JPH1028615A - ブラシにおける残留物除去構造 - Google Patents
ブラシにおける残留物除去構造Info
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- JPH1028615A JPH1028615A JP18750696A JP18750696A JPH1028615A JP H1028615 A JPH1028615 A JP H1028615A JP 18750696 A JP18750696 A JP 18750696A JP 18750696 A JP18750696 A JP 18750696A JP H1028615 A JPH1028615 A JP H1028615A
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】ブラシ1は櫛取着部2と把持柄3とを備え
ている。櫛取着部2の櫛配設面4に多数本の櫛5を突出
させている。複数枚の除去シート7を互いに離脱可能に
積層した積層シート6を各櫛5間で櫛配設面4に対し離
脱可能に貼着している。積層シート6の除去シート7を
剥がして各櫛5から抜くと、抜け毛はこの剥離除去シー
ト7により押し出されて各櫛5から離脱する。そのほ
か、把持柄で操作レバーや操作つまみを操作して可動除
去板を各櫛に沿って移動させてもよく、この場合も抜け
毛はこの可動除去板により押し出されて各櫛から離脱す
る。 【効果】抜け毛の除去作業を容易に行うことができる。
ている。櫛取着部2の櫛配設面4に多数本の櫛5を突出
させている。複数枚の除去シート7を互いに離脱可能に
積層した積層シート6を各櫛5間で櫛配設面4に対し離
脱可能に貼着している。積層シート6の除去シート7を
剥がして各櫛5から抜くと、抜け毛はこの剥離除去シー
ト7により押し出されて各櫛5から離脱する。そのほ
か、把持柄で操作レバーや操作つまみを操作して可動除
去板を各櫛に沿って移動させてもよく、この場合も抜け
毛はこの可動除去板により押し出されて各櫛から離脱す
る。 【効果】抜け毛の除去作業を容易に行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば頭髪用ブラ
シにおいて、使用後に各櫛間に残った抜け毛(残留物)
を除去する構造に関するものである。
シにおいて、使用後に各櫛間に残った抜け毛(残留物)
を除去する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
頭髪用ブラシにおいては、使用後に抜け毛が各櫛間に少
しずつ残ってしだいに何本も溜まることが多い。そのよ
うな場合、各櫛間に細い棒を挿入して抜け毛を引っ掛け
たりしてブラシから除去する必要があるので、その除去
作業が大変面倒であった。
頭髪用ブラシにおいては、使用後に抜け毛が各櫛間に少
しずつ残ってしだいに何本も溜まることが多い。そのよ
うな場合、各櫛間に細い棒を挿入して抜け毛を引っ掛け
たりしてブラシから除去する必要があるので、その除去
作業が大変面倒であった。
【0003】本発明は、特に頭髪用ブラシにおいて、抜
け毛の除去作業を容易に行い得るように改良することを
目的にしている。
け毛の除去作業を容易に行い得るように改良することを
目的にしている。
【0004】
【課題を解決するための手段】後記各実施形態の図面
(図1〜4)の符号を援用して本発明を説明する。請求
項1の発明(図1に示す第一実施形態参照)にかかるブ
ラシ(1)においては、櫛配設面(4)に多数本の櫛
(5)を突出させ、複数枚の除去シート(7)を互いに
離脱可能に積層した積層シート(6)を各櫛(5)間で
櫛配設面(4)に対し離脱可能に貼着している。積層シ
ート(6)の除去シート(7)を剥がして各櫛(5)か
ら抜くと、抜け毛はこの剥離除去シート(7)により押
し出されて各櫛(5)から離脱する。
(図1〜4)の符号を援用して本発明を説明する。請求
項1の発明(図1に示す第一実施形態参照)にかかるブ
ラシ(1)においては、櫛配設面(4)に多数本の櫛
(5)を突出させ、複数枚の除去シート(7)を互いに
離脱可能に積層した積層シート(6)を各櫛(5)間で
櫛配設面(4)に対し離脱可能に貼着している。積層シ
ート(6)の除去シート(7)を剥がして各櫛(5)か
ら抜くと、抜け毛はこの剥離除去シート(7)により押
し出されて各櫛(5)から離脱する。
【0005】請求項2の発明(図2に示す第二実施形
態、図3に示す第三実施形態及び図4に示す第四実施形
態参照)にかかるブラシ(1)は、櫛配設面(4)に多
数本の櫛(5)を突出させた櫛取着部(2)と、この櫛
取着部(2)から延設した把持柄(3)とを備えてい
る。そして、可動除去板(9)を各櫛(5)間で櫛配設
面(4)に面して配設するとともに、この可動除去板
(9)を各櫛(5)に沿って移動可能に支持する可動機
構(11)を設け、この可動機構(11)の操作部(1
4,21)を前記把持柄(3)に設けている。操作部
(14,21)の操作により可動除去板(9)を各櫛
(5)に沿って移動させると、抜け毛はこの可動除去板
(9)により押し出されて各櫛(5)から離脱する。
態、図3に示す第三実施形態及び図4に示す第四実施形
態参照)にかかるブラシ(1)は、櫛配設面(4)に多
数本の櫛(5)を突出させた櫛取着部(2)と、この櫛
取着部(2)から延設した把持柄(3)とを備えてい
る。そして、可動除去板(9)を各櫛(5)間で櫛配設
面(4)に面して配設するとともに、この可動除去板
(9)を各櫛(5)に沿って移動可能に支持する可動機
構(11)を設け、この可動機構(11)の操作部(1
4,21)を前記把持柄(3)に設けている。操作部
(14,21)の操作により可動除去板(9)を各櫛
(5)に沿って移動させると、抜け毛はこの可動除去板
(9)により押し出されて各櫛(5)から離脱する。
【0006】請求項3の発明(上記第二実施形態及び第
三実施形態参照)は、請求項2の発明において可動機構
(11)を下記のように構成している。可動機構(1
1)は、操作部(14)と弾性体(16)と連動部(1
3,17等)とを備えている。操作部(14)は、把持
柄(3)に対し移動可能に支持されている。弾性体(1
6)は、可動除去板(9)を各櫛(5)間で櫛配設面
(4)に当接させるように付勢して移動させる。連動部
(13,17等)は、把持柄(3)に対する操作部(1
4)の移動操作に伴い可動除去板(9)を弾性体(1
6)の弾性力に抗して各櫛(5)に沿って移動させるよ
うにこの操作部(14)と可動除去板(9)とを連動す
る。
三実施形態参照)は、請求項2の発明において可動機構
(11)を下記のように構成している。可動機構(1
1)は、操作部(14)と弾性体(16)と連動部(1
3,17等)とを備えている。操作部(14)は、把持
柄(3)に対し移動可能に支持されている。弾性体(1
6)は、可動除去板(9)を各櫛(5)間で櫛配設面
(4)に当接させるように付勢して移動させる。連動部
(13,17等)は、把持柄(3)に対する操作部(1
4)の移動操作に伴い可動除去板(9)を弾性体(1
6)の弾性力に抗して各櫛(5)に沿って移動させるよ
うにこの操作部(14)と可動除去板(9)とを連動す
る。
【0007】
〔第一実施形態〕まず、本発明の第一実施形態に係る頭
髪用ブラシを図1を参照して説明する。
髪用ブラシを図1を参照して説明する。
【0008】図1(a)に示すブラシ1(使用可能状
態)は、腹側に櫛配設面4を有する櫛取着部2と、この
櫛取着部2から延設された把持柄3とからなる。この櫛
配設面4には多数本の櫛5が突出している。
態)は、腹側に櫛配設面4を有する櫛取着部2と、この
櫛取着部2から延設された把持柄3とからなる。この櫛
配設面4には多数本の櫛5が突出している。
【0009】積層シート6においては、複数枚の紙製除
去シート7が互いに離脱可能に接着剤により貼着されて
積層され、多数の透孔8が貫設されている。そして、各
透孔8に各櫛5が挿通された状態で、積層シート6が各
櫛5間で櫛配設面4に対し離脱可能に接着剤により貼着
されている。従って、各櫛5は積層シート6の表面6a
から所定長さ突出する。なお、この表面6aには接着剤
が塗布されていない。
去シート7が互いに離脱可能に接着剤により貼着されて
積層され、多数の透孔8が貫設されている。そして、各
透孔8に各櫛5が挿通された状態で、積層シート6が各
櫛5間で櫛配設面4に対し離脱可能に接着剤により貼着
されている。従って、各櫛5は積層シート6の表面6a
から所定長さ突出する。なお、この表面6aには接着剤
が塗布されていない。
【0010】図1(b)に示すブラシ1(使用可能状
態)は、図1(a)に示すブラシ1の櫛取着部2を下記
のように変更している。図1(b)に示すブラシ1の櫛
取着部2は、把持柄3と一体的に延設された背部2a
と、この背部2aの腹側に嵌着された挟持枠体2bと、
この背部2aの腹側と挟持枠体2bとの間に嵌め込まれ
た櫛埋設部2cとからなり、この櫛埋設部2cの腹側が
挟持枠体2bの腹側から露出して櫛配設面4になってい
る。そして、この挟持枠体2bの腹側面と櫛埋設部2c
の櫛配設面4とが面一になり、この櫛配設面4等に対し
前記積層シート6が図1(a)に示す場合と同様にして
貼着されている。
態)は、図1(a)に示すブラシ1の櫛取着部2を下記
のように変更している。図1(b)に示すブラシ1の櫛
取着部2は、把持柄3と一体的に延設された背部2a
と、この背部2aの腹側に嵌着された挟持枠体2bと、
この背部2aの腹側と挟持枠体2bとの間に嵌め込まれ
た櫛埋設部2cとからなり、この櫛埋設部2cの腹側が
挟持枠体2bの腹側から露出して櫛配設面4になってい
る。そして、この挟持枠体2bの腹側面と櫛埋設部2c
の櫛配設面4とが面一になり、この櫛配設面4等に対し
前記積層シート6が図1(a)に示す場合と同様にして
貼着されている。
【0011】図1(a)(b)に示す頭髪用ブラシ1を
使用した後に、各櫛5間に溜まった抜け毛を除去する場
合には、想像線で示すように、積層シート6の各除去シ
ート7のうちその最表面側にある一枚の除去シート7の
みを剥がし、この剥離除去シート7を各櫛5に沿って移
動させて各櫛5の先端部から抜く。従って、抜け毛は、
剥離除去シート7により各櫛5に沿って押し出され、各
櫛5から離脱する。
使用した後に、各櫛5間に溜まった抜け毛を除去する場
合には、想像線で示すように、積層シート6の各除去シ
ート7のうちその最表面側にある一枚の除去シート7の
みを剥がし、この剥離除去シート7を各櫛5に沿って移
動させて各櫛5の先端部から抜く。従って、抜け毛は、
剥離除去シート7により各櫛5に沿って押し出され、各
櫛5から離脱する。
【0012】第一実施形態は下記(イ)〜(ホ)の特徴
を有する。 (イ) 積層シート6の除去シート7を剥がすだけで、
抜け毛の除去作業を容易に行うことができる。
を有する。 (イ) 積層シート6の除去シート7を剥がすだけで、
抜け毛の除去作業を容易に行うことができる。
【0013】(ロ) 積層シート6を櫛配設面4に貼着
するだけの簡単な構造である。 (ハ) 除去シート7がなくなるまで何回も使用するこ
とができる。 (ニ) ブラシ1を常に使用可能状態に維持できるの
で、大変使い易い。
するだけの簡単な構造である。 (ハ) 除去シート7がなくなるまで何回も使用するこ
とができる。 (ニ) ブラシ1を常に使用可能状態に維持できるの
で、大変使い易い。
【0014】(ホ) ブラシ1に抜け毛が残らないの
で、衛生的である。 〔第二実施形態〕次に、本発明の第二実施形態に係る頭
髪用ブラシを図2を参照して説明する。この第二実施形
態は下記の点で第一実施形態と異なる。
で、衛生的である。 〔第二実施形態〕次に、本発明の第二実施形態に係る頭
髪用ブラシを図2を参照して説明する。この第二実施形
態は下記の点で第一実施形態と異なる。
【0015】第一実施形態の積層シート6に該当する可
動除去板9は、一体成形され、多数の透孔10を有して
いる。そして、各透孔10に各櫛5が挿通された状態
で、可動除去板9が各櫛5間で櫛配設面4に面して配設
されている。
動除去板9は、一体成形され、多数の透孔10を有して
いる。そして、各透孔10に各櫛5が挿通された状態
で、可動除去板9が各櫛5間で櫛配設面4に面して配設
されている。
【0016】可動機構11は、把持柄3の腹側に設けら
れた支持部3a(図2の想像線)の内側に嵌め込まれて
支軸12により回動可能に支持された連動レバー13
(連動部)と、この連動レバー13と一体回動する操作
レバー14(操作部)とを備えている。この操作レバー
14は前記支持部3aから突出して把持柄3の腹側に面
している。前記可動除去板9には長孔15(連動部)が
形成され、連動レバー13の連動軸13aがこの長孔1
5に対し移動可能に係入されている。前記支軸12にね
じりコイルばね16(弾性体)が巻装され、その弾性力
により、操作レバー14が回動して把持柄3の腹側から
離間するとともに、連動レバー13が回動して把持柄3
の腹側に接近する。そして、図2(a)に示すように、
使用可能状態で、可動除去板9は連動軸13a及び長孔
15を介して各櫛5に沿って移動し、櫛取着部2の櫛配
設面4に当接する。
れた支持部3a(図2の想像線)の内側に嵌め込まれて
支軸12により回動可能に支持された連動レバー13
(連動部)と、この連動レバー13と一体回動する操作
レバー14(操作部)とを備えている。この操作レバー
14は前記支持部3aから突出して把持柄3の腹側に面
している。前記可動除去板9には長孔15(連動部)が
形成され、連動レバー13の連動軸13aがこの長孔1
5に対し移動可能に係入されている。前記支軸12にね
じりコイルばね16(弾性体)が巻装され、その弾性力
により、操作レバー14が回動して把持柄3の腹側から
離間するとともに、連動レバー13が回動して把持柄3
の腹側に接近する。そして、図2(a)に示すように、
使用可能状態で、可動除去板9は連動軸13a及び長孔
15を介して各櫛5に沿って移動し、櫛取着部2の櫛配
設面4に当接する。
【0017】前記把持柄3を片手で握り、操作レバー1
4を指により掴んでねじりコイルばね16の弾性力に抗
して回動させ、把持柄3の腹側に接近させると、図2
(b)に示すように、連動レバー13が回動して把持柄
3の腹側から離間する。そして、除去可能状態で、可動
除去板9は連動軸13a及び長孔15を介して各櫛5に
沿って移動し、櫛取着部2の櫛配設面4から離間する。
従って、抜け毛は、可動除去板9により各櫛5に沿って
押し出され、各櫛5から離脱する。
4を指により掴んでねじりコイルばね16の弾性力に抗
して回動させ、把持柄3の腹側に接近させると、図2
(b)に示すように、連動レバー13が回動して把持柄
3の腹側から離間する。そして、除去可能状態で、可動
除去板9は連動軸13a及び長孔15を介して各櫛5に
沿って移動し、櫛取着部2の櫛配設面4から離間する。
従って、抜け毛は、可動除去板9により各櫛5に沿って
押し出され、各櫛5から離脱する。
【0018】第二実施形態は下記(イ)〜(ホ)の特徴
を有する。 (イ) 操作レバー14の操作により可動除去板9を移
動させるだけで、抜け毛の除去作業を容易に行うことが
できる。
を有する。 (イ) 操作レバー14の操作により可動除去板9を移
動させるだけで、抜け毛の除去作業を容易に行うことが
できる。
【0019】(ロ) 把持柄3を握った手で操作レバー
14を同時に操作できるので、大変使い易い。 (ハ) 何回も使用することができる。
14を同時に操作できるので、大変使い易い。 (ハ) 何回も使用することができる。
【0020】(ニ) ブラシ1に抜け毛が残らないの
で、衛生的である。 (ホ) 操作レバー14を離すと、ねじりコイルばね1
6の弾性力により、図2(a)に示す使用可能状態に戻
るので、大変使い易い。
で、衛生的である。 (ホ) 操作レバー14を離すと、ねじりコイルばね1
6の弾性力により、図2(a)に示す使用可能状態に戻
るので、大変使い易い。
【0021】〔第三実施形態〕次に、本発明の第三実施
形態に係る頭髪用ブラシを図3を参照して説明する。こ
の第三実施形態では、操作レバー14を除く可動機構1
1を櫛取着部2及び把持柄3の内部に収納しているとと
もに、この可動機構11を変更している点で、第二実施
形態と主に異なる。すなわち、第三実施形態は下記1)〜
4)の点で、第二実施形態と相違する。
形態に係る頭髪用ブラシを図3を参照して説明する。こ
の第三実施形態では、操作レバー14を除く可動機構1
1を櫛取着部2及び把持柄3の内部に収納しているとと
もに、この可動機構11を変更している点で、第二実施
形態と主に異なる。すなわち、第三実施形態は下記1)〜
4)の点で、第二実施形態と相違する。
【0022】1) 第二実施形態の支持部3a(図2の想
像線)に該当する突出部分が把持柄3になく、連動レバ
ー13(連動部)が把持柄3内にその腹側から収納され
て把持柄3に対し支軸12により回動可能に支持されて
いる。操作レバー14(操作部)はこの把持柄3の腹側
から突出して把持柄3の腹側に面している。
像線)に該当する突出部分が把持柄3になく、連動レバ
ー13(連動部)が把持柄3内にその腹側から収納され
て把持柄3に対し支軸12により回動可能に支持されて
いる。操作レバー14(操作部)はこの把持柄3の腹側
から突出して把持柄3の腹側に面している。
【0023】2) 可動機構11において、連動リンク1
7(連動部)が追加され、櫛取着部2内に収納されてい
る。この連動リンク17には長孔18(連動部)が形成
され、連動レバー13の連動軸13aがこの長孔18に
対し移動可能に係入されている。また、可動除去板9か
ら突設された連結部9aが櫛配設面4から櫛取着部2内
に挿入されて収納され、この連結部9aに対し連動リン
ク17が軸17aにより回動可能に支持されている。
7(連動部)が追加され、櫛取着部2内に収納されてい
る。この連動リンク17には長孔18(連動部)が形成
され、連動レバー13の連動軸13aがこの長孔18に
対し移動可能に係入されている。また、可動除去板9か
ら突設された連結部9aが櫛配設面4から櫛取着部2内
に挿入されて収納され、この連結部9aに対し連動リン
ク17が軸17aにより回動可能に支持されている。
【0024】3) 前記支軸12に巻装されたねじりコイ
ルばね16(弾性体)の弾性力により、連動レバー13
が回動するとともに、連動リンク17が連動軸13a及
び長孔18を介して移動すると、図3(a)に示すよう
に、使用可能状態で、可動除去板9は連結部9aを介し
て各櫛5に沿って移動し、櫛取着部2の櫛配設面4に当
接する。
ルばね16(弾性体)の弾性力により、連動レバー13
が回動するとともに、連動リンク17が連動軸13a及
び長孔18を介して移動すると、図3(a)に示すよう
に、使用可能状態で、可動除去板9は連結部9aを介し
て各櫛5に沿って移動し、櫛取着部2の櫛配設面4に当
接する。
【0025】4) 操作レバー14を把持柄3の腹側に接
近させると、図3(b)に示すように、連動レバー13
が回動して連動リンク17が連動軸13a及び長孔18
を介して移動する。そして、除去可能状態で、可動除去
板9は櫛取着部2の櫛配設面4から離間する。従って、
抜け毛は、可動除去板9により各櫛5に沿って押し出さ
れ、各櫛5から離脱する。
近させると、図3(b)に示すように、連動レバー13
が回動して連動リンク17が連動軸13a及び長孔18
を介して移動する。そして、除去可能状態で、可動除去
板9は櫛取着部2の櫛配設面4から離間する。従って、
抜け毛は、可動除去板9により各櫛5に沿って押し出さ
れ、各櫛5から離脱する。
【0026】第三実施形態は下記(イ)〜(ロ)の特徴
を有する。 (イ) 前記第二実施形態の特徴(イ)〜(ホ)につい
ては同様である。 (ロ) 操作レバー14を除く可動機構11が櫛取着部
2及び把持柄3に内蔵されているので、ブラシ1がコン
パクトになる。
を有する。 (イ) 前記第二実施形態の特徴(イ)〜(ホ)につい
ては同様である。 (ロ) 操作レバー14を除く可動機構11が櫛取着部
2及び把持柄3に内蔵されているので、ブラシ1がコン
パクトになる。
【0027】〔第四実施形態〕次に、本発明の第四実施
形態に係る頭髪用ブラシを図4を参照して説明する。こ
の第四実施形態では、可動機構11を櫛取着部2及び把
持柄3の内部に収納している点で、第三実施形態と同様
であるが、この可動機構11として可撓ワイヤ19を利
用している点で、第三実施形態と主に異なる。すなわ
ち、第四実施形態は下記1)〜3)の点で、第二実施形態や
第三実施形態と相違する。
形態に係る頭髪用ブラシを図4を参照して説明する。こ
の第四実施形態では、可動機構11を櫛取着部2及び把
持柄3の内部に収納している点で、第三実施形態と同様
であるが、この可動機構11として可撓ワイヤ19を利
用している点で、第三実施形態と主に異なる。すなわ
ち、第四実施形態は下記1)〜3)の点で、第二実施形態や
第三実施形態と相違する。
【0028】1) 可動除去板9から突設された連結部9
aが櫛配設面4から櫛取着部2内に挿入されて収納さ
れ、この連結部9aの外周に圧縮コイルばね20(弾性
体)が巻装されている。この圧縮コイルばね20の弾性
力により、可動除去板9は櫛配設面4から離間する。
aが櫛配設面4から櫛取着部2内に挿入されて収納さ
れ、この連結部9aの外周に圧縮コイルばね20(弾性
体)が巻装されている。この圧縮コイルばね20の弾性
力により、可動除去板9は櫛配設面4から離間する。
【0029】2) 可動機構11において、把持柄3の背
部側で操作つまみ21(操作部)が若干露出して係止位
置と係止解除位置との間で移動可能に支持され、櫛取着
部2及び把持柄3の内部でこの操作つまみ21と可動除
去板9の連結部9aとの間に可撓ワイヤ19(連動索、
連動部)が連結されている。そして、図4(a)に示す
ように操作つまみ21を係止位置へ移動させて把持柄3
に係止すると、可撓ワイヤ19が圧縮コイルばね20の
弾性力に抗して引かれ、使用可能状態で可動除去板9が
各櫛5に沿って移動して櫛取着部2の櫛配設面4に当接
する。
部側で操作つまみ21(操作部)が若干露出して係止位
置と係止解除位置との間で移動可能に支持され、櫛取着
部2及び把持柄3の内部でこの操作つまみ21と可動除
去板9の連結部9aとの間に可撓ワイヤ19(連動索、
連動部)が連結されている。そして、図4(a)に示す
ように操作つまみ21を係止位置へ移動させて把持柄3
に係止すると、可撓ワイヤ19が圧縮コイルばね20の
弾性力に抗して引かれ、使用可能状態で可動除去板9が
各櫛5に沿って移動して櫛取着部2の櫛配設面4に当接
する。
【0030】3) 把持柄3を握った片手の親指を操作つ
まみ21に当てがって操作つまみ21の係止を解除する
と、図4(b)に示すように、圧縮コイルばね20の弾
性力により、可撓ワイヤ19を介して操作つまみ21が
係止解除位置へ移動するとともに、除去可能状態で可動
除去板9が櫛配設面4から離間する。そして、抜け毛
は、可動除去板9により各櫛5に沿って押し出され、各
櫛5から離脱する。
まみ21に当てがって操作つまみ21の係止を解除する
と、図4(b)に示すように、圧縮コイルばね20の弾
性力により、可撓ワイヤ19を介して操作つまみ21が
係止解除位置へ移動するとともに、除去可能状態で可動
除去板9が櫛配設面4から離間する。そして、抜け毛
は、可動除去板9により各櫛5に沿って押し出され、各
櫛5から離脱する。
【0031】第四実施形態は下記(イ)〜(ホ)の特徴
を有する。 (イ) 操作つまみ21の操作により可動除去板9を移
動させるだけで、抜け毛の除去作業を容易に行うことが
できる。
を有する。 (イ) 操作つまみ21の操作により可動除去板9を移
動させるだけで、抜け毛の除去作業を容易に行うことが
できる。
【0032】(ロ) 把持柄3を握った手で操作つまみ
21を同時に操作できるので、大変使い易い。 (ハ) 何回も使用することができる。
21を同時に操作できるので、大変使い易い。 (ハ) 何回も使用することができる。
【0033】(ニ) ブラシ1に抜け毛が残らないの
で、衛生的である。 上記(イ)〜(ニ)は前記第二実施形態の特徴(イ)〜
(ニ)と同様である。 (ホ) 可動機構11が櫛取着部2及び把持柄3に内蔵
されているので、ブラシ1がコンパクトになる。
で、衛生的である。 上記(イ)〜(ニ)は前記第二実施形態の特徴(イ)〜
(ニ)と同様である。 (ホ) 可動機構11が櫛取着部2及び把持柄3に内蔵
されているので、ブラシ1がコンパクトになる。
【0034】〔他の技術的思想〕各実施形態から把握で
きる技術的思想(請求項以外)を効果と共に記載する。 (イ) 請求項2に記載した可動機構(11)は、把持
柄(3)に対し接近離間するように回動可能に支持した
操作部としての操作レバー(14)と、可動除去板
(9)を各櫛(5)間で櫛配設面(4)に当接させるよ
うに付勢して移動させる弾性体(16)と、把持柄
(3)に対する操作レバー(14)の接近離間操作に伴
い可動除去板(9)を弾性体(16)の弾性力に抗して
各櫛(5)に沿って移動させるようにこの操作レバー
(14)と可動除去板(9)とを連動する連動部(1
3,17等)とを備えている。従って、操作し易く使い
易い。
きる技術的思想(請求項以外)を効果と共に記載する。 (イ) 請求項2に記載した可動機構(11)は、把持
柄(3)に対し接近離間するように回動可能に支持した
操作部としての操作レバー(14)と、可動除去板
(9)を各櫛(5)間で櫛配設面(4)に当接させるよ
うに付勢して移動させる弾性体(16)と、把持柄
(3)に対する操作レバー(14)の接近離間操作に伴
い可動除去板(9)を弾性体(16)の弾性力に抗して
各櫛(5)に沿って移動させるようにこの操作レバー
(14)と可動除去板(9)とを連動する連動部(1
3,17等)とを備えている。従って、操作し易く使い
易い。
【0035】
【発明の効果】本発明にかかるブラシ(1)によれば、
抜け毛等の残留物の除去作業を容易に行うことができ
る。
抜け毛等の残留物の除去作業を容易に行うことができ
る。
【図1】 (a)は第一実施形態にかかる頭髪用ブラシ
を示す一部切欠き正面図であり、(b)は第一実施形態
の別例を示す一部切欠き正面図である。
を示す一部切欠き正面図であり、(b)は第一実施形態
の別例を示す一部切欠き正面図である。
【図2】 (a)は第二実施形態にかかる頭髪用ブラシ
において使用可能状態を示す一部切欠き正面図であり、
(b)は同じく除去可能状態を示す一部切欠き正面図で
ある。
において使用可能状態を示す一部切欠き正面図であり、
(b)は同じく除去可能状態を示す一部切欠き正面図で
ある。
【図3】 (a)は第三実施形態にかかる頭髪用ブラシ
において使用可能状態を示す一部切欠き正面図であり、
(b)は同じく除去可能状態を示す一部切欠き正面図で
ある。
において使用可能状態を示す一部切欠き正面図であり、
(b)は同じく除去可能状態を示す一部切欠き正面図で
ある。
【図4】 (a)は第四実施形態にかかる頭髪用ブラシ
において使用可能状態を示す一部切欠き正面図であり、
(b)は同じく除去可能状態を示す一部切欠き正面図で
ある。
において使用可能状態を示す一部切欠き正面図であり、
(b)は同じく除去可能状態を示す一部切欠き正面図で
ある。
1…頭髪用ブラシ、2…櫛取着部、3…把持柄、4…櫛
配設面、5…櫛、6…積層シート、7…除去シート、9
…可動除去板、11…可動機構、13…連動部としての
連動レバー、14…操作部としての操作レバー、16…
弾性体としてのねじりコイルばね、17…連動部として
の連動リンク、21…操作部としての操作つまみ。
配設面、5…櫛、6…積層シート、7…除去シート、9
…可動除去板、11…可動機構、13…連動部としての
連動レバー、14…操作部としての操作レバー、16…
弾性体としてのねじりコイルばね、17…連動部として
の連動リンク、21…操作部としての操作つまみ。
Claims (3)
- 【請求項1】 櫛配設面(4)に多数本の櫛(5)を突
出させたブラシにおいて、複数枚の除去シート(7)を
互いに離脱可能に積層した積層シート(6)を各櫛
(5)間で櫛配設面(4)に対し離脱可能に貼着したこ
とを特徴とするブラシにおける残留物除去構造。 - 【請求項2】 櫛配設面(4)に多数本の櫛(5)を突
出させた櫛取着部(2)と、この櫛取着部(2)から延
設した把持柄(3)とを備えたブラシにおいて、可動除
去板(9)を各櫛(5)間で櫛配設面(4)に面して配
設するとともに、この可動除去板(9)を各櫛(5)に
沿って移動可能に支持する可動機構(11)を設け、こ
の可動機構(11)の操作部(14,21)を前記把持
柄(3)に設けたことを特徴とするブラシにおける残留
物除去構造。 - 【請求項3】 請求項2に記載した可動機構(11)
は、把持柄(3)に対し移動可能に支持した操作部(1
4)と、可動除去板(9)を各櫛(5)間で櫛配設面
(4)に当接させるように付勢して移動させる弾性体
(16)と、把持柄(3)に対する操作部(14)の移
動操作に伴い可動除去板(9)を弾性体(16)の弾性
力に抗して各櫛(5)に沿って移動させるようにこの操
作部(14)と可動除去板(9)とを連動する連動部
(13,17等)とを備えていることを特徴とするブラ
シにおける残留物除去構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18750696A JPH1028615A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | ブラシにおける残留物除去構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18750696A JPH1028615A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | ブラシにおける残留物除去構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1028615A true JPH1028615A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16207263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18750696A Pending JPH1028615A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | ブラシにおける残留物除去構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1028615A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7739769B2 (en) * | 2007-06-28 | 2010-06-22 | Dipippo Joe J | Self-cleaning hair brush |
JP2011502542A (ja) * | 2007-11-19 | 2011-01-27 | フアーミネイター・インコーポレーテツド | 毛エジェクタ構造を備えた歯付きペット用グルーミング用具 |
US8499403B2 (en) | 2010-09-13 | 2013-08-06 | Huo-Pia Wang | Brush |
EP2636337A1 (en) * | 2012-03-09 | 2013-09-11 | Huo-Pia Wang | Brush |
KR20210001463A (ko) * | 2019-06-28 | 2021-01-06 | 김해연 | 헤어브러시 |
-
1996
- 1996-07-17 JP JP18750696A patent/JPH1028615A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7739769B2 (en) * | 2007-06-28 | 2010-06-22 | Dipippo Joe J | Self-cleaning hair brush |
JP2011502542A (ja) * | 2007-11-19 | 2011-01-27 | フアーミネイター・インコーポレーテツド | 毛エジェクタ構造を備えた歯付きペット用グルーミング用具 |
US8960129B2 (en) | 2007-11-19 | 2015-02-24 | United Pet Group, Inc. | Toothed pet grooming tool with fur ejecting mechanism |
US9060496B2 (en) | 2007-11-19 | 2015-06-23 | United Pet Group, Inc. | Toothed pet grooming tool with fur ejecting mechanism |
US11147239B2 (en) | 2007-11-19 | 2021-10-19 | Spectrum Brands, Inc. | Toothed pet grooming tool with fur ejecting mechanism |
US11606930B2 (en) | 2007-11-19 | 2023-03-21 | Spectrum Brands, Inc. | Toothed pet grooming tool with fur ejecting mechanism |
US8499403B2 (en) | 2010-09-13 | 2013-08-06 | Huo-Pia Wang | Brush |
EP2636337A1 (en) * | 2012-03-09 | 2013-09-11 | Huo-Pia Wang | Brush |
KR20210001463A (ko) * | 2019-06-28 | 2021-01-06 | 김해연 | 헤어브러시 |
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