JP4436745B2 - 飲料ディスペンサ - Google Patents

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Description

本発明は、飲料を製造するための原料を供給する配管を本体に備え、本体前面に配置された飲料供給用の操作ボタンを操作することで、飲料の供給動作を実行する飲料ディスペンサに関するものであり、特に、原料を供給する配管の洗浄作業に関する。
この種の飲料ディスペンサは、シロップタンク(以下、飲料原料タンク)に収容されたシロップ(以下、飲料原料。)と冷却水又は炭酸水などの希釈水とを混合し、飲料を供給するものである(特許文献1参照。)。係る飲料ディスペンサは、本体内に飲料原料タンクと飲料供給ノズルとを接続する飲料原料配管と、市水からの冷却水を供給する希釈水配管と、炭酸水を製造するカーボネータと、当該カーボネータと飲料供給ノズルとを接続する炭酸水配管とを備えている。
また、本体の前面には、飲料の供給を操作する操作ボタンが設けられている。この操作ボタンを操作することにより、飲料原料配管に接続された開閉電磁弁や、希釈水配管又は炭酸水配管に接続された開閉電磁弁を開閉制御し、所定の混合割合にて飲料原料及び希釈水又は炭酸水の排出を行い、所定の飲料の供給を行っている。
一方、飲料の供給を行うことで、各飲料の原料、即ち、飲料原料、希釈水及び炭酸水が流入する各配管は、所定期間に一度、例えば1年に1度、洗浄作業を行う必要がある。この配管の洗浄作業は、先ずはじめに、配管内にガスを流入させ、配管内の残存飲料原料や残存希釈水若しくは、残存炭酸水を飲料供給ノズルより押し出す(ガスブロー過程)。ここで、使用されるガスは、例えば炭酸水を製造するために用いられているガスボンベ内の炭酸ガスとする。
次に、例えば次亜塩素酸系の薬剤が混入された薬液を配管内に流入させ(薬液充填過程)、当該薬液を所定時間、配管内に滞留させる。これにより、配管内は薬液によって除菌及び殺菌される。その後、配管内に水道水などの水を流入させ、前記薬液を除去する(水ブロー過程)。そして、再び配管内に所定の飲料原料、希釈水又は炭酸水を充填させ(原料充填過程)、洗浄作業を終了する。これにより、飲料の原料が流入する配管内を清潔に保つことができ、適切な飲料供給を行っていた。
特開平11−245997号公報
通常、この種の飲料ディスペンサは、複数種類の飲料を提供することが可能とされているため、提供する飲料の種類に応じて各飲料原料タンクが接続される飲料原料配管や、希釈水配管、炭酸水配管が設けられている。洗浄作業では、これら全ての配管を洗浄する。このとき、各配管に設けられる開閉電磁弁を操作することで、上述した如きガスブロー過程、薬液充填過程、水ブロー過程、原料充填過程を行うが、この各開閉電磁弁の操作は、本体内部に設けられるキーボード等の入力手段を用いて、各開閉電磁弁を指定し、開閉操作を行っていた。
そのため、洗浄作業を行う作業者は、それぞれの配管から排出される状況を確認しながら、本体前面に設けられる扉を開放し、内部に設けられるキーボードを操作しなければならなかった。この作業は、各飲料の種類に応じて設けられる全ての飲料原料配管や希釈水配管、炭酸水配管について一つ一つ行わなければならないため、非常に煩雑な作業が強いられていた。また、一つ一つの配管毎にガスブロー過程、薬液充填過程、水ブロー過程、原料充填過程を順次行うため、作業に長時間要することとなった。
本発明は従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、各配管の洗浄作業を簡素化することができる飲料ディスペンサを提供する。
本発明の飲料ディスペンサは、飲料を製造するための原料を供給する配管を本体内に備えたものであって、本体の前面に配置された飲料供給用の操作ボタンと、配管に介設された開閉手段と、操作ボタンの操作に基づき、開閉手段を制御する制御手段とを備え、該制御手段は、飲料供給モードと洗浄モードを有し、飲料供給モードにおいては、配管に所定の原料供給源が連通された状態で、操作ボタンに対応した飲料の供給動作を実行すると共に、洗浄モードにおいては、配管に所定の洗浄用装置が連通された状態で、操作ボタンに対応した所定の洗浄動作を実行するものである。
請求項2の発明の飲料ディスペンサは、上記発明において、複数の飲料、又は、複数の飲料及び原料に対応した複数の配管と、各配管にそれぞれ介設された複数の開閉手段と、複数の飲料、又は、複数の飲料及び原料に対応して設けられた複数の操作ボタンを備え、制御手段は洗浄モードにおいて、操作ボタンの操作に基づき当該操作ボタンに対応した開閉手段を制御すると共に、所定の操作ボタンが操作された場合は、複数の開閉手段を制御するものである。
本発明によれば、飲料を製造するための原料を供給する配管を本体内に備えた飲料ディスペンサにおいて、本体の前面に配置された飲料供給用の操作ボタンと、配管に介設された開閉手段と、操作ボタンの操作に基づき、開閉手段を制御する制御手段とを備え、該制御手段は、飲料供給モードと洗浄モードを有し、飲料供給モードにおいては、配管に所定の原料供給源が連通された状態で、操作ボタンに対応した飲料の供給動作を実行すると共に、洗浄モードにおいては、配管に所定の洗浄用装置が連通された状態で、操作ボタンに対応した所定の洗浄動作を実行するので、制御手段により飲料供給モードと洗浄モードを切り換えることで、本体の前面に配置された操作ボタンの操作に基づき飲料の供給動作及び洗浄動作の両者を実行することができるようになる。
そのため、格別に洗浄モードにおける操作ボタンを本体の前面に設けることなく、飲料供給モードでは飲料の供給動作を行う操作ボタンを用いることで、所定の洗浄動作を実行することができるようになり、ボタン点数の削減を図ることができる。特に、操作ボタンは本体の前面に設けられていることから、従来のように、洗浄モードを行う度に、本体内に設けられた操作手段を用いることなく、洗浄動作を行うことができるため、煩雑な洗浄動作の簡素化を図ることができるようになる。これにより、洗浄動作の作業時間を短縮することができ、利便性が向上する。
請求項2の発明によれば、上記発明において、複数の飲料、又は複数の飲料及び原料に対応した複数の配管と、各配管にそれぞれ介設された複数の開閉手段と、複数の飲料、又は複数の飲料及び原料に対応して設けられた複数の操作ボタンを備え、制御手段は洗浄モードにおいて、操作ボタンの操作に基づき当該操作ボタンに対応した開閉手段を制御すると共に、所定の操作ボタンが操作された場合は、複数の開閉手段を制御するので、複数の飲料、又は複数の飲料及び原料に対応して設けられた複数の操作ボタンを個々に操作することなく、所定の操作ボタンを操作するのみで、複数の開閉手段の開閉制御を行うことができるようになる。
そのため、一度のボタン操作によって、複数の開閉手段を一度に全て開放若しくは、閉鎖することができ、煩雑なボタン操作を簡素化することができるようになる。
次に、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1は本発明の飲料ディスペンサ1の正面図、図2は本発明の飲料ディスペンサ1の側面図、図3は飲料ディスペンサ1の扉28を開いた状態の正面図、図4はBIBユニット19の拡大正面図、図5は飲料ディスペンサ1の操作部27の拡大図、図6は飲料ディスペンサ1の内部構成を示す図、図7は洗浄用装置60を取り付けた状態の飲料ディスペンサ1の内部構成を示す図、図8は本体2内部配管構成図、図9は飲料ディスペンサ1の制御装置91の電気回路のブロック図である。
実施例の飲料ディスペンサ1は、レストランや喫茶店などで使用されるBIB用飲料ディスペンサであり、ウーロン茶、コーヒー飲料等の無炭酸系飲料(以下、無糖飲料E、F)を供給するBIBユニット19、20と、強弱炭酸系の目的飲料(以下、有糖飲料A、B)及び無炭酸系の目的飲料(以下、有糖飲料C、D)を供給するタンクユニット22を本体2内に合わせ持つ装置である。係る飲料ディスペンサ1の構造は、図3に示す如くタンクユニット22が中央に、その両側にBIBユニット19、20が配置されている。そして、本体2は、これらタンクユニット22とBIBユニット19、20の前面に位置して開閉自在の扉28を備えており、当該扉28により、タンクユニット22及びBIBユニット19、20が隠蔽されている。
タンクユニット22により供給される飲料A、B、C、Dの原料は、後述する飲料原料タンク内に収容された飲料原料と希釈水である。このとき、希釈水として冷却水を用いると無炭酸系の飲料が供給され、炭酸水を用いると強弱炭酸系の飲料が供給される。タンクユニット22は、図6に示すように飲料原料タンクから飲料原料を供給する飲料原料配管23に飲料原料電磁弁SVとフローレギュレータ(図8に詳述する。)を配設して構成している。尚、本実施例において用いられるフローレギュレータは、機械式フローレギュレータ(ピストン式)を採用するが、これ以外にも、電動ギアポンプと流量計を組み合わせたもの、若しくは、電磁開閉弁とオーバル流量計を組み合わせたものであっても良いものとする。
この飲料原料配管23は、本体2内に配設される配管と、本体2の外側であって、直接飲料原料タンクに接続される配管とから構成され、これら配管は、サービスバルブ3A、3Bにより着脱自在に接続されている。尚、この飲料原料タンクには、炭酸ガス圧力調整手段70及びガス供給配管71を介して炭酸ガスボンベ72が接続され、該飲料原料タンクに炭酸ガスボンベ72から所定の圧力の炭酸ガスが供給され、内部の飲料原料を飲料原料配管23に押し出している。また、この飲料原料タンクから内部の飲料原料を飲料原料配管23に押し出す手段として、炭酸ガスボンベ72から供給される炭酸ガスにより駆動するガス駆動式ポンプを用いてもよいものとする。
更に、本実施例では、タンクユニット22には、4つの飲料原料タンク30、31、32及び33より供給される目的飲料毎に図8に示す如きノズル30N、31N、32N及び33Nが設けられているものとする。尚、各ノズル30N、31N、32N又は33Nを設ける以外にも所謂マルチバルブを設け、タンクユニット22から供給される何れの目的飲料をも吐出可能としても良いものとする。
尚、図6では、各飲料原料タンク30、31、32又は33に接続される飲料原料配管、飲料原料電磁弁及びサービスバルブは、飲料原料配管23、飲料原料電磁弁SV及びサービスバルブ3A、3Bとしているが、これらはそれぞれの飲料原料タンクに対し、図8に示すようにそれぞれ別個に接続されているものである。即ち、飲料原料タンク30には、フローレギュレータ30F、飲料原料電磁弁30SVが介設された飲料原料配管23Aがノズル30Nに接続され、飲料原料タンク31には、フローレギュレータ31F、飲料原料電磁弁31SVが介設された飲料原料配管23Bがノズル31Nに接続され、飲料原料タンク32には、フローレギュレータ32F、飲料原料電磁弁32SVが介設された飲料原料配管23Cがノズル32Nに接続され、飲料原料タンク33には、フローレギュレータ33F、飲料原料電磁弁33SVが介設された飲料原料配管23Dがノズル33Nに接続されている。尚、サービスバルブ3A、3Bについては、図示していないが同様に、各配管に対し、別個に接続されているものとする。
次に、BIBユニット19を図3、図4に基づき説明する。BIBユニット19により供給される飲料E、Fは、上述したようにウーロン茶やコーヒー飲料などのような無炭酸系の飲料である。そのため、BIBユニット19により供給される飲料の原料は、後述するBIB34内に収容された飲料原料と希釈水としての冷却水である。
BIBユニット19のBIB34の導出チューブ4は、売切検知用のセンサ13を介して、ポンプ(ペリスタルティックポンプ)34Pのロータ34Aとアーム34Bに挟持されており、ポンプ34Pの下方に設けられたピンチソレノイド18を介して、飲料原料はノズル34Cに供給されるように構成されている。
ポンプ34Pは、ロータ34Aに取り付けられた複数のローラによって導出チューブ4を順次扱きながら飲料原料を押し出すものである。更に、飲料原料のノズル34Cに隣接して希釈水ノズル34Nが設けられている。
また、BIBユニット20についてもBIBユニット19と同様に構成されている。即ち、BIB35の導出チューブ4は、売切検知用のセンサ13を介して、ポンプ(ペリスタルティックポンプ)35Pのロータ35Aとアーム35Bに挟持されており、ポンプ35Pの下方に設けられたピンチソレノイド18を介して、飲料原料はノズル35Cに供給されるように構成されている。飲料原料のノズル35Cに隣接して希釈水ノズル35Nが設けられている。
そして、これらBIBユニット19、20のノズル34C、35C、34N、35N及びタンクユニット22のノズル30N、31N、32N、33Nの下方には、テーブル15が設けられ、テーブル15上にカップを配置することができる。
他方、本体2内には、希釈水としての冷却水を市水などの水道水から供給する冷却水供給配管75が接続されている。この冷却水供給配管75は、本体2内に配設される配管と、本体2の外側であって、直接市水に接続される配管とから構成され、これら配管は、サービスバルブ5A、5Bにより着脱自在に接続されている。
そして、この冷却水供給配管75は、本体2内に配設される図示しない水槽内に交熱的に配設されている。当該水槽には、同じく図示しない冷却装置と共に冷媒回路を構成する冷却器が配設されており、これにより、水槽内の冷却水は、所定の温度に冷却される。また、冷却水供給配管75には、水入口電磁弁50及び水ポンプ51が介設されている。この冷却水供給配管75には、後述するカーボネータ14に接続されるカーボネータ冷却水供給配管74がカーボネータ給水電磁弁52を介して接続されていると共に、図8に示されるフローレギュレータ24Fを介して前記ノズルに接続される希釈水配管24が希釈水電磁弁WVを介して接続されている。
尚、図6では、冷却水供給配管75に接続される希釈水配管は、24としているが、詳細については図8に示すように希釈水配管は冷却水を希釈水として用いるそれぞれの飲料C、D、E、Fに対し、それぞれ別個に接続されているものである。即ち、冷却水供給配管75には、希釈水電磁弁34WVを介してノズル34Nに接続される希釈水配管24Aと、希釈水電磁弁35WVを介してノズル35Nに接続される希釈水配管24Bと、フローレギュレータ24F及び希釈水電磁弁32WVを介してノズル32Nに接続される希釈水配管24Cと、同じくフローレギュレータ24F及び希釈水電磁弁33WVを介してノズル33Nに接続される希釈水配管24Dとが接続される。
一方、前記炭酸ガスボンベ72は、圧力調整手段70が接続されたガス供給配管73を介してカーボネータ14に接続され、このカーボネータ14には、前記カーボネータ冷却水供給配管74が接続される。これにより、カーボネータ14は、炭酸ガス及び冷却水から炭酸水を生成し、生成された炭酸水は炭酸水電磁弁CVが設けられる炭酸水配管25を介して前記ノズルに接続される。尚、ガス供給配管73は、本体2内に配設される配管と、本体2の外側であって、炭酸ガスボンベ72に接続される配管とから構成され、これら配管は、サービスバルブ6A、6Bにより着脱自在に接続されている。
また、このカーボネータ14には、当該カーボネータ14内の水位を検出するためのフロートスイッチ56が設けられており、当該フロートスイッチ56に基づき、カーボネータ14内の水位が所定水位を下回った場合には、前記カーボネータ給水電磁弁52を開放し、満水位に達した場合には、当該電磁弁52を閉鎖するものとする。これにより、カーボネータ14内は、所定の水位が確保される。
尚、図6では、カーボネータ14に接続される炭酸水配管は、25としているが、係る炭酸水配管はフローレギュレータ25Fが介設された接続配管25Gを介して炭酸水を希釈水として用いるそれぞれの飲料A、B、C、Dに対し、図8に示すようにそれぞれ別個に接続されているものである。即ち、接続配管25Gには、炭酸水電磁弁30CVを介してノズル30Nに接続される炭酸水配管25Aと、炭酸水電磁弁31CVを介してノズル31Nに接続される炭酸水配管25Bと、炭酸水電磁弁32CVを介してノズル32Nに接続される炭酸水配管25Cと、炭酸水電磁弁33CVを介してノズル33Nに接続される炭酸水配管25Dとが接続される。
次に、図7を参照して、当該飲料ディスペンサ1の各飲料の原料が流入する配管、即ち、タンクユニット22を構成する各飲料原料配管23、各希釈水配管24、各炭酸水配管25の洗浄を行う洗浄用装置60について説明する。
本実施例の飲料ディスペンサ1は、各飲料がある回数以上提供されることにより、各飲料の原料となる飲料原料、希釈水及び炭酸水が流入する各配管は汚れや付着物などが生じるため、所定期間毎に一度、例えば1年に1度の頻度でこれら各配管の洗浄作業を行う。係る洗浄作業を実行するための洗浄用装置60は、当該洗浄作業以外でも飲料の供給に用いられる炭酸ガスボンベ72と、各飲料原料タンク30、31、32、33と、次亜塩素酸などの薬剤が溶解された薬液を収容する薬液容器78と、当該飲料ディスペンサ1の本体2外側の回路を切り換える回路切換装置41とから構成される。
この回路切換装置41は、供給側に4つのサービスバルブ42、43、47、48、排出側に3つのサービスバルブ55、56、57を備えている。サービスバルブ42には水電磁弁61を介して回路切換配管81が接続され、サービスバルブ43にはガス電磁弁63を介して回路切換配管79が接続され、サービスバルブ48には薬液電磁弁62を介して回路切換配管82が接続され、これら各回路切換配管81、79、82は、洗浄用配管80に接続される。そして、この洗浄用配管80は二方向に分岐し、一方は、サービスバルブ56に接続され、他方は、サービスバルブ57に接続される。また、サービスバルブ47は、ガス電磁弁63の上流側において回路切換配管79に接続され、合流されると共に、他端がサービスバルブ55に接続される回路切換配管83に接続される。
係る構成により、洗浄を行う際には、以下のようにサービスバルブの付け替えを行う。市水などからの水道水を供給する水道水供給配管75に接続されるサービスバルブ5Bは、前記サービスバルブ42に接続され、炭酸ガスボンベ72が接続されたガス供給配管73のサービスバルブ6Bは、前記サービスバルブ43に接続される。更に、薬液容器78には、一端にサービスバルブ84が接続されるガス供給配管85が接続され、当該サービスバルブ84は、前記サービスバルブ47に接続される。また、薬液容器78には、一端にサービスバルブ86が接続される薬液供給配管87が接続され、当該サービスバルブ86は、前記サービスバルブ48に接続される。
他方、回路切換装置41のサービスバルブ55は、本体2側に接続されるサービスバルブ6Aに接続され、サービスバルブ56は、本体2側に接続されるサービスバルブ5Aに接続され、サービスバルブ57は、本体2側に接続されるサービスバルブ3Aに接続される。
尚、上記において、飲料原料供給配管23は、一系統のみ示しているが、上記と同様にそれぞれの飲料原料タンクに対応して設けられているものである。そのため、それぞれの飲料原料供給配管23が接続される各サービスバルブ3Aには、それぞれに対応するサービスバルブ57が接続されるため、各サービスバルブ57が接続される洗浄用配管80は、更に複数、本実施例では、4つに分岐して形成されているものとする。また、これら電磁弁61、62、63は、電気通信線90を介して本体2の制御装置91に接続されているものとする。
他方、本体2を構成する前記扉28前面にはタンクユニット22とBIBユニット19、20からの飲料A、B、C、D、E又はF及びこれらの原料でもある冷却水、炭酸水及び飲料Eの飲料原料の供給を操作する操作部27が設けられている。
操作部27には、前記ノズル30N、31N、32N、33Nの上方に対応して有糖飲料A、有糖飲料B、有糖飲料C、有糖飲料Dの供給を操作するパネルAP、BP、CP、DPがそれぞれ設けられている。これらパネルには、それぞれボタンS、ボタンM、ボタンL、ボタンC/Pが設けられている。即ち、パネルAPには、ボタン30S、30M、30L、30C/Pが設けられ、パネルBPには、ボタン31S、31M、31L、31C/Pが設けられ、パネルCPには、ボタン32S、32M、32L、32C/Pが設けられ、パネルDPには、ボタン33S、33M、33L、33C/Pが設けられる。
また、操作部27には、BIBユニット19のノズル34Cの上方に対応して、無糖飲料Eの供給を操作するパネルEPが設けられると共に、BIBユニット20のノズル35Cの上方に対応して、無糖飲料Fの供給を操作するパネルFPが設けられる。これらパネルにも、上記各パネルと同様に、パネルEPには、ボタン34S、34M、34L、34C/Pが設けられ、パネルFPには、ボタン35S、35M、35L、35C/Pが設けられる。
更にまた、操作部27には、前記パネルEPの上方に位置してパネル8が設けられている。このパネル8には、飲料原料ボタン9、炭酸水ボタン10、冷却水ボタン11、リンスボタン40、販売可ランプ41及び水槽水給水ランプ42が設けられている。
次に、飲料ディスペンサ1の操作部27に設けられたボタン関連の制御装置91を図9を参照して説明する。制御装置91は、汎用のマイクロコンピュータにより構成されており、当該制御装置91の入力側には、前記操作部27に設けられる各ボタン、即ち、ボタン30S、30M、30L、30C/P、31S、31M、31L、31C/P、32S、32M、32L、32C/P、33S、33M、33L、33C/P、34S、34M、34L、34C/P、35S、35M、35L、35C/Pと、飲料供給ボタン9、炭酸水ボタン10、冷却水ボタン11、リンスボタン40及びカーボネータ14に設けられるフロートスイッチ56が接続される。更に、制御装置91の入力側には、本体2内部に配設されるキーボード43による入力手段が接続されている。このキーボード43は、各操作ボタンに対応した飲料の供給動作を実行する飲料供給モードと、各操作ボタンに対応した所定の洗浄動作を実行する洗浄モードとを切換可能とするモード切替手段を備えているものとする。
他方、制御装置91の出力側には、水入口電磁弁50、水ポンプ51、カーボネータ給水電磁弁52、希釈水電磁弁32WV、33WV、34WV、35WV、炭酸水電磁弁30CV、31CV、32CV、33CV、飲料原料電磁弁30SV、31SV、32SV、33SV、BIBポンプ34P、35P、操作部27に設けられた販売可ランプ41、水槽槽給水ランプ42、電気通信線90を介して接続される洗浄用装置60の水電磁弁61、薬液電磁弁62、ガス電磁弁63が接続される。
以上の構成にて、飲料ディスペンサ1の飲料供給動作について説明する。尚、本体2内のキーボード43を操作することにより、制御装置91は、予め飲料供給モードに切り換えられており、各配管にはそれぞれの飲料原料及び希釈水としての冷却水又は炭酸水等の原料供給源と連通された状態とされ、販売待機状態とされている。尚、カーボネータ14には、予め希釈水及び炭酸ガスが充填され、所定の炭酸濃度の炭酸水が製造され、収容されているものとする。
上記販売待機状態において、操作部27の何れかのボタンが操作されると、当該ボタン操作に従い、飲料の供給が行われる。ここで、本実施例における飲料ディスペンサ1は、各飲料に対応して設けられるパネルには、複数のボタンS、ボタンM、ボタンL、ボタンC/Pが設けられており、これにより、飲料の供給量若しくは供給方法を選択して操作することが可能である。即ち、ボタンSを操作することで、操作されたパネルの飲料が例えばSカップに対応した量だけ排出され、ボタンMを操作することで、操作されたパネルの飲料が例えばMカップに対応した量だけ排出され、ボタンLを操作することで、操作されたパネルの飲料が例えばLカップに対応した量だけ排出される。また、ボタンC/Pは、押されている間だけ飲料が排出される。
タンクユニット22に設けられる無炭酸系飲料のボタンが操作された場合には、制御装置91は、先ず、水入口電磁弁50を開放し、水ポンプ51により市水から供給される水道水を前記水槽内で熱交換することにより冷却し、希釈水供給配管24に流入させる。このとき、選択された飲料に対応する希釈水電磁弁WVが開閉制御されることにより、所定量の希釈水が対応するノズル(図8に示される何れか。)に排出される。このとき、制御装置91は、同時に飲料原料が充填される飲料原料配管23の選択された飲料に対応する飲料原料電磁弁SVを開閉制御することにより、所定量の飲料原料が前記ノズルに排出される。そして、当該ノズルにて希釈水と飲料原料が混合されることで飲料原料が希釈水にて希釈され、所定濃度の無炭酸系飲料がカップ内に供給されることになる。尚、前記各電磁弁WV及びSVの開閉制御は、選択されたボタンの種類に応じて開放時間が異なる。
また、タンクユニット22に設けられる炭酸系飲料のボタンが操作された場合には、制御装置91は、選択された飲料に対応する炭酸水電磁弁CVを開閉制御し、所定量の炭酸水が対応するノズル(図8に示される何れか。)に排出される。このとき、制御装置91は、同時に飲料原料が充填される飲料原料配管23の選択された飲料に対応する飲料原料電磁弁SVを開閉制御することにより、所定量の飲料原料が前記ノズルに排出される。そして、当該ノズルにて炭酸水と飲料原料が混合されることで飲料原料が炭酸水にて希釈され、所定濃度の炭酸系飲料がカップ内に供給されることになる。尚、前記各電磁弁CV及びSVの開閉制御は、選択されたボタンの種類に応じて開放時間が異なる。
尚、当該炭酸系飲料の提供が所定量行われることにより、カーボネータ14内の水位が下がった場合には、前記フロートスイッチ56に基づき、カーボネータ給水電磁弁52の開閉制御を行い、希釈水の供給を行うものとする。
他方、BIBユニット19又は20に設けられる無炭酸系飲料のボタンが操作された場合には、制御装置91は、予め設定された販売時間の間、ポンプ34P又は35Pを駆動し、ノズル34C又は35Cから飲料原料を吐出させる。また、選択された飲料に対応する希釈水電磁弁WVが開閉制御されることにより、ノズル34N又は35Nから希釈水が吐出される。これにより、飲料原料が希釈水にて希釈され、所定濃度の無炭酸系飲料がカップ内に供給されることになる。
また、当該飲料供給モードにおいて、前記飲料原料ボタン9を操作し、その後、各パネルAP、BP、CP、DP、EP、FPに設けられるボタンS、ボタンM、ボタンL又はボタンC/Pの何れかのボタンを操作することで、対応する種類の飲料原料のみが対応する量だけ排出される。また、炭酸水ボタン10を操作すると、当該ボタン10を操作している間だけ、例えば炭酸水配管25Aを介してノズル30Nから炭酸水のみが排出される。更にまた、冷却水ボタン11を操作すると、当該ボタン11を操作している間だけ、例えば希釈水配管24Cを介してノズル32Nから冷却水のみが排出される。
次に、飲料ディスペンサ1の各配管内の洗浄動作について説明する。各配管の洗浄動作を行う際には、先ずはじめに、本体2内に設けられるキーボード43を操作し、飲料供給モードから洗浄モードに切り換える。これにより、本体2前面に設けられる操作部27の各ボタン操作による動作は、上述した如き飲料供給モードにおける飲料供給動作から以下の所定の洗浄動作(図10に示す)に変更される。
即ち、パネルAPのボタン30Sを一度操作すると、飲料原料電磁弁30SVが開放され、再び操作すると、飲料原料電磁弁30SVが閉鎖する。パネルAPのボタン30Lを一度操作すると、炭酸水電磁弁30CVが開放され、再び操作すると、炭酸飲料電磁弁30CVが閉鎖する。そして、パネルAPのボタン30C/Pを操作すると、開放されている電磁弁30SV及び30CVの何れの電磁弁も閉鎖する。尚、パネルAPに対応する飲料は、炭酸系飲料であるため、ボタン30Mの操作は無効である。
パネルBPのボタン31Sを一度操作すると、飲料原料電磁弁31SVが開放され、再び操作すると、飲料原料電磁弁31SVが閉鎖する。パネルBPのボタン31Lを一度操作すると、炭酸水電磁弁31CVが開放され、再び操作すると、炭酸水電磁弁31CVが閉鎖する。そして、パネルBPのボタン31C/Pを操作すると、開放されている電磁弁31SV及び31CVの何れの電磁弁も閉鎖する。尚、パネルBPに対応する飲料も、炭酸系飲料であるため、ボタン31Mの操作は無効である。
また、パネルCPのボタン32Sを一度操作すると、飲料原料電磁弁32SVが開放され、再び操作すると、飲料原料電磁弁32SVが閉鎖する。パネルCPのボタン32Mを一度操作すると、希釈水電磁弁32WVが開放され、再び操作すると、希釈水電磁弁32WVが閉鎖する。パネルCPのボタン32Lを一度操作すると、炭酸水電磁弁32CVが開放され、再び操作すると、炭酸飲料電磁弁32CVが閉鎖する。そして、パネルCPのボタン32C/Pを操作すると、開放されている電磁弁32SV、32WV及び32CVの何れの電磁弁も閉鎖する。
また、パネルDPのボタン33Sを一度操作すると、飲料原料電磁弁33SVが開放され、再び操作すると、飲料原料電磁弁33SVが閉鎖する。パネルDPのボタン33Mを一度操作すると、希釈水電磁弁33WVが開放され、再び操作すると、希釈水電磁弁33WVが閉鎖する。パネルDPのボタン33Lを一度操作すると、炭酸水電磁弁33CVが開放され、再び操作すると、炭酸飲料電磁弁33CVが閉鎖する。そして、パネルDPのボタン33C/Pを操作すると、開放されている電磁弁33SV、33WV及び33CVの何れの電磁弁も閉鎖する。
パネルEPのボタン34Mを一度操作すると、希釈水電磁弁34WVが開放され、再び操作すると、希釈水電磁弁34WVが閉鎖する。また、パネルEPのボタン34C/Pを操作すると、開放されている電磁弁34WVを閉鎖する。尚、パネルEPに対応する飲料は、BIBから飲料原料が供給される無炭酸系飲料であるため、ボタン34S及び34Lの操作は無効である。
また、パネルFPのボタン35Mを一度操作すると、希釈水電磁弁35WVが開放され、再び操作すると、希釈水電磁弁35WVが閉鎖する。また、パネルFPのボタン35C/Pを操作すると、開放されている電磁弁35WVを閉鎖する。尚、パネルFPに対応する飲料も、BIBから飲料原料が供給される無炭酸系飲料であるため、ボタン35S及び35Lの操作は無効である。
更にまた、操作部27のパネル8に設けられる飲料原料ボタン9を操作すると、飲料原料電磁弁30SV、31SV、32SV及び33SVの全ての電磁弁を同時に開放する。炭酸水ボタン10を操作すると、30CV、31CV、32CV及び33CVの全ての電磁弁を同時に開放する。また、冷却水ボタン11を操作すると32WV、33WV、34WV及び35WVの全ての電磁弁を同時に開放する。また、リンスボタン40は、一度操作すると、カーボネータ14に設けられるフロートスイッチ56を無効とし、再度操作すると、フロートスイッチ56を有効とする。尚、フロートスイッチ56が無効とされている間は、水槽水給水ランプ42が点滅するものとする。
そして、各サービスバルブ6A、6B、5A、5B、3A、3Bを外し、これらサービスバルブに、上述した如き洗浄用装置60の回路切換装置41を取り付ける。即ち、サービスバルブ6Aには、回路切換装置41のサービスバルブ55を取り付け、サービスバルブ5Aには、回路切換装置41のサービスバルブ56を取り付け、各サービスバルブ3Aには、回路切換装置41の各サービスバルブ57を取り付ける。また、サービスバルブ5Bには、回路切換装置41のサービスバルブ42を取り付け、サービスバルブ6Bには、回路切換装置41のサービスバルブ43を取り付ける。また、この回路切換装置41のサービスバルブ47には、次亜塩素酸などの薬剤が溶解された薬液が収容される薬液容器78のサービスバルブ84を接続すると共に、サービスバルブ48には、同じく薬液容器78のサービスバルブ86を接続する。これにより、本体2内の各配管に回路切換装置41により洗浄用装置60が連通された状態となる。
以上の構成とした後、各配管23、24、25内の洗浄作業をガスブロー過程、薬液充填過程、ガスブロー過程、水ブロー過程、ガスブロー過程、飲料の原料充填過程の順に実行する。尚、各動作手順については図11に従って行う。
本実施例では先ずはじめに、作業者は、キーボード43を操作し、前記洗浄用装置60のガス電磁弁63を開放し、水電磁弁61、薬液電磁弁62を閉鎖し、更に、水入口電磁弁50を開放し、ガスブロー過程を実行する。このとき、ボタン30Sを操作すると、制御装置91は、飲料原料電磁弁30SVを開放する。これにより、炭酸ガスボンベ72内の炭酸ガスが回路切換装置41を介して、飲料原料配管23A内に流入し、当該飲料原料配管23A内の飲料原料がノズル30Nから排出される。
そして、飲料原料配管23A内の飲料原料が全て排出された後、作業者は、再度パネルAPのボタン30Sを操作し、制御装置91は、飲料原料電磁弁30SVを閉鎖する。
引き続き、作業者は、順次他のボタンSを操作し、対応する飲料原料電磁弁SVを開放し、各飲料原料が充填される飲料原料配管23内の飲料原料を排出する。全て排出された後、再度パネルのボタンSを操作して、飲料原料電磁弁SVを閉鎖する。尚、当該作業は、各パネルのボタンSを個々に操作することで、平行して行っても良いものとする。
また、当該作業は、各パネルに設けられるボタンSを操作することにより、個別に飲料原料配管23内の飲料原料の排出を行っても良いが、これ以外にも、パネル8に設けられる飲料原料ボタン9を操作し、全ての飲料原料電磁弁SVを同時に開放しても良いものとする。
これにより、個別にボタンSを操作し、各飲料原料電磁弁SVを開放する場合に比して、作業を簡素化することができ、一度に各飲料原料の排出を行うことができることから、洗浄作業時間の短縮を図ることができるようになる。
この場合において、各飲料原料配管23内の飲料原料が全て排出された後は、作業者は、各パネルに設けられるボタンS又はボタンC/Pを操作することにより、対応する飲料原料電磁弁SVを閉鎖する。
そのため、各飲料原料毎に粘性が異なることにより、排出の終了時期が異なる場合であっても、個別にボタンS又はボタンC/Pを操作することで、それぞれの飲料原料電磁弁SVを閉鎖することができ、利便性が向上する。
全ての飲料原料配管23の飲料原料の排出が終了した後、作業者は、各パネルのボタンM、ボタンC/P又は冷却水ボタン11を操作することにより、対応する希釈水電磁弁WVの開閉制御を行い、各希釈水配管24(24A、24B、24C、24D)のガスブロー過程を実行する。尚、当該希釈水配管24のガスブロー過程については、上記飲料原料配管23のガスブロー過程と同様に行われるため、説明を省略する。
そして、全ての希釈水配管24の希釈水の排出が終了した後、作業者は、各パネルのボタンL、ボタンC/P又は炭酸水ボタン10を操作することにより、対応する炭酸水電磁弁CVの開閉制御を行い、各炭酸水配管25(25A、25B、25C、25D)のガスブロー過程を実行する。尚、このとき、作業者は、リンスボタン40を操作し、フロートスイッチ56を無効とする。これにより、カーボネータ給水電磁弁52は、閉鎖された状態とされるため、炭酸ガスボンベ72から供給される炭酸ガスによって各炭酸水配管25内をガスブローさせることができる。尚、当該炭酸水配管25のガスブロー過程については、カーボネータ給水電磁弁52を閉鎖すること以外は、上記飲料原料配管23のガスブロー過程と同様に行われるため説明を省略する。
これにより、全ての飲料原料配管23、希釈水配管24及び炭酸水配管25をガスブローするガスブロー過程が終了した後、作業者は、再び、キーボード43を操作し、前記洗浄用装置60の薬液電磁弁62を開放し、水電磁弁61、ガス電磁弁63を閉鎖し、各飲料原料配管23の薬液充填過程を実行する。尚、このとき、前記ガスブロー過程に引き続き水入口電磁弁50は開放されているものとする。これにより、パネルAPのボタン30Sを操作すると、制御装置91は、飲料原料電磁弁30SVを開放する。薬液容器78内に炭酸ガスボンベ72内の炭酸ガスが流入し、薬液容器78内の薬液が回路切換配管82及び洗浄用配管80を介して、飲料原料配管23A内に流入し、当該飲料原料配管23A内の薬液がノズル30Nから排出される。そして、最初の薬液が排出された時点で、作業者は、パネルAPのボタン30S又はボタン30C/Pを操作し、飲料原料電磁弁30SVを閉鎖し、所定時間飲料原料配管23A内に薬液を滞留させる。
これにより、薬液中の次亜塩素酸などの成分により、飲料原料配管23A内が殺菌及び除菌処理される。
引き続き、作業者は、順次他のボタンSを操作し、対応する飲料原料電磁弁SVを開放し、各飲料原料配管23内に薬液を流入させる。最初の薬液が排出された時点で、再度パネルのボタンSを操作して、飲料原料電磁弁SVを閉鎖する。
尚、当該作業は、各パネルに設けられるボタンSを操作することにより、個別に飲料原料配管23内に薬液を流入させても良いが、これ以外にも、パネル8に設けられる飲料原料ボタン9を操作し、全ての飲料原料電磁弁SVを同時に開放しても良いものとする。
これにより、個別にボタンSを操作し、各飲料原料電磁弁SVを開放する場合に比して、作業を簡素化することができ、一度に薬液の流入を行うことができることから、洗浄作業時間の短縮を図ることができるようになる。
この場合において、各飲料原料配管23から最初の薬液が排出された時点で、作業者は、各パネルに設けられるボタンS又はボタンC/Pを操作することにより、対応する飲料原料電磁弁SVを閉鎖する。
その後、作業者は、各パネルのボタンM、ボタンC/P又は冷却水ボタン11を操作することにより、対応する希釈水電磁弁WVの開閉制御を行い、各希釈水配管24(24A、24B、24C、24D)の薬液充填過程を実行する。尚、当該希釈水配管24の薬液充填過程については、上記飲料原料配管23の薬液充填過程と同様に行われるため、説明を省略する。
そして、全ての希釈水配管24の薬液充填が終了した後、作業者は、各パネルのボタンL、ボタンC/P又は炭酸水ボタン10を操作することにより、対応する炭酸水電磁弁CVの開閉制御を行い、各炭酸水配管25(25A、25B、25C、25D)の薬液充填過程を実行する。尚、このとき、作業者は、リンスボタン40を操作し、フロートスイッチ56を有効とする。これにより、カーボネータ給水電磁弁52は、開放された状態とされるため、薬液容器78内に炭酸ガスボンベ72内の炭酸ガスが流入し、薬液容器78内の薬液が回路切換配管82及び洗浄用配管80を介して、各炭酸水配管25及びカーボネータ14内に薬液が満たすことができる。尚、当該炭酸水配管25の薬液充填過程については、カーボネータ給水電磁弁52を開放すること以外は、上記飲料原料配管23の薬液充填過程と同様に行われるため説明を省略する。
これにより、全ての飲料原料配管23、希釈水配管24及び炭酸水配管25内に薬液を充填する薬液充填過程が終了した後、作業者は、再び、キーボード43を操作し、前記洗浄用装置60のガス電磁弁63を開放し、水電磁弁61、薬液電磁弁62を閉鎖し、飲料原料配管23、希釈水配管24及び炭酸水配管25毎に詳細は上述した場合と同様にガスブロー過程を実行する。これにより、各配管23、24、25内から炭酸ガスにより薬液が排出される。このとき、薬液によって配管内部に付着した汚れなどが分解され、当該薬液と共に、ノズルより排出される。尚、炭酸水配管25のガスブロー過程を実行する際には、上述した如きガスブロー過程と同様にリンスボタン40を操作することでフロートスイッチ56は無効とされ、これにより、カーボネータ給水電磁弁52は、閉鎖された状態とされているものとする。
その後、全ての飲料原料配管23、希釈水配管24及び炭酸水配管25内のガスブロー過程が終了した後、作業者は、再び、キーボード43を操作し、前記洗浄用装置60の水電磁弁61を開放し、薬液電磁弁62、ガス電磁弁63を閉鎖し、炭酸水配管25の水ブロー過程を実行する。作業者は、各パネルのボタンL、ボタンC/P又は炭酸水ボタン10を操作することにより、対応する炭酸水電磁弁CVの開閉制御を行い、各炭酸水配管25(25A、25B、25C、25D)の水ブロー過程を実行する。尚、このとき、作業者は、先ずはじめに、リンスボタン40を操作し、フロートスイッチ56を有効とする。これにより、カーボネータ給水電磁弁52は、開放された状態とされるため、空のカーボネータ14内に水道水が満たされる。水道水がカーボネータ14内に所定量満たされた後、作業者は、再びリンスボタン40を操作し、フロートスイッチ56を無効とする。これにより、カーボネータ給水電磁弁52は、閉鎖される。
その後、作業者は、例えばボタン30Lを操作すると、制御装置91は、炭酸水電磁弁30CVを開放する。尚、このとき、フロートスイッチ56は無効とされており、カーボネータ給水電磁弁52が閉鎖されているため、水道水が回路切換装置41の回路切換配管81及び洗浄用配管80を介して、炭酸水配管25A内に流入し、当該炭酸水配管25A内に残留する薬液を水道水によってノズル30Nからすすぎ出す。このとき、配管25A内に残留した固定物などもノズル30Nを介して外部に押し出される。尚、制御装置91は、リンスボタン40が操作され、フロートスイッチ56が無効とされている間は、水槽水給水ランプ42を点滅させ、作業者に報知するものとする。
そして、カーボネータ14内の水道水が全て排出され、ノズル30Nから水道水が排水されなくなったら、作業者は、再び、リンスボタン40を操作してフロートスイッチ56を有効とし、カーボネータ給水電磁弁52を開放する。これにより、上述と同様に空のカーボネータ14内に水道水が満たされる。そして、再び、フロートスイッチ56を無効とし、炭酸水配管25Aからの排水を再開する。当該作業を例えば4回程度繰り返すことにより、カーボネータ14内壁に残留する次亜塩素酸をも水道水によりすすぐことができる。
そして、ノズル30Nから排出される水道水の残留塩素濃度を検査し、残留塩素濃度が所定濃度以下となった時点で、作業者は、再度パネルAPのボタン30Lを操作し、制御装置91により、炭酸水電磁弁30CVを閉鎖する。
尚、他の炭酸水配管25についても、対応するボタンLを操作することで、残留する薬液をすすぐ作業を行う。
尚、係る作業においても、各パネルに設けられるボタンLを操作することにより、個別に炭酸水配管25内に残留する薬液を含む水道水の排出を行っても良いが、これ以外にも、パネル8に設けられる炭酸水ボタン10を操作し、全ての炭酸水電磁弁CVを同時に開放しても良いものとする。
これにより、個別にボタンLを操作し、各炭酸水電磁弁CVを開放する場合に比して、作業を簡素化することができ、一度に各配管のすすぎ作業を行うことができることから、洗浄作業時間の短縮を図ることができるようになる。
この場合において、各炭酸水配管25から排出される水道水の次亜塩素酸濃度が所定濃度以下となった後は、作業者は、各パネルに設けられるボタンL又はボタンC/Pを操作することにより、対応する炭酸水電磁弁CVを閉鎖する。
そして、全ての炭酸水配管25の水ブローが終了した後、作業者は、例えばボタン32Mを操作し、制御装置91は、希釈水電磁弁32WVを開放する。これにより、水道水が回路切換装置41の回路切換配管81を介して、希釈水配管24C内に流入し、当該希釈水配管24C内に残留する薬液を水道水によってノズル32Nからすすぎ出す。このとき、配管24C内に残留した固形物などもノズル32Nを介して外部に押し出される。
そして、所定時間、希釈水配管24C内への水道水の流入を継続し、ノズル32Nから排出される水道水の残留塩素濃度を検査し、残留塩素濃度が所定濃度以下となった時点で、作業者は、再度パネルCPのボタン32Mを操作し、制御装置91により、希釈水電磁弁32WVを閉鎖する。
引き続き、作業者は、順次他のボタンMを操作し、対応する希釈水電磁弁WVを開放し、各希釈水配管24内に残留する薬液を水道水によって、すすぎ出す。全て排出された後、再度パネルのボタンMを操作して、希釈水電磁弁WVを閉鎖する。
そして、全ての希釈水配管24の水ブローが終了した後、作業者は、ボタンS又はボタンC/P又は飲料原料ボタン9を操作することにより、対応する飲料原料電磁弁SVの開閉制御を行い、各飲料原料配管23(23A、23B、23C、23D)の水ブロー過程を実行する。尚、当該飲料原料配管23の水ブロー過程については、上記希釈水配管24の水ブロー過程と同様に行われるため、説明を省略する。
これにより、全ての飲料原料配管23、希釈水配管24及び炭酸水配管25内に残留した薬液をすすぐ水ブロー過程が終了した後、作業者は、再び、キーボード43を操作し、前記洗浄用装置60のガス電磁弁63を開放し、水電磁弁61、薬液電磁弁62を閉鎖し、各飲料原料配管23に詳細は上述した場合と同様にガスブロー過程を実行する。これにより、各飲料原料配管23内から炭酸ガスにより水道水が排出される。このとき、希釈水配管24には、既に、水ブロー過程において希釈水が充填された状態とされているため、更にガスブロー過程を行う必要はない。また、炭酸ガス配管25についても、上述した如き水ブロー過程が終了した時点で、カーボネータ14内には、水道水及び炭酸ガスが供給されているため、各炭酸水配管25への炭酸水の充填作業は終了していることとなる。そのため、当該炭酸ガス配管25についても、更にガスブロー過程を行う必要はない。
その後、作業者は、洗浄用装置60を外し、前記洗浄モードにおける各サービスバルブの接続状態から、前記飲料供給モードにおける各サービスバルブの接続状態に変更する。即ち、各サービスバルブ6A、55、5A、56、3A、57、42、5B、43、6B、47、84、48及び86を外し、サービスバルブ6Aに6Bを接続し、5Aに5Bを接続し、3Aには、飲料原料配管23を介して各飲料原料タンクが接続されるサービスバルブ3Bを接続する。
そして、作業者は、各パネルのボタンS、ボタンC/P又は飲料原料ボタン9を操作することにより、対応する飲料原料電磁弁SVの開閉制御を行い、各飲料原料配管23(23A、23B、23C、23D)の飲料原料充填を実行する。これにより、飲料原料タンク30内に炭酸ガスボンベ72内の炭酸ガスが流入し、飲料原料タンク30内の飲料原料が飲料原料配管23内に流入し、当該飲料原料配管23内に所定の飲料原料が充填される。そして、ノズルから吐出される飲料原料が吐出された時点で、作業者は、パネルのボタンS又はボタンC/Pを操作し、飲料原料電磁弁SVを閉鎖する。
これにより、全ての飲料の原料である飲料原料、希釈水、炭酸水が流入する各配管23、24、25の洗浄作業及び充填作業が終了する。
以上の構成により、本発明によれば、各配管に洗浄用装置60を連通させた状態で、洗浄モードにおいて、本体2前面に設けられた各操作ボタンを操作することにより、格別に洗浄のための操作ボタンを本体2の前面に設けることなく、飲料供給モードでは飲料の供給動作を行う操作ボタンを用いることで、上記各洗浄動作を実行することができるようになる。そのため、飲料供給モードにおいて使用される操作ボタンを用いて洗浄モードの操作を実行することができるため、ボタン点数の削減を図ることができる。
特に、操作ボタンは本体2の前面に設けられているため、従来のように、洗浄モードを行う度に、本体2内に設けられたキーボードなどの操作手段の入力作業を行う回数が少なくなり、煩雑な洗浄動作を簡素化することができるようになる。これにより、洗浄動作の作業時間を短縮することができ、利便性が向上する。
また、詳細は上述した如く、本体2前面の操作部27には、同時に全ての飲料原料電磁弁SV、又は、希釈水電磁弁WV、若しくは、炭酸水電磁弁CVを開放する飲料原料ボタン9、冷却水ボタン11、炭酸水ボタン10を設けたので、一度のボタン操作のみで、各種の電磁弁全てを開放することができ、複雑なボタン操作を簡素化することができるようになる。
尚、本実施例では、これら飲料原料ボタン9、炭酸水ボタン10、冷却水ボタン11は、開放制御のみを実現可能としているが、再度操作することにより、対応する全ての電磁弁SV、WV又はCVの閉鎖を行っても良いものとする。これにより、より一層、利便性が向上する。
また、本実施例では、上述したように、洗浄用装置60の回路切換装置41に設けられる各電磁弁61、63、62は、本体2側のキーボード43により制御可能としているため、これら回路切換装置41が当該飲料ディスペンサ1本体と遠隔した場所、例えば飲料ディスペンサ1がレストランのホールなどに設けられており、炭酸ガスボンベ72や飲料原料タンク、洗浄用装置60が厨房などに設けられている場合であっても、当該回路切換装置41が設置される場所と飲料ディスペンサ1本体との間を行き来することなく電磁弁61、63、62の開閉作業を行うことができるため、より一層、煩雑な作業を簡素化することができるようになる。
尚、本実施例では、上述したように、洗浄用装置61は、回路切換装置41を設けることにより、各サービスバルブを付け替えるのみで容易に洗浄用装置61を取り付けることができる構成としているが、これ以外にも、格別に回路切換装置41を設けることなく本体2側の各飲料原料配管23、希釈水配管24、炭酸水配管25に、直接炭酸ガスボンベ72や水道水供給配管75、更には、薬液容器78を付け替えることで、若しくは、水道水供給配管75や炭酸ガスボンベ72に接続された薬液容器78の空気層と薬液層とを利用することにより、洗浄作業の各過程を実行する場合であっても、本発明を適用することができる。
飲料ディスペンサの正面図である。 図1の飲料ディスペンサの側面図である。 図1の飲料ディスペンサの扉を開いた状態の正面図である。 BIBユニットの拡大正面図である。 図1の飲料ディスペンサの操作部の拡大図である。 図1の飲料ディスペンサの内部構成を示す図である。 洗浄用装置を取り付けた状態の図1の飲料ディスペンサの内部構成を示す図である。 図1の飲料ディスペンサの本体内部配管構成図である。 図1の飲料ディスペンサの制御装置の電気回路のブロック図である。 洗浄モードにおける操作部のボタンによる制御動作を示す図である。 洗浄モードの作業手順を示す図である。
A、B 強弱炭酸系の有糖飲料
C、D 無炭酸系の有糖飲料
E、F 無糖飲料
AP、BP、CP、DP、EP、FP、8 パネル
CV、30CV、31CV、32CV、33CV 炭酸水電磁弁
SV、30SV、31SV、32SV、33SV 飲料原料電磁弁
WV、32WV、33WV、34WV、35WV 希釈水電磁弁
1 飲料ディスペンサ
2 本体
3A、3B、5A、5B、6A、6B、42、43、47、48、49、55、84、86 サービスバルブ
9 飲料原料ボタン
10 炭酸水ボタン
11 冷却水ボタン
14 カーボネータ
19、20 BIBユニット
22 タンクユニット
23、23A、23B、23C、23D 飲料原料配管
24、24A、24B、24C、24D 希釈水配管
25、25A、25B、25C、25D 炭酸水配管
27 操作部
30、31、32、33 飲料原料タンク
30S、30M、30L、30C/P、31S、31M、31L、31C/P、32S、32M、32L、32C/P、33S、33M、33L、33C/P、34S、34M、34L、34C/P、35S、35M、35L、35C/P ボタン
30N、31N、32N、33N、34N、35N、34C、35C ノズル
40 リンスボタン
41 回路切換装置
79、81、82、83 回路切換配管
55 サービスバルブ
56 フロートスイッチ
60 洗浄装置
61 水電磁弁
62 薬液電磁弁
63 ガス電磁弁
70 炭酸ガス圧力調整手段
71 ガス供給配管
72 炭酸ガスボンベ
73 ガス供給配管
74 カーボネータ冷却水供給配管
78 薬液容器
90 電気通信線
91 制御装置

Claims (2)

  1. 飲料を製造するための原料を供給する配管を本体内に備えた飲料ディスペンサにおいて、
    前記本体の前面に配置された飲料供給用の操作ボタンと、
    前記配管に介設された開閉手段と、
    前記操作ボタンの操作に基づき、前記開閉手段を制御する制御手段とを備え、
    該制御手段は、飲料供給モードと洗浄モードを有し、前記飲料供給モードにおいては、前記配管に所定の原料供給源が連通された状態で、前記操作ボタンに対応した飲料の供給動作を実行すると共に、前記洗浄モードにおいては、前記配管に所定の洗浄用装置が連通された状態で、前記操作ボタンに対応した所定の洗浄動作を実行することを特徴とする飲料ディスペンサ。
  2. 複数の前記飲料、又は、複数の前記飲料及び原料に対応した複数の前記配管と、各配管にそれぞれ介設された複数の前記開閉手段と、複数の前記飲料、又は、複数の前記飲料及び原料に対応して設けられた複数の前記操作ボタンを備え、
    前記制御手段は前記洗浄モードにおいて、前記操作ボタンの操作に基づき当該操作ボタンに対応した前記開閉手段を制御すると共に、所定の前記操作ボタンが操作された場合は、複数の前記開閉手段を制御することを特徴とする請求項1の飲料ディスペンサ。
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