の第三起立板(9) の差により形成される
支持縁及び緩衝用立壁片(11)とによって瓶底支持板(5)
の周囲と中央部が箱底上に支持されるようになって、瓶
底支持板(5) の支持強度を高め、一層優れた緩衝機能を
発揮させることができる。なおこの場合は、瓶容器の包
装作業までは折曲状態で取り扱うことができるが、包装
作業時においては、箱主体(A) を組立てた後、瓶容器支
持体(B) を組立てて箱主体(A) 内へ収納するようにな
る。なお請求項7に記載のように、瓶容器支持体(B) を
構成する、上位支持板(8) と中間支持板(3) のそれぞれ
又はいずれか一方の両縁に、縁補強用袖片(35)を折目を
介して延設することによって、瓶胴下部用支持穴(2) 及
び瓶胴中間部用支持穴(7) 形成することにより縁部の弱
体化を補強するようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】及び
【実施例】次に本発明に係る瓶容器包装用紙箱の実施例
を図面に基づいて説明すると、各実施例はいずれも、上
面で開閉する蓋板(27)を具備した平面形状四角形でオー
トボトム構成の折畳可能な箱主体(A) と、該箱主体(A)
に一部が貼着されて箱主体(A) を包装状態に立体化した
際に同時に立体化されて優れた緩衝機能を発揮する棚状
の支持体になる瓶容器支持体(B) とから構成されてい
る。なお以下の各実施例の略図的断面図において、ハッ
チング状とした部分は固着部分を意味するものであるの
でそのように理解されたい。
【0022】(実施例1)図1はオートボトム構成の箱
主体(A) の展開体の内面を示した平面図、図2は瓶容器
支持体(B) の展開平面図、図3は瓶容器支持体(B) の扁
平状態を、図4は瓶容器支持体(B) の起立状態を、それ
ぞれ紙厚を一本線で示す略図的断面図、図5は箱主体
(A) と瓶容器支持体(B) とを扁平状態において分解した
正面図、図6は箱主体(A) と瓶容器支持体(B) とを組立
てて包装状態とした、紙厚を一本線で示した略図的断面
図である。
【0023】本発明に係る瓶容器包装用紙箱は、箱主体
(A) に内蔵される瓶容器支持体(B)の箱主体(A)
との関係も含めた構成部分に特徴があるものであるが、
箱主体(A)として主として一般的なオートボトム構成の
箱主体(A) を利用することが最も好ましいことから、ま
ず、図1に基づきオートボトム構成の箱主体(A) につい
て、折目は一点鎖線で示すに止めて折目を示す符号を省
略し、各箱構成板又は形成片のみに符号を付して簡単に
説明し、以下に説明する実施例2、3、4、5において
は主として瓶容器支持体(B) の構成説明に止め、特に箱
主体(A) に別の構成を加える場合は、該当部分を略図的
に示すものとする。
【0024】オートボトム構成の箱主体(A) の展開体
は、板紙に、折目、抜き穴、切線等を加工するとともに
全体の輪郭形状に打ち抜くところのトムソン加工手段に
より形成したものであって、その構成は、図1の平面図
に示すように箱胴部を形成するための連結片(24)、右側
面壁(20)、正面側壁(21)、左側面壁(22)、背面側壁(23)
連結片(24)を折目を介して、順次、横方向に連接した部
分が主要部分となる。そして右側面壁(20)と左側面壁(2
2)の上縁にそれぞれ折目を介してフラップ片(25)を、下
縁のそれぞれに折目を介して底形成片(26a) を延設す
る。また背面側壁(23)の上縁には、蓋板(27)と差込片(2
8)を連接し、正面側壁(21)と背面側壁(23)との下縁のそ
れぞれには折目を介して底形成片(26b) が延設され、該
底形成片(26b) の側壁寄りの一部に斜めの折目を介して
連続する、前記底形成片(26a) と貼着して、オートボト
ム構成とするための糊着面(26c) となっている。そして
各底形成片(26a) 及び底形成片(26b) を谷折りした後、
斜め折目から折り返した糊着面(26c) と、谷折りした連
結片(24)のそれぞれの面に糊を塗布して、糊着面(26c)
とこれに隣接する底形成片(26a) の相互及び連結片(24)
と右側面壁(20)の縁部内面相互を貼着して、起立により
包装状態となる扁平体にした構成である。
【0025】次に瓶容器支持体(B) の展開体の構成につ
いて図2に基づき説明すると、この展開体も前記箱主体
(A) と同一材料、同一加工手段で形成したものである。
この展開体は、前記箱主体(A) の正面側壁(21)に沿う内
面幅に形成されており、各支持板は箱主体(A) の包装状
態における開口面積と等しい面積に形成するものとし、
面幅方向の縁と平行する折目を介して、重着片(1) 、円
形の瓶胴下部用支持穴(2) の三個を幅方向に二列、計六
個を設けた中間支持板(3) 、高さ(H1)となる第一起立板
(4) 、穴の設けない瓶底支持板(5) 、高さ(H2)となる第
二起立板(6) 、組立時に前記瓶胴下部用支持穴(2) と中
心が一致する同数の瓶胴中間部用支持穴(7) を設けた上
位支持板(8) 、高さ(H3)となる第三起立板(9) 、幅を両
側から狭少させて略半分幅とした箱底内面密着片(10)、
高さ(H0)となる緩衝用立壁片(11)、瓶底支持板(5) に貼
着される貼着片(12)が順次連接された構成となってい
る。
【0026】上記、各立壁の高さ関係は、(H0)<(H1)<
(H2)<(H3)及び(H3)=(H0)+(H2)とし、特に瓶底支持板
(5) と第二起立板(6) の折目部分の左右に、展開体の幅
の1/10幅で瓶底支持板(5) の一部の切り抜きにより高さ
(H0)の緩衝用支持脚片(13)を形成して、図4、図6に示
すように、扁平状態から立体化した際に、瓶底支持板
(5) を、その両側と中央部において、(H3)−(H2)の差に
より形成される支脚(符号なし)と高さ(H0)の緩衝用立
壁片(11)及び緩衝用支持脚片(13)によって箱主体底内面
で支持するようになっている。
【0027】この瓶容器支持体(B) の展開体は、三段の
棚形(図4、図6参照)となるように巻き込み状に折曲
される(図3参照)ものであり、重着片(1) を第二起立
板(6) の内面に、また第一起立板の外面を第三起立板
(9) の内面にそれぞれ貼着し、さらに貼着片(12)を瓶底
支持板(5) の裏面中央部に貼着して扁平に折畳されてい
る。
【0028】そして上記扁平状態に折畳された瓶容器支
持体(B) と前記箱主体(A) との結合は、図5に示すよう
に箱主体(A) の展開体を折曲して扁平状態に貼着する前
に、瓶容器支持体(B) の緩衝用支持脚片(13)を含む第二
起立板(6) に糊を塗布して、その緩衝用支持脚片(13)
を、箱主体(A) の底隅へ当接して背面側壁(23)に貼着し
た後、箱主体(A) と瓶容器支持体(B) とを折畳状態で一
体とするが、その手順は限定するものではない。
【0029】なお、箱主体(A) と瓶容器支持体(B) とを
折畳状態で一体とするには、第二起立板(6) を箱主体
(A) の正面側壁(21)の内面に貼着してもよいが、後述す
る実施例において説明するように、正面側壁(21)に瓶容
器支持体(B) の浮上抑止構成を具備させる場合は適当で
はない。また貼着一体化することが、取扱いにおいて又
包装状態にする場合の作業を簡単で最も能率的とするこ
とから最も好ましいが、折畳扁平状態に完成された箱主
体(A) に瓶容器支持体(B) を挟着保持させるようにして
も良い。
【0030】(実施例2)次に実施例2について図2、
図7及び図8に基づき説明する。実施例2に係る瓶容器
支持体(B) は、図2に示した瓶容器支持体(B) の展開体
中、上位支持板(8) の瓶胴中間部用支持穴(7) を、図7
に示すように、その周縁対向位置において上位支持板
(8) と接続部(a) において連続し且つ該接続部(a) 相互
を結ぶ線と直交する穴中心を通る二分割切線(14)と、穴
輪郭に沿って設けた切線(15)とを、僅かな接続部分(b)
を介して連続させて形成した折曲可能な折曲支持片(16)
で塞いだ状態の構成とする。
【0031】そして図7のD−D線に相当する折畳時の
略図的部分断面である図8から明らかなように、前記折
曲位置と前記二分割切線(14)との間隔寸法(L1)に略一致
するように、瓶容器支持体(B) の上位支持板(8) と中間
支持板(3) との間隔を、第一起立板(4) の高さ(H1)と第
二起立板(6) の高さ(H2)とを(H1)<(H2)に設定した構成
とし、折曲支持片(16)が僅かな接続部分(b) を破断して
接続部(a) から中間支持板(3) 方向へ折曲され、その下
端が中間支持板(3) に当接又は(10)がかかった場合に上
位支持板(8) が撓んで当接されて上位支持板(8) を支持
し、支持強度を良好にするとともに、瓶容器の周面を握
持して安定支持を確保する。この場合、図示省略した
が、中間支持板(3) の瓶胴下部用支持穴(2) も同様の構
成としてもよい。なお他の構成は実施例1の場合と同様
に付き説明を省略する。
【0032】(実施例3)実施例3は箱主体(A) 内に貼
着一体化した瓶容器支持体(B) の、貼着されていない側
の浮上を抑制するようにしたものであり、図2に示した
瓶容器支持体(B)の展開体中、上位支持板(8) と第三起
立板(9) との折目部分の中間部分に、図2、図7に示す
ように折目に沿って差込用スリット(17)を形成する一
方、箱主体(A) を、図1に二点鎖線で示すように、蓋板
(27)が連接されている背面側壁(23)に対向する正面側壁
(21)の上端部に、正面側壁の高さ(H) と瓶容器支持体
(B) の第三起立板(9) の高さ(H3)との差の寸法の折返し
板(24)を折目を介して延設するとともに、該折返し板(3
0)の自由端側縁に、前記瓶容器支持体(B) の差込用スリ
ット(17)へ差し込むための挿入係合片(31)を延設した構
成として、前記瓶容器支持体(B) の第三起立板(9) を箱
主体(A) の背面側壁(23)の内面に貼着した構成である。
【0033】上記のように構成した瓶容器包装用紙箱
は、図9に紙厚を一本線とした略図的断面図に示すよう
に、箱主体(A) と瓶容器支持体(B) とを包装状態に立体
化した後に、箱主体(A) の正面側壁(21)の折返し板(30)
を箱の内側へ折返して、先端の挿入係合片(31)を瓶容器
支持体(B) の差込用スリット(17)へ差し込むことにより
係合されて、瓶容器支持体(B) の箱主体(A) 内での浮上
を抑えて、瓶容器支持体(B) の各支持板の水平状態を確
保し、瓶容器の収納作業を能率的とする。
【0034】(実施例4)実施例4に係る瓶容器包装用
紙箱は、瓶容器支持体(B) の緩衝用支持脚片(13)の支持
強度を、箱底内面密着片(10)で連結されて起立強度を維
持する支脚( 正面側壁(21)の内側のもの)と中央部の緩
衝用立壁片(11)と同等程度に高めて、優れた緩衝機能を
果たすようにしたものであって、図11に示すように、
箱主体底内面で瓶容器支持体(B) を支持するための重着
片(1) を、その起立時の高さ(H4)と第一起立板(4) の高
さ(H1)との関係を(H1)≧(H4)とするとともに、その自由
端縁に、瓶底支持板(5) と第二起立板(6) の高さ(H0)の
緩衝用支持脚片(13)の切り抜き部に入り込む補強舌片(1
8)を延設し、該重着片(1) を第二起立板(6) の内面に貼
着又は貼着することなく密着させるようにした構成であ
り、箱主体(A) 及び瓶容器支持体(B) を包装状態に立体
化した場合、図11に示すように、補強舌片(18)が緩衝
用支持脚片(13)の切り抜き部から入り込み、該緩衝用支
持脚片(13)と重着されて強度的に優れた脚を形成する。
【0035】(実施例5)実施例5に係る瓶容器包装用
紙箱は、箱主体(A) への瓶容器支持体(B) の収納を容易
として作業性を良好とすると共に、瓶容器支持体(B) の
瓶底支持体(5) の支持強度を高めて緩衝機能を一層優れ
たものとするものであって、図2に仮想線で示すよう
に、瓶容器支持体(B) を構成する瓶底支持板(5) の両縁
に、瓶底支持板(5) の一部の切り抜きにより形成された
高さ(H0)の緩衝用のサイド起立脚片(34)と、第一起立板
(4) の高さ(H1)と同等若しくは僅かに低い高さを形成す
るように折曲起立するガイド袖片(33)を折目を介して延
設した構成である。
【0036】この実施例5に係る瓶容器包装用紙箱の瓶
容器支持体(B) は、図12に略図的に示した断面図に示
すように、収納時に上方向に起立するガイド袖片(33)の
箱主体(A) に対する収納案内機能によって箱主体(A) 内
に収納されると、その左右側壁内面によって起立して中
間支持板(3) を支持可能となるとともに、瓶底支持板
(5) の両縁部で箱底に向かってサイド起立脚片(34)が垂
下し、サイド起立脚片(34)、緩衝用支持脚片(13)、高さ
(H2)の第二起立板(6) と高さ(H3)の第三起立板(9) の差
により形成される支持縁及び緩衝用立壁片(11)とによっ
て瓶底支持板(5)の周囲と中央部が箱底上に支持される
ようになる。この場合、図示しているように、瓶容器支
持体(B) を構成する、上位支持板(8) と中間支持板(3)
のそれぞれ又はいずれか一方の両縁に、縁補強用袖片(3
5)を折目を介して延設することによって、瓶胴下部用支
持穴(2) 及び瓶胴中間部用支持穴(7) 形成により弱くな
った縁部を補強するとともに、外部から作用する力に対
して抵抗して強度的に優れた瓶容器包装用紙箱とするこ
とができるだけでなく、ガイド袖片(33)の上端が中間支
持板(3) を、また該中間支持板(3) の縁補強用袖片(35)
の上端が、上位支持板(8) を支持させることができる。
【0037】以上実施例1乃至実施例5においては、箱
主体(A) としてオートボトム構成のものを前提として説
明したが、他の構成の折畳形式の箱主体であっても瓶容
器底に作用する外力を優れた緩衝作用によって吸収して
保護できるものであるから、オートボトム構成の箱主体
に限定されるものではない。
【0038】また箱主体の開口部を、折畳可能構成が確
保されることを条件として、立壁を介して折返してその
自由端部を側壁内面に接着し緩衝空間を形成する二重構
成としたフラップ部で閉塞するようにして、上部からの
力作用に対する緩衝効果を発揮させるようにすることも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る瓶容器包装用紙箱を構成
するオートボトム構成の箱主体展開体の内面を示した平
面図である。
【図2】本発明の実施例1に係る瓶容器包装用紙箱を構
成する瓶容器支持体(B) の展開平面図である。
【図3】図2の瓶容器支持体(B) の扁平状態の略図的断
面図である。
【図4】図2は瓶容器支持体(B) の起立状態の略図的断
面図である。
【図5】実施例1に係る箱主体(A) と瓶容器支持体(B)
とを扁平状態において分解した正面図である。
【図6】実施例1に係る箱主体(A) と瓶容器支持体(B)
との組立て包装状態の略図的断面図である。
【図7】実施例2に係る瓶容器支持体(B) を示すもので
あって、図2の上位支持板(8)の瓶胴中間部用支持穴(7)
部分に構成を付加して示した上位支持板(81)の一部拡
大図である。
【図8】実施例2に係る瓶容器支持体(B) の起立状態を
図7のD−D線相当位置で示す略図的断面図である。
【図9】実施例3に係る瓶容器支持体(B) の略図的断面
図である。
【図10】実施例4に係る瓶容器支持体(B) の展開図で
ある。
【図11】実施例4に係る瓶容器支持体(B) の略図的断
面図である。
【図12】実施例5に係る瓶容器支持体(B) の幅方向の
略図的断面図である。
【符号の説明】
(A) 箱主体 (B) 瓶容器支持体 (S) 緩衝用空間 (1) 重着片 (2) 瓶胴下部用支持穴 (3) 中間支持板 (4) 第一起立板 (5) 瓶底支持板 (6) 第二起立板 (7) 瓶胴中間部用支持穴 (8) 上位支持板 (9) 第三起立板 (10) 箱底内面密着片 (11) 緩衝用立壁片 (12) 貼着片 (13) 緩衝用支持脚片 (14) 二分割切線 (15) 切線 (16) 折曲支持片 (17) 差し込み用スリット (18) 補強舌片 (20) 右側面壁 (21) 正面側壁 (22) 左側面壁 (23) 背面側壁 (24) 連結片 (25) フラップ片 (26a)(26b) 底形成片 (27) 蓋板 (28) 差込片 (30) 折返し板 (31) 挿入係合片 (33) ガイド袖片 (34) サイド起立脚片 (35) 縁補強用袖片

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面で開閉する蓋板(27)を具備した平面
    形状四角形の折畳可能な箱主体(A) と、該箱主体(A) に
    内蔵保持又は一部が貼着される瓶容器支持体(B) とから
    なる瓶容器包装用紙箱において、前記瓶容器支持体(B)
    の構成を、箱主体(A) の正面幅又は側面幅であって、巻
    き込み状に折曲して棚形となるように、いずれかの幅方
    向の縁と平行する折目を介して、重着片(1) 、瓶胴下部
    用支持穴(2) を設けた四角形の中間支持板(3) 、高さ(H
    1)となる第一起立板(4) 、四角形の瓶底支持板(5) 、高
    さ(H2)となる第二起立板(6) 、組立時に前記瓶胴下部用
    支持穴(2) と中心が一致する瓶胴中間部用支持穴(7) を
    設けた四角形の上位支持板(8) 、高さ(H3)となる第三起
    立板(9) 、箱底内面密着片(10)、高さ(H0)となる緩衝用
    立壁片(11)、瓶底支持板(5) に貼着される貼着片(12)
    を、各立壁の高さ関係が(H0)<(H1)<(H2)<(H3)、(H3)
    =(H0)+(H2)として順次連接するとともに、前記瓶底支
    持板(5) と第二起立板(6) の折目部分に瓶底支持板(5)
    の一部の切り抜きにより形成された高さ(H0)の緩衝用支
    持脚片(13)を形成して、重着片(1) を第二起立板(6) の
    内面に、また第一起立板の外面を第三起立板(9) の内面
    にそれぞれ貼着し、さらに貼着片(12)を瓶底支持板(5)
    の裏面に貼着して扁平に折畳できるようにした構成と
    し、箱主体(A) 内に瓶容器支持体(B) を貼着する場合に
    は、前記第二起立板(6) を箱主体(A) の正面又は背面の
    壁内面に貼着して、箱主体(A) と瓶容器支持体(B) とを
    折畳状態で一体とすることを特徴とする瓶容器包装用紙
    箱。
  2. 【請求項2】 上位支持板(8) の瓶胴中間部用支持穴
    (7) 及び/又は中間支持板(3) の瓶胴下部用支持穴(2)
    が、これら瓶胴下部用支持穴(2) の周縁対向位置におい
    て上位支持板(8) 又は中間支持板(3) と連続させ且つ穴
    中央を通る二分割切線(14)とこれに点的な接続部分を介
    して連続する切線(15)を入れて折曲可能な折曲支持片(1
    6)を形成し、該折曲位置と前記二分割切線(14)との間隔
    寸法(L1)に略一致する、上位支持板(8) と中間支持板
    (3) との間隔及び/又は中間支持板(3) と瓶底支持板
    (5) との間隔となるように各起立板の高さ(H1)<(H2)<
    (H3)を設定した請求項1記載の瓶容器包装用紙箱。
  3. 【請求項3】 瓶容器支持体(B) の上位支持板(8) と第
    三起立板(9) との折目部分の中間部分に差込用スリット
    (17)を形成する一方、箱主体(A) を蓋板(27)が背面側壁
    (23)に連接された扉開閉タイプとし、該背面側壁(23)に
    対向する正面側壁(21)の上端部に、自由端縁部に前記瓶
    容器支持体(B) の差込用スリット(17)へ差し込むための
    挿入係合片(31)が延設された折返し板(30)を折目を介し
    て連接し、前記瓶容器支持体(B) の第二起立板(6) を箱
    主体(A) の背面側壁(23)の内面に貼着した請求項1又は
    2記載の瓶容器包装用紙箱。
  4. 【請求項4】 瓶容器支持体(B) の重着片(1) を、その
    起立時の高さ(H4)と第一起立板(4) の高さ(H1)との関係
    を(H1)≧(H4)とするとともに、その自由端縁に、瓶底支
    持板(5) と第二起立板(6) の高さ(H0)の緩衝用支持脚片
    (13)の切り抜き部に入り込む補強舌片(18)を延設し、該
    重着片(1) を第二起立板(6) の内面に貼着又は貼着せず
    に密着させるようにした請求項1、2又は3記載の瓶容
    器包装用紙箱。
  5. 【請求項5】 箱主体(A) が、蓋板(27)を背面側壁(23)
    に連接した扉開閉タイプであってオートボトム形態の組
    み立て構造であり、その背面側壁(23)の内面に、瓶底支
    持板(5) と第二起立板(6) の折目部分に瓶底支持板(5)
    の一部の切り抜きにより形成された高さ(H0)の緩衝用支
    持脚片(13)の先端が箱主体(A) の底内面に当接する状態
    で、瓶容器支持体(B) の第二起立板(6) を貼着して、折
    畳状態の箱主体(A) に折畳状態の瓶容器支持体(B) を固
    定したことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の
    瓶容器包装用紙箱。
  6. 【請求項6】 瓶容器支持体(B) を構成する瓶底支持板
    (5) の両縁に、瓶底支持板(5) の一部の切り抜きにより
    形成された高さ(H0)の緩衝用のサイド起立脚片(34)と一
    体的に折曲起立するガイド袖片(33)を折目を介して延設
    した請求項1、2又は4記載の瓶容器包装用紙箱。
  7. 【請求項7】 瓶容器支持体(B) を構成する、上位支持
    板(8) と中間支持板(3) のそれぞれ又はいずれか一方の
    両縁に、縁補強用袖片(35)を折目を介して延設した請求
    項6記載の瓶容器包装用紙箱。
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