JP7225343B1 - 動物捕獲装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】危険な作業を伴わずに、捕獲した動物を容易に所定の場所に移動させることができる、動物捕獲装置を提供する。【解決手段】動物捕獲装置1は、動物を内部に捕獲する罠本体130と、罠本体130を第1の空間131と第2の空間132に垂直方向に仕切る仕切板30と、第1の空間131を形成し第1の開口を15有する第1の罠本体部10と、第2の空間132を形成し第2の開口21を有する第2の罠本体部20と、第1の罠本体部10と第2の罠本体部20を、第1の開口15と第2の開口21を対向させて連結させる連結部材40と、を備える。仕切板30は、罠本体130を仕切る位置と仕切らない位置で移動し、第2の罠本体部20は、罠本体130が仕切板30で仕切られたとき、連結部材40が解除されることにより、仕切板30とともに第1の罠本体部10から分離される。【選択図】図1

Description

本発明は、分割可能な動物捕獲装置に関する。
動物を捕獲する箱罠等の動物捕獲装置は、動物が動物捕獲装置の内部に入ると、入口の扉が閉まり、動物は捕獲される。捕獲された動物は、その場で殺処分されるか、動物処理場等に運搬されて殺処分される。
捕獲された動物を、動物処理場等の別の場所に移動させる必要がある場合、捕獲された動物を運搬用のゲージ等に移動させる必要がある。例えば、特許文献1に開示された動物捕獲装置のように、捕獲柵A内に捕獲された動物を、移動用の小さな動物収容籠Bに移動させ、収容籠Bを所定の場所に運搬する。
特開2000-316456号公報
しかし、特許文献1の動物捕獲装置では、運搬用に別途、収容籠を用意して、捕獲柵に連結する必要があり、作業が繁雑であった。また、捕獲した動物を収容籠に移動させる際には、動物が暴れる等により、狩猟者には危険が伴った。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、危険な作業を伴わずに、捕獲した動物を容易に所定の場所に移動させることができる、動物捕獲装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係わる動物捕獲装置は、
動物を内部に捕獲する罠本体と、
前記罠本体を第1の空間と第2の空間に垂直方向に仕切る仕切板と、
天井部材と、床面部材と、前記天井部材と前記床面部材とを連結する一対の第1の側面部材と、により前記第1の空間を形成し、入口と第1の開口を有する第1の罠本体部と、
天井部材と、床面部材と、前記天井部材と前記床面部材とを連結する一対の第2の側面部材と、背面部材と、により前記第2の空間を形成し第2の開口を有する第2の罠本体部と、
前記第1の罠本体部と前記第2の罠本体部を、前記第1の開口と前記第2の開口を対向させて連結させる連結部材と、を備え、
前記仕切板は、前記罠本体を仕切る位置と仕切らない位置で移動し、
前記第2の罠本体部は、前記罠本体が前記仕切板で仕切られたとき、前記連結部材が解除されることにより、前記仕切板とともに前記第1の罠本体部から分離され
前記一対の第1の側面部材と前記一対の第2の側面部材の各々は、4つのフレーム部材を組み合わせて矩形状に形成されたフレームと、当該フレーム内を格子状に仕切る柱部材とを備えるフレームユニットであり、
前記連結部材は、
前記第1の側面部材の1つの前記フレーム部材である第1の連結部材であって、前記第1の開口から外側に突出する第1の連結板を備える第1の連結部材と、
前記第2の側面部材の1つの前記フレーム部材である第2の連結部材であって、前記第2の開口から外側に突出する第2の連結板を備える第2の連結部材と、を備え、
前記第1の罠本体部と前記第2の罠本体部は、前記第1の連結板と前記第2の連結板を当接させて連結されることを特徴とする。
前記仕切板は、前記第1の罠本体部の天井部材の背面である初期位置に配置され、当該初期位置から、前記仕切板の一辺を回転中心として回動し、前記罠本体を前記第1の空間と前記第2の空間を垂直方向に仕切る位置まで移動させてもよい。
前記連結部材は、前記第1の連結板と前記第2の連結板を連結するボルトを備えてもよい。
前記罠本体を仕切るように前記仕切板を移動させる仕切板移動部を、さらに備えてもよい。
前記仕切板が仕切るように動作されたときに、前記仕切板の動きを規制して前記仕切板を前記第2の罠本体部に固定する仕切板固定部を、さらに備えてもよい。
前記第2の罠本体部は、前記第1の罠本体部より小さくてもよい。
前記第2の罠本体部が前記第1の罠本体部から分離されたとき、前記第1の罠本体部の前記第1の開口を閉鎖する補助扉、をさらに備えてもよい。
本発明によれば、危険な作業を伴わずに、捕獲した動物を容易に所定の場所に移動させることができる、動物捕獲装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る動物捕獲装置の概念図である。 本発明の実施の形態に係る動物捕獲装置の全体斜視図である。 フレームユニットの正面図である。 (a)は、仕切板を備える動物捕獲装置の上面図であり、(b)は、仕切板を備える動物捕獲装置の要部側面図である。 仕切板を備える動物捕獲装置の要部側面図である。 仕切板固定部の構造と動きを示す図であり、(a)は要部上面図、(b)は要部側面図である。 仕切板の変形例を示す図であり、(a)は要部上面図、(b)は要部側面図である。 仕切板の変形例における仕切板支持部の要部を示す図である。 仕切板の変形例における仕切板固定部の要部を示す図である。 (a)は、第1の開口部を背面から見た図であり、(b)は、第2の開口部のフレームを前面から見た図である。 (a)は、第1の罠本体部と第2の罠本体部の連結した状態を示す図であり、(b)は、(a)の破線で囲んだ部分の要部拡大図である。 動物捕獲装置を、第1の罠本体部と第2の罠本体部に分割した状態を示す概念図である。
(実施の形態)
本発明の一実施の形態の動物捕獲装置について、図1-12を参照して説明する。動物捕獲装置を説明するにあたり、動物捕獲装置の入口と対向する背面を結ぶ方向を前後方向、一対の側面部材を結ぶ方向を左右方向、前後方向及び左右方向の双方に垂直な方向を上下方向として説明する。動物捕獲装置は、載置される場所に応じて向きは異なり、上下・左右・前後の方向は、本実施の形態を説明するために任意に定められた方向である。
(動物捕獲装置の全体構造)
図1は、本発明の実施の形態に係る動物捕獲装置の概念図である。動物捕獲装置1は、いわゆる箱罠と呼ばれる装置であり、図に示すように、入口から入った動物を感知して、入口の扉を落下させて、動物を内部に捕獲する装置である。
動物捕獲装置1は、罠本体130と、罠本体130を垂直方向に仕切る仕切板30を備える。罠本体130は、仕切板30により仕切られることにより、第1の空間131と第2の空間132を形成する。罠本体130は、第1の空間131を形成する箱状の第1の罠本体部10と、第2の空間132を形成する箱状の第2の罠本体部20を備える。更に、動物捕獲装置1は、第1の罠本体部10と第2の罠本体部20を連結させる連結部材40を備える。
動物捕獲装置1は、罠本体130の内部に捕獲した動物を第2の罠本体部20に追い込み、第1の罠本体部10と第2の罠本体部20を仕切板30で仕切り、第2の罠本体部20を第1の罠本体部10から分離させて、動物の入った第2の罠本体部20を、処理施設等に移動させる装置である。
罠本体130は、前後方向に長い直方体の外観を有する。また、罠本体130は、図3に示す同一構造のフレームユニット100を組み合わせて組み立てられた筐体である。フレームユニット100は、金属製、例えば、スチール製の4本の長尺部材を連結して矩形状としたフレーム110と、フレーム110内を格子状に仕切る金属製の柱部材120と備える。フレーム110と柱部材120は、溶接されて組立てられる。
フレームユニット100を組み合わせて形成された第1の罠本体部10は、図1、2に示すように、対向する一対の側面部材101と、天井部材102と、床部材103から構成される。第1の罠本体部10の前後方向に対向する前面には、動物が入る入口11が配置され、背面には、第2の罠本体部20と連通する第1の開口15が開口する。本実施の形態では、罠本体130が直方体形状であるので、第1の開口15は四角形状の開口である。また、第1の罠本体部10は、更に、入口11を閉鎖する扉12と、扉12を落下させて入口11を閉鎖する扉閉鎖装置13と、を備える。
扉12は、第1の罠本体部10と同様にフレームユニット100を使用して製造される。扉12は、図1、2に示すように、扉ガイドレール14に案内されて、上下方向に移動する。初期位置では、扉12は入口11を開口するように、上方向に移動され固定されている。扉閉鎖装置13により、動物が入ったことが検知されると、扉12は落下して、入口11は閉鎖される。
扉閉鎖装置13は、図2に示すように、扉12を支持するストッパ13aと、罠本体130の内部に動物が入ったことを感知する感知部13bと、を備える。
ストッパ13aは、第1の罠本体部10の天井部材102の前端部に配置され、扉12が落下して入口を塞がないように扉12を支持する。ストッパ13aは、金属製の棒材であり、第1の罠本体部10の天井部材102の前端部から突出して配置される。扉12は、ストッパ13aの上に乗せられて、入口11の上方に保持される。感知部13bは、罠本体130の内部の対向する側面部材101間又は側面部材201間に張られた糸であり、いわゆる蹴り糸と呼ばれる。感知部13bは、糸に動物が触れることで、動物が内部に侵入したことを感知する。動物が侵入したことが感知されると、ストッパ13aが後方に移動することにより扉12の保持が解除され、扉12が落下して入口11は閉鎖される。糸は、木綿又は合成樹脂により形成された紐、ピアノ線、ステンレスワイヤー等錆に強く伸縮性の無いものなら広く適用出来る。
第2の罠本体部20は、フレームユニット100を組み合わせて形成され、図1、2に示すように、対向する一対の側面部材201と、天井部材202と、床部材203から構成される。第2の罠本体部20の前後方向に対向する前面は、第1の罠本体部10の第1の開口15と連通する第2の開口21が開口する。第2の開口21は、第1の開口15と同様に四角形状であり、同じ大きさの開口である。第2の罠本体部20の前後方向に対向する背面は、背面部材204により閉塞される。
第2の罠本体部20は、第1の罠本体部10より小さい。第1の罠本体部10と第2の罠本体部20の間が仕切板30で仕切られると、第2の罠本体部20は、一対の側面部材201、天井部材202、床部材203、背面部材204、及び仕切板30により、閉鎖された小さな空間を形成することができる。第1の罠本体部10より体積の小さい第2の罠本体部20の閉鎖空間に、動物は閉じ込められ動きを規制される。
(仕切板の構造)
仕切板30は、図3のフレームユニット100を用いて形成される。仕切板30は、図1、2、4(a)(b)、5に破線で示すように、第1の罠本体部10の天井部材102の裏面に取り付けられる。仕切板30は、仕切板移動部33により第1の罠本体部10と第2の罠本体部20の間を仕切るように移動され、仕切板固定部300により、第2の罠本体部20に固定される。詳細は、後述する。
図4(a)(b)に示すように、仕切板30は、フレームユニットの1辺を形成し、前側に配置された前フレーム部材30aと、後側に配置された後フレーム部材30bとを備える。そして、天井部材102には、前フレーム部材30aを保持する仕切板保持部材31と、後フレーム部材30bの左右両端部を、回転軸32aを中心に回動可能に保持する仕切板回動部材32と、が取り付けられている。仕切板保持部材31と仕切板回動部材32とで、仕切板移動部33を構成する。
仕切板保持部材31は、解除ハンドル31aと、解除ハンドル31aの下方に取り付けられたフック部31bとを備え、仕切板保持部材31は、軸31cを中心に回動する。仕切板30は、解除ハンドル31aが動作されると前フレーム部材30a保持が解除され、回転軸32aを中心に回動して、第1の罠本体部10と第2の罠本体部20の間を仕切る。
仕切板固定部300は、図2、図5に示すように、第2の罠本体部20の一対の側面部材201の前方の下部に取り付けられる。仕切板固定部300の要部の構造を、図6(a)(b)に示す。仕切板固定部300は、停止部本体301と、停止部本体301を側面部材201の前後方向に伸びるフレーム部材201aに取り付けるための取付部材302と、側面部材201の上下方向に伸びるフレーム部材201bと停止部本体301とを連結する弾性部材303と、を備える。
停止部本体301は、図6(a)に示すように、上面視でL字状に形成され、第1平板301aと第2平板301bとを備える。L字状の角部には、軸301cを通す空間を形成する折曲部301dが形成される。軸301cは、折曲部301dにより形成された空間を通り、軸301cの両端部は、取付部材302により、側面部材201のフレーム部材201aと、床部材103のフレームに固定される。停止部本体301は、軸301cを中心に、図6(a)に示すように、上面視で、第1平板301aが起立した状態から倒れた状態、またはその逆に回転する。また、停止部本体301には、図6(b)に示すように、弾性部材303を固定するための係合孔301eが形成されている。
弾性部材303は、ゴム製の線状部材であり、側面部材201のフレーム部材201bの外周に巻き付けられる。このゴムの一端部が、停止部本体301の係合孔301eに固定される。
(仕切板の動作)
動物を保定する場合に、狩猟者は、動物を罠本体130の後方に追い込み、図5に示すように、解除ハンドル31aを矢印方向に倒し、仕切板30の前フレーム部材30aを保持していたフック部31bを、仕切板30から外す。天井部材102に保持されていた仕切板30は、保持を解除され、仕切板回動部材32の回転軸32aを中心に回動する。仕切板30の前フレーム部材30aは、図5に示すように、弧を描くように下方に移動して、第1の罠本体部10の床部材103まで移動する。このとき、停止部本体301の第1平板301aは、図6(a)に示すように、フレーム部材201bから、上面視で垂直に起立する位置に配置されている。
この状態で、仕切板30が第1平板301aにぶつかり、図6(a)(b)に示すように、第1平板301aは、第2の罠本体部20の後方向に倒れ、仕切板30は、更に後退する。仕切板30は、第1平板301aにぶつかった後、重力により前方向に戻り始める。このとき、停止部本体301は、弾性部材303に連結されているので、弾性部材303の弾性力により、第1平板301aは、もとのように起立した状態に戻る。第1平板301aが元の位置に戻ったところに仕切板30が戻り、この位置で仕切板30の動きが停止され、第2の罠本体部20に固定される。
本実施の形態では、動物捕獲装置1に、仕切板30をあらかじめ組み込むことにより、別の保定装置を設置する必要がなくなり、設置スペースを小さくすることができる。また、一枚の仕切板30を動物捕獲装置1に組み込めばよく、重量増加も最低限度となり、設置作業にも影響はしない。
仕切板30は、捕獲した動物を狭い空間に閉じ込め、動きを封じ込める保定という作業をするために使用される。本実施の形態では、仕切板30が第2の罠本体部20に固定された後、第2の罠本体部20を分離して第2の罠本体部20を動物処理場等に移動させるが、保定された動物をその場で、殺処分してもよい。
(仕切板の変形例)
上記の実施の形態では、仕切板30を天井部材202に固定して回転軸32aを中心に回動させる回動型の仕切板を使用した。しかし、回動型ではなく、仕切板を上方に配置して、垂直方向に落下させて内部を仕切る垂直型の仕切板を用いてもよい。
図7は、垂直型の仕切板50が組み込まれた動物捕獲装置1を示す図である。図中、仕切板50は、斜線を引いて表示する。仕切板50は、仕切板移動部513により第1の罠本体部10と第2の罠本体部20の間を仕切るように移動され、仕切板固定部516により、第2の罠本体部20に固定される。詳細は、後述する。
動物捕獲装置1には、扉12を案内する扉ガイドレール14の他に、仕切板50を垂直方向に落下させるための仕切板ガイドレール510が設けられる。仕切板ガイドレール510は、動物捕獲装置1の後方の背面部材204から所定の距離が離れた位置に配置される。仕切板ガイドレール510は、側面部材201の内側に配置され、上端は、天井部材202の上面から延出して立設される。
仕切板ガイドレール510には、仕切板50を天井部材202の上部に支持する仕切板支持部512が取り付けられる。図8は、図7(a)の破線で示す部分を拡大した図である。仕切板支持部512は、支持部本体512aとピン512bとを備える。支持部本体512aは、所定の長さを有する棒材であり、その一端部に、支持部本体512aの伸びる方向と垂直にピン512bが挿入される。一方、仕切板ガイドレール510の上端に、仕切板ガイドレール510の伸びる方向と垂直方向に貫通孔510aが形成される。仕切板ガイドレール510の貫通孔510aに支持部本体512aが挿入され、支持部本体512aで仕切板50が支持される。なお、図8では、仕切板50は省略されている。また、仕切板支持部512と仕切板ガイドレール510が仕切板移動部513として機能する。支持部本体512aが貫通孔510aから引き抜かれることにより、仕切板50は仕切板ガイドレール510内を落下するように移動される。
また、第2の罠本体部20の側面部材201の上端には、落下した仕切板50を固定する仕切板固定部516が配置される。図9に示すように、仕切板固定部516は、軸516bを中心に回転する固定板516aを備える。固定板516aは、四角形の一端部を切り欠いた形状をしており、切り欠いた部分に落下した仕切板50が当たることにより、軸516bを中心に切り欠いた部分が外側に回転する。仕切板50が落下して、仕切板固定部516が取り付けられた位置を通過した後、固定板516aは、軸516bを中心に内側に回転して、切り欠いた部分が仕切板50の上端部を上方から押さえる。このような動作により、仕切板50は、動きを規制されて第2の罠本体部20に固定される。
(仕切板の動作)
初期状態では、仕切板ガイドレール510の貫通孔510aに支持部本体512aが挿入され、仕切板50の下部は、図7(b)に点線で示すように、仕切板支持部512により支持される。仕切板50の下部が、仕切板支持部512に支持されることにより、仕切板50は、天井部材202の上方に配置される。仕切板50を落下させるときには、狩猟者は、ピン512bを持って、支持部本体512aを貫通孔510aから引き抜く。
支持部本体512aが引き抜かれると、仕切板50は、仕切板ガイドレール510に沿って落下して、第1の罠本体部10と第2の罠本体部20との間を仕切る。落下した仕切板50は、仕切板固定部516により上部を押さえられ、第2の罠本体部20に固定される。
(連結部材)
図1、11に示すように、連結部材40は、第1の罠本体部10と第2の罠本体部20を連結結合する部材である。連結部材40は、図11(b)に示すように、第1の連結板41と、第2の連結板42と、第1の連結板41と第2の連結板42を接続する接続部材43と、を備える。
第1の連結板41は、第1の罠本体部10の第1の開口15から、外側に向けて突出する平板である。具体的には、図10(a)に示すように、第1の開口15を背面から見たときに、第1の開口15を形成する側面部材101から外側に突出する板である。第1の連結板41は、側面部材101の上下方向に沿って外側に突出して形成された一枚の金属板を2回折曲げて形成され、図11(b)に示すように、後述するボルト43aを取り付けるための連結面41aを備える。
第2の連結板42は、第2の罠本体部20の第2の開口21から、外側に向けて突出する平板である。具体的には、図10(b)に示すように、第2の開口21を前面から見たときに、第2の開口21を形成する側面部材201から外側に突出する板である。第2の連結板42は、側面部材201の上下方向に沿って外側に突出して形成された一枚の金属板を2回折曲げて形成され、図11(b)に示すように、後述するナット43bを取り付けるための連結面42aを備える。なお、図10(b)では、第2の開口21は、仕切板30で閉塞された状態を示す。なお、第1の連結板41と第2の連結板42は、金属板を1回曲げて、断面形状をL字型に形成してもよい。
図10(a)に示すように、第1の連結板41の連結面41aには、4つの第1の孔41bが形成されている。図10(b)に示すように、第2の連結板42の連結面42aにも、4つの第2の孔42bが、第1の孔41bと同一の間隔で形成されている。
接続部材43は、第1の連結板41と第2の連結板42を接続させる。接続部材43は、本実施の形態では、ボルト43aとナット43bである。接続部材43により第1の連結板41と第2の連結板42を接続するには、まず、第1の連結板41の連結面41aと第2の連結板42の連結面42aを密着させる。そして、第1の孔41bと第2の孔42bとを位置合わせし、第1の孔41bと第2の孔42bにボルト43aを通し、ナット43bで締結する。ボルト43aとナット43bを締結することにより、第1の連結板41と第2の連結板42とは接続され、第1の罠本体部10と第2の罠本体部20とが連結される。ボルト43aは、第1の連結板41の側から第1の孔41bと第2の孔42bに挿入し、第2の連結板42の側からナット43bで締結する。
(動物捕獲装置の動作)
本実施の形態において、動物を捕獲した後、動物を第2の罠本体部20に追い込み、第2の罠本体部20を第1の罠本体部10から分離するまでの手順を説明する。
動物捕獲装置1を、所望の位置に設置する際には、第1の罠本体部10と第2の罠本体部20は、連結部材40連結させた状態で設置する。扉12は入口11を開放するように上に上げた状態で維持する。
動物が罠本体130に入り、感知部13bにより動物が入ったことが検知されると、ストッパ13aが解除されて、扉12が落下して入口11が閉鎖される。狩猟者は、動物が第2の罠本体部20に移動したことを確認すると、仕切板移動部33、513を作動させて、仕切板30、50を第1の罠本体部10と第2の罠本体部20の間に移動させる。仕切板30、50は、仕切板固定部300、516により動きを規制されて、第2の罠本体部20に固定される。
動物が第2の罠本体部20内に閉じ込められたことを確認したら、狩猟者は、連結部材40の連結を解除、具体的には、ボルト43aとナット43bを外して、第1の罠本体部10から第2の罠本体部20を分離させる。第1の罠本体部10と第2の罠本体部20が分割された状態の概念図を図12に示す。
分離された第2の罠本体部20は、内部に動物を収容したまま、処理施設等に運搬される。運搬時には、第2の罠本体部20に天秤棒などを挿入して、運搬する。
第1の罠本体部10から第2の罠本体部20を分離した後、図12に示すように、第1の罠本体部10の第1の開口15を、別に準備した補助扉60により閉鎖してもよい。補助扉60は、第1の罠本体部10及び第2の罠本体部20と同様に、フレームユニット100を用いて形成される。補助扉60により、第1の罠本体部10の第1の開口15が閉鎖されることにより、第2の罠本体部20が分離されている間も、第1の罠本体部10を動物捕獲装置1として活用することができる。
本実施の形態によれば、第1の罠本体部10と第2の罠本体部20を連結する連結部材40の連結を解除することで、動物の入った第2の罠本体部20を分離して運搬することができる。したがって、別途、専用のゲージ等の移動部材を設ける必要がなく、危険を伴うことなく、容易に捕獲した動物を移動させることができる。
本実施の形態によれば、第1の開口15から外側に突出する第1の連結板41と、第2の開口21から外側に突出する第2の連結板42とを密接させて、第1の罠本体部10と第2の罠本体部20を連結できる。したがって、狩猟者は、罠本体130の内部に手を入れずに、罠本体130の外側から容易に、連結部材40の取付け、取外しの作業を行うことができる。
本実施の形態によれば、仕切板移動部33、513を設けたので、罠本体130を容易に仕切ることができる。
本実施の形態によれば、仕切板固定部300、516を設けたので、仕切板30、50を移動させて第1の開口15と第2の開口21の間を閉鎖した後、仕切板30、50を第2の罠本体部20に固定でき、第2の罠本体部20の閉鎖空間を容易に確保することができる。
本実施の形態によれば、第2の罠本体部20の大きさを、第1の罠本体部10の小さくすることにより、第2の罠本体部20の限定された空間に、動物を確実に押し込めることができる。したがって、動物の動きを抑制し、危険を減少させることができる。
本実施の形態によれば、補助扉60を設けたので、第2の罠本体部20が、第1の罠本体部10から分離された後、第1の罠本体部10を有効に活用することができる。
本実施の形態では、扉閉鎖装置13として、蹴り糸を使用して、動物が罠本体130に侵入したことを検知したが、検知方法はこの方法に限定されない。例えば、踏み板を使用して検知してもよいし、赤外線を使用して電気的に動物の侵入を検知してもよい。
本実施の形態では、第2の罠本体部20は、第1の罠本体部10より小さいと説明したが、第1の罠本体部10と第2の罠本体部20の大きさは、捕獲する動物により適宜変更することができる。
本実施の形態では、第1の開口15と第2の開口21は、四角形状であると説明したが、開口の形状は四角形状に限定されない。円形等の他の形状であってもよい。
本実施の形態では、連結板41と連結板42は、側面部材101、201から外側に突出すると説明したが、突出位置は側面部材101、201に限定されない。天井部材102、202から上方に突出した連結板を追加で取り付けてもよい。
本実施の形態では、連結板41と連結板42は、側面部材101、201の上下方向に沿って外側に突出した1枚の金属板を加工して形成されると説明したが、このような連結板に限定されない。側面部材101、201から、ボルト43aとナット43bを取り付ける箇所のみ側面部材101、201から突出するようにしてもよい。
本実施の形態では、第2の罠本体部20を第1の罠本体部10から分離して第2の罠本体部20に動物を捕獲すると説明したが、第1の罠本体部10を第2の罠本体部20から分離して、第1の罠本体部10に、動物を捕獲して分離してもよい。その場合には、連結部材40のボルト43aとナット43bの位置は逆にする。
本実施の形態では、第1の連結板41と第2の連結板42をボルト43aとナット43bで連結すると説明したが、連結部材40は、ボルト43aとナット43bに限定されず、強固に固定できる方法であれば、他の方法を用いてもよい。例えば、第1の連結板41と第2の連結板42を挟み込んで連結するクリップ等を使用してもよい。また、磁石等を利用して連結してもよい。
上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲とみなされる。
発明は、分割可能な動物捕獲装置に利用することができる。
1 動物捕獲装置
10 第1の罠本体部
11 入口
12 扉
13 扉閉鎖装置
13a ストッパ
13b 感知部
14 扉ガイドレール
15 第1の開口
20 第2の罠本体部
21 第2の開口
100 フレームユニット
101 側面部材
102 天井部材
103 床部材
110 フレーム
120 柱部材
130 罠本体
131 第1の空間
132 第2の空間
201 側面部材
201a、201b フレーム部材
202 天井部材
203 床部材
204 背面部材
30 仕切板
30a 前フレーム部材
30b 後フレーム部材
31 仕切板保持部材
31a 解除ハンドル
31b フック部
31c 軸
32 仕切板回動部材
32a 回転軸
33 仕切板移動部
300 仕切板固定部
301 停止部本体
301a 第1平板
301b 第2平板
301c 軸
301d 折曲部
301e 係合孔
302 取付部材
303 弾性部材
40 連結部材
41 第1の連結板
41a 第1の連結面
41b 第1の孔
42 第2の連結板
42a 第2の連結面
42b 第2の孔
43 接続部材
43a ボルト
43b ナット
50 仕切板
510 仕切板ガイドレール
510a 貫通孔
512 仕切板支持部
512a 支持部本体
512b ピン
513 仕切板移動部
516 仕切板固定部
516a 固定板
516b 軸
60 補助扉

Claims (7)

  1. 動物を内部に捕獲する罠本体と、
    前記罠本体を第1の空間と第2の空間に垂直方向に仕切る仕切板と、
    天井部材と、床面部材と、前記天井部材と前記床面部材とを連結する一対の第1の側面部材と、により前記第1の空間を形成し、入口と第1の開口を有する第1の罠本体部と、
    天井部材と、床面部材と、前記天井部材と前記床面部材とを連結する一対の第2の側面部材と、背面部材と、により前記第2の空間を形成し第2の開口を有する第2の罠本体部と、
    前記第1の罠本体部と前記第2の罠本体部を、前記第1の開口と前記第2の開口を対向させて連結させる連結部材と、を備え、
    前記仕切板は、前記罠本体を仕切る位置と仕切らない位置で移動し、
    前記第2の罠本体部は、前記罠本体が前記仕切板で仕切られたとき、前記連結部材が解除されることにより、前記仕切板とともに前記第1の罠本体部から分離され
    前記一対の第1の側面部材と前記一対の第2の側面部材の各々は、4つのフレーム部材を組み合わせて矩形状に形成されたフレームと、当該フレーム内を格子状に仕切る柱部材とを備えるフレームユニットであり、
    前記連結部材は、
    前記第1の側面部材の1つの前記フレーム部材である第1の連結部材であって、前記第1の開口から外側に突出する第1の連結板を備える第1の連結部材と、
    前記第2の側面部材の1つの前記フレーム部材である第2の連結部材であって、前記第2の開口から外側に突出する第2の連結板を備える第2の連結部材と、を備え、
    前記第1の罠本体部と前記第2の罠本体部は、前記第1の連結板と前記第2の連結板を当接させて連結される、
    動物捕獲装置。
  2. 前記仕切板は、前記第1の罠本体部の天井部材の背面である初期位置に配置され、当該初期位置から、前記仕切板の一辺を回転中心として回動し、前記罠本体を前記第1の空間と前記第2の空間を垂直方向に仕切る位置まで移動する、
    請求項1に記載の動物の捕獲装置。
  3. 前記連結部材は、前記第1の連結板と前記第2の連結板を連結するボルトを備える、
    請求項1又は2に記載の動物捕獲装置。
  4. 前記罠本体を仕切るように前記仕切板を移動させる仕切板移動部を、
    さらに備える、
    請求項1から3の何れか1項に記載の動物捕獲装置。
  5. 前記仕切板が仕切るように動作されたときに、前記仕切板の動きを規制して前記仕切板を前記第2の罠本体部に固定する仕切板固定部を、
    さらに備える、
    請求項1から4の何れか1項に記載の動物捕獲装置。
  6. 前記第2の罠本体部は、前記第1の罠本体部より小さい、
    請求項1から5の何れか1項に記載の動物捕獲装置。
  7. 前記第2の罠本体部が前記第1の罠本体部から分離されたとき、前記第1の罠本体部の前記第1の開口を閉鎖する補助扉、
    をさらに備える、
    請求項1から6の何れか1項に記載の動物捕獲装置。
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