JP2001142736A - テスト容易化回路およびそれを用いた半導体装置 - Google Patents

テスト容易化回路およびそれを用いた半導体装置

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JP2001142736A JP32628899A JP32628899A JP2001142736A JP 2001142736 A JP2001142736 A JP 2001142736A JP 32628899 A JP32628899 A JP 32628899A JP 32628899 A JP32628899 A JP 32628899A JP 2001142736 A JP2001142736 A JP 2001142736A
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Toyohito Iketani
豊人 池谷
Masatoshi Kawashima
正敏 川島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マクロセルの機能テストとユーザ論理のスキ
ャンテストを同時に実行してテスト回路のオーバヘッド
を低減し、テスト時間を短縮することができるテスト容
易化回路およびそれを用いた半導体装置を提供する。 【解決手段】 ASIC、マイクロプロセッサ、または
その他のカスタムLSIであって、マクロセル1と、こ
のマクロセル1の入力段、出力段にそれぞれ接続された
ユーザ論理2,3などからなり、特にテスト容易化回路
として、マクロセル1の入力/出力がダブルラッチ形式
のスキャンフリップフロップFF1,FF2からなり、
スキャンテストと機能テストは排他的に印加値と期待値
を持つため、マクロセル1の機能テストを行うためのテ
ストパターンと、ユーザ論理2,3のスキャンテストを
行うためのテストパターンとを合成して、マクロセル1
とユーザ論理2,3とを同時にテストすることが可能な
構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSIのテスト回
路技術に関し、特にマクロセルの機能テストとユーザ論
理のスキャンテストを同時に実行可能なテスト容易化回
路およびそれを用いた半導体装置に適用して有効な技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、本発明者が検討した技術とし
て、高機能化・高集積化が進むLSIでは、その機能が
複雑になるにつれてテスト効率が低下するため、これを
防ぎ、高故障検出率のテストを実現するために、設計の
初期段階からテストし易い仕組みをチップの内部に作り
込むテスト容易化設計技術が必須となっている。
【0003】このテスト容易化設計では、LSIの内部
回路にテスト容易化回路が付加され、内部回路の状態の
可制御性と可観測性を高めることにより、テストパター
ン生成コストの削減とテスト時間の短縮を実現してい
る。代表的なテスト容易化設計方式としては、スキャン
方式、BIST方式、クロスチェック方式、IDDQテ
スト方式などがある。
【0004】たとえば、マクロセルを含むLSIのテス
トでは、マクロセルの機能テストとユーザ論理のスキャ
ンテストは別々にテストパターンを生成してテストを行
う方法が採用されている。すなわち、マクロセルの機能
テストは、専用のテスト回路を用いて個別にテストする
方法が用いられている。
【0005】なお、このようなLSIのテスト容易化設
計に関する技術としては、たとえば平成9年5月30
日、株式会社プレスジャーナル発行の「月刊 Semi
conductor World 増刊号 ULSIテ
スト技術」に記載される技術などが挙げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
なマクロセルを含むLSIのテスト技術について、本発
明者が検討した結果、以下のようなことが明らかとなっ
た。すなわち、マクロセルの機能テストとユーザ論理の
スキャンテストは別々にテストパターンを生成し、マク
ロセルの機能テストは専用のテスト回路を用いて個別に
テストを行うために、テスト回路のオーバヘッドが大き
くなり、またテスト時間が増加することが考えられる。
【0007】そこで、本発明の目的は、マクロセルの機
能テストとユーザ論理のスキャンテストにおいて、この
2種類のテストを同時に実行してテスト回路のオーバヘ
ッドを低減し、テスト時間を短縮することができるテス
ト容易化回路およびそれを用いた半導体装置を提供する
ものである。
【0008】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0010】すなわち、本発明によるテスト容易化回路
は、マクロセルの機能テストを行うためのテストパター
ンと、ユーザ論理のスキャンテストを行うためのテスト
パターンとを保持するダブルラッチ形式のスキャンフリ
ップフロップ回路を有し、このスキャンフリップフロッ
プ回路でマクロセルの入力/出力を構成し、マクロセル
の機能テストパターンとユーザ論理のスキャンテストパ
ターンとを合成して同時にテストできるようにしたもの
である。
【0011】この構成で通常信号を対象にした場合に
は、マクロセルの機能テストにおいて、スキャンフリッ
プフロップ回路のスキャンインよりデータを印加し、ス
キャンアウトからデータを期待することにより、マクロ
セルの機能テストをスキャンテストと同じタイミングで
実行するものである。さらには、スキャンテストにより
データ入力からデータ出力の不良を検出するようにした
ものである。
【0012】さらに、クロック信号を対象にした場合に
は、マクロセルの機能テストのクロック信号の入力にお
いて、スキャンテストのデータ読み込みのためのクロッ
ク信号を印加することにより、スキャンテストと同じタ
イミングでマクロセルの機能テストを実行するものであ
る。さらには、マクロセルの機能テストのクロック信号
を外部から印加するようにしたものである。
【0013】また、本発明による半導体装置は、前記テ
スト容易化回路が内部回路に付加されているものであ
る。
【0014】よって、前記テスト容易化回路、および半
導体装置によれば、マクロセルの周辺をスキャンフリッ
プフロップ回路で構成することにより、スキャンパスか
らパターンを印加できるため、テスト回路のオーバヘッ
ドを小さくすることができる。また、マクロセルで必要
とするクロック系統をスキャンフリップフロップ回路の
クロック信号で代用することで、クロック系のオーバヘ
ッドを低減することができる。さらに、スキャンテスト
のフローと同様にマクロセルの機能テストを制御できる
ことから、機能テストパターンとスキャンテストパター
ンを合成してテスト時間を短縮することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形
態である半導体装置を示す概略機能ブロック図、図2は
本実施の形態の半導体装置において、通常信号対象のス
キャンフリップフロップ回路を示す機能ブロック図、図
3はクロック信号対象のスキャンフリップフロップ回路
を示す機能ブロック図、図4〜図6はスキャンテスト、
機能テストおよびその合成テストを説明するための概略
機能ブロック図、図7,図8は通常信号、クロック信号
対象の他のスキャンフリップフロップ回路を示す機能ブ
ロック図である。
【0016】まず、図1により、本実施の形態の半導体
装置の構成の一例を説明する。本実施の形態の半導体装
置は、たとえばASIC、マイクロプロセッサ、または
その他のカスタムLSIとされ、マクロセル1と、この
マクロセル1の入力段、出力段にそれぞれ接続されたユ
ーザ論理2,3などからなり、特にテスト容易化回路と
して、マクロセル1の入力/出力が複数のスキャンフリ
ップフロップ回路FFで構成されている。
【0017】このLSIでは、スキャンテストを行うこ
とを前提とし、ユーザ論理2,3は複数のスキャンフリ
ップフロップ回路FFにより構成される。ユーザ論理
2,3とマクロセル1を分離するために、特殊な構成の
スキャンフリップフロップ回路FFを挿入するが、ユー
ザ論理2,3でマクロセル1の前後にスキャンフリップ
フロップ回路FFを接続していれば、特に追加する必要
はない。
【0018】スキャンフリップフロップ回路FFは、マ
クロセル1の機能テストを行うためのテストパターン
と、ユーザ論理2,3のスキャンテストを行うためのテ
ストパターンとを保持するダブルラッチ形式のスキャン
フリップフロップからなり、マクロセル1の機能テスト
を行うためのテストパターンと、ユーザ論理2,3のス
キャンテストを行うためのテストパターンとを合成し
て、マクロセル1とユーザ論理2,3とを同時にテスト
することが可能となっている。
【0019】このスキャンフリップフロップ回路FF
は、たとえば通常信号を対象とした回路が図2に示すよ
うに、2個の縦続接続されたスキャンフリップフロップ
FF1,FF2と、1個のセレクタSEL1などから構
成されている。スキャンフリップフロップFF1は、入
力データDIN、スキャン入力データSIDがそれぞれ
入力され、スキャン用のクロック信号CCK、スキャン
クロック信号SCK1により制御されて、スキャンフリ
ップフロップFF2にデータが出力される。スキャンフ
リップフロップFF2は、スキャンフリップフロップF
F1からのデータが入力され、スキャンクロック信号S
CK2により制御されて、スキャン出力データSODが
出力されるとともに、テストパスを経てセレクタSEL
1の一方にデータが出力される。セレクタSEL1は、
スキャンフリップフロップFF2からのテストパスによ
るデータが一方に入力されるとともに、通常パスによる
直接の入力データDINが他方に入力され、テストイネ
ーブル信号TEST−ENにより制御されて、出力デー
タDOUTが出力される。セレクタSEL1は、テスト
イネーブル信号TEST−ENが“0”のときに通常パ
スを選択し、“1”のときにテストパスを選択するよう
に動作する。
【0020】すなわち、通常信号に対応する図2のよう
なスキャンフリップフロップ回路FFでは、通常のパス
とテスト用のパスを切り替えるセレクタSEL1を持
ち、テストパスはダブルラッチタイプのスキャンフリッ
プフロップFF1,FF2で構成される。スキャンクロ
ック信号SCK1はスキャン入力データ端子(SID)
からスキャンフリップフロップFF1にデータを印加す
るときに使用して、スキャンクロック信号SCK2はス
キャンフリップフロップFF1からスキャンフリップフ
ロップFF2へスキャンデータを転送してスキャン出力
データ端子(SOD)に転送データを出力するときに使
用する。これらのクロック信号SCK1,SCK2は、
テストデータをスキャンフリップフロップFF1,FF
2に印加するときに使用する。スキャン用のクロック信
号CCKは入力データ端子(DIN)からのデータを読
み込み、テスト結果を保持するときに使用する。
【0021】また、スキャンフリップフロップ回路FF
は、たとえばクロック信号を対象とした回路が図3に示
すように、2個の縦続接続されたスキャンフリップフロ
ップFF1,FF2と、1個の論理積ゲートAND1
と、1個のセレクタSEL1などから構成されている。
前記図2との相違点は、スキャンフリップフロップFF
1にスキャン用のクロック信号CCKが入力され、また
スキャンフリップフロップFF2とセレクタSEL1と
の間に論理積ゲートAND1が追加され、この論理積ゲ
ートAND1の一方にスキャンフリップフロップFF2
からのデータが入力され、他方に直接のスキャン用のク
ロック信号CCKが入力され、論理積処理して、テスト
パスを経てセレクタSEL1の一方にデータが出力され
る。以降は同様に、セレクタSEL1は、テストイネー
ブル信号TEST−ENが“0”のときに通常パスを選
択し、“1”のときにテストパスを選択するように動作
する。
【0022】すなわち、クロック信号に対応した図3の
ようなスキャンフリップフロップ回路FFでは、スキャ
ンフリップフロップFF2の保持データを参照して、ス
キャン用のクロック信号CCKを出力データ端子(DO
UT)へ出力する。スキャンフリップフロップFF2の
内容が“1”であれば、マクロセル1にクロック信号C
CKを印加する。クロック信号CCKを印加する必要が
なければ、スキャンフリップフロップFF2に“0”が
印加されるようにパターン生成すればよい。これによっ
て、マクロセル1のクロック制御が可能となり、複数の
クロック信号の入力を持つマクロセル1にも一律に対応
することができる。
【0023】次に、本実施の形態の作用について、図4
〜図6により、ユーザ論理2,3のスキャンテスト、マ
クロセル1の機能テスト、およびそれらの合成テストの
動作をそれぞれ説明する。
【0024】たとえば、本実施の形態のLSIにおい
て、図4は、従来方法でユーザ論理2,3のスキャンテ
ストを行うときの、テストパターンとスキャンフリップ
フロップFF1,FF2との対応を示している。このと
き、マクロセル1は、印加値(x)と期待値(X)を持
たない。ユーザ論理2,3に対する期待値(H/L)と
印加値(1/0)を持つだけである。
【0025】このユーザ論理2,3のスキャンテストで
は、ユーザ論理2,3に、入力側のスキャンフリップフ
ロップFF2から任意の印加値(1/0)によるテスト
パターンを印加し、このテスト結果を出力側のフリップ
フロップFF1に任意の期待値(H/L)として出力す
る。そして、それぞれの期待値を比較し、一致(1→
H,0→L)/不一致(1→L,0→H)を判定するこ
とにより、ユーザ論理2,3のスキャンテストが可能と
なる。
【0026】また、本実施の形態のLSIにおいて、図
5は、従来方法でマクロセル1の機能テストを行うとき
の、テストパターンとスキャンフリップフロップFF
1,FF2との対応を示している。このとき、前記図4
の場合とは逆にマクロセル1に対してのみ期待値と印加
値を持つ。
【0027】このマクロセル1の機能テストでは、マク
ロセル1に、入力側のスキャンフリップフロップFF2
から任意の印加値によるテストパターンを印加し、この
テスト結果を出力側のフリップフロップFF1に任意の
期待値として出力する。そして、同様に、それぞれの期
待値を比較し、一致/不一致を判定することにより、マ
クロセル1の機能テストが可能となる。
【0028】続いて、図6は、本実施の形態のLSIに
おける、ユーザ論理2,3のスキャンテストと、マクロ
セル1の機能テストとを合成したテストを行うときの、
それぞれのテストパターンを合成したときの対応を示し
ている。前記図4、図5において、スキャンテストと機
能テストは排他的に印加値と期待値を持つため、合成す
ることができる。
【0029】このユーザ論理2,3のスキャンテストと
マクロセル1の機能テストとの合成テストでは、以下の
ステップで順に行われる。
【0030】(1).ユーザ論理2,3に、このユーザ論理
2,3の入力側のスキャンフリップフロップFF2から
任意の印加値によるテストパターンを印加する。
【0031】(2).マクロセル1に、このマクロセル1の
入力側のスキャンフリップフロップFF2から任意の印
加値によるテストパターンを印加する。
【0032】(3).スキャン用のクロック信号CCKを印
加する。
【0033】(4).ユーザ論理2,3の出力側のスキャン
フリップフロップFF1にデータが入る。
【0034】(5).マクロセル1の出力側のスキャンフリ
ップフロップFF1にデータが入る。
【0035】(6).シフトして、ユーザ論理2,3の出力
側のスキャンフリップフロップFF1、マクロセル1の
出力側のスキャンフリップフロップFF1のデータをス
キャンアウトとする。
【0036】(7).マクロセル1のテスト結果を任意の期
待値として出力する。
【0037】(8).ユーザ論理2,3のテスト結果を任意
の期待値として出力する。
【0038】(9).それぞれの期待値を比較し、一致/不
一致を判定することにより、ユーザ論理2,3のスキャ
ンテストとマクロセル1の機能テストとの合成テストが
可能となる。
【0039】従って、本実施の形態のLSIによれば、
テスト容易化回路として、マクロセル1の入力/出力が
スキャンフリップフロップ回路FFで構成されているこ
とにより、スキャンパスからテストパターンを印加でき
るため、テスト回路のオーバヘッドが小さくなる。ま
た、マクロセル1で必要とするクロック系統をスキャン
フリップフロップ回路FFのクロック信号で代用するこ
とで、クロック系のオーバヘッドを低減できる。さら
に、スキャンテストの、スキャンイン→読み込み→スキ
ャンアウトのフローと同様にマクロセル1の機能テスト
を制御できることから、機能テストパターンとスキャン
テストパターンを合成してテスト時間を短縮できる。
【0040】また、本実施の形態のLSIにおいては、
検出率を向上するために、たとえば前記図2に対して図
7に示すように、通常信号対象のスキャンフリップフロ
ップ回路FFを構成することも可能である。前記のテス
ト回路は入力データ端子(DIN)から出力データ端子
(DOUT)の不良検出をユーザ機能テストでしか検出
できないが、図7のスキャンフリップフロップ回路FF
の構成ではスキャンテストでテストできる。すなわち、
このスキャンフリップフロップ回路FFは、入力データ
端子(DIN)とスキャンフリップフロップFF1との
間にセレクタSEL2を追加し、テストイネーブル信号
TEST−EN2で制御し、“0”のときに通常パステ
スト、“1”のときにテストパスをそれぞれ選択するよ
うに動作するものである。
【0041】さらに、たとえば前記図3に対して図8に
示すように、クロック信号をスキャンフリップフロップ
FF1のクロック信号CCKでなく、外部の専用クロッ
ク信号RAMCLKから印加できるようにすることも可
能である。これは、スキャン用のクロック信号CCKで
はタイミングが合わないケースや、高精度なタイミング
を設定したいケースで有用である。専用のクロック回路
が必要であるため、テスト回路のオーバヘッドが若干増
える。また、前記のテストパターン合成を行うために
は、専用クロック信号RAMCLKをスキャンテストの
対象外になるように工夫することが必要である。これ
は、テスト生成ツールに依存する。
【0042】以上、本発明者によってなされた発明をそ
の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前
記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0043】たとえば、前記実施の形態のようなLSI
において、前記図2に対してセレクタSEL1を省略
し、入力データ端子(DIN)と出力データ端子(DO
UT)との間にスキャンフリップフロップFF1,FF
2のみを接続して、通常パスとテストパスとを共有して
使用する構成とすることも可能である。さらに、マクロ
セル1などの回路をバウンダリスキャンでスキャン制御
する構成とすることも可能である。
【0044】また、本発明は、ASIC、マイクロプロ
セッサ、その他のカスタムLSIに効果的であるが、さ
らにCADツール(スキャンテストと機能テストの合
成)などにも応用することができる。
【0045】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0046】(1).マクロセルの周辺をスキャンフリップ
フロップ回路で構成することで、スキャンパスからパタ
ーンを印加することができるので、テスト回路のオーバ
ヘッドを低減することが可能となる。
【0047】(2).マクロセルで必要とするクロック系統
をスキャンフリップフロップ回路のクロック信号で代用
することができるので、クロック系のオーバヘッドを低
減することが可能となる。
【0048】(3).スキャンテストのフローと同様に、マ
クロセルの機能テストを制御することができるので、機
能テストパターンとスキャンテストパターンとを合成し
てテスト時間を短縮することが可能となる。
【0049】(4).前記(1) 〜(3) により、テスト容易化
回路の回路構成を簡素化することができるので、テスト
容易化回路のオーバヘッドを低減し、テスト時間を短縮
できる半導体装置を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である半導体装置を示す
概略機能ブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態の半導体装置において、
通常信号対象のスキャンフリップフロップ回路を示す機
能ブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態の半導体装置において、
クロック信号対象のスキャンフリップフロップ回路を示
す機能ブロック図である。
【図4】本発明の一実施の形態の半導体装置において、
スキャンテストを説明するための概略機能ブロック図で
ある。
【図5】本発明の一実施の形態の半導体装置において、
機能テストを説明するための概略機能ブロック図であ
る。
【図6】本発明の一実施の形態の半導体装置において、
スキャンテストと機能テストとの合成テストを説明する
ための概略機能ブロック図である。
【図7】本発明の一実施の形態の半導体装置において、
通常信号対象の他のスキャンフリップフロップ回路を示
す機能ブロック図である。
【図8】本発明の一実施の形態の半導体装置において、
クロック信号対象の他のスキャンフリップフロップ回路
を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 マクロセル 2,3 ユーザ論理 FF スキャンフリップフロップ回路 FF1,FF2 スキャンフリップフロップ SEL1,SEL2 セレクタ AND1 論理積ゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G032 AA00 AB01 AC10 AD05 AG01 AH03 AK16 5B048 AA20 CC02 CC18 DD05 5F038 DF04 DT03 DT06 DT07 DT16 EZ09 EZ20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マクロセルとユーザ論理とからなり、前
    記マクロセルの機能テストを行うためのテストパターン
    と、前記ユーザ論理のスキャンテストを行うためのテス
    トパターンとを保持するダブルラッチ形式のスキャンフ
    リップフロップ回路を有し、前記スキャンフリップフロ
    ップ回路で前記マクロセルの入力/出力を構成し、前記
    マクロセルの機能テストを行うためのテストパターン
    と、前記ユーザ論理のスキャンテストを行うためのテス
    トパターンとを合成して、前記マクロセルと前記ユーザ
    論理とを同時にテスト可能とすることを特徴とするテス
    ト容易化回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のテスト容易化回路であっ
    て、前記マクロセルの機能テストにおいて、前記スキャ
    ンフリップフロップ回路のスキャンインよりデータを印
    加し、スキャンアウトからデータを期待することによ
    り、前記マクロセルの機能テストを前記スキャンテスト
    と同じタイミングで実行することを特徴とするテスト容
    易化回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のテスト容易化回路であっ
    て、前記スキャンテストによりデータ入力からデータ出
    力の不良を検出することを特徴とするテスト容易化回
    路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のテスト容易化回路であっ
    て、前記マクロセルの機能テストのクロック信号の入力
    において、前記スキャンテストのデータ読み込みのため
    のクロック信号を印加することにより、前記スキャンテ
    ストと同じタイミングで前記マクロセルの機能テストを
    実行することを特徴とするテスト容易化回路。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のテスト容易化回路であっ
    て、前記マクロセルの機能テストのクロック信号を外部
    から印加することを特徴とするテスト容易化回路。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5記載のテ
    スト容易化回路を用いた半導体装置であって、前記テス
    ト容易化回路が内部回路に付加されていることを特徴と
    する半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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