JPH10287123A - 自動車用空調制御装置 - Google Patents

自動車用空調制御装置

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JPH10287123A
JPH10287123A JP3271698A JP3271698A JPH10287123A JP H10287123 A JPH10287123 A JP H10287123A JP 3271698 A JP3271698 A JP 3271698A JP 3271698 A JP3271698 A JP 3271698A JP H10287123 A JPH10287123 A JP H10287123A
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Yasufumi Kurahashi
康文 倉橋
Minoru Fukumoto
稔 福本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温水式暖房装置を備えた空調制御装置におい
て、温水加熱器の空焚き運転を防止する自動車用空調制
御装置を提供する。 【解決手段】 熱媒体である温水と車室内へ送風する空
気とを熱交換する温水式熱交換器15と、温水を加熱す
る温水加熱器19と、温水を温水式熱交換器15と温水
加熱器19へ循環させるポンプ17とを有する空調制御
装置において、循環する温水の流量を検出する温水循環
量検出器27と、温水循環量検出器27からの検出結果
に基づき、循環する温水の流量が所定値以下の場合に、
温水加熱器19を停止させる温水加熱停止装置29aと
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気自動車またはハ
イブリッド自動車の車室内の空調を行う空調装置であっ
て、特に温水式暖房装置を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用空調制御装置として、温水を利
用して暖房を行う温水式暖房装置が従来よりよく用いら
れる。この温水式暖房装置は、温水と空気との熱交換を
行う温水式熱交換器と、温水を加熱する温水加熱器と、
温水を循環させるポンプと、温水を加熱する温水加熱器
とを備えており、循環する温水により空気を加熱して暖
房を行う。また、図29に示すように、温水加熱器19
は温水を所定量蓄える温水タンク5と、温水タンク5の
内の温水を加熱する電気ヒータ7とを有している。ここ
で、電気ヒータ7は通電することにより電気ヒータ7内
部のニクロム線等からなる発熱体が発熱し、この熱によ
り温水を加熱する。通常、温水の水量は、温水タンク5
内で電気ヒータ7の発熱部(図中のハッチング部)が温
水中にあるように保たれている。
【0003】このような温水式暖房装置の運転中におい
て、水漏れ等により温水タンク5内の温水の量がある程
度減少すると、電気ヒータ7の発熱部の一部が空気中に
露出した状態となる。この状態のまま、電気ヒータ7に
よる加熱を続けると、発熱部の露出した部分が異常高温
になり、焼損することとなる(以下、「空焚き運転」と
いう。)。
【0004】このような空焚き運転を防止するために
は、電気ヒータ7の温度を検出し、過熱が検出されたと
きに電気ヒータ7への通電を遮断することにより、電気
ヒータ7の温度上昇を防止する方法が考えられる。
【0005】電気ヒータ7の温度を検出する手段として
は、サーミスタを電気ヒータ7の発熱部に接触させて、
電気ヒータ7の温度を検出する方法が考えられる。例え
ば、図30に示すようにサーミスタケース65に収納さ
れたサーミスタ61を電気ヒータ7に接触させて電気ヒ
ータ7の温度を検出している。この場合、図31に示す
ように、サーミスタ61は、サーミスタ61からの電気
信号を取り出すためのリード線67とともにサーミスタ
ケース65内に納められている。また、サーミスタケー
ス65は温水中に配置されているため、サーミスタケー
ス65内は温水の浸入を防ぐために樹脂68によりモー
ルドされている。しかし、この方法では、温度変化によ
るサーミスタケース65およびリード線67の膨張、収
縮のため、樹脂モールド部分68とリード線67との間
に間隙が発生し、サーミスタ61に温水が浸入し、サー
ミスタ61が正常に作動しなくなるという問題がある。
そこで、一般的には、サーミスタを温水タンク5の外面
に接触させて電気ヒータ7の過熱温度を検出している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにサ
ーミスタを温水タンク5の外面に接触させて電気ヒータ
7の過熱温度を検出する方法では、電気ヒータ7の温度
がサーミスタに正確に伝わらないため、電気ヒータ7の
温度を正確に検出できない。すなわち、発熱部が過熱状
態にあるにもかかわらず、サーミスタの温度が十分に上
昇しないため、電気ヒータ7の過熱状態を十分に検出で
きないという問題がある。そのため、温水タンク5内の
水漏れ等による過熱を検出できず、空焚き運転を防止す
ることができない。
【0007】本発明は上記問題を解決すべくなされたも
のであり、その目的とするところは、温水式暖房装置を
備えた空調制御装置において、温水加熱器の空焚き運転
を防止する、電気自動車またはハイブリッド自動車に好
適な空調制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の自動
車用空調制御装置は、熱媒体である温水と車室内へ送風
する空気とを熱交換する温水式熱交換手段と、前記温水
を加熱する温水加熱手段と、該温水加熱手段にて加熱さ
れた温水を前記温水式熱交換手段と温水加熱手段へ循環
させる温水循環手段とを有する空調制御装置において、
循環する温水の流量を検出する温水循環量検出手段と、
該温水循環量検出手段からの検出結果に基づき、循環す
る温水の流量が所定値以下の場合に、前記温水加熱手段
を停止させる温水加熱停止手段とを備えた。前記第1の
自動車用空調制御装置において、前記温水加熱停止手段
は、前記温水循環量検出手段からの検出結果に基づき、
温水の流量が所定値以下となる状態が所定時間以上継続
した場合に、前記温水加熱手段を停止させてもよい。ま
た、前記第1の自動車用空調制御装置において、前記温
水循環手段は駆動源としてモータを有し、前記温水循環
量検出手段は前記温水循環手段のモータに流れる電流ま
たはモータの回転数に基づいて温水の流量を検出しても
よい。さらに、前記第1の自動車用空調制御装置におい
て、前記温水加熱手段は、所定量の前記温水を蓄える温
水タンクと、該温水タンク内に配設され、発熱部の発熱
によりタンク内の温水を加熱する電気ヒータとを有し、
前記温水タンクにおいて、前記温水を前記温水循環手段
へと導く温水出口部を前記電気ヒータの発熱部の上端よ
りも上方の位置に設けてもよい。
【0009】本発明に係る第2の自動車用空調制御装置
は、熱媒体である温水を所定量だけ蓄える温水タンク
と、該温水タンク内に配設され、発熱により前記温水タ
ンク内の温水を加熱する電気ヒータとを有する空調制御
装置において、前記温水タンク内の温水の水位を検出す
る水位検出手段と、該水位検出手段からの出力に基づ
き、温水の水位が所定値以下になったときに、前記電気
ヒータを停止させる温水加熱停止手段とを設けた。前記
第2の自動車用空調制御装置において、前記水位検出手
段は、前記温水タンク内の温水が減少したときに空気中
に露出するように前記温水タンク内に配設され、温度に
応じて抵抗値を変化させるサーミスタと、該サーミスタ
が温水中にあるときよりも空気中に露出したときの方が
自己発熱による温度上昇が大きくなるように前記サーミ
スタを制御するサーミスタ制御手段とを備える。このと
き、前記温水加熱停止手段は、前記サーミスタの抵抗値
に基づいてサーミスタの温度を検出し、サーミスタの温
度が所定温度以上になったときに、前記電気ヒータを停
止させてもよい。また、前記第2の自動車用空調制御装
置において、前記水位検出手段は、さらに、前記温水タ
ンク内の温水の温度を検出する温水温度検出手段を備え
てもよい。このとき、前記温水加熱停止手段は、前記温
水温度検出手段による検出結果と前記サーミスタの抵抗
値に基づき、前記温水と前記サーミスタとの温度差を検
出し、該温度差が所定値以上の場合に前記電気ヒータを
停止させるようにしてもよい。さらに、前記第2の自動
車用空調制御装置において、前記温水加熱停止手段は、
前記電気ヒータを停止させたときに、サーミスタの自己
発熱による温度上昇を抑さえるために前記サーミスタの
動作を停止させるサーミスタ自己発熱抑制手段を備えて
もよい。
【0010】本発明に係る第3の自動車用空調制御装置
は、熱媒体である温水を所定量だけ蓄える温水タンク
と、該温水タンク内に配設され、発熱により前記温水タ
ンク内の温水を加熱する電気ヒータとを有する空調制御
装置において、前記電気ヒータの温度を検出する電気ヒ
ータ温度検出手段と、該電気ヒータ温度検出手段からの
検出結果に基づき、電気ヒータの温度が所定温度以上に
なったときに、前記電気ヒータを停止させる温水加熱停
止手段とを設けた。前記第3の自動車用空調制御装置に
おいて、前記電気ヒータ温度検出手段として、温度に応
じて抵抗値が変化するサーミスタまたは温度変化に伴う
液体の収縮・膨張によりオン・オフを制御する液膨式サ
ーモスタットを用いてもよい。また、前記第3の自動車
用空調制御装置において、前記電気ヒータ温度検出手段
を前記電気ヒータの発熱部の最上部または中央部に取付
けてもよい。
【0011】本発明に係る第4の自動車用空調制御装置
は、熱媒体である温水を所定量だけ蓄える温水タンク
と、該温水タンク内に配設され、発熱により前記温水タ
ンク内の温水を加熱する電気ヒータとを有する空調制御
装置において、前記温水の温度を検出する温水温度検出
手段と、前記電気ヒータの発熱部及びその近傍の温度を
検出する発熱部温度検出手段と、前記温水温度検出手段
および前記発熱部温度検出手段からの検出結果に基づ
き、電気ヒータの発熱部及びその近傍の温度が温水の温
度よりも所定温度差以上高くなったときに、前記電気ヒ
ータを停止させる温水加熱停止手段とを設けた。前記第
4の自動車用空調制御装置において、前記発熱部温度検
出手段に、温度に応じて抵抗値が変化するサーミスタを
用いてもよい。また、前記第4の自動車用空調制御装置
において、前記発熱部温度検出手段は、前記電気ヒータ
の発熱部の最上部または中央部に取付けてもよい。
【0012】本発明に係る温度検出器は、温水を所定量
蓄える温水タンク内にて温水の温度または温水を加熱す
る電気ヒータの温度を検出する温度検出器において、検
出した温度に応じた電気信号を取り出すためのリード線
が接続されたサーミスタと、該サーミスタを内部に収納
する収納ケースとからなる。温度検出手段において、該
収納ケースは前記温水タンクの内側上面に温水が浸入し
ないように密閉して取付けられ、前記温水タンクの上面
から温水タンクの外側に前記リード線が引き出されてい
る。
【0013】以上のようにして、本発明に係る自動車用
空調制御装置は、温水式暖房装置において、温水の循環
量、水位等により水不足の検出を行い、水不足検出時に
温水加熱手段を停止させることにより、温水式暖房装置
の空焚きを防止する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明に係る自動車用空調制御装置の実施形態を説明する。
【0015】<実施の形態1>本実施形態の自動車用空
調制御装置(以下、「空調制御装置」という。)は、温
水式暖房装置において、循環する温水の量を検出するこ
とにより水不足を検出し、水不足検出時に温水加熱器を
停止させることにより、空焚きを防止するものである。
【0016】図1に本実施形態の空調制御装置のブロッ
ク図を示す。空調制御装置は温水の循環により暖房を行
う温水式暖房装置を備えており、温水式暖房装置は温水
式熱交換器15とポンプ17と温水加熱器19とから構
成され、温水式熱交換器15、ポンプ17および温水加
熱器19は循環経路21により接続されている。温水は
この循環経路21中を循環している。また、温水式熱交
換器15は空調用ダクト23内に、風を送り出すブロア
25とともに設置されている。ここで、温水加熱器19
は、従来技術において述べたように温水タンク5と電気
ヒータ7とを備えている。このように構成された空調制
御装置において、温水は、温水加熱器19にて加熱さ
れ、ポンプ17により循環経路21中を循環させられ、
温水式熱交換器15にて空調用ダクト23内を流れる空
気と熱交換される。これにより空調用ダクト23内にお
いて、温風が生成され、暖房のために車室内へ送り出さ
れる。
【0017】さらに、本実施形態の温水式暖房装置は、
循環経路21中を循環する温水の流量を検出する温水循
環量検出器27と、温水循環量検出器27からの検出値
に基づき水不足検出時に温水加熱器19を停止させる温
水加熱停止装置29aとを備える。温水加熱停止装置2
9aにおいて、水不足の検出は温水循環量検出器27に
より検出された循環量に基づいて行われる。すなわち、
温水タンク5内に水不足が生じると、循環経路21中を
循環する温水の量(以下、「循環量」という。)が減少
するため、温水加熱停止装置29aは、温水循環量検出
器27の検出値に基づき、温水の循環量が所定値以下に
なったときに、水不足が発生したとし、温水加熱器19
への通電を遮断し、温水加熱器19の運転を停止させ
る。
【0018】以下に図2のフローチャートを参照して本
実施形態における空調制御装置の制御について説明す
る。なお、本制御は暖房運転中、すなわち、乗員が空調
の設定/操作等を行う空調操作パネル(図示せず)にお
ける暖房スイッチがオンしているときに所定の時間間隔
で実行される(以降の他の制御においても同様とす
る。)。図2において、温水加熱停止装置29aは温水
循環量検出器27から温水の循環量を入力する。(S
1)。次に、循環量と所定値とを比較し(S2)、循環
量が所定値よりも少ないときは、温水加熱器19内の電
気ヒータ7への通電を遮断することにより温水加熱器1
9を停止させ(S3)、一方、循環量が所定値以上のと
きは、通電を継続することにより温水加熱器19を作動
させる(S4)。
【0019】このようにして、空調制御装置は、温水の
循環量を検出することにより、温水タンク5内の水不足
を検出し、水不足検出時に温水加熱器19を停止させる
ことにより空焚きを防止することができる。
【0020】次に、本実施形態における空調制御装置の
別の制御について説明する。本制御においては、所定時
間の間、継続して循環量が所定値よりも少ないか否かを
判断することにより、水不足の検出を行う。以下に、図
3のフローチャートを参照して本制御について説明す
る。
【0021】図3において、温水加熱停止装置29aは
温水循環量検出器27から温水の循環量を入力する。
(S11)。次に、循環量と所定値とを比較し(S1
2)、循環量が所定値よりも少ないときは、さらに、こ
の状態が所定時間以上経過しているか否か判断する(S
13)。所定時間以上経過している場合は、温水加熱器
19への通電を遮断し、温水加熱器19を停止させる
(S14)。ステップS12での判断の結果、循環量が
所定値以上のとき、または、ステップS13での判断の
結果、所定時間経過していないときは、温水加熱器19
を作動させる(S15)。
【0022】このようにして、空調制御装置は、温水の
循環量を検出し、循環量が所定値よりも少ない状態が所
定時間以上継続したときに、温水加熱器19を停止させ
る。これにより、振動等による一時的な温水タンク5内
の水位の低下時において、誤って水不足を検出すること
がなくなり、図2に示す制御よりもより精度が高く水不
足が検出できる。
【0023】<実施の形態2>図4に実施の形態2の空
調制御装置のブロック図を示す。図4では、図1に示す
空調制御装置において、ポンプ17を駆動するための電
動モータ31および電動モータ31に電力を供給する電
源33を図面上に示し、温水循環量検出器27として、
電動モータ31に流れるモータ電流を検出する電流セン
サ35を用いたものである。
【0024】本実施形態の空調制御装置では、温水の循
環量とモータ電流との間に比例関係があることを利用し
て水不足の検出を行い、水不足の検出時に温水加熱器1
9を停止させる。すなわち、温水の循環量が変化する
と、モータへの負荷が変化しモータ電流が変化するた
め、モータ電流を監視することにより水不足を検出でき
る。具体的には、温水加熱停止装置29bは、電流セン
サ35からモータ電流の検出値を入力し、モータ電流が
所定値よりも小さくなったときに、水不足が発生したと
し、温水加熱器19を停止させる。
【0025】以下に、図5のフローチャートを参照し
て、本実施形態における空調制御装置の制御を説明す
る。図5において、温水加熱停止装置29bは電流セン
サ35からモータ電流の検出値を入力する。(S2
1)。次に、検出値に基づき、モータ電流の電流量と所
定値とを比較し(S22)、電流量が所定値よりも少な
いときは温水加熱器19を停止させ(S23)、一方、
電流量が所定値以上のときは温水加熱器19を作動させ
る(S24)。
【0026】このようにして、本実施形態の空調制御装
置においても、電動モータ31の電流量を検出すること
により、温水タンク5内の水不足を検出し、水不足検出
時には温水加熱器19を停止させることにより空焚きを
防止することができる。
【0027】なお、本制御においても、実施の形態1の
場合と同様に、モータ電流量が所定値よりも少ない状態
が所定時間以上継続したか否かを判断することにより、
水不足の検出を行ってもよく、これにより、一時的な水
位の低下時において、誤って水不足を検出することがな
くなり、図5に示す制御よりもさらに精度が高く水不足
が検出できる。
【0028】<実施の形態3>図6に実施の形態3の空
調制御装置のブロック図を示す。図6では、図1に示す
空調制御装置において、温水循環量検出器27として、
ポンプ17に含まれる回転体の回転数を検出する回転数
検出器36を備えたものである。回転体としては、例え
ば、電動モータ31や羽根車等が考えられる。本実施形
態の温水加熱停止装置29cは、回転数検出器36から
検出値を入力し、この検出値に基づき温水加熱器19の
停止を制御する。すなわち、温水の循環量の変化にとも
なう負荷の変化により回転体の回転数もまた循環量に応
じて変化する。これを利用して、温水加熱停止装置29
cは回転数が所定値よりも大きくなったときに、水不足
が発生したとし、温水加熱器19を停止させる。以下
に、図7のフローチャートを参照して、本実施形態にお
ける空調制御装置の制御を説明する。
【0029】図7において、温水加熱停止装置29cは
回転数検出器36から回転数の検出値を入力する(S3
1)。次に、検出値に基づき、回転体の回転数と所定値
とを比較し(S32)、回転数が所定値よりも大きいと
きは、温水加熱器19を停止させ(S33)、一方、回
転数が所定値以下のときは、温水加熱器19を作動させ
る(S34)。
【0030】このようにして、本実施形態の空調制御装
置においても、ポンプ17における電動モータ31や羽
根車等の回転体の回転数を検出することにより、温水タ
ンク5内の水不足を検出し、水不足検出時には温水加熱
器19を停止させることにより空焚きを防止することが
できる。
【0031】なお、本制御においても、実施の形態1の
場合と同様に、所定時間の間、継続してポンプ17にお
ける回転体の回転数が所定値よりも少ないか否かを判断
することにより、水不足の検出を行ってもよく、これに
より、一時的な水位の低下時において、誤って水不足を
検出することがなくなり、図7に示す制御よりもさらに
精度が高く水不足が検出できる。
【0032】また、上記実施の形態においては、温水の
循環量の減少にともないポンプ17に対する負荷が減少
し、それによりモータ電流またはポンプ17における回
転体の回転数が変化するという相関関係を用いて、水不
足の検出を行った。そこで、図8に示すように、温水タ
ンク5とポンプ17との接合部において、温水タンク5
からポンプ17へ温水が流出する温水出口部37を、電
気ヒータ7の発熱部の上端よりも上になるように設け
た。従来においては、図25に示すように、温水出口部
9は温水タンク5の中央部に位置し、温水タンク5の中
央から温水を取り入れていたのに対して、本例では温水
出口部37を電気ヒータ7の発熱部の上端よりも上にな
るように設けたため、温水の水位が僅かに低下しただけ
で、ポンプ17に供給される温水の量が減少するため、
より迅速に水不足を検出できるようになる。
【0033】<実施の形態4>本実施形態の空調制御装
置は、温水タンク5内の水位を検出することにより水不
足を判断し、水位低下時に電気ヒータ7への通電を遮断
するものである。すなわち、空調制御装置は、温水タン
ク5内の水位を検出する水位検出手段と、水位検出手段
の検出結果に基づき、水位低下時に電気ヒータ7への通
電を遮断する温水加熱停止装置とを備える。
【0034】図9に、本実施形態の温水加熱停止装置の
回路図を示す。図9に示すように、温水加熱停止装置
は、サーミスタ41と抵抗43、45、47と比較・保
持回路49aとトランジスタ51とリレー53とからな
る。本回路において、比較・保持回路49aにはサーミ
スタ41と抵抗43により分圧されて与えられる電圧
と、抵抗45と抵抗47とで分圧されて与えられる基準
電圧とが入力され、それらの電圧の比較結果がトランジ
スタ51に出力される。トランジスタ51はリレーのコ
イル53aと直列に接続されており、リレーの接点53
bは温水加熱器19および電源57と直列に接続されて
おり、リレー53のオン・オフにより温水加熱器19内
の電気ヒータ7への通電/遮断が制御される。ここで、
抵抗45、47の値は、水位が正常状態のときに、サー
ミスタ41と抵抗43とにより与えられる電圧が抵抗4
5と抵抗47とで与えられる基準電圧より高くなるよう
に設定されている。
【0035】また、サーミスタ41は温度上昇にともな
い抵抗値が下降する負極性のものであり、水位検出手段
として、図10に示すように温水タンク5内の上部に配
設されている。この場合、図10に示すように、サーミ
スタ41はサーミスタケース65内に収納され、サーミ
スタケース65は温水タンク5上面に温水が浸入しない
ように密閉して取付けられ、さらにリード線67の引き
出し部が温水タンク5の外側に配置されている。温水の
水位は正常時には温水タンク5内の水位Aにあり、サー
ミスタケース65は温水中にある。このようにすること
で、従来技術で説明したような温水の浸入の問題を解決
している。なお、以降では、サーミスタと、それを収納
するサーミスタケースの温度および温度変化は等しいも
のとして説明を行う。したがって、サーミスタケースが
温水中にあるときはサーミスタも温水中にあるとし、サ
ーミスタケースが空気中に露出したときはサーミスタも
空気中に露出したとする。また、本実施形態では、温水
の温度を例えば70℃に制御し、サーミスタ41の温度
が110℃以上になると電気ヒータ7への通電を遮断す
る。また、抵抗43の値はサーミスタケース65が温水
中にあるときよりも、空気中に露出したときの方がサー
ミスタ41の自己発熱による温度上昇がより大きくなる
ように設定されている。したがって、水位が低下し、サ
ーミスタケース65の露出度が増加するにしたがい、サ
ーミスタ41の温度は上昇するため、サーミスタ41の
温度変化すなわち抵抗値の変化を検出することにより、
温水タンク5内の温水の水位の変化を検出することがで
きる。以下にこの回路の動作を説明する。
【0036】図11に水不足が発生したときのサーミス
タ41および温水の温度変化を示す。この図において、
時間TAまでは温水は水位Aにあり、それ以降、温水が
減少し水位Bまで減少するものとする。温水タンク5内
において、温水の水量が十分(水位A)にあるときは、
サーミスタケース65全体は温水中にあり、図11に示
すようにサーミスタ41の自己発熱は一定温度に抑さえ
らており、サーミスタ41の抵抗値は、抵抗43とサー
ミスタ41とにより与えられる電圧が基準電圧よりも高
くなるような値となる。このため、比較・保持回路49
aの出力は「High(高い電位)」になっており、ト
ランジスタ51がオンし、リレー53がオンし、温水加
熱器19へ電力が供給される。水漏れ等により水位が低
下し、サーミスタケース65の一部が空気中に露出して
くると、サーミスタ41の自己発熱が促進し、図11の
時間TA以降に示すようにサーミスタ41の温度が上昇
し、サーミスタ41の抵抗値が下降する。その後、時間
TBで、サーミスタ41の温度が所定温度110℃にな
ると、抵抗43とサーミスタ41とで与えられる電圧
が、基準電圧を下回り、比較・保持回路49aの出力が
「Low(低い電位)」になり、トランジスタ51がオ
フする。これにより、リレー53がオフし、温水加熱器
19への通電を遮断し、温水加熱器19を停止させる。
このとき、比較・保持回路49aはこの状態を保持する
ように以降の出力を固定する。このように、本実施形態
の空調制御装置では、電気ヒータ7の過熱を検出するこ
とにより、水不足を検出し、空焚きを防止することがで
きる。
【0037】ここで、図12に、図10に示す比較・保
持回路49aの別の例を示す。すなわち、図10におい
て、サーミスタ41の接地側端子はトランジスタ52を
介して接地されている。トランジスタ52のベースには
比較・保持回路49aの出力が入力されている。このよ
うに構成することにより、サーミスタ41の温度上昇と
ともにサーミスタ41の抵抗値が低下し、比較・保持回
路49aの出力が「Low」になり、トランジスタ51
とともにトランジスタ52がオフすることにより、サー
ミスタ52への通電が遮断される。このように本回路で
は、水不足が検出されたときに、サーミスタ41への通
電を遮断し、サーミスタ41の自己発熱を抑制するた
め、サーミスタの寿命を長く保てる。
【0038】<実施の形態5>本実施形態の空調制御装
置は、図13に示すように、水位検出用の第1のサーミ
スタ41と、水温検出用の第2のサーミスタ42とを温
水タンク5内に設け、これら2つのサーミスタ41、4
2により水不足を検出し、水不足検出時に温水加熱器1
9を停止させる温水加熱停止装置を備える。ここで、第
1のサーミスタ41はサーミスタケース65に収納さ
れ、水位を検出するために温水タンク5内の上部に配設
され、第2のサーミスタ42はサーミスタケース66に
収納され、水温を検出するために温水タンク5内の低部
に配設される。図14に温水加熱停止装置の回路図を示
す。図14に示すように、本回路において、比較・保持
回路49bには第1のサーミスタ41と抵抗43とによ
り分圧されて与えられる第1の電圧と、第2のサーミス
タ42と抵抗48とで分圧されて与えられる第2の電圧
と、抵抗45と抵抗47とで分圧されて与えられる基準
電圧とが入力される。本実施形態の比較・保持回路49
bでは、第1の電圧と第2の電圧とを比較し、その電圧
差が基準電圧により決定される所定電圧差以上になった
ときに、その出力を「Low」にする。
【0039】図15は暖房起動時から水不足が発生して
いる場合の第1および第2のサーミスタ41、42の温
度変化を示したものである。暖房開始とともに第2のサ
ーミスタの温度42は温水とほぼ同様の温度変化を示
す。水不足時の第1のサーミスタの温度上昇は第2のサ
ーミスタ41の温度上昇より早く、第1のサーミスタ4
1と第2のサーミスタ42の温度差が基準電圧で決定さ
れる温度差d以上になると、比較・保持回路によりトラ
ンジスタ51がオフされ、これにより電気ヒータ7への
通電が遮断される。
【0040】図16は安定運転時に水不足が発生した場
合の第1および第2のサーミスタ41、42の温度変化
を示したものである。時間TAで水不足が発生すると、
第1のサーミスタ41は自己発熱により温度が上昇す
る。第2のサーミスタ42は一定であるため、時間TB
で温度差が所定値以上になり、上記説明と同様にして電
気ヒータ7への通電が遮断される。
【0041】以上のように本実施形態の空調制御装置で
は、水位を検出する第1のサーミスタ41の温度と、水
温を検出する第2のサーミスタ42の温度との温度差に
より水不足を検出することにより、暖房起動時のような
過渡期においても水不足の検出が可能となる。
【0042】<実施の形態6>温水タンク5内の温水の
水位が低下すると、電気ヒータ7の発熱部の一部が空気
中に露出されるため、この部分の表面温度は上昇する。
このため、本実施形態の空調制御装置では、電気ヒータ
7の発熱部の過熱を検出することにより水不足を検出す
る。
【0043】図17に、実施の形態6における空調制御
装置のブロック図を示す。本実施形態の空調制御装置
は、図1に示す空調制御装置において、温水循環量検出
器27の代わりに、電気ヒータ7の発熱部の温度を直接
検出する電気ヒータ温度検出器60を備えたものであ
り、温水加熱停止装置29dはこの電気ヒータ温度検出
器60による検出値に基づき、電気ヒータ7の温度が所
定値以上のときに温水加熱器19を停止させる。
【0044】電気ヒータ温度検出器60としては例えば
サーミスタを用いることができる。図18に示すよう
に、電気ヒータ温度検出器60としてサーミスタ61が
サーミスタケース65に収納され、電気ヒータ7の発熱
部(図のハッチング部)の最上部に配設されている。こ
のときの温水加熱停止装置29dの回路図を図19に示
す。本回路の構成/動作については、実施の形態4で示
すものと同様であるので、ここでの説明は省略する。図
20は、温水加熱停止装置29dを用いたときの、水不
足が発生したときの電気ヒータ7および温水の温度変化
を示したものである。時間TAで水不足が発生し、電気
ヒータ7の一部が露出されると、サーミスタ61により
検出される温度が上昇する。やがて、時間TBで所定温
度(図20では110℃)になると、温水加熱停止装置
29dが通電を遮断することにより電気ヒータ7を停止
させるため、以降、温水の温度が下降する。これによ
り、空焚きを防止できる。なお、上記の例では、図18
に示すようにサーミスタ61を電気ヒータ7の発熱部の
最上部に設けたが、図21に示すようにサーミスタ61
を電気ヒータ7の発熱部の中央に取付けてもよい。すな
わち、電気ヒータ7の温度を検出するサーミスタ61
は、電気ヒータ7の発熱部において、水不足発生時に直
ちに空気中に露出される位置に配設するのが好ましい。
【0045】次に、電気ヒータ温度検出手段60として
液膨式サーモスタットを用いた例を示す。ここで、液膨
式サーモスタットとは、温度変化に伴い膨張・収縮する
液体と、この液体の収縮・膨張と連動してオン・オフす
る接点とを備えたサーモスタットであり、温度変化にと
もなう液体の収縮・膨張を利用してオン・オフの制御を
行うものである。液膨式サーモスタット63は温水タン
ク5に図22に示すように配設される。すなわち、接点
を含む本体部63aが温水タンク5の外側に配置され、
温水中において、液体の入ったチューブからなる感熱部
63bが電気ヒータ7と接触して配置される。このた
め、本体部63aへの温水の浸入にともなう動作不良等
の問題が生じない。
【0046】図23にこのときの温水加熱停止装置29
dの回路図を示す。液膨式サーモスタット63は、電気
ヒータ7に対して通電を制御するリレー53のコイル5
3aと直列に接続されており、この液膨式サーモスタッ
ト63が所定の温度以上でオフすることにより、それと
連動してリレー53がオフする。すなわち、水不足が発
生し、電気ヒータ7の発熱部が空気中に露出して過熱状
態になると、液膨式サーモスタット63の温度が上昇
し、オフすることにより、リレー53がオフし、電気ヒ
ータ7への通電が遮断される。図24は、本温水加熱停
止装置29dを用いたときの、電気ヒータ7および温水
の温度変化を示したものである。図に示すように、時間
TAで水不足が発生し、電気ヒータ7が過熱状態にな
り、温度が上昇し、時間TBで電気ヒータ7の温度が所
定温度(図24では110℃)になると、液膨式サーモ
スタット63がオフすることにより、温水加熱器19へ
の通電を遮断するため、温水の温度が低下している。
【0047】このように、本実施形態の空調制御装置で
は、温水加熱器19の電気ヒータ7の温度を直接検出
し、その検出結果に基づいて水不足を検出し、水不足検
出時に温水加熱器19への通電の停止を制御することに
より、空焚きを防止できる。
【0048】<実施の形態7>本実施形態の空調制御装
置は図25に示すように、電気ヒータ7の発熱部の温度
検出用サーミスタ61と水温検出用サーミスタ42とを
温水タンク5内に設け、電気ヒータ7の発熱部の温度と
温水タンク5内の温水の温度とを検出し、それらの温度
差が所定値を越えたときに、異常時と判断して電気ヒー
タ7への通電を遮断する。
【0049】図25に示すように、サーミスタ42は温
水タンク5の深い位置に配置され、サーミスタ61は電
気ヒータ7の発熱部の最上部に配置される。このとき、
サーミスタ42、61はともにサーミスタケースに収納
されている。図26に本実施形態の温水加熱停止装置の
回路図を示す。図26において、サーミスタ42と抵抗
48で分圧された電圧およびサーミスタ61と抵抗62
で分圧された電圧が、それぞれ比較・保持回路49dに
入力されている。その他の構成については前述の回路
(例えば、図19に示す回路)と同様である。比較・保
持回路49dは各サーミスタ61、42からの検出値に
基づき、電気ヒータ7の発熱部の温度が温水の温度より
も所定温度差d以上高くなったときに、トランジスタ5
1をオフし、リレー53をオフさせるように「Low」
を出力する。この所定温度差dは、サーミスタ42、6
1及び抵抗48、62のそれぞれの値によって設定する
ことができる。なお、電気ヒータ7の発熱部の温度を検
出するサーミスタ61は、図26において破線で示すよ
うに電気ヒータ7の発熱部の中央部(位置C)に配設さ
れてもよい。すなわち、電気ヒータ7の温度を検出する
サーミスタは、電気ヒータ7の発熱部において、水不足
発生時に直ちに空気中に露出される位置に配設するのが
好ましい。また、電気ヒータ7の発熱部の温度を検出す
るサーミスタ61は必ずしも電気ヒータ7に接触させて
配設する必要はなく、電気ヒータ7の発熱部の温度変化
が検出できるようにその近傍に配設し、近傍の温度を検
出するようにしてもよい。
【0050】本実施形態の温水加熱停止回路を用い、水
不足が発生した場合の温水温度及び電気ヒータ7の温度
(サーミスタ61が配設された発熱部の温度)の温度変
化を図27と図28に示す。図27は、水不足状態で暖
房を起動した時の運転状態における温度変化を示す。図
27に示すように、起動後、時間の経過とともに電気ヒ
ータ7の発熱部の温度と温水の温度とが上昇する。水不
足では電気ヒータ7の発熱部の一部が露出しているた
め、電気ヒータ7の温度上昇の速度は、温水の温度上昇
の速度よりも速い。このため、時間の経過とともに電気
ヒータ7の発熱部の温度と、温水の温度との温度差は徐
々に広がる。そして、時間TBでその差が所定温度差d
(例えば、20℃)以上になると、比較・保持回路49
dにより電気ヒータ7への通電が遮断され、これによ
り、電気ヒータ7と温水の温度上昇が抑さえられる。図
28は安定運転時における温度変化を示す。図28にお
いて、安定運転中に時間TAで水不足が発生すると、時
間TBで電気ヒータ7の発熱部の温度と温水温度との温
度差が増し、所定温度差d以上になる。このとき、比較
・保持回路49dにより電気ヒータ7への通電が遮断さ
れ、電気ヒータ7と温水の温度上昇が抑さえられる。
【0051】このように、本実施形態の空調制御装置で
は、温水加熱器19の電気ヒータ7の発熱部の温度と、
温水タンク7内の温水の温度とを検出し、それらの温度
差に基づいて水不足を検出し、水不足検出時に温水加熱
器19への通電の停止を制御する。これにより、実施の
形態6のものと比較してより確実に空焚きを防止でき
る。
【0052】以上のようにして、上記の実施の形態1〜
7における空調制御装置は、温水の循環量、温水の水
位、または電気ヒータの温度の値に基づき、水不足の状
態を検出し、温水加熱器19への通電を停止させること
により、温水暖房装置における温水加熱器19の空焚き
を確実に防止することができる。
【0053】
【発明の効果】本発明の第1の自動車用空調制御装置に
よれば、温水式暖房装置において、温水の循環量を検出
する温水循環量検出手段と、温水循環量検出手段からの
検出結果に基づき温水加熱手段を停止させる温水加熱停
止手段とを備え、循環する温水量に基づいて水不足状態
を検出し、水不足検出時に温水加熱手段を停止させる。
これにより、温水加熱手段の空焚きを確実に防止でき
る。
【0054】本発明の第2の自動車用空調制御装置によ
れば、温水式暖房装置において、温水タンク内の温水の
水位を検出する水位検出手段と、水位検出手段からの検
出結果に基づき温水加熱手段を停止させる温水加熱停止
手段とを備え、温水タンク内の温水の水位に基づいて水
不足状態を検出し、水不足検出時に温水加熱手段を停止
させる。これにより、温水加熱手段の空焚きを確実に防
止できる。
【0055】本発明の第3の自動車用空調制御装置によ
れば、温水式暖房装置において、電気ヒータの温度を検
出する電気ヒータ温度検出手段と、電気ヒータ温度検出
手段からの検出結果に基づき温水加熱手段を停止させる
温水加熱停止手段とを備え、温水加熱手段内の電気ヒー
タの温度に基づいて水不足状態を検出し、水不足検出時
に温水加熱手段を停止させる。これにより、温水加熱手
段の空焚きを確実に防止できる。
【0056】本発明の第4の自動車用空調制御装置によ
れば、温水式暖房装置において、電気ヒータ及びその近
傍の温度を検出する発熱部温度検出手段と、温水の温度
を検出する温水温度検出手段と、これらの検出手段から
の検出結果に基づき温水加熱手段を停止させる温水加熱
停止手段とを備え、電気ヒータ及びその近傍の温度と温
水温度とに基づいて水不足状態を検出し、水不足検出時
に温水加熱手段を停止させる。これにより、温水加熱手
段の空焚きを確実に防止できる。
【0057】本発明の温度検出器によれば、サーミスタ
を収納した収納ケースを温水タンク上面に取付け、リー
ド線を上面から引き出すようにしているため、温水の浸
入を防止でき、安定して温水タンク内の温水または電気
ヒータの温度の検出ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る空調制御装置の実施の形態1の
ブロック図。
【図2】 実施の形態1の空調制御装置の制御動作を示
すフローチャート。
【図3】 実施の形態1の空調制御装置の別の制御動作
を示すフローチャート。
【図4】 本発明に係る空調制御装置の実施の形態2の
ブロック図。
【図5】 実施の形態2の空調制御装置の制御動作を示
すフローチャート。
【図6】 本発明に係る空調制御装置の実施の形態3の
ブロック図。
【図7】 実施の形態3の空調制御装置の制御動作を示
すフローチャート。
【図8】 実施の形態3の温水出口部を設けた温水タン
クおよびポンプの断面図。
【図9】 実施の形態4の温水加熱停止装置の回路図。
【図10】 実施の形態4の水位検出用サーミスタを備
えた温水タンクおよびポンプの断面図。
【図11】 実施の形態4の温水加熱停止装置におけ
る、水不足発生時のサーミスタおよび温水の温度変化を
示した図。
【図12】 実施の形態4の温水加熱停止装置の別の例
の回路図。
【図13】 実施の形態5の水位検出用サーミスタと水
温検出用サーミスタとを備えた温水タンクおよびポンプ
の断面図。
【図14】 実施の形態5の温水加熱停止装置の回路
図。
【図15】 実施の形態5の温水加熱停止装置の起動時
における、水不足発生時のサーミスタおよび温水の温度
変化を示した図。
【図16】 実施の形態5の温水加熱停止装置の安定運
転時における、水不足発生時のサーミスタおよび温水の
温度変化を示した図。
【図17】 本発明に係る空調制御装置の実施の形態6
のブロック図。
【図18】 実施の形態6の電気ヒータ温度検出用サー
ミスタを電気ヒータの発熱部の最上部に備えた温水タン
クおよびポンプの断面図。
【図19】 実施の形態6の電気ヒータ温度検出用サー
ミスタを備えた温水加熱停止装置の回路図。
【図20】 電気ヒータ温度検出用サーミスタを備えた
温水加熱停止装置の水不足発生時の電気ヒータおよび温
水の温度変化を示した図。
【図21】 実施の形態6の電気ヒータ温度検出用サー
ミスタを電気ヒータの発熱部の中央に備えた温水タンク
およびポンプの断面図。
【図22】 実施の形態6の電気ヒータ温度検出用液膨
式サーモスタットを備えた温水タンクおよびポンプの断
面図。
【図23】 実施の形態6の電気ヒータ温度検出用液膨
式サーモスタットを備えた温水加熱停止装置の回路図。
【図24】 電気ヒータ温度検出用液膨式サーモスタッ
トを備えた温水加熱停止装置の水不足発生時の電気ヒー
タおよび温水の温度変化を示した図。
【図25】 実施の形態7の電気ヒータ温度検出用サー
ミスタ及び温水温度検出用サーミスタを備えた温水タン
クおよびポンプの断面図。
【図26】 実施の形態7の温水加熱停止装置の回路
図。
【図27】 実施の形態7の温水加熱停止装置の起動時
における、水不足発生時の電気ヒータおよび温水の温度
変化を示した図。
【図28】 実施の形態7の温水加熱停止装置の安定運
転時における、水不足発生時の電気ヒータおよび温水の
温度変化を示した図。
【図29】 従来の温水加熱器における温水タンクおよ
びポンプの断面図。
【図30】 電気ヒータ温度検出用サーミスタを電気ヒ
ータの発熱部の中央に備えた従来の温水加熱器における
温水タンクおよびポンプの断面図。
【図31】 サーミスタケース内の様子を説明した断面
図。
【符号の説明】
5…温水タンク、 7…電気ヒータ、 15…温水式熱
交換器、 17…ポンプ、 19…温水加熱器、 27
…温水循環量検出器、 29a,29b,29c,29
d…温水加熱停止装置、 31…電動モータ、 33…
電源、35…電流センサ、 36…回転数検出器、 3
7…温水出口部、 41…サーミスタ(水位検出用)、
42…サーミスタ(温水温度検出用)、 49a,4
9b,49c,49d…比較・保持回路、 53…リレ
ー、 57…高電圧電源、 60…電気ヒータ温度検出
器、 61…サーミスタ(電気ヒータの発熱部の温度検
出用)、 63…液膨式サーモスタット、 65…サー
ミスタケース、 67…リード線。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱媒体である温水と車室内へ送風する空
    気とを熱交換する温水式熱交換手段と、前記温水を加熱
    する温水加熱手段と、前記温水を前記温水式熱交換手段
    と温水加熱手段へ循環させる温水循環手段とを有する空
    調制御装置において、 循環する温水の流量を検出する温水循環量検出手段と、 該温水循環量検出手段からの検出結果に基づき、循環す
    る温水の流量が所定値以下の場合に、前記温水加熱手段
    を停止させる温水加熱停止手段とを備えたことを特徴と
    する自動車用空調制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空調制御装置におい
    て、前記温水加熱停止手段は前記温水循環量検出手段か
    らの検出結果に基づき、温水の流量が所定値以下となる
    状態が所定時間以上継続した場合に、前記温水加熱手段
    を停止させることを特徴とする自動車用空調制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の空調制
    御装置において、前記温水循環手段は駆動源としてモー
    タを有し、前記温水循環量検出手段は前記温水循環手段
    のモータに流れる電流に基づいて温水の流量を検出する
    ことを特徴とする自動車用空調制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の空調制
    御装置において、前記温水循環手段は駆動源としてモー
    タを有し、前記温水循環量検出手段は前記温水循環手段
    のモータの回転数に基づいて温水の流量を検出すること
    を特徴とする自動車用空調制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の空調制御装置において、前記温水加熱手段は、所定
    量の前記温水を蓄える温水タンクと、該温水タンク内に
    配設され、発熱部の発熱によりタンク内の温水を加熱す
    る電気ヒータとを有し、前記温水タンクにおいて、前記
    温水を前記温水循環手段へと導く温水出口部を前記電気
    ヒータの発熱部の上端よりも上方の位置に設けたことを
    特徴とする自動車用空調制御装置。
  6. 【請求項6】 熱媒体である温水を所定量だけ蓄える温
    水タンクと、該温水タンク内に配設され、発熱により前
    記温水タンク内の温水を加熱する電気ヒータとを有する
    空調制御装置において、 前記温水タンク内の温水の水位を検出する水位検出手段
    と、 該水位検出手段からの出力に基づき、温水の水位が所定
    値以下になったときに、前記電気ヒータを停止させる温
    水加熱停止手段とを設けたことを特徴とする自動車用空
    調制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の空調制御装置におい
    て、前記水位検出手段は、前記温水タンク内の温水が減
    少したときに空気中に露出するように前記温水タンク内
    に配設され、温度に応じて抵抗値を変化させるサーミス
    タと、該サーミスタが温水中にあるときよりも空気中に
    露出したときの方が自己発熱による温度上昇が大きくな
    るように前記サーミスタを制御するサーミスタ制御手段
    とからなり、前記温水加熱停止手段は、前記サーミスタ
    の抵抗値に基づき、サーミスタの温度が所定温度以上に
    なったときに、前記電気ヒータを停止させることを特徴
    とする自動車用空調制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の空調制御装置におい
    て、前記水位検出手段は、さらに、前記温水タンク内の
    温水の温度を検出する温水温度検出手段を備え、前記温
    水加熱停止手段は、前記温水温度検出手段による検出結
    果と前記サーミスタの抵抗値に基づき、前記温水と前記
    サーミスタとの温度差が所定値以上の場合に前記電気ヒ
    ータを停止させることを特徴とする自動車用空調制御装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8に記載の空調制
    御装置において、前記温水加熱停止手段は、前記電気ヒ
    ータを停止させたときに、サーミスタの自己発熱による
    温度上昇を抑さえるために前記サーミスタの動作を停止
    させるサーミスタ自己発熱抑制手段を備えたことを特徴
    とする自動車用空調制御装置。
  10. 【請求項10】 熱媒体である温水を所定量だけ蓄える
    温水タンクと、該温水タンク内に配設され、発熱により
    前記温水タンク内の温水を加熱する電気ヒータとを有す
    る空調制御装置において、 前記電気ヒータの温度を検出する電気ヒータ温度検出手
    段と、 該電気ヒータ温度検出手段からの検出結果に基づき、電
    気ヒータの温度が所定温度以上になったときに、前記電
    気ヒータを停止させる温水加熱停止手段とを設けたこと
    を特徴とする自動車用空調制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の空調制御装置にお
    いて、前記電気ヒータ温度検出手段は、温度に応じて抵
    抗値が変化するサーミスタであることを特徴とする自動
    車用空調制御装置。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の空調制御装置にお
    いて、前記電気ヒータ温度検出手段は、温度変化にとも
    なう液体の収縮・膨張によりオン・オフを制御する液膨
    式サーモスタットであることを特徴とする自動車用空調
    制御装置。
  13. 【請求項13】 請求項10ないし請求項12のいずれ
    かに記載の空調制御装置において、前記電気ヒータ温度
    検出手段を前記電気ヒータの発熱部の最上部に取付けた
    ことを特徴とする自動車用空調制御装置。
  14. 【請求項14】 請求項10ないし請求項12のいずれ
    かに記載の空調制御装置において、前記電気ヒータ温度
    検出手段を前記電気ヒータの発熱部の中央部に取付けた
    ことを特徴とする自動車用空調制御装置。
  15. 【請求項15】 熱媒体である温水を所定量だけ蓄える
    温水タンクと、該温水タンク内に配設され、発熱により
    前記温水タンク内の温水を加熱する電気ヒータとを有す
    る空調制御装置において、 前記温水の温度を検出する温水温度検出手段と、 前記電気ヒータの発熱部またはその近傍の温度を検出す
    る発熱部温度検出手段と、 前記温水温度検出手段および前記発熱部温度検出手段か
    らの検出結果に基づき、前記電気ヒータの発熱部または
    その近傍の温度が温水の温度よりも所定温度差以上にな
    ったときに、前記電気ヒータを停止させる温水加熱停止
    手段とを設けたことを特徴とする自動車用空調制御装
    置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の空調制御装置にお
    いて、前記発熱部温度検出手段は、温度に応じて抵抗値
    が変化するサーミスタであることを特徴とする自動車用
    空調制御装置。
  17. 【請求項17】 請求項15または請求項16に記載の
    空調制御装置において、前記発熱部温度検出手段を前記
    電気ヒータの発熱部の最上部に取付けたことを特徴とす
    る自動車用空調制御装置。
  18. 【請求項18】 請求項15または請求項16に記載の
    空調制御装置において、前記発熱部温度検出手段を前記
    電気ヒータの発熱部の中央部に取付けたことを特徴とす
    る自動車用空調制御装置。
  19. 【請求項19】 請求項8または請求項15に記載の自
    動車用空調制御装置において、 前記温水温度検出手段は、検出した温度に応じた電気信
    号を取り出すためのリード線が接続されたサーミスタ
    と、該サーミスタを内部に収納する収納ケースとからな
    り、該収納ケースは前記温水タンクの内側上面に温水が
    浸入しないように取付けられ、前記温水タンクの上面か
    ら温水タンクの外側に前記リード線を引き出したことを
    特徴とする自動車用空調制御装置。
  20. 【請求項20】 請求項11に記載の自動車用空調制御
    装置において、 前記電気ヒータ温度検出手段は、検出した温度に応じた
    電気信号を取り出すためのリード線が接続されたサーミ
    スタと、該サーミスタを内部に収納する収納ケースとか
    らなり、該収納ケースは前記温水タンクの内側上面に温
    水が浸入しないように取付けられ、前記温水タンクの上
    面から温水タンクの外側に前記リード線を引き出したこ
    とを特徴とする自動車用空調制御装置。
  21. 【請求項21】 請求項16に記載の自動車用空調制御
    装置において、 前記発熱部温度検出手段は、検出した温度に応じた電気
    信号を取り出すためのリード線が接続されたサーミスタ
    と、該サーミスタを内部に収納する収納ケースとからな
    り、該収納ケースは前記温水タンクの内側上面に温水が
    浸入しないように取付けられ、前記温水タンクの上面か
    ら温水タンクの外側に前記リード線を引き出したことを
    特徴とする自動車用空調制御装置。
  22. 【請求項22】 温水を所定量蓄える温水タンク内にて
    温水の温度または温水を加熱する電気ヒータの温度を検
    出する温度検出器において、 検出した温度に応じた電気信号を取り出すためのリード
    線が接続されたサーミスタと、 該サーミスタを内部に収納する収納ケースとからなり、 該収納ケースは前記温水タンクの内側上面に温水が浸入
    しないように取付けられ、前記温水タンクの上面から温
    水タンクの外側に前記リード線を引き出したことを特徴
    とする温度検出器。
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