JPH10288182A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

Info

Publication number
JPH10288182A
JPH10288182A JP9600197A JP9600197A JPH10288182A JP H10288182 A JPH10288182 A JP H10288182A JP 9600197 A JP9600197 A JP 9600197A JP 9600197 A JP9600197 A JP 9600197A JP H10288182 A JPH10288182 A JP H10288182A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control means
compression mechanism
refrigeration
lubrication
oil film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9600197A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Fukuda
岳 福田
Makoto Hayano
誠 早野
Naoya Morozumi
尚哉 両角
Kanji Sakata
寛二 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9600197A priority Critical patent/JPH10288182A/ja
Publication of JPH10288182A publication Critical patent/JPH10288182A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 潤滑不良状態を鋭敏に検知し、迅速に潤滑不
良の解消を図る。 【解決手段】 圧縮機内の摺動部のうち、潤滑油45に
よって流体油膜を作って潤滑する、11と21の摺接
面、11と23の摺接面において、摺動面に設けた電極
61と検出回路62によって、油膜の断裂による摺動面
間の通電状態を検出し、この検出回路からの検出信号に
基づき作動する、潤滑不良の解消を制御する信号を出力
する制御手段63からの信号で、11と21の摺接面、
11と23の摺接面の両摺動部の潤滑不良を解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷蔵庫や空気調
和機等に適する冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、圧力機構部を有する冷凍装置の
代表例にロータリコンプレッサが知られている。
【0003】ロータリコンプレッサの圧縮機構部の概要
は、シリンダ内に、回転シャフトの偏心軸部により偏心
回転が与えられるローラが設けられ、回転シャフトは主
軸受部材及び副軸受部材によって回転自在に両端支持さ
れている。
【0004】回転シャフトを支持する両軸受部材の摺動
部は、潤滑油によって流体油膜が作られ、円滑な潤滑が
確保される構造となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】圧縮機構部の摺動部
は、潤滑油によって円滑な回転が確保されているが、運
転条件によって潤滑不良が発生すると、摺動部に、磨耗
が起こり性能低下、騒音の増大等信頼性の低下につなが
る。
【0006】このために、摺動部の潤滑不良の発生を、
アコーステックエミション(AE)信号を用いて検知す
る特開平8−151992号公報の手段が知られてい
る。
【0007】AE信号を用いる手段は、摺動面と摺動面
の接触を、そこで発生する高波信号、すなわちAE信号
を介して、間接的に検知するため、摺動部の油膜の破断
に対して鋭敏さに欠ける問題がある。
【0008】鋭敏さに欠けることは、検知から解消まで
にタイムラグが発生し、油膜破断の状態で回転が行なわ
れることになり、これが繰返されることで、磨耗が進行
し、不具合を招く結果となる。
【0009】そこで、この発明は、鋭敏な検知を可能に
すると共に、その検知に基づき潤滑不良解消手段が働い
て摺動部の潤滑不良を解消し、信頼性の向上を図った冷
凍装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、摺動部の相対する摺動面の間に潤滑油
によって流体油膜を作る圧縮機構部を有し、圧縮機構部
から吐出された作動ガスが凝縮器、絞り器、蒸発器を通
り再び圧縮機構部に戻る冷凍サイクルを構成する冷凍装
置において、この冷凍装置は、前記摺動部に設けた摺動
面に形成された油膜が断裂状態になったとき通電状態と
なる油膜の状態検出手段と、この検出手段により油膜の
断裂状態を検出したとき、この検出信号で前記冷凍サイ
クルを制御して上記油膜の断裂状態を回復する制御手段
とを具備して成る。
【0011】かかる冷凍装置によれば、圧縮機構部の摺
動部は、潤滑油によって潤滑状態が確保された状態で運
転が行われる。この運転時において、潤滑不良が起きる
と、前記摺動部に設けた摺動面に形成された油膜が断裂
状態になったとき通電状態となる油膜の状態検出手段に
よって、油膜の断裂状態、すなわち摺動面の直接接触状
態を検知する。この検知は、直接接触を通電状態として
検知するため鋭敏な検知となると共に、その検知信号に
より潤滑不良解消手段が働いて潤滑不良を迅速に解消す
る。
【0012】圧力機構部の摺動部としては、ジャーナル
軸受機構、あるいは、スラスト受機構がある。また、潤
滑不良の解消を図る制御手段としては、圧縮機構部を一
時的な運転停止によって行う、あるいは、圧縮機構部の
運転周波数の制御によって行なう。
【0013】あるいは、圧縮機構部の運転周波数の変化
速度を緩やかに下げることによって行なう。あるいは、
圧縮機構部の吐出圧力を下げることによって行なう。あ
るいは、凝縮器へのファン風量を上げることによって行
なう。あるいは、絞り弁の開度を大きくすることによっ
て行なう。あるいは、冷凍サイクルに設けたホットガス
バイパス除霜回路を開き、吐出圧力を下げることによっ
て行なう。あるいは、冷凍サイクルに設けた吐出圧力レ
リース回路を開き、吐出圧力を下げることによって行な
う。あるいは、冷凍サイクルのスーパヒート(吸込温度
−蒸発温度)を拡大させることによって行なう。
【0014】スーパヒートの拡大を図る手段としては、
絞り弁の開度を絞ることによって行なうようにしたり、
又は、室内熱交換器の室内ファン風量を上げることによ
って行なうようにすることが望ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図11の図面を参
照しながらこの発明の実施の形態を具体的に説明する。
【0016】図1において、1はジャーナル軸受機構を
有するロータリコンプレッサ3の密閉ケースを示してお
り、密閉ケース1内には、電動機部5と圧縮機構部7が
それぞれ設けられている。電動機部5は、密閉ケース1
の内壁面に固着されたステータ9と、回転シャフト11
に固着されたロータ13とからなり、ステータ9に電流
が流れることで、ロータ13を介して回転シャフト11
に回転動力が与えられるようになる。
【0017】圧縮機構部7は、密閉ケース1の内壁面に
固着されたシリンダ17と、シリンダ17内に配置され
たローラ19とから成り、ローラ19には前記回転シャ
フト11が貫通している。
【0018】回転シャフト11は主軸受部材21と副軸
受部材23とによって回転自在に両端支持されている。
回転シャフト11には、シリンダ17に対応する部分に
偏心した偏心軸部25が設けられている。偏心軸部25
には、シリンダ17内に配置された前記ローラ19が嵌
合し、ローラ19は、偏心軸部25の回転により偏心回
転が与えられるようになる。
【0019】主軸受部材21と副軸受部材23には、取
入口が密閉ケース1内に臨む吐出管27と連通し合う吐
出ポート29が、また、シリンダ17には、図2に示す
如く冷媒を取入れる吸込管31と接続連通し合う吸込ポ
ート33と、前記ローラ19の外周面と背圧又はばね等
による付勢手段35によって常時接触し合うブレード3
7とが設けられ、ローラ19及びブレード37とにより
圧縮室39が作られるようになっている。
【0020】吐出ポート29には開閉弁41が設けられ
ると共に、吐出ポート29は、マフラー室49によって
取囲まれ、密閉ケース1内と連通している。
【0021】主軸受部材21及び副軸受部材23と、偏
心軸部25の外周面となる摺動部の摺動面と摺動面に
は、給油ポンプ43により密閉ケース1の底部に設けら
れた潤滑油45が潤滑給油路47を介して供給され、流
体油膜が作られるようになっている。
【0022】図3はロータリコンプレッサ3を用いた全
体の回路図を示したものである。これは冷暖房可能な空
気調和機における、暖房運転時の場合示したもので、吐
出管27から吐出された作動ガスは、四方弁49を介し
て凝縮器となる室外熱交換器51,絞り器となる絞り弁
53,蒸発器となる室内熱交換器55を通り、再び吸込
管31から圧縮機構部7に戻る冷凍サイクルを構成して
いる。室内熱交換器51には室内ファン57が、室外熱
交換器55には室外ファン59がそれぞれ設けられる一
方、油膜の状態の検知手段として電極61および検出回
路62が構成され、検出回路62の信号を受けて潤滑不
良の解消を制御する信号を出力する制御手段63および
その信号を受けて電動機部を制御する駆動部101とを
備えている。
【0023】電極61は、図1に示す如く主軸受部材2
1の接触面と回転シャフト11の接触面が直接接触し合
う状態を検出するもので、電極61を設ける位置として
は、主軸受部材21の圧縮室39側近傍61−1があ
る。あるいは、副軸受部材23の圧縮室39側近傍61
−2、あるいは、副軸受部材23の下端61−3、更に
又は主軸受部材21の上端61−4がある。
【0024】この場合、主軸受部材21及び副軸受部材
23の圧縮室39側近傍に取付ける実施形態の場合に
は、ブレード37を起点として回転シャフト11の回転
方向に90°〜270°の方向とすることが望ましい。
【0025】最適な電極61の取り付け部位を選ぶこと
によって、接触を検出した電極61の部位によって潤滑
不良の原因を特定できるので、最適のフィードバックを
制御に返すことができることにより信頼性の高いコンプ
レッサを実現できる。
【0026】具体的には、たとえば、主軸受部材21の
上端近傍では高回転によるロータ13の振れ回りが原因
の潤滑不良を主に検出できる。
【0027】また、主軸受部材21,または副軸受部材
23の圧縮室39近傍では、ガス圧縮負荷、液吸い込み
及び圧縮による異常に大きい負荷等、圧縮過程で発生す
る負荷が、油膜強度に対して過大なことによる潤滑不良
を検出できる。
【0028】また、副軸受部材23の下端ではロータ1
3の振れ回りが回転シャフト11の変形によって伝わり
潤滑が厳しくなる場合と、圧縮過程での負荷が原因で潤
滑が厳しくなる場合があり、1カ所で両方の原因の潤滑
不良の検出が可能である。
【0029】また、圧縮室39近傍の電極61−1,6
1−2の場合、潤滑不良の原因が圧縮にともなう負荷で
あるため、ロータリコンプレッサの構造上、負荷のかか
る方向は、運転周波数、圧力条件によって変わるもの
の、回転シャフト11の中心線を回転軸として、圧縮室
39のブレード方向90°〜270°の間にあるので、
電極をこの角度の方向につけると、負荷によって油膜を
破壊し金属接触を起こす方向に電極を取り付けることと
なり、効果的な潤滑不良の検出が可能となる。
【0030】この場合、圧縮機構部の摺動部としては、
ロータリコンプレッサに特定されず、図4に示す如くス
クロールコンプレッサタイプであってもよい。即ち、ス
クロールコンプレッサ85は、ステータ65及びロータ
67とから成る電動機部69の回転動力が回転シャフト
71の偏心軸部73により、固定された静翼75と噛み
合う動翼77に旋回運動を与えるようになっている。こ
れにより、外周の吸込ポート78から取入れた作動ガス
を中央部へ向けて容積の減少を伴なう圧縮室79により
圧縮し、吐出ポート80から吐出パイプ84へ吐出する
圧縮機構部83を備え、回転シャフト71は、主軸受部
材87及び副軸受部材89により回転自在に両端支持さ
れた構造となっている。
【0031】電極82(82−1,82−2,82−
3)を設ける条件としては、主軸受部材87の下位82
−1に設ける一方、検出する向きを、図5に示すように
最内圧縮室が吐出ポート80と連通するタイミングでの
偏心軸部73の偏心方向と直角方向で、その時の偏心軸
部73の偏心方向に対して動翼77の運動方向側直角方
向位置とすることが望ましい。
【0032】あるいは、主軸受部材87の上位82−2
となる圧縮機構部83近傍に設ける一方、検出する向き
を、図5に示すように最内圧縮室が吐出ポート80と連
通するタイミングでの偏心軸部73方向と直角方向で、
その時の偏心軸部73の偏心方向に対して動翼77の反
運動方向側直角方向位置とすることが望ましい。
【0033】あるいは、副軸受部材89に設ける一方、
検出する向きを、最内圧縮室が吐出ポート80と連通す
るタイミンクでの偏心軸部73方向と直角方向で、動翼
77の反運動方向の向きとすることが望ましい。
【0034】最適な各電極82−1,82−2,82−
3の取付部位を選ぶことによって、接触を検出する各電
極の部位によって潤滑不良の原因を特定できるので、最
適のフィードバックを制御に返すことができ、より信頼
性の高いコンプレッサを実現できる。
【0035】具体的には、例えば、スクロールコンプレ
ッサのガス圧縮による圧縮過程で発生する負荷は、動翼
77に作用する半径方向力Fcであり、回転シャフト7
1の回転軸に垂直な方向に働く。(ただし力の向きは、
圧縮過程の進行に伴いシャフト回転軸の回りに回ってい
く。)Fcは動翼77にかかり、その力は、回転シャフ
ト71の上端に、動翼77を揺動運動させるために設け
てある偏心軸部73に伝わるが、偏心軸部73はシャフ
ト上端近傍であり、回転シャフト71とロータ67から
なる回転部分全体の重心から上方にずれているため、主
軸受部材87内では、Fcが図4の紙面に相当する断面
に平行な向きで働いている場合に、電極82−2,82
−1で示したごとく、軸受の上端と下端で特に油膜が薄
くなり、厳しい潤滑状態となる。また、副軸受部材89
では、Fcが図4の紙面に相当する断面に平行な向きで
働いている場合に、電極82−3で示した個所で特に油
膜が薄くなり、厳しい潤滑状態となる。したがって、こ
れらの部位で潤滑不良を鋭敏に検出すると潤滑不良の発
生を確実に捕らえ、迅速に対応することが可能となる。
【0036】また、図5に示す如くFcの向きは、回転
シャフト71の偏心軸部73方向から、動翼77の運動
方向と反対に90°の方向を保って、回転シャフト77
の回転と共に変わる。また、Fcの大きさは、図6のグ
ラフに示されているように、回転シャフト71を中心と
した回転の角度によって変わる。図6に示されているよ
うにFcにはピークWがあるが、この時の回転の角度、
すなわち動翼77の位置は、翼形状の設計によって異な
るものの、常に、最内圧縮室が吐出ポート80と連通す
るタイミングとなっている。この、Fcが最大となるタ
イミングにおける、電極82−1,82−2,82−3
に述べた位置での負荷の方向は、このタイミングでのF
cを含む縦断面中で、電極82−1ではFcと正反対の
向き、電極82−2ではFcと同じ向き、電極82−3
ではFcと同じ向きとなる。
【0037】したがって、本説明で述べたごとくに電極
の位置を決定すると摺動面のうち、最も厳しい負荷を支
える部位すなわち、潤滑状態が最も厳しく潤滑不良が最
初に発生する部位において潤滑不良検出を行なうことと
なり、検出の信頼性がさらに増す。
【0038】スクロールコンプレッサのスラスト受機構
では、電極61を設ける位置としては、図7に示す如く
動翼77の下面に設けるようにする。また、検出する向
きは、最内圧縮室が吐出ポート80と連通するタイミン
グでの偏心軸部73の偏心方向と直角方向で、動翼77
の運動の方向と反対向きに90°の向きで検出を行なう
ようにすることが望ましい。
【0039】即ち、動翼77は半径方向力Fcによって
傾く。この傾きによってスラスト部の負荷が大きくな
り、潤滑不良を引き起こすこととなる。Fcが最大のと
きに傾く力も最も大きく、スラスト面への負荷もこの時
が最大となる。したがって、図6に説明されているFc
が最大となるピークWになるタイミングの方向で、図7
に示されているような、動翼77が傾き潤滑が厳しくな
るような方向で、潤滑不良を検出することは、潤滑状態
が最も厳しく潤滑不良が最初に発生する部位において、
潤滑不良検出を行なうこととなり、検出の部位として好
適である。
【0040】なお、ロータリコンプレッサ、スクロール
コンプレッサの外に図示していないが、レシプロコンプ
レッサに適用することも可能である。一方、電極61は
絶縁性の接着剤91を用いて取付けられ、先端の接触面
を除き、外周は絶縁されている。
【0041】これにより、潤滑不良による摺動面と摺動
面が直接接触し合う金属接触が最も発生しやすい小さな
部位となる電極61の先端で金属接触の検出を行なうこ
とができる。このことによって、潤滑不良の発生は確実
に検出しつつ、一方、導電性のごみ等による部材間の導
通などの、潤滑不良によらない、摺動する両部材間の導
通現象を誤って検出することが少なくなる。なぜなら、
導通の検出部となる表面積は小さければ小さいほど上記
のような導電性のごみ等による導通は発生し難くなるか
らである。
【0042】油膜の断裂を通電状態として検出するため
電極に接続する検知回路の一例の図を図8に示す。
【0043】電極61,82は、電源Vと、主軸受部材
21はアース回路93とそれぞれ接続し、電位差を利用
した検知となっている。出力側には、コンデンサCを用
いた平均化回路95を通して潤滑不良検出信号を出力す
るようになっている。
【0044】図9に示す如く、摺動面と摺動面が直接接
触し合う金属接触検出信号は、V0から、(この例では
電圧の低い側の)片側に振れる波形をしており(すなわ
ち直流成分を含み)、それに対し、ノイズNは通常交流
成分であるのでV0から電圧の高い側と低い側に均等に
振れる成分となる。したがって、検出信号をコンデンサ
Cを用いた平均化回路95で平均化すると、交流成分か
らなるノイズNは打ち消され直流成分を含む検出信号の
みを取り出すことができる。
【0045】また、図10に示す如く、潤滑不良検出信
号SとノイズNの分離法として電圧に敷居値Vtを設
け、しきい値Vtを基準として、それ以下とそれ以上の
電圧の信号を分離するコンパレータ97を用いた処理回
路99を備えることでもまた、ノイズのない明瞭な潤滑
不良検出信号を、制御手段63に送ることが可能とな
る。
【0046】即ち、図9に示すような金属接触検出信号
Sは、V0から0ボルトに落ちるパルスのような波形を
している。これに対しノイズNは通常ある振幅を持った
交流成分であるので、|(V0−Vt)|の値がノイズ
の振幅より大きいある特定のしきい値Vtを定め、|
(V0−V)|≧|(V0−Vt)|となるVの値のみ
処理回路99によって取り出すようにすればノイズと検
出信号成分(シグナル)を有効に分離することができ
る。
【0047】図3及び図12から図18は、潤滑不良解
消手段、によって摺動部の潤滑不良の解消を図った具体
的な制御回路図を示したものである。潤滑不良解消手段
は、制御手段と、冷凍サイクルの様々な部分の運転手段
からなり、サイクルの部分の運転手段は、実施の形態ご
とに各図で異なる。
【0048】図3は、運転周波数の変化によって摺動部
の潤滑不良の解消を図った手段を示したものである。こ
の場合、潤滑不良解消手段として機能する「サイクル部
分運転手段」は、圧縮機電動機部の駆動部101とな
る。
【0049】制御手段63は、電極61からの検知信号
に基づき、駆動部101に指令信号を出力する制御部と
なっている。駆動部101は制御手段63からの信号に
よって電動機部5を作動制御する。
【0050】即ち、潤滑不良が発生すると電極61が通
常状態となり検出手段62からの信号が制御手段63に
入力されると、駆動部101へ指令信号が伝えられる。
【0051】駆動部101は、制御手段63からの信号
に基づき電動機部5を制御し、運転周波数を変化させ
る。一般的には、潤滑不良の発生原因は圧力負荷が過大
な場合が多く、冷凍能力を一時的に落として負荷を軽減
するため、運転周波数を下げるように制御する。
【0052】冷凍サイクルが圧力負荷の検出機構をも
ち、圧力負荷の過大が潤滑不良の原因ではないと判断で
きる場合には、摺動速度を上げて油膜形成を上げること
を目的としてコンプレッサ運転周波数を上げる対応が適
する場合もある。
【0053】図12は、冷凍サイクルが、圧力負荷の検
出機構を持つ実施形態を示している。
【0054】たとえば、家庭用セパレート型空気調和機
の暖房運転の場合、室内熱交換器51の凝縮温度を検出
するセンサー(Tc)を持っている場合は、Tcの検出
値で凝縮温度を検出でき、それから吐出圧力Pdを推算
可能であり、吐出圧力Pdの値から冷凍サイクルの圧力
負荷が過大かどうかの信号を制御手段63に入力し、そ
の信号に基づき、駆動部101を介してコンプレッサの
運転周波数を上げたり下げたりすればよい。
【0055】この場合、運転周波数の変化速度を下げる
ことによって行う場合は、図11に示す如く運転周波数
の変化速度をdの如く単位時間あたりゆっくり下げるこ
とによって潤滑不良を解消することが可能となる。
【0056】また、回転数の低下により、圧力機構部7
から吐出される吐出圧力Pdを下げることによって行っ
てもよい。
【0057】吐出圧力Pdが低下すると、摺動部が支え
る圧力負荷を低減でき、よって潤滑不良状態を解消する
ことが可能となる。
【0058】また、圧縮機構部7の運転を一時的に停止
させて、潤滑不良の解消を図るようにしてもよい。
【0059】図13は、家庭用セパレート型空気調和機
の暖房運転しておいて、制御手段63からの信号によ
り、凝縮器である室内熱交換器51の室内ファン57の
風量を上げることによって潤滑不良の解消を図ったもの
である。
【0060】即ち、潤滑不良信号を検出し、制御手段6
3からの信号によって室内ファン57の風量を上げたと
ころ、熱交換性能の向上により、空気と冷媒の温度差が
少なくても十分な熱交換が行えるようになり、結果とし
て凝縮温度が下がり、吐出圧力Pdも低下し、潤滑不良
を解消することが可能となる。
【0061】図14は、制御手段63からの信号によ
り、絞り弁53の開度を開くことによって潤滑不良の解
消を図ったものである。
【0062】即ち、潤滑不良信号を検出し、制御手段6
3からの信号により絞り弁53の開度を開いたところ、
吐出圧力Pdと、吸込圧力Psの圧力差がつきにくくな
り、吸込圧力Psが上昇すると共に吐出圧力Pdが低下
し、潤滑不良を解消することが可能となる。
【0063】図15は、制御手段63からの信号によ
り、冷凍サイクルの回路に設けられたホットガスバイパ
ス除霜回路103のホットガスバイパス弁105を開き
吐出圧力Pdを下げることで、潤滑不良の解消を図った
ものである。
【0064】即ち、潤滑不良信号を検出し、制御手段6
3からの信号により、ホットガスバイパス弁105を開
き、高圧サイドを、絞り機構をバイパスして低圧サイド
に接続したところ、吐出圧力Pdと、吸込圧力Psの圧
力差がつきにくくなり、吸込圧力Psが上昇すると共に
吐出圧力Pdが低下し、潤滑不良を解消することが可能
となる。
【0065】図16は、制御手段63からの信号によ
り、冷凍サイクルの回路に設けられた吐出圧レリース弁
107を開き吐出圧力Pdをレリースすることで潤滑不
良の解消を図ったものである。
【0066】即ち、潤滑不良信号を検出し、制御手段6
3からの信号により、吐出圧レリース弁107を開き、
コンプレッサ吐出サイドを、吸込サイドにレリースした
ところ、吐出圧力Pdと、吸込圧力Psの圧力差が減
り、吸込圧力Psが上昇すると共に吐出圧力Pdが低下
し、潤滑不良を解消することが可能となる。
【0067】図17は、制御手段63からの信号によ
り、冷凍サイクルのスーパーヒート吸込温度(吸込温度
Ts−蒸発温度Te)を拡大することによって行うこと
で、潤滑不良の解消を図ったものである。図は家庭用セ
パレート型空気調和機の暖房運転の場合を例にとり構成
している。
【0068】即ち、スーパーヒート((吸込温度Ts)
−(蒸発温度Te))が0℃に近くなると、冷媒ガスが
蒸発器である室内熱交換器55で蒸発しきれずに一部液
のまま吸い込まれ、圧縮機構部7の圧縮室39内に入っ
て圧縮されることとなる(いわゆる、液バック)。この
ような場合は、液圧縮による過大な圧縮負荷が発生す
る。また、潤滑油45の冷媒希釈で粘度が低下しておこ
る、油膜形成力の低下により潤滑不良が発生しやすくな
る。従って、潤滑不良の解消策として、スーパーヒート
を拡大することで、液バックを解消するものである。
【0069】スーパーヒートを拡大する手段としては、
例えば、蒸発器である室外熱交換器55の室外ファン5
9の風量を上げることで、熱交換性の向上を図り、作動
ガスが十分に蒸発し、スーパーヒートが拡大すること
で、潤滑不良の解消が可能となる。
【0070】なお、スーパーヒートを拡大するその他の
手段としては、コンプレッサ吸込ガスラインをヒーター
等で加熱する等の方法がある。
【0071】あるいは、絞り弁53の開度を絞る等の方
法がある。この方法は、潤滑不良信号を検出し、制御手
段63からの信号により、絞り弁53の開度を絞ったと
ころ、吐出圧力Pdと、吸込圧力Psの圧力差が大きく
なり、吸込圧力Psが下降しそれに伴って蒸発温度Te
も下降し、室外熱交換器55の通過空気との温度差が拡
大し、その結果、熱交換効率が上がり、作動ガスが十分
蒸発し、スーパーヒートが拡大し潤滑不良の解消が図れ
るようになる。
【0072】なお、摺動部の潤滑不良の解消を、コンプ
レッサモーター入力電圧の低下、または、インバータ駆
動の場合のデューティの低下によって、回転トルクを低
下させることによって行うようにしてもよい。
【0073】即ち、図18に示す如く、第1の実施例と
して、制御手段63となる制御回路内に、電動機部5の
入力の電圧可変機能を有する回路109と、リレー等の
回路切換器を設ける一方、駆動部101に複数のトラン
ス回路111を持たすようにすることで、潤滑不良の発
生を検出した場合に、コンプレッサの運転周波数を変え
ずに駆動電圧のみを低下させ、コンプレッサのモータト
ルクを低下させるものである。これにより、過大な圧縮
負荷が生じたために起こった潤滑不良の発生時には、モ
ーターの回転に必要な力も増大するため、本実施例で
は、潤滑不良の発生時にはモーターがトルク不足のため
脱調して回転しなくなり、過大な圧力負荷等が運転停止
のため減少し潤滑不良が発生しない程度になると、回転
に必要な力が低下してから再びモータが動き出し、潤滑
不良状態を解消するようになる。
【0074】また、第2の実施例としては、制御手段6
3に、回転数の制御を図る情報が入力されたマイコン
が、駆動部101に、インバータ回路が設けられ、潤滑
不良検出信号によって、インバーターのデューティーを
減少させる機能を持たせ、潤滑不良の発生を検出した場
合にコンプレッサの運転周波数を変えずに駆動デューテ
ィーのみを低下させ、コンプレッサのモータトルクを低
下させるものである。これにより、過大な圧縮負荷が生
じたために起こった潤滑不良の発生時には、モーターの
回転に必要な力も増大するため、本実施例で潤滑不良の
発生時にはモーターがトルク不足のため脱調して回転し
なくなり、過大な圧力負荷等が運転停止のため減少し潤
滑不良が発生しない程度になると、回転に必要な力が低
下してから再びモーターが動き出し、潤滑不良状態を解
消するようになる。
【0075】また、作動ガスには、HFC系冷媒を用い
る場合に本発明を実施することも好適となる。
【0076】従来のHCFC、CFC冷媒は、分子中に
塩素を含み極圧添加剤としての効果を持っていた。すな
わち、摺動部材同士が潤滑不良で万が一接触しても、そ
の摩擦熱で化学反応し、摩擦係数の低い塩化物皮膜を作
り潤滑することで、摩耗の進行を食い止める作用があっ
た。
【0077】しかし、オゾン層保護のためHCFC、C
FC冷媒は分子中に塩素を含まないHFC冷媒に切り替
えられることとなったが、HFCはHCFC、CFC等
のような優れた極圧添加剤作用を持たない。したがっ
て、摺動部の潤滑不良の発生量を従来の冷媒使用時と同
程度になるように冷凍装置の設計を行っても、摺動部の
磨耗の進行は速くコンプレッサの機能が損なわれる確率
が高くなってしまう。このような冷凍装置に、本発明を
実施したところ、摺動部の直接接触を潤滑不良として検
出し即座に解消し、磨耗の進行を起させないので、HF
Cを使用しているにもかかわらず、極圧剤効果のあるH
CFC、CFC等を用いた場合と同等の優れた信頼性を
持つ冷凍装置を実現できた。
【0078】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の冷凍
装置によれば、潤滑不良が発生するとすぐにそれに対す
る解消策を採ることが可能となり、潤滑不良が磨耗等に
つながり冷凍装置の性能に悪影響を与える程度まで進行
することを避けることができ、信頼性に優れたコンプレ
ッサを実現することができる。
【0079】また、潤滑不良の発生が直接制御にフィー
ドバックできるので、従来、冷凍サイクル側で行ってい
た解消手段の設計負荷を軽減することができる。この結
果、冷凍サイクルの設計の負荷は大幅に軽減され、空
調、冷凍機器としての開発費低減、開発時間の短縮を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る冷凍装置のロータリコンプレッ
サを示した概要な断面図。
【図2】図1のA−A線を断面図。
【図3】冷凍装置を用いた全体の回路図。
【図4】冷凍装置のスクロールコンプレッサを示した概
要断面図。
【図5】スクロールコンプレッサの動翼と静翼の説明
図。
【図6】回転角に対する動翼に作用する力を示した説明
図。
【図7】スクロールコンプレッサのスラスト受機構に電
極を設けた説明図。
【図8】電極を用いた検知手段の回路説明図。
【図9】ジャーナル軸受機構において潤滑不良を起して
いる状態の説明図。
【図10】ノイズを取除く処理回路を備えた図8と同様
の回路説明図。
【図11】圧縮機運転周波の変化速度を示した説明図。
【図12】凝縮器の凝縮温度を検出する温度センサから
の信号を制御手段へ送り込み、その信号に基づいて摺動
部の潤滑不良の解消を図る回路説明図。
【図13】潤滑不良解消の制御手段からの信号により凝
縮器ファンの回転数を利用して、摺動部の潤滑不良の解
消を図る回路説明図。
【図14】潤滑不良解消の制御手段からの信号により絞
り弁の開度を制御して、摺動部の潤滑不良の解消を図る
回路説明図。
【図15】潤滑不良解消の制御手段からの信号によりホ
ットガスバイパス除霜回路のホットガスバイパス弁を制
御して、摺動部の潤滑不良の解消を図る回路説明図。
【図16】潤滑不良解消の制御手段からの信号により吐
出圧力のレリース弁を制御することで、摺動部の潤滑不
良の解消を図る回路説明図。
【図17】潤滑不良解消の制御手段からの信号により蒸
発器ファンの回転数を制御して、摺動部の潤滑不良の解
消を図る色説明図。
【図18】潤滑不良解消の制御手段からの信号により、
回転トルクを低下させることで、摺動部の潤滑不良の解
消を図る説明図。
【符号の説明】
7 圧縮機構部 11 回転シャフト(摺動部) 21 主軸受部材(摺動部) 23 副軸受部材(摺動部) 45 潤滑油 61 電極(検知手段) 63 潤滑不良解消の制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂田 寛二 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝住空間システム技術研究所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摺動部の相対する摺動面の間に潤滑油に
    よって流体油膜を作る圧縮機構部を有し、圧縮機構部か
    ら吐出された作動ガスが凝縮器、絞り器、蒸発器を通り
    再び圧縮機構部に戻る冷凍サイクルを構成する冷凍装置
    において、この冷凍装置は、前記摺動部に設けた摺動面
    に形成された油膜が断裂状態になったとき通電状態とな
    る油膜の状態検知手段と、この検知手段により油膜の断
    裂状態を検知したとき、この検知信号で前記冷凍サイク
    ルを制御して上記油膜の断裂状態を回復する制御手段と
    を具備して成ることを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】 摺動部は、圧縮機構部のジャーナル軸受
    機構であることを特徴とする請求項1記載の冷凍装置。
  3. 【請求項3】 摺動部は、圧縮機構部のスラスト受機構
    であることを特徴とする請求項1記載の冷凍装置。
  4. 【請求項4】 制御手段は、圧縮機構部の運転周波数の
    制御によって行なうことを特徴とする請求項1記載の冷
    凍装置。
  5. 【請求項5】 制御手段は、圧縮機構部の運転周波数の
    変化速度を緩やかに下げることによって行なうことを特
    徴とする請求項1,4記載の冷凍装置。
  6. 【請求項6】 制御手段は、圧縮機構部の吐出圧力を下
    げることによって行なうことを特徴とする請求項1記載
    の冷凍装置。
  7. 【請求項7】 制御手段は、凝縮器の通風量を上げるこ
    とによって行なうことを特徴とする請求項1,6記載の
    冷凍装置。
  8. 【請求項8】 制御手段は、絞り器の開度を大きくする
    ことによって行なうことを特徴とする請求項1,6記載
    の冷凍装置。
  9. 【請求項9】 制御手段は、冷凍サイクルに設けたホッ
    トガスバイパス除霜回路を開き、吐出圧力を下げること
    によって行なうことを特徴とする請求項1,6記載の冷
    凍装置。
  10. 【請求項10】 制御手段は、冷凍サイクルに設けた吐
    出圧力レリース回路を開き、吐出圧力を下げることによ
    って行なうことを特徴とする請求項1,6記載の冷凍装
    置。
  11. 【請求項11】 制御手段は、冷凍サイクルのスーパヒ
    ート((吸込温度)−(蒸発温度))を拡大させること
    によって行なうことを特徴とする請求項1記載の冷凍装
    置。
  12. 【請求項12】 スーパヒートの拡大は、絞り弁の開度
    を絞ることによって行なうようにしたことを特徴とする
    請求項11記載の冷凍装置。
  13. 【請求項13】 スーパヒートの拡大は、蒸発器の通風
    量を上げることによって行なうことを特徴とする請求項
    11記載の冷凍装置。
  14. 【請求項14】 制御手段は、圧縮機構部の一時的な運
    転停止によって行なうことを特徴とする請求項1記載の
    冷凍装置。
JP9600197A 1997-04-14 1997-04-14 冷凍装置 Pending JPH10288182A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9600197A JPH10288182A (ja) 1997-04-14 1997-04-14 冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9600197A JPH10288182A (ja) 1997-04-14 1997-04-14 冷凍装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10288182A true JPH10288182A (ja) 1998-10-27

Family

ID=14152884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9600197A Pending JPH10288182A (ja) 1997-04-14 1997-04-14 冷凍装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10288182A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007120332A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Sanden Corp 斜板式圧縮機の油膜形成不良検知方法及びその装置
GB2588890A (en) * 2019-10-24 2021-05-19 Edwards Ltd Sensor assembly

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007120332A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Sanden Corp 斜板式圧縮機の油膜形成不良検知方法及びその装置
GB2588890A (en) * 2019-10-24 2021-05-19 Edwards Ltd Sensor assembly

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5906461B2 (ja) 密閉型圧縮機
JP2001032772A (ja) 圧縮機及び冷凍装置
US20050147499A1 (en) Device for prevention of backward operation of scroll compressors
WO2016117113A1 (ja) 空気調和機
WO2019244659A1 (ja) 冷凍装置
JP4315585B2 (ja) 空気調和機
KR900001357B1 (ko) 냉동사이클의 능력 제어장치
JP3160130B2 (ja) 空気調和装置
JPH10288182A (ja) 冷凍装置
JPH10227533A (ja) 空気調和機
JPH10325624A (ja) 冷凍サイクル装置
JP3853550B2 (ja) 空気調和装置
JPH10148405A (ja) 冷凍・空気調和機
JP6253731B2 (ja) 空気調和機
JP4941008B2 (ja) 空気調和装置
JPH0763428A (ja) 冷凍サイクル装置
JPH08193759A (ja) 冷媒に非相溶の冷凍機油を用いた冷凍装置の制御装置
JPH08303883A (ja) 空気調和機の室外送風機の制御方法
JP2010151388A (ja) 空気調和装置
WO2024100841A1 (ja) 空気調和装置
JPH0776640B2 (ja) スクロール圧縮機を用いた冷凍装置の起動方法
JP3524997B2 (ja) 空気調和機
JP2000046418A (ja) インバータ式空気調和機
JP2001065888A (ja) 二酸化炭素冷凍機
US20230146651A1 (en) Use of composition as refrigerant in compressor, compressor, and refrigeration cycle apparatus