JPH10289475A - 露光装置 - Google Patents

露光装置

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JPH10289475A
JPH10289475A JP9099198A JP9919897A JPH10289475A JP H10289475 A JPH10289475 A JP H10289475A JP 9099198 A JP9099198 A JP 9099198A JP 9919897 A JP9919897 A JP 9919897A JP H10289475 A JPH10289475 A JP H10289475A
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JP
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light
optical
exposure
exposure apparatus
lens
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JP9099198A
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Shingo Imanishi
慎悟 今西
Shin Masuhara
慎 増原
Hisayuki Yamatsu
久行 山津
Toshiyuki Kashiwagi
俊行 柏木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70383Direct write, i.e. pattern is written directly without the use of a mask by one or multiple beams
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G11B7/26Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of record carriers
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    • GPHYSICS
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    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/29Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the position or the direction of light beams, i.e. deflection
    • G02F1/33Acousto-optical deflection devices

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光用のレーザビームを高速変調すると共に
十分な振幅で偏向させることができる露光装置を提供す
る。 【解決手段】 露光用レーザ172からの光ビームは、
ビームスプリッタ173で反射され、レンズ174で集
光され、レンズ174の焦点面からずらして設置されて
いるAOM175で変調および偏向される。AOM17
4で変調された拡散光は、レンズ176でコリメートさ
れ、反射鏡177,179および偏光ビームスプリッタ
186,1/4波長板187,レンズ188を経て、対
物レンズ190で集光されてガラス原盤191を露光す
る。光ビームを偏向しない場合には、反射鏡180で反
射され、レンズ181で集光され、AOM182で変調
され、レンズ183,ビームスプリッタ184,1/4
波長板185を経て偏光ビームスプリッタ186に至る
光路を用いて、同様にガラス原盤191を露光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等の記
録媒体のマスタリング原盤を作成するための露光装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】信号を高密度に記録する記録媒体である
光ディスクは、射出成型法などにより、マスタリング原
盤に形成された記録される信号に対応する凹凸形状が転
写(スタンピング)されて作成される。
【0003】図5は、このように作成される光ディスク
の構造を示している。図5(a)に示す光ディスク1の
信号記録領域2には、光学的に透明なプラスチック製の
ディスク基板3の一方の面(信号面)4に、案内溝とし
て用いられるグルーブ5または連続したピット8の列
が、1〜2μm程度の所定のトラックピッチPでスパイ
ラル状に形成されている。図5(b)はグルーブ5の様
子を、また、図5(c)はピット8の様子をそれぞれ示
している。このグルーブ5やピット8の列は、光ディス
ク1の半径方向に周期的に蛇行(ウォブリング)させて
形成される場合もある。
【0004】記録可能な光ディスクである相変化型光デ
ィスクや光磁気ディスクでは、マスタリング原盤から信
号面4に転写されて形成される凹凸形状の一方(例えば
ランド6)が記録領域とされ、他方(例えばグルーブ
5)がトラッキング用の光反射領域とされるのが通常で
ある。グルーブ5やピット8の列がウォブリングさせて
形成される場合には、その周期的な変化が光ディスク1
の全面でアドレス情報として用いられる。また、再生専
用の光ディスクでは、信号面4のピット8の列が、記録
領域およびトラッキング用回折格子として用いられるの
が通常である。
【0005】なお、グルーブ5が形成された信号面4に
は、いずれも図示していない相変化膜あるいは磁性膜か
らなる記録層、光反射層、保護層なども形成される。
【0006】この光ディスク1に信号を記録したり再生
するときには、光ディスク1を回転させながら、信号面
4の反対側の面である読み取り面7に、光学ピックアッ
プからレーザ光が照射される。光ディスク1が記録可能
な光ディスクであるときは、照射されたレーザ光によっ
て、例えばランド6の記録層に信号が光学的に書き込ま
れる。また、光ディスク1に光学的に書き込まれた信号
は、光ディスク1から反射されたレーザ光によって読み
取られる。
【0007】また、記録/再生用のレーザ光が常に所定
のトラック上に照射されるように、例えばグルーブ5か
らの反射光を検出してトラッキング制御が行われる。再
生専用の光ディスクでは、読み取り面7に照射されたレ
ーザ光を、ピット8の列が形成された信号面4から反射
・回折光として検出することにより、信号の読み取りと
トラッキング制御が行われる。
【0008】光ディスクの信号面の凹凸形状は、記録媒
体としての性能を左右するため、マスタリング原盤から
光ディスク基板に高精度に転写されて形成されることが
要求される。
【0009】図6は、光ディスクのマスタリング原盤を
作成する工程の概略を示している。まず、図6(a)の
ような、表面が十分平坦に研磨されて洗浄された円形の
ガラス原盤(ガラス基板)23が用意される。そして、
図6(b)のように、露光処理によってアルカリ可溶性
となる感光材料(フォトレジスト)がガラス原盤23上
に塗布される。この塗布工程は、スピンナによる回転塗
布法により行われるのが一般的であり、フォトレジスト
層20の厚さは0.1μm程度である。
【0010】次に、図6(c)に示すように、信号記録
用のレーザ光31をレンズ32で集光して、フォトレジ
スト層20を露光する露光処理が行われる。このとき、
ガラス原盤23を回転させながらレーザ光31を一回転
あたり等距離ずつ半径方向に送ることにより、フォトレ
ジスト層20にグルーブの潜像33を一定の間隔(トラ
ックピッチP)でスパイラル状に形成することができ
る。また、このときレーザ光31を断続的に照射すれ
ば、フォトレジスト層20にピット列の潜像33を同様
に形成することができる。さらに、レーザ光31の集光
点を半径方向に周期的に偏向することにより、グルーブ
またはピット列の潜像を蛇行(ウォブリング)させるこ
とができる。
【0011】ここで使用される露光装置はレーザカッテ
ィング装置と呼ばれ、ガラス原盤23上のフォトレジス
ト層20を露光して信号記録を行うためのレーザ光源、
記録される信号に応じてレーザ光を変調するための光変
調器、レーザ光をフォトレジスト層20に集光するため
の光学系、ガラス原盤を回転させたり露光位置を移動さ
せるための光学定盤などから構成されている。
【0012】図7は、図6のような露光処理(レーザカ
ッティング)が施されたガラス原盤をアルカリ性現像液
で現像して、フォトレジスト層の露光されてアルカリ可
溶性に変化した部分を溶解除去する工程を示している。
【0013】図7(a)および(b)は、いずれも現像
処理されたガラス原盤23の様子を例示している。図7
(a)は、記録可能な光ディスクの原盤であり、フォト
レジスト層20が露光されて溶解除去されたグルーブ2
5と、その間に残された凸部であるランド26とがフォ
トレジスト層20に半径方向に交互に形成される。ま
た、図7(b)は、再生専用の光ディスクの原盤であ
り、フォトレジスト層20が露光されて溶解除去された
ピット28の連続した列が半径方向に繰り返し形成され
る。
【0014】次に、図7(c)に示すように、現像処理
されてフォトレジスト層20に凹凸形状が形成されたガ
ラス原盤23上にNiめっきが施され、フォトレジスト
層20のグルーブ25または連続したピット28の列が
転写されたスタンパ34が作成される。
【0015】そして、図7(d)に示すように、スタン
パ34の凹凸形状を射出成型法などにより光ディスクの
プラスチック基板材料に転写して、グルーブ5とランド
6、またはピット8の列を有するディスク基板(レプリ
カ基板)3が作成される。
【0016】なお、記録可能な光ディスクのレプリカ基
板3には、グルーブ5が形成された信号面4上に、記録
膜と反射膜および保護膜がさらに成膜される。また、再
生専用の光ディスクのレプリカ基板3には、ディスク基
板3のピット8が形成された信号面4上に、反射膜およ
び保護膜がさらに成膜される。
【0017】上述した光ディスクの原盤を作成する際
に、ガラス原盤23上のフォトレジスト層の露光の有無
を切り替える手段として、AOM(Acousto-Optic Modu
lator;音響光学効果光変調器)が用いられる。また、
フォトレジスト層の露光位置を光ディスクの半径方向に
蛇行(ウォブリング)させるために露光用レーザ光を偏
向する手段として、AOD(Acosto-Optic Deflector;
音響光学効果光偏向素子)が用いられる。なお、このA
OMおよびAODの構造と動作原理については後述す
る。
【0018】図8は、AOMおよびAODを用いて構成
された従来の露光装置の光学系の一例を示している。
【0019】この露光装置は、露光用の光源である露光
用レーザ52から出射してビームスプリッタ53で分離
されたレーザ光を、AOM62により変調するための光
路と、AOM55により変調した後にAOD58により
偏向するための光路とを備えている。
【0020】この露光装置でレーザ光を偏向しない場合
には、露光用レーザ52から出射したレーザ光は、固定
光学定盤50上に設置された反射鏡60で反射され、レ
ンズ61で集光され、光変調器であるAOM62で変調
される。AOM62で変調された後の拡散光は、レンズ
63でコリメートされ、ビームスプリッタ64で反射さ
れ、1/4波長板65を透過して、移動光学定盤51上
の偏光ビームスプリッタ66および1/4波長板67を
透過してレンズ68で集光された後に対物レンズ70で
集光されてガラス原盤71を露光する。なお、1/4波
長板65,67は、光源側への戻り光を防ぐために設置
されている。
【0021】また、この露光装置でレーザ光を偏向する
場合には、露光用レーザ52から出射したレーザ光は、
固定光学定盤50上に設置されたビームスプリッタ53
で反射され、レンズ54で集光され、AOM55で変調
される。変調された後の拡散光は、レンズ56でコリメ
ートされ、反射鏡57で反射され、移動光学定盤51上
の光偏向器であるAOD58で偏向された後に、反射鏡
59および偏光ビームスプリッタ66で反射され、レン
ズ68で集光された後に対物レンズ70で集光されてガ
ラス原盤71を露光する。
【0022】また、ビームスプリッタ64では、AOM
62で変調されたレーザ光の一部がCCD72に導かれ
てモニタされる。
【0023】図9は、この露光装置の移動光学定盤51
上の光学系を横から見た図である。このように、AOD
58で偏向(ウォブリング)されたレーザ光は、レンズ
68で集光された後に反射鏡69により下方に反射さ
れ、対物レンズ70によりガラス原盤71上の集光点7
2に集光さる。
【0024】なお、ガラス原盤71は、ターンテーブル
上で所定の回転数で回転されているため、移動光学定盤
51をガラス原盤71の半径方向に平行移動させること
によりスパイラル状に露光される。
【0025】図10は、AODを用いて露光用のレーザ
光を偏向する光学系を備えた従来の露光装置で作成され
る光ディスクのグルーブの形状を具体的に示している。
【0026】図10(a)は、ミニディスクと呼ばれる
直径64mmの記録可能な光磁気ディスクのグルーブの
形状を示している。この光磁気ディスクのグルーブは、
通常の光ディスクより幅が広いグルーブ(ワイドグルー
ブ)をウォブリングさせた形状である。具体的には、ラ
ンドの幅が0.5μm,グルーブの幅が1.1μmであ
り、トラックピッチPは1.6μmである。すなわち、
このグルーブ75の幅は、集光された露光用レーザ光の
スポット72の原盤上での径よりも大きい。このため、
グルーブ75を形成するための原盤は、通常の光ディス
クの原盤よりも回転速度を遅くすると共に、集光スポッ
ト72を音響光学効果光偏向器(AOD)により偏向さ
せてグルーブ75の幅に亘って振りながらグルーブの全
幅を塗りつぶすように露光される。
【0027】また、グルーブ75を周期的に蛇行させる
ウォブリング形状は、集光スポット72をAODにより
光ディスクの半径方向に周期的に偏向させることにより
形成されている。このウォブリングの振幅は、±0.0
3μmと小さい。また、このウォブリングの周波数は、
上記のグルーブの全幅を塗りつぶすためにレーザ光を偏
向する周波数よりも低く、AODを駆動するための信号
の周波数(キャリア周波数)の中心値がこの周波数で周
期的に変化される。
【0028】図10(b)は、ECMA(European Com
puter Machinery Association)−239規格によるH
Sフォーマットに従う、HSディスクと呼ばれる直径8
8mmの光磁気ディスクのグルーブの形状を示してい
る。この光磁気ディスクでは、蛇行したピット列78が
グルーブの途中に周期的に現れる間隙に挿入されてお
り、トラックピッチPは1.2μmである。
【0029】この蛇行したピット列78を形成するため
の原盤は、露光用のレーザ光を変調器(AOM)で変調
してピットを形成し、そのレーザ光を偏向器(AOD)
で偏向することによりウォブリングさせて形成される。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】光ディスクのマスタリ
ング原盤を作成するための露光装置に用いられている音
響光学効果素子であるAOMやAODでは、入射した光
ビームの通過領域内に屈折率の粗密の周期に変化がある
と、一次回折光の射出方向が一義的に定まらずに同時に
多方向に回折されてしまうという問題がある。この現象
は、シリンドリカル効果と呼ばれており、光ビームを偏
向する周波数が高いほど、また、結晶中を透過する光ビ
ームの径が大きいほど強く現れる。なお、このシリンド
リカル効果については後述する。
【0031】さらに、AOMには、入射するレーザ光の
ビーム径が大きいと変調の周波数を高くできないという
問題もある。
【0032】図11は、この問題を避けるために、AO
M内を通過するレーザビームの径を小さくするための代
表的な光学系を示している。すなわち、レーザ光90は
絞り込み用のレンズ91で集光され、その焦点面にAO
M92を設置することによりAOM内を通過するレーザ
ビームの径を小さくしている。
【0033】しかし、この光学系を用いることにより、
AOM92によるレーザビームの高速変調は可能になる
が、レーザビームの進行方向を変化させることはできな
い。従って、露光装置にこの光学系を用いた場合には、
ガラス原盤上での露光位置を変化させることができない
ため、グルーブやピット列をウォブリングさせることが
できないという問題がある。
【0034】図12は、上記の問題を避けるために、レ
ーザビームを集光しないでAODに入射するようにし
て、原盤上での露光位置を変化させるための光学系の一
例を示している。しかし、露光装置にこの光学系を用い
た場合には、原盤上でレーザビームの露光位置を変化さ
せることは可能になるが、AODに入射するレーザビー
ム径が大きいために、シリンドリカル効果が生じない偏
向速度(周波数)が低くなってしまう。すなわち、原盤
上でのグルーブやピット列のウォブリング周波数を高く
できないために、原盤全体を露光するために必要な時間
が長くなってしまうという問題がある。
【0035】図13は、上述した問題を避けるために、
露光用レーザ光を高速に変調すると共に高速に偏向する
ように構成された従来の露光装置の光学系の一例を示し
ている。
【0036】この露光装置は、露光用の光源である露光
用レーザ112から出射してビームスプリッタ113で
分離されたレーザ光に対して、反射鏡117,119を
経る光路と、反射鏡120,ビームスプリッタ124,
1/4波長板125を経る光路とを備えている。そし
て、上記の2つの光路からの光は偏光ビームスプリッタ
126,1/4波長板127を経てレンズ128で集光
され、AOM114で変調される。AOM114で変調
された後の拡散光は、対物レンズ130で集光されてガ
ラス原盤131を露光する。なお、1/4波長板12
4,127は、光源側への戻り光を防ぐために設置され
ている。
【0037】また、ビームスプリッタ124では、レー
ザ光の一部がCCD132に導かれてモニタされる。
【0038】図14は、この露光装置の移動光学定盤1
11上の光学系を横から見た図である。このように、A
OM114で変調されたレーザ光は、反射鏡129によ
り下方に反射され、対物レンズ130によりガラス原盤
131上の集光点132に集光される。なお、この露光
装置では、レーザ光の高速変調と高速偏向を同時に実現
するために、光変調器AOM114を対物レンズ128
の後焦点面から若干ずらした位置に設置している。
【0039】なお、ガラス原盤131は、ターンテーブ
ル上で所定の回転数で回転されているため、移動光学定
盤111をガラス原盤131の半径方向に平行移動させ
ることによりスパイラル状に露光される。
【0040】しかし、この露光装置では、露光用の光源
である露光用レーザ112から出射してビームスプリッ
タ113で分離された2本のレーザビームを同時に使用
する場合には、各光ビームに対して変調と偏向とを独立
に行えないという問題がある。
【0041】図15は、上述した問題を避けるために、
露光用レーザ光を高速に変調すると共に高速に偏向する
ように構成された従来の露光装置の光学系の別の例を示
している。
【0042】この露光装置は、無限系対物レンズを用い
た光学系を用いており、露光用の光源である露光用レー
ザ142から出射してビームスプリッタ143で分離さ
れたレーザ光を、AOM152により変調するための光
路と、AOM145により変調するための光路とを備え
ている。
【0043】この露光装置でレーザ光を偏向しない場合
には、露光用レーザ142から出射したレーザ光は、固
定光学定盤140上に設置された反射鏡150で反射さ
れ、レンズ151で集光され、光変調器であるAOM1
52で変調される。AOM152で変調された後の拡散
光は、レンズ153でコリメートされ、ビームスプリッ
タ154で反射され、1/4波長板155を透過して、
移動光学定盤141上の偏光ビームスプリッタ156お
よび1/4波長板157を透過して対物レンズ160で
集光されてガラス原盤161を露光する。なお、1/4
波長板155,157は、光源側への戻り光を防ぐため
に設置されている。
【0044】また、この露光装置でレーザ光を偏向する
場合には、露光用レーザ142から出射したレーザ光
は、固定光学定盤140上に設置されたビームスプリッ
タ143で反射され、レンズ144で集光され、AOM
145で変調される。変調された後の拡散光は、レンズ
176でコリメートされ、反射鏡147で反射され、移
動光学定盤141上の光偏向器であるAOD148で偏
向(ウォブリング)された後に、反射鏡149で反射さ
れ、1/4波長板157を透過して対物レンズ160に
入射してガラス原盤161を露光する。
【0045】また、ビームスプリッタ154では、AO
M152で変調されたレーザ光の一部がCCD162に
導かれてモニタされる。
【0046】図16は、この露光装置の移動光学定盤1
41上の光学系を横から見た図である。このように、A
OD148で偏向された光は、反射鏡159により下方
に反射され、対物レンズ160によりガラス原盤161
上の集光点162a,162bに集光される。
【0047】なお、ガラス原盤161は、ターンテーブ
ル上で所定の回転数で回転されているため、移動光学定
盤141をガラス原盤161の半径方向に平行移動させ
ることによりスパイラル状に露光される。
【0048】しかし、このような露光装置では、AOM
を設置するべき焦点面が無限遠にあるために、図11に
例示したような、AOM内を通過するレーザビームの径
を小さくするための光学系を適用できないという問題が
ある。
【0049】本発明は、上記のような問題を解決するた
めに行われたものであり、露光用のレーザビームを高速
変調すると共に十分な振幅で偏向することができ、しか
も複雑な光学系を用いることなく複数のレーザビームを
用いることができる露光装置を提供することを目的とす
る。
【0050】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに提案する本発明の露光装置は、記録媒体の原盤上に
形成された感光層を露光する露光装置であって、露光用
の光源と、上記光源からの光を集光する第1の集光手段
と、上記第1の集光手段により集光された光を記録信号
に応じて変調する、上記第1の集光手段の焦点面からず
らして設置された音響光学効果光変調器と、上記音響光
学効果光変調器により変調された光を記録媒体の原盤上
に形成された感光層に集光する第2の集光手段とを備え
ることを特徴とするものである。
【0051】上記の露光装置によれば、露光用のレーザ
ビームを高速変調すると共に十分な振幅で偏向させるこ
とができ、しかも複雑な光学系を用いることなく複数の
レーザビームを用いることができる露光装置を提供でき
る。
【0052】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の露光装置の好ま
しい実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0053】まず、露光装置の構成を説明に先立って、
前述した音響光学効果を利用した変調器(AOM)と光
偏向器(AOD)について説明する。
【0054】図17は、音響光学効果素子の構造と動作
原理を示している。すなわち、光学結晶45に取り付け
られた超音波振動子46を駆動することにより超音波4
0が光学結晶45に入射して伝搬すると、光学結晶45
の内部には超音波40の波長と強度に応じた周期的な屈
折率変化が生じて伝搬する。この周期的な屈折率変化の
波により実質的に形成される格子間隔dの位相型回折格
子に対して、ブラッグ回折条件を満たす角度θで入射し
た光はブラッグ回折される。なお、光学結晶45中を伝
搬した超音波40は、図示していない超音波吸収材によ
り吸収されるなどして、その反射による影響を生じない
ようにされている。
【0055】光学結晶45でブラッグ回折される一次回
折光43の強度は、超音波40の強度に依存する。つま
り、超音波40の強度が低いときには入射光41の大部
分は非回折(透過)光42となり、超音波40の強度が
高いときには入射光41の大部分が一次回折光43とな
る。
【0056】AOMは、このこと利用するものであり、
光学結晶45に印加される超音波40を断続することに
より、一次回折光43の有無を選択できる。すなわち、
超音波振動子46を記録信号に応じて断続的に駆動する
ことにより超音波40の強度を変調して、このとき光学
結晶45から出射する一次回折光43を原盤露光用の光
として用いれば、記録信号に応じたピット列を原盤上に
露光形成することができる。なお、以下の説明では、A
OMからの回折光の有無を制御することも含めて変調と
いう。また、光学結晶45による回折角θは、超音波4
0の周波数(キャリア周波数)に依存する。つまり、入
射光41の入射角を一定にしてキャリア周波数を変化さ
せることにより、ブラッグ回折条件を満足する角度θで
回折光が射出される。
【0057】AODは、このことを利用するものであ
り、光学結晶45に印加される超音波40の周波数を変
化させることにより、一次回折光43の出射方向を制御
できる。すなわち、超音波振動子46を駆動する周波数
を周期的に変化させることにより超音波40の周波数を
周期的に変化させる。そして、これにより光学結晶45
から出射する一次回折光43の方向を周期的に変化させ
る。この周期的に偏向する一次回折光43を原盤露光用
の光として用いれば、原盤上で露光形成されるグルーブ
やピット列をウォブリングさせることができる。
【0058】図18は、音響光学効果素子の光学結晶中
で、屈折率変化の波の周期が位置によって変化する様子
を模式的に示している。
【0059】超音波振動子86により印加される超音波
80の周波数(キャリア周波数)が一定であるときに
は、屈折率の波が光学結晶85中に定常的に存在するた
め、一次回折光43の射出方向は一義的に決定される。
しかし、レーザ光を周期的に偏向させるためにキャリア
周波数を時間的に変化させると、超音波80が光学結晶
85中を伝搬して、光学結晶85全体の屈折率の波の周
期が別の周期に変化するために、ある時間を要する。す
なわち、このときには光学結晶85中の屈折率の波の周
期が位置によって異なる。しかも、偏向速度(周波数)
が高くなるほど光学結晶85中で屈折率の変化が一定に
なる領域は狭くなる。
【0060】例えば、ある波長の入射光81が通過する
光学結晶85の光路内に、間隔がd1 の粗密波と間隔が
2 の粗密波とが存在すると、図18に示すように、光
学結晶85中には、格子間隔がd1 である回折格子と格
子間隔がd2 である回折格子とが存在することに相当す
る。このため、格子間隔がd1 である回折格子からはブ
ラッグの回折条件を満足する回折角θ1 で一次回折光8
3が出射し、同様に、格子間隔がd2 である回折格子か
らは、回折角θ2 で一次回折光83が出射することにな
る。この現象が前述したシリンドリカル効果である。
【0061】図1は、音響光学効果素子が有する上述の
問題点を考慮して、露光用のレーザビームを高速変調す
ると共に、十分な振幅で偏向できるようにした本発明の
露光装置の光学系の構成を示している。
【0062】この露光装置は、露光用の光源である露光
用レーザ172から出射して光路分離手段であるビーム
スプリッタ173で分離されたレーザ光を、AOM18
2により変調するための光路と、音響光学効果光変調器
AOM175により変調および偏向するための光路とを
備えている。
【0063】この露光装置でレーザ光を偏向しない場合
には、露光用レーザ172から出射したレーザ光は、固
定光学定盤170上に設置された反射鏡180で反射さ
れ、第1の集光手段であるレンズ181で集光され、A
OM182で変調される。AOM182で変調された後
の拡散光は、レンズ183でコリメートされ、ビームス
プリッタ184で反射され、1/4波長板185を透過
して、光路合成手段である移動光学定盤171上の偏光
ビームスプリッタ186および1/4波長板187を透
過してレンズ188で集光された後に第2の集光手段で
ある対物レンズ190で集光されてガラス原盤191を
露光する。なお、1/4波長板185,187は、光源
側への戻り光を防ぐために設置されている。
【0064】また、この露光装置でレーザ光を偏向する
場合には、露光用レーザ172から出射したレーザ光
は、固定光学定盤170上に設置されたビームスプリッ
タ173で反射され、レンズ174で集光され、AOM
175で変調されると共に偏向される。このAOM17
5は、レンズ174の焦点面よりも光源側にずらして設
置されている。具体的には、本実施の形態においては、
集光レンズ174の焦点距離が80mmであり、AOM
175は集光レンズ174の焦点面よりも10mmだけ
光源側にずらして設置されている。
【0065】AOM174で変調された後の拡散光は、
レンズ176でコリメートされ、反射鏡177で反射さ
れ、移動光学定盤171上の反射鏡179および偏光ビ
ームスプリッタ186で反射され、1/4波長板187
を透過してレンズ188で集光された後に対物レンズ1
90で集光されてガラス原盤191を露光する。
【0066】また、ビームスプリッタ184では、AO
M182で変調されたレーザ光の一部がCCD192に
導かれてモニタされる。
【0067】図2は、この露光装置の移動光学定盤17
1上の光学系を横から見た図である。このように、レン
ズ188で集光された光は、反射鏡189により下方に
反射され、対物レンズ190によりガラス原盤191上
の集光点192に集光される。
【0068】なお、ガラス原盤191は、ターンテーブ
ル上で所定の回転数で回転されているため、移動光学定
盤171をガラス原盤191の半径方向に平行移動させ
ることによりスパイラル状に露光される。
【0069】図3は、集光レンズとAOMの配置を示し
ている。
【0070】図3(a)は、従来の露光装置の光学系に
おける集光レンズとAOMの配置を示している。このよ
うに、AOM202が集光用レンズ201の焦点位置に
設置されていると、集光用レンズ203の焦点と露光原
盤上の集光点とが共役になっているために、AOM20
2でレーザ光200を偏向しても原盤上での集光点の位
置は変化しない。すなわち、このような光学系を用いる
場合には、レーザビームの変調は可能であるが、ウォブ
リングができない。
【0071】図3(b)は、本発明の露光装置の光学系
における集光レンズとAOMの配置を示している。この
図中に点線で示しているように、AOM206が集光用
レンズの焦点位置から若干ずらして設置されていると、
AOM206に入射するレーザ光204がレンズ205
で集光されて小径であるので高速に変調することがで
き、同時にAOM206でレーザ光204を偏向するこ
ともできる。
【0072】なお、原盤上でのグルーブまたはピット列
のウォブリングの振幅が十分に必要であり、ウォブリン
グの周波数は低くても良い場合には、AOM206を集
光用レンズ205の焦点位置から光軸方向に大きくずら
して設置すればよい。また、高速のウォブリングが必要
であり、ウォブリングの振幅は小さくてもよい場合に
は、AOM206を集光用レンズ205の焦点位置から
近距離の位置に設置すればよい。
【0073】本実施の形態において、通常の変調時に用
いられるキャリア周波数である224.0MHzを中心
にして41.3MHzの幅で変化させると、ガラス原盤
上では約0.35μmのウォブリング振幅が得られる。
このときのウォブリング周波数は1MHzである。な
お、原盤上での上記のウォブリング振幅は、ウォブリン
グ周波数が直流から3MHzまでの範囲で変化しなかっ
た。
【0074】ところで、光ディスクの記録密度がさらに
向上すると、トラックピッチPは小さくなり、例えばコ
ンパクトディスク(CD)のトラックピッチの1/2で
ある0.8μm以下になる。このため、ピットをトラッ
クピッチPに対して1/4だけ半径方向にずらすような
記録フォーマットに対しては、露光装置のウォブリング
振幅は0.2μm程度得られれば十分である。
【0075】図4は、従来の光ディスクよりもさらに記
録密度を向上させた光ディスクの記録フォーマットの例
を示している。
【0076】図4(a)は、グルーブの片側のエッジの
みをウォブリングさせる光ディスクのフォーマットを示
している。このグルーブ215は、2本の光ビームを制
御することができる光学系を用いて、2つの露光用レー
ザ光のスポット162a,162bにより原盤を露光し
て形成する。また、図4(b)は、高速かつ高振幅のウ
ォブリングを行う光磁気ディスクの記録フォーマットを
示している。このグルーブ216は、原盤露光用レーザ
光のスポット192を一定の間隔で高速に偏向すること
により形成される。
【0077】このように、光ディスクの高記録密度化に
伴って、種々のフォーマットに従うグルーブやピット列
のパターニングを行うことができる光学系を備えた露光
装置が必要になる。本発明の露光装置によれば、上述し
たようにレーザ光を高速変調できると共に、十分なウォ
ブリング振幅を得ることができるため、今後想定される
あらゆる記録フォーマットの光ディスクにも対応でき
る。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一つの音響光学効果光変調器(AOM)を用いて光ビー
ムを高速変調すると共に高速偏向することができ、さら
に、複数の光ビームを用いる光学系においても各光ビー
ムを独立に高速に変調および偏向できる露光装置を提供
することができる。
【0079】しかも、本発明によれば、従来の露光装置
の光学系におけるAOMの設置位置を集光レンズの焦点
面から若干ずらすだけの簡単な変更を行うだけでよく、
光学部品を新たに付加する必要がない。さらに、光ビー
ムの偏向をウォブリングを光学系の光源側で行う構成で
あるため、例えば集光レンズの焦点距離を変更する等の
調整も容易であり、AOMに入射する光ビームの径を種
々の大きさにすることもできる。
【0080】また、AODを用いる従来の光学系の偏向
周波数の帯域が約1MHzであるのに対し、本発明の露
光装置におけるようにAOMを集光レンズの焦点面から
ずらして設置した光学系のウォブリング周波数の帯域も
約1MHzである。すなわち、本発明の露光装置によれ
ば、前述したワイドグルーブを形成する原盤を露光する
場合のように、光ビームを高速に偏向しながら露光する
ことが必要な場合にも短時間で露光できる露光装置を提
供できる。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の露光装置の光学系の基本的な構成を示
す図である。
【図2】本発明の露光装置の移動光学定盤上の光学系を
横から見た図である。
【図3】本発明の露光装置における集光レンズとAOM
の配置を説明するための図である。
【図4】高記録密度の光ディスクの記録フォーマットの
例を示す図である。
【図5】光ディスクの構造を説明するための図である。
【図6】光ディスクの原盤の露光処理工程を説明するた
めの図である。
【図7】光ディスクの原盤の現像処理工程およびスタン
パを説明するための図である。
【図8】AOMおよびAODを用いて構成された従来の
露光装置の光学系の一例を示す図である。
【図9】図8の露光装置の移動光学定盤上の光学系を横
から見た図である。
【図10】光磁気ディスクのグルーブの形状の例を示す
図である。
【図11】AOM内を通過するレーザビームの径を小さ
くするための光学系の一例を示す図である。
【図12】AODにレーザビームを集光しないで入射す
る光学系を示す図である。
【図13】ワイドグルーブを形成するための従来の露光
装置の光学系の一例を示す図である。
【図14】図13の露光装置の移動光学定盤上の光学系
を横から見た図である。
【図15】無限系対物レンズを用いた光学系を備える従
来の露光装置の光学系の一例を示す図である。
【図16】図15の露光装置の移動光学定盤上の光学系
を横から見た図である。
【図17】音響光学効果素子の構造と動作原理を説明す
るための図である。
【図18】音響光学効果素子の光学結晶中で、屈折率の
波の周期が位置によって変化する様子を説明するための
図である。
【符号の説明】
170 固定光学定盤、 171 移動光学定盤、 1
72 露光用レーザ、173,184 ビームスプリッ
タ、 174,176,181,183,188 レン
ズ、 175,182 AOM、 179,180 反
射鏡、 187,185 1/4波長板、 186 偏
光ビームスプリッタ、 190 対物レンズ、 191
ガラス原盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柏木 俊行 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の原盤上に形成された感光層を
    露光する露光装置であって、 露光用の光源と、 上記光源からの光を集光する第1の集光手段と、 上記第1の集光手段により集光された光を記録信号に応
    じて変調する、上記第1の集光手段の焦点面からずらし
    て設置された音響光学効果光変調器と、 上記音響光学効果光変調器により変調された光を記録媒
    体の原盤上に形成された感光層に集光する第2の集光手
    段とを備えることを特徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】 上記音響光学効果光変調器は、上記第1
    の集光手段により集光された光を記録信号に応じて変調
    すると共に偏向することを特徴とする請求項1記載の露
    光装置
  3. 【請求項3】 上記光源からの光を複数の光路に分離す
    る光路分離手段と、 上記光路分離手段により複数に分離された光路を合成す
    る光路合成手段とをさらに備え、 上記集光手段と上記音響光学効果光変調器とが上記光路
    合成手段よりも光源側に配置されることを特徴とする請
    求項2記載の露光装置。
  4. 【請求項4】 上記集光手段と上記音響光学効果光変調
    器とが、上記光路分離手段により分離された複数の光路
    のうちの少なくとも一つの光路に配置されることを特徴
    とする請求項2記載の露光装置。
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