JPH10287856A - 接着剤組成物 - Google Patents

接着剤組成物

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JPH10287856A
JPH10287856A JP9927197A JP9927197A JPH10287856A JP H10287856 A JPH10287856 A JP H10287856A JP 9927197 A JP9927197 A JP 9927197A JP 9927197 A JP9927197 A JP 9927197A JP H10287856 A JPH10287856 A JP H10287856A
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JP
Japan
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adhesive composition
vinyl acetate
resin
parts
weight
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JP9927197A
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English (en)
Inventor
Mikihiko Horioka
幹彦 堀岡
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多量の有機溶剤を使用することなく、優れた
耐寒性や初期接着力等を発揮し、且つ、良好な貯蔵安定
性(経時粘度安定性)を有するEVA系エマルジョン接
着剤組成物を提供することを課題とする。 【解決手段】 エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂系エマ
ルジョンの樹脂分100重量部に対し、ポリビニルアル
コールを保護コロイドとして、酢酸ビニルモノマー単独
もしくは酢酸ビニルモノマーと該酢酸ビニルモノマーと
共重合可能なモノマーとを乳化重合して得られる酢酸ビ
ニル樹脂系エマルジョンの樹脂分10〜30重量部、ウ
レタン樹脂系エマルジョンの樹脂分1〜10重量部、及
び、トルエン及び/又はキシレン2〜4重量部が含有さ
れてなることを特徴とする接着剤組成物、並びに、上記
接着剤組成物からなることを特徴とする塩化ビニル樹脂
オーバーレイ化粧合板用接着剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として塩化ビニ
ル樹脂オーバーレイ化粧合板用として好適に用いられる
接着剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】塩化ビニル樹脂オーバーレイ化粧合板
(以下、単に「塩ビ合板」と記す)は、塩化ビニル樹脂
シートの有する重厚性や加工性に優れる等の特性を利用
して、家具、建材等に広く使用されている。上記塩ビ合
板の塩化ビニル樹脂シートと合板との接着には、従来よ
り、アクリル樹脂系エマルジョン接着剤組成物やエチレ
ン−酢酸ビニル共重合樹脂系エマルジョン(以下、単に
「EVA系エマルジョン」と記す)接着剤組成物等が一
般的に用いられている。
【0003】しかし、従来のアクリル樹脂系エマルジョ
ン接着剤組成物は、一般的に剥離強度が十分でないとい
う問題点がある。
【0004】又、特公昭62−12276号公報では、
「ベンゼン不溶分が10〜80重量%を含有し、さらに
エチレンを10〜25重量%含有するEVA系エマルジ
ョンと、0〜30℃のガラス転移温度を有し、さらにベ
ンゼン不溶分が80重量%以下であり、しかも塩化ビニ
ルを20〜70重量%含有する塩化ビニル−酢酸ビニル
−エチレン共重合体又はその変性物のエマルジョンと
が、固形分比率において50〜95:50〜5(重量
比)の範囲で配合されてなる塩ビ合板用接着剤組成物」
が提案されているが、上記提案にあるような従来のEV
A系エマルジョン接着剤組成物は、一般的に剥離強度は
優れているものの、耐寒性が十分でないという問題点が
ある。
【0005】上記耐寒性を向上させる一つの方法とし
て、トルエンやキシレンのような有機溶剤を添加する方
法が採られることもあるが、EVA系エマルジョン接着
剤組成物に十分な耐寒性を付与するためには、EVA系
エマルジョン接着剤組成物の樹脂分100重量部に対し
有機溶剤を5〜10重量部程度と比較的多量に添加する
必要があり、作業環境に悪影響を及ぼすという問題点が
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解決するため、多量の有機溶剤を使用すること
なく、優れた耐寒性や初期接着力等を発揮し、且つ、良
好な貯蔵安定性(経時粘度安定性)を有するEVA系エ
マルジョン接着剤組成物を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明(以
下、「第1発明」と記す)による接着剤組成物は、エチ
レン−酢酸ビニル共重合樹脂系エマルジョンの樹脂分1
00重量部に対し、ポリビニルアルコールを保護コロイ
ドとして、酢酸ビニルモノマー単独もしくは酢酸ビニル
モノマーと該酢酸ビニルモノマーと共重合可能なモノマ
ーとを乳化重合して得られる酢酸ビニル樹脂系エマルジ
ョンの樹脂分10〜30重量部、ウレタン樹脂系エマル
ジョンの樹脂分1〜10重量部、及び、トルエン及び/
又はキシレン2〜4重量部が含有されてなることを特徴
とする。
【0008】又、請求項2記載の発明(以下、「第2発
明」と記す)による接着剤組成物は、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合樹脂系エマルジョンの樹脂分100重量部に
対し、ポリビニルアルコールを保護コロイドとして、酢
酸ビニルモノマー単独もしくは酢酸ビニルモノマーと該
酢酸ビニルモノマーと共重合可能なモノマーとを乳化重
合して得られる酢酸ビニル樹脂系エマルジョンの樹脂分
10〜30重量部、ウレタン樹脂系エマルジョンの樹脂
分1〜10重量部、下記一般式(1)で表されるアルミ
ノ珪酸金属塩0.5〜10重量部、及び、トルエン及び
/又はキシレン2〜4重量部が含有されてなることを特
徴とする。 MnO・Al2 3 ・2SiO2 ・5H2 O (1) (式中、MはNa、Mg又はCaの金属を示し、nは金
属の価数を示す)
【0009】さらに、請求項3記載の発明(以下、「第
3発明」と記す)による塩化ビニル樹脂オーバーレイ化
粧合板用接着剤組成物は、上記第1発明又は第2発明に
よる接着剤組成物からなることを特徴とする。
【0010】第1発明又は第2発明による接着剤組成物
の主成分として用いられるエチレン−酢酸ビニル共重合
樹脂系エマルジョンは、特に限定されるものではない
が、例えば、鹸化度75〜97モル%程度、平均重合度
300〜2700程度のポリビニルアルコール等を保護
コロイドとし、界面活性剤やヒドロキシエチルセルロー
スのようなセルロース系誘導体等を乳化分散剤として併
用し、エチレンと酢酸ビニルモノマーを通常の乳化重合
により共重合して得られる。
【0011】上記エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂系エ
マルジョンは、カルボキシル基、エポキシ基、スルフォ
ン酸基、水酸基、メチロール基、アルコキシル基等を有
する官能基含有ビニルモノマーをさらに共重合したもの
であっても良い。
【0012】上記エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂のエ
チレン含有量は、特に限定されるものではないが、10
〜30重量%であることが好ましく、15〜25重量%
であることがより好ましい。エチレン−酢酸ビニル共重
合樹脂のエチレン含有量が10重量%未満であると、得
られる接着剤組成物の耐寒性や耐水性等が低下すること
があり、逆に30重量%を超えると、得られる接着剤組
成物の耐熱性が低下することがある。
【0013】又、上記エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂
のガラス転移温度は、特に限定されるものではないが、
−5℃〜+10℃であることが好ましく、0〜5℃であ
ることがより好ましい。
【0014】上記エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂のガ
ラス転移温度が−5℃未満であると、得られる接着剤組
成物の耐熱性が低下することがあり、逆に10℃を超え
ると、得られる接着剤組成物の耐寒性が低下することが
ある。
【0015】さらに、上記エチレン−酢酸ビニル共重合
樹脂系エマルジョンの樹脂分は、特に限定されるもので
はないが、60重量%以上であることが好ましく、65
重量%以上であることがより好ましい。エチレン−酢酸
ビニル共重合樹脂系エマルジョンの樹脂分が60重量%
未満であると、得られる接着剤組成物の初期接着力の発
現が遅くなることがある。
【0016】第1発明又は第2発明による接着剤組成物
に含有される酢酸ビニル樹脂系エマルジョンは、ポリビ
ニルアルコールを保護コロイドとして、酢酸ビニルモノ
マー単独もしくは酢酸ビニルモノマーと該酢酸ビニルモ
ノマーと共重合可能なモノマーとを乳化重合して得られ
る。
【0017】上記酢酸ビニルモノマーと共重合可能なモ
ノマーとしては、特に限定されるものではないが、(メ
タ)アクリル酸、メチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、
2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル
(メタ)アクリレート、テトラデシル(メタ)アクリレ
ート等のアルキル(メタ)アクリレート;(メタ)アク
リル酸のような不飽和カルボン酸;エチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレー
ト、プロピレングリコール(メタ)アクリレート等の多
官能性モノマー等が挙げられ、好適に用いられる。尚、
ここで言う「(メタ)アクリル」とは「アクリル」又は
「メタクリル」を意味する。
【0018】上記酢酸ビニルモノマーと共重合可能なモ
ノマーは、単独で用いられても良いし、2種類以上が併
用されても良い。
【0019】酢酸ビニルモノマーと上記酢酸ビニルモノ
マーと共重合可能なモノマーとの共重合割合は、特に限
定されるものではないが、酢酸ビニルモノマー80〜1
00重量%と共重合可能なモノマー20〜0重量%の割
合であることが好ましい。酢酸ビニルモノマーの割合が
80重量%未満であるか、もしくは、共重合可能なモノ
マーの割合が20重量%を超えると、共重合可能なモノ
マーの種類によっても異なるが、得られる接着剤組成物
の耐寒性や耐熱性等が低下することがある。
【0020】上記酢酸ビニル樹脂系エマルジョンの乳化
重合時には、保護コロイドとしてポリビニルアルコール
(以下、「PVA」と記す)が用いられる。尚、ここで
言うPVAとは、通常のPVAのみならず、カルボキシ
ル基変性PVAのような変性PVAも包含する。
【0021】上記PVAの平均重合度は、特に限定され
るものではないが、1000〜2500であることが好
ましく、1500〜2000であることがより好まし
い。
【0022】上記PVAの平均重合度が1000未満で
あると、酢酸ビニル樹脂系エマルジョンの乾燥皮膜の凝
集力が弱くなって、得られる接着剤組成物の接着力や耐
水性等が低下することがあり、逆に2500を超える
と、酢酸ビニル樹脂系エマルジョンの粘度が高くなり過
ぎて、得られる接着剤組成物の初期接着力や塗布作業性
等が低下することがある。
【0023】又、上記PVAの鹸化度は、特に限定され
るものではないが、80モル%以上であることが好まし
く、90モル%以上であることがより好ましい。
【0024】上記PVAの鹸化度が80モル%未満であ
ると、得られる酢酸ビニル樹脂系エマルジョン並びに接
着剤組成物の耐水性が低下することがある。
【0025】又、第1発明又は第2発明においては、酢
酸ビニル樹脂系エマルジョンの乳化重合時に、上記PV
Aと界面活性剤が併用されても良い。上記界面活性剤の
種類は、特に限定されるものではないが、ノニオン系界
面活性剤が好ましい。
【0026】酢酸ビニル樹脂系エマルジョンの乳化重合
時に用いられる重合触媒としては、特に限定されるもの
ではないが、過酸化水素水のような過酸化物;過硫酸カ
リウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アルミニウム等の過
硫酸塩;酒石酸、蟻酸、修酸等の還元剤等が挙げられ、
好適に用いられる。上記重合触媒は、単独で用いられて
も良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0027】上記重合触媒の使用量は、特に限定される
ものではないが、酢酸ビニルモノマー100重量部もし
くは酢酸ビニルモノマーと該酢酸ビニルモノマーと共重
合可能なモノマーとの合計量100重量部に対し、0.
01〜2重量部であることが好ましい。
【0028】上記で得られる酢酸ビニル樹脂系エマルジ
ョンの樹脂分は、特に限定されるものではないが、40
〜60重量%であることが好ましい。
【0029】第1発明又は第2発明による接着剤組成物
に含有されるウレタン樹脂系エマルジョンは、特に限定
されるものではないが、例えば、ポリオールとポリイソ
シアネート化合物とを所定の割合で有機溶剤に溶解し、
沸点重合等によりウレタンプレポリマーを作製し、次い
で、ホモミキサーやディスパー等の高速攪拌機で激しく
攪拌しながら、イソシアネート基と反応し得る官能基を
有する化合物と水を添加してウレタン化反応を行いつつ
エマルジョン化し、最後に減圧下で脱溶剤を行って得る
ことが出来る。
【0030】ポリオールとしては、特に限定されるもの
ではないが、ポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール等のポリエーテルポリオール類;アジピン
酸、セバチン酸、イタコン酸、無水マレイン酸、オルト
フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸等のジカルボン
酸とエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6
−ヘキサンジオール、トリプロピレングリコール、ネオ
ペンチルグリコール等のグリコールとを反応させて得ら
れるポリエステルポリオール類;ポリカプロラクトンポ
リオール、ポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポ
リブタジエンポリオール、水添化ポリブタジエンポリオ
ール、ポリカーボネートポリオール、ポリチオエーテル
ポリオール、ポリアクリル酸エステルポリオール等が挙
げられ、好適に用いられる。
【0031】上記ポリオールは、単独で用いられても良
いし、2種類以上が併用されても良い。
【0032】上記ポリオールの分子量は、特に限定され
るものではないが、数平均分子量で1000〜5000
であることが好ましい。ポリオールの数平均分子量が1
000未満であると、得られるウレタン樹脂系エマルジ
ョンの乾燥皮膜が硬くなり過ぎて、接着剤組成物の初期
接着力が低下することがあり、逆に5000を超える
と、得られるウレタン樹脂系エマルジョンの乾燥皮膜が
柔らかくなり過ぎて、接着剤組成物の耐熱性が低下する
ことがある。
【0033】又、ポリイソシアネート化合物としては、
分子中に2個以上のイソシアネート基を有する有機ポリ
イソシアネート化合物が好ましく、特に限定されるもの
ではないが、例えば、1,4−テトラメチレンジイソシ
アネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、
2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネー
ト、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシア
ネート、3−イソシアネートメチル−3,5,5−トリ
メチルシクロヘキシルイソシアネート、ジシクロヘキシ
ルメタン−4,4’−ジイソシアネート、メチルシクロ
ヘキシル−2,4−ジイソシアネート、メチルシクロヘ
キシル−2,6−ジイソシアネート、キシリレンジイソ
シアネート、1,3−ビス(イソシアネート)メチルシ
クロヘキサン、テトラメチルキシリレンジイソシアネー
ト、トランスシクロヘキサン−1,4−ジイソシアネー
ト等の脂肪族ジイソシアネート類;2,4−トルイレン
ジイソシアネート、2,6−トルイレンジイソシアネー
ト、ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、
1,5−ナフテンジイソシアネート、トリジンジイソシ
アネート、ジフェニルメチルメタンジイソシアネート、
テトラアルキルジフェニルメタンジイソシアネート、
4,4’−ジベンジルジイソシアネート、1,3−フェ
ニレンジイソシアネート等の芳香族ジイソシアネート
類;リジンジイソシアネート、リジンエステルトリイソ
シアネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、
1,6,11−ウンデカントリイソシアネート、1,8
−ジイソシアネート−4,4−イソシアネートメチルオ
クタン、1,3,6−ヘキサメチレントリイソシアネー
ト、ビシクロヘプタントリイソシアネート等のトリイソ
シアネート類等が挙げられ、好適に用いられる。
【0034】上記ポリイソシアネート化合物は、単独で
用いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0035】さらに、イソシアネート基と反応し得る官
能基を有する化合物とは、いわゆる鎖長延長剤のことで
あり、分子中に2個以上の1級アミノ基もしくは2級ア
ミノ基を含有するポリアミン類や分子中に2個以上の水
酸基を含有するポリオール類等が挙げられ、好適に用い
られる。
【0036】上記イソシアネート基と反応し得る官能基
を有する化合物は、単独で用いられても良いし、2種類
以上が併用されても良い。
【0037】上記ポリアミン類の具体例としては、特に
限定されるものではないが、エチレンジアミン、プロピ
レングリコール、1,4−ジアミノブタン、1,6−ヘ
キサメチレンジアミン、イソホロンジアミン、3−アミ
ノメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシルアミ
ン等のジアミン類;ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン等のアルカノールアミン類;ピペリジン、モル
ホリン、ピペラジン等の複素環式アミン類等が挙げら
れ、好適に用いられる。
【0038】上記ポリアミン類は、単独で用いられても
良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0039】又、上記分子中に2個以上の水酸基を含有
するポリオール類の具体例としては、特に限定されるも
のではないが、エチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ール、トリメチロールプロパン、グリセリン等の多価ア
ルコール類が挙げられ、好適に用いられる。
【0040】上記分子中に2個以上の水酸基を含有する
ポリオール類は、単独で用いられても良いし、2種類以
上が併用されても良い。
【0041】第1発明又は第2発明による接着剤組成物
には、有機溶剤としてトルエン及び/又はキシレンが含
有される。上記トルエン及び/又はキシレンは、それぞ
れ単独で用いられても良いし、両者が併用されても良
い。
【0042】上記トルエン及び/又はキシレンを含有さ
せることにより、得られる接着剤組成物の初期接着力や
耐寒性等が著しく向上する。
【0043】第2発明による接着剤組成物に含有される
アルミノ珪酸金属塩は、下記一般式(1)で表される。 MnO・Al2 3 ・2SiO2 ・5H2 O (1) (式中、MはNa、Mg又はCaの金属を示し、nは金
属の価数を示す)
【0044】上記アルミノ珪酸金属塩は、有機溶剤の臭
気を消臭する機能を有しているので、第2発明による接
着剤組成物は、トルエン及び/又はキシレンの臭気が殆
ど感じられないものとなる。
【0045】第1発明による接着剤組成物は、EVA系
エマルジョンの樹脂分100重量部に対し、酢酸ビニル
樹脂系エマルジョンの樹脂分10〜30重量部、ウレタ
ン樹脂系エマルジョンの樹脂分1〜10重量部、及び、
トルエン及び/又はキシレン2〜4重量部が含有されて
いることが必要である。
【0046】又、第2発明による接着剤組成物は、EV
A系エマルジョンの樹脂分100重量部に対し、酢酸ビ
ニル樹脂系エマルジョンの樹脂分10〜30重量部、ウ
レタン樹脂系エマルジョンの樹脂分1〜10重量部、ア
ルミノ珪酸金属塩0.5〜10重量部、及び、トルエン
及び/又はキシレン2〜4重量部が含有されていること
が必要である。
【0047】第1発明又は第2発明による接着剤組成物
において、EVA系エマルジョンの樹脂分100重量部
に対する酢酸ビニル樹脂系エマルジョンの樹脂分の含有
量が10重量部未満であると、得られる接着剤組成物の
初期接着力が不十分となり、逆に30重量部を超える
と、得られる接着剤組成物の耐寒性が不十分となる。
【0048】又、第1発明又は第2発明による接着剤組
成物において、EVA系エマルジョンの樹脂分100重
量部に対するウレタン樹脂系エマルジョンの樹脂分の含
有量が1重量部未満であると、得られる接着剤組成物の
耐寒性が不十分となり、逆に10重量部を超えると、得
られる接着剤組成物の貯蔵安定性(経時粘度安定性)が
低下する。
【0049】さらに、第1発明又は第2発明による接着
剤組成物において、EVA系エマルジョンの樹脂分10
0重量部に対するトルエン及び/又はキシレンの含有量
が2重量部未満であると、得られる接着剤組成物の初期
接着力や耐寒性等が十分に向上せず、逆に4重量部を超
えると、有機溶剤臭が強くなり、作業環境に悪影響を及
ぼす。
【0050】第2発明による接着剤組成物において、E
VA系エマルジョンの樹脂分100重量部に対するアル
ミノ珪酸金属塩の含有量が0.5重量部未満であると有
機溶剤臭の消臭効果を十分に得られず、逆に10重量部
を超えると、得られる接着剤組成物の貯蔵安定性(経時
粘度安定性)が低下する。
【0051】第1発明又は第2発明による接着剤組成物
には、本発明の課題達成を阻害しない範囲で必要に応じ
て、粘着付与樹脂、界面活性剤、可塑剤、充填剤、顔
料、染料、安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、消泡
剤、防腐剤等の各種添加剤の1種もしくは2種以上を含
有させても良い。
【0052】又、第1発明又は第2発明による接着剤組
成物は、塩ビ合板用に限らず、紙包装用、紙管用、木工
用、一般用等として用いられても良い。
【0053】第3発明による塩化ビニル樹脂オーバーレ
イ化粧合板用接着剤組成物は、上述した第1発明又は第
2発明による接着剤組成物からなることを特徴とする。
【0054】
【作用】第1発明による接着剤組成物は、EVA系エマ
ルジョンの樹脂分100重量部に対し、酢酸ビニル樹脂
系エマルジョンの樹脂分の特定量とウレタン樹脂系エマ
ルジョンの樹脂分の特定量、及び、トルエン及び/又は
キシレンの特定量が含有されているので、優れた初期接
着力や耐寒性を発揮すると共に、良好な貯蔵安定性(経
時粘度安定性)を有する。
【0055】又、第2発明による接着剤組成物は、上記
第1発明による接着剤組成物と同様の優れた性能を有す
ると共に、EVA系エマルジョンの樹脂分100重量部
に対し、特定量のアルミノ珪酸金属塩が含有されている
ので有機溶剤臭が殆ど無い。
【0056】さらに、第3発明による塩化ビニル樹脂オ
ーバーレイ化粧合板用接着剤組成物は、上記第1発明又
は第2発明による接着剤組成物からなるので、塩化ビニ
ル樹脂オーバーレイ化粧合板の製造に、作業性良く好適
に用いられる。
【0057】
【発明の実施の形態】本発明をさらに詳しく説明するた
め、以下に実施例をあげるが、本発明はこれら実施例に
限定されるものではない。尚、実施例中の「部」は「樹
脂分の重量部」を意味し、「%」は、特に記載の無い限
り、「重量%」を意味する。
【0058】(実施例1)
【0059】(1)酢酸ビニル樹脂系エマルジョンの重
攪拌機、還流冷却管、温度計及び滴下漏斗を備えた反応
容器に、所定量の水、所定量のポリビニルアルコール
(平均重合度1700、鹸化度96モル%)を仕込み、
攪拌しながら90℃で1時間加熱してポリビニルアルコ
ールの水溶液を得た。次に、この水溶液を70℃に冷却
し、これにモノマーとして酢酸ビニルモノマー、ブチル
アクリレート及びアクリル酸からなる混合モノマーを所
定量の8%、及び、重合触媒として過酸化水素水と酒石
酸を所定量の20%投入して初期重合を行わせた。次い
で、上記混合モノマーの所定量の92%を3時間連続滴
下すると共に、過酸化水素水と酒石酸の所定量の80%
を3.5時間連続滴下して乳化重合を行った後、90℃
で1時間熟成して酢酸ビニル樹脂系エマルジョンを得
た。得られた酢酸ビニル樹脂系エマルジョンの樹脂分は
45%、粘度(30℃)は25000mPa・sであっ
た。
【0060】(2)接着剤組成物の作製 EVA系エマルジョン100部に対し、上記で得られた
酢酸ビニル樹脂系エマルジョン20部、ウレタン樹脂系
エマルジョン(商品名「ユープレンUXA−300
4」、樹脂分40%、三洋化成工業社製)3部及びトル
エン3部を添加し、さらに可塑剤と水を添加して、接着
剤組成物を作製した。得られた接着剤組成物の不揮発分
は57%、粘度(30℃)は20000mPa・sであ
った。
【0061】(3)評価 上記で得られた接着剤組成物の性能〔耐寒性、貯蔵
安定性(経時粘度安定性)〕を下記の方法で評価した。
その結果は表1に示すとおりであった。
【0062】耐寒性 30cm角のラワン合板の片面に塗布量が110g/m
2 (wet)となるように接着剤組成物をゴムロールで
塗布した後、直ちに軟質塩化ビニル樹脂シートを貼り合
わせ、−5℃、−10℃、−15℃の各雰囲気下に24
時間放置した。次いで、上記それぞれの雰囲気下で鋭角
に軟質塩化ビニル樹脂シートを剥離して、剥離状態を目
視で観察し、下記判定基準で耐寒性を評価した。 〔判定基準〕 ○‥‥軟質塩化ビニル樹脂シート破壊 ×‥‥軟質塩化ビニル樹脂シートとラワン合板の界面剥
【0063】貯蔵安定性(経時粘度安定性) 接着剤組成物を60℃の雰囲気下に20日間放置した
後、粘度を測定し、粘度変化の有無や状態変化の有無を
評価した。
【0064】(実施例2)接着剤組成物の作製におい
て、酢酸ビニル樹脂系エマルジョンの添加量を10部と
したこと以外は実施例1と同様にして、接着剤組成物を
得た。
【0065】(実施例3)接着剤組成物の作製におい
て、酢酸ビニル樹脂系エマルジョンの添加量を30部と
したこと以外は実施例1と同様にして、接着剤組成物を
得た。
【0066】(実施例4)接着剤組成物の作製におい
て、ウレタン樹脂系エマルジョンの添加量を10部とし
たこと以外は実施例1と同様にして、接着剤組成物を得
た。
【0067】(実施例5)接着剤組成物の作製におい
て、トルエン3部の代わりに、キシレン3部を添加した
こと以外は実施例1と同様にして、接着剤組成物を得
た。
【0068】(比較例1)接着剤組成物の作製におい
て、酢酸ビニル樹脂系エマルジョンの添加量を5部とし
たこと以外は実施例1と同様にして、接着剤組成物を得
た。
【0069】(比較例2)接着剤組成物の作製におい
て、酢酸ビニル樹脂系エマルジョンの添加量を40部と
したこと以外は実施例1と同様にして、接着剤組成物を
得た。
【0070】(比較例3)接着剤組成物の作製におい
て、ウレタン樹脂系エマルジョンの添加量を0.5部と
したこと以外は実施例1と同様にして、接着剤組成物を
得た。
【0071】(比較例4)接着剤組成物の作製におい
て、ウレタン樹脂系エマルジョンの添加量を15部とし
たこと以外は実施例1と同様にして、接着剤組成物を得
た。
【0072】(比較例5)接着剤組成物の作製におい
て、トルエン3部の代わりに、メタノール3部を添加し
たこと以外は実施例1と同様にして、接着剤組成物を得
た。
【0073】実施例2〜5、及び、比較例1〜5で得ら
れた9種類の接着剤組成物の性能を実施例1と同様にし
て評価した。その結果は表1に示すとおりであった。
【0074】
【表1】
【0075】表1に示されるように、第1発明による実
施例1〜5の接着剤組成物は、−15℃においても優れ
た耐寒性を発揮し、且つ、良好な貯蔵安定性(経時粘度
安定性)を有する。
【0076】これに対し、酢酸ビニル樹脂系エマルジョ
ンの添加量(樹脂分)が10重量部未満である比較例1
の接着剤組成物、酢酸ビニル樹脂系エマルジョンの添加
量(樹脂分)が30重量部を超える比較例2の接着剤組
成物、ウレタン樹脂系エマルジョンの添加量(樹脂分)
が1重量部未満である比較例3の接着剤組成物、又は、
トルエンもしくはキシレンの代わりにメタノールを添加
した比較例5の接着剤組成物は、いずれも耐寒性が悪
い。又、ウレタン樹脂系エマルジョンの添加量(樹脂
分)が10重量部を超える比較例4の接着剤組成物は、
経時粘度安定性が悪く、貯蔵中にゲル化した。
【0077】(実施例6)実施例1で用いたのと同様の
EVA系エマルジョン100部に対し、実施例1で得ら
れた酢酸ビニル樹脂系エマルジョン20部、ウレタン樹
脂系エマルジョン「ユープレンUXA−3004」3
部、トルエン3部及びアルミノ珪酸金属塩(商品名「ゼ
オスターCA−100P」、日本化学工業社製)0.5
部を添加し、さらに可塑剤と水を添加して、接着剤組成
物を作製した。得られた接着剤組成物の不揮発分は57
%、粘度(30℃)は20000mPa・sであった。
【0078】次いで、上記で得られた接着剤組成物の性
能〔耐寒性、貯蔵安定性(経時粘度安定性)、消
臭性〕を評価した。その結果は表2に示すとおりであっ
た。
【0079】尚、耐寒性、及び、貯蔵安定性(経時
粘度安定性)の評価は実施例1の場合と同様の方法で行
い、消臭性の評価は下記の方法で行った。消臭性 内容積100ccのポリエチレン容器に接着剤組成物を
充填し、密栓して、60℃の雰囲気下に1時間以上放置
した。次いで、開栓して、官能試験で有機溶剤臭の有無
を判断し、下記判定基準で消臭性を評価した。 〔判定基準〕 ○‥‥有機溶剤臭は感じられなかった ×‥‥有機溶剤臭が感じられた
【0080】(実施例7)アルミノ珪酸金属塩「ゼオス
ターCA−100P」の添加量を10部としたこと以外
は実施例6と同様にして、接着剤組成物を得た。
【0081】(比較例6)アルミノ珪酸金属塩「ゼオス
ターCA−100P」の添加量を20部としたこと以外
は実施例6と同様にして、接着剤組成物を得た。
【0082】(比較例7)アルミノ珪酸金属塩「ゼオス
ターCA−100P」0.5部の代わりに、炭酸カルシ
ウム(試薬1級)10部を添加したこと以外は実施例6
と同様にして、接着剤組成物を得た。
【0083】(比較例8)
【0084】アルミノ珪酸金属塩「ゼオスターCA−1
00P」0.5部の代わりに、炭酸マグネシウム(試薬
1級)10部を添加したこと以外は実施例6と同様にし
て、接着剤組成物を得た。
【0085】実施例7、及び、比較例6〜8で得られた
4種類の接着剤組成物の性能を実施例6と同様にして評
価した。その結果は表2に示すとおりであった。
【0086】
【表2】
【0087】表2に示されるように、第2発明による実
施例6又は実施例7の接着剤組成物は、−15℃におい
ても優れた耐寒性を発揮すると共に、良好な貯蔵安定性
(経時粘度安定性)を有し、有機溶剤臭も無い。
【0088】これに対し、アルミノ珪酸金属塩の添加量
が10重量部を超える比較例6の接着剤組成物は、貯蔵
安定性が悪く大幅な粘度上昇が認められた。又、アルミ
ノ珪酸金属塩の代わりに炭酸カルシウムを添加した比較
例7の接着剤組成物又はアルミノ珪酸金属塩の代わりに
炭酸マグネシウムを添加した比較例8の接着剤組成物
は、いずれも耐寒性が悪く、有機溶剤臭も認められた。
【0089】
【発明の効果】以上述べたように、第1発明による接着
剤組成物は、多量の有機溶剤を使用することなく、優れ
た耐寒性や初期接着力等を発揮し、且つ、貯蔵安定性も
良好であるので、塩化ビニル樹脂オーバーレイ化粧合板
用等として好適に用いられる。
【0090】又、第2発明による接着剤組成物は、上記
第1発明による接着剤組成物が有する優れた諸性能に加
えて、有機溶剤臭も認められないので、作業環境に悪影
響を及ぼすこともなく、塩化ビニル樹脂オーバーレイ化
粧合板用等としてより好適に用いられる。
【0091】さらに、第3発明による塩化ビニル樹脂オ
ーバーレイ化粧合板用接着剤組成物は、上記第1発明又
は第2発明による接着剤組成物からなるので、塩化ビニ
ル樹脂オーバーレイ化粧合板用として好適に用いられ、
得られる塩化ビニル樹脂オーバーレイ化粧合板は、耐寒
性や各種条件下での接着力等に優れたものとなる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI //(C09J 123/08 131:04 175:04)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂系エマ
    ルジョンの樹脂分100重量部に対し、ポリビニルアル
    コールを保護コロイドとして、酢酸ビニルモノマー単独
    もしくは酢酸ビニルモノマーと該酢酸ビニルモノマーと
    共重合可能なモノマーとを乳化重合して得られる酢酸ビ
    ニル樹脂系エマルジョンの樹脂分10〜30重量部、ウ
    レタン樹脂系エマルジョンの樹脂分1〜10重量部、及
    び、トルエン及び/又はキシレン2〜4重量部が含有さ
    れてなることを特徴とする接着剤組成物。
  2. 【請求項2】 エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂系エマ
    ルジョンの樹脂分100重量部に対し、ポリビニルアル
    コールを保護コロイドとして、酢酸ビニルモノマー単独
    もしくは酢酸ビニルモノマーと該酢酸ビニルモノマーと
    共重合可能なモノマーとを乳化重合して得られる酢酸ビ
    ニル樹脂系エマルジョンの樹脂分10〜30重量部、ウ
    レタン樹脂系エマルジョンの樹脂分1〜10重量部、下
    記一般式(1)で表されるアルミノ珪酸金属塩0.5〜
    10重量部、及び、トルエン及び/又はキシレン2〜4
    重量部が含有されてなることを特徴とする接着剤組成
    物。 MnO・Al2 3 ・2SiO2 ・5H2 O (1) (式中、MはNa、Mg又はCaの金属を示し、nは金
    属の価数を示す)
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の接着剤組成
    物からなることを特徴とする塩化ビニル樹脂オーバーレ
    イ化粧合板用接着剤組成物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105111975A (zh) * 2015-09-28 2015-12-02 上海东升新材料有限公司 一种改性聚醋酸乙烯酯乳液胶黏剂的制备方法及其产物

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CN105111975A (zh) * 2015-09-28 2015-12-02 上海东升新材料有限公司 一种改性聚醋酸乙烯酯乳液胶黏剂的制备方法及其产物

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