JPH0781461B2 - 泥棒捕獲器 - Google Patents

泥棒捕獲器

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JPH0781461B2
JPH0781461B2 JP8185291A JP8185291A JPH0781461B2 JP H0781461 B2 JPH0781461 B2 JP H0781461B2 JP 8185291 A JP8185291 A JP 8185291A JP 8185291 A JP8185291 A JP 8185291A JP H0781461 B2 JPH0781461 B2 JP H0781461B2
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thief
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JP8185291A
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Inventor
竜正 山上
Original Assignee
サンケイ興器株式会社
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Publication date
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  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、泥棒捕獲器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マンション、ビル等の防犯対策と
しては、警備員による人的な警備システムの外に、赤外
線センサ−、警報器、テレビカメラ等による機械的な警
備システムが採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上述した
機械的な警備システムにおいては、侵入者、即ち泥棒を
センサ−等で感知すると警報器が作動するだけであった
り、又は指令室のテレビにより泥棒及びその位置を確認
できるだけである。そのため、警備員等は泥棒を捕獲す
る極めて危険な作業をしなければならない。又、簡単に
取り逃がしてしまうことも多い。
【0004】本発明は、上述した従来技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたもので、金庫、その他の
要所の天井や壁等に設置しておくことで、泥棒が要所に
侵入した際、センサ−等で感知することで自動的に、又
はテレビカメラ等で確認し、スイッチ操作により収納部
が開き、捕獲用ネットが飛び出し拡張して泥棒に被され
ると同時に、下方開口部が閉じ動作して、泥棒を安全か
つ確実に捕獲できるようにした泥棒捕獲器を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の泥棒捕獲器においては、捕獲用ネットを縮
小した状態で収納する収納部を天井、壁等に設けると共
に、該収納部に開閉部を設け、泥棒を電気的に感知、確
認することで自動的あるいはスイッチ操作による手動で
前記収納部が開き、捕獲用ネットが飛び出し拡張し泥棒
に捕獲用ネットが被されると同時に、その下方開口部が
閉じ動作されるようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記のように構成された泥棒捕獲器の下方部位
に泥棒が侵入すると、該泥棒をセンサ−等で感知するこ
とで、捕獲用ネットが縮小した状態で収納してある収納
部の開閉部が自動的に開く。又、上記収納部は、上述し
たセンサ−等で感知し自動的に開き動作する外に、警備
員等が予め要所に設置しておいたテレビカメラにより泥
棒を確認し、スイッチ操作による手動にても開くように
することもできる。このようにして収納部が開くと、そ
の開閉部から捕獲用ネットが飛び出し、略投網形状に拡
張することで、泥棒に被せられると同時に、該捕獲用ネ
ットの下方開口部が閉じ動作されることで、泥棒を完全
に被い包むことができる。従って、泥棒は抵抗できなく
なり、その結果、危険なく安全かつ容易に捕獲すること
ができるようになる。又、簡単に取り逃すこともなくな
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。 図1ないし図4に示したように、収納部1は、平面正方
形状の箱型に形成させてあり、下部には開閉部2が設け
てある。上記開閉部2は、収納部1の各辺の下端に、側
面略L字形状にして平面略三角形状の開閉蓋3、3、
3、3の各上端をヒンジ4にて枢着することにより図
3、図4に実線で示す閉鎖位置から図3に二点鎖線で示
した外側上方へ開き動作されるように形成され、上記各
開閉蓋3・・・を閉じることで、収納部1の底板1aと
各開閉蓋3・・・との間には図5に示したように捕獲用
ネット5を縮小した状態で収納するための収納室6を形
成している。
【0008】上記開閉部2における各開閉蓋3・・・は
通常は閉蓋状態に保持されており、泥棒をセンサ−等で
感知することで、その感知信号によって自動的に開蓋さ
れるように設けられるが、この以外に、警備員等がテレ
ビカメラ等で泥棒を確認し、スイッチを操作することで
手動にても開蓋できるように設けることができる。上記
開閉蓋3・・・の開閉手段には、例えば図9に例示した
如きストッパ−ソレノイド7を利用することができる。
即ち、上記ストッパ−ソレノイド7を使用する場合は、
同ソレノイド7を収納部1の底板1a等に固設し、その
作動子7aが係脱する係合孔8を開閉蓋3の側板3a等
に穿設し、断電時は、上記作動子7aが突出し上記係合
孔8と係合していることで閉鎖状態が維持され、ストッ
パ−ソレノイド7に通電することで作動子7aが後退し
て係合孔8から外れ、開蓋されるよう設けられる。ちな
みに、図9では開閉蓋3は、収納部1に対して前後方向
に開閉移動する。従って、上述したストッパ−ソレノイ
ド7による場合は、上述した感知信号により、又はスイ
ッチ操作により当該ストッパ−ソレノイド7に通電され
るよう同ソレノイド7と図示しないセンサ−、又はスイ
ッチを電気的に接続すればよい。
【0009】上記捕獲用ネット5は、ペンチ等では切断
することのできないピアノ線や鋼製ワイヤ等で小容積に
縮小可能にして、かつ、図8に示した如く略投網形状に
拡張可能に編成してあり、下方の開口部5aは閉じられ
るよう、下端周縁にはワイヤ9が挿通させてある。この
ように構成されている捕獲用ネット5は、その上端の複
数箇所5b・・・(図示例では四箇所)を、図5に示し
たように、収納部1の底板1aに垂設のブラケット26
・・・に連結し、飛出手段10と巻取手段11を介して
前記した収納室6に縮小させた状態で収納されている。
【0010】上記飛出手段10は、ガイドパイプ12と
コイルスプリング13とで構成され、図示例では図4に
示したように、収納部1の下部にあって、前部と後部に
直列状に各々二個づつ合計四個配設させてある。図5に
明示した如く、上記飛出手段10は、収納部1の底板1
aに垂設のブラケット26、26によりガイドパイプ1
2が水平に固定され、その内端はブラケット26により
閉鎖端に形成され、外端である開放端12a側から上記
コイルスプリング13を挿入することで、同スプリング
13を内装させてある。
【0011】上記コイルスプリング13は、伸長した長
さが、上記捕獲用ネット5の上下方向のそれと略同一に
設定してあり、捕獲用ネット5は、その周方向の等間隔
配置にて、上端から下端までを複数個の連結リング14
・・・で上記各飛出手段10・・・の各コイルスプリン
グ13に連結されている。又、上記ガイドパイプ12
は、図5、図6に示した如く、下部長手方向にガイド溝
12bが切設させてあり、該ガイド溝12bに上記各連
結リング14・・・がスライド自在に挿通させてある。
【0012】上記巻取手段11は、図5、図7に示した
ように、上記したガイドパイプ12の開放端12aに脱
着自在に挿入可能に形成した耐振性のケ−ス15と、モ
−タ16と、該モ−タ16によりギヤ減速伝達機構17
を介して駆動されるワイヤ巻取りリ−ル18と、複数個
のショックスイッチ19・・・とで構成されている。こ
の巻取手段11は、前記した飛出手段10と同一数だけ
設けられ、各々がケ−ス15を各飛出手段10のガイド
パイプ12に挿入した状態で固定保持されるよう、スト
ッパ−手段20が各々に設けてある。
【0013】上記ストッパ−手段20には、例えば図示
したソレノイド21を利用することができる。即ち、上
記ソレノイド21を利用する場合は、図5に示したよう
に、ソレノイド21を収納部1に固設し、断電時は、そ
の作動子21aが突出して上記ケ−ス15に穿設した係
合孔15aと係合することで、巻取手段11がガイドパ
イプ12に挿入した状態に固定保持され、ソレノイド2
1に通電することで、作動子21aが後退して係合孔1
5aから外れ、上記固定が解除されるよう形成されてい
る。又、上記ソレノイド21も、上記した図示しないセ
ンサ−、スイッチと電気的に接続される。
【0014】さらに、上記各巻取手段11・・・は、図
8に示したように、捕獲用ネット5の下端に挿通した四
本のワイヤ9・・・の各一端9a・・・を各ケ−ス15
・・・に固定し、各ワイヤ9・・・の他端9b・・・
は、隣接の巻取手段11・・・のケ−ス15内へ挿入し
て巻取りリ−ル18に巻着させ、これによりモ−タ16
にて巻取りリ−ル18が駆動されることで、各々ワイヤ
9・・・が巻取りリ−ル18に巻取られて図中矢印a方
向に引張られ、捕獲用ネット5の下方開口部5aが閉じ
られるようにしてある。
【0015】このように構成された泥棒捕獲器は、図
1、図2に例示した如く、金庫22のある場所、その他
の要所にあって、天井23や壁24に収納部1を固定し
て設置する。収納部1に捕獲用ネット5は次のようにし
て収納される。収納部1の開閉部2を開いた状態におい
て、コイルスプリング13をガイドパイプ12に圧縮し
ながら挿入する。この時、コイルスプリング13と捕獲
用ネット5の連結リング14・・・は、ガイドパイプ1
2のガイド溝12bに沿って挿入する。ガイドパイプ1
2にコイルスプリング13を圧縮内装したならば、該ガ
イドパイプ12の開放端12aに巻取手段11のケ−ス
15を挿入して閉鎖し、該ケ−ス15をストッパ−手段
20にて固定する。次いで、捕獲用ネット5を上方へ向
け押上げて縮小させたならば、収納部1の開閉部2を閉
じることで捕獲用ネット5を図5に示した如く、収納部
1の収納室6に内装することができる。又、開閉部2の
各開閉蓋3・・・はストッパ−ソレノイド7により閉蓋
保持する。
【0016】又、泥棒捕獲器の下方部位に泥棒が侵入し
たとき、これを感知し、又は確認できるよう、天井23
や壁24等に図示しないセンサ−やテレビカメラ等を設
置する。斯くして、図1、図2に示した如く、泥棒Aが
当該泥棒捕獲器の下方部位に侵入すると、泥棒Aをセン
サ−等で感知することで、その感知信号によりストッパ
−ソレノイド7及びストッパ−手段29のソレノイド2
1に通電されるので、作動子7a、21aが後退動作
し、開閉蓋3・・・及びケ−ス15との係合が解かれる
ことにより収納部1が開くと同時に、コイルスプリング
13の弾撥力によって巻取手段11が外側へ押し出さ
れ、図7のようにガイドパイプ12から外れて落下す
る。一方、捕獲用ネット5も、コイルスプリング13
が、その弾撥力によりガイドパイプ12から外側に飛び
出すことにより下方へ飛び出しながら略投網形状に拡張
し、泥棒Aに被さる。これと同時に巻取手段11のケ−
ス15に突設のショックスイッチ19・・・が床25等
に衝突して作動し、モ−タ16に通電されるので、該モ
−タ16が始動し、巻取りリ−ル18が回転されること
で、ワイヤ9は巻取られ、捕獲用ネット5の下方開口部
5aが閉じられ、これにより泥棒Aは捕獲用ネット5に
て被い包まれ、逃げ出すことができなくなる。
【0017】尚、図示した実施例では、収納部1の開閉
部2に四個開閉蓋3・・・と枢着し、四方に開閉するよ
う構成したが、設置場所に応じて、二個、又は三個だけ
開閉するようにすることも可能であり、又開閉蓋3を一
個、あるいは二個とすることもできる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、泥棒を捕獲用ネットで被い包んでしまうの
で、動きが拘束され容易に捕獲できると共に、凶器を所
持していても、その使用がネットによって妨げられるの
で危険がなく安全である。又、捕獲用ネットにより泥棒
が怪我するおそれはないから人道的にも問題がない。さ
らに、設置場所も、天井、壁、その他の高所に設定する
ことができ、又、収納部の開閉部及び捕獲用ネットの飛
出し等の作動は、泥棒をセンサ−等で感知して自動的に
行うことができる外に、警備員等がテレビカメラ等で確
認し、スイッチ操作による手動にても行うことができる
ので、既存の防犯システム等に接続して簡便に使用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る泥棒捕獲器の実施例の一使用例を
示した側面図である。
【図2】同実施例の一使用例を示した正面図である。
【図3】同実施例の天井に設置した状態を示す正面図で
ある。
【図4】図3における底面図である。
【図5】図4におけるA−A線拡大矢視断面図である。
【図6】図5におけるB−B線拡大矢視断面図である。
【図7】同実施例において、収納部から捕獲用ネット及
び巻取手段が飛び出した状態を示す断面図である。
【図8】同実施例における捕獲用ネットの拡張した状態
を示す斜視図である。
【図9】同実施例の開閉蓋の開閉手段を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 収納部 2 開閉部 5 捕獲用ネット 5a 開口部 23 天井 A 泥棒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 捕獲用ネットを縮小した状態で収納する
    収納部を天井、壁等に設けると共に、該収納部には開閉
    部を設け、泥棒を電気的に感知、確認することで自動的
    あるいはスイッチ操作による手動で前記収納部が開き、
    捕獲用ネットが飛び出し拡張し、泥棒に捕獲ネットが被
    されると同時に、その下方開口部が閉じ動作されるよう
    に構成したことを特徴とする泥棒捕獲器。
JP8185291A 1991-03-20 1991-03-20 泥棒捕獲器 Expired - Lifetime JPH0781461B2 (ja)

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JP8185291A JPH0781461B2 (ja) 1991-03-20 1991-03-20 泥棒捕獲器

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JPH04293881A JPH04293881A (ja) 1992-10-19
JPH0781461B2 true JPH0781461B2 (ja) 1995-08-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101068859B1 (ko) * 2009-10-22 2011-09-30 권경채 도난 방지 시스템

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