JPH10288649A - 半導体集積回路のテスト方法及びテスト装置 - Google Patents

半導体集積回路のテスト方法及びテスト装置

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JPH10288649A
JPH10288649A JP9097599A JP9759997A JPH10288649A JP H10288649 A JPH10288649 A JP H10288649A JP 9097599 A JP9097599 A JP 9097599A JP 9759997 A JP9759997 A JP 9759997A JP H10288649 A JPH10288649 A JP H10288649A
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俊一 飯田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能テストのサイクル内で同時に直流テスト
を行うことにより、機能テストでは検出できない不良検
出を可能としたLSIのテスト方法及びテスト装置を提
供する。 【解決手段】 ICテスタ1は、LSI2へのテスト用
データの入出力を行う複数のテスタチャンネルCHを有
し、テスト用データを発生するデータパターン発生部1
2と、LSI2からの出力データをテスタチャンネルC
Hの中の所定のテスタチャンネルに取り込んで期待値デ
ータと比較するコンパレータCMPと、比較結果に基づ
いて良否判定を行う判定部13とを有する。機能テスト
中のLSI2の着目するピンに流れる電流を検出するI
/V変換素子3を設けて、検出された電流値を複数のテ
スタチャンネルCHの中の空きテスタチャンネルに取り
込んで着目するピンの直流特性の良否を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
(LSI)のテスト方法及びテスト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、LSIの機能テストを行うI
Cテスタとして、複数のテスタチャンネルを備え、被テ
ストLSIに所定のテストデータを与えて、得られる出
力データを期待値と比較して良否判定を行うようにした
ものが知られている。この種のICテスタは、被テスト
LSIに入力するためのテスト用データ及び期待値デー
タを発生するデータパターン発生回路を内蔵し、テスト
用データを所定の入力ピンに入力した時の所定の出力ピ
ンに得られる出力データを所定のテスタチャンネルに取
り込んで期待値データとの比較を行い、その比較結果に
基づいて回路機能の良否判定を行う。
【0003】しかしLSIの機能テストは、“0”,
“1”データによる論理機能をテストするものであり、
LSIの良否判定法として完全ではない。機能テストに
は合格しても、例えばリークが大きく、実使用で動作不
良を起こすといった事態が生じることも多いからであ
る。このため、LSIの良品判別には機能テストとは別
に直流特性テストも欠かせず、一般には、電源端子に流
れる平均電流或いは瞬時電流を測定することにより直流
特性チェックが行われる。またICテスタに、LSIの
各ピンの直流特性を測定する機能を持たせることも一般
に行われている(例えば、特開昭63−29277号公
報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のICテ
スタによる直流テストは、機能テストとはテスト条件が
当然異なるから、機能テストとは別工程として行われる
ようになっており、機能テストを行いながら同時に直流
テストを行うことは考えられていない。従ってテスト時
間が長くなり、テストコストも高くなる。
【0005】この発明は、上記事情を考慮してなされた
もので、機能テストのサイクル内で同時に直流テストを
行うことにより、機能テストでは検出できない不良検出
を可能としたLSIのテスト方法及びテスト装置を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、被テストL
SIの所定の入力ピンにテスト用データを入力し、前記
被テストLSIの所定の出力ピンに得られる出力データ
を期待値と比較して回路の機能テストを行うLSIのテ
スト装置において、前記機能テストのサイクル内で前記
テスト用データを入力した時の前記被テストLSIの少
なくとも一つの着目するピンに流れる電流を検出する電
流検出手段と、この電流検出手段により検出された電流
値に基づいて前記着目するピンの直流特性の良否を判定
する直流特性判定手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】この発明によるLSIのテスト装置はま
た、被テストLSIへのテスト用データの入力及び前記
被テストLSIの出力データの取り込みを行うための複
数のテスタチャンネルと、前記被テストLSIに入力す
るためのテスト用データ及び期待値データを発生するデ
ータパターン発生手段と、前記テスト用データを前記被
テストLSIの所定の入力ピンに入力した時の前記被テ
ストLSIの所定の出力ピンに得られる出力データを前
記複数のテスタチャンネルの中の所定のテスタチャンネ
ルに取り込んで前記期待値データとの比較を行う比較手
段と、この比較手段による比較結果に基づいて回路機能
の良否判定を行う機能判定手段と、前記テスト用データ
を入力した時の前記被テストLSIの少なくとも一つの
着目するピンに流れる電流を検出する電流検出手段と、
この電流検出手段により検出された電流値を前記複数の
テスタチャンネルの中の空きテスタチャンネルに取り込
んで前記検出された電流値に基づいて前記着目するピン
の直流特性の良否を判定する直流特性判定手段とを備え
たことを特徴とする。
【0008】この発明において例えば、前記電流検出手
段は、電流値を電圧値に変換する電流電圧変換素子であ
り、前記直流特性判定手段は、前記電流電圧変換素子に
より得られる電圧値を予め定められた所定のしきい値電
圧と比較して直流特性の良否判定を行うものである。
【0009】この発明はまた、複数のテスタチャンネル
を有するICテスタを用いたLSIのテスト方法であっ
て、被テストLSIの所定の入力ピンにテスト用データ
を入力して前記被テストLSIの所定の出力ピンに得ら
れる出力データを取り込んでその出力データを期待値と
比較して回路機能の良否判定を行う機能判定ステップ
と、この機能判定ステップ内で前記被テストLSIに前
記テスト用データを入力した時の前記被テストLSIの
少なくとも一つの着目するピンに流れる電流を検出する
電流検出ステップと、この電流検出ステップで検出され
た電流値に基づいて前記着目するピンの直流特性の良否
を判定する直流特性判定ステップとを有することを特徴
とする。この場合好ましくは、前記電流検出ステップに
より検出される電流値は、前記複数のテスタチャンネル
の中の前記機能判定ステップに用いられていない空きテ
スタチャンネルを利用して前記ICテスタに取り込むよ
うにする。
【0010】この発明によるテスト方法及びテスト装置
によれば、LSIの機能テストの一環として、機能テス
トのサイクル内で同時に任意の着目するピンの直流テス
トを行うことができる。具体的には、複数のテスタチャ
ンネルを有するICテスタを用いて、機能テストを行い
ながら、任意のピンの電流を検出してこれを機能テスト
で用いられていない空きテスタチャンネルを利用して取
り込み、直流テストを並行して行う。これにより、機能
テストでは検出されないような不良の検出も可能にな
り、機能テストを補完することができる共に、別途行う
直流テストを簡略化することができる。また、多数のピ
ンの直流テストを機能テストのサイクル内で行うように
すれば、LSIの良品判別のためのテスト時間の短縮、
従ってテストコストの削減が図られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施例を説明する。図1は、この発明の一実施例によ
るICテスト装置の構成を示す。ICテスタ1は、被テ
ストLSI2へのテスト用データの入力及びLSI2の
出力データの取り込みを行うためのI/O兼用の複数の
テスタチャンネルCH(CH1,CH2,…)を有す
る。各テスタチャンネルCHは、コントローラ11の制
御に従って、ドライバDRVにつながる入力チャンネル
と、コンパレータCMPにつながる出力チャンネルとが
切換えられる。
【0012】ICテスタ1内には、被テストLSI2に
入力するためのテスト用データ及び期待値データを発生
するデータパターン発生部12が設けられ、またあるテ
スト用データをLSI2に与えたときに得られる出力デ
ータを取り込んで、その出力データパターンを期待値と
比較して回路機能の良否判定を行う良否判定部13が設
けられている。
【0013】この実施例では、LSI2の機能テストを
行いながら同時に、所定のピンの直流テストを行う。そ
のためにこの実施例では、ICテスタ1の外、例えばパ
フォーマンスボード上に、LSI2の着目するピンの電
流を検出する電流電圧変換素子(I/V変換素子)3を
配置している。図1の例では、機能テストの際にICテ
スタ1のテスタチャンネルCH3,CH4につながるに
二つのピンP3,P4に着目してこれにI/V変換素子
3a,3bを挿入している。
【0014】I/V変換素子3は例えば、ホール素子で
ある。I/V変換素子3は、ピンP3,P4の電流値を
電圧値として検出して、その電圧値は機能テストに用い
られていない空きチャンネルCH5,CH6に取り込ま
れるようにしている。このときコントローラ11からの
制御によりテスタチャンネルCH5,CH6はコンパレ
ータCMP側が閉じられる。ICテスタ1内には、I/
V変換素子3により検出された電圧値等をコンパレータ
CMPにおいて所定のしきい値電圧と比較するために、
しきい値電圧設定部14が設けられている。そして、比
較結果は、良否判定部13に送られ、ここで直流特性の
良否判定が行われる。なおしきい値電圧設定部14は、
パターン発生部12内に設けられてもよい。
【0015】具体的にこの実施例によるテスト動作を説
明する。例えば、図2に示すように、テストすべき回路
がNANDゲートであり、テスタチャンネルCH3,C
H4からのテストデータを入力ピンP3,P4に入れ、
出力ピンP1に得られる出力データをテスタチャンネル
CH1に取り込む場合を説明する。この機能テストの入
力値及び期待値を示すテストベクトルパターンは、下記
表1のようになる。
【0016】
【表1】
【0017】表1において、入力値“0”は低レベル電
圧、“1”は高レベル電圧を示し,期待値“H”は出力
値があるしきい値より高く、“L”はそのしきい値より
低いことを示す。この様な機能テストのサイクル内にお
いて、例えば入力ピンP3,P4の一方に“O”,他方
に“1”を与えるベクトルライン<2>,<3>の位置
で、入力ピンP3,P4に流れる電流を判定する場合に
は、入力ピンP3,P4に挿入したI/V変換素子3
a,3bの電圧値をそれぞれテスタチャンネルCH5,
CH6に取り込んで、しきい値判定を行う。このときテ
ストベクトルパターンは表1に対して、下記表2のよう
になる。
【0018】
【表2】
【0019】例えば、I/V変換素子3a,3bの変換
率が、10mA→100mV,20mA→200mV,
30mA→300mVのような直線関係にあるとする。
このとき、ICテスタ1のテスタチャンネルCH5のコ
ンパレータCMPでのしきい値電圧を100mV,テス
タチャンネルCH6のコンパレータCMPでのしきい値
電圧を200mVと設定すると、ベクトルライン<2
>,<3>に位置でそれぞれ、ピンP3に10mA以上
の電流が流れたか否か、ピンP4に20mA以上の電流
が流れたか否かを判定できることになる。表2の例は、
ピンP3の電流が10mA以下、ピンP4の電流が20
mA以下の場合を期待値“L”として示している。
【0020】なお、期待の方法によって、他の直流特性
の良否判定を行うこともできる。例えば、高インピーダ
ンス(High-Z)状態を判定する場合には、コンパレータ
のしきい値電圧をほぼ0Vに設定すればよい。また、ウ
インドウ・コンパレータ等を用いて電流値の範囲を上限
と下限を設定して判定することも可能である。また図2
では、一例として、テスト用データが入力される二つの
入力ピンに流れ込む電流を検出する場合を説明したが、
出力データを取り出す出力ピンの電流検出を行うことも
できるし、電源ピンの電流検出を行うこともできる。I
/V変換素子の数とテスタチャンネル数次第で、被テス
トLSIの全てのピンについて電流検出を行うことも可
能である。
【0021】図3は、この発明の別の実施例に係るテス
ト装置の構成を示す。図1と対応する部分には図1と同
一符号を付して詳細な説明は省く。この実施例では、直
流テスト用のI/V変換素子3(3a〜3d)をICテ
スタ1の内部に、図の例ではテスタチャンネルCH1〜
CH4の経路に設置している。I/V変換素子3により
得られる電圧値は、切換回路15により選択されて、別
のテスタチャンネルCH5,CH6に取り込まれるよう
になっている。
【0022】即ちこの実施例の場合、テスタチャンネル
CH5,CH6は通常のI/O兼用テスタチャンネルで
あり、テスタチャンネルCH1〜CH4は、I/Oチャ
ンネルとしても、また他の空きチャンネルを利用した電
流測定用チャンネルとしても用いられるオプションチャ
ンネルとなっている。これらのオプションチャンネルを
通常の機能テストのためのI/Oチャンネルとして利用
するか、或いは直流テストの電流検出チャンネルとして
利用するかは、コントローラにより制御される。この実
施例によっても、先の実施例と同様に、被テストLSI
2に対して所定のテスタデータを与えて機能テストを行
うサイクル内で、任意の着目ピンの直流特性のテストを
行うことができる。
【0023】ところで、LSI2の入力ピンにつながる
入力段回路は、CMOSLSIの場合、図4(a)のよ
うに、PMOSトランジスタQP とNMOSトランジス
タQN によるCMOSインバータ構成となり、このと
き、入力テストパターンによって同図(b)に示すよう
な入力電流が流れる。この様な入力端子での直流リーク
特性を判定する場合には、テストパターンの後半に同期
して図示のようなストローブパルスを発生して、検出す
べき電流のしきい値を小さく設定すればよい。ストロー
ブパルスの発生タイミングを設定すれば、過渡的な電流
変化の任意の瞬時電流を検出することもできる。
【0024】次に、LSI内部の複数ブロックに対し
て、別々に電源供給を可能として、ブロック毎の機能テ
スト及び直流テストを可能とした実施例を説明する。図
5はその様な実施例のテスト容易化LSI20の構成を
示す。この実施例の場合、LSI20の内部は3ブロッ
ク21a〜21cに分けられるものとする。各ブロック
21a〜21cの内部電源端子31a〜31cにはそれ
ぞれ切換回路22a〜22cが設けられる。この切換回
路22a〜22cにより、内部電源端子31a〜31c
は、通常動作時は共通に電源(VDD)端子であるピンP
11に接続され、テストモード時は別個にテスト用電源
(VP )端子として用意されたピンP12〜P14に接続さ
れるようになっている。これらの切換回路22a〜22
cを制御するために、モード設定用レジスタ23が設け
られ、ピンP15をテストモード設定端子として、I/O
端子であるピンP16,P17から切換データを設定できる
ようにしている。
【0025】この様にLSI20をテスト容易化構成と
して、先の実施例と同様に各ブロック毎の機能テストを
行いながら同時に、電流検出による直流テストを行うこ
とが可能となる。即ち、図1の実施例と同様に、着目す
るピンにI/V変換素子を挿入して、その出力電圧値を
ICテスタの空きテスタチャンネルに取り込んで、その
ピンの直流特性をチェックすることができる。この実施
例によれば、VDD端子の電流により全回路の異常検出を
行う通常の方法ではチェックできないブロック毎の異常
検出を行うことが可能となる。
【0026】図5の実施例では、通常のLSIに比べ
て、テスト容易化のために、テスト時の電源端子となる
ピンP12〜P14及びモード設定用のピンP15が余分に必
要になる。これに対して図6は、テスト用のピンを減ら
すようにした実施例のテスト容易化LSI20の構成を
示している。この場合、一つのピンP12をテスト時の電
源(VP )端子として、切換回路22a〜22cとピン
P12との間に更に切換回路24を設けている。切換回路
24はレジスタ23により制御されて、ブロック21a
〜21cに対して順次、テスト用電源VPを供給できる
ようになっている。また図には示さないが、テスト用の
ピンを格別に追加することなく、ブロック毎にテストを
行う場合の未使用のI/Oピンをテスト用電源等の端子
として利用することも可能である。
【0027】図7は、更に別の実施例であり、ブロック
毎に電源供給を行うことはしないが、ブロック毎の内部
電源端子31a〜31cの電流を測定できるようにした
テスト容易化LSI20を示している。図示のようにこ
の実施例では、電源端子ピンP11につながる電源線30
から内部電源端子31a〜31cに分岐する分岐線31
a〜31c上にそれぞれブロック電流を検出するための
I/V変換素子25a〜25cを設けている。即ち電源
端子ピンP11はI/V変換素子25a〜25cを介して
各内部電源端子31a〜31cに接続される。ピンP12
〜P14はテスト用として設けられたもので、各I/V変
換素子25a〜25cの出力端子がそれぞれテスト用ピ
ンP12〜P14に接続される。
【0028】このテスト容易化LSI20は、図1で説
明したテスト装置におけるI/V変換素子3をLSI2
0の内部の各ブロックの内部電源端子31a〜31cに
組み込んだものということができる。従って、テスト用
ピンP12〜P14の出力をそのまま、ICテスタ1の機能
テストでは用いられていない空きテスタチャンネルに取
り込む。これにより、機能テストを行いながら同時に各
ブロック21a〜21cの電源電流をチェックすること
が可能となる。
【0029】図8は、図7を変形した実施例である。図
7の実施例の場合、テスト容易化のために余分のピンP
12〜P14を必要とするが、この実施例では、I/V変換
素子25a〜25cの出力を切換える切換回路27とこ
れを制御するレジスタ26を内蔵して、ピンP12を直流
テスト用出力端子、ピンP13をモード設定用端子として
いる。これにより、テスト用のピンを一つ減らすことが
できる。なお図7の実施例のLSIは、通常モード/テ
ストモードの切換えは必要がなく、テスト用ピンP12〜
P14は通常動作時にも、各ブロック21a〜21cの内
部電源電流を検出して出力している。従って、このテス
ト用ピンP12〜P14は通常動作時の各ブロックの異常検
出を行うためのブロック異常検出端子としても利用する
ことができるから、このテスト容易化構成はテスト動作
を抜きにしても有効である。またこの発明による集積回
路テスト法は、ソフトウェハにより実現することもで
き、その処理を実行する動作プログラムを記録媒体に記
録して提供することができる。
【0030】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、複
数のテスタチャンネルを有するICテスタを用いて、機
能テストを行いながら、任意のピンの電流を検出してこ
れを機能テストで用いられていない空きテスタチャンネ
ルを利用して取り込み、直流テストを並行して行うよう
にしており、機能テストを補完することができ、また直
流テストの簡略化が図られると共に、LSIの良品判別
のためのテスト時間の短縮、従ってテストコストの削減
が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例によるテスト装置の構成
を示す図である。
【図2】 同実施例のテスト方法を説明するための図で
ある。
【図3】 他の実施例によるテスト装置の構成を示す図
である。
【図4】 他の実施例による電流検出の手法を説明する
ための図である。
【図5】 他の実施例によるテスト容易化LSIの構成
を示す図である。
【図6】 他の実施例によるテスト容易化LSIの構成
を示す図である。
【図7】 他の実施例によるテスト容易化LSIの構成
を示す図である。
【図8】 他の実施例によるテスト容易化LSIの構成
を示す図である。
【符号の説明】
1…ICテスタ、2…被テストLSI、3(3a,3
b)…I/V変換素子、11…コントローラ、12…パ
ターン発生部、13…良否判定部、14…しきい値電圧
設定部、DRV…ドライバ、CMP…コンパレータ、2
1a〜21c…ブロック、31a〜31c…内部電源端
子、22a〜22c…切換回路、23…モード設定レジ
スタ、24…切換回路、25a…25c…I/V変換素
子、30…電源線、32a〜32c…分岐線、27…切
換回路、26…レジスタ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被テスト半導体集積回路の所定の入力ピ
    ンにテスト用データを入力し、前記被テスト半導体集積
    回路の所定の出力ピンに得られる出力データを期待値と
    比較して回路の機能テストを行う半導体集積回路のテス
    ト装置において、 前記機能テストのサイクル内で前記テスト用データを入
    力した時の前記被テスト半導体集積回路の少なくとも一
    つの着目するピンに流れる電流を検出する電流検出手段
    と、 この電流検出手段により検出された電流値に基づいて前
    記着目するピンの直流特性の良否を判定する直流特性判
    定手段とを備えたことを特徴とする半導体集積回路のテ
    スト装置。
  2. 【請求項2】 被テスト半導体集積回路へのテスト用デ
    ータの入力及び前記被テスト半導体集積回路の出力デー
    タの取り込みを行うための複数のテスタチャンネルと、 前記被テスト半導体集積回路に入力するためのテスト用
    データ及び期待値データを発生するデータパターン発生
    手段と、 前記テスト用データを前記被テスト半導体集積回路の所
    定の入力ピンに入力した時の前記被テスト半導体集積回
    路の所定の出力ピンに得られる出力データを前記複数の
    テスタチャンネルの中の所定のテスタチャンネルに取り
    込んで前記期待値データとの比較を行う比較手段と、 この比較手段による比較結果に基づいて回路機能の良否
    判定を行う機能判定手段と、 前記テスト用データを入力した時の前記被テスト半導体
    集積回路の少なくとも一つの着目するピンに流れる電流
    を検出する電流検出手段と、 この電流検出手段により検出された電流値を前記複数の
    テスタチャンネルの中の空きテスタチャンネルに取り込
    んで前記検出された電流値に基づいて前記着目するピン
    の直流特性の良否を判定する直流特性判定手段とを備え
    たことを特徴とする半導体集積回路のテスト装置
  3. 【請求項3】 前記電流検出手段は、電流値を電圧値に
    変換する電流電圧変換素子であり、 前記直流特性判定手段は、前記電流電圧変換素子により
    得られる電圧値を予め定められた所定のしきい値電圧と
    比較して直流特性の良否判定を行うものであることを特
    徴とする請求項1または2に記載の半導体集積回路のテ
    スト装置。
  4. 【請求項4】 複数のテスタチャンネルを有するICテ
    スタを用いた半導体集積回路のテスト方法であって、 被テスト半導体集積回路の所定の入力ピンにテスト用デ
    ータを入力して前記被テスト半導体集積回路の所定の出
    力ピンに得られる出力データを取り込んでその出力デー
    タを期待値と比較して回路機能の良否判定を行う機能判
    定ステップと、 この機能判定ステップ内で前記被テスト半導体集積回路
    に前記テスト用データを入力した時の前記被テスト半導
    体集積回路の少なくとも一つの着目するピンに流れる電
    流を検出する電流検出ステップと、 この電流検出ステップで検出された電流値に基づいて前
    記着目するピンの直流特性の良否を判定する直流特性判
    定ステップとを有することを特徴とする半導体集積回路
    のテスト方法。
  5. 【請求項5】 前記電流検出ステップにより検出される
    電流値は、前記複数のテスタチャンネルの中の前記機能
    判定ステップに用いられていない空きテスタチャンネル
    を利用して前記ICテスタに取り込むようにしたことを
    特徴とする請求項4記載の半導体集積回路のテスト方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の各ステップ処理を動作
    プログラムとして記憶した媒体。
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