JPH10289409A - 磁気ヘッド及びその製造方法 - Google Patents

磁気ヘッド及びその製造方法

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JPH10289409A
JPH10289409A JP9891297A JP9891297A JPH10289409A JP H10289409 A JPH10289409 A JP H10289409A JP 9891297 A JP9891297 A JP 9891297A JP 9891297 A JP9891297 A JP 9891297A JP H10289409 A JPH10289409 A JP H10289409A
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JP
Japan
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magnetic
winding
core
magnetic head
groove
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JP9891297A
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Takashi Hirata
昂士 平田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アジマス角が鋭角側と鈍角側にずれた完成数
のバランスを取り得るようにした、磁気ヘッド及びその
製造方法を提供すること。 【解決手段】 互いに接合された二つのコア半体11,
12から成る磁気コア13と、上記磁気コアの互いに反
対側の端面に形成された磁気テープ摺動面14,15
と、各磁気テープ摺動面にて、それぞれコア半体の接合
面に形成された磁気ギャップ16,17と、各磁気ギャ
ップに隣接してそれぞれ少なくとも一方のコア半体に形
成された巻線溝19,20と、各巻線溝にそれぞれ巻回
されたコイル18a,18b,18c,18dとを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばビデオテー
プレコーダ(VTR),デジタルオーディオテープレコ
ーダ(DAT)あるいはデジタルデータ記録再生装置等
の磁気記録再生装置において、音声信号,映像信号また
は情報信号等の信号を、磁気テープ等の磁気記録媒体の
記録トラック上に磁気信号として記録するための磁気ヘ
ッド及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような磁気記録再生装置にお
いては、磁気記録テープに記録された磁気信号の読取り
を行なったり、または磁気記録テープに記録を行なうた
めに、磁気記録テープの信号記録面からの磁気信号の読
取り再生そして磁気記録テープの信号記録面への磁気信
号の書込み記録を行なうための磁気ヘッドを備えてい
る。
【0003】このような磁気ヘッドは、一般に、磁気コ
ア及びこの磁気コアに巻回されたコイルから成り、この
磁気コアには微小間隔にて形成した磁気キャップが設け
られている。そして、上記コイルは、記録または再生の
ための情報信号を磁気コアを介して所定の磁束にしてや
りとりする役割を果たす。つまり、磁気コアは、記録時
には、コイルから磁気記録媒体へ、また再生時には磁気
記録媒体からコイルへ、磁束を伝達するための通路とし
て作用する。その際、上記磁気ギャップは、記録時に
は、磁気記録媒体に対して情報信号を記録するために磁
界の広がりの範囲を絞る作用を、また再生時には、磁気
記録媒体からの磁束取り入れ口としての作用を有してい
る。
【0004】ところで、近年、映像信号等の記録または
再生における高画質化を目的として、あるいは記憶容量
の大容量化を目的として、より多くの情報信号を記録ま
たは再生するために、より波長の短い信号の記録または
再生をする方法が採用されてきている。このために、磁
気記録媒体の磁性層に使用される磁性粉として、強磁性
金属粉末をベースフィルム上に塗布した所謂メタルテー
プや、強磁性金属材料をベースフィルム上に直接に蒸着
させた蒸着テープ等の高抗磁力磁気記録媒体が使用され
ている。
【0005】また、これらの高抗磁力磁気記録媒体に記
録または再生できるように、磁気ヘッドの磁気コア材料
として、高透磁率且つ高飽和磁束密度を有する金属系磁
性層、例えば鉄系合金,鉄−ニッケル系合金,鉄−コバ
ルト系合金等を使用した積層型磁気ヘッド、あるいはM
IG(メタルインギャップ)型磁気ヘッド等が提案され
ている。このうち、積層型磁気ヘッドは、金属系磁性層
を非磁性材料から成るガード材により挟持して磁気コア
半体を構成し、この磁気コア半体をギャップ材を介して
互いに突き合わせてガラス溶着等により接合一体化する
ことにより、構成されている。そして、このような磁気
ヘッドは、映像信号等の記録または再生の高画質化また
は記憶容量の大容量化に適した磁気記録再生装置の大量
生産に伴って、その生産数が拡大する方向にある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな磁気ヘッドは、生産数の増加に伴って、ロット間の
バラツキ等が発生する。ここで、前記磁気ギャップに所
定のアジマス角を有する磁気ヘッドでは、アジマスゼロ
を基準として、鋭角側(以下、「正」と言う)にずれた
ものと、鈍角側(以下、「負」と言う)にずれたものが
あり、どちらも同数製造する必要がある。しかしなが
ら、これらを別々に製造した場合には、上述のように不
良品の発生数につきロット間のバラツキ等があると、両
者の完成品数にバラツキが生じてしまう。特に、生産に
おける投入量が多く、且つ投入から磁気ヘッドの完成ま
での時間が長い場合には、生産が著しく困難となって、
正と負の完成数が異なることになる。このため、一方の
完成数が不足してしまうという重大な問題が生ずること
になる。
【0007】本発明は、以上の点に鑑み、アジマス角が
鋭角側と鈍角側にずれた完成数のバランスを取り得るよ
うにした、磁気ヘッド及びその製造方法を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、互いに接合された二つのコア半体から成る磁気コ
アと、前記磁気コアの互いに反対側の端面にそれぞれ形
成された磁気テープ摺動面と、各磁気テープ摺動面に
て、それぞれコア半体の接合面に形成された磁気ギャッ
プと、前記各磁気ギャップに隣接してそれぞれ少なくと
も一方のコア半体に形成された巻線溝と、この巻線溝に
それぞれ巻回されたコイルとを備える、磁気ヘッドによ
り、達成される。
【0009】また、上記目的は、本発明によれば、互い
に接合されるべき二つのコア半体の互いに反対側に位置
する端面に隣接して、少なくとも一方のコア半体に巻線
溝を形成する第一の工程と、二つのコア半体をギャップ
材を挟んで対向させ、互いに接合して磁気コアブロック
を形成する第二の工程と、磁気コアブロックの互いに反
対側の端面をそれぞれ研磨して所定の曲率を有するテー
プ摺動面を加工すると共に、当たり幅規制溝を形成する
第三の工程と、各テープ摺動面毎に、磁気コアブロック
を切断して、両端にギャップを有する磁気ヘッドを切り
出す第四の工程とを有している、磁気ヘッドの製造方法
により、達成される。
【0010】上記構成によれば、互いに接合された二つ
のコア半体から成る磁気コアの互いに反対側の端面に、
磁気テープ摺動面が形成されている。このため、各磁気
テープ摺動面に形成されたギャップは、アジマス角を有
する場合、互いに逆のアジマス角、即ち鋭角側に所定角
度だけずれた正のアジマス角及び鈍角側に同じ角度だけ
ずれた負のアジマス角を有することになる。したがっ
て、正及び負のそれぞれのアジマス角を有する磁気ヘッ
ドが常に同数得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1乃至図12を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例で
あるから、技術的に好ましい種々の限定が付されている
が、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を
限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られる
ものではない。
【0012】図1は、本発明による磁気ヘッドの一実施
形態を示している。図1において、磁気ヘッド10は、
互いに接合された二つのコア半体11,12から成る磁
気コア13を有している。上記磁気コアの互いに反対側
の端面には、磁気テープ摺動面14,15が形成されて
いる。
【0013】各磁気テープ摺動面14,15にて、それ
ぞれコア半体11,12の接合面には磁気ギャップ1
6,17が形成されている。また、これら各磁気ギャッ
プ16,17に隣接して各コア半体11,12には、巻
線溝11a,12a,11b,12bが形成されてお
り、各巻線溝にはそれぞれコイル18a,18b,18
c,18dが巻回されている。
【0014】上記コア半体11,12は、それぞれフェ
ライト等の磁性体から構成されており、互いに突き合わ
せて接合されることにより、閉磁路を構成するようにな
っている。
【0015】磁気コア13の両端面に形成された磁気テ
ープ摺動面14,15は、磁気テープ(図示せず)に対
する記録または再生の際に、磁気テープが円滑に摺動で
きるように、所定の曲率を有する円筒面状に形成される
と共に、表面が平滑に仕上げられている。さらに、磁気
テープ摺動面14,15は、その当たり幅を所定のトラ
ック幅に規制するために、それぞれ両側縁に当たり幅規
制溝14a,14b,15a,15bを備えている。
【0016】また、磁気コア13は、各磁気テープ摺動
面14,15に隣接して、その接合面に、例えば金等の
貴金属等から成るギャップ材(図示せず)を介して、磁
気ギャップ16,17を形成すると共に、これらギャッ
プ16,17の内側に、各ギャップ16,17のデプス
D1,D2を規制し且つコイルを巻回するための巻線窓
を形成する巻線溝11a,11b,12a,12bを備
えている。巻線溝11a及び12aそして11b及び1
2bは、それぞれ巻線窓19,20を形成すると共に、
そのギャップ16,17側の部分に接合ガラス21,2
2が充填されることにより、コア半体11,12が互い
に接合されている。さらに、磁気コア13は、これら巻
線溝11a,11b,12a,12bに対応して、各コ
ア半体11,12の外側面に、巻線ガイド溝11c,1
1d,12c,12dを備えている。これにより、図1
に示すように、コア半体11の巻線溝11a,巻線ガイ
ド溝11cに対してコイル18aが、コア半体12の巻
線溝12a,巻線ガイド溝12cに対してコイル18b
が、コア半体11の巻線溝11b,巻線ガイド溝11d
に対してコイル18cが、コア半体12の巻線溝12
c,巻線ガイド溝12dに対してコイル18dが、それ
ぞれ巻回されることになる。
【0017】本実施形態による磁気ヘッド10は、以上
のように構成されており、製造の際には、以下に示すよ
うに製造される。先づ、図2(A)に示すように、磁気
コア13を構成するコア半体11,12の母材であるコ
ア半体ブロック30,31は、例えばフェライト等の磁
性材料から板状に形成され、その高さH1が、図2
(B)に示した従来の磁気ヘッドを構成するコア半体ブ
ロック32,33の高さH2に比較して、例えば1.5
倍乃至3倍に選定されている。ここで、高さH1が、高
さH2の1.5倍未満である場合には、二つの巻線窓1
9,20を形成することができなくなり、また高さH2
の3倍を越える場合には、巻線窓19,20の間に形成
される無用の部分が、極端に大きくなり、装置の組み込
み等の点でも不利となる。
【0018】続いて、このコア半体ブロック30,31
は、図3に示すように、その接合面側の表面に、それぞ
れ長手方向に延びる二本の平行な巻線溝30a,30
b,31a,31bが形成される。その後、上記コア半
体ブロック30,31の巻線溝の形成された接合面は、
平滑研磨され、さらに例えば金等の貴金属等から成るギ
ャップ材(図示せず)が、スパッタリング法等の真空薄
膜形成法によって、所望のギャップ長が得られるような
厚さで形成される。
【0019】次に、図4に示すように、このようにして
形成されたコア半体ブロック30,31の接合面が互い
に突き合わされ、磁気コアブロック36が構成される。
このとき、各コア半体ブロック30,31の巻線溝30
a,31aそして30b,31bによって、それぞれ巻
線窓34,35が形成されることになる。
【0020】ここで、図5に示すように、磁気コアブロ
ック36の下方の巻線窓35の下縁に、接合ガラスから
成るガラス棒37が挿入され、溶融されることにより、
巻線窓35のギャップ側にガラスが充填される。続い
て、図6に示すように、磁気コアブロック36が上下反
転され、このとき下方に位置する巻線窓34の下縁に、
接合ガラスから成るガラス棒38が挿入され、溶融され
ることにより、巻線窓34のギャップ側にガラスが充填
されることになる。かくして、磁気コアブロック36
は、図7に示すように、そのコア半体ブロック30,3
1が互いに接合されることにより、その両端面にて接合
面間にそれぞれギャップ39,40を備えるように、一
体化されることになる。
【0021】その後、磁気コアブロック36は、図8に
示すように、各コア半体ブロック30,31の外側面に
て、前述した巻線溝30a,30b,31a,31bに
対応して、巻線ガイド溝30c,30d,31c,31
dが形成される。
【0022】次に、磁気コアブロック36は、図9に示
すように、一方の端面(図示の場合、上方の端面)が、
ラッピング等の研磨加工によって、所定の曲率を有する
円筒面状の磁気テープ摺動面41に加工される。さら
に、磁気コアブロック36は、図10に示すように、上
記磁気テープ摺動面41に、磁気テープへの当たり幅を
規制するための互いに平行な複数の当たり幅規制溝42
が形成される。
【0023】その後、磁気コアブロック36は、再び上
下反転され、図11に示すように、他方の端面が、同様
にして所定の曲率を有する円筒面状の磁気テープ摺動面
43に加工され、この磁気テープ摺動面43に、磁気テ
ープへの当たり幅を規制するための互いに平行な複数の
当たり幅規制溝44が形成される。
【0024】最後に、図12に示すように、上記磁気コ
アブロック36が、長手方向に関して所定間隔で、当た
り幅規制溝42,44毎に点線で示すように切断加工さ
れ、さらに、各巻線溝にコイル18a乃至18dがそれ
ぞれ巻回されることにより、磁気ヘッド10が完成す
る。
【0025】このようにして組み立てられた磁気ヘッド
10は、その磁気コア13の両端面に、それぞれ磁気テ
ープ摺動面14,15を備えており、各磁気テープ摺動
面14,15にそれぞれギャップ16,17が形成され
ている。従って、各磁気テープ摺動面14または15に
対して、磁気テープが走行することにより、ギャップ1
6または17によって、磁気テープに対する信号の記録
または再生が行われることになる。
【0026】ここで、これらギャップ16,17は、互
いに同じ接合面により形成されることになる。従って、
そのアジマス角は、互いにそれぞれ正及び負の組合せと
なる。これにより、磁気ヘッド10は、ギャップ16,
17のアジマス角の正負のものが、それぞれ同数得ら
れ、アジマス角の正負のものの完成品の数において、バ
ランスをとることができる。
【0027】また、このような磁気ヘッド10を磁気記
録再生装置の回転ドラムに装着する場合、磁気ヘッド1
0の取付方向を180度回転させて、反対側の端面を実
際の磁気テープ摺動面として使用することにより、逆の
アジマス角のずれを有する磁気ヘッド10が使用される
ことになる。さらに、磁気テープ摺動面14,15の両
側縁の当たり幅規制溝14a,14bそして15a,1
5bの幅が互いに同じである場合には、磁気ヘッド10
を使用した後、あるいは磁気ヘッド特性等が十分ではな
いとき、当たり幅規制溝14aと14b,15aと15
bを入れ換えるように磁気ヘッド10を裏返すことによ
り、磁気ヘッド10は、同じアジマス角で再度使用する
ことが可能である。
【0028】尚、上記実施形態においては、単に磁気ヘ
ッドとして説明したが、任意の磁気テープを使用した磁
気記録再生装置の磁気ヘッドに対して、本発明を適用で
きることは明らかである。また、上記実施形態において
は、磁気ヘッド10は、双方のコア半体11,12の接
合面に、巻線溝11a,11b,12a,12bと巻線
ガイド溝11c,11d,12c,12dが形成されて
いるが、これに限らず、巻線ガイド溝11c,11d,
12c,12dは省略されてもよく、また一方のコア半
体11または12の巻線溝が省略され、少なくとも一方
のコア半体11または12に、巻線溝11a,11bま
たは12a,12bが形成され、これに関してコイルが
巻回されていてもよいことは明らかである。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ア
ジマス角が鋭角側と鈍角側にずれた完成数のバランスを
取り得るようにした、磁気ヘッド及びその製造方法を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気ヘッドの一実施形態を示す概
略斜視図である。
【図2】一対のコア半体ブロックを示しており、(A)
は図1の磁気ヘッドの製造工程で使用されるコア半体ブ
ロックの部分斜視図及び(B)は従来の磁気ヘッドに使
用されるコア半体ブロックの部分斜視図である。
【図3】図1の磁気ヘッドの製造工程における巻線溝の
加工を示す部分斜視図である。
【図4】図1の磁気ヘッドの製造工程におけるコア半体
ブロックの突き合わせを示す部分斜視図である。
【図5】図1の磁気ヘッドの製造工程における一方の巻
線窓のガラス充填を示す部分斜視図である。
【図6】図1の磁気ヘッドの製造工程における他方の巻
線窓のガラス充填を示す部分斜視図である。
【図7】図1の磁気ヘッドの製造工程におけるコア半体
ブロックの接合を示す部分斜視図である。
【図8】図1の磁気ヘッドの製造工程における巻線ガイ
ド溝の加工を示す部分斜視図である。
【図9】図1の磁気ヘッドの製造工程における一方の磁
気テープ摺動面の加工を示す部分斜視図である。
【図10】図1の磁気ヘッドの製造工程における一方の
磁気テープ摺動面の当たり幅規制溝加工を示す部分斜視
図である。
【図11】図1の磁気ヘッドの製造工程における他方の
磁気テープ摺動面及び当たり幅規制溝加工を示す部分斜
視図である。
【図12】図1の磁気ヘッドの製造工程における磁気テ
ープ摺動面毎の切断による磁気ヘッドの切り出し加工を
示す部分斜視図である。
【符号の説明】
10 磁気ヘッド、11,12・・・コア半体、11
a,11b,12a,12b・・・巻線溝、11c,1
1d,12c,12d・・・巻線ガイド溝、13・・・
磁気コア、14,15・・・磁気テープ摺動面、14
a,14b,15a,15b・・・当たり幅規制溝、1
6,17・・・磁気ギャップ、18a,18b,18
c,18d・・・コイル、19,20・・・巻線窓、2
1,22・・・ガラス、30,31・・・コア半体ブロ
ック、34,35・・・巻線窓、36・・・磁気コアブ
ロック、37,38・・・接合ガラス、39,40・・
・磁気ギャップ、41,43・・・磁気テープ摺動面、
42,44・・・当たり幅規制溝。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに接合された二つのコア半体から成
    る磁気コアと、 前記磁気コアの互いに反対側の端面にそれぞれ形成され
    た磁気テープ摺動面と、 各磁気テープ摺動面にて、それぞれコア半体の接合面に
    形成された磁気ギャップと、 前記各磁気ギャップに隣接してそれぞれ少なくとも一方
    のコア半体に形成された巻線溝と、 この巻線溝にそれぞれ巻回されたコイルとを備えること
    を特徴とする磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記各コア半体の高さが、通常の磁気ヘ
    ッドを構成するためのコア半体の高さに比較して、1.
    5倍乃至3倍であることを特徴とする請求項1に記載の
    磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 互いに接合されるべき二つのコア半体の
    互いに反対側に位置する端面に隣接して、少なくとも一
    方のコア半体に巻線溝を形成する第一の工程と、 二つのコア半体をギャップ材を挟んで対向させ、互いに
    接合して磁気コアブロックを形成する第二の工程と、 磁気コアブロックの互いに反対側の端面をそれぞれ研磨
    して所定の曲率を有するテープ摺動面を加工すると共
    に、当たり幅規制溝を形成する第三の工程と、 各テープ摺動面毎に、磁気コアブロックを切断して、両
    端にギャップを有する磁気ヘッドを切り出す第四の工程
    とを有していることを特徴とする磁気ヘッドの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記各コア半体の高さが、通常の磁気ヘ
    ッドを構成するためのコア半体の高さに比較して、1.
    5倍乃至3倍であることを特徴とする請求項3に記載の
    磁気ヘッドの製造方法。
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