JPH10290165A - D/a変換器 - Google Patents

D/a変換器

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JPH10290165A
JPH10290165A JP9732897A JP9732897A JPH10290165A JP H10290165 A JPH10290165 A JP H10290165A JP 9732897 A JP9732897 A JP 9732897A JP 9732897 A JP9732897 A JP 9732897A JP H10290165 A JPH10290165 A JP H10290165A
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JP
Japan
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switch
circuit
signal
switch circuit
logical operation
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JP9732897A
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Hiroyuki Hara
浩 幸 原
Mitsuo Sasuga
石 三 夫 流
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力を抑えつつ、オーバーシュートの発
生も抑えてアナログ信号への変換を精度よく行うことが
できるD/A変換器を提供する。 【解決手段】 本発明のD/A変換器は、定電流源1
と、スイッチ回路SW1、SW2と、出力抵抗2と、ダ
ミー抵抗3と、制御回路4とを備え、各スイッチは、制
御回路4からの制御信号により切り換え制御される。ス
イッチ回路SW1は、デジタル信号に応じてオン、オフ
を繰り返し、スイッチ回路SW2はスイッチ回路SW1
がオンする直前の所定期間と、オフした直後の所定期間
だけオンする。これにより、ダミー抵抗3に電流が流れ
る期間が短くなり、消費電力を低減できる。また、スイ
ッチ回路SW1をオンする前にいったんスイッチ回路S
W2をオンするため、オーバーシュートも発生しなくな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電流加算型D/A
変換器に関するもので、特に、出力段に定電流源とスイ
ッチ回路とを備えたものを対象とする。
【0002】
【従来の技術】DVD(Digital Video Disk)装置などで
は、媒体に記録されたデジタル信号をアナログのビデオ
信号に変換する処理を行っており、このような処理には
通常D/A変換器が用いられる。D/A変換器には回路
構成の異なる複数のタイプがあり、図5はその一種であ
る電流加算型D/A変換器の出力段の回路構成を示して
いる。図5のD/A変換器は、複数のユニット10と、
出力抵抗2と、ダミー抵抗3とを備える。各ユニット1
0は、定電流源1と、定電流源1に接続されたスイッチ
回路SW1,SW2とを含んで構成され、このような構
成のユニット10が所定のビット数分(例えば8ビット
分)並列接続されている。
【0003】スイッチ回路SW1は、変換対象であるデ
ジタル信号に応じてオン、オフを繰り返し、スイッチ回
路SW2はスイッチ回路SW1とはほぼ逆のタイミング
で動作する。このスイッチ回路SW2は、オーバーシュ
ートやアンダーシュートを防止するために設けられてい
る。
【0004】図5において、スイッチ回路SW1がオン
すると、定電流源1からの電流I0はスイッチ回路SW
1を介して出力抵抗2に流れ、アナログ信号の電位はI
0 ・R(Rは出力抵抗2の抵抗値)になる。
【0005】一方、スイッチ回路SW1がオフしたとき
に、仮にスイッチ回路SW2がないと仮定すると、定電
流源1とスイッチ回路SW1との接続点Pの電位は電源
電圧VDDに近いレベルにまで上昇し、その後にスイッチ
回路SW1がオンしたときに、接続点Pの電位が低下す
るまでの所定期間、本来定電流源1から流れるべき電流
以上の電流が接続点Pに流れ、アナログ出力にオーバー
シュートが発生してしまう。
【0006】このため、図5のD/A変換器では、スイ
ッチ回路SW1がオフするとスイッチ回路SW2がオン
するようにしており、これにより、定電流源1からの電
流はスイッチ回路SW2を介してダミー抵抗3に流れ、
定電流源1とスイッチ回路SW1との接続点Pの電位
は、ダミー抵抗3の抵抗値をrとすると、I0 ・rにな
る。
【0007】このように、スイッチ回路SW2とダミー
抵抗3からなるダミー回路を設けることにより、スイッ
チ回路SW1がオフのときの接続点Pの電位を電源電圧
VDDよりも低く設定でき、その後にスイッチ回路SW1
がオンしたときにオーバーシュートが発生しなくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5の
D/A変換器は、スイッチ回路SW1とSW2が交互に
オンし、スイッチ回路SW1がオフの間も定電流源1か
らの電流はスイッチ回路SW2を流れるため、消費電力
が多くなってしまう。すなわち、スイッチ回路SW2を
流れる電流は、D/A変換には直接寄与しないため、ア
ナログ信号への変換に使われる消費電力は全体の消費電
力の50%にすぎず、無駄に消費される電力が多い。
【0009】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、消費電力を抑えつつ、オーバ
ーシュートの発生も抑えてアナログ信号への変換を精度
よく行うことができるD/A変換器を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、定電流源からの電流を出力
抵抗に流す前にダミー抵抗に流すようにして、デジタル
信号をアナログ信号に変換する際のノイズ軽減を図った
D/A変換器において、前記出力抵抗に直列に接続さ
れ、前記定電流源からの電流を前記出力抵抗に流すか否
かを第1のスイッチ制御信号に基づいて切り換える第1
のスイッチ回路と、前記ダミー抵抗に直列に接続され、
前記定電流源からの電流を前記ダミー抵抗に流すか否か
を第2のスイッチ制御信号に基づいて切り換える第2の
スイッチ回路と、前記デジタル信号に基づいて前記第1
および第2のスイッチ制御信号を出力するスイッチ制御
回路であって、前記第1のスイッチ回路がオフからオン
に切り替わる直前の第1の期間と、前記第1のスイッチ
回路がオンからオフに切り替わった直後の第2の期間と
に、前記第2のスイッチ回路をオンに設定して前記定電
流源からの電流を前記ダミー抵抗に流すスイッチ制御回
路とを備えるものである。
【0011】請求項1の発明を図1に対応づけて説明す
ると、第1のスイッチ回路はスイッチ回路SW1に、第
2のスイッチ回路はスイッチ回路SW2に、スイッチ制
御回路は制御回路4に、それぞれ対応する。
【0012】すなわち、請求項1では、第1のスイッチ
回路がオフからオンに切り替わる直前と、オンからオフ
に切り替わった直後の短い期間だけ、ダミー抵抗に電流
を流すため、ダミー抵抗に電流を流す期間を短くでき、
消費電力を低減できる。
【0013】請求項2の発明は、前記スイッチ制御回路
の内部に、前記デジタル信号を所定期間遅延させた遅延
信号を生成する遅延回路と、前記遅延信号に基づいて、
前記第1および第2のスイッチ制御信号を生成するスイ
ッチ制御信号生成回路とを設ける。
【0014】請求項2の発明を例えば図1に対応づけて
説明すると、遅延回路はNANDゲート41,42と、
遅延回路43,44と、インバータ45とに対応し、ス
イッチ制御信号生成回路はインバータ46と、EXOR
ゲート47と、ANDゲート48とに対応する。
【0015】すなわち、請求項2では、デジタル信号を
入力信号として、汎用的な論理ゲートを用いて第1およ
び第2のスイッチ制御信号を生成するため、回路構成を
簡略化できる。
【0016】請求項3の発明は、前記遅延回路の内部
に、前記デジタル信号が入力される第1の論理演算素子
と、前記デジタル信号の反転信号が入力される第2の論
理演算素子と、前記第1の論理演算素子の出力を遅延さ
せた信号を前記第2の論理演算素子に入力する第1の遅
延回路と、前記第2の論理演算素子の出力を遅延させた
信号を前記第1の論理演算素子に入力する第2の遅延回
路とを設ける。また、前記スイッチ制御信号生成回路の
内部に、前記第1および第2の論理演算素子の出力に基
づいて前記第1のスイッチ制御信号を生成する第3の論
理演算素子と、前記第1および第2の論理演算素子の出
力に基づいて前記第2のスイッチ制御信号を生成する第
4の論理演算素子とを設ける。
【0017】請求項3の構成要素を例えば図1に対応づ
けて説明すると、第1の論理演算素子はNANDゲート
41に、第2の論理演算素子はNANDゲート42に、
第1の遅延回路は遅延回路43に、第2の遅延回路は遅
延回路44に、第3の論理演算素子はANDゲート48
に、第4の論理演算素子はEXORゲート47にそれぞ
れ対応する。
【0018】請求項4の発明は、前記定電流源をPMO
Sトランジスタを用いて構成し、前記第1および第2の
スイッチ回路をNMOSトランジスタを用いて構成す
る。
【0019】請求項5の発明は、前記定電流源をNMO
Sトランジスタを用いて構成し、前記第1および第2の
スイッチ回路をPMOSトランジスタを用いて構成す
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したD/A変
換器について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0021】〔第1の実施形態〕以下に説明する第1の
実施形態は、図5に示す従来のD/A変換器と基本的に
は同じ構成をしており、ダミー回路の動作時間を可能な
限り短くして消費電力の低減を図った点に特徴がある。
【0022】図1は第1の実施形態のD/A変換器の出
力段の構成を示す回路図である。図1には、1ビット分
のユニット10が示されており、実際には、このような
ユニット10が複数並列接続されている。なお、図1で
は、従来と同じ構成部分には同一符号を付している。
【0023】第1の実施形態のD/A変換器は、図5に
示す従来のD/A変換器と同様に、複数のユニット10
と、出力抵抗2と、ダミー抵抗3とを備える。各ユニッ
ト10は、定電流源1と、定電流源1に接続されたスイ
ッチ回路SW1,SW2とを含んで構成され、定電流源
1はPMOSトランジスタで、スイッチ回路SW1,S
W2はNMOSトランジスタでそれぞれ構成されてい
る。定電流源1は、バイアス信号がローレベルのときに
動作状態になり、スイッチ回路SW1,SW2は制御回
路4から出力される第1および第2のスイッチ制御信号
により切り換え制御される。
【0024】図2は制御回路4内部の詳細構成を示した
回路図である。制御回路4は、デジタル信号を遅延させ
る遅延回路部と、第1および第2のスイッチ制御信号を
出力する制御信号生成部の2つに大きく分けられる。遅
延回路部は、NANDゲート41,42と、遅延回路4
3,44と、インバータ45とを含んで構成され、制御
信号生成部は、インバータ45と、第2のスイッチ制御
信号を出力するEXOR(Exclusive OR)ゲート47
と、第1のスイッチ制御信号を出力するANDゲート4
8とを含んで構成されている。
【0025】遅延回路43はNANDゲート41の出力
を遅延させ、遅延回路44はNANDゲート42の出力
を遅延させる。NANDゲート41にはデジタル信号と
遅延回路44の出力とが入力され、NANDゲート42
にはデジタル信号の反転信号と遅延回路43の出力とが
入力される。EXORゲート47とANDゲート48に
はそれぞれ、NANDゲート42の出力とインバータ4
6の出力とが入力される。
【0026】図3は、図2のノードA〜Eの信号波形図
であり、この図を用いて図2の回路動作を説明する。制
御回路4に入力されたデジタル信号(図3の波形A)が
時刻T1 にハイレベルに変化すると、NANDゲート4
2の出力が反転してハイレベルになる(図3の波形
B)。この時刻T2 では、NANDゲート41の出力は
ハイレベルを維持するため、インバータ46の出力もロ
ーレベルを維持し、EXORゲート47の出力(第2の
スイッチ制御信号)は反転してハイレベルになる(図3
の波形D)。
【0027】NANDゲート42の出力は、遅延回路4
4を介してNANDゲート41の入力側に帰還され、時
刻T3 にNANDゲート41の出力が反転してローレベ
ルになり、それに応じて、インバータ46の出力はハイ
レベルに変化し(図3の波形C)、EXORゲート47
の出力(第2のスイッチ制御信号)が反転する(図3の
波形D)とともに、ANDゲート48の出力(第1のス
イッチ制御信号)も反転してハイレベルになる(図3の
波形E)。
【0028】時刻T4 にデジタル信号がローレベルに変
化すると、NANDゲート41の出力が反転してハイレ
ベルになり、それに応じてインバータ46の出力がロー
レベルに変化し(図3の波形C)、時刻T5 には、EX
ORゲート47とANDゲート48の出力も反転する
(図3の波形D,E)。NANDゲート41の出力は遅
延回路43を介してNANDゲート42の入力側に帰還
され、時刻T6 にNANDゲート42の出力が反転して
ローレベルになり(図3の波形B)、それに応じてイン
バータ46とEXORゲート47の出力がともに反転す
る(図3の波形D、E)。以下、時刻T7 〜T12では、
時刻T1 〜T6 と同じように各部の信号波形が変化す
る。
【0029】ANDゲート48の出力はスイッチ回路S
W1を構成するNMOSトランジスタのゲート電極に入
力され、ANDゲート48の出力がハイレベルの期間
(図3の時刻T3 〜T5 )は、スイッチ回路SW1はオ
ン状態を維持する。また、EXORゲート47の出力は
スイッチ回路SW2を構成するNMOSトランジスタの
ゲート電極に入力され、EXORゲート47の出力がハ
イレベルの期間(図3の時刻T2 〜T3 とT5 〜T6 )
は、スイッチ回路SW2はオン状態を維持する。
【0030】スイッチ回路SW2がオンすると、定電流
源1とスイッチ回路SW1との接続点Pの電位は所定の
レベルにまで下がるため、スイッチ回路SW1の両端の
電位差が小さくなり、スイッチ回路SW1をオンしたと
きにアナログ信号にオーバーシュートが発生しなくな
る。
【0031】このように、第1の実施形態のD/A変換
器は、スイッチ回路SW1がオンする直前の所定期間と
オフした直後の所定期間だけスイッチ回路SW2をオン
するため、ダミー抵抗3に電流が流れる期間を短くで
き、消費電力を低減できる。また、スイッチ回路SW2
をいったんオンした後にスイッチ回路SW1をオンする
ため、スイッチ回路SW1がオンする時点では定電流源
1とスイッチ回路SW1との接続点Pの電位を所定のレ
ベルにまで確実に下げることができ、アナログ信号にオ
ーバーシュートが発生しなくなる。また、スイッチ回路
SW1がオフした直後から所定期間はスイッチ回路SW
2がオンするため、デジタル信号のホールド時間を十分
に確保でき、デジタル信号を精度よくアナログ信号に変
換することができる。
【0032】〔第2の実施形態〕第1の実施形態では、
定電流源1をPMOSトランジスタで、スイッチ回路S
W1をNMOSトランジスタで構成する例を説明した
が、定電流源1をNMOSトランジスタで、スイッチ回
路SW1をPMOSトランジスタで構成することも可能
である。
【0033】図4は第2の実施形態のD/A変換器の出
力段の回路図であり、図1や図2と同様に2ビット分の
ユニットの回路構成を示している。スイッチ回路SW1
やSW2はPMOSトランジスタで構成され、スイッチ
回路SW1と電源電圧端子との間には出力抵抗2が接続
され、スイッチ回路SW2と電源電圧端子との間にはダ
ミー抵抗3が接続されている。また、スイッチ回路SW
1と接地端子との間にはPMOSトランジスタ構成の定
電流源1が接続されている。制御回路4aの回路構成は
第1の実施形態とほとんど同じであるが、制御回路4a
から出力される制御信号の論理が第1の実施形態とは逆
になっている。すなわち、インバータ46の後段には、
EXORゲートの代わりにEXNORゲート47aが接
続され、NANDゲート42の後段にはアンドゲートの
代わりにNANDゲート48aが接続されている。した
がって、EXNORゲート47aまたはNANDゲート
48aの出力がローレベルのときにスイッチ回路SW1
またはスイッチ回路SW2がオンし、また、バイアス信
号がハイレベルのときに定電流源1が動作状態になる。
【0034】このように、第2の実施形態のD/A変換
器は、定電流源1とスイッチ回路SW1をオンするため
の図4のノードD,Eの信号論理が第1の実施形態と逆
である点を除いて、第1の実施形態と同様に動作し、消
費電力を抑えつつオーバーシュートの発生を抑制できる
という効果も第1の実施形態と共通する。
【0035】なお、定電流源1やスイッチ回路をNMO
SトランジスタやPMOSトランジスタで構成する代わ
りに、CMOSトランジスタやバイポーラトランジスタ
で構成してもよく、本発明は定電流源1等の具体的な回
路構成には依存しない。
【0036】また、図2や図4では、NANDゲートや
インバータなどを組み合わせて制御回路4や4aを構成
したが、組み合わせるゲートの種類は図示されたものに
限定されない。
【0037】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、第1のスイッチ回路がオンに変化する直前とオフ
に変化した直後の限られた期間だけ第2のスイッチ回路
をオンしてダミー抵抗に電流を流すため、ダミー抵抗に
電流が流れる期間が従来に比べて短くなり、消費電力を
大幅に低減できる。また、第2のスイッチ回路をいった
んオンした後に第1のスイッチ回路をオンするため、第
1のスイッチ回路がオンする時点では定電流源1と第1
のスイッチ回路の接続点Pの電位を所定レベルまで確実
に下げることができ、従来と同様にアナログ信号にオー
バーシュートが発生しなくなる。また、第1のスイッチ
回路がオフした直後も第2のスイッチ回路をいったんオ
ンするため、デジタル信号のホールド時間を十分に確保
でき、デジタル信号を精度よくアナログ信号に変換する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のD/A変換器の出力段の構成
を示す回路図。
【図2】制御回路内部の詳細構成を示した回路図。
【図3】図2のノードA〜Eの信号波形図。
【図4】第2の実施形態のD/A変換器の出力段の回路
図。
【図5】従来の電流加算型D/A変換器の出力段の回路
構成を示す図。
【符号の説明】
1 定電流源 2 出力抵抗 3 ダミー抵抗 4 制御回路 SW1,SW2 スイッチ回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定電流源からの電流を出力抵抗に流す前に
    ダミー抵抗に流すようにして、デジタル信号をアナログ
    信号に変換する際のノイズ軽減を図ったD/A変換器に
    おいて、 前記出力抵抗に直列に接続され、前記定電流源からの電
    流を前記出力抵抗に流すか否かを第1のスイッチ制御信
    号に基づいて切り換える第1のスイッチ回路と、 前記ダミー抵抗に直列に接続され、前記定電流源からの
    電流を前記ダミー抵抗に流すか否かを第2のスイッチ制
    御信号に基づいて切り換える第2のスイッチ回路と、 前記デジタル信号に基づいて前記第1および第2のスイ
    ッチ制御信号を出力するスイッチ制御回路であって、前
    記第1のスイッチ回路がオフからオンに切り替わる直前
    の第1の期間と、前記第1のスイッチ回路がオンからオ
    フに切り替わった直後の第2の期間とに、前記第2のス
    イッチ回路をオンに設定して前記定電流源からの電流を
    前記ダミー抵抗に流すスイッチ制御回路とを備えること
    を特徴とするD/A変換器。
  2. 【請求項2】前記スイッチ制御回路は、 前記デジタル信号を所定期間遅延させた遅延信号を生成
    する遅延回路と、 前記遅延信号に基づいて、前記第1および第2のスイッ
    チ制御信号を生成するスイッチ制御信号生成回路とを備
    えることを特徴とする請求項1記載のD/A変換器。
  3. 【請求項3】前記遅延回路は、前記デジタル信号が入力
    される第1の論理演算素子と、前記デジタル信号の反転
    信号が入力される第2の論理演算素子と、前記第1の論
    理演算素子の出力を遅延させた信号を前記第2の論理演
    算素子に入力する第1の遅延回路と、前記第2の論理演
    算素子の出力を遅延させた信号を前記第1の論理演算素
    子に入力する第2の遅延回路とを備え、 前記スイッチ制御信号生成回路は、前記第1および第2
    の論理演算素子の出力に基づいて前記第1のスイッチ制
    御信号を生成する第3の論理演算素子と、前記第1およ
    び第2の論理演算素子の出力に基づいて前記第2のスイ
    ッチ制御信号を生成する第4の論理演算素子とを備える
    ことを特徴とする請求項2記載のD/A変換器。
  4. 【請求項4】前記定電流源をPMOSトランジスタを用
    いて構成し、前記第1および第2のスイッチ回路をNM
    OSトランジスタを用いて構成したことを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載のD/A変換器。
  5. 【請求項5】前記定電流源をNMOSトランジスタを用
    いて構成し、前記第1および第2のスイッチ回路をPM
    OSトランジスタを用いて構成したことを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載のD/A変換器。
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Cited By (3)

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