JPH102898A - 白血球の選択的調製方法及びポリメラーゼ連鎖反応用キット - Google Patents
白血球の選択的調製方法及びポリメラーゼ連鎖反応用キットInfo
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Abstract
トを含有する溶液で赤血球を溶解する工程及び残存する
白血球を洗浄する工程を含む一連の処理を全血試料に施
すことにより、白血球を赤血球から迅速且つ選択的に分
離することができる。得られた白血球細胞は容易に溶解
され、そしてポリメラーゼ連鎖反応に供することにより
標的核酸を増幅して検出することができる。この増幅法
を実施する上で有用な試験キットは、標識化プライマ
ー、PCR試薬並びに試料調製用の塩化アンモニウム及
びカルボン酸又は金属カルボキシレートを含有する試薬
混合物を含む。
Description
ら分離することによってポリメラーゼ連鎖反応(PC
R)のための全血試料を調製するための方法に関する。
本発明はまた、調製した白血球から単離された標的核酸
を増幅するための方法、さらには該方法を実施する上で
有用なキットにも関する。
な増幅技法においてプローブを使用する非常に巧妙なハ
イブリダイゼーションアッセイの開発をはじめとし、核
酸の量の検出する技術が急速に進歩してきた。研究者で
あれば、ヒトや動物の被検体の疾患や遺伝的特徴を検出
するこれらの技術の価値を認識することは容易である。
このような技術におけるプローブやプライマーの使用
は、相補性の概念に基づくものである。すなわち、2本
の核酸鎖が相補的なヌクレオチド(ヌクレオチド対とし
ても知られている)の間の水素結合により結合する概念
である。
おかげで、極微量の標的核酸を検出することが可能であ
る。PCRについての詳細は、例えば、米国特許第4,
683,195号(Mullisら)、同第4,68
3,202号(Mullisら)及び同第4,965,
188号(Mullisら)に記載されているが、この
分野では文献の数は急速に増加している。詳細に触れる
つもりはないが、PCRは、重合剤(例、DNAポリメ
ラーゼ)及びデオキシリボヌクレオシド三リン酸の存在
下、標的核酸(「鋳型」とみなされる)の鎖にプライマ
ーを適当な条件下でハイブリダイズさせる工程を含むも
のである。その結果、鋳型に沿ったプライマー伸長生成
物、すなわち、その鋳型に相補的であるヌクレオチドが
付加した生成物が得られる。
ーの鋳型を調製した後、プライミング、伸長及び変性の
周回を所望の回数遂行することにより、標的核酸と同じ
配列を有する核酸が指数的に増加して得られる。実際
は、標的核酸の検出が容易となるように多数回の複製
(又は「増幅」)が行われる。
は、細胞やその他の被検体の破壊屑から当該核酸を分離
しなければならないことが普通である。例えば、当該技
術分野では、赤血球がPCRを阻害することが周知であ
る。様々な溶解手法が知られており、凍結法、プロテア
ーゼ(例、プロテイナーゼK)のような消化酵素による
処理、煮沸法及び洗剤の使用(例えば、1988年4月
6日出願、Higuchi、米国特許出願第178,2
02号明細書、及び1991年5月22日公開、欧州特
許公開第0428197号公報)が知られている。
の細胞集団、例えば、赤血球細胞(erythrocytes)と対
立する白血球細胞(leucocytes)に見い出されることも
知られている。血液細胞集団(及び二次集団)の分離及
び精製のために使用される技術は多くが周知のものであ
る。赤血球から白血球を分離するために最も一般的に用
いられている技法の一つに、赤血球を凝集させてその沈
降速度を高める試薬を含む溶液と全血試料とを単に混合
する方法がある。この沈降流体による白血球への影響は
少ないので、赤血球が沈降した後、該流体の上部から白
血球を収集することができる。
第4,255,256号明細書(Ferranteら)
に記載されているように、特定の高分子化合物(例、F
ICOLL(商標)400)のような赤血球凝集剤を使
用する方法がある。このFerranteらの特許明細
書の記載によると、白血球の特定の二次集団を凝集させ
ることも可能である。分離は、例えば、Eggleto
nらのJ.Immun.Methods,121,第1
05〜113頁(1989)に記載されているデキスト
ラン勾配法を使用して行うこともできる。
多くの技法及び試薬はポリメラーゼ連鎖反応を妨害し、
その効率を低下させることが知られている。このこと
は、標的核酸が極微量でしか存在しない場合には特に問
題となる。また、溶解性洗剤のような溶解剤の中には、
白血球の細胞膜を溶解し、細胞分離の際に細胞質DNA
を損失せしめるものもある。さらに、各種溶解剤を使用
して調製された細胞は生存しておらず、従って培養する
ことができない。これらの問題を回避するためには、白
血球の一体性を損なうことなく赤血球を選択的に溶解す
る化合物を使用する必要がある。
例として塩化アンモニウムがあり、例えば、米国特許第
4,407,942号明細書(Birnboim)及び
EggletonらのJ.Immun.Method
s,121,第105〜113頁(1989)に記載さ
れている。典型的には、塩化アンモニウムを使用した
後、溶解した物質を遠心分離で除去して白血球を残存さ
せ、これをさらに処理する。しかしながら、この技法の
おける塩化アンモニウムを使用するためのプロトコルの
教示は必ずしも十分ではない。例えば、Eggleto
nらによると、赤血球を氷温の塩化アンモニウムで溶解
した後に白血球をその使用時まで緩衝液で洗浄してい
る。白血球の活性を維持することは重要であるが、Eg
gletonらの方法によると白血球もまた溶解を受け
てしまう。
リメラーゼ連鎖反応のための標的核酸の単離法としては
有用ではなく、特に白血球集団に含まれる標的核酸の力
価が低い場合には有用ではない。白血球細胞の溶解が早
過ぎると、標的核酸の損失が多大となる恐れがある。そ
の上、Eggletonらの方法は時間がかかりすぎ
(40分を超える)、市販品として有用な細胞調製法と
はいえない。
る白血球の選択的調製方法によって解決される。本発明
の方法は、(A)少なくとも約50mMの塩化アンモニ
ウム及び少なくとも一つのカルボキシル基を有するカル
ボン酸又は金属カルボキシレート約0.001重量%〜
約0.1重量%を含む赤血球溶解液と全血試料とを混合
し、(B)得られた混合物を遠心分離することにより前
記全血試料から白血球のペレットを形成し、(C)その
上清を除去した後、前記白血球ペレットを前記溶解液の
新鮮な試料中で洗浄し、そして(D)前記白血球ペレッ
トを遠心分離して単離する白血球の選択的調製方法であ
って、前記カルボン酸又は金属カルボキシレートは下記
構造式: R−COOM (上式中、Mは水素又は1価のカチオンを表し、Rは炭
素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6の置換
アルキル基、炭素原子数2〜6の置換アルケニル基、ア
リール基、置換アリール基、アリールアルキル基又は置
換アリールアルキル基を表す)で示され、前記溶解液の
pHは6〜8の間にあり、そして前記(A)〜(D)を
約20分以内で遂行する方法である。
及び少なくとも一つのカルボキシル基を有するカルボン
酸又は金属カルボキシレート約0.001重量%〜約
0.1重量%を含む赤血球溶解液と全血試料とを混合
し、(B)得られた混合物を遠心分離することにより前
記全血試料から白血球のペレットを形成し、(C)その
上清を除去した後、前記白血球ペレットを前記溶解液の
新鮮な試料中で洗浄し、そして(D)前記白血球ペレッ
トを遠心分離して単離する方法であって、前記カルボン
酸又は金属カルボキシレートは下記構造式: R−COOM (上式中、Mは水素又は1価のカチオンを表し、Rは炭
素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6の置換
アルキル基、炭素原子数2〜6の置換アルケニル基、ア
リール基、置換アリール基、アリールアルキル基又は置
換アリールアルキル基を表す)で示され、前記溶解液の
pHは6〜8の間にあり、そして前記(A)〜(D)を
約20分以内で遂行する方法により、全血試料中の標的
核酸を含有することが疑われる白血球を選択的に調製す
る工程と、 (2)前記洗浄後のペレットの中の白血球を溶解するこ
とにより前記標的核酸を解放させる工程と、 (3)前記標的核酸の対向鎖に特異的であり且つハイブ
リダイズし得る一組のプライマーを使用するポリメラー
ゼ連鎖反応によって、前記解放された標的核酸を増幅す
る工程と、 (4)前記増幅された標的核酸を検出する工程とを含
む、標的核酸を増幅して検出するための方法をも提供す
る。
つハイブリダイズし得る二種のプライマーであって、そ
の一方又は両方を検出部分で標識した一組のプライマ
ー、及び同一又は別の容器に入れた少なくとも一種の他
のPCR試薬、並びに(b)別の容器に入れた、少なく
とも約50mMの塩化アンモニウム及び少なくとも一つ
のカルボキシル基を有するカルボン酸又は金属カルボキ
シレート約0.005重量%以上を含有する溶液又は水
で再構成する場合にはその乾燥組成物であって、前記カ
ルボン酸又は金属カルボキシレートは下記構造式: R−COOM (上式中、Mは水素又は1価のカチオンを表し、Rは炭
素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6の置換
アルキル基、ストール(stole) 炭素原子のアルケニル
基、炭素原子数2〜6の置換アルケニル基、アリール
基、置換アリール基、アリールアルキル基又は置換アリ
ールアルキル基を表す)で示され、そして前記溶解液の
pHは6〜8の間にある前記溶液又は乾燥組成物を含
む、ポリメラーゼ連鎖反応用キット。
して検出するために白血球を選択的に調製するための迅
速且つ有効な方法を提供する。この調製法は、標的核酸
が非常に低濃度で存在する場合でも、約20分以内(好
ましくは15分以内)で遂行することができる。その
上、この方法は室温で実施することができるが、これは
分離した白血球の活性(viability) がポリメラーゼ連鎖
反応にとって重要ではないからである。本発明の調製法
により、核及び細胞質両方のDNAが保持される。
ボン酸又は金属カルボキシレートとを含む溶液を用いて
赤血球を選択的に溶解し、そして分離された白血球を同
溶液を用いて洗浄した後に、その白血球を溶解して標的
核酸を解放させることによって得られる。単に塩化アン
モニウム溶液を使用して赤血球を溶解するだけでは、増
幅して検出するために用いられる標的核酸を含有する白
血球の十分な力価を提供するには十分ではない場合が多
い。
在する一種又は二種以上の標的核酸の抽出及び検出に特
に適している。標的となる核酸は該試料の特定の細胞
(白血球)の中に存在することが典型的であるため、こ
れらの細胞を損なうことなく該試料の残部から分離する
ために本発明による工程が採用される。
ン酸又は金属カルボキシレートを含む赤血球溶解性の緩
衝液と全血試料とを適当な容器内で混合する。本発明に
おける使用に適したカルボン酸及び金属カルボキシレー
トは、カルボキシル基を一つ以上有し、下記構造式で示
される。 R−COOM 上式中、Mは水素又は1価のカチオン(例、ナトリウ
ム、カリウム又はリチウム)を表し、Rは炭素原子数1
〜6のアルキル基(例、メチル、エチル、ブチル、イソ
ブチル、プロピル、イソプロピル、等)、炭素原子数1
〜6の置換アルキル基(例、ブロモメチル、クロロメチ
ル、フルオロメチル、1,1−ジクロロメチル、1,
1,1−トリクロロメチル、1,1,1−トリフルオロ
メチル、2,2,2−トリクロロエチル、等のようなハ
ロアルキル)、炭素原子数2〜6のアルコキシアルキル
基(例、メトキシメチル、メトキシエチル、等)、炭素
原子数1〜6のヒドロキシアルキル基(例、ヒドロキシ
メチル、1−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシエチ
ル、2,3−ヒドロキシエチル、等)、炭素原子数1〜
6のアミノアルキル基(例、アミノメチル、2−アミノ
エチル、3−アミノエチル、3−アミノプロピル、2,
4−ジアミノブチル、メチルアミノメチル、4−アミノ
ブチル、等)、炭素原子数2〜6のアルケニル基(例、
エテニル、1−プロペニル、イソプロペニル、2−ブテ
ニル、等)、炭素原子数2〜6の置換アルケニル基、ア
リール基、置換アリール基(例、フェニル、2−メトキ
シフェニル、3−メトキシフェニル、4−メトキシフェ
ニル、4−アミノフェニル、2−クロロフェニル、4−
クロロフェニル、等)、アリールアルキル基又は置換ア
リールアルキル基を表す。
り好ましくは1〜3の、置換又は未置換のアルキル基で
ある。さらにより好ましくは、Rは置換メチル基、例え
ば、ハロゲンで置換されたメチル基である。最も好まし
いRはメチル基である。このように、好適なカルボン酸
の例として、モノハロ酢酸、ジハロ酢酸、トリハロ酢酸
及び酢酸並びにこれらの金属カルボキシレートが挙げら
れる。
mMの塩化アンモニウムを含有する。該溶液中にはカル
ボン酸又は金属カルボキシレートが約0.001重量%
〜約0.1重量%存在する。該溶解液は、カルボン酸又
は金属カルボキシレートを約0.005重量%〜約0.
05重量%含有することが好ましい。
ートは遊離酸として又は金属カルボキシレートとして一
般に市販されているが、当業者であれば周知の方法で合
成することもできる。本発明のカルボン酸の市販品の例
として、Eastman Organic Chemicals (Kingsport, Tenn
essee)より市販されている下記のものが挙げられる:酢
酸、安息香酸、p−アミノ安息香酸、1,1,1−トリ
クロロ酢酸、2−メトキシ安息香酸、4−クロロフェニ
ル、2−ブロモ−3−メチル酪酸、イソ酪酸、シアノ酢
酸、2−ブテン酸、1,3−ジカルボキシルベンゼン、
2−エチル酪酸、trans-桂皮酸、及びその他。上記のも
の及びその他はまた、当業者であれば周知である別の供
給業者や製造業者、例えば、TCI America (Portland, O
regon)、Sigma Chemical Company (St. Louis, Missour
i)、ICN (Irvine, California)及びその他多数からも入
手可能である。
全血試料の体積比率は、約1:1〜約1:10である。
この比率は約1:1〜約1:5であることが好ましい。
より好ましくは、この比率は約1:4である。全血試料
の体積は任意とすることができるが、一般には約0.1
〜約10mLである。
6.0〜約8.0(好ましくは約6.5〜約7.5)の
範囲のpHを与える適当な緩衝液の中に、塩化アンモニ
ウムとカルボン酸又は金属カルボキシレートを含むもの
である。有用な緩衝剤として、重炭酸ナトリウム、トリ
ス(ヒドロキシメチル)アミノメタン塩酸塩、リン酸
塩、その他当該技術分野で周知の緩衝剤が挙げられる
が、これらに限定はされない。該溶解液は、エチレンジ
アミン四酢酸やその他当該技術分野で周知のもののよう
なイオンキレート化剤を必要に応じて含有することがで
きる。
で最長約10分間(好ましくは約5分間)の混合を行
う。得られた混合物を、常用の遠心分離機を用いた最長
10分間(好ましくは約5分間)の遠心分離にかけ、溶
解の生成物及びその他の望ましくない破壊屑を含有する
上清液から(ペレット状の)白血球を分離する。
室温で少なくとも1回は該溶解液の新鮮な試料で洗浄
し、続いて室温で2回目の遠心分離を最長約10分間
(好ましくは約5分間)行う。白血球のペレットを再度
単離すると、その白血球はその後の取扱い(例えば、ポ
リメラーゼ連鎖反応に先立つ溶解処理)に利用すること
ができる。白血球を単離する方法は、全体として、最長
でも約20分を要し、好ましくは約10〜約16分かか
る。15分が最も好適である。
における研究者であれば容易に想到し得る多くの目的に
利用することができる。例えば、この白血球を用いて、
各種白血球細胞の機能について研究すること(二次集団
の分画をさらに要するであろう)、ヒトγ−インターフ
ェロンを調製すること(例、Tothらの米国特許第
4,696,899号明細書に記載)、T4/T8細胞
比率を測定すること(例、Priviteraの米国特
許第4,826,760号明細書に記載)、ウイルスを
培養すること、そしてワクチンを調製すること(例、H
artらの米国特許第4,956,278号明細書に記
載)が可能である。ポリメラーゼ連鎖反応のための調製
においてこれらの白血球を分離することが好ましく、以
下これについて詳細に説明する。
び検出についての一般的な原理及び条件は周知であり、
その詳細については、米国特許第4,683,195
号、同第4,683,202号、同第4,965,18
8号及び国際特許出願公開第91/12342号並びに
GuatelliらのClin. Microbiol. Rev., 2 (2), pp. 217-
226 (1989)をはじめとする多数の文献に記載されてい
る。参照により上記米国特許明細書を本明細書で援用す
る。当該技術分野における教示及び本明細書中の具体的
教示を鑑みることにより、当業者であれば、本発明の白
血球調製法とポリメラーゼ連鎖反応技法とを組み合わせ
ることにより本発明を実施することに、何らの困難性も
見い出さないであろう。
上の標的核酸に存在する一種又は二種以上の特別な核酸
配列を増幅又は検出することに関する。
関わりのある少なくとも一つの特異的核酸配列を、関与
する反応工程数に対して指数増加する量で得るのに特に
有用である。この生成物は、用いた特異的プライマーの
端部に対応する末端を含む関連のない(discrete)核酸二
重鎖であることができる。さらに、複数種の標的核酸
を、各特異的核酸に対応するプライマーセット及び検出
手段を使用することによって、同時に増幅して検出する
ことができる。同一核酸に含まれる複数の配列を増幅し
て検出することもできる。本発明は、細菌のDNA、菌
類のDNA、ウイルスのRNA又は細菌若しくはウイル
スに感染した白血球に含まれるDNAに含まれる標的核
酸の増幅及び検出に特に有用である。
より、感染疾患、遺伝的欠陥若しくは細胞障害、例えば
癌、又はこれらの範疇に明確には含まれないその他の疾
患状態に関わる特別な核酸配列を検出することができ
る。また、この方法を法医学的な調査及びDNAの型別
に使用することもできる。本発明の目的として、遺伝的
欠陥には、鎌型赤血球貧血、嚢性線維症、α−地中海貧
血、β−地中海貧血及びその他当業者であれば容易に想
到し得るもののような、生物由来のゲノムDNAにおけ
る特殊な欠失又は変異が含まれる。本発明によりヒト白
血球抗原(HLA)を分類することができる。検出可能
な細菌として、血中に存在し得る細菌、サルモネラ属、
連鎖球菌属、クラミジア属、淋菌属、ミコバクテリア属
(例、ヒト結核菌(Mycobacterium tuberculosis)及び鳥
結核菌(Mycobacterium avium) 複合体)、マイコプラズ
マ属(例、マイコプラズマ・ヘモフィリス・インフルエ
ンザ(Mycoplasma Haemophilus influenzae) 及び肺炎マ
イコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae) )、レジュネラ
・ニューモフィラ菌(Legionella pneumophila)、ボレリ
ア・ブルグドルフェライ(Borrelia burgdorferei) 、ニ
ューモシスティス・カリニ(Pneumocystis carinii)、
クロストリジウム・ディフィシレ(Clostridium diffic
ile )、カンピロバクテリア種(Camplyobacteri speci
es)、エルシニア種(Yersinia species)、シゲラ種
(Shigella species)ならびにリステリア種(Listeria
species)が含まれるが、これらに限定はされない。検
出可能であるウイルスには、単純ヘルペスウイルス(he
rpes simplex virus)、EBウイルス(Epstein Barr v
irus)、呼吸性合胞体ウイルス(respiratory syncytial
virus) 、肝炎ウイルス(hepatitis virus )ならびに
レトロウイルス(例えば、HTLV-I、HTLV-II 、HIV-I お
よびHIV-II)が含まれるが、これらに限定はされない。
原生動物寄生体及び菌類(酵母及びカビを含む)もまた
検出可能である。別の検出可能な種は、当業者であれば
容易に想到し得るであろう。本発明は、各種細菌又はウ
イルスに関わるDNAの存在を検出するのに特に有用で
ある。
をさして用いる場合の用語「オリゴヌクレオチド」は、
二種又は三種以上の(好ましくは四種以上の)デオキシ
リボヌクレオチド又はリボヌクレオチドを含む分子を意
味する。その大きさを特定することは重要ではなく、該
オリゴヌクレオチドの最終的用途又は機能をはじめとす
る多くの因子によって変わってくる。このオリゴヌクレ
オチドは当該技術分野で周知のいずれの方法によっても
誘導されることができる。
とみなされる試薬のすべて、すなわち、標的核酸に対す
る一又は二以上のプライマー、DNAポリメラーゼ、D
NAポリメラーゼ・コファクターおよび一又は二以上の
デオキシリボヌクレオシド−5′−三リン酸を称する。
ち、鋳型)に相補的なプライマー伸長生成物の合成が誘
発される条件下に置かれた場合に合成の開始点として作
用し得る、天然の又は合成されたオリゴヌクレオチドを
称する。このような条件として、ヌクレオチド(例、4
種類の標準的なデオキシリボヌクレオシド−5′−三リ
ン酸)、DNAポリメラーゼ及びDNAポリメラーゼ・
コファクターの存在、並びに好適な温度及びpHが挙げ
られる。
下で伸長生成物の合成をプライムするのに十分長いもの
である。各プライマーの正確なサイズは、予定される用
途、標的とされる配列の複雑さ、反応温度、及びプライ
マーの供給源に応じて変化し得る。一般には、本発明に
使用されるプライマーは12〜60個のヌクレオチドを
有し、そして好ましくは18〜45個のヌクレオチドを
有する。
ようとする各特異的配列の別々の鎖に対して「実質的に
相補的」となるように選択される。これは、それらが、
それぞれの核酸鎖にハイブリダイズし、所望のハイブリ
ダイズ生成物を形成し、その後DNAポリメラーゼによ
る伸長が可能となる程度に十分に相補的でなければなら
ないことを意味する。好ましく且つ最も実用的な状況
は、プライマーが標的核酸に対して正確な相補性を有す
る場合である。
ば、ABI DNA合成機(Applied Biosystemsより入手可
能)またはバイオサーチ8600シリーズもしくは8800シリ
ーズ合成機(Biosearch 8600 Series もしくは8800 Ser
ies Synthesizer )(Milligen-Biosearch, Inc.より入
手可能)及び周知のその使用方法(例えば、米国特許第
4,965,188号)をはじめとする既知の技法および装置を
用いて調製すること、或いはいくつかの出所から入手す
ることができる。また、生物学的供給源から単離された
天然プライマーも有用である(例えば、制限エンドヌク
レアーゼ消化物)。本明細書では、用語「プライマー」
はプライマーの混合物をも意味する。
を、同種の又は異種の標識で標識することができる。標
識を結合させる方法やプライマーの調製方法は当該技術
分野では周知であり、例えば、Agrawal らのNucleic Ac
id Res., 14, pp. 6227-45 (1986) 、ビオチン標識に関
する米国特許第4,914,210号(Levensonら)、
酵素標識に関する米国特許第4,962,029号(Le
vensonら) 、及びこれらの中に引用されている文献に記
載されている。また、有用な標識には、放射性同位元
素、電子高密度試薬、色素原、蛍光原、リン光原、フェ
リチン及びその他の磁性粒子(Owenらの米国特許第4,
795,698号及びPoynton らの米国特許第4,92
0,061号を参照のこと)、化学発光部分(例、ルミ
ノール)、並びに特異的結合種(アビジン、ストレプト
アビジン、ビオチン、糖類又はレクチン)も含まれる。
好ましい標識は酵素、放射性同位元素及び特異的結合種
(例、ビオチン)である。有用な酵素として、グルコー
スオキシダーゼ、ペルオキシダーゼ、ウリカーゼ、アル
カリ性ホスファターゼ、その他当該技術分野で周知の酵
素が挙げられ、またこれらの酵素は周知の方法でオリゴ
ヌクレオチドに結合させることができる。このような酵
素と共に比色用信号又は化学発光信号を提供する試薬は
周知である。
る場合には、アッセイのある時点で、過酸化水素と適当
な色素生成性組成物を添加して、検出可能な色素を得
る。例えば、有用な色素提供試薬として、テトラメチル
ベンジジン及びその誘導体、ロイコ色素、例えば、水不
溶性トリアリールイミダゾール系ロイコ色素(Bruschi
の米国特許第4,089,747号に記載されてい
る)、又はその他ペルオキシダーゼと過酸化水素の存在
下で色素を提供するように反応する化合物、が挙げられ
る。特に有用な色素提供組成物が欧州特許公開第030
8236号(1989年3月22日発行)に記載されて
いる。また、適当な試薬を使用することにより、ペルオ
キシダーゼ標識に応じた化学発光信号を発生させること
もできる。
た場合には、増幅後の核酸を、検出可能に標識されたア
ビジン又はその均等物(例、ストレプトアビジン)を用
いて検出することができる。例えば、アビジンは、酵素
と接合されること、或いは既知の技法により放射性同位
元素を含むことができる。増幅された生成物に結合して
いるビオチンはアビジンと複合化し、そして放射性信
号、比色用信号又は化学発光信号を検出するための適当
な技法を使用する。
ブ」は、標的核酸の一又は二以上の鎖の核酸配列に実質
的に相補的であり且つ増幅後の核酸を不溶化するために
用いられるオリゴヌクレオチドである。プローブのオリ
ゴヌクレオチドは、適当な水不溶性支持体、例えばポリ
マービーズ、ガラスビーズ、マイクロタイタープレート
ウェル、ポリマー系若しくはセルロース系の薄膜又はそ
の他当業者であれば容易に想到し得る材料、に一般に結
合されている。オリゴヌクレオチドの長さは、一般にヌ
クレオチド数で約12〜約40であるが、この長さは重
量ではない。
の複合体における該プライマーの3′−ヒドロキシ末端
にデオキシリボクレオシド一リン酸分子を付加させる酵
素であるが、この付加は、鋳型に依存するように(すな
わち、鋳型に含まれる特異的ヌクレオチドに依存して)
行われる。当該技術分野では有用なDNAポリメラーゼ
が多数知られている。このポリメラーゼは「耐熱性」で
あること、すなわち、熱に対して安定であり且つ高温、
特にDNA鎖の変性に用いられる高温における活性が優
先することが好ましい。より具体的には、耐熱性DNA
ポリメラーゼは、本明細書で説明したPCRに用いられ
る高温によって実質的に不活化されない。この温度は、
pH、標的核酸やプライマーのヌクレオチド組成、プラ
イマーの長さ、塩濃度及びその他当該技術分野で既知の
条件をはじめとするいくつかの反応条件により変化す
る。
技術文献に報告されており、それらには米国特許第 4,9
65,188号明細書(Mullis他)および米国特許第 4,889,8
18号明細書(Gelfand 他)に詳細に記載されているもの
が包含される。特に有用なポリメラーゼは、種々のサー
マス細菌種、例えば、サーマス・アクアティクス(Ther
mus aquaticus)、サーマス・サーモフィラス(Thermus
thermophilus)、サーマス・フィリホルミス(Thermus
filiformis)もしくはサーマス・フラバス(Thermus fl
avus)から得られるものである。別の有用な耐熱性ポリ
メラーゼが、サーモコッカス・リテラリス(Thermococc
us literalis)、ピロコッカス・フリオサス(Pyrococc
us furiosus )、サーモトガ種(Thermotoga sp.)およ
びWO-A-89/06691 (1989年 7月27日発行)に記載のもの
を包含する種々の微生物源より得られる。有用な耐熱性
ポリメラーゼには市販されているものがある。天然のポ
リメラーゼを生物体から単離する技法や、組換え技法を
用いて遺伝子工学酵素を製造するための技法がいくつか
知られており、この段落で引用した技術分野で説明され
ている。サーマス・アクアティクス(Thermus aquaticu
s)から得られたものと等価なDNAポリメラーゼを調製
するための好ましい方法が、欧州特許出願公開第048
2714号(1992年4月29日発行)に記載されて
いる。
性について酵素が依存する非タンパク質化合物を称す
る。従って、酵素はコファクターが存在しないと触媒的
に不活性である。現在のところ、ポリメラーゼとコファ
クターの相互作用の正確な機構については知られていな
い。このような物質のいくつかは、マンガン化合物及び
マグネシウム化合物をはじめとする既知のコファクター
である。このような化合物は、二価のアニオンが水溶液
中に解放されるような形態でマンガン又はマグネシウム
を含有する。有用なコファクターとして、マンガン塩お
よびマグネシウム塩、例えば、塩化物、硫酸塩、酢酸塩
及び脂肪酸塩(例えば、酪酸塩、カプロン酸塩、カプリ
ル酸塩、カプリン酸塩及びラウリン酸塩)が挙げられる
が、これらに限定はされない。比較的小さな塩、すなわ
ち塩化物、硫酸塩及び酢酸塩が好ましい。本発明を実施
する上で最も好ましいものは、塩化マグネシウム及び硫
酸マグネシウムのようなマグネシウム塩である。
ド−5′−三リン酸、例えば、dATP、dCTP、d
GTP、dUTP又はdTTPが必要である。通常は、
dATP、dCTP、dGTP及びdTTPのすべてを
PCRにおいて使用する。また、dITPや7−デアザ
−dGTPのような類似体も有用である。
もよいし、またプライマー、DNAポリメラーゼ・コフ
ァクター及びデオキシリボヌクレオシド−5′−三リン
酸をはじめとする一種又は二種以上の他のPCR試薬の
すべてを適当な緩衝液に混合した混合物として供給して
もよい。代表的な緩衝剤として、トリス(ヒドロキシメ
チル)アミノメタン(これが好ましい)、N,N−ビス
(2−ヒドロキシエチル)−2−アミノエタンスルホン
酸、4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジンエ
タンスルホン酸、N−(2−ヒドロキシエチル)ピペラ
ジン−N’−(2−ヒドロキシプロパンスルホン酸)、
3−(N−モルフォリノ)プロパンスルホン酸及びN−
〔トリス(ヒドロキシメチル)メチル〕−2−アミノエ
タンスルホン酸が挙げられるが、これらに限定はされな
い。
鎖形であるので、この二重鎖を分離(すなわち、プライ
ミングの前に変性)しなければならない。これは抽出工
程の際に行うことができ、またその後の別工程とするこ
ともできる。変性は、熱処理単独で行われるか、または
従来技術文献に記載されている他の適当な物理的、化学
的もしくは酵素的方法と組み合わせて行われる。初期変
性は、一般に、標的核酸を含有することが疑われる試料
を、約85〜約100℃の第一温度で適当な時間、例え
ば約1秒間〜3分間、加熱することにより行われる。
約70℃の範囲内にある温度に冷却する。変性鎖の冷却
に要する時間は、PCR方法に使用される機器の型によ
り異なる。変性鎖を冷却した後、PCR試薬を含有する
反応混合物を、プライマー伸長生成物の形成に適した温
度でインキュベートする。一般に、この温度は、約50
℃以上であり、好ましくは約65〜約75℃の範囲にあ
る。実施態様によっては、プライミングのためにある温
度を使用し、プライマーの伸長には異なる温度を使用す
る態様もある。好ましい実施態様では、プライミングも
プライマーの伸長も同じ温度を使用する。インキュベー
ション時間は、インキュベーション温度に依存して大き
く変化し得るが、好ましい実施態様では、約1〜約12
0秒間である。
物は、ハイブリダイズした生成物のまま適当な方法で検
出してもよいし、また、一方若しくは両方の鎖を検出す
るため、又はさらにPCR法でサイクルを繰り返すため
に変性してもよい。
を変性する場合、プライマー伸長生成物を形成して変性
するPCRのサイクルをさらに所望の回数遂行すること
ができる。一般に、少なくとも20回は遂行するが、2
0〜50回が好ましい。アッセイの最終時に変性した
後、最終のプライマー伸長生成物を下記のように検出す
ることができる。
イクルが所望の所定時間について制御されるよう、連続
的に自動化された方式で実施されることが好ましい。こ
のために開発された装置がいくつかあり、当業者であれ
ば知っている。この目的の装置の一つが、米国特許第
4,965,188号及び欧州特許出願公開第0236
069号に詳細に記載されており、ある温度環境から別
の環境へ制御された条件下で液体を移送する工程が含ま
れる。
まない温度サイクリングを利用するものがあり、米国特
許第4,965,188号及び欧州特許出願公開第02
36069号に詳細に記載されている。一般に、この装
置は、反応混合物を含有する多数の反応チューブを保持
する伝熱性容器と、加熱手段と、冷却及び温度維持手段
と、増幅の序列、温度変化及びタイミングを制御するた
めの信号を発生する計算手段とを含む。
0), pp. 932-936 (1988)に記載されているように、増幅
にはガスクロマトグラフも使用されており、さらに、
「ティーカップ」における増幅が簡単且つ安価な技法と
して記載されている〔Innis ら(編) 、PCR Protocols:
A Guide to Methods and Applications, Chapter 51,p
p. 429-434, Robert Watson, Academic Press, Inc., 1
990〕。
を行うのに好適な装置が、欧州特許出願公開第0402
994号(1990年12月19日発行)に詳細に記載
されている。一般に、この装置は、化学試験パックを支
持するための表面と、該試験パック内の隣接チャンバー
間で流体を移動させるために反応パックに作用する、該
表面の上方で支持された圧力アプリケータと、試験パッ
クを差し渡す移動範囲で圧力アプリケータを作動させる
ための手段とを含む。
それに記載された装置を用いて処理することができる有
用な化学試験パックについて詳細に記載している。ま
た、同刊行物には、本発明の方法に適した、繰り返し間
隔を置いて(すなわち、サイクル化して)試験パックを
加熱、冷却するための手段も記載されている。既述のよ
うに、これらの装置及び試験パックは本発明を実施する
上で好ましいものではあるが、本明細書に記載した有益
な結果を得るのにこれらが不可欠であるとは考えられな
い。
も有用である。最も簡素な容器は試験管、キュベット、
フラスコ又はビーカーであろうが、該方法を実施するた
めの自動化工程を促進するために、より複雑で巧妙な容
器が開発されている(例えば、国際特許出願公開第WO
91/12342号を参照のこと)。例えば、該方法を
実施する際に特定の温度特性を提供するように構成され
たキュベット及び化学試験パック(パウチとしても知ら
れている)が、米国特許第4,902,624号(Colu
mbusら)及び欧州特許出願公開第0381501号(1
990年8月8日発行)に記載されている。このような
試験パックは、増幅又は検出方法における各種段階で有
用な各種試薬、緩衝液その他材料を有する複数の反応チ
ャンバーを含む。該パックは、本発明の増幅法の各種工
程を促進するために適切且つ迅速に加熱及び冷却を繰り
返すことができる。その他の有用な容器を、本発明の方
法の自動化用途又は使い捨て用途のために適当に開発す
ることもできる。
体中の他の物質から分離することが有用である場合が多
い(しかし、必要ではない)。これはいくつかの方法で
行われるが、好ましくは、該方法で複製されたプライマ
ー伸長生成物が水に不溶化して反応混合物から分離され
るように水不溶性捕捉プローブを使用することにより行
われる。プローブは適当な方法で不溶性材料に結合され
ることができる。
レオチドを使用することにより、望ましくない物質から
分離することができる。このオリゴヌクレオチドは、捕
捉プローブを形成するための周知の結合技法により不溶
性支持体(例、ポリマー粒子又は磁性粒子)に結合され
る(既述)。このような技法の一つが欧州特許出願公開
第0439222号(1991年9月18日発行)に記
載されている。その他の技法が、例えば、米国特許第
4,713,326号(Dattaguptaら) 、国際特許出願
公開第WO88/01302号(1988年2月25日
発行)及び欧州特許公報第0070687号(1983
年1月26日発行)に記載されており、この技法による
と、捕捉オリゴヌクレオチドと増幅核酸が結合する多成
分のハイブリダイズ生成物において中間体オリゴヌクレ
オチドが用いられる。分離は、遠心分離法又は混合物を
磁場に置く方法によって行うことができる。
り市販されているポリアミド膜(例、 LOPRODYNE(商
標)又は BIODYNE(商標)膜)のような微孔質濾過膜が
ある。これらは、コーティングすることなく使用しても
よいし、また分析工程を促進する界面活性剤その他材料
で予備コーティングしたものを使用してもよい。
するための適当な容器と共に独立した支持体として使用
することができる。これらは、使い捨て可能な試験装置
の一部として取り付けることができる。当該技術分野で
は各種の使い捨て可能な試験装置が知られており、米国
特許第3,825,410号(Bagshawe)、同第3,8
88,629号(Bagshawe)、同第3,970,429
号(Updike)及び同第4,446,232号(Liotta)
に記載されているものが含まれる。特に有用な装置が米
国特許第4,921,677号(Hinckleyら)に記載さ
れており、そして Eastman Kodak社よりSURESELL(商
標)試験装置として市販されている。
クロタイタープレート、試験管、ビーカー、ビーズ、フ
ィルム、メンブランフィルター、濾紙、ゲル、磁性粒子
又はガラスウールをはじめとする有用ないずれの固体支
持体でも使用することができる。それは、ガラス、セラ
ミックス、金属、天然又は合成ポリマー、セルロース系
材料、フィルター材料、その他当業者であれば容易に想
到し得る材料をはじめとする多様な材料から製造するこ
とができる。特に有用な固体支持体の材料は、平均粒径
が一般に約0.1〜約10μmのポリマービーズであ
る。
例えば、上記の微孔質濾過膜、又は薄いポリマーフィル
ム、フィルムラミネート、非コーティング紙若しくはポ
リマーコーティング紙の上に固定化することにより実施
することもでき、これらのいくつかについては当該技術
分野で知られている。このような材料に関しては欧州特
許出願公開第0408738号(1991年1月23日
発行)に詳細に記載されている。
試薬、材料及び指示は、試験キットの中で供給すること
ができる。塩化アンモニウム及びカルボン酸又は金属カ
ルボキシレート、プライマー、PCR試薬、試験装置
(又は試験パック)、その他該方法に一般に必要な材料
について、別々の包装又は容器を使用してもよい。好ま
しくは、試験キットは、塩化アンモニウム及びカルボン
酸又は金属カルボキシレートの混合物、必要なすべての
PCR試薬、並びに反応を行うための適当な容器又は試
験パックを含む。
例を含めるが、これらは本発明の限定を意味するもので
はない。特に断らないかぎり、パーセントは重量%を表
す。 実施例1:全血試料の調製 この実施例は、下記の赤血球溶解液調製物及び手順を使
用して全血試料中の赤血球その他の物質から白血球を分
離した後に得られた白血球の数を比較するものである。
ナーから得た。各試料のアリコート(0.5mM)を、
1.5mLの微小遠心分離管の中で、10mMの重炭酸
ナトリウムと、 A.160mMの塩化アンモニウム(160AC)、又
は B.160mMの塩化アンモニウム及び0.01重量%
の酢酸(160AC/AA)、又は C.80mMの塩化アンモニウム(80AC)、又は D.80mMの塩化アンモニウム及び0.01重量%の
酢酸(80AC/AA)とを含有する溶解液(pH=
7.2)の1mLと混合した。
管を、自動ロッカーにより室温で5分間穏やかに混合し
た。次いで、その管を室温で3000rpm、5分間の
遠心分離にかけた。溶解した赤血球、可溶性成分その他
の物質を含有する上清液を廃棄した。白血球を含むペレ
ットを、最初に試料を混合した溶液と同じ新鮮な溶解液
の中で再懸濁した。この懸濁液を再度室温で3000r
pm、5分間の遠心分離にかけた。その上清液を廃棄
し、そしてそのペレットを1mLのPBS(リン酸緩衝
化塩化ナトリウム水溶液、pH=7.2、Sigma Chemic
al社、製品番号 P0261)に再懸濁した。ばらばらになっ
た白血球を含有する懸濁液のアリコートを新鮮なPBS
で1:10に希釈した。上記方法を全体で約15分で遂
行した。
数を、ヘモサイトメーターチャンバーを使用して顕微鏡
下で計数した。希釈し再懸濁した試料の各々について計
数を3回繰り返し、その平均計数値とその平均について
の標準偏差を算出した。希釈係数とヘモサイトメーター
の補正率(ヘモサイトメーターの製造業者より入手)と
を組み合わせて、ヘモサイトメーターで得られた平均計
数値を、元の試料に含まれる全血1ミリリットル当たり
の白血球数の推定値に換算した。上記各種塩化アンモニ
ウム溶液についてのこれらの推定計数値を下記表1に示
す。
酸が存在した場合には、元の試料から回収される白血球
が顕著に増加したことを示しており、好ましい実施態様
(80AC/AA)では回収量が最大となった。このこ
とは、細胞集団中に標的核酸が非常に低い力価で存在し
得る場合には特に有利である。
して検出するための方法 この実施例は、実施例1に記載した白血球細胞を単離す
るための方法を使用して白血球から解放されたHIV−
1 DNAを増幅して検出する方法を例示するものであ
る。この実施例では以下の材料及び方法を使用した。
マーを使用した。以下のプライマーはいずれもHIV−
1 DNAのgag領域に対して相補的である。 配列番号:1: 5'-X-ATAATCCACC TATCCCAGTA GGAGAAAT
-3' 配列番号:2: 5'-X-TTTGGTCCTT GTCTTATGTC CAGAATGC
-3' プライマー中、Xは、米国特許第4,962,029号
(Levensonら)に記載されている技法で2個のアミノテ
トラエチレングリコールのスペーサー基を介してオリゴ
ヌクレオチドに添付されたビオチニル部分(DuPont社、
ビオチンホスホルアミダイト試薬より誘導)を表す。
ローブを使用した。 配列番号:3: 5'-ATCCTGGGAT TAAATAAAAT AGTAAGAATG
TATAGCCCTA C-Y-3' Yは、米国特許第4,914,210号(Levensonら)
の教示により1個のアミンジオール結合基に接続された
2個のテトラエチレングリコールのスペーサーを表す。
plied Biosystems Model 380B (3本カラム式DNA合
成機、標準ホスホルアミダイト法、規模ABI 1μモル、
迅速サイクルプロトコル)を用い、公知の出発物質及び
方法で調製した。ヌクレオシド−3’−ホスホルアミダ
イト及びヌクレオシド誘導体化孔径制御ガラス支持体を
Applied Biosystemsから入手した。すべての精製は、核
酸精製カラムを用いた後、逆相HPLC技法を使用して
行った。
レン−コ−3−(p−ビニルベンジルチオ)プロピオン
酸〕(重量比95:5)から調製したポリマー粒子(平
均粒径1μm)に上記プローブを共有結合させた。この
粒子を水に含む懸濁液を2−(N−モルフォリノ)エタ
ンスルホン酸緩衝液(0.1モル、pH6)で洗浄し、
そして固形分約10%になるように懸濁した。洗浄後の
粒子を該緩衝液(0.1モル)で固形分3.33%にな
るように希釈した試料(3.3mL)を、1−(3−ジ
メチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩
酸塩(84mg/mL水のもの2.1mL)及びプロー
ブ(44.44OD/mLナノ純水のもの983μL)
と混合した。得られた懸濁液を、間欠的に混合及び遠心
分離を行いながら水浴中、50℃で約2時間加熱した。
その後、これらの粒子を、(エチレンジニトリロ)四酢
酸二ナトリウム塩(0.1ミリモル)を含有するトリス
(ヒドロキシメチル)アミノメタン緩衝液(0.01モ
ル、pH8)で3回洗浄し、そしてその中に固形分4%
になるように再懸濁した。
釈して、その捕捉試薬(1.2μL)をSURECELL(商
標)使い捨て試験装置(Johnson & Johnson Clinical Di
agnostics 社より入手できる) のテストウェルにおいて
微孔質膜(LOPRODYNE(商標)ポリアミド膜、平均孔径5
μm、Pall社) に適用して乾燥した。このことは米国特
許第4,948,561号(Hinckleyら)に詳細に記載
されている。
3号に詳細に記載されている Johnson & Johnson Clini
cal Diagnostics 社製の自動PCR処理装置を用い、下
記の加熱及び冷却のプロトコルで実施した。本明細書で
はこの米国特許明細書を参照することにより援用する。
サーマス・アクアティクス(Thermus aquaticus) 由来の
組換えDNAポリメラーゼを従来法で得た。グリセロー
ル、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン緩衝剤及
びdNTPは Sigma Chemical 社から入手した。
(sero-positive) である患者の全血(試料番号1〜1
0)及びHIVに対して血清陰性(sero-negative) であ
る患者の全血(試料番号11及び12)を入手した。実
施例1の溶解液Dを使用して、赤血球を溶解して白血球
細胞を単離するために全血を実施例1の方法により処理
した。第二の洗浄工程の後に得られた白血球細胞ペレッ
トから、白血球細胞由来のDNAを抽出した。
の米国特許出願第08/306,870号(1994年
9月15日出願)に記載されているDNAポリマー捕捉
法によって行った。簡単に説明すると、ペレット状の白
血球細胞に、10mMのトリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン緩衝液、0.15%の界面活性剤TWEEN 20
(商標)及び25μG/μLの子ウシ胸腺DNAを含有
する白血球溶解液150μLを添加した。その懸濁液を
混合した後、100℃で5分間加熱した。この懸濁液を
室温にまで冷却した後、150μLのACES(2−
〔(2−アミノ−2−オキソエチル)−アミノ〕エタン
スルホン酸)緩衝液を添加し、続いてポリマー捕捉剤の
溶液25μLを添加した。その混合物を激しく混合し、
次いで室温で14,000rpm、2分間の遠心分離に
かけた。その上清液を分離して廃棄した。この捕捉剤−
DNA複合体を含有するペレットに、20ミリモルの水
酸化ナトリウム100μLを添加し、次いでその混合物
を100℃で5分間加熱してDNAを解放させた。この
溶液(25μL)を、さらに処理することなく、PCR
試薬混合物中に直接導入した。
%)、4,5−ビス(4−ジメチルアミノフェニル)−
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)イミダ
ゾール系ロイコ色素(250μモル)、ジエチレントリ
アミン五酢酸(100μモル)、4’−ヒドロキシアセ
トアニリド(5ミリモル)、ポリビニルピロリドン(1
12ミリモル)及びリン酸ナトリウム、一塩基性、一水
和物(10ミリモル)を含有した。
品(Zymed Laboratories社)の西洋ワサビペルオキシダ
ーゼとストレプトアビジンの接合体(126μL/
L)、カゼイン(0.5%)及びメルチオレート(0.
5%)をリン酸緩衝化塩化ナトリウム水溶液(24ミリ
モルのリン酸ナトリウム及び75ミリモルの塩化ナトリ
ウム)に含有するものとした。接合体の最終濃度は31
2nG/mLであった。
リウム(373ミリモル)、(エチレンジニトリロ)四
酢酸二ナトリウム塩(2.5ミリモル)、デシル硫酸ナ
トリウム(38ミリモル)及びエチル水銀チオサリチル
酸ナトリウム(25μモル)をリン酸ナトリウム、一塩
基性一水和物緩衝液(25ミリモル、pH7.4)に含
有するものとした。
物に使用した。この抗体はサーマス・アクアティクス(T
hermus aquaticus) 由来のDNAポリメラーゼに特異的
であり、最近特許された米国特許出願第07/958,
144号(Scalice ら)に詳細に記載されている。本明
細書ではこれを参照することにより援用する。一般に、
MilsteinらのNature 256、pp. 495-497 、1975に記載さ
れているような従来法でDNAポリメラーゼ免疫化した
マウスの免疫細胞及びハイブリドーマ細胞系統(ATCC 由
来のHB 11126又は11127)から該抗体は調製される。この
方法により、宿主動物の抗体分泌細胞をリンパ様組織
(例、脾臓)から単離し、ポリエチレングリコールの存
在下、SP2/0−Ag14ネズミミエローマ細胞と融
合し、選択培地中へ希釈し、そしてマルチウェル組織培
養皿において平板培養した。7〜14日後、抗体を含有
するハイブリドーマ細胞を収穫して従来法で精製した。
L)は、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン緩衝
液(10ミリモル、pH8)、塩化カリウム(50ミリ
モル)、塩化マグネシウム(10ミリモル)、dAT
P、dCTP、dGTP及びdTTP(各々1.5ミリ
モル)、プライマー(各々0.4μモル)、ゼラチン
(0.01%)、上記DNAポリメラーゼ(16単位/
100μL)並びに「TP4」モノクローナル抗体(対
DNAポリメラーゼのモル比として50:1)を含有す
るものとした。試薬及び材料の残部は、市販品を利用し
たか、或いは Johnson & Johnson Clinical Diagnostic
s 社で従来法により調製した。
のサイクルだけは195秒間とした)、及び B)、C)64℃で30秒間プライミング(アニーリン
グ)及び伸長する工程
おいて、100μL及び25μLのDNA抽出混合物に
対して16単位のDNAポリメラーゼを使用して行っ
た。
最終増幅反応混合物の一部(5μL)を、緩衝液〔トリ
ス(ヒドロキシメチル)アミノメタン(10ミリモル、
pH8)、塩化カリウム(50ミリモル)、塩化マグネ
シウム(10ミリモル)及びゼラチン(0.01%)〕
と混合し、そして95℃5分間インキュベートすること
により核酸を変性させた。次いで、得られた溶液をSURE
CELL(商標)試験装置に移し、増幅された標的核酸を5
0℃で捕捉プローブにハイブリダイズさせた。
〔リン酸二水素ナトリウム(10ミリモル)、塩化ナト
リウム(150ミリモル)、デシル硫酸ナトリウム(1
%)及びエチレンジアミン四酢酸(1ミリモル)〕(2
50μL、pH7.4)によって55℃で洗浄した。上
記ストレプトアビジン−ペルオキシダーゼ接合体溶液
(50μL)を各試験ウェルへ添加し、そしてその膜を
室温で透過させた。2分後、試験ウェルを2回洗浄し
た。
00μL)を添加して、その装置を室温で2分間インキ
ュベートした。アジ化ナトリウム(0.1%)の溶液
(100μL)を添加することにより発色を停止させ
た。アッセイで観測された得られた色素信号について、
濃度スケール0〜10(最高観測濃度は10)により視
覚的に等級分けを行った。アッセイの結果を下記表2に
示す。
来のDNAを増幅した結果。HIV−1生成物の検出
のものは、バックグラウンドレベルの信号を表す。この
色評点は、PCRが明らかに行われており、標的HIV
−1由来のDNAが増幅されて検出されたことを示唆し
ている。
しながら詳細に説明したが、本発明の精神及び範囲内で
変更や置換が可能であることを理解すべきである。本明
細書において言及した刊行物はすべてここに援用するも
のとする。
as E.) ケルシュナー,ジョアンヌ エイチ.(Kerschner, Joan
ne H) (ii)発明の名称:赤血球細胞を選択的に溶解するた
めの塩化アンモニウムとカルボン酸又は金属カルボキシ
レートを使用するポリメラーゼ連鎖反応のための白血球
試料の調製法 (iii)配列の数:3 (iv)通信用住所: (A)名宛人:Johnson & Johnson (B)ストリート:One Johnson & Johnson Plaza (C)シティー:New Brunswick (D)ステート:New Jersey (E)国:USA (F)ZIP:08933 (v)コンピューター読み取り可能なフォーム: (A)媒体タイプ:フロッピーディスク (B)コンピューター:IBM PC 互換性 (C)操作システム:PC−DOS/MS−DOS (D)ソフトウェア:パテント イン リリース(Pate
nt In Release )# 1.0,バージョン#1.25 (vi)最新の出願データ: (A)出願数: (B)出願日: (C)分類: (viii)代理人/代理業者情報 (A)氏名:オグデン,ステーシア エル.(Ogden, S
tasia L.) (B)登録番号:36,228 (C)参照/ドケット番号:CDS−96 (ix)遠距離通信情報: (A)電話:908−524−2819 (B)テレファックス:908−524−2808
テトラエチレングリコールのスペーサーで変性された塩
基 配列 ATCCTGGGAT TAAATAAAAT AGTAAGAATG TATAGCCCTA C 41
Claims (23)
- 【請求項1】 (A)少なくとも約50mMの塩化アン
モニウム及び少なくとも一つのカルボキシル基を有する
カルボン酸又は金属カルボキシレート約0.001重量
%〜約0.1重量%を含む赤血球溶解液と全血試料とを
混合し、 (B)得られた混合物を遠心分離することにより前記全
血試料から白血球のペレットを形成し、 (C)その上清を除去した後、前記白血球ペレットを前
記溶解液の新鮮な試料中で洗浄し、そして (D)前記白血球ペレットを遠心分離して単離する白血
球の選択的調製方法であって、 前記カルボン酸又は金属カルボキシレートは下記構造
式: R−COOM (上式中、Mは水素又は1価のカチオンを表し、Rは炭
素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6の置換
アルキル基、炭素原子数2〜6のアルケニル基、炭素原
子数2〜6の置換アルケニル基、アリール基、置換アリ
ール基、アリールアルキル基又は置換アリールアルキル
基を表す)で示され、 前記溶解液のpHは6〜8の間にあり、そして前記
(A)〜(D)を約20分以内で遂行する、白血球の選
択的調製方法。 - 【請求項2】 前記溶解液が約50〜約100mMの塩
化アンモニウムを含有する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記カルボン酸又は前記金属カルボキシ
レートが約0.005〜0.05重量%である、請求項
1に記載の方法。 - 【請求項4】 前記カルボン酸が、モノハロ酢酸、ジハ
ロ酢酸、トリハロ酢酸及び酢酸から成る群より選ばれ
る、請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】 前記カルボン酸が酢酸である、請求項4
に記載の方法。 - 【請求項6】 前記pHが6.5〜7.5の間にある、
請求項1に記載の方法。 - 【請求項7】 前記(A)〜(D)を約10〜約16分
以内で遂行する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項8】 前記全血試料の体積が約0.01〜約1
0mLである、請求項1に記載の方法。 - 【請求項9】 遠心分離工程の各々を約10分未満以内
で遂行する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項10】 (1)(A)少なくとも約50mMの
塩化アンモニウム及び少なくとも一つのカルボキシル基
を有するカルボン酸又は金属カルボキシレート約0.0
05重量%以上を含む赤血球溶解液と全血試料とを混合
し、 (B)得られた混合物を遠心分離することにより前記全
血試料から白血球のペレットを形成し、 (C)その上清を除去した後、前記白血球ペレットを前
記溶解液の新鮮な試料中で洗浄し、そして (D)前記白血球ペレットを遠心分離して単離する方法
であって、 前記カルボン酸又は金属カルボキシレートは下記構造
式: R−COOM (上式中、Mは水素又は1価のカチオンを表し、Rは炭
素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6の置換
アルキル基、炭素原子数2〜6のアルケニル基、炭素原
子数2〜6の置換アルケニル基、アリール基、置換アリ
ール基、アリールアルキル基又は置換アリールアルキル
基を表す)で示され、 前記溶解液のpHは6〜8の間にあり、そして前記
(A)〜(D)を約20分以内で遂行する方法により、
全血試料中の標的核酸を含有することが疑われる白血球
を選択的に調製する工程と、 (2)前記洗浄後のペレットの中の白血球を溶解するこ
とにより前記標的核酸を解放させる工程と、 (3)前記標的核酸の対向鎖に特異的であり且つハイブ
リダイズし得る一組のプライマーを使用するポリメラー
ゼ連鎖反応によって、前記解放された標的核酸を増幅す
る工程と、 (4)前記増幅された標的核酸を検出する工程とを含
む、標的核酸を増幅して検出するための方法。 - 【請求項11】 前記溶解液が約50〜約100mMの
塩化アンモニウムを含有する、請求項10に記載の方
法。 - 【請求項12】 前記(A)〜(D)を約10〜約16
分以内で遂行する、請求項10に記載の方法。 - 【請求項13】 前記全血試料の体積が約0.01〜約
10mLである、請求項10に記載の方法。 - 【請求項14】 遠心分離工程の各々を約10分未満以
内で遂行する、請求項10に記載の方法。 - 【請求項15】 前記ポリメラーゼ連鎖反応を耐熱性D
NAポリメラーゼの存在下で遂行し、さらに前記プライ
マーの一方又は両方を検出のために標識する、請求項1
0に記載の方法。 - 【請求項16】 前記標識プライマーをビオチンで標識
し、さらに所定の基質の存在下で検出可能な信号を提供
し得る酵素とアビジンの接合体を使用して検出を行う、
請求項15に記載の方法。 - 【請求項17】 ウイルス、細菌、菌類又は原生動物の
RNA又はDNAを検出するための、請求項10に記載
の方法。 - 【請求項18】 連鎖球菌属(Streptococcus species)
、ミコバクテリア属(Mycobacterium species) 、ニュ
ーモシスティス・カリニ(Pneumocystis carinii)、単
純ヘルペスウイルス、EBウイルス、サイトメガロウイ
ルス、肝炎ウイルス、レトロウイルス、カンジダ属(Can
dida species) 又はアスペルギルス属(Aspergillus spe
cies) 由来のRNA又はDNAを検出するための、請求
項17に記載の方法。 - 【請求項19】 HIV−1、HIV−2、ヒト結核菌
(Mycobacterium tuberculosis)、鳥結核菌(Mycobacteri
um avium) 又はサイトメガロウイルスRNA若しくはD
NAを検出するための、請求項18に記載の方法。 - 【請求項20】 前記増幅された標的核酸を、前記標識
プライマー上の前記標識に応じて比色用信号又は化学発
光信号を提供する試薬を使用して検出する、請求項10
に記載の方法。 - 【請求項21】 (a)標的核酸の対向鎖に特異的であ
り且つハイブリダイズし得る二種のプライマーであっ
て、その一方又は両方を検出部分で標識した一組のプラ
イマー、及び同一又は別の容器に入れた少なくとも一種
の他のPCR試薬、並びに(b)別の容器に入れた、少
なくとも約50mMの塩化アンモニウム及び少なくとも
一つのカルボキシル基を有するカルボン酸又は金属カル
ボキシレート約0.005重量%以上を含有する溶液又
は水で再構成する場合にはその乾燥組成物であって、前
記カルボン酸又は金属カルボキシレートは下記構造式: R−COOM (上式中、Mは水素又は1価のカチオンを表し、Rは炭
素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6の置換
アルキル基、炭素原子数2〜6のアルケニル基、炭素原
子数2〜6の置換アルケニル基、アリール基、置換アリ
ール基、アリールアルキル基又は置換アリールアルキル
基を表す)で示され、そして前記溶解液のpHは6〜8
の間にある前記溶液又は乾燥組成物を含む、ポリメラー
ゼ連鎖反応用キット。 - 【請求項22】 前記プライマーの一方又は両方がビオ
チンで標識されており、さらに前記キットが耐熱性DN
Aポリメラーゼ、マグネシウム又はマンガン塩であるコ
ファクター、dATP、dCTP、dGTP及びdTT
Pを含む、請求項21に記載のキット。 - 【請求項23】 前記一組のプライマーが、HIV−
1、HIV−2、ヒト結核菌(Mycobacterium tuberculo
sis)、鳥結核菌(Mycobacterium avium) 又はサイトメガ
ロウイルスRNA若しくはDNAの対向鎖に特異的であ
り且つハイブリダイズし得る二種のプライマーを含む、
請求項21に記載のキット。
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