JPH10286037A - 実験動物飼育装置 - Google Patents

実験動物飼育装置

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Publication number
JPH10286037A
JPH10286037A JP9625197A JP9625197A JPH10286037A JP H10286037 A JPH10286037 A JP H10286037A JP 9625197 A JP9625197 A JP 9625197A JP 9625197 A JP9625197 A JP 9625197A JP H10286037 A JPH10286037 A JP H10286037A
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JP
Japan
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cage
rack
locked
vibration
locking
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JP9625197A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Kasai
一弘 笠井
Toshio Kamon
敏雄 加門
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NIPPON KUREA KK
Sanofi Aventis KK
Original Assignee
NIPPON KUREA KK
Nippon Hoechst Marion Roussel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震発生の際にケージ収納部からの飼育ケ
ージの飛び出しを防止でき且つ通常は飼育ケージの出し
入れ作業を容易に行えるようにすること。 【解決手段】 左右前後の支柱1に棚板2を上下複数段
に設けてなるラック6の各ケージ収納部4内に蓋付き飼
育ケージ5を出し入れ可能に配置するようにした実験動
物飼育装置において、各飼育ケージ5を各ケージ収納部
4内にロックしてラック6の振動によるケージ5の飛び
出しを阻止するケージロック手段であって、常時は各ケ
ージ5がケージ収納部4に対し自由に出し入れ可能な非
ロック状態に保持されているケージロック手段11と、
ラック6の一定の振動に感応して揺動し、その揺動作用
によりケージロック手段11を、その非ロック状態から
ロック状態に作動させる振動感応ウエイト10とを備え
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の飼育ケージ
をラック内の上下複数段のケージ収納部内に出し入れ可
能に配置してなる実験動物飼育装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の実験動物飼育装置において、各
飼育ケージは、各ケージ収納部に対して自由に出し入れ
できるように、ケージ収納部の棚板上に単に載置される
か、またはケージ収納部内の上部に前後スライド可能に
吊支されていることから、地震が発生した際には、ラッ
クの揺れに伴い飼育ケージがケージ収納部から飛び出し
て床上に落下し、その落下時の衝撃で飼育ケージの蓋が
開いて、病原菌を有するマウスやモルモット等が逃げ出
すと云う危険性がある。このような地震発生の際の飼育
ケージの飛び出しを防止するために、従来にあっては、
各飼育ケージを適当なクランプ手段によって常時ケージ
収納部内に定位置に固定するようにしていた。尚、ラッ
クは、建物の壁面等に固定金具等によって固定されてい
るため、地震発生時には建物の壁等が倒れたりしない限
り倒れるようなことはない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の実験動物飼育装
置では、上記のように各飼育ケージをクランプ手段等に
より常時ケージ収納部内に定位置に固定していることか
ら、飼育ケージを出し入れする時には一々クランプ手段
等を取り外さなければならず、その出し入れ作業に非常
な手間と時間を要していた。
【0004】本発明は、地震発生の際にケージ収納部か
らの飼育ケージの飛び出しを防止できると共に、通常時
の飼育ケージの出し入れ作業を容易に行える実験動物飼
育装置を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
左右前後の支柱1に棚板2を上下複数段に設けてなるラ
ック6の各ケージ収納部4内に蓋付き飼育ケージ5を出
し入れ可能に配置するようにした実験動物飼育装置にお
いて、各飼育ケージ5を各ケージ収納部4内にロックし
てラック6の振動によるケージ5の飛び出しを阻止する
ケージロック手段であって、常時は各ケージ5がケージ
収納部4に対し自由に出し入れ可能な非ロック状態に保
持されているケージロック手段11,31,51と、ラ
ック6の一定の振動に感応して揺動し、その揺動作用に
よりケージロック手段11,31,51を、その非ロッ
ク状態からロック状態に作動させる振動感応ウエイト1
0,30,50とを備えたことを特徴とする。
【0006】この発明にあっては、ケージロック手段1
1,31,51は、常時は非ロック状態に保持されてい
るから、各ケージ収納部4に対する飼育ケージ5の出し
入れを容易に行うことができる。そして地震発生の際に
は、振動感応ウエイト10,30,50の作動によりケ
ージロック手段11,31,51が非ロック状態から瞬
時にロック状態に切り換わって、各飼育ケージ5が各ケ
ージ収納部4内にロックされ、それによりラック6の振
動によるケージ5の飛び出しが阻止される。
【0007】請求項2に係る発明は、図1〜図3に示す
ように、請求項1に記載の実験動物飼育装置において、
ケージロック手段11が、各ケージ収納部4内のケージ
5上方部に水平に配置される横杆12と、各横杆12を
一斉にケージ収納部4内の上限位置P及び下限位置Q間
で上下動可能に設けられた縦杆14と、各横杆12のケ
ージ対応位置に下向きに突設されていて、横杆12の下
限位置Qにおいて飼育ケージ5の網蓋8に突入されるケ
ージロック用ピン15と、縦杆14の上端に連設されて
いて、横杆12が上限位置Pにあるときラック6側の被
係止部17aに係止可能な係止部16aを有する板ばね
16とからなり、振動感応ウエイト10は、ラック6側
に上下方向中間部を軸支されたピボット軸20と、この
ピボット軸20の上端部に固定された重錘21とからな
り、前記板ばね16は、常時は前記振動感応ウエイト1
0のピボット軸20下端部に当接した状態でその係止部
36aが前記被係止部17aに係止され、ラック6の振
動により振動感応ウエイト10のピボット軸20が揺動
することによって、板ばね16の係止部36aが被係止
部17aから離脱し、ケージロック手段11の各横杆1
2が下限位置Qに降下するようになっていることを特徴
とする。
【0008】請求項3に係る発明は、図5〜図8に示す
ように、請求項1に記載の実験動物飼育装置において、
ケージロック手段31は、ラック6の前部左右支柱1に
対応する両縦杆34と各棚板2に対応する上下複数の横
杆32とを枠組み形成してなる枠体43をラック6の前
面に上下動可能に配置すると共に、この枠体43とラッ
ク6との間に、横杆32が各棚板2の前端面に沿って位
置する非ロック位置Yから各ケージ収納部4の出し入れ
口側へ突出したロック位置Xに枠体43を保持するコイ
ルばね35を介装し、ラック6側には、枠体43側に設
けた被係止部33aに係止して、枠体43をコイルばね
35に抗して非ロック位置Yに保持する係止部を有する
板ばね36を設けてなり、振動感応ウエイト30は、ラ
ック6側に紐40で懸吊されている重錘41からなり、
前記ケージロック手段31の板ばね36は、常時はその
係止部36aが被係止部33aに係止されており、ラッ
ク6の振動により重錘41が揺動して板ばね36に衝当
することにより、この板ばね36の係止部36aを被係
止部33aから離脱させて、各横杆32を前記ロック位
置Xに位置させるようにしてなることを特徴とする。
【0009】請求項4に係る発明は、図9〜図12に示
すように、請求項1に記載の実験動物飼育装置におい
て、ケージロック手段51は、ラック6の前部左右支柱
1に対応する両縦杆34と各棚板2に対応する上下複数
の横杆32とを枠組み形成してなる枠体43をラック6
の前面に上下動可能に配置すると共に、この枠体43と
ラック6との間に、横杆32が各棚板2の前端面に沿っ
て位置する非ロック位置Yから各ケージ収納部4の出し
入れ口側へ突出したロック位置Xに枠体43を保持する
コイルばね35を介装し、ラック6側には、枠体43側
に設けた被係止部34aに係止して、枠体43をコイル
ばね35に抗して非ロック位置Yに保持する係止部56
aを有する板ばね56を設けてなり、振動感応ウエイト
50は、ラック6側に上下方向中間部を軸支されたピボ
ット軸60と、このピボット軸60の上端に固定された
重錘61とからなり、前記板ばね56は、常時はその係
止部56aが被係止部34aに係止されていて、ラック
6の一定の振動により振動感応ウエイト50が揺動して
ピボット軸60下端部60aが板ばね56を押動するこ
とにより、係止部56aが被係止部34aから離脱し
て、枠体43をロック位置Xに位置させるようにしてな
ることを特徴とする。
【0010】請求項5に係る発明は、図1に示すよう
に、請求項2〜4のいずれかに記載の実験動物飼育装置
において、前記各横杆12,32が、各ケージ収納部4
内の飼育ケージ5に水を供給する給水管からなることを
特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る実験動物飼
育装置の一実施形態を示す全体概略斜視図、図2及び図
3は、それぞれ同装置の要部を示したもので、この実験
動物飼育装置は、左右両側にそれぞれ前後一対配される
支柱1と、これらの支柱1に上下複数段に取り付けられ
た棚板2とからなるラック6を有し、上下に隣合う棚板
2,2間にそれぞれケージ収納部4が形成される。そし
て各ケージ収納部4内には棚板2上に複数の飼育ケージ
5が所定間隔で載置され、各飼育ケージ5は、ケージ収
納部4の出し入れ口(図1に示されるケージ収納部4で
はその正面側)から自由に出し入れできるようになって
おり、その出し入れ方向を図1に矢印で示す。
【0012】各飼育ケージ5は、図4に示すように、ケ
ージ本体7とこれに固定される網蓋8とからなり、網蓋
8は、縦横の線状体8a,8bを格子状に組み付けて網
状に形成した周知構造のものである。また、ラック6の
左右後側の支柱1,1は、建物の壁W面に固定金具9に
よって取り外し可能に固定される。
【0013】上記のように飼育ケージ5は常時はラック
6の各ケージ収納部4内に自由に出し入れ可能に配置さ
れているが、地震が発生したときは、ラック6の揺れに
感応して動作する振動感応ウエイト10によってロック
手段11が作動し、このロック手段11の作動によって
飼育ケージ5はケージ収納部4内にロックされ、ケージ
収納部4内からの飛び出しを阻止されるようになってい
る。
【0014】以下に、上記ロック手段11及び振動感応
ウエイト10について図1〜図3を参照して詳細に説明
する。先ず、ロック手段11は、ラック6に設けてある
各ケージ収納部4内の飼育ケージ5上方部に水平に配置
される横杆12と、各一端部がラック6の前部側左右支
柱1,1に枢着され且つ他端部が上記各横杆12の左右
各端に固着された回動杆13と、各横杆12をケージ収
納部4内の上限位置P及び下限位置Q間で一斉に上下動
させるように横杆12相互を枢支連結する左右一対の縦
杆14と、各横杆12における飼育ケージ5と対応する
位置に下向きに突設されていて、横杆12の下限位置Q
において飼育ケージ5の網蓋8に突入されるケージロッ
ク用ピン15と、片方の縦杆14の上端に連設されてい
て、横杆12が上限位置Pにあるとき、ラック6の最上
段の棚板2の端面に取り付けられた上向きコ字状フック
17の水平軸状被係止部17aに係止可能な断面円弧状
の係止部16aを有する板ばね16とを備えている。各
ケージロック用ピン15は、網蓋8に突入し易く且つ作
業者の手を傷つけないように先端部が丸く形成されてい
る。板ばね16は、図2及び図3に示すようにその下端
部が縦杆14の上端部に固定されていて、係止部16a
が前記被係止部17aに係止されていないときは図2及
び図3(B)の仮想線図示のように遊端部16bがばね
付勢力で外側へ湾曲した状態にある。
【0015】一方、振動感応ウエイト10は、図2及び
図3に示すように、ラック6の最上段の棚板2の一端部
上に片持ち状に固着された台板18を上下方向に貫通
し、ピボット軸受部19によって上下方向中間部を軸支
されたピボット軸20と、このピボット軸20の上端部
に同心状に固定された短円柱状の重錘21とからなるも
ので、上記ピボット軸受部19はピボット軸20の中間
部に固定的に設けてあって、このピボット軸受部19に
よりピボット軸20が傾転揺動可能となっている。
【0016】上記ロック手段11は、常時は図2及び図
3の実線図示のように、板ばね16の係止部16aがば
ね付勢力でフック17の被係止部17aに嵌合係止さ
れ、それによって各飼育ケージ5がケージ収納部4に対
し自由に出し入れ可能な非ロック状態に保持されてお
り、このとき振動感応ウエイト10のピボット軸20の
下端部20aが板ばね16の遊端部16bに当接した状
態で支持されている。
【0017】しかして、地震の発生時に、ラック6があ
る程度以上に振動すると、このラック6の振動に感応し
て振動感応ウエイト10のピボット軸20が揺動し、そ
れにより板ばね16の係止部16aがフック17の被係
止部17aから離脱して、縦杆14が降下すると共に、
各横杆12が下限位置Q(飼育ケージ5の網蓋8上に当
たる位置)に降下して、各横杆12に突設されている各
ケージロック用ピン15が図3(A)の仮想線図示のよ
うに飼育ケージ5の網蓋8にその網目を通して突入す
る。こうして各横杆12の各ケージロック用ピン15が
各飼育ケージ5の網蓋8に突入することによって、各飼
育ケージ5はケージ収納部4内にロックされた状態とな
り、ケージ収納部4からの飛び出しを阻止される。
【0018】上記のようにロック状態にあるロック手段
11を非ロック状態に戻すには、降下した縦杆14を引
き上げて、板ばね16の係止部16aをそのばね付勢力
によりフック17の被係止部17aに係止させ、この板
ばね16の遊端部16bに振動感応ウエイト10のピボ
ット軸下端部20aを支持させればよい。この場合、図
1に示すように、縦杆14を引き上げる足踏み式引き上
げ操作レバー22が設けられているため、この操作レバ
ー22のペダル22aを踏むことによって縦杆14の引
き上げ操作を容易に行うことができる。この足踏み式引
き上げ操作レバー22は、長さ方向中間部をラック6の
支柱1に枢着すると共に、先端部を縦杆14の下端部に
枢支連結し、手前側端部にペダル22aを取り付けてな
るものである。
【0019】尚、一般に実験動物飼育装置では、ラック
6の各ケージ収納部4内に、各飼育ケージ5内の動物に
水を供給するための給水管が配設されているが、前記ロ
ック手段11の一部を構成している各横杆を上記給水管
によって構成することができる。この場合、給水管に
は、図1に示すように各飼育ケージ5内に配される給水
ノズル12aが接続され、各ノズル12aはステンレス
製のもので、先端部にゴム管が装着してある。このよう
に、ロック手段11の各横杆12を給水管と兼用するこ
とにより、部材点数を少なくできて構造の簡素化を図る
ことができる。
【0020】以上、図1〜図3に基づいて示したような
実施形態の実験動物飼育装置によれば、地震発生の際に
は、ラック6の振動により振動感応ウエイト10のピボ
ット軸20が揺動して、板ばね16の係止部16aがそ
のばね付勢力でラック6側の被係止部33aから離脱
し、ロック手段31の各横杆12が下限位置Qに降下し
て、各横杆12のケージロック用ピン15が各飼育ケー
ジ5の網蓋8に突入するから、各飼育ケージ5をケージ
収納部4内のほとんど定位置で確実にロックすることが
でき、特にケージ収納部4内での飼育ケージ5の横移動
や撥ね上がりを防止することができる。
【0021】図5は、本発明に係る実験動物飼育装置の
他の実施形態を示す全体概略斜視図で、非ロック状態を
示し、図6はロック状態を示しており、また図7及び図
8は、同装置の要部を示したものである。この実施形態
は、ケージロック手段31及び振動感応ウエイト30の
構成が前述した先の実施形態が異なっており、ラック6
については同じであるため、ケージロック手段31及び
振動感応ウエイト30についてのみ説明する。
【0022】即ち、ケージロック手段31は、ラック6
の前部左右支柱1に対応する両縦杆34と各棚板2に対
応する上下複数の横杆32とを枠組み形成してなる枠体
43をラック6の前面に上下動可能に配置すると共に、
この枠体43とラック6との間に、横杆32が各棚板2
の前端面に沿って位置する非ロック位置Yからケージ収
納部4の出し入れ口側へ突出したロック位置Xに枠体4
3を保持するコイルばね35を介装し、ラック6側に
は、枠体43側に設けた被係止部33aに係止して、枠
体43をコイルばね35に抗して非ロック位置Yに保持
する係止部36aを有する板ばね36を設けてなるもの
である。
【0023】前記枠体43の各縦杆34の上下各端部と
2段目の棚板2及び最下段の棚板2とにそれぞれ回動杆
33が枢支連結され、上下の各回動杆33は、その一端
部が縦杆34に枢着され、他端部が棚板2に取り付けて
あるブラケット37に枢着されていて、各横杆32が非
ロック位置Yになるときは水平姿勢(図7の実線図示)
にあり、ロック位置Xにあるときは傾斜姿勢(図7の仮
想線図示)にある。そして、各上部の回動杆33と支柱
1に取り付けられたブラケット38との間に前記コイル
ばね35が介装され、このコイルばね35は、回動杆3
3を介して枠体43を上方へ引き上げる方向に付勢す
る。前記板ばね36は、図7及び図8に示すように、そ
の下端部が2段目の棚板2の一端面に固着されていて、
通常は図7及び図8の実線図示のように略直立姿勢で最
上段の回動杆33の被係止部33aに係止された状態に
あり、またこの板ばね36の遊端部36b(上端部)は
同図に示すように外側へ所要角度開いた傾斜状態にあ
る。
【0024】一方、振動感応ウエイト30は、図7に示
すように、ラック6の支柱1に突設されたブラケット3
8の先端部から紐40で懸吊されている重錘41からな
るもので、常時は、図8の実線図示のように回動杆33
の被係止部33aに係止された板ばね36とわずかに接
触した状態にある。
【0025】上記のように、ロック手段31は、常時
は、板ばね36の係止部36aを回動杆33の被係止部
33aに係止させることにより、枠体43を前記圧縮コ
イルばね35の付勢力に抗して下方へ引張して、各横杆
32を各棚板2の前端面に沿って位置、即ち非ロック位
置Yに保持するようになっている。
【0026】しかして、地震の発生時に、ラック6が振
動すると、このラック6の振動に感応して振動感応ウエ
イト30の重錘41が揺動して、板ばね36の傾斜状遊
端部36bに衝当し、それによりこの傾斜状遊端部36
bを介して板ばね36全体が外側へ弾性変形して係止部
36aが回動杆33の被係止部33aから離脱する。こ
うして板ばね36の係止部36aが回動杆33の被係止
部33aから離脱すると、コイルばね35の付勢力によ
り左右の各縦杆34が上方へ引き上げられて、枠体43
の各横杆32が図6に示すようなロック位置Xに位置
し、これによって各飼育ケージ5はケージ収納部4内に
ロックされた状態となり、ケージ収納部4からの飛び出
しを阻止される。
【0027】上記のようにロック状態にあるロック手段
31を非ロック状態に戻すには、枠体43を引き下げ
て、板ばね36の係止部36aを回動杆33の被係止部
33aに係止させればよい。この場合、板ばね36の遊
端部36bが傾斜状に形成されているため、枠体43を
引き下げて回動杆33を図8の仮想線図示位置から降下
させると、この回動杆33が同図の実線図示位置にある
板ばね36の傾斜状遊端部36bに摺接することによ
り、この傾斜状遊端部36bが外側へ開いて係止部36
aが被係止部33aに自動的に係止されることになる。
またこの場合、枠体43の引き下げ操作は、縦杆34の
下端に固着したペダル42を踏むことによって簡単容易
に行うことができる。
【0028】図5〜図8で示した実施の形態では、板ば
ね36の係止部36aと係止する被係止部33aを回動
杆33の上端面に形成しているが、縦杆34の所要箇所
に係止部材を水平に一体的に突設し、この係止部材の上
端面を、被係止部としてもよい。この場合、この係止部
材とラック6の支柱1との間に圧縮コイルばね35を介
装すればよい。また、ロック手段31の一部を構成して
いる各横杆32を、前記したように給水管と兼用させる
ことができ、そうすることによって、部材点数を少なく
できて、構造の簡素化を図ることができる。
【0029】上述した図5〜図8で示す実施の形態の実
験動物飼育装置によれば、ラック6の振動により振動感
応ウエイト30の重錘41が揺動して板ばね36に衝当
することにより、この板ばね36の係止部36aを被係
止部33aから離脱させて、各横杆32をロック位置X
に位置させるようにしたものであって、ロック手段31
及び振動感応ウエイト30のそれぞれの構造が簡単で部
材点数が少ないため、製作が容易で、取り扱いも簡便で
ある。
【0030】図9は、本発明に係る実験動物飼育装置の
更に他の実施形態を示す全体概略斜視図で、非ロック状
態を示し、図10はロック状態を示しており、また図1
1及び図12は、同装置の要部を示している。この実施
形態のロック手段51は、図5〜図8に示したロック手
段31とほとんど同様で、ラック6の前部左右支柱1に
対応する両縦杆34と各棚板2に対応する上下複数の横
杆32とからなる枠体43をラック6の前面に上下動可
能に配置し、この枠体43とラック6との間に、枠体4
3をその横杆32が各棚板2の前端面に沿って位置する
非ロック位置Yからケージ収納部4の出し入れ口前面に
突出したロック位置Xに付勢するコイルばね35を介装
し、ラック6の支柱1には、枠体43の縦杆34上端面
に設けた被係止部34aに係止して、枠体43をコイル
ばね35の付勢力に抗して非ロック位置Yに保持する係
止部56aを有する板ばね56を設けてなるものであ
る。板ばね56は、図11及び図12に示すように、そ
の下端部が、支柱1の上端部外側面に固定された取付部
片57に取り付けられ、通常は係止部56aが同図の実
線図示のように縦杆34上端の被係止部34aに係止さ
れている。
【0031】前記振動感応ウエイト50は、ラック6の
支柱1上端部に取り付けたブラケット58の水平板部5
8aの挿通孔58bに挿通させてナット部材59を介し
上下方向中間部を軸支させたピボット軸60と、このピ
ボット軸60の上端に固定された重錘61とからなるも
ので、ラック6が或る一定の振動を生じることにより、
この振動感応ウエイト50が揺動してピボット軸60の
下端部60aが板ばね56の上端部56bを押動するこ
とにより、板ばね56の係止部56aを縦杆34上端の
被係止部34aから離脱させて、枠体43をロック位置
Xに位置させるようになっている。
【0032】また、ラック6が或る一定の振動を生じた
とき、振動感応ウエイト50のピボット軸60が必ず板
ばね56を押動する方向に揺動し得るようにするため、
図11及び図12に示すように、ピボット軸60が軸支
されたブラケット58の水平板部58aは、水平面に対
し板ばね56から離れる方向に若干下り傾斜を成す傾斜
角δに配設され、またピボット軸60は、前記水平板部
58aの下面に取り付けられて板ばね56と対向する側
に切り欠き部62aを有する短管62内に配置されてい
る。従って、ラック6が一定の振動を生じると、ピボッ
ト軸60の下端側60aは、短管62にガイドされて板
ばね56と対向方向に揺動すると共に、切り欠き部62
aを通り抜けて板ばね56を的確に押動することができ
る。図11及び図12において63は、ロック解除され
て上方へ突出する枠体43の上限位置を規制するために
ブラケット58の立上り板部58bに水平に突設された
ストッパーで、枠体43の最上部の横杆32が当接する
ようになっている。
【0033】しかして、地震の発生時に、ラック6の振
動により振動感応ウエイト50の重錘61が揺動して、
ピボット軸60の下端部60aが板ばね56の上端部5
6bを押動することにより、板ばね56の係止部56a
が縦杆34上端の被係止部34aから離脱して、枠体4
の横杆32が非ロック位置Yからロック位置Xに位置
し、これにより各飼育ケージ5はケージ収納部4内にロ
ックされた状態となり、ケージ収納部4からの飛び出し
を阻止される。
【0034】上述した図9〜図12で示す実施の形態の
実験動物飼育装置によれば、ラック6の振動により振動
感応ウエイト50の重錘61が揺動して、ピボット軸下
端部60aが板ばね56を押動することにより、この板
ばね56の係止部56aを被係止部34aから離脱させ
て、各横杆32をロック位置Xに位置させるようにした
ものであって、ロック手段51及び振動感応ウエイト5
0のそれぞれの構造が簡単で部材点数が少ないため、製
作が容易で、取り扱いも簡便である。
【0035】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、常時はケ
ージロック手段が非ロック状態に保持されているため、
各ケージ収納部に対する飼育ケージの出し入れを容易に
行うことができ、そして地震発生の際には、振動感応ウ
エイトの作動によりケージロック手段が非ロック状態か
ら瞬時にロック状態に切り換わって、各飼育ケージが各
ケージ収納部内にロックされるため、ラックの振動によ
るケージの飛び出しを阻止することができる。
【0036】請求項2に係る発明によれば、地震発生の
際には、ラックの振動により振動感応ウエイトのピボッ
ト軸が揺動して、板ばねの係止部がラック側の被係止部
から離脱し、ロック手段の各横杆が下限位置に降下し
て、各横杆のケージロック用ピンが各飼育ケージの網蓋
に突入するため、各飼育ケージをケージ収納部内のほと
んど定位置で確実にロックすることができ、従って特に
ケージ収納部内での飼育ケージの横移動や撥ね上がりを
防止することができる。
【0037】請求項3に係る発明によれば、ラックの振
動で振動感応ウエイトの重錘が揺動して板ばねに衝当す
ることにより、この板ばねの係止部を被係止部から離脱
させて、枠体をロック位置に位置させるようにしたもの
であって、ロック手段及び振動感応ウエイトのそれぞれ
の構造が簡単で部材点数が少ないため、製作が容易で、
取り扱いも簡便となる。
【0038】請求項4に係る発明によれば、ラックの振
動により振動感応ウエイトの重錘が揺動してピボット軸
下端部が板ばねを押動することにより、この板ばねの係
止部を被係止部から離脱させて、枠体の各横杆をロック
位置に位置させるようにしたものであって、ロック手段
及び振動感応ウエイトのそれぞれの構造が簡単で部材点
数が少ないため、製作が容易で、取り扱いも簡便であ
る。
【0039】請求項5に係る発明によれば、ロック手段
の各横杆を給水管と兼用することによって、部材点数を
少なくでき、構造の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実験動物飼育装置の一実施形態
を示す全体概略斜視図である。
【図2】 同上の実験動物飼育装置の一部拡大斜視図で
ある。
【図3】 (A)は同上の実験動物飼育装置の一部拡大
側面図、(B)は(A)の縦断面図である。
【図4】 飼育ケージを示す斜視図である。
【図5】 本発明に係る実験動物飼育装置の他の実施形
態を示す全体概略斜視図で、飼育ケージがロックされて
いない状態を示している。
【図6】 同上の実験動物飼育装置の一部斜視図で、飼
育ケージがロックされた状態を示している。
【図7】 図5に示す実験動物飼育装置の一部拡大斜視
図である。
【図8】 図7に示す部分の作用を説明する説明図であ
る。
【図9】 本発明に係る実験動物飼育装置の更に他の実
施形態を示す全体概略斜視図で、飼育ケージがロックさ
れていない状態を示している。
【図10】 同上の実験動物飼育装置の一部斜視図で、
飼育ケージがロックされた状態を示している。
【図11】 図9に示す実験動物飼育装置の一部拡大斜
視図である。
【図12】 図11に示す部分の作用を説明する説明図
である。
【符号の説明】
1 支柱 2 棚板 4 ケージ収納部 5 飼育ケージ 6 ラック 7 飼育ケージのケージ本体 8 飼育ケージの網蓋 10 振動感応ウエイト 11 ケージロック手段 12 横杆 13 回動杆 14 縦杆 15 ケージロック用ピン 16 板ばね 16a 係止部 16b 遊端部 17 フック 17a 被係止部 19 ピボット軸受部 20 ピボット軸 21 重錘 30 振動感応ウエイト 31 ケージロック手段 32 横杆 33 回動杆 33a 被係止部 34 縦杆 35 コイルばね 36 板ばね 36a 係止部 36b 遊端部 40 紐 41 重錘 43 枠体 P 上限位置 Q 下限位置 X ロック位置 Y 非ロック位置 50 振動感応ウエイト 51 ケージロック手段 56 板ばね 60 ピボット軸 61 重錘
フロントページの続き (72)発明者 加門 敏雄 東京都目黒区青葉台2丁目20番14号 第2 いなりビル 日本クレア株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右前後の支柱に棚板を上下複数段に設
    けてなるラックの各ケージ収納部内に蓋付き飼育ケージ
    を出し入れ可能に配置するようにした実験動物飼育装置
    において、各飼育ケージを各ケージ収納部内にロックし
    てラックの振動によるケージの飛び出しを阻止するケー
    ジロック手段であって、常時は各ケージがケージ収納部
    に対し自由に出し入れ可能な非ロック状態に保持されて
    いるケージロック手段と、ラックの一定の振動に感応し
    て揺動し、その揺動作用によりケージロック手段を、そ
    の非ロック状態からロック状態に作動させる振動感応ウ
    エイトとを備えたことを特徴とする実験動物飼育装置。
  2. 【請求項2】 ケージロック手段は、各ケージ収納部内
    のケージ上方部に水平に配置される横杆と、各横杆を一
    斉にケージ収納部内の上限位置及び下限位置間で上下動
    可能に設けられた縦杆と、各横杆のケージ対応位置に下
    向きに突設されていて、横杆の下限位置において飼育ケ
    ージの網蓋に突入されるケージロック用ピンと、縦杆の
    上端に連設されていて、横杆が上限位置にあるときラッ
    ク側の被係止部に係止可能な係止部を有する板ばねとか
    らなり、振動感応ウエイトは、ラック側に上下方向中間
    部を軸支されたピボット軸と、このピボット軸の上端部
    に固定された重錘とからなり、前記板ばねは、常時は前
    記振動感応ウエイトのピボット軸下端部に当接した状態
    でその係止部がばね付勢力により前記被係止部に係止さ
    れ、ラックの振動により振動感応ウエイトのピボット軸
    が揺動することによって、板ばねの係止部が被係止部か
    ら離脱し、ケージロック手段の各横杆が下限位置に降下
    するようになっている請求項1に記載の実験動物飼育装
    置。
  3. 【請求項3】 ケージロック手段は、ラックの前部左右
    支柱に対応する両縦杆と各棚板に対応する上下複数の横
    杆とを枠組み形成してなる枠体をラックの前面に上下動
    可能に配置すると共に、この枠体とラックとの間に、横
    杆が各棚板の前端面に沿って位置するケージ非ロック位
    置から各ケージ収納部の出し入れ口側へ突出したケージ
    ロック位置に枠体を保持するコイルばねを介装し、ラッ
    ク側には、枠体側に設けた被係止部に係止して、枠体を
    コイルばねに抗して非ロック位置に保持する係止部を有
    する板ばねを設けてなり、振動感応ウエイトは、ラック
    側に紐で懸吊されている重錘からなり、前記板ばねは、
    常時はその係止部が被係止部に係止されており、ラック
    の振動により重錘が揺動して板ばねに衝当することによ
    り、この板ばねの係止部を被係止部から離脱させて、枠
    体をロック位置に位置させるようにしてなる請求項1に
    記載の実験動物飼育装置。
  4. 【請求項4】 ケージロック手段は、ラックの前部左右
    支柱に対応する両縦杆と各棚板に対応する上下複数の横
    杆とを枠組み形成してなる枠体をラックの前面に上下動
    可能に配置すると共に、この枠体とラックとの間に、横
    杆が各棚板の前端面に沿って位置する非ロック位置から
    各ケージ収納部の出し入れ口側へ突出したロック位置に
    枠体を保持するコイルばねを介装し、ラック側には、枠
    体側に設けた被係止部に係止して、枠体をコイルばねに
    抗して非ロック位置に保持する係止部を有する板ばねを
    設けてなり、振動感応ウエイトは、ラック側に上下方向
    中間部を軸支されたピボット軸と、このピボット軸の上
    端に固定された重錘とからなり、前記板ばねは、常時は
    その係止部が被係止部に係止されていて、ラックの一定
    の振動により振動感応ウエイトが揺動してピボット軸の
    下端部が板ばねを押動することにより、係止部が被係止
    部から離脱して、枠体をロック位置に位置させるように
    してなる請求項1に記載の実験動物飼育装置。
  5. 【請求項5】 前記各横杆は、各ケージ収納部内の飼育
    ケージに水を供給する給水管からなる請求項2〜4のい
    ずれかに記載の実験動物飼育装置。
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