JPH10286514A - 粉体塗装方法 - Google Patents
粉体塗装方法Info
- Publication number
- JPH10286514A JPH10286514A JP11008497A JP11008497A JPH10286514A JP H10286514 A JPH10286514 A JP H10286514A JP 11008497 A JP11008497 A JP 11008497A JP 11008497 A JP11008497 A JP 11008497A JP H10286514 A JPH10286514 A JP H10286514A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- film
- powder
- built
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】表面状態の悪い被塗装物に、粉体塗装のメッリ
ットを生かし、自由な膜厚で、優れた塗装表面の塗装を
行う。 【構成】被塗装物の上に、粉体塗料、フィルムの順番で
重ね、熱圧をかける事で粉体塗料を溶融浸透させる。
ットを生かし、自由な膜厚で、優れた塗装表面の塗装を
行う。 【構成】被塗装物の上に、粉体塗料、フィルムの順番で
重ね、熱圧をかける事で粉体塗料を溶融浸透させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は粉体塗装に関する
物である。
物である。
【０００２】
【従来の技術】粉体塗装には、無溶剤で低公害、一回塗
装で厚膜ができる、粘度調整やセッティングが不要なた
め塗装管理がしやすい、塗料の回収再利用ができるから
塗着率がよい、などのメリットがあるが、熱融解した時
の粘度が比較的高く、浸透性が悪いため、表面状態の悪
い物には塗装しにくい。またほかの塗装方法よりも、塗
装表面状態が劣るという欠点がある。
装で厚膜ができる、粘度調整やセッティングが不要なた
め塗装管理がしやすい、塗料の回収再利用ができるから
塗着率がよい、などのメリットがあるが、熱融解した時
の粘度が比較的高く、浸透性が悪いため、表面状態の悪
い物には塗装しにくい。またほかの塗装方法よりも、塗
装表面状態が劣るという欠点がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、表面状態の
悪い被塗装物に、粉体塗装のメリットを生かし、自由な
膜厚で優れた塗装表面状態の塗装製品を作るための物で
ある。
悪い被塗装物に、粉体塗装のメリットを生かし、自由な
膜厚で優れた塗装表面状態の塗装製品を作るための物で
ある。
【０００４】
【課題を解決する手段】粉体塗料を塗装対象物に付着さ
せるか、フィルムに粉体塗料を付着させ、粉体塗料を付
着させた塗装対象物にフィルムを熱圧着させるか、塗装
対象物に粉体塗料を付着させたフィルムを熱圧着させる
かして、塗装対象物に粉体塗料を融着させる。フィルム
には難接着性樹脂フィルムか、剥離層を設けたフィルム
を使用する。また、フィルムの粉体塗料に接する面にあ
らかじめフッ素樹脂塗膜や印刷絵柄などの付加層を塗布
しておけば、簡単に塗装表面に機能を付与できる。ま
た、加圧媒体に凹凸をつけておけば、エンボスを付与す
る事も可能である。
せるか、フィルムに粉体塗料を付着させ、粉体塗料を付
着させた塗装対象物にフィルムを熱圧着させるか、塗装
対象物に粉体塗料を付着させたフィルムを熱圧着させる
かして、塗装対象物に粉体塗料を融着させる。フィルム
には難接着性樹脂フィルムか、剥離層を設けたフィルム
を使用する。また、フィルムの粉体塗料に接する面にあ
らかじめフッ素樹脂塗膜や印刷絵柄などの付加層を塗布
しておけば、簡単に塗装表面に機能を付与できる。ま
た、加圧媒体に凹凸をつけておけば、エンボスを付与す
る事も可能である。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明を実現するために実施態様
の一例を図面によって説明するが、本発明はこれによっ
て何ら影響を受ける物ではない。
の一例を図面によって説明するが、本発明はこれによっ
て何ら影響を受ける物ではない。
【０００６】1：粉体塗料供給部より、3：被塗装物にで
きるだけ均一な厚さで粉体塗料を付着させ、4：フィル
ムを2：熱圧板で加圧し、粉体塗料を融解浸透させ、冷
却後フィルムをはがす。塗料が熱硬化型ならば、焼き付
けを行った後冷却後はがす。焼き付けを行う場合、フィ
ルムは耐熱性を考えるとＰＥＴフィルムを使用するのよ
い。
きるだけ均一な厚さで粉体塗料を付着させ、4：フィル
ムを2：熱圧板で加圧し、粉体塗料を融解浸透させ、冷
却後フィルムをはがす。塗料が熱硬化型ならば、焼き付
けを行った後冷却後はがす。焼き付けを行う場合、フィ
ルムは耐熱性を考えるとＰＥＴフィルムを使用するのよ
い。
【０００７】
【実施例】ＡＬＣパネルの上にアクリル系の粉体塗料を
2MMの厚さで付着させ、ＰＥＴフィルムを上に重ねてか
熱圧着し、冷却後フィルムをはがした。塗料は熱硬化型
を使用しなかった。十分な付着強度が得られ、また一回
塗装で十分な膜厚が得られた。
2MMの厚さで付着させ、ＰＥＴフィルムを上に重ねてか
熱圧着し、冷却後フィルムをはがした。塗料は熱硬化型
を使用しなかった。十分な付着強度が得られ、また一回
塗装で十分な膜厚が得られた。
【発明の効果】表面状態の悪い材料にも下塗り無しで塗
装ができる。塗料を物理的な圧力をかけて被塗装物に押
し込むためである。また一回の塗装で十分な膜厚を確保
でき、塗装表面の状態をコントロールする事が、フィル
ムの仕様を変える事で容易にできる。表面にフッ素コー
トや絵柄を付与する事も可能である。
装ができる。塗料を物理的な圧力をかけて被塗装物に押
し込むためである。また一回の塗装で十分な膜厚を確保
でき、塗装表面の状態をコントロールする事が、フィル
ムの仕様を変える事で容易にできる。表面にフッ素コー
トや絵柄を付与する事も可能である。
【図1】塗装システムの基本構成図
1：粉体塗料供給部 ２：熱圧板 3：被塗装物
4：フィルム 1
4：フィルム 1
【手続補正書】
【提出日】平成９年４月２４日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】追加
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００７
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００７】［実施例］ＡＬＣパネルの上にアクリル系
の粉体塗料を２ＭＭの厚さで付着させ、ＰＥＴフィルム
を上に重ねて加熱圧着し、冷却後フィルムをはがした。
塗料は熱硬化型を使用しなかった。十分な付着強度が得
られ、また一回塗装で十分な膜厚が得られた。
の粉体塗料を２ＭＭの厚さで付着させ、ＰＥＴフィルム
を上に重ねて加熱圧着し、冷却後フィルムをはがした。
塗料は熱硬化型を使用しなかった。十分な付着強度が得
られ、また一回塗装で十分な膜厚が得られた。
【発明の効果】塗料を、物理的な圧力をかけて被塗装物
の表面組織に圧入するために、表面状態の悪い材料にも
下塗り無しで塗装できる。また、一回の塗装で十分な膜
厚を確保でき、塗装表面の状態をコントロールする事
が、フィルムの仕様を変える事で、容易にできる。フィ
ルムの、塗料と接する面に上塗り塗料を塗布したり、印
刷により絵柄を刷り込む事により、塗装表面にフッ素コ
ートや絵柄を付与する事が可能である。フィルムにあら
かじめエンボスを施したり、加圧板にエンボスの入った
物を使用したり、加圧直後にエンボスロールで再加圧す
る事により、塗膜にエンボスを施す事ができる。つま
り、下塗り、中塗り、上塗りの３工程を、１もしくは２
工程で行う事ができるのである。又、塗膜に接触して加
熱できるために熱効率が良い。
の表面組織に圧入するために、表面状態の悪い材料にも
下塗り無しで塗装できる。また、一回の塗装で十分な膜
厚を確保でき、塗装表面の状態をコントロールする事
が、フィルムの仕様を変える事で、容易にできる。フィ
ルムの、塗料と接する面に上塗り塗料を塗布したり、印
刷により絵柄を刷り込む事により、塗装表面にフッ素コ
ートや絵柄を付与する事が可能である。フィルムにあら
かじめエンボスを施したり、加圧板にエンボスの入った
物を使用したり、加圧直後にエンボスロールで再加圧す
る事により、塗膜にエンボスを施す事ができる。つま
り、下塗り、中塗り、上塗りの３工程を、１もしくは２
工程で行う事ができるのである。又、塗膜に接触して加
熱できるために熱効率が良い。
Claims (1)
- 【請求項1】粉体塗料を塗装対象物に付着させるか、フ
ィルムに粉体塗料を付着させる。次に、粉体塗料を付着
させた塗装対象物にフィルムを熱圧着させるか、塗装対
象物に粉体塗料を付着させたフィルムを熱圧着させるか
して、塗装対象物に粉体塗料を融着させる塗装方法およ
び装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11008497A JPH10286514A (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | 粉体塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11008497A JPH10286514A (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | 粉体塗装方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10286514A true JPH10286514A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14526633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11008497A Pending JPH10286514A (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | 粉体塗装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10286514A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102555233A (zh) * | 2010-11-04 | 2012-07-11 | 西门子公司 | 制造叶片的方法和布局结构 |
-
1997
- 1997-04-14 JP JP11008497A patent/JPH10286514A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102555233A (zh) * | 2010-11-04 | 2012-07-11 | 西门子公司 | 制造叶片的方法和布局结构 |
| US9404472B2 (en) | 2010-11-04 | 2016-08-02 | Siemens Aktiengesellschaft | Method of manufacturing a wind turbine blade |
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