JPH10288137A - 内燃機関用始動電動機のピニオン - Google Patents
内燃機関用始動電動機のピニオンInfo
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- JPH10288137A JPH10288137A JP9101949A JP10194997A JPH10288137A JP H10288137 A JPH10288137 A JP H10288137A JP 9101949 A JP9101949 A JP 9101949A JP 10194997 A JP10194997 A JP 10194997A JP H10288137 A JPH10288137 A JP H10288137A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pinion
- internal combustion
- combustion engine
- output shaft
- gear teeth
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/02—Toothed members; Worms
- F16H55/17—Toothed wheels
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02N—STARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02N15/00—Other power-operated starting apparatus; Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from groups F02N5/00 - F02N13/00
- F02N15/02—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof
- F02N15/04—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the gearing including disengaging toothed gears
- F02N15/06—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the gearing including disengaging toothed gears the toothed gears being moved by axial displacement
- F02N15/062—Starter drives
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/02—Toothed members; Worms
- F16H55/08—Profiling
- F16H55/0873—Profiling for improving axial engagement, e.g. a chamfer at the end of the tooth flank
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/13—Machine starters
- Y10T74/131—Automatic
-
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- Y10T74/131—Automatic
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19949—Teeth
- Y10T74/19963—Spur
Abstract
(57)【要約】
【課題】 出力軸およびピニオン歯底の強度を確保しな
がらギア歯数を少なくすることができ、強度を損なうこ
となく小形軽量化を実現した内燃機関用始動電動機を得
る。 【解決手段】 外周面にギア歯7Gを有し且つ内周面に
軸受8が嵌着されたピニオン7Aであって、軸受を介し
て始動電動機の出力軸6に設けられ、出力軸に沿って摺
動してギア歯が内燃機関のリングギヤと噛み合うことに
より、内燃機関を始動させる内燃機関用始動電動機のピ
ニオンにおいて、リングギアと噛み合う側の先端部7a
の内径を、軸受の内径と外径との間の大きさに設定し
た。
がらギア歯数を少なくすることができ、強度を損なうこ
となく小形軽量化を実現した内燃機関用始動電動機を得
る。 【解決手段】 外周面にギア歯7Gを有し且つ内周面に
軸受8が嵌着されたピニオン7Aであって、軸受を介し
て始動電動機の出力軸6に設けられ、出力軸に沿って摺
動してギア歯が内燃機関のリングギヤと噛み合うことに
より、内燃機関を始動させる内燃機関用始動電動機のピ
ニオンにおいて、リングギアと噛み合う側の先端部7a
の内径を、軸受の内径と外径との間の大きさに設定し
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車などの内
燃機関に用いられる始動電動機のピニオンに関し、特に
小形軽量化を実現した内燃機関用始動電動機のピニオン
に関するものである。
燃機関に用いられる始動電動機のピニオンに関し、特に
小形軽量化を実現した内燃機関用始動電動機のピニオン
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4はたとえば特公平7−37785号
公報に参照される従来の内燃機関用始動電動機を示す部
分断面図である。また、図5は図4内のピニオン部分を
拡大して示す断面図、図6は図4内のピニオン部分を軸
方向から見た側面図である。
公報に参照される従来の内燃機関用始動電動機を示す部
分断面図である。また、図5は図4内のピニオン部分を
拡大して示す断面図、図6は図4内のピニオン部分を軸
方向から見た側面図である。
【0003】各図において、内燃機関(図示せず)を始
動するための電動機には、電磁スイッチ装置1が載置さ
れており、電磁スイッチ装置1は、プランジャ2を軸方
向に駆動する。プランジャ2と連動するレバー3は、上
端がプランジャ2に係合され且つ下端がオーバーランニ
ングクラッチ装置4(後述する)の後方部(動作面とは
逆の端面)に係合され、支点3aを中心に回転する。
動するための電動機には、電磁スイッチ装置1が載置さ
れており、電磁スイッチ装置1は、プランジャ2を軸方
向に駆動する。プランジャ2と連動するレバー3は、上
端がプランジャ2に係合され且つ下端がオーバーランニ
ングクラッチ装置4(後述する)の後方部(動作面とは
逆の端面)に係合され、支点3aを中心に回転する。
【0004】始動電動機は、回転駆動される電機子5
と、電機子5の回転軸に一体に延長された出力軸6とを
有する。出力軸6の外周部にはヘリカルスプライン(図
示せず)が形成されており、オーバーランニングクラッ
チ装置4は、出力軸6のヘリカルスプライン上に軸方向
摺動可能に噛み合っている。
と、電機子5の回転軸に一体に延長された出力軸6とを
有する。出力軸6の外周部にはヘリカルスプライン(図
示せず)が形成されており、オーバーランニングクラッ
チ装置4は、出力軸6のヘリカルスプライン上に軸方向
摺動可能に噛み合っている。
【0005】内燃機関のリングギヤ(図示せず)と噛み
合うピニオン7は、一方向(内燃機関の始動方向)のみ
に回転可能な状態で、オーバーランニングクラッチ装置
4と連結されている。
合うピニオン7は、一方向(内燃機関の始動方向)のみ
に回転可能な状態で、オーバーランニングクラッチ装置
4と連結されている。
【0006】ピニオン7の外周面には、リングギヤと噛
み合う複数のギア歯7Gが設けられており、内周面には
軸受8が嵌着されている。また、ピニオン7は、出力軸
6に沿って軸方向に摺動するようになっている。
み合う複数のギア歯7Gが設けられており、内周面には
軸受8が嵌着されている。また、ピニオン7は、出力軸
6に沿って軸方向に摺動するようになっている。
【0007】次に、図4〜図6に示した従来の内燃機関
用始動電動機のピニオンの動作について説明する。ま
ず、運転者の操作により、内燃機関のキースイッチ(図
示せず)を閉路すると、電磁スイッチ装置1内の励磁コ
イル(図示せず)が付勢され、プランジャ2は後方(図
4において左側)に吸引される。
用始動電動機のピニオンの動作について説明する。ま
ず、運転者の操作により、内燃機関のキースイッチ(図
示せず)を閉路すると、電磁スイッチ装置1内の励磁コ
イル(図示せず)が付勢され、プランジャ2は後方(図
4において左側)に吸引される。
【0008】プランジャ2の吸引移動により、レバー3
は、支点3aを中心に回転して、オーバーランニングク
ラッチ装置4を前方(図1において右側)に移動させ
る。これにより、オーバーランニングクラッチ装置4に
連結しているピニオン7は、オーバーランニングクラッ
チ装置4とともに出力軸6に沿って前方に移動し、ギア
歯7Gは内燃機関のリングギヤと噛み合う。
は、支点3aを中心に回転して、オーバーランニングク
ラッチ装置4を前方(図1において右側)に移動させ
る。これにより、オーバーランニングクラッチ装置4に
連結しているピニオン7は、オーバーランニングクラッ
チ装置4とともに出力軸6に沿って前方に移動し、ギア
歯7Gは内燃機関のリングギヤと噛み合う。
【0009】また、プランジャ2の吸引移動により、電
磁スイッチ装置1内の可動接点(図示せず)も移動し、
可動接点は、後方に位置する固定接点(図示せず)に当
接する。
磁スイッチ装置1内の可動接点(図示せず)も移動し、
可動接点は、後方に位置する固定接点(図示せず)に当
接する。
【0010】これにより、電機子5が通電されて回転
し、この回転力は、出力軸6、ヘリカルスプラインおよ
びオーバーランニングクラッチ装置4を介して、ピニオ
ン7に伝達され、ピニオン7のギア歯7Gは、リングギ
ヤを介して内燃機関を始動させる。
し、この回転力は、出力軸6、ヘリカルスプラインおよ
びオーバーランニングクラッチ装置4を介して、ピニオ
ン7に伝達され、ピニオン7のギア歯7Gは、リングギ
ヤを介して内燃機関を始動させる。
【0011】このように、リングギアと噛み合うピニオ
ン7を介して、内燃機関を始動させているが、近年、車
両エンジン周辺の補機類が増加しているうえ、燃費低減
などが要求されていることから、始動電動機の小形化が
望まれている。
ン7を介して、内燃機関を始動させているが、近年、車
両エンジン周辺の補機類が増加しているうえ、燃費低減
などが要求されていることから、始動電動機の小形化が
望まれている。
【0012】そこで、小形化を実現するための方法とし
て、ピニオン7とリングギヤとのギヤ比を大きくするこ
とが考えられ、これにより、ギヤ比増大分に見合うだけ
始動電動機の重量を低減させることができる。ギヤ比の
増大を実現する具体的な方法としては、リングギヤの歯
数を増やす第1の方法と、ピニオン7のギア歯7Gの数
を減らす第2の方法とがある。
て、ピニオン7とリングギヤとのギヤ比を大きくするこ
とが考えられ、これにより、ギヤ比増大分に見合うだけ
始動電動機の重量を低減させることができる。ギヤ比の
増大を実現する具体的な方法としては、リングギヤの歯
数を増やす第1の方法と、ピニオン7のギア歯7Gの数
を減らす第2の方法とがある。
【0013】しかしながら、第1の方法は、リングギヤ
の歯数増大につれてエンジンおよびトランスミッション
の径が大きくなることから、車両のエンジンルーム内の
各レイアウトを考えた場合、エンジンルームを大きくす
る必要が生じるので、結果的に車両の重量アップにつな
がってしまう。
の歯数増大につれてエンジンおよびトランスミッション
の径が大きくなることから、車両のエンジンルーム内の
各レイアウトを考えた場合、エンジンルームを大きくす
る必要が生じるので、結果的に車両の重量アップにつな
がってしまう。
【0014】また、第2の方法は、ピニオン7のギア歯
7Gの減少につれて出力軸6の軸強度およびピニオン7
の歯底強度が低下するので、歯数の減少に限度があり、
重量低減を十分に実現することができない。
7Gの減少につれて出力軸6の軸強度およびピニオン7
の歯底強度が低下するので、歯数の減少に限度があり、
重量低減を十分に実現することができない。
【0015】一般的に、始動電動機で用いられるピニオ
ン7の歯数は、強度を確保した場合において、モジュー
ルが2.54(ダイヤメトラルピッチが10)の場合に
は8枚が最少であり、モジュールが2.117(ダイヤ
メトラルピッチが12)の場合には9枚が最少となる。
ン7の歯数は、強度を確保した場合において、モジュー
ルが2.54(ダイヤメトラルピッチが10)の場合に
は8枚が最少であり、モジュールが2.117(ダイヤ
メトラルピッチが12)の場合には9枚が最少となる。
【0016】なお、適用されるモジュール値は、リング
ギアの仕様に応じて決定されるが、図6においては、モ
ジュール2.117(ダイヤメトラルピッチ12)で歯
数が9枚のピニオン7を示している。
ギアの仕様に応じて決定されるが、図6においては、モ
ジュール2.117(ダイヤメトラルピッチ12)で歯
数が9枚のピニオン7を示している。
【0017】したがって、上記最少限度の歯数よりもピ
ニオン7の歯数を少なく設定すると、少なくとも出力軸
6を細くするか、またはピニオン7の歯底の肉厚を薄く
する必要があり、ピニオン7にかかる荷重および衝撃に
より、ピニオン7または出力軸6が破損するおそれがあ
る。
ニオン7の歯数を少なく設定すると、少なくとも出力軸
6を細くするか、またはピニオン7の歯底の肉厚を薄く
する必要があり、ピニオン7にかかる荷重および衝撃に
より、ピニオン7または出力軸6が破損するおそれがあ
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来の内燃機関用始動
電動機のピニオンは以上のように、ピニオン7の内径が
軸方向に一定に形成されているので、強度を損なうこと
なく重量を低減させることができないという問題点があ
った。
電動機のピニオンは以上のように、ピニオン7の内径が
軸方向に一定に形成されているので、強度を損なうこと
なく重量を低減させることができないという問題点があ
った。
【0019】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、出力軸およびピニオン歯底の強
度を確保しながらギア歯数を少なくすることにより、強
度を損なうことなく小形軽量化を実現した内燃機関用始
動電動機のピニオンを得ることを目的とする。
ためになされたもので、出力軸およびピニオン歯底の強
度を確保しながらギア歯数を少なくすることにより、強
度を損なうことなく小形軽量化を実現した内燃機関用始
動電動機のピニオンを得ることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明に係る内燃機関
用始動電動機のピニオンは、外周面にギア歯を有し且つ
内周面に軸受が嵌着されたピニオンであって、軸受を介
して始動電動機の出力軸に設けられ、出力軸に沿って摺
動してギア歯が内燃機関のリングギヤと噛み合うことに
より、内燃機関を始動させる内燃機関用始動電動機のピ
ニオンにおいて、リングギアと噛み合う側の先端部の内
径を、軸受の内径と外径との間の大きさに設定したもの
である。
用始動電動機のピニオンは、外周面にギア歯を有し且つ
内周面に軸受が嵌着されたピニオンであって、軸受を介
して始動電動機の出力軸に設けられ、出力軸に沿って摺
動してギア歯が内燃機関のリングギヤと噛み合うことに
より、内燃機関を始動させる内燃機関用始動電動機のピ
ニオンにおいて、リングギアと噛み合う側の先端部の内
径を、軸受の内径と外径との間の大きさに設定したもの
である。
【0021】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図につ
いて説明する。図1はこの発明の実施の形態1を示す部
分断面図であり、図2は図1内のピニオン部分を拡大し
て示す断面図、図3は図4内のピニオン部分を軸方向か
ら見た側面図である。
いて説明する。図1はこの発明の実施の形態1を示す部
分断面図であり、図2は図1内のピニオン部分を拡大し
て示す断面図、図3は図4内のピニオン部分を軸方向か
ら見た側面図である。
【0022】各図において、前述と同様の構成について
は、同一符号を付して詳述を省略する。また、始動電動
機の基本的動作については、前述と同様なので、ここで
は詳述しない。
は、同一符号を付して詳述を省略する。また、始動電動
機の基本的動作については、前述と同様なので、ここで
は詳述しない。
【0023】この場合、ピニオン7Aの先端部7aの内
周面は、わずかな空隙D(図2参照)を介して出力軸6
の外周面に対向するように絞り形状を有しており、ピニ
オン7Aの先端部7aの内径は、中央部7bおよび後端
部7cの内径よりも小さく設定されている。
周面は、わずかな空隙D(図2参照)を介して出力軸6
の外周面に対向するように絞り形状を有しており、ピニ
オン7Aの先端部7aの内径は、中央部7bおよび後端
部7cの内径よりも小さく設定されている。
【0024】すなわち、先端部7aの内径は、軸受8の
内径と外径との間の大きさに形成されており、これによ
り、ピニオン7Aの歯底強度が確保されている。
内径と外径との間の大きさに形成されており、これによ
り、ピニオン7Aの歯底強度が確保されている。
【0025】また、ピニオン7Aの中央部7bの内径
は、軸受8の外径と等しい大きさに設定されており、ピ
ニオン7Aの後端部7cはツバ形状からなり、強度を確
保した形状となっている。
は、軸受8の外径と等しい大きさに設定されており、ピ
ニオン7Aの後端部7cはツバ形状からなり、強度を確
保した形状となっている。
【0026】図1および図2のようにピニオン7Aの先
端部7aを絞り形状にすることにより、前述(図6)と
同様のモジュール2.117(ダイヤメトラルピッチ1
2)を適用した場合であっても、図3のように、ギア歯
7Gの数を8枚に低減することができる。この結果、図
1のように、ピニオン7Aの外径および歯底径は、必然
的に小さくなる。
端部7aを絞り形状にすることにより、前述(図6)と
同様のモジュール2.117(ダイヤメトラルピッチ1
2)を適用した場合であっても、図3のように、ギア歯
7Gの数を8枚に低減することができる。この結果、図
1のように、ピニオン7Aの外径および歯底径は、必然
的に小さくなる。
【0027】また、ピニオン7Aのギア歯7Gの歯底肉
厚を確保するために、出力軸6の外径を小さく形成して
いるが、出力軸6の強度の大幅低下を避けるためには、
出力軸6の外径をあまり小さくすることはできない。そ
こで、図1のように、ピニオン7Aの中央部7bにおけ
る歯底肉厚は、従来例(図4参照)よりも、薄く形成さ
れている。
厚を確保するために、出力軸6の外径を小さく形成して
いるが、出力軸6の強度の大幅低下を避けるためには、
出力軸6の外径をあまり小さくすることはできない。そ
こで、図1のように、ピニオン7Aの中央部7bにおけ
る歯底肉厚は、従来例(図4参照)よりも、薄く形成さ
れている。
【0028】図1に示したピニオン7Aがレバー3によ
り前方に押し出されて、ギア歯7Gが内燃機関のリング
ギヤと噛み合うと、ピニオン7Aに作用する荷重および
衝撃力は、ピニオン先端部7aにおいて最も大きくな
る。
り前方に押し出されて、ギア歯7Gが内燃機関のリング
ギヤと噛み合うと、ピニオン7Aに作用する荷重および
衝撃力は、ピニオン先端部7aにおいて最も大きくな
る。
【0029】通常、ピニオン7Aは冷間鍛造により形成
され、また、後端部7cがツバ形状を有していることか
ら、ピニオン7Aの強度は、先端部7aにおいて最も弱
いことが分かる。
され、また、後端部7cがツバ形状を有していることか
ら、ピニオン7Aの強度は、先端部7aにおいて最も弱
いことが分かる。
【0030】したがって、上記のように絞り形状を形成
して、最も強度の弱い先端部7aの肉厚を確保すること
により、強度的に支障なく、歯数の少ないピニオン7A
を実現することができる。
して、最も強度の弱い先端部7aの肉厚を確保すること
により、強度的に支障なく、歯数の少ないピニオン7A
を実現することができる。
【0031】なお、上記実施の形態1では、モジュール
が2.117(ダイヤメトラルピッチが12)の場合を
例にとって、ギア歯7Gを8枚に低減させた場合を説明
したが、モジュールが2.54(ダイヤメトラルピッチ
が10)の場合には、7枚に低減可能なことは言うまで
もない。
が2.117(ダイヤメトラルピッチが12)の場合を
例にとって、ギア歯7Gを8枚に低減させた場合を説明
したが、モジュールが2.54(ダイヤメトラルピッチ
が10)の場合には、7枚に低減可能なことは言うまで
もない。
【0032】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、外周面
にギア歯を有し且つ内周面に軸受が嵌着されたピニオン
であって、軸受を介して始動電動機の出力軸に設けら
れ、出力軸に沿って摺動してギア歯が内燃機関のリング
ギヤと噛み合うことにより、内燃機関を始動させる内燃
機関用始動電動機のピニオンにおいて、リングギアと噛
み合う側の先端部の内径を、軸受の内径と外径との間の
大きさに設定したので、出力軸およびピニオン歯底の強
度を確保しながらギア歯数を少なくすることができ、強
度を損なうことなく小形軽量化を実現した内燃機関用始
動電動機が得られる効果がある。
にギア歯を有し且つ内周面に軸受が嵌着されたピニオン
であって、軸受を介して始動電動機の出力軸に設けら
れ、出力軸に沿って摺動してギア歯が内燃機関のリング
ギヤと噛み合うことにより、内燃機関を始動させる内燃
機関用始動電動機のピニオンにおいて、リングギアと噛
み合う側の先端部の内径を、軸受の内径と外径との間の
大きさに設定したので、出力軸およびピニオン歯底の強
度を確保しながらギア歯数を少なくすることができ、強
度を損なうことなく小形軽量化を実現した内燃機関用始
動電動機が得られる効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1が適用された始動電
動機を示す部分断面図である。
動機を示す部分断面図である。
【図2】 図1内のピニオン部分を拡大して示す断面図
である。
である。
【図3】 図1内のピニオン部分を軸方向から見た側面
図である。
図である。
【図4】 従来の始動電動機のピニオンを示す部分断面
図である。
図である。
【図5】 図4内のピニオン部分を拡大して示す断面図
である。
である。
【図6】 図4内のピニオン部分を軸方向から見た側面
図である。
図である。
6 出力軸、7A ピニオン、7a 先端部、7b 中
央部、7G ギア歯、8 軸受。
央部、7G ギア歯、8 軸受。
Claims (1)
- 【請求項1】 外周面にギア歯を有し且つ内周面に軸受
が嵌着されたピニオンであって、前記軸受を介して始動
電動機の出力軸に設けられ、前記出力軸に沿って摺動し
て前記ギア歯が内燃機関のリングギヤと噛み合うことに
より、前記内燃機関を始動させる内燃機関用始動電動機
のピニオンにおいて、 前記リングギアと噛み合う側の先端部の内径を、前記軸
受の内径と外径との間の大きさに設定したことを特徴と
する内燃機関用始動電動機のピニオン。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9101949A JPH10288137A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 内燃機関用始動電動機のピニオン |
US08/911,732 US5953956A (en) | 1997-04-18 | 1997-08-15 | Pinion of starter motor for internal combustion engine |
FR9710962A FR2762372B1 (fr) | 1997-04-18 | 1997-09-03 | Pignon de demarreur pour moteur a combustion interne |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9101949A JPH10288137A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 内燃機関用始動電動機のピニオン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10288137A true JPH10288137A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14314156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9101949A Pending JPH10288137A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 内燃機関用始動電動機のピニオン |
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