JPH10287394A - 清涼飲料ディスペンサおよびスパウトノズルの洗浄方法 - Google Patents
清涼飲料ディスペンサおよびスパウトノズルの洗浄方法Info
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- JPH10287394A JPH10287394A JP9197697A JP9197697A JPH10287394A JP H10287394 A JPH10287394 A JP H10287394A JP 9197697 A JP9197697 A JP 9197697A JP 9197697 A JP9197697 A JP 9197697A JP H10287394 A JPH10287394 A JP H10287394A
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- JP
- Japan
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- beverage
- spout nozzle
- rinse
- carbonated water
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ディスペンサ本体から外に突き出た飲料出口の
スパウトノズルを一々取り外さずに、装着したままで簡
単，かつ効果的に洗浄できるようにする。 【解決手段】機内に炭酸水製造用のカーボネータ２を搭
載し、ＢｉＢ１（シロップ容器）から抽出した濃縮シロ
ップに炭酸水，希釈水を加えカップ１９に吐出し供給す
る清涼飲料ディスペンサで、各飲料系統（＃１〜＃４）
ごとに、その飲料供給端に配したディスペンシングバル
ブユニット３の飲料吐出口にスパウトノズル３ａを付設
したものにおいて、カーボネータと前記のディスペンシ
ングバルブユニットとの間にスパウトノズル内に炭酸水
を吐き出して洗浄するリンス回路１１を設け、押しボタ
ン操作，タイマ制御などにより随時リンス指令を与える
ことにより、炭酸水を吐き出してスパウトノズルに付着
している飲料滓などの汚れを効果的に洗い流して清潔な
状態に保つ。
スパウトノズルを一々取り外さずに、装着したままで簡
単，かつ効果的に洗浄できるようにする。 【解決手段】機内に炭酸水製造用のカーボネータ２を搭
載し、ＢｉＢ１（シロップ容器）から抽出した濃縮シロ
ップに炭酸水，希釈水を加えカップ１９に吐出し供給す
る清涼飲料ディスペンサで、各飲料系統（＃１〜＃４）
ごとに、その飲料供給端に配したディスペンシングバル
ブユニット３の飲料吐出口にスパウトノズル３ａを付設
したものにおいて、カーボネータと前記のディスペンシ
ングバルブユニットとの間にスパウトノズル内に炭酸水
を吐き出して洗浄するリンス回路１１を設け、押しボタ
ン操作，タイマ制御などにより随時リンス指令を与える
ことにより、炭酸水を吐き出してスパウトノズルに付着
している飲料滓などの汚れを効果的に洗い流して清潔な
状態に保つ。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種フレーバの
炭酸シロップ飲料をカップに供給する清涼飲料ディスペ
ンサに関する。
炭酸シロップ飲料をカップに供給する清涼飲料ディスペ
ンサに関する。
【０００２】
【従来の技術】頭記した清涼飲料ディスペンサとして、
機内に炭酸水製造用のカーボネータを搭載し、指令に基
づいてＢｉＢ（Bag in Box) などのシロップ容器から抽
出した濃縮シロップに炭酸水，希釈水を加えて調製した
飲料を、飲料供給端に配したディスペンシングバルブユ
ニットを通じてカップに吐出し供給するようにした構成
のものが、レストラン，ファストフード店などで使用す
る業務用の飲料ディスペンサとして広く普及している。
機内に炭酸水製造用のカーボネータを搭載し、指令に基
づいてＢｉＢ（Bag in Box) などのシロップ容器から抽
出した濃縮シロップに炭酸水，希釈水を加えて調製した
飲料を、飲料供給端に配したディスペンシングバルブユ
ニットを通じてカップに吐出し供給するようにした構成
のものが、レストラン，ファストフード店などで使用す
る業務用の飲料ディスペンサとして広く普及している。
【０００３】また、かかる飲料ディスペンサでは、ディ
スペンシングバルブユニットから引出した飲料ノズルを
仮に外部に剥き出たままにすると、体裁面の他にノズル
に手が触れるなどして汚染される衛生面上の問題がある
ことから、通常は飲料ノズルを包囲してバルブユニット
の先端にスパウトノズルと呼ばれるノズルカバーを付設
している。そして、このスパウトノズルの衛生状態に保
つために、少なくとも１日に１回、店の閉店，開店時に
スパウトノズルをディスペンサ本体に組み込んだディス
ペンシングバルブから取り外して洗浄し、スパウトノズ
ルの汚れ，ノズルの内壁面に付着残留している飲料滓な
どを除去するようにしている。
スペンシングバルブユニットから引出した飲料ノズルを
仮に外部に剥き出たままにすると、体裁面の他にノズル
に手が触れるなどして汚染される衛生面上の問題がある
ことから、通常は飲料ノズルを包囲してバルブユニット
の先端にスパウトノズルと呼ばれるノズルカバーを付設
している。そして、このスパウトノズルの衛生状態に保
つために、少なくとも１日に１回、店の閉店，開店時に
スパウトノズルをディスペンサ本体に組み込んだディス
ペンシングバルブから取り外して洗浄し、スパウトノズ
ルの汚れ，ノズルの内壁面に付着残留している飲料滓な
どを除去するようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
にスパウトノズルを洗浄する場合に、その都度ディスペ
ンサ本体からスパウトノズルを取り外して手洗いした
後、再び装着し直すのに手間と時間がかかることから、
ユーザー側からの要望として、スパウトノズルをディス
ペンシングバルブユニットに装着したままで簡単，かつ
効果的に洗浄できるような方策が望まれている。
にスパウトノズルを洗浄する場合に、その都度ディスペ
ンサ本体からスパウトノズルを取り外して手洗いした
後、再び装着し直すのに手間と時間がかかることから、
ユーザー側からの要望として、スパウトノズルをディス
ペンシングバルブユニットに装着したままで簡単，かつ
効果的に洗浄できるような方策が望まれている。
【０００５】この発明は上記の点に鑑みなされたもので
あり、その目的は前記課題を解決し、スパウトノズルを
一々取り外すことなく、装着したままで簡単に洗浄でき
るようにした清涼飲料ディスペンサ，およびスパウトノ
ズルの洗浄方法を提供することにある。
あり、その目的は前記課題を解決し、スパウトノズルを
一々取り外すことなく、装着したままで簡単に洗浄でき
るようにした清涼飲料ディスペンサ，およびスパウトノ
ズルの洗浄方法を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、機内に装備した複数の飲料系統
ごとに、その飲料供給端に配したディスペンシングバル
ブユニットの飲料吐出口にスパウトノズルを付設した清
涼飲料ディスペンサにおいて、カーボネータと前記のデ
ィスペンシングバルブユニットとの間にスパウトノズル
内に炭酸水を吐き出して洗浄するリンス回路を設けもの
とする。（請求項１） かかる構成により、スパウトノズルの洗浄時には、スパ
ウトノズルをディスペンシングバルブユニットに取付け
たままで、押しボタン操作，タイマ制御などによりリン
ス指令を与えることにより、リンスバルブが開弁してカ
ーボネータより抽出した炭酸水をスパウトノズル内に吐
き出す。これにより、スパウトノズルに付着しり汚れ，
飲料滓などが洗い流される。しかも、泡を含んだ炭酸水
の洗浄作用，および炭酸水のもつ殺菌作用により、単に
水を流すだけの水洗浄方式に比べ高い洗浄効果を発揮
し、スパウトノズルを清潔な状態に保てる。
に、この発明によれば、機内に装備した複数の飲料系統
ごとに、その飲料供給端に配したディスペンシングバル
ブユニットの飲料吐出口にスパウトノズルを付設した清
涼飲料ディスペンサにおいて、カーボネータと前記のデ
ィスペンシングバルブユニットとの間にスパウトノズル
内に炭酸水を吐き出して洗浄するリンス回路を設けもの
とする。（請求項１） かかる構成により、スパウトノズルの洗浄時には、スパ
ウトノズルをディスペンシングバルブユニットに取付け
たままで、押しボタン操作，タイマ制御などによりリン
ス指令を与えることにより、リンスバルブが開弁してカ
ーボネータより抽出した炭酸水をスパウトノズル内に吐
き出す。これにより、スパウトノズルに付着しり汚れ，
飲料滓などが洗い流される。しかも、泡を含んだ炭酸水
の洗浄作用，および炭酸水のもつ殺菌作用により、単に
水を流すだけの水洗浄方式に比べ高い洗浄効果を発揮
し、スパウトノズルを清潔な状態に保てる。
【０００７】また、前記構成において、リンス回路は具
体的に次記のような形態で構成することができる。 (1) カーボネータより引出したリンス回路に１個のリン
スバルブを接続し、該リンスバルブを経て各飲料系統の
ディスペンシングバルブユニットにリンス回路を分岐配
管し、前記リンスバルブを開くことにより各飲料系統の
ディスペンシングバルブユニットに付設したスパウトノ
ズルを一括して同時に洗浄する。（請求項２） (2) カーボネータと各飲料系統のディスペンシングバル
ブユニットとの間にリンス回路を配管するとともに、各
リンス回路ごとに個別に開閉制御するリンスバルブを接
続し、各飲料系統別にリンスバルブを開閉制御してディ
スペンシングバルブユニットに付設したスパウトノズル
を洗浄する。（請求項３） さらに、この発明によれば、前記(2) 項の構成を基に、
各飲料系統ごとに、その飲料供給動作に連係してリンス
バルブを開閉制御し、飲料供給終了後にリンス回路を通
じて炭酸水をスパウトノズルに吐出し供給するようにし
てスパウトノズルの洗浄を自動的に行う洗浄方法があ
る。（請求項４）
体的に次記のような形態で構成することができる。 (1) カーボネータより引出したリンス回路に１個のリン
スバルブを接続し、該リンスバルブを経て各飲料系統の
ディスペンシングバルブユニットにリンス回路を分岐配
管し、前記リンスバルブを開くことにより各飲料系統の
ディスペンシングバルブユニットに付設したスパウトノ
ズルを一括して同時に洗浄する。（請求項２） (2) カーボネータと各飲料系統のディスペンシングバル
ブユニットとの間にリンス回路を配管するとともに、各
リンス回路ごとに個別に開閉制御するリンスバルブを接
続し、各飲料系統別にリンスバルブを開閉制御してディ
スペンシングバルブユニットに付設したスパウトノズル
を洗浄する。（請求項３） さらに、この発明によれば、前記(2) 項の構成を基に、
各飲料系統ごとに、その飲料供給動作に連係してリンス
バルブを開閉制御し、飲料供給終了後にリンス回路を通
じて炭酸水をスパウトノズルに吐出し供給するようにし
てスパウトノズルの洗浄を自動的に行う洗浄方法があ
る。（請求項４）
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示実施例に基づいて説明する。 〔実施例１〕図１，図２はこの発明の請求項１，２に対
応する実施例を示すものである。なお、図示例の飲料デ
ィスペンサは、フレーバの異なるシロップ（シロップ１
〜４）を原料として４種類の強炭酸飲料，弱炭酸飲料，
および無炭酸飲料が選択的に供給できるように、機内に
は４系統の飲料供給系統を備えている。
示実施例に基づいて説明する。 〔実施例１〕図１，図２はこの発明の請求項１，２に対
応する実施例を示すものである。なお、図示例の飲料デ
ィスペンサは、フレーバの異なるシロップ（シロップ１
〜４）を原料として４種類の強炭酸飲料，弱炭酸飲料，
および無炭酸飲料が選択的に供給できるように、機内に
は４系統の飲料供給系統を備えている。
【０００９】図において、１は濃縮シロップを収容した
ＢｉＢ（バッグ入りのシロップ容器）、２は炭酸水製造
用のカーボネータ、３はディスペンサ本体の飲料供給端
に並置したディスペンシングバルブユニット（各飲料系
統別に＃１〜＃４の符号が付してある）、３ａはディス
ペンシングバルブユニット３の飲料吐出口に付設して飲
料バルブ３ｂ（図２参照）から引出した飲料ノズルを包
囲するスパウトノズル、４はシロップ，カーボネータ，
希釈水を冷却する冷却水槽、５は冷却水槽４の冷却ユニ
ット、６は炭酸ガスボンベ、７は水道口に給水弁を介し
て接続した水ポンプであり、ＢｉＢ１，カーボネータ
２，水ポンプ７と各飲料系統のディスペンシングバルブ
ユニット３との間にはシロップ回路８，希釈冷水回路
９，炭酸水回路１０，およびこの発明により新たに追加
装備したリンス回路１１が図示のように配管されてい
る。
ＢｉＢ（バッグ入りのシロップ容器）、２は炭酸水製造
用のカーボネータ、３はディスペンサ本体の飲料供給端
に並置したディスペンシングバルブユニット（各飲料系
統別に＃１〜＃４の符号が付してある）、３ａはディス
ペンシングバルブユニット３の飲料吐出口に付設して飲
料バルブ３ｂ（図２参照）から引出した飲料ノズルを包
囲するスパウトノズル、４はシロップ，カーボネータ，
希釈水を冷却する冷却水槽、５は冷却水槽４の冷却ユニ
ット、６は炭酸ガスボンベ、７は水道口に給水弁を介し
て接続した水ポンプであり、ＢｉＢ１，カーボネータ
２，水ポンプ７と各飲料系統のディスペンシングバルブ
ユニット３との間にはシロップ回路８，希釈冷水回路
９，炭酸水回路１０，およびこの発明により新たに追加
装備したリンス回路１１が図示のように配管されてい
る。
【００１０】なお、１２は炭酸ガス圧により駆動してＢ
ｉＢ１からシロップを抽出するガスポンプ、１３は希釈
冷水と炭酸水を所定の割合で混合するるブレンドレギュ
レータ、１４はフローレギュレータ、１５はシロップフ
ローレギュレータである。また、前記のリンス回路１１
は、カーボネータ２よりリンスバルブ１６，マニホール
ド１７を介して各系統（＃１〜＃４）のディスペンシン
グバルブユニット３に分岐接続されており、詳しくは図
２で示すように、各分岐回路１１ａが逆止弁１８を介し
てディスペンシングバルブユニット３に組み込んだ飲料
電磁弁３ｂの出口側管路（飲料ノズル）に接続されてい
る。
ｉＢ１からシロップを抽出するガスポンプ、１３は希釈
冷水と炭酸水を所定の割合で混合するるブレンドレギュ
レータ、１４はフローレギュレータ、１５はシロップフ
ローレギュレータである。また、前記のリンス回路１１
は、カーボネータ２よりリンスバルブ１６，マニホール
ド１７を介して各系統（＃１〜＃４）のディスペンシン
グバルブユニット３に分岐接続されており、詳しくは図
２で示すように、各分岐回路１１ａが逆止弁１８を介し
てディスペンシングバルブユニット３に組み込んだ飲料
電磁弁３ｂの出口側管路（飲料ノズル）に接続されてい
る。
【００１１】かかる構成で、通常の飲料販売時には、押
しボタン，ないしレバー操作で供給指令を与えると、Ｂ
ｉＢ１から抽出した濃縮シロップ，カーボネータ２から
抽出した炭酸水，希釈冷水がディスペンシングバルブユ
ニット３より吐出し、スパウトノズル３ａを通じてカッ
プ１９に供給されることは周知の通りである。一方、飲
料ディスペンサの清掃，点検時に、押しボタン操作，あ
るいはタイマ制御などでリンス指令を与えると、リンス
バルブ１６が開弁し、カーボネータ２から抽出した炭酸
水がリンス回路１１を通じて同時に各飲料系統のディス
ペンシングバルブ３に供給され、その飲料ノズルよりス
パウトノズル３ａの中に吐き出す。これにより、スパウ
トノズル３ａの汚れ，ノズル内壁面に付着残留している
飲料滓などが洗い流され、同時に炭酸水の殺菌作用も加
わって清浄な状態になる。なお、炭酸水を流す時間は１
０秒程度で十分である。
しボタン，ないしレバー操作で供給指令を与えると、Ｂ
ｉＢ１から抽出した濃縮シロップ，カーボネータ２から
抽出した炭酸水，希釈冷水がディスペンシングバルブユ
ニット３より吐出し、スパウトノズル３ａを通じてカッ
プ１９に供給されることは周知の通りである。一方、飲
料ディスペンサの清掃，点検時に、押しボタン操作，あ
るいはタイマ制御などでリンス指令を与えると、リンス
バルブ１６が開弁し、カーボネータ２から抽出した炭酸
水がリンス回路１１を通じて同時に各飲料系統のディス
ペンシングバルブ３に供給され、その飲料ノズルよりス
パウトノズル３ａの中に吐き出す。これにより、スパウ
トノズル３ａの汚れ，ノズル内壁面に付着残留している
飲料滓などが洗い流され、同時に炭酸水の殺菌作用も加
わって清浄な状態になる。なお、炭酸水を流す時間は１
０秒程度で十分である。
【００１２】〔実施例２〕図３は請求項３，４に対応す
るこの発明の応用実施例を示すものである。この実施例
においては、先記実施例１のリンス回路（図２参照）と
比べて、各飲料系統のディスペンシングバルブユニット
３に通じる分岐回路１１ａごとにリンスバルブ１６が接
続されており、各リンスバルブ１６は販売制御部２０か
らの指令により、飲料販売動作に連係して個別に開閉制
御するようにしている。
るこの発明の応用実施例を示すものである。この実施例
においては、先記実施例１のリンス回路（図２参照）と
比べて、各飲料系統のディスペンシングバルブユニット
３に通じる分岐回路１１ａごとにリンスバルブ１６が接
続されており、各リンスバルブ１６は販売制御部２０か
らの指令により、飲料販売動作に連係して個別に開閉制
御するようにしている。
【００１３】すなわち、４系統のうち例えば＃１のディ
スペンシングバルブユニット３より飲料を供給すると、
その飲料供給動作の終了にタイミングを合わせてこのデ
ィスペンシングバルブユニットに接続した分岐回路１１
ａのリンスバルブ１６を数秒程度開弁し、カーボネータ
から抽出した炭酸水をスパウトノズル３ａの中に吐出し
てノズルを洗浄する。また、他の飲料系統から飲料供給
を行うと、前記と同様に飲料供給動作に連係してそのデ
ィスペンシングバルブユニットに対応するリンスバルブ
が開弁してそのスパウトノズルを洗浄する。
スペンシングバルブユニット３より飲料を供給すると、
その飲料供給動作の終了にタイミングを合わせてこのデ
ィスペンシングバルブユニットに接続した分岐回路１１
ａのリンスバルブ１６を数秒程度開弁し、カーボネータ
から抽出した炭酸水をスパウトノズル３ａの中に吐出し
てノズルを洗浄する。また、他の飲料系統から飲料供給
を行うと、前記と同様に飲料供給動作に連係してそのデ
ィスペンシングバルブユニットに対応するリンスバルブ
が開弁してそのスパウトノズルを洗浄する。
【００１４】このように、飲料供給動作に合わせてその
都度洗浄を自動的に行うことにより、メンテナンスフリ
ーで飲料吐出口のスパウトノズルを常に清浄，かつ良好
な衛生状態に保つことができる。
都度洗浄を自動的に行うことにより、メンテナンスフリ
ーで飲料吐出口のスパウトノズルを常に清浄，かつ良好
な衛生状態に保つことができる。
【００１５】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
ディスペンサ本体から外部の飲料供給端に突き出て備え
た最も汚れ易いスパウトノズルに対し、機内に搭載した
カーボネータより抽出した炭酸水をスパウトノズル内に
吐出して飲料滓などの汚れを洗浄するリンス回路を設け
たことにより、従来のように清掃の都度スパウトノズル
をディスペンシングバルブユニットから取り外して手洗
いする手間が必要なく、スパウトノズルを装着したまま
営業時間中でも随時洗浄を行って良好な衛生状態を保つ
ことができる。
ディスペンサ本体から外部の飲料供給端に突き出て備え
た最も汚れ易いスパウトノズルに対し、機内に搭載した
カーボネータより抽出した炭酸水をスパウトノズル内に
吐出して飲料滓などの汚れを洗浄するリンス回路を設け
たことにより、従来のように清掃の都度スパウトノズル
をディスペンシングバルブユニットから取り外して手洗
いする手間が必要なく、スパウトノズルを装着したまま
営業時間中でも随時洗浄を行って良好な衛生状態を保つ
ことができる。
【００１６】また、この発明の請求項４の洗浄方法を採
用することにより、殆どメンテナンスフリーのまま、ス
パウトノズルを常に清潔な状態に保って飲料ディスペン
サを稼働させることがてき、それだけ日常の衛生管理が
楽になる。
用することにより、殆どメンテナンスフリーのまま、ス
パウトノズルを常に清潔な状態に保って飲料ディスペン
サを稼働させることがてき、それだけ日常の衛生管理が
楽になる。
【図１】この発明の実施例１に対応する飲料ディスペン
サの機内全体の飲料系統図
サの機内全体の飲料系統図
【図２】図１におけるリンス回路を模式的に表した図
【図３】この発明の実施例２に対応するリンス回路を模
式的に表した図
式的に表した図
１ ＢｉＢ（シロップ容器） ２ カーボネータ ３ ディスペンシングバルブユニット ３ａ スパウトノズル ８ シロップ回路 ９ 希釈冷水回路 １０ 炭酸水回路 １１ リンス回路 １１ａ 分岐回路 １６ リンスバルブ １９ カップ ２０ 販売制御部
Claims (4)
- 【請求項１】機内に炭酸水製造用のカーボネータを搭載
し、シロップ容器から抽出した濃縮シロップに炭酸水，
希釈水を加えカップに吐出し供給する清涼飲料ディスペ
ンサであり、各飲料系統ごとに、その飲料供給端に配し
たディスペンシングバルブユニットの飲料吐出口にスパ
ウトノズルを付設したものにおいて、カーボネータと前
記のディスペンシングバルブユニットとの間にスパウト
ノズル内に炭酸水を吐き出して洗浄するリンス回路を設
けたことを特徴とする清涼飲料ディスペンサ。 - 【請求項２】請求項１記載の清涼飲料ディスペンサにお
いて、カーボネータより引出したリンス回路に１個のリ
ンスバルブを接続し、該リンスバルブを経て各飲料系統
のディスペンシングバルブユニットにリンス回路を分岐
配管したことを特徴とする清涼飲料ディスペンサ。 - 【請求項３】請求項１記載の清涼飲料ディスペンサにお
いて、カーボネータと各飲料系統のディスペンシングバ
ルブユニットとの間にリンス回路を配管するとともに、
各リンス回路ごとに個別に開閉制御するリンスバルブを
接続したことを特徴とする清涼飲料ディスペンサ。 - 【請求項４】請求項３記載の清涼飲料ディスペンサにお
いて、各飲料系統ごとに、その飲料供給動作に連係して
リンスバルブを開閉制御し、飲料供給終了後にリンス回
路を通じて炭酸水をスパウトノズルに吐出し供給するよ
うにしたことを特徴とする清涼飲料ディスペンサのスパ
ウトノズルの洗浄方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9197697A JPH10287394A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 清涼飲料ディスペンサおよびスパウトノズルの洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9197697A JPH10287394A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 清涼飲料ディスペンサおよびスパウトノズルの洗浄方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10287394A true JPH10287394A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14041550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9197697A Withdrawn JPH10287394A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 清涼飲料ディスペンサおよびスパウトノズルの洗浄方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10287394A (ja) |
Cited By (8)
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-
1997
- 1997-04-10 JP JP9197697A patent/JPH10287394A/ja not_active Withdrawn
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