JPH0428755Y2 - - Google Patents

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JPH0428755Y2
JPH0428755Y2 JP1985128637U JP12863785U JPH0428755Y2 JP H0428755 Y2 JPH0428755 Y2 JP H0428755Y2 JP 1985128637 U JP1985128637 U JP 1985128637U JP 12863785 U JP12863785 U JP 12863785U JP H0428755 Y2 JPH0428755 Y2 JP H0428755Y2
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sheet
heat press
heat
press sheet
layer
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JP1985128637U
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、熱プレス用シートに関する。
[考案の技術的背景とその問題点] 従来、プリント配線基板等の熱加工やコンデン
サー等の熱圧着を行う場合、被処理体に均一な圧
力を加えるための緩衝材として、或は離型材とし
て熱プレス用シートが使用されている。例えば、
第2図に示す如く、2個の被処理体1,1の表裏
面に熱プレス用シート2…2を介在してから熱板
3で被処理体1,1を押圧することにより所定の
プレス処理を施している。このような熱プレス用
シートとして4フツ化エチレン−6フツ化プロピ
レン共重合樹脂(以下FEPと記す)フイルムや
ポリエステルフイルム、シリコーンゴムシートの
単体からなるもの、或は、紙を樹脂で固めてその
表面にFEPを貼着したもの等が使用されている。
しかしながら、このような従来の熱プレス用シー
トでは、耐久性がなく数回の使用で使えなくなる
ため事実上消耗品のように使用していた。このた
め極めて不経済であると共に作業性を著しく低下
する問題があた。
[考案の目的] 本考案は、優れた緩衝作用を有して均一な加圧
処理が可能であると共に、離型性、が極めて良好
なため品質のばらつきの少ない安定した製品を作
ることができる。更に耐久性に優れて良好な経済
性の下に生産性を向上させることができる熱プレ
ス用シートを提供することをその目的とするもの
である。
[考案の概要] 本考案は、ポリアミド繊維の織布からなる補強
体をフツ素ゴム層の略中央部内に埋設し、かつ、
該フツ素ゴム層の表面全体を4フツ化エチレン−
6フツ化プロピレン共重合樹脂からなる表面層で
被覆ことにより、優れた緩衝作用を有して均一な
加圧処理が可能であると共に、離型性、耐久性に
優れて良好な経済性の下に生産性を向上させるこ
とができる熱プレス用シートである。
[考案の実施例] 以下、本考案の一実施例について図面を参照し
て説明する。
第1図は、本考案の一実施例の概略構成を示す
断面図である。この熱プレス用シートは、耐熱性
に優れたポリアミド繊維の織布からなる補強体1
0をフツ素ゴム層11の略中央部内に埋設し、か
つ、フツ素ゴム層11の表面全体を4フツ化エチ
レン−6フツ化プロピレン共重合樹脂からなる表
面層12で被覆したものである。
このように構成された熱プレス用シート20
は、その内部に補強体10が埋設されているので
加圧処理等の際に大きな強度を示して耐久性を向
上させることができる。また、補強体10は適度
な弾性、可撓性を備えたフツ素ゴム層11内に埋
設されているので、優れた緩衝作用を発揮して被
処理体全体に均一な力で加圧処理を施すことがで
きる。更に表面が離型性、耐熱性に優れた所謂
FEPからなる表面層12で被覆されているので、
作業性を高めて生産性を向上させることができ
る。因みに、実施例の熱プレス用シート20を例
えば被処理体であるコンデンサーの表裏面に介在
させた状態で、その両側から熱板を200℃の温度
下で約3Kgf/cm2の圧力で2時間加圧処理した。
処理後、被処理体から熱プレス用シート20を容
易に剥離することができた。また、被処理体には
その全体に亘て均一な力が加わり所定の処理が施
されていることが分つた。更に1枚の熱プレス用
シート20で同様の加圧処理を30〜50回できるこ
とが分つた。これに対して紙を樹脂で固めてその
表面にFEPフイルムを貼着した従来の熱プレス
用シートを使用して同様の実験をしたところ、3
〜4回で熱による粘着が生じたり、プレスした跡
がセツトされたりして使用することができなくな
つた。また、ポリエステルフイルム、FEPフイ
ルムの単体からなる夫々の熱プレス用シートを用
いて同様の実験を行つたところ、何れのものも1
回の処理でその後使用することはできなくなり、
消耗品的な使用となるため極めて経済性の悪いも
のであつた。また、ポリエステルフイルム、
FEPフイルムの単体からなる夫々の熱プレス用
シートは、弾性がないため緩衝作用がなく、加圧
時に製品の凹凸度により局部的に圧力が加わる所
と加わらない所ができて製品の品質にばらつきが
生じた。
[考案の効果] 以上説明した如く、本考案にかかる熱プレス用
シートによれば、優れた緩衝作用を有して均一な
加圧処理が可能であると共に、離型性、が極めて
良好な品質のばらつきの少ない安定した製品を作
ることができる。更に耐久性に優れて良好な経済
性のもとに生産性を向上させることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の概略構成を示す
断面図、第2図は、熱プレス用シートの使用状態
を示す説明図である。 10……補強体、11……フツ素ゴム層、12
……表面層、20……熱プレス用シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポリアミド繊維の織布からなる補強体をフツ素
    ゴム層の略中央部内に埋設し、かつ、該フツ素ゴ
    ム層の表面全体を4フツ化エチレン−6フツ化プ
    ロピレン共重合体樹脂からなる表面層で被覆して
    なることを特徴とする熱プレス用シート。
JP1985128637U 1985-08-23 1985-08-23 Expired JPH0428755Y2 (ja)

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JPS6235827U JPS6235827U (ja) 1987-03-03
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JPH1142708A (ja) * 1997-07-25 1999-02-16 Yamauchi Corp 熱圧着用シート及び平板の貼り合わせ方法
JP5304303B2 (ja) * 2008-02-22 2013-10-02 東レ株式会社 微細形状転写シートの製造装置および微細形状転写シートの製造方法

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JPS5319082B2 (ja) * 1973-10-23 1978-06-19

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