JPH08303883A - 空気調和機の室外送風機の制御方法 - Google Patents

空気調和機の室外送風機の制御方法

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JPH08303883A
JPH08303883A JP7105488A JP10548895A JPH08303883A JP H08303883 A JPH08303883 A JP H08303883A JP 7105488 A JP7105488 A JP 7105488A JP 10548895 A JP10548895 A JP 10548895A JP H08303883 A JPH08303883 A JP H08303883A
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JP
Japan
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outdoor
heat exchanger
blower
scroll compressor
temperature
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Application number
JP7105488A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Hori
達也 堀
Morihiro Mizushima
謹寛 水島
Hiroaki Sakai
宏明 酒井
Minoru Fukuda
稔 福田
Hideyuki Fujisawa
秀行 藤澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2313/00Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for
    • F25B2313/029Control issues
    • F25B2313/0294Control issues related to the outdoor fan, e.g. controlling speed
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スクロール圧縮機の特性にあった無理のない
運転を可能にするとともに、室外熱交換器へ液冷媒と圧
縮機潤滑オイルが溜まってしまうことを防止し、効率と
信頼性の向上した空気調和機の室外送風機の制御方法を
提供することを目的とする。 【構成】 スクロール圧縮機101の吸入部に吸入圧力
センサー1、吐出部に吐出圧力センサー2を設け、吐出
圧力と吸入圧力をそれぞれ検知可能にし、この吐出圧力
と吸入圧力の関数で室外送風機105の風量を風量制御
装置3にて制御する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクロール圧縮機を用
いた冷凍サイクルにおける空気調和機の室外送風機の制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気調和機の室外送風機
の制御方法は特開昭63−15043号公報のような方
法が一般的であった。以下、その構成について図10お
よび図11を参照しながら説明する。
【0003】まず、従来の空気調和機の構成は、図10
に示すように、スクロール圧縮機101と室内熱交換器
102と室内送風機103と室外熱交換器104と室外
送風機105と膨張機構部106と四方弁107から構
成される冷凍サイクルの空気調和機において、室外送風
機105の風量制御装置108と、吐出圧力センサー1
09または凝縮温度センサー110もしくは外気温度セ
ンサー111のいずれか1つを設けた構成であった。
【0004】次に、スクロール圧縮機101の一般的な
構成は図11に示すように、円筒部121aと蓋部12
1bからなる密閉容器121の内部に、固定子122a
と回転子122bからなる電動機122と、この電動機
122で駆動する圧縮機構部123を配設しており、こ
の圧縮機構部123は、固定枠体123cと、この固定
枠体123cに固定渦巻はねを形成した固定渦巻はね部
材123aと、固定渦巻はねと噛み合って複数の圧縮空
間を形成する旋回渦巻はねを形成した旋回渦巻はね部材
123bと、それらの隙間に設けたシール材123e、
123dとで構成されている。そしてさらに、固定渦巻
はね部材123aにはシール材123e、123dとで
形成される空間に圧縮途中の中間圧力を導くために設け
た中間圧穴123fが設けられており、旋回渦巻はね部
材123bと旋回駆動するためのクランク軸124と、
このクランク軸124の一端に成形した主軸を支承する
主軸受125と、この主軸受125の反対側に副軸受1
26を配し、主軸受125および副軸受126を密閉容
器121に固着した構成としている。また、オルダムリ
ング127は旋回渦巻はね部材123bを固定渦巻はね
部材123aに対して旋回運動させるため、自転防止用
として設けてあり、吐出マフラー128は吐出管130
から密閉容器121の外へ出す吐出ガスのチャンバーを
形成するため設けられており、吸入管129が外から圧
縮するガスを吸入するために設けられていた。
【0005】上記構成において、まず、圧縮機構の作用
を説明する。低圧の吸入ガスは吸入管129より戻り、
圧縮機構部123へ導かれる。そして、固定渦巻はね部
材123aに対して旋回渦巻はね部材123bを旋回運
動することにより、圧縮機構部123で圧縮されて高圧
の吐出ガスになり吐出管130より吐出する。この時、
圧縮途中のガスと吸入ガスは固定渦巻はね部材123a
と旋回渦巻はね部材123bを上下に引き離す力とな
る。これに対し、シール材123dと123eで仕切ら
れた空間は中間圧穴123fによって圧縮途中のガス圧
がかかり中間圧力となり、さらにシール材123dの内
側は高圧になるため固定渦巻はね部材123aを旋回渦
巻はね部材123bに押し付ける力となり、固定渦巻は
ね部材123aと旋回渦巻はね部材123bは密着し、
さらに主軸受125のスラスト面に密着して、漏れがな
く、がたつきのない旋回運動が可能となっていた。
【0006】次に、図11のスクロール圧縮機を使用し
た冷凍サイクルの作用を図10に基づき説明する。
【0007】図に示すように、まず、冷房運転時におい
ては、スクロール圧縮機101で圧縮された冷媒ガスは
四方弁107に入り室外熱交換器104に送られる。そ
して室外送風機105によって室外空気による冷却が促
進され凝縮し、膨張機構部106へ入り減圧し、室内熱
交換器102に入る。そして、室内送風機103によっ
て室内空気による過熱が促進され蒸発し、四方弁107
を通ってスクロール圧縮機101へ戻り、周知の冷凍サ
イクルとなる。このとき、室外温度が低いと凝縮能力が
蒸発能力に対して大きくなりすぎるため吐出圧力が異常
に低くなる。すると、固定渦巻はね部材123aを旋回
渦巻はね部材123bに押し付ける力が、固定渦巻はね
部材123aと旋回渦巻はね部材123bを上下に引き
離す力を下回るので、渦巻はね先端からの漏れが発生
し、旋回渦巻はね部材123bの円滑な旋回運動に支障
をきたす。そこで、吐出圧力の異常低下を吐出圧力セン
サー109で検知するか、または凝縮温度センサー11
0、もしくは外気温度センサー111の検知値から予測
し、室外送風機105の風量を風量制御装置108によ
って小さくすることで凝縮能力を小さくし、吐出圧力を
一定以上にすることによって、スクロール圧縮機101
の異常な運転を防止するようになっていた。
【0008】次に、暖房運転時においては、スクロール
圧縮機101で圧縮された冷媒ガスは四方弁107に入
り室内熱交換器102に送られる。そして、室内送風機
103によって室内空気による冷却が促進され凝縮し、
膨張機構部106へ入り減圧し、室外熱交換器104に
入る。そして、室外送風機105によって室外空気によ
る過熱が促進され蒸発し、四方弁107を通ってスクロ
ール圧縮機101へ戻り、周知の冷凍サイクルとなる。
このとき、室外温度が高いと運転開始時に蒸発能力が大
きいため吸入圧力が高くなり、それに連動して吐出圧力
も高くなる。すると、固定渦巻はね部材123aと旋回
渦巻はね部材123bのはね部分の強度が吐出圧力に負
けて破壊する恐れを生じる。そこで、吐出圧力の異常上
昇を吐出圧力センサー109で検知するか、または凝縮
温度センサー110、もしくは外気温度センサー111
の検知値から予測し、室外送風機105の風量を風量制
御装置108によって少なくすることで蒸発能力を小さ
くし、吐出圧力を一定以下にすることで、スクロール圧
縮機101の異常な運転を防止するようにしていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
調和機の室外送風機の制御方法では、第1に、吐出圧力
を制御し、ある程度正常な運転を可能にしているが、ス
クロール圧縮機を無理なく、しかも効率的に運転させる
ために、固定渦巻はね部材を旋回渦巻はね部材に押し付
ける力と、固定渦巻はね部材と旋回渦巻はね部材を上下
に引き離す力の関係を最適な状態に制御することができ
ていないという問題があった。
【0010】第2に、圧縮機の回転数に応じた、固定渦
巻はね部材を旋回渦巻はね部材に押し付ける力と、固定
渦巻はね部材と旋回渦巻はね部材を上下に引き離す力の
関係を最適な状態に制御することができていないという
問題があった。
【0011】第3に、冷房運転時の外気温度が低いと
き、室外熱交換器に液冷媒と圧縮機潤滑オイルが溜まっ
てしまうという問題があった。
【0012】本発明は上記課題を解決するもので、スク
ロール圧縮機の特性にあった無理のない運転を可能と
し、効率と信頼性の向上した空気調和機を提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和機の室
外送風機の制御方法の上記第1の課題を解決するための
第1の手段は、スクロール圧縮機の吐出部と吸入部それ
ぞれに圧力検知手段を設け、吐出圧力と吸入圧力の関数
で前記室外送風機の風量を風量制御装置にて制御する構
成とする。
【0014】また、上記第1の課題を解決するための第
2の手段は、スクロール圧縮機の吐出部に圧力検知手段
を設け、室外熱交換器と膨張機構部の間とスクロール圧
縮機の吸入部をキャピラリチューブでバイパスさせ、キ
ャピラリチューブの吸入部の近傍に温度検知手段を設
け、前記スクロール圧縮機の吸入部の飽和温度を検知
し、吐出圧力とスクロール圧縮機の吸入部の飽和温度の
関数で室外送風機の風量を風量制御装置にて制御する構
成とする。
【0015】また、上記第1の課題を解決するための第
3の手段は、スクロール圧縮機の吸入部に圧力検知手段
を設け、室外熱交換器と室内熱交換器にそれぞれ温度検
知手段を設け、冷房運転時は前記室外熱交換器の温度
を、暖房運転時は前記室内熱交換器の温度をそれぞれ検
知して凝縮温度を検知し、吸入圧力と凝縮温度の関数で
室外送風機の風量を風量制御装置にて制御する構成とす
る。
【0016】また、上記第1の課題を解決するための第
4の手段は、室内熱交換器と室外熱交換器にそれぞれ温
度検知手段を設け、冷房運転時は前記室外熱交換器の温
度を、暖房運転時は前記室内熱交換器の温度をそれぞれ
検知して凝縮温度を検知し、前記室外熱交換器と膨張機
構部の間とスクロール圧縮機の吸入部をキャピラリチュ
ーブでバイパスし、前記キャピラリチューブの吸入部の
近傍に温度検知手段を設け、前記スクロール圧縮機の吸
入部の飽和温度を検知し、凝縮温度と前記スクロール圧
縮機の吸入部の飽和温度の関数で室外送風機の風量を風
量制御装置にて制御する構成とする。
【0017】また、上記第1の課題を解決するための第
5の手段は、室内熱交換器と室外熱交換器にそれぞれ温
度検知手段を設け、凝縮温度と蒸発温度をそれぞれ検知
し、前記凝縮温度と蒸発温度の関数で室外送風機の風量
を風量制御装置にて制御する構成とする。
【0018】また、本発明の上記第1と第2の双方の課
題を解決するための第6の手段は、スクロール圧縮機の
吐出部と吸入部それぞれに圧力検知手段を設け、吐出圧
力と吸入圧力とスクロール圧縮機の回転数の関数で室外
送風機の風量を風量制御装置にて制御する構成とする。
【0019】また、上記第1と第2の双方の課題を解決
するための第7の手段は、室外側に室外気温度を検知す
る温度検知手段を設け、室外気温度とスクロール圧縮機
の回転数の関数で室外送風機の風量を風量制御装置にて
制御する構成とする。
【0020】また、上記第3の課題を解決するための第
8の手段は、室外送風機の下方から順に停止させて風量
を制御する構成とする。
【0021】また、上記第3の課題を解決するための第
9の手段は、第8の手段に加え、下方の送風機を停止さ
せて、上方の送風機の運転時間と停止時間の間隔を制御
して総合風量を制御する構成とする。
【0022】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、吐
出圧力と吸入圧力を検知し、それぞれを入力として風量
制御装置で室外送風機の風量を制御することにより、吸
入圧力と吐出圧力によって変動する固定渦巻はね部材を
旋回渦巻はね部材に押し付ける力と、固定渦巻はね部材
と旋回渦巻はね部材を上下に引き離す力の関係を最適な
状態に制御することができる。
【0023】また、第2の手段の構成により、スクロー
ル圧縮機の吸入部の飽和温度から吸入圧力を算出するこ
とで、上記第1の手段によるものと同様の作用が得られ
る。
【0024】また、第3の手段の構成により、凝縮温度
から吐出圧力を算出することで、上記第1の手段による
ものと同様の作用が得られる。
【0025】また、第4の手段の構成により、スクロー
ル圧縮機の吸入部の飽和温度から吸入圧力を算出し、凝
縮温度から吐出圧力を算出することで、上記第1の手段
によるものと同様の作用が得られる。
【0026】また、第5の手段の構成により、蒸発温度
から吸入圧力を算出し、凝縮温度から吐出圧力を算出す
ることで、上記第1の手段によるものと同様の作用が得
られる。
【0027】また、第6の手段の構成により、吐出圧力
と吸入圧力とスクロール圧縮機の回転数を検知し、それ
ぞれを入力として風量制御装置で室外送風機の風量を制
御することにより、吸入圧力と吐出圧力によって変動す
る固定渦巻はね部材を旋回渦巻はね部材に押し付ける力
と、固定渦巻はね部材と旋回渦巻はね部材を上下に引き
離す力の関係を、スクロール圧縮機の回転数によって異
なる最適な状態に制御することができる。
【0028】また、第7の手段の構成により、室外温度
とスクロール圧縮機の回転数と風量制御装置の出力値と
吐出圧力と吸入圧力の関係を実験的に求めておくことに
より、室外温度とスクロール圧縮機の回転数から風量制
御装置の出力値を決定し、吸入圧力と吐出圧力によって
変動する固定渦巻はね部材を旋回渦巻はね部材に押し付
ける力と、固定渦巻はね部材と旋回渦巻はね部材を上下
に引き離す力の関係を、スクロール圧縮機の回転数によ
って異なる最適な状態に制御することができる。
【0029】また、第8の手段の構成により、凝縮液の
溜まりやすい下方の熱交換器の凝縮能力が小さくなり凝
縮しなくなるので、熱交換器内での液溜まりが防止でき
る。
【0030】また、第9の手段の構成により、凝縮液の
溜まりやすい下方の熱交換器の凝縮能力が小さくなるた
めに凝縮しなくなり、さらに、上方の送風機の運転時間
と停止時間の間隔を変動させることで吐出圧力を変動さ
せ、熱交換器内での液溜まりを防止させつつ総合風量を
制御できる。
【0031】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1実施例について図1〜
図2および図11を参照しながら説明する。なお、従来
例に付した符号と同一符号は同一物を示し、詳細な説明
は省略する。
【0032】まず、本発明の空気調和機の構成は図1に
示すように、スクロール圧縮機101と室内熱交換器1
02と室内送風機103と室外熱交換器104と室外送
風機105と四方弁107と膨張機構部106から形成
される冷凍サイクルの空気調和機において、スクロール
圧縮機101の吸入部に吸入圧力センサー1、吐出部に
吐出圧力センサー2を設け、吐出圧力と吸入圧力を検知
可能にし、この吐出圧力と吸入圧力の関数で室外送風機
の風量を風量制御装置3にて制御する構成としている。
【0033】次に、前記スクロール圧縮機101は従来
例で詳細の説明をおこなったように図11に示す構成と
なっている。
【0034】ここで、圧縮機構部123内の固定渦巻は
ね部材123aと旋回渦巻はね部材123bを上下に引
き離す力と固定渦巻はね部材123aを旋回渦巻はね部
材123bに押し付ける力の関係について図2を参照し
ながら説明する。
【0035】まず、固定渦巻はね部材123aと旋回渦
巻はね部材123bを上下に引き離す力F1は、固定渦
巻はね部材123aまたは旋回渦巻はね部材123bの
鏡板面の面積S1と吸入圧力PSの関数として求められ
るので、 F1=f(S1,PS) と表すことができる。
【0036】次に、固定渦巻はね部材123aを旋回渦
巻はね部材123bに押し付ける力F2は、シール材1
23dと123eで仕切られた中間圧力となる固定渦巻
はね部材123aの背面の面積S2と中間圧力PCとシ
ール材123dの内側の吐出圧力となる固定渦巻はね部
材123aの背面の面積S3と吐出圧力PDとシール材
123eの外側の吸入圧力となる固定渦巻はね部材12
3aの面積S4と吸入圧力PSの関数として求められる
ので、 F2=h(S2,S3,S4,PS,PC,PD) と表すことができる。さらに、中間圧力PCは吸入圧力
PSによって変化する関数なので、固定渦巻はね部材1
23aを旋回渦巻はね部材123bに押し付ける力F2
は、 F2=g(S2,S3,S4,PS,PD) と表すことができる。
【0037】また、固定渦巻はね部材123aと旋回渦
巻はね部材123bを密着させ、さらに旋回渦巻はね部
材123bを主軸受125のスラスト面に密着させて、
効率良く、漏れがなく、がたつきのない旋回運動とする
には、スクロール圧縮機101の回転数Nの関数J
(N)との間に、 F2−F1=J(N) という関係を満たす必要がある。
【0038】次に、図11のスクロール圧縮機101を
使用した図1の冷凍サイクルの作用を説明する。
【0039】上記構成により、冷房運転時においては、
スクロール圧縮機101で圧縮された冷媒ガスは四方弁
107に入り室外熱交換器104に送られる。そして、
室外送風機105によって室外空気による冷却が促進さ
れ凝縮し、膨張機構部106へ入り減圧し、室内熱交換
器102に入る。そして、室内送風機103によって室
内空気による過熱が促進され蒸発し、四方弁107を通
ってスクロール圧縮機101へ戻り、周知の冷凍サイク
ルとなる。また、暖房運転時においては、スクロール圧
縮機101で圧縮された冷媒ガスは四方弁107に入り
室内熱交換器102に送られる。そして、室内送風機1
03によって室内空気による冷却が促進され凝縮し、膨
張機構部106へ入り減圧し、室外熱交換器104に入
る。そして、室外送風機105によって室外空気による
過熱が促進され蒸発し、四方弁107を通ってスクロー
ル圧縮機101へ戻り、周知の冷凍サイクルとなる。
【0040】このとき、スクロール圧縮機101の回転
数Nを任意の回転数に固定することにより、吸入圧力セ
ンサー1と吐出圧力センサー2によって検知される値が
以下の式を満たすように室外送風機105の風量を風量
制御装置3により制御する。
【0041】F2−F1=J(N) このように本発明の第1実施例の空気調和機の室外送風
機の制御方法によれば、吸入圧力センサー1と吐出圧力
センサー2から検知される値を入力として室外送風機1
05の風量を風量制御装置3が制御することによって、
吸入圧力と吐出圧力の関係を常にスクロール圧縮機10
1にとって良好な運転状態に維持することができ、効率
と信頼性を向上することができる。
【0042】(実施例2)以下、本発明の第2実施例に
ついて図3を参照しながら説明する。なお、第1実施例
と同一部分には同一符号を付けて詳細な説明は省略す
る。
【0043】図に示すように、スクロール圧縮機101
の吐出部に吐出圧力センサー2を設け、吐出圧力を検知
可能にし、室外熱交換器104と膨張機構部106の間
とスクロール圧縮機101の吸入部をキャピラリチュー
ブ4でバイパスさせ、このキャピラリチューブ4の吸入
部の近傍に吸入部飽和温度センサー5を設け、スクロー
ル圧縮機101の吸入部の飽和温度を検知可能にし、吐
出圧力とスクロール圧縮機101の吸入部の飽和温度の
関数で室外送風機105の風量を風量制御装置3にて制
御する構成とする。
【0044】上記構成より、スクロール圧縮機101の
吸入部の飽和温度から吸入圧力は容易に算出できるの
で、スクロール圧縮機101の回転数Nを任意の回転数
に固定することにより、吸入部飽和温度から求められる
吸入圧力の計算値と吐出圧力センサー2によって検知さ
れる値が以下の式を満たすように室外送風機105の風
量を風量制御装置3により制御する。
【0045】F2−F1=J(N) このように本発明の第2実施例の空気調和機の室外送風
機の制御方法によれば、吸入部飽和温度センサー5と吐
出圧力センサー2から検知される値を入力として室外送
風機105の風量を風量制御装置3が制御することによ
って、吸入圧力と吐出圧力の関係を常にスクロール圧縮
機101にとって良好な運転状態に維持することがで
き、本発明の第1実施例よりも安価に効率と信頼性を向
上することができる。
【0046】(実施例3)以下、本発明の第3実施例に
ついて図4を参照しながら説明する。なお、第1実施例
と同一部分には同一符号を付けて詳細な説明は省略す
る。
【0047】図に示すように、スクロール圧縮機101
の吸入部に吸入圧力センサー1を設け、吸入圧力を検知
可能にし、室内熱交換器102に室内熱交換器温度セン
サー6、室外熱交換器104に室外熱交換器温度センサ
ー7を設け、冷房運転時は凝縮器となる室外熱交換器温
度センサー7により室外熱交換器104の温度を、暖房
運転時は室内熱交換器温度センサー6により室内熱交換
器102の温度をそれぞれ検知して凝縮温度を検知可能
にし、吸入圧力と凝縮温度の関数で室外送風機105の
風量を風量制御装置3にて制御する構成とする。
【0048】上記構成より、凝縮温度から吐出圧力は容
易に算出できるので、スクロール圧縮機101の回転数
Nを任意の回転数に固定することにより、凝縮温度から
求まる吐出圧力の計算値と吸入圧力センサー1によって
検知される値が以下の式を満たすように室外送風機10
5の風量を風量制御装置3により制御する。
【0049】F2−F1=J(N) このように本発明の第3実施例の空気調和機の室外送風
機の制御方法によれば、室内熱交換器102と室外熱交
換器104のそれぞれに設けた室内熱交換器温度センサ
ー6または室外熱交換器温度センサー7で検知される凝
縮温度と吸入圧力センサー1から検知される値を入力と
して室外送風機105の風量を風量制御装置3が制御す
ることによって、吸入圧力と吐出圧力の関係を常にスク
ロール圧縮機101にとって良好な運転状態に維持する
ことができ、本発明の第2実施例よりもさらに安価に効
率と信頼性を向上することができる。
【0050】(実施例4)以下、本発明の第4実施例に
ついて図5を参照しながら説明する。なお、第1実施例
と同一部分には同一符号を付けて詳細な説明は省略す
る。
【0051】図に示すように、室内熱交換器102に室
内熱交換器温度センサー6、室外熱交換器104に室外
熱交換器温度センサー7を設け、冷房運転時は凝縮器と
なる室外熱交換器温度センサー7により室外熱交換器1
04の温度を、暖房運転時は室内熱交換器温度センサー
6により室内熱交換器102の温度をそれぞれ検知して
凝縮温度を検知可能にし、室外熱交換器104と膨張機
構部106の間とスクロール圧縮機101の吸入部をキ
ャピラリチューブ4でバイパスさせ、このキャピラリチ
ューブ4の吸入部の近傍に吸入部飽和温度センサー5を
設け、スクロール圧縮機101の吸入部の飽和温度を検
知可能にし、凝縮温度とスクロール圧縮機101の吸入
部の飽和温度の関数で室外送風機105の風量を風量制
御装置3にて制御する構成とする。
【0052】上記構成より、凝縮温度からは吐出圧力
が、吸入部の飽和温度からは吸入圧力が容易に算出でき
るので、スクロール圧縮機101の回転数Nを任意の回
転数に固定することにより、凝縮温度から求まる吐出圧
力の計算値と吸入部の飽和温度から求まる吸入圧力の計
算値によって検知される値が以下の式を満たすように室
外送風機105の風量を風量制御装置3により制御す
る。
【0053】F2−F1=J(N) このように本発明の第4実施例の空気調和機の室外送風
機の制御方法によれば、室内熱交換器102と室外熱交
換器104のそれぞれに設けた室内熱交換器温度センサ
ー6または室外熱交換器温度センサー7で検知される凝
縮温度と吸入部飽和温度センサー5から検知される値を
入力として室外送風機105の風量を風量制御装置3が
制御することによって、吸入圧力と吐出圧力の関係を常
にスクロール圧縮機101にとって良好な運転状態に維
持することができ、本発明の第3実施例よりもさらに安
価に効率と信頼性を向上することができる。
【0054】(実施例5)以下、本発明の第5実施例に
ついて図6を参照しながら説明する。なお、第1実施例
と同一部分には同一符号を付けて詳細な説明は省略す
る。
【0055】図に示すように、室内熱交換器102に室
内熱交換器温度センサー6、室外熱交換器104に室外
熱交換器温度センサー7を設け、凝縮温度と蒸発温度を
それぞれ検知可能にし、この凝縮温度と蒸発温度の関数
で室外送風機105の風量を風量制御装置3にて制御す
る構成とする。
【0056】上記構成より、凝縮温度からは吐出圧力
が、蒸発温度からは吸入圧力が容易に算出できるので、
スクロール圧縮機101の回転数Nを任意の回転数に固
定することにより、凝縮温度から求まる吸入圧力の計算
値と蒸発温度から求まる吸入圧力の計算値によって検知
される値が以下の式を満たすように室外送風機105の
風量を風量制御装置3により制御する。
【0057】F2−F1=J(N) このように本発明の第5実施例の空気調和機の室外送風
機の制御方法によれば、室内熱交換器102と室外熱交
換器104のそれぞれに設けた室内熱交換器温度センサ
ー6と室外熱交換器温度センサー7で検知される凝縮温
度と蒸発温度の値を入力として室外送風機105の風量
を風量制御装置3が制御することによって、吸入圧力と
吐出圧力の関係を常にスクロール圧縮機101にとって
良好な運転状態に維持することができ、本発明の第4実
施例よりもさらに安価に効率と信頼性を向上することが
できる。
【0058】(実施例6)以下、本発明の第6実施例に
ついて図7を参照しながら説明する。なお、第1実施例
と同一部分には同一符号を付けて詳細な説明は省略す
る。
【0059】図に示すように、インバータ8によって駆
動するスクロール圧縮機101の吸入部に吸入圧力セン
サー1、吐出部に吐出圧力センサー2を設け、吐出圧力
と吸入圧力を検知可能にし、この吐出圧力と吸入圧力と
スクロール圧縮機101の回転数の関数で室外送風機1
05の風量を風量制御装置3にて制御する構成とする。
【0060】上記構成より、スクロール圧縮機101の
回転数Nと吐出圧力センサー2と吸入圧力センサー1に
よって検知される値が以下の式を満たすように室外送風
機105の風量を風量制御装置3により制御する。
【0061】F2−F1=J(N) このように本発明の第6実施例の空気調和機の室外送風
機の制御方法によれば、スクロール圧縮機101の回転
数Nと吐出圧力センサー2と吸入圧力センサー1によっ
て検知される値を入力として室外送風機105の風量を
風量制御装置3が制御することによって、吸入圧力と吐
出圧力の関係を常にスクロール圧縮機101の回転数に
応じた、スクロール圧縮機101にとって最も良好な運
転状態に維持することができ、本発明の第1実施例より
も効率と信頼性をさらに向上することができる。
【0062】(実施例7)以下、本発明の第7実施例に
ついて図8を参照しながら説明する。なお、第1実施例
と同一部分には同一符号を付けて詳細な説明は省略す
る。
【0063】図に示すように、インバータ8によって駆
動するスクロール圧縮機101と室外側に室外気温度を
検知する外気温度センサー9を設け、この室外気温度と
スクロール圧縮機101の回転数の関数で室外送風機1
05の風量を風量制御装置3にて制御する構成とする。
【0064】上記構成より、室外温度とスクロール圧縮
機101の回転数と風量制御装置3の出力値と吐出圧力
と吸入圧力の関係を少なくとも、 F2−F1≧J(N) を満たすように実験的に求めておくことにより、室外温
度とスクロール圧縮機101の回転数から風量制御装置
3の出力値を決定する。
【0065】このように本発明の第7実施例の空気調和
機の室外送風機の制御方法によれば、スクロール圧縮機
101の回転数Nと外気温度センサー9によって検知さ
れる値を入力として室外送風機105の風量を風量制御
装置3により制御することによって、吸入圧力と吐出圧
力の関係を常にスクロール圧縮機101の回転数に応じ
た、スクロール圧縮機101にとって良好な運転状態に
維持することができ、本発明の第6実施例よりもさらに
安価に効率と信頼性を向上することができる。
【0066】(実施例8)以下、本発明の第8実施例に
ついて図9を参照しながら説明する。なお、第1実施例
と同一部分には同一符号を付けて詳細な説明は省略す
る。
【0067】図に示すように、インバータ8によって駆
動するスクロール圧縮機101と室外側に室外気温度を
検知する外気温度センサー9を設け、この室外気温度と
スクロール圧縮機101の回転数の関数で縦方向に配列
された上方室外送風機10と下方室外送風機11を風量
制御装置3にて制御する構成とする。
【0068】上記構成より、冷房運転時に室外温度が低
いとき、凝縮器である室外熱交換器104は下方で凝縮
液の溜まりやすい状態となっているので、風量制御装置
3にて風量を少なくするときは、まず下方室外送風機1
1を停止させ、下方の熱交換器の凝縮能力を小さくする
ことによって、熱交換器内での液溜まりが防止できる。
【0069】このように本発明の第8実施例の空気調和
機の室外送風機の制御方法によれば、冷房運転時の室外
温度が低いときに、縦方向に配列された下方室外送風機
11を停止させることで、室外熱交換器104内での液
溜まりが防止でき、信頼性を向上することができる。
【0070】(実施例9)以下、本発明の第9実施例に
ついて図9を参照しながら説明する。なお、第1実施例
と同一部分には同一符号を付けて詳細な説明は省略す
る。
【0071】図に示すように、インバータ8によって駆
動するスクロール圧縮機101と室外側に室外気温度を
検知する外気温度センサー9を設け、この室外気温度と
スクロール圧縮機101の回転数の関数で縦方向に配列
された上方室外送風機10と下方室外送風機11を風量
制御装置3にて制御する構成とする。
【0072】上記構成より、本発明の第8実施例で述べ
たように、冷房運転時に室外温度が低いとき、凝縮器で
ある室外熱交換器104は下方で凝縮液の溜まりやすい
状態となっているので、風量制御装置3にて風量を少な
くするときは、まず下方室外送風機11を停止させ、下
方の熱交換器の凝縮能力を小さくすることによって、熱
交換器内での液溜まりが防止できる。
【0073】さらに、風量を少なくする方法として上方
室外送風機10の運転時間と停止時間の間隔を変動させ
ることで吐出圧力を変動させ、熱交換器内での液溜まり
を防止させつつ総合風量を制御できる。
【0074】このように本発明の第9実施例の空気調和
機の室外送風機の制御方法によれば、冷房運転時の室外
温度が低いときに、縦方向に配列された下方室外送風機
11を停止させ、上方室外送風機10の運転時間と停止
時間の間隔を変動させることで、室外熱交換器104内
での液溜まりが防止でき、細かい風量制御ができ、本発
明の第8実施例よりもさらに効率と信頼性を向上するこ
とができる。
【0075】なお、本発明の各実施例ではスクロール圧
縮機101を図11のように固定渦巻はね部材123a
を中間圧穴123fによる中間圧と吐出圧と吸入圧で旋
回渦巻はね部材123bに押し付ける構造としたが、中
間圧穴123fとシール材123eをなくし、吐出圧と
吸入圧で押し付ける構造としても同様の方法によって同
じ効果が得られるのは言うまでもない。
【0076】また、本発明の各実施例ではスクロール圧
縮機101を図11のように固定渦巻はね部材123a
を旋回渦巻はね部材123bに押し付ける構造とした
が、逆に旋回渦巻はね部材123bを固定渦巻はね部材
123aに押し付ける構造においても同様の方法によっ
て同じ効果が得られることも、言うに及ばない。
【0077】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば吸入圧力と吐出圧力、または吸入部の飽和温
度と吐出圧力、または吸入圧力と凝縮温度、または吸入
部の飽和温度と凝縮温度、または蒸発温度と凝縮温度の
検知値を室外送風機の風量制御装置の入力とすることに
よって、固定渦巻はね部材を固定渦巻はね部材に押し付
ける力と固定渦巻はね部材と旋回渦巻はね部材を上下に
引き離す力の関係を最適な状態に制御することができ、
効率と信頼性の向上した空気調和機の室外送風機の制御
方法を提供できる。
【0078】さらに、本発明によれば、吸入圧力と吐出
圧力、または吸入部の飽和温度と吐出圧力、または吸入
圧力と凝縮温度、または吸入部の飽和温度と凝縮温度、
または蒸発温度と凝縮温度、または室外気温度の検知値
と圧縮機回転数を室外送風機の風量制御装置の入力とす
ることによって、固定渦巻はね部材を固定渦巻はね部材
に押し付ける力と固定渦巻はね部材と旋回渦巻はね部材
を上下に引き離す力の関係を圧縮機回転数に応じた最適
な状態に制御することができ、効率と信頼性の向上した
空気調和機の室外送風機の制御方法を提供できる。
【0079】また、本発明によれば冷房運転時の外気温
度が低いとき、縦方向に配列された上方室外送風機と下
方室外送風機のうち下方室外送風機を停止させること
と、さらに、上方室外送風機の運転時間と停止時間の間
隔を制御することで、室外熱交換器に液冷媒と圧縮機潤
滑オイルが溜まるのを防止でき、信頼性の向上した空気
調和機の室外送風機の制御方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の空気調和機の室外送風機
の制御方法の冷凍サイクルを示す構成図
【図2】同第1実施例の空気調和機の室外送風機の制御
方法のスクロール圧縮機の圧縮機構部分を示す断面図
【図3】同第2実施例の空気調和機の室外送風機の制御
方法の冷凍サイクルを示す構成図
【図4】同第3実施例の空気調和機の室外送風機の制御
方法の冷凍サイクルを示す構成図
【図5】同第4実施例の空気調和機の室外送風機の制御
方法の冷凍サイクルを示す構成図
【図6】同第5実施例の空気調和機の室外送風機の制御
方法の冷凍サイクルを示す構成図
【図7】同第6実施例の空気調和機の室外送風機の制御
方法の冷凍サイクルを示す構成図
【図8】同第7実施例の空気調和機の室外送風機の制御
方法の冷凍サイクルを示す構成図
【図9】同第8および第9実施例の空気調和機の室外送
風機の制御方法の冷凍サイクルを示す構成図
【図10】従来の空気調和機の室外送風機の制御方法の
冷凍サイクルを示す構成図
【図11】従来および第1実施例の空気調和機の室外送
風機の制御方法のスクロール圧縮機の構成を示す断面図
【符号の説明】
1 吸入圧力センサー 2 吐出圧力センサー 3 風量制御装置 4 キャピラリチューブ 5 吸入部飽和温度センサー 6 室内熱交換器温度センサー 7 室外熱交換器温度センサー 8 インバータ 9 外気温度センサー 10 上方室外送風機 11 下方室外送風機 101 スクロール圧縮機 102 室内熱交換器 103 室内送風機 104 室外熱交換器 105 室外送風機 106 膨張機構部 107 四方弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 稔 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 (72)発明者 藤澤 秀行 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクロール圧縮機と室内熱交換器と室内
    送風機と室外熱交換器と室外送風機と四方弁と膨張機構
    部から形成される冷凍サイクルの空気調和機において、
    前記スクロール圧縮機の吐出部と吸入部それぞれに圧力
    検知手段を設け、吐出圧力と吸入圧力の関数で前記室外
    送風機の風量を風量制御装置にて制御する構成とした空
    気調和機の室外送風機の制御方法。
  2. 【請求項2】 スクロール圧縮機と室内熱交換器と室内
    送風機と室外熱交換器と室外送風機と四方弁と膨張機構
    部から形成される冷凍サイクルの空気調和機において、
    前記スクロール圧縮機の吐出部に圧力検知手段を設け、
    前記室外熱交換器と膨張機構部の間と前記スクロール圧
    縮機の吸入部をキャピラリチューブでバイパスさせ、前
    記キャピラリチューブの吸入部の近傍に温度検知手段を
    設け、前記スクロール圧縮機の吸入部の飽和温度を検知
    し、吐出圧力とスクロール圧縮機の吸入部の飽和温度の
    関数で前記室外送風機の風量を風量制御装置にて制御す
    る構成とした空気調和機の室外送風機の制御方法。
  3. 【請求項3】 スクロール圧縮機と室内熱交換器と室内
    送風機と室外熱交換器と室外送風機と四方弁と膨張機構
    部から形成される冷凍サイクルの空気調和機において、
    前記スクロール圧縮機の吸入部に圧力検知手段を設け、
    前記室外熱交換器と前記室内熱交換器にそれぞれ温度検
    知手段を設け、冷房運転時は前記室外熱交換器の温度
    を、暖房運転時は前記室内熱交換器の温度をそれぞれ検
    知して凝縮温度を検知し、吸入圧力と凝縮温度の関数で
    前記室外送風機の風量を風量制御装置にて制御する構成
    とした空気調和機の室外送風機の制御方法。
  4. 【請求項4】 スクロール圧縮機と室内熱交換器と室内
    送風機と室外熱交換器と室外送風機と四方弁と膨張機構
    部から形成される冷凍サイクルの空気調和機において、
    前記室内熱交換器と前記室外熱交換器にそれぞれ温度検
    知手段を設け、冷房運転時は前記室外熱交換器の温度
    を、暖房運転時は前記室内熱交換器の温度をそれぞれ検
    知して凝縮温度を検知し、前記室外熱交換器と膨張機構
    部の間と前記スクロール圧縮機の吸入部をキャピラリチ
    ューブでバイパスし、前記キャピラリチューブの吸入部
    の近傍に温度検知手段を設け、前記スクロール圧縮機の
    吸入部の飽和温度を検知し、凝縮温度と前記スクロール
    圧縮機の吸入部の飽和温度の関数で前記室外送風機の風
    量を風量制御装置にて制御する構成とした空気調和機の
    室外送風機の制御方法。
  5. 【請求項5】 スクロール圧縮機と室内熱交換器と室内
    送風機と室外熱交換器と室外送風機と四方弁と膨張機構
    部から形成される冷凍サイクルの空気調和機において、
    前記室内熱交換器と前記室外熱交換器にそれぞれ温度検
    知手段を設け、凝縮温度と蒸発温度をそれぞれ検知し、
    前記凝縮温度と蒸発温度の関数で前記室外送風機の風量
    を風量制御装置にて制御する構成とした空気調和機の室
    外送風機の制御方法。
  6. 【請求項6】 インバータによって駆動するスクロール
    圧縮機と室内熱交換器と室内送風機と室外熱交換器と室
    外送風機と四方弁と膨張機構部から形成される冷凍サイ
    クルの空気調和機において、前記スクロール圧縮機の吐
    出部と吸入部それぞれに圧力検知手段を設け、吐出圧力
    と吸入圧力と前記スクロール圧縮機の回転数の関数で前
    記室外送風機の風量を風量制御装置にて制御する構成と
    した空気調和機の室外送風機の制御方法。
  7. 【請求項7】 インバータによって駆動するスクロール
    圧縮機と室内熱交換器と室内送風機と室外熱交換器と室
    外送風機と四方弁と膨張機構部から形成される冷凍サイ
    クルの空気調和機において、室外側に室外気温度を検知
    する温度検知手段を設け、室外気温度と前記スクロール
    圧縮機の回転数の関数で前記室外送風機の風量を風量制
    御装置にて制御する構成とした空気調和機の室外送風機
    の制御方法。
  8. 【請求項8】 インバータによって駆動するスクロール
    圧縮機と室内熱交換器と室内送風機と室外熱交換器と複
    数の室外送風機と四方弁と膨張機構部から形成される冷
    凍サイクルの空気調和機の低外気温度での冷房運転時の
    室外送風機の風量制御方法において、前記室外送風機の
    下方から順に停止させて風量を制御する空気調和機の室
    外送風機の制御方法。
  9. 【請求項9】 下方の送風機を停止させて、上方の送風
    機の運転時間と停止時間の間隔を制御して総合風量を制
    御する請求項8記載の空気調和機の室外送風機の制御方
    法。
JP7105488A 1995-04-28 1995-04-28 空気調和機の室外送風機の制御方法 Pending JPH08303883A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0924480A3 (en) * 1997-12-22 2002-03-06 Carrier Corporation Vapor line pressure control
JP2007303818A (ja) * 2001-04-20 2007-11-22 York Internatl Corp 冷却システムにおける凝縮器からの熱の除去を制御する方法及び装置
CN102272534A (zh) * 2009-01-15 2011-12-07 三菱电机株式会社 空气调节装置
JP2013508662A (ja) * 2009-10-23 2013-03-07 ハバード プロダクツ リミテッド 冷凍プラントおよびそれを制御する方法
CN110578986A (zh) * 2019-09-27 2019-12-17 海信(山东)空调有限公司 空调的控制方法、装置、空调及计算机可读存储介质

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