JPH10289386A - 商品売上管理装置及び商品売上管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

商品売上管理装置及び商品売上管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体

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JPH10289386A
JPH10289386A JP9550197A JP9550197A JPH10289386A JP H10289386 A JPH10289386 A JP H10289386A JP 9550197 A JP9550197 A JP 9550197A JP 9550197 A JP9550197 A JP 9550197A JP H10289386 A JPH10289386 A JP H10289386A
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JP9550197A
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Nariyuki Hayashi
成幸 林
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Original Assignee
TEC CORP
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品売上管理装置の低コスト化,メンテナン
スの容易化を図る。 【解決手段】 取引項目内容の異なる少なくとも2種類
の売上集計ファイル23の取引項目を統一するべく予め
設定した共通取引項目別に売上データの集計エリアを形
成してなる共通取引項目別集計ファイル12と、売上集
計ファイルの種類毎に当該売上集計ファイルの取引項目
と共通取引項目別集計ファイルの共通取引項目との対応
関係を定義する情報を設定記憶する項目定義ファイル1
2とを設ける。商品販売登録装置20から売上集計ファ
イルのデータを収集するとその売上集計ファイルの種類
に対応する定義情報を項目定義ファイルから読出し、こ
の定義情報に基づいて売上集計ファイルのデータを共通
取引項目別集計ファイルにて集計して、この共通取引項
目別集計ファイルにて集計したデータに基づいて売上管
理レポートを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばショッピン
グセンターにおいてセンター本部がセンター内の各店舗
の売上実績を一元的に管理する場合に利用して好適な商
品売上管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばショッピングセンターでは、セン
ター内にテナントとして入店し営業している店舗,いわ
ゆるテナント店舗がセンターの駐車場料金や共有場所の
光熱費などの経費を負担するが、その負担額は各テナン
ト店舗の売場面積や売上実績に基づいて配分される。こ
のため、ショッピングセンター全体を管理するセンター
本部では、各テナント店舗の売上実績を正確に把握する
必要があった。そこで従来は、各テナント店舗にそれぞ
れ設置されている商品販売登録装置と、センター本部に
設置したコンピュータとを通信回線で接続し、各店舗の
商品販売登録装置にて販売登録された客買上商品の売上
データを通信手段によりコンピュータで収集し加工し
て、各テナント店舗の総売上や純売上等の売上実績を一
元的に管理することが行われていた。
【0003】この場合において、各商品販売登録装置
は、総売上,純売上,客数,税額等の商品売上に関する
各種の取引項目別に商品登録手段により登録された各商
品の売上データを集計する売上集計ファイルをそれぞれ
備えている。そこでコンピュータに、例えばセンター営
業日の毎閉店後に各店舗の商品販売登録装置から売上集
計ファイルのデータを収集し加工して売上管理レポート
を作成する商品売上管理プログラムをインストールする
ことによって、各店舗の日々の売上実績を管理してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般
に、商品販売登録装置に設けられる売上集計ファイルの
取引項目は製造メーカーや機種などによって異なってお
り統一されていない。このため、センター内の全テナン
ト店舗が同一形態の売上集計ファイルを有した商品販売
登録装置を使用している場合は問題にならないが、取引
項目の異なる売上集計ファイルを有した商品販売登録装
置が混在していた場合には、コンピュータに各種の売上
集計ファイルにそれぞれ対応した複数の商品売上管理プ
ログラムをインストールする必要がありコストがかかる
上、商品販売登録装置の機種入替などに応じてプログラ
ムの修正が必要になる等の問題があった。
【0005】そこで本発明は、各商品販売登録装置から
それぞれ収集する売上集計ファイルの取引項目内容が異
なっていてもその収集データを加工して売上管理レポー
トを作成できる商品売上管理装置として、低コストでか
つメンテナンスも容易な装置を提供しようとするもので
ある。また、コンピュータを各商品販売登録装置からそ
れぞれ収集する売上集計ファイルの取引項目内容が異な
っていてもその収集データを加工して売上管理レポート
を作成できる商品売上管理装置として機能させる商品売
上管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記
録媒体を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、商品売上に関する各種の取引項目別に商品登録手段
により登録された各商品の売上データを集計する売上集
計ファイルをそれぞれ有した複数台の商品販売登録装置
から取引項目内容の異なる少なくとも2種類の売上集計
ファイルのデータを収集し加工して売上管理レポートを
作成する商品売上管理装置において、取引項目内容の異
なる少なくとも2種類の売上集計ファイルの取引項目を
統一するべく予め設定した共通取引項目別に売上データ
の集計エリアを形成してなる共通取引項目別集計ファイ
ルと、売上集計ファイルの種類毎に当該売上集計ファイ
ルの取引項目と共通取引項目別集計ファイルの共通取引
項目との対応関係を定義する情報を設定記憶する項目定
義ファイルとを設け、商品販売登録装置から売上集計フ
ァイルのデータを収集するとその売上集計ファイルの種
類に対応する定義情報を項目定義ファイルから読出し、
この定義情報に基づいて売上集計ファイルのデータを共
通取引項目別集計ファイルにて集計して、この共通取引
項目別集計ファイルにて集計したデータに基づいて売上
管理レポートを作成するようにしたものである。
【0007】また、本願請求項2記載の発明は、取引項
目内容の異なる少なくとも2種類の売上集計ファイルの
取引項目を統一するべく予め設定した共通取引項目別に
売上データの集計エリアを形成してなる共通取引項目別
集計ファイルと、売上集計ファイルの種類毎に当該売上
集計ファイルの取引項目と共通取引項目別集計ファイル
の共通取引項目との対応関係を定義する情報を設定記憶
する項目定義ファイルとをコンピュータの記憶部に形成
するとともに、コンピュータに、商品販売登録装置から
売上集計ファイルのデータを収集するとその売上集計フ
ァイルの種類に対応する定義情報を項目定義ファイルか
ら読出し、この定義情報に基づいて売上集計ファイルの
データを共通取引項目別集計ファイルにて集計して、こ
の共通取引項目別集計ファイルにて集計したデータに基
づいて売上管理レポートを作成する手順を実行させる商
品売上管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能
な記録媒体である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の商品売上管理装置
を、ショッピングセンターに構築されるPOS(販売時
点情報管理)システムの本部コンピュータ10に適用し
た一実施の形態について、図面を用いて説明する。図1
は上記POSシステムの概要を示す系統図であって、シ
ョッピングセンターの本部1に設置した本部コンピュー
タ10と、各テナント店2a,2b,2cにそれぞれ設
置したストアプロセッサ20とを、ネットワーク回線3
で接続して、POSシステムを構築している。
【0009】なお、センター本部1は、システムを構築
するにあたり各テナント店2a,2b,2cにそれぞれ
固有の店舗コードを割り当てる。そして、この店舗コー
ドを各テナント店2a,2b,2cのストアプロセッサ
20にそれぞれ設定して、各テナント店2a,2b,2
cを識別するようにしている。因みに、この実施の形態
では、テナント店2aに店舗コード[01]を割り当
て、テナント店2bに店舗コード[02]を割り当て、
テナント店2Cに店舗コード[03]を割り当てるもの
とする。
【0010】各ストアプロセッサ20は、それぞれ通信
回線21を介して商品登録手段として機能するPOSタ
ーミナル22を接続しており、このPOSターミナル2
2にて販売登録された各商品の売上データを売上集計フ
ァイル23にて集計するものとなっている。ここに、ス
トアプロセッサ20は商品販売登録装置を構成する。前
記売上集計ファイル23は、図2に示すように、商品売
上に関する各種の取引項目別に前記売上データを集計す
るもので、取引項目内容の異なる複数種類の売上集計フ
ァイル23a,23b,…が存在する。因みに、この実
施の形態では、テナント店2aとテナント店2bのスト
アプロセッサ20が、図2(a)に示すように、取引番
号1から順に[G.T],[総売上],[純売上],
[客数],[現金在高],[外税1],[外税2],
[内税],[非課税]の各取引項目で売上データを集計
する種別コードAの売上集計ファイル23aを搭載し、
テナント店2cのストアプロセッサ20が、図2(b)
に示すように、取引番号1から順に[売上高],[商品
明細数],[客数],[売上総額],[外掛税a],
[外掛税b],[内掛税a],[内掛税b],[非課
税]の各取引項目で売上データを集計する種別コードB
の売上集計ファイル23aを搭載するものとする。本部
コンピュータ10は、各ストアプロセッサ20から取引
項目内容の異なる少なくとも2種類の売上集計ファイル
23a,23bのデータを収集し加工して売上管理レポ
ート11を作成する機能を有したもので、この機能を実
現するための一手段として、記憶部に、各売上集計ファ
イル23a,23bの取引項目を統一するべく予め設定
した共通取引項目別に売上データの集計エリアを形成し
てなる共通取引項目別集計ファイル12と、前記売上集
計ファイル23a,23bの種類毎に当該売上集計ファ
イルの取引項目と前記共通取引項目別集計ファイル12
の共通取引項目との対応関係を定義する情報を設定記憶
する項目定義ファイル13とを形成している。
【0011】ここで、本実施の形態において、前記共通
取引項目別集計ファイル12は、図3に示すように、一
連の共通取引番号#1,#2,…が付された共通取引項
目[総売上],[純売上],[客数],[外税],[内
税]別に店舗コード01のテナント店集計エリア12
a,店舗コード02のテナント店集計エリア12b,店
舗コード03のテナント店集計エリア12b及びセンタ
ー全体の集計エリア12dを形成したものである。
【0012】また、前記項目定義ファイル13は、図4
に示すように、前記種別コードAの売上集計ファイル2
3aの取引項目と前記共通取引項目別集計ファイル12
の共通取引項目との対応関係を定義する情報として、売
上集計ファイル23aの取引番号の集計データを共通取
引項目別集計ファイル12の共通取引番号の集計エリア
に加算(加減算フラグ=1)または減算(加減算フラグ
=0)することを定義する情報(取引番号,共通取引番
号,加減算フラグ)を設定記憶する第1の項目定義ファ
イル13aと、前記種別コードBの売上集計ファイル2
3bの取引項目と前記共通取引項目別集計ファイル12
の共通取引項目との対応関係を定義する同様の情報(取
引番号.共通取引番号,加減算フラグ)を設定記憶する
第2の項目定義ファイル13bとから構成したものであ
る。
【0013】図3は前記本部コンピュータ10の要部構
成を示すブロック図であって、この本部コンピュータ1
0は、コンピュータ読取可能な記録媒体であるフロッピ
ーディスク40に記録されたプログラムを読込み、この
プログラムによって動作が制御されるCPU(中央処理
装置)41を搭載している。また、固定的なプログラム
やキャラクタジェネレータデータなどを予め記憶したR
OM(リード・オンリ・メモリ)42、可変的なプログ
ラムを記憶するプログラムRAM43、可変的なデータ
を記憶するデータRAM44、日付及び時刻を計時する
時計部45、前記ネットワーク回線3を介して行う各ス
トアプロセッサ20とのデータ通信を制御する通信コン
トローラ46、前記フロッピーディスク40をアクセス
するFDD(フロッピー・ディスク・ドライブ)47の
駆動を制御するFDDコントローラ48、ハードディス
ク(不図示)をアクセスするHDD(ハード・ディスク
・ドライブ)49の駆動を制御するHDDコントローラ
50、キーボード51との信号授受を行うキーボードイ
ンタフェース52、ディスプレイ53との信号授受を行
うディスプレイインタフェース54、プリンタ55との
信号授受を行うプリンタインタフェース56などを搭載
している。前記CPU41と、ROM42,プログラム
RAM43,データRAM44,時計部45,通信コン
トローラ46,FDDコントローラ48,HDDコント
ローラ50,キーボードインタフェース52,ディスプ
レイインタフェース54及びプリンタインタフェース5
6とは、アドレスバス,データバスなどのバスライン5
7で接続している。
【0014】かかる構成の本部コンピュータ10におい
て、前記共通取引項目別集計ファイル12と定義情報フ
ァイル13a,13bとは、予めHDD49のハードデ
ィスクに記憶保持している。そして、各ファイル12,
13a,13bに対するデータの追加,抹消,修正を、
プログラムRAM43にロードされたファイルメンテナ
ンスプログラムの制御によりキーボード51のキー操作
で適宜行えるようになっている。
【0015】しかして、上記本部コンピュータ10のC
PU41は、プログラムRAM43にロードされた売上
集計制御プログラムに従い、図6の流れ図に示す制御手
順でセンター売上集計業務を実行するものとなってい
る。すなわち、時計部15にて計時されている現時刻が
予め設定されたセンター売上集計時刻(ショッピングセ
ンター営業日のセンター閉店後時刻とする)に達すると
売上集計制御プログラムが起動し、CPU11は、先
ず、ST(ステップ)1としてネットワーク回線3を介
して接続した各テナント店舗2a,2b,2cのストア
プロセッサ20に、売上集計ファイル23の収集要求コ
マンドを配信する。その結果、各テナント店舗2a,2
b,2cのストアプロセッサ20から売上集計ファイル
23のデータを収集しデータRAM44に格納し終えた
ならば(ST2のYES)、ST3としてHDD49を
動作させてハードディスクから共通取引項目別集計ファ
イル12を読込み、データRAM44にロードして、こ
のファイル12の集計エリア12a〜12dをクリアす
る。
【0016】次に、ST4としてデータRAM44に格
納した各テナント店舗2a,2b,2cの売上集計ファ
イル23のなかから未処理の売上集計ファイルを読出
す。このとき、未処理の売上集計ファイル23が存在し
ない場合には(ST5のYES)、ST12に進む。未
処理の売上集計ファイル23を取得した場合には、ST
6としてHDD49を動作させてハードディスクから当
該売上集計ファイル23の種類に対応した定義情報ファ
イル13を読込み、データRAM14にロードする。す
なわち、ST4にて取得した売上集計ファイルが種別コ
ードAのファイル23aであれば第1の定義情報ファイ
ル13aを読込み、種別コードBのファイル23bであ
れば第2の定義情報ファイル13bを読込んでデータR
AM14にロードする(定義情報読出し手段)。
【0017】次に、ST7としてCPU41内のカウン
タnを[0]に一旦初期化してから、ST8として上記
カウンタnを[1]だけカウントアップする。しかる
後、ST9としてデータRAM14上にロードした定義
情報ファイル13から上記カウンタnの値に対応する順
番の定義情報レコード(取引番号,共通取引番号,加減
算フラグ)を読取る。このとき、定義情報ファイル13
にn番目のレコードが存在しない場合には(ST10の
YES)、ST4に戻る。
【0018】定義情報ファイル13からn番目の定義情
報レコードを読取った場合には、ST11としてST4
にて取得した売上集計ファイル23から当該定義情報レ
コード中の取引番号の集計データを読出す。そして、こ
の集計データを、共通取引項目別集計ファイル12にお
ける当該定義情報レコード中の共通取引番号に対応した
各集計エリア12a〜12bのうち、当該売上集計ファ
イル23を搭載したストアプロセッサ20の店舗コード
に対応したテナント店エリア12a,12bまたは12
cとセンター全体の集計エリア12dとに加算(当該定
義情報レコード中の加減算フラグが1の場合)もしくは
減算(同加減算フラグが0の場合)する。
【0019】その後、ST8に戻り、カウンタnをさら
に[1]だけカウントアップして、上記ST9乃至ST
11の処理を実行する。こうして、ST6にて取得した
定義情報ファイル13の定義情報に基づき、ST4にて
取得した売上集計ファイル23の取引項目別集計データ
を、共通取引項目別集計ファイル12にて共通取引項目
別に集計する(共通項目集計手段)。
【0020】ST10にて定義情報ファイル13にn番
目のレコードが存在しないことを確認した場合には、S
T4に戻る。そして、未処理の売上集計ファイル23を
取得し、この売上集計ファイル23に対して上記ST6
乃至ST11の処理を実行する。こうして、各ストアプ
ロセッサ20から収集した売上集計ファイル23a,2
3bの取引項目別集計データを、当該売上集計ファイル
23a,23bの種類に対応した定義情報ファイル13
a,13bの定義情報に基づいて、共通取引項目別集計
ファイル12にて共通取引項目別に集計する。
【0021】その後、ST5にて未処理の売上集計ファ
イル23が存在しないことを確認すると、ST12とし
て上記共通取引項目別集計ファイル12内の各データに
基づいて売上管理レポートの印字データを編集し、この
印字データをプリンタ55に送出して、図7に示すフォ
ーマットの売上管理レポート11を印刷させる(レポー
ト作成手段)。
【0022】以上で、売上集計制御プログラムが終了
し、CPU41はセンター売上集計業務を終了する。な
お、ST1にて各ストアプロセッサ20に売上集計ファ
イル23の収集要求コマンドを送信したが、所定時間内
に少なくとも1つのストアプロセッサ20から売上集計
ファイル23を収集できなかった場合には(ST13の
YES)、売上集計制御プログラムがエラーとなる。こ
れにより、CPU41は、例えば売上集計ファイル23
を収集できなかったストアプロセッサ20の店舗コード
をディスプレイ53に表示させるなどのエラー処理を行
って、このセンター売上集計業務を終了する。
【0023】なお、前記テーブルメンテナンスプログラ
ム及び売上集計制御プログラムは、商品売上管理プログ
ラムとしてフロッピーディスク40に記録され、本部コ
ンピュータ10は、この商品売上管理プログラムをFD
D47を介して読込み、プログラムRAM43にロード
することにより前述した各処理を実行可能となる。
【0024】このように構成した本実施の形態において
は、ショッピングセンター営業日のセンター閉店後の所
定時刻になると、本部コンピュータ10においてセンタ
ー売上集計業務が実行される。これにより、各テナント
店舗2a,2b,2cのストアプロセッサ20に設けら
れた売上集計ファイル23a,23bが本部コンピュー
タ10に収集される。次いで、各売上集計ファイル23
a,23bの取引項目別売上集計データが、当該売上集
計ファイル23a,23bの種類に対応した定義情報フ
ァイル13a,13bの定義情報に基づいて、共通取引
項目別集計ファイル12にて共通取引項目別に集計され
る。
【0025】すなわち、店舗コード01のテナント店舗
2aにおけるストアプロセッサ20から収集した売上集
計ファイル23と、店舗コード02のテナント店舗2b
におけるストアプロセッサ20から収集した売上集計フ
ァイル23とは、いずれも種別コードAの売上集計ファ
イル23aなので、定義情報ファイル13aに定義され
た情報に基づいて取引項目別売上集計データが共通取引
項目別に集計される。具体的には、取引番号2の取引項
目[総売上]の集計データは、共通取引番号1の共通取
引項目[総売上]に対応したテナント店集計エリア12
aまたは12bとセンター集計エリア12dとにそれぞ
れ加算される。取引番号3の取引項目[純売上]の集計
データは、共通取引番号2の共通取引項目[純売上]に
対応したテナント店集計エリア12aまたは12bとセ
ンター集計エリア12dとにそれぞれ加算される。取引
番号4の取引項目[客数]の集計データは、共通取引番
号3の共通取引項目[客数]に対応したテナント店集計
エリア12aまたは12bとセンター集計エリア12d
とにそれぞれ加算される。取引番号6の取引項目[外税
1]と取引番号7の取引項目[外税2]の各集計データ
は、共通取引番号4の共通取引項目[外税]に対応した
テナント店集計エリア12aまたは12bとセンター集
計エリア12dとにそれぞれ加算される。取引番号8の
取引項目[内税]の集計データは、共通取引番号5の共
通取引項目[内税]に対応したテナント店集計エリア1
2aまたは12bとセンター集計エリア12dとにそれ
ぞれ加算される。
【0026】一方、店舗コード03のテナント店舗2c
におけるストアプロセッサ20から収集した売上集計フ
ァイル23は、種別コードBの売上集計ファイル23b
なので、定義情報ファイル13bに定義された情報に基
づいて取引項目別売上集計データが共通取引項目別に集
計される。具体的には、取引番号1の取引項目[売上
高]の集計データは、共通取引番号2の共通取引項目
[純売上]に対応したテナント店集計エリア12cとセ
ンター集計エリア12dとにそれぞれ加算される。取引
番号3の取引項目[客数]の集計データは、共通取引番
号3の共通取引項目[客数]に対応したテナント店集計
エリア12cとセンター集計エリア12dとにそれぞれ
加算される。取引番号4の取引項目[売上総額]の集計
データは、共通取引番号1の共通取引項目[総売上]に
対応したテナント店集計エリア12cとセンター集計エ
リア12dとにそれぞれ加算される。取引番号5の取引
項目[外掛税a]と取引番号6の取引項目[外掛税b]
の各集計データは、共通取引番号4の共通取引項目[外
税]に対応したテナント店集計エリア12cとセンター
集計エリア12dとにそれぞれ加算される。取引番号7
の取引項目[内掛税a]と取引番号8の取引項目[内掛
税b]の各集計データは、共通取引番号5の共通取引項
目[内税]に対応したテナント店集計エリア12cとセ
ンター集計エリア12dとにそれぞれ加算される。
【0027】かくして、共通取引項目別集計ファイル1
2のテナント店集計エリア12aには、テナント店2a
の売上集計ファイル23aにて取引項目別に集計された
売上データが共通取引項目別に分類されて集計される。
同様に、テナント店集計エリア12bには、テナント店
2bの売上集計ファイル23aにて取引項目別に集計さ
れた売上データが共通取引項目別に分類されて集計さ
れ、テナント店集計エリア12cには、テナント店2c
の売上集計ファイル23bにて取引項目別に集計された
売上データが共通取引項目別に分類されて集計される。
また、センター集計エリア12dには、各テナント店2
a〜2cの共通取引項目別売上集計データの合計が算出
される。
【0028】上記共通取引項目別集計ファイル12の各
テナント店集計エリア12a〜12cとセンター集計エ
リア12dの内容は、売上管理レポート11としてプリ
ンタ25により印刷出力される。したがって、センター
本部1においては、各テナント店2a,2b,2cのス
トアプロセッサ20に搭載された売上集計ファイル23
の種類が異なっていても、上記売上管理レポート11の
印刷内容から、各テナント店舗2a,2b,2cの総売
上や純売上等の売上実績を一元的に管理することができ
る。また、ショッピングセンター全体の売上実績も管理
できる。
【0029】この場合において、本部コンピュータ10
にインストールする商品売上管理プログラムは、売上集
計ファイル23の種類数に拘わらず1つでよいので、コ
ストを低減できる。また、売上集計ファイルの種類が変
更されてもそれに対応した定義情報ファイル13をハー
ドディスクに設定すればよくプログラムの変更を必要と
しないので、メンテナンスも容易である。
【0030】なお、本発明は前記一実施の形態に限定さ
れるものではない。例えば前記実施の形態では、売上集
計制御プログラムを定時に自動的に起動させる場合を示
したが、例えばディスプレイ53に表示した業務メニュ
ー画面からオペレータが選択操作することで起動させる
ようにしてもよい。また、各テナント店舗において閉店
後に実行されるストアプロセッサ20の精算業務が終了
したことを検知すると、自動的に売上集計制御プログラ
ムが起動するようにしてもよい。この場合は、ストアプ
ロセッサ20の精算業務においては一般的に行われてい
るように売上集計ファイル23をクリアせず、売上集計
制御プログラムの正常終了に応動して本部コンピュータ
10から各ストアプロセッサ20に売上集計ファイル2
3のクリアコマンドを送信することによってクリアする
ように構成する。
【0031】また、前記実施の形態では上記売上集計制
御プログラムの起動により各ストアプロセッサ20に売
上集計ファイル23の収集コマンドを送信して収集する
場合を示したが、ストアプロセッサ20が精算業務にお
いて売上集計ファイル23を本部コンピュータ10に自
動的に送信するようにし、まだ売上集計ファイル23を
送信してこないストアプロセッサ20に対してのみ収集
コマンドを送信するように売上集計プログラムを変更し
てもよい。また、全ストアプロセッサ20から売上集計
ファイル23を受信したことに応じて前記売上集計制御
プログラムがST3の処理から自動的に起動するように
構成してもよいものである。
【0032】また、前記実施の形態では、商品売上管理
プログラムを記録する記録媒体としてフロッピーディス
ク40を示したが、ハードディスク,光ディスク,半導
体メモリなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に上記
商品売上管理プログラムを記録してもよい。また、通信
媒体を利用してコンピュータに上記商品売上管理プログ
ラムを読込ませることによって本装置を実現することも
可能である。この他、売上管理レポート11の印字フォ
ーマットなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形実施可能であるのは勿論である。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
各商品販売登録装置からそれぞれ収集する売上集計ファ
イルの取引項目内容が異なっていてもその収集データを
加工して売上管理レポートを作成できる商品売上管理装
置として、低コストでかつメンテナンスも容易な装置を
提供できる。また、コンピュータを各商品販売登録装置
からそれぞれ収集する売上集計ファイルの取引項目内容
が異なっていてもその収集データを加工して売上管理レ
ポートを作成できる商品売上管理装置として機能させる
商品売上管理プログラムを記録したコンピュータ読取可
能な記録媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるショッピングセ
ンター対応のPOSシステムの概要を示す系統図。
【図2】 図1に示す売上集計ファイルの構成図。
【図3】 図1に示す共通取引項目別集計ファイルの構
成図。
【図4】 図1に示す定義情報ファイルの構成図。
【図5】 図1に示す本部コンピュータの要部構成を示
すブロック図。
【図6】 図1に示す本部コンピュータのCPUが実行
する商品売上管理プログラムの要部を示す流れ図。
【図7】 図1に示す売上管理レポートの印刷例を示す
図。
【符号の説明】
10…本部コンピュータ(商品売上管理装置) 11…売上管理レポート 12…共通取引項目別集計ファイル 13(13a,13b)…定義情報ファイル 20…ストアプロセッサ (商品販売登録装置) 23(23a,23b)…売上集計ファイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品売上に関する各種の取引項目別に商
    品登録手段により登録された各商品の売上データを集計
    する売上集計ファイルをそれぞれ有した複数台の商品販
    売登録装置から取引項目内容の異なる少なくとも2種類
    の売上集計ファイルのデータを収集し加工して売上管理
    レポートを作成する商品売上管理装置において、 前記取引項目内容の異なる少なくとも2種類の売上集計
    ファイルの取引項目を統一するべく予め設定した共通取
    引項目別に売上データの集計エリアを形成してなる共通
    取引項目別集計ファイルと、 前記売上集計ファイルの種類毎に当該売上集計ファイル
    の取引項目と前記共通取引項目別集計ファイルの共通取
    引項目との対応関係を定義する情報を設定記憶する項目
    定義ファイルと、 前記商品販売登録装置から売上集計ファイルのデータを
    収集するとその売上集計ファイルの種類に対応する定義
    情報を前記項目定義ファイルから読出す定義情報読出し
    手段と、 この読出し手段により読出した定義情報に基づいて前記
    売上集計ファイルのデータを前記共通取引項目別集計フ
    ァイルにて集計する共通項目集計手段と、 この共通項目集計手段により共通取引項目別集計ファイ
    ルにて集計したデータに基づいて前記売上管理レポート
    を作成するレポート作成手段と、を具備したことを特徴
    とする商品売上管理装置。
  2. 【請求項2】 コンピュータに、商品売上に関する各種
    の取引項目別に商品登録手段により登録された各商品の
    売上データを集計する売上集計ファイルをそれぞれ有し
    た複数台の商品販売登録装置から取引項目内容の異なる
    少なくとも2種類の売上集計ファイルのデータを収集し
    加工して売上管理レポートを作成する機能を実行させる
    商品売上管理プログラムを記録した記録媒体であって、 前記商品売上管理プログラムは、 前記取引項目内容の異なる少なくとも2種類の売上集計
    ファイルの取引項目を統一するべく予め設定した共通取
    引項目別に売上データの集計エリアを形成してなる共通
    取引項目別集計ファイルと、前記売上集計ファイルの種
    類毎に当該売上集計ファイルの取引項目と前記共通取引
    項目別集計ファイルの共通取引項目との対応関係を定義
    する情報を設定記憶する項目定義ファイルとを前記コン
    ピュータの記憶部に形成するとともに、 前記商品販売登録装置から売上集計ファイルのデータを
    収集するとその売上集計ファイルの種類に対応する定義
    情報を前記項目定義ファイルから読出し、この定義情報
    に基づいて前記売上集計ファイルのデータを前記共通取
    引項目別集計ファイルにて集計して、この共通取引項目
    別集計ファイルにて集計したデータに基づいて前記売上
    管理レポートを作成する手順を前記コンピュータに実行
    させるものであることを特徴とする商品売上管理プログ
    ラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
JP9550197A 1997-04-14 1997-04-14 商品売上管理装置及び商品売上管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 Pending JPH10289386A (ja)

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