JP6200028B1 - 罠用殺処分装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】箱罠などの罠に取り付けられ、罠で捕獲した動物を狭い空間に追い込み、動きを制限して、安全に罠から取り出すことができ、使用する箱罠の入口の大きさの違いに柔軟に対応して入口を封鎖することが可能な汎用性の高い罠用殺処分装置を提供する。【解決手段】罠用殺処分装置T1は、箱罠3の捕獲空間より小さく、動物が暴れることができないように動きを制限する収容空間200と、収容空間200と連通する開閉可能な通り口202を有する誘導箱2と、誘導箱2の通り口202の近傍に着脱可能で、大きさの調節が可能であり、内部の捕獲空間に通じる開閉可能な入口31を有する箱罠3に、入口31を誘導箱2と共に封鎖するように着脱可能な封鎖部材1を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、罠用殺処分装置に関するものである。更に詳しくは、箱罠などの罠に取り付けられ、罠で捕獲した動物を狭い空間に追い込み、動きを制限して、安全に殺処分をすることができる罠用殺処分装置において、使用する箱罠の入口の大きさの違いに柔軟に対応して入口を封鎖することが可能で、汎用性の高い罠用殺処分装置に関する。
動物用の罠には様々なものがあるが、その中でも動物をそれほど傷付けずに捕獲できる罠としては、いわゆる箱罠または囲い罠が代表的なものである。これらの罠は、一般に檻状であり、入口から入った動物を検出して、落とし扉などで入口を塞ぎ、動物を内部空間に閉じ込めて捕獲するものである。このような罠で捕獲対象獣である動物を捕獲したときは、ほとんどの場合、罠の内部で殺処分が行なわれる。
しかし、罠の内部は比較的広いため、動物を殺処分しようとしても、興奮して空間内部を縦横に走り回って暴れる。このため、ある程度慣れた狩猟者であっても、なかなか殺処分をすることができず、きわめて効率が悪かった。また、動物が檻壁に激突するなどして傷付き、特に食用とする場合に肉質が低下してしまうなどの問題もあった。
そこで、箱罠や囲い罠に着脱できる小さな檻状の収容箱を用意し、動物を罠で捕獲した後は、収容箱に取り付けた収容箱に誘導して動きを制限できるようにし、その状態で安全に罠から外へ出すことができ、場合によっては、収容状態で殺処分を行うことも可能な罠装置が提案されている。このような罠装置の一例としては、特許文献1に記載された動物捕獲装置がある。
この動物捕獲装置は、捕獲柵の周囲を複数に分割した分割柵体を組み付けて方形又は多角形とした柵の一部に動物入口が設けられ、動物入口に動物が内部に入ると閉まる落とし扉が設けられ、かつ動物入口よりも小さく開口可能な動物追出し小口が設けられた捕獲柵と、捕獲柵よりも小さく動物追出し小口に宛われる動物収容籠とからなり、捕獲柵は正面柵体と背面柵体及び左右側面柵体からなり、これら四方柵体のいずれかまたは総てを分離又は折畳み可能であり、捕獲柵を設置する山中が荒廃していても強固な鋼製の捕獲柵が設置でき、捕らえた柵内の猪等を逃がさずに安全に柵内から排出することができる、というものである。
特開2000−316456号公報
しかしながら、上記動物捕獲装置には、次のような課題があった。すなわち、殺処分のため動物を収容する動物収容籠は、罠を構成している柵の動物追出し小口に取り付けられるようになっている。つまり、動物収容籠は、専用の動物追出し小口を有する柵を備える罠にしか取り付けることができないため、汎用性がなく、様々な大きさの罠が存在する狩猟の現場においては使いにくかった。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、箱罠などの罠に取り付けられ、罠で捕獲した動物を狭い空間に追い込み、動きを制限して、安全に罠から取り出すことができ、必要に応じて殺処分をすることができる罠用殺処分装置において、使用する箱罠の入口の大きさの違いに柔軟に対応して入口を封鎖することが可能で、汎用性の高い罠用殺処分装置を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するため、本発明は、罠の捕獲空間より小さく、動物が暴れることができないように動きを制限する収容空間と、該収容空間と連通する開閉可能な通り口とを有する誘導箱と、該誘導箱の通り口の近傍に着脱可能で、大きさまたは形状の調節が可能であり、内部の捕獲空間に通じる開閉可能な入口を有する罠に、該罠の前記入口を開閉可能な状態で、前記誘導箱と共に前記入口を封鎖するように着脱可能な封鎖部材とを備える罠用殺処分装置である。
罠用殺処分装置は、誘導箱に取り付けられる封鎖部材が着脱可能であり、例えば様々な大きさ、形状の構成部材を必要数用意しておくことにより、封鎖部材の大きさの調節が可能である。したがって、封鎖部材の大きさを、罠用殺処分装置を取り付ける様々な大きさの罠の入口の大きさに合わせることができる。なお、これらの構成部材は、個々は小さく作ることができるので、使用現場までの運搬もしやすい。
また、罠の入口は、もともと封鎖部材とは別の昇降扉などを使用して開閉可能であり、封鎖部材は誘導箱と共に、この昇降扉を閉じた状態で、入口に取り付けて、昇降扉を空けても、封鎖部材と誘導箱で罠の入口の封鎖が維持できるようにする。これにより、狩猟の現場において様々な大きさの箱罠などの罠に対応することができ、汎用性が高い。
また、この罠用殺処分装置は、仕掛けた罠に動物が掛かり、捕獲空間で捕獲されると、罠において閉じた状態の入口側に、上記のように、入口の大きさに合わせた封鎖部材で入口を封鎖した状態で誘導箱を取り付けることができる。なお、誘導箱を取り付ける際には、罠で捕獲されている動物の大きさを勘案し、例えばあらかじめ大きさの異なる複数の誘導箱を設定した中から適合する大きさの誘導箱を選択するのが好ましい。
つまり、動物が誘導箱の収容空間に入ったときに、収容空間が充分に小さく、動物が暴れることができない程度に、その動きが制限されるようであれば、収容空間に動物を移動させて収容するだけで動物の動きを封じることができる。
誘導箱を有する罠用殺処分装置を罠の入口に取り付けた後、罠の入口を開け、更に誘導箱の通り口を開けて、罠の捕獲空間から罠の入口、誘導箱の通り口を通り、誘導箱の収容空間へ空間がつながるようにする。そして、罠の捕獲空間内の動物を追い立て、誘導箱の収容空間へ追い込むように移動させて、誘導箱の通り口を閉じる。
なお、動物は、特に追い立てなくでも、自分から狭い収容空間に逃げ込むことも多いので、自分で誘導箱の中に入らないときだけ追い立てるようにすればよい。そして、通り口を閉じることで、収容空間の内部で動物が動ける空間が少なくなり、後退もできないので、動物は動きが制限されて動きが封じられ、暴れることはできなくなる。
その後、通り口を閉じたまま、つまり動物を収容空間に収容したままで罠用殺処分装置を罠から取り外し、必要であれば封鎖部材を取り外すなどし、適当な場所に運んで、動物の殺処分を行う。そして、殺処分をした動物を、通り口を開けて外へ取り出し、食用として加工をしたり埋葬したりするなどの所定の処理を行う。
なお、誘導箱は、上記のように捕獲した動物の殺処分を行う用途の他、例えば動物が捕獲対象獣でなかった場合など、動物を放獣する場合に所定の場所へ運搬する用途もあり、更には幼獣が入った場合に、そのまま一定期間飼育するような用途もある。
(2)本発明は、封鎖部材が、誘導箱の通り口の左右の何れか一方側だけに取り付けられている構成とすることができる。
この場合は、罠用殺処分装置の封鎖部材を罠の入口に取り付けたときに、誘導箱が自然に入口の左右の一方側の端部に位置することになる。これにより、捕獲されている動物を誘導箱に追い込むときに、追い込みやすくなる。つまり、動物は、罠の内部で追い立てられると、罠の側壁伝いに逃げる習性がある。したがって、動物が、誘導箱の通り口が位置している側の側壁伝いに逃げるように追い立てることにより、誘導箱に容易に追い込むことができる。
(3)本発明は、前記誘導箱の収容空間の大きさを調節可能な動作制限手段を備える構造とすることもできる。
この場合は、誘導箱の収容空間に収容した動物を、動作制限手段によって当初の収容空間より小さくなった収容空間内部に閉じ込めることによって、動物をより強く固定して動きを封じることができる。また、必要に応じて、誘導箱の収容空間を大きくすることもできるので、一台の誘導箱によって、大きさの異なる動物の動作の制限を行うことが可能である。
なお、収容空間が小さくなるように調節するのは、収容空間に動物が収容される前でもよいし、収容された後でもよい。通常は、捕獲した動物の大きさをあらかじめ確認し、内部の空間の幅にあらかじめ検討をつけて調整しておくようにするが、この方法に限定はされない。
(4)本発明は、前記誘導箱が、底部に、捕獲した動物の殺処分を行うための開閉可能な作業口を有する構成とすることもできる。
この場合は、動きが制限されている動物の腹側に作業口が開口することになる。したがって、例えば動物が入った誘導箱を地面に立てて、作業口を誘導箱の側部に位置させることにより、
動物に心臓に到達する致命傷を与える作業がしやすくなり、動物の殺処分が容易にできる。
(5)本発明は、前記誘導箱が、前記通り口とは反対側に、殺処分した動物を回収するための開閉可能な回収口を有する構成とすることもできる。
この場合は、通り口とは別に回収口が設けられるので、収容空間で殺処分した動物を回収する作業がしやすい。つまり、動物を入口側から引き出して回収しようとすると、動物を後足側から引き出すことになるので、前足の肘などの関節部が格子などに引っ掛かりやすく、回収に手間取る可能性がある。しかし、本発明では侵入側である通り口とは反対側に回収口があるので、動物を前足側から引き出すことができ、肘などが格子に引っ掛かりにくく、容易に回収することができる。また、通り口側と回収口側のうち、殺処分した動物に近い方を開けて、動物を回収することもできる。
また、誘導箱の通り口側を閉じた状態でも、回収口を開けることで、動物の回収が可能になるので、場合によっては、罠から罠用殺処分装置を取り外すことなく、収容空間内部の動物の殺処分から回収までの作業を行うことができる。更には、複数(例えば3〜4頭)の動物が一度に捕獲できた場合、動物の大きさが異なっていても、一頭ずつ処分できる。
本発明は、箱罠などの罠に取り付けられ、罠で捕獲した動物を狭い空間に追い込み、動きを制限して、安全に殺処分をすることができる罠用殺処分装置において、使用する箱罠の入口の大きさの違いに柔軟に対応して入口を封鎖することが可能で、汎用性の高い罠用殺処分装置を提供することができる。
本発明に係る罠用殺処分装置の第1の実施の形態及び箱罠を示す分解斜視説明図である。 図1に示す罠用殺処分装置の構造を示す、前面側から見た分解斜視説明図である。 図1に示す罠用殺処分装置の構造を示す、後面側から見た斜視図である。 図1に示す罠用殺処分装置の構造を示す、後面側から見た全体の分解斜視説明図である。 動物が捕獲された箱罠に罠用殺処分装置を取り付け、罠用殺処分装置の入口側格子扉を開けて、箱罠の入口側格子扉を閉じている状態を示す斜視図である。 動物が捕獲された箱罠に罠用殺処分装置を取り付け、罠用殺処分装置の入口側格子扉を開けて、箱罠の入口側格子扉を開けており、捕獲された動物を罠用殺処分装置へ移動させている状態を示す斜視図である。 罠用殺処分装置の第2の実施の形態を示す、後面側から見た要部斜視図である。 動物が捕獲された箱罠に罠用殺処分装置を取り付け、図7に示す罠用殺処分装置の入口側格子扉を開けて、箱罠の入口側格子扉を開けており、捕獲された動物を罠用殺処分装置へ誘導している状態を示す要部斜視図である。 誘導箱の変形例を示し、動物を殺処分するために誘導箱を立てて作業口を開けている状態を示す斜視説明図である。 罠用殺処分装置の第3の実施の形態を示し、罠用殺処分装置を箱罠に取り付けた状態を示す要部斜視説明図である。 罠用殺処分装置の第4の実施の形態を示し、罠用殺処分装置を箱罠に取り付けた状態を示す要部斜視説明図である。
本発明を図面に示した実施の形態に基づき詳細に説明する。
図1乃至図6を参照する。
罠用殺処分装置T1は金属製(鉄製)であり、内部の収容空間200と通じる開閉可能な通り口202及び回収口201を有する誘導箱2と、誘導箱2の内部に備えてある動作制限手段であるジャッキ45及び移動体40と、誘導箱2の通り口202の左右側に着脱可能に取り付けられ、後述する箱罠3の入口31を封鎖するように、誘導箱2と共に箱罠3に取り付けられる封鎖部材1とを備えている。
なお、罠用殺処分装置T1を取り付ける対象となる、捕獲空間を有する罠としては、本実施の形態で説明する檻状の箱罠3の他、板材で捕獲空間を囲った構造の箱罠、或いは格子状の柵で捕獲空間を囲った囲い罠などがあげられる。要は、動物を空間に閉じ込めて捕獲できるものであれば、他の罠でもよく、これらの罠に限定はされない。
なお、箱罠3に対する封鎖部材1の取り付けは、例えば複数の緊締バンド16によって行われる(図1等参照)。緊締バンド16は、バンド160の両端にフック161を有し、巻取機構を有する締付具162によりバンド160の長さを調節できる公知のものである。
(誘導箱2:図1〜図4参照)
誘導箱2は、上面格子部材26、側面格子部材23及び底面格子部材27からなる箱本体20を有している。箱本体20の前端部と後端部には、回収口201を開閉する回収口側格子扉21と、通り口202を開閉する通り口側格子扉22を有している。回収口側格子扉21は、ガイド枠243、243aに案内され、通り口側格子扉22は、ガイド枠242、242aに案内されて昇降できるようにしてある。
誘導箱2の側面格子部材23と対向する側は、開口部241となっている。箱本体20の前端部寄り及び後端部寄りには、それぞれ上下に互いに平行で山形鋼により形成されたガイド枠247、247a(前部側)、248、248a(後部側)が幅方向に設けられている。ガイド枠247、247a及びガイド枠248、248aにおいて開口部241から突出した先端部には、固定用の孔(符号省略)が設けられている。なお、ガイド枠247、247a及びガイド枠248、248aには、後述する移動体40がスライド可能に嵌装される。
誘導箱2の開口部241側には、動作制限装置4が取り付けられている。動作制限装置4は、誘導箱2内部の収容空間200において、移動部材である移動体40を進退動させる構造である。動作制限装置4は、上記ガイド枠247、247a及びガイド枠248、248aの先端部に固定される、山形鋼で形成された取り付け部材41、42を有している。取り付け部材41、42は、二枚の補強台板43、44で連結され、上下に所定の間隔で平行に配された構造である。また、取り付け部材41、42のそれぞれの両端部には、固定用の孔(符号省略)が設けられている。
補強台板43、44には、ジャッキ45が伸縮方向を水平方向として固定されている。本実施の形態では、ジャッキ45として車載ジャッキ(いわゆるパンタグラフジャッキ)を採用しているが、これに限定するものではなく、油圧ジャッキやエアージャッキなどを採用することもできる。各ジャッキ45の台側は補強台板43、44に固定されており、受側には上記移動体40が固定されている。移動体40は長方形状の枠体であり、四つの角部には、互いに平行に山形鋼で形成されたスライド部材400が設けられている。
動作制限装置4は、誘導箱2の開口部241側から、ガイド枠242、242a、243、243aに各スライド部材400をスライド可能に内嵌めし、取り付け部材41、42の各孔をガイド枠242、242a、243、243aの各孔に合わせ、これら孔を縫うように二本の固定用ロッド(図示省略)を通すことで誘導箱2に固定できる。なお、移動体40は、ジャッキ45のネジ棒(符号省略)に装着したハンドル450を回すことで、ガイド枠247、247a及びガイド枠248、248aに沿って進退動する。
誘導箱2によれば、収容空間200に動物が収容された後、必要に応じて各ジャッキ45のハンドル450を回し、移動体40を移動させ、移動体40と側面格子部材23で動物を挟む(あるいは移動体40で動物を側面格子部材23に押し付ける)ことにより、動物の動きを制限することができる。誘導箱2の底面格子部材27は、幅方向(移動体40の移動方向)にのみ丸棒が固定されており、丸棒と直交する帯板が設けられていない。これにより、例えば動物の足を帯板と移動体40で挟んでしまって、移動体40で押せなくなるおそれがない。
また、誘導箱2において、動物の足が通り抜けて、運搬などの際に邪魔にならないように、底面格子部材に代えて板状とすることもできる。なお、誘導箱2の動作制限装置4は、動物を挟む力を調節することにより動物の自由度(動ける程度)を加減することも可能である。
(封鎖部材1:主に図1〜図4参照)
封鎖部材1は、外形が縦に長い二枚の四角形状の格子部材11、12により構成されている。格子部材11、12の形状は対称形状であり、その大きさは、誘導箱2の通り口202の近傍、すなわちガイド枠242、242aの外側に取り付けたときに、誘導箱2の通り口202側と格子部材11、12によって、箱罠3の入口31をやや余裕をもって封鎖することができる大きさに設定されている(図5、図6参照)。なお、封鎖部材を構成する格子部材を、例えば大きさの異なるものや形状の異なるもの、あるいは対応可能な数だけ用意しておくことにより、大きさや形状の調節が可能である。
格子部材11、12は、ガイド枠242、242aの外部側に対する取り付け構造は同様であるので、ここでは便宜上、格子部材12のガイド枠242aに対する取り付け構造を説明し、格子部材11の取り付け構造については説明を省略する。
格子部材12の下枠120と中枠121において、格子部材12の取り付け側の縦枠部材124寄りには、それぞれ軸受ブラケット122、123が設けられている。軸受ブラケット122、123のそれぞれには、軸ピン129を挿入するピン孔(符号省略)が形成されている。
また、ガイド枠242aの下部側と上部側には、軸受ブラケット245、246が設けられている。軸受ブラケット245、246のそれぞれには、軸ピン129を挿入するピン孔(符号省略)が形成されている。そして、格子部材12は、下側の軸受ブラケット122を同じく下側の軸受ブラケット245に重ね、上部側の軸受ブラケット123を同じく上部側の軸受ブラケット246に重ねて、各ピン孔を合わせて軸ピン129を通して取り付けられる。
また、格子部材11も同様の取り付け構造により、格子部材12とは反対側に取り付けられている。なお、格子部材11、12は、それぞれ縦枠部材114、124がガイド枠242、242aの外面とほぼ接するように寸法の設定(各軸受ブラケットなどの関連する部品の寸法を含めて)がされている。これにより、格子部材11、12は、取り付け時において、箱罠3方向側へは回動せず、逆方向へは折り畳み可能としている。
本実施の形態では、上述のように、封鎖部材1の格子部材11、12を緊締バンド16の使用によって箱罠3に固定するようになっており、格子部材11、12には箱罠3に固定するための固定具などは備えていないが、これに限るものではなく、係合金具などの固定具を備えるようにしてもよい。
(箱罠3:図1、図5及び図6参照)
次に、罠用殺処分装置T1を取り付ける箱罠3の構造を説明する。なお、箱罠3は、例えばイノシシやアナグマなどの捕獲対象獣を捕獲する罠であり、すでに公知のものであるので、ここでは構造の概略を説明するに止める。
箱罠3は、正面側を除いて、上面、底面、両側面及び背面の五面を、分解組み立てが可能な格子部材で形成した箱罠本体30を有している。箱罠本体30は、正面側に開口部である入口31を有し、外形が前後に長いほぼ直方体状である。箱罠本体30の内部は、捕獲対象獣である動物を収容し捕獲する捕獲空間300となっている。そして、箱罠本体30の正面側には、入口31を開閉する落とし扉である入口側格子扉32が設けられている。
箱罠本体30を構成する側面格子部材33、34の正面側の端部には、入口31を挟むように、山形鋼で形成された二本のガイド部材35、35aが互いに平行になるように固定されている。ガイド部材35、35aは、上部側を側面格子部材33、34の上端から所要の高さだけ突出させてある。ガイド部材35、35aには、入口31を開閉できるように上記入口側格子扉32が昇降可能に嵌装されている。
箱罠本体30の上面格子部材36において、ガイド部材35、35aの近傍には、ガイド部材35、35aに沿って上昇させた入口側格子扉32の下端部に係止して支持する支持機構39を備えている。支持機構39による入口側格子扉32の支持の解除は、上面格子部材36に設けられた、動物を検知することで作動するトリガー装置37によって行われ、これにより入口側格子扉32は落下して、入口31を閉じるようになっている。
(作用)
図1乃至図6を参照して、罠用殺処分装置T1の作用及び罠用殺処分装置T1を使用した捕獲動物の殺処分方法について説明する。
(1)仕掛けた箱罠3に入口31から動物9が入り、トリガー装置37が作動して入口側格子扉32が落ちて閉じることにより、動物9は捕獲空間300内部で捕獲される。動物9が捕獲されたら、箱罠3の入口側格子扉32が閉じた状態の入口31側に罠用殺処分装置T1を取り付ける。罠用殺処分装置T1が備える封鎖部材1の格子部材11、12の取り付けは、複数の緊締バンド16によって充分な取り付け強度をもって行われる。
なお、罠用殺処分装置T1は、誘導箱2に取り付けられる封鎖部材1を構成する格子部材11、12が着脱可能であり、大きさの異なるものや形状の異なるもの、あるいは対応可能な数だけ用意しておくことにより、封鎖部材の大きさや形状の調節が可能である。したがって、封鎖部材の大きさや形状を、罠用殺処分装置T1を取り付ける箱罠などの罠の入口の大きさに合わせることができる。これにより、封鎖部材1と誘導箱2で箱罠3の入口31を確実に封鎖することができ、狩猟の現場において、汎用性が高く、様々な大きさの箱罠などの罠に対応することができる。
また、この封鎖部材1の取り付け状態においては、箱罠3の入口側格子扉32と誘導箱2の通り口側格子扉22の間に、両格子扉32、22が支障なく昇降できる隙間が設けられている。
(2)次に、箱罠3の入口側格子扉32を閉じたままで、誘導箱2の通り口側格子扉22を上昇させて通り口202を開け、開けた状態で支持機構28により、通り口側格子扉22をロックしておく(図3、図5参照)。
(3)箱罠3で捕獲されている動物9の大きさを勘案し、動物9が誘導箱2の収容空間200に入ったときに、収容空間200が小さすぎて動物9が入りにくいようであれば、各ジャッキ45のハンドル450を回し、移動体40を移動させて収容空間200が大きくなるように調整しておく。また、収容空間200が大きすぎて動物9の動きを充分に制限できないようであれば、ハンドル450を回して収容空間200が小さくなるよう調節しておく。
(4)箱罠3の入口側格子扉32を上昇させて上昇位置において支持機構39でロックする。そして、狩猟者が、動物9を追い立てるための棒などを持ち、捕獲空間300に差し込んだり各格子部材を叩くなどしたりして、動物9を入口31方向へ追い立てる。動物9は追い立てられて、通り口202から誘導箱2の収容空間200に入る。このタイミングで、支持機構28によるロックを解除し、通り口側格子扉22を落として通り口202を閉じる。
(5)誘導箱2の収容空間200の内部で、必要に応じてハンドル450を回して動物9の動きを制限して暴れないようにしたら、通り口側格子扉22を閉じたまま、動物9が入っている罠用殺処分装置T1を箱罠3から取り外す。そして、誘導箱2から格子部材11、12を外し、必要であれば誘導箱2を適当な場所に運んで、所定の方法で動物9の殺処分を行う。
(6)殺処分された動物9は、放血後、回収口側格子扉21をスライドさせて開口した回収口201から外へ取り出され、食肉加工や埋葬などの所定の処理が行われる。その後、封鎖部材1を構成する格子部材11、12を誘導箱2に取り付け、箱罠3も動物を捕獲する前の元の状態に戻して、次の動物の捕獲に備える。
図7、図8を参照する。
本発明の第2の実施の形態である罠用殺処分装置T2は、上述の罠用殺処分装置T1と同様の誘導箱2及び動作制限装置4を有している。罠用殺処分装置T2では、誘導箱2に取り付けられている封鎖部材1aが、通り口202の左右の一方側(本実施の形態では図7、図8において左側)だけに取り付けられている。
詳しくは、封鎖部材1aを構成する格子部材11a、12aは、互いに取り付ける側の縦枠部材115、125を、上下方向に等間隔で三箇所に設けたヒンジ部100で連結している。そして、このように一体化した格子部材11a、12aの格子部材12a側を、図7に示すように、誘導箱2に上述の格子部材12と同様にして取り付けている。
なお、罠用殺処分装置T2は、上述した部分以外は罠用殺処分装置T1と同様の構造であり、同様部分の説明および図7、図8における符号は同一の符号を付与しているが、省略しているものもある。
(作用)
罠用殺処分装置T2によれば、封鎖部材1aを箱罠3の入口31に取り付けたときに、誘導箱2が自然に入口31の右側の端部に位置することになる。これにより、捕獲されている動物9を誘導箱2に追い込むときに、追い込みやすくなる。つまり、動物9は、箱罠3の内部で追い立てられると、箱罠3の側面格子部材33、34伝いに逃げる習性がある。したがって、動物が、誘導箱2の通り口202が位置している側の側面格子部材33伝いに逃げるように追い立てることにより、誘導箱2に容易に追い込むことができる。
図9を参照する。
誘導箱の変形例である誘導箱2aは、底面格子部材27aの中央に、四角形状の作業口270が形成されている。なお、誘導箱2aは、以下で説明する部分以外は上述の誘導箱2と同様の構造であり、同様部分の説明および図9における符号は省略しているものがある。
作業口270の両側には、ガイド体271、272が互いに平行に設けられている。ガイド体271、272には、格子蓋273がスライド可能に嵌装されている。格子蓋273をスライドさせることにより、作業口270を実質的に開閉することができる。
(作用)
誘導箱2aによれば、図9に示すように、誘導箱2aの内部で動きが制限されている動物9の腹側に作業口270が開口することになる。したがって、例えば動物9が入った誘導箱2aを地面に立てて、作業口270を誘導箱2の側部に位置させることにより、動物9に例えば心臓に到達する致命傷を与える作業がしやすくなり、殺処分が容易にできる。
図10を参照する。
本発明の第3の実施の形態である罠用殺処分装置T3は、封鎖部材1bを構成する格子部材11b、12bに、それぞれスペーサ14が固定されている。各スペーサ14は、拡大図P3に示すように、四角形状の金属板であり、格子部材11b、12bの中段部に、かつ外側の縦枠部材115b、125b近傍に水平に固定されている。各スペーサ14は、下側から挟持板140をボルト止めして枠材(符号省略)に固定されている。なお、各スペーサ14の位置は、罠用殺処分装置T3を箱罠3に取り付けたとき、上述の箱罠3のガイド部材35、35aに正面から当接する位置に設定されている。
また、格子部材11b、12bは、取り付け部において上部側は、拡大図P1に示すように上述の格子部材11、12と同様に上部側の軸受ブラケット246に軸受ブラケット113を重ね、軸ピン119を孔に通して取り付けられている。また、取り付け部において下部側は、拡大図P2に示すように上述の格子部材11、12とは異なり、軸受ブラケット245と軸受ブラケット112を二つのピン117、118で止めるようにしてある。
(作用)
罠用殺処分装置T3によれば、各スペーサ14によって箱罠3の入口側格子扉32と誘導箱2bの通り口側格子扉22の間隔が所要の間隔で維持され、入口側格子扉32と通り口側格子扉22が互いに干渉することがなく、円滑な作動が可能になる。
また、封鎖部材1bを構成する格子部材11b、12bが、下部側で軸受ブラケット245と軸受ブラケット112を二つのピン117、118で止めて取り付けられているので、格子部材11b、12bは水平方向には回動しない。これにより、格子部材11b、12bのガタも軽減され、取り扱いがしやすい。また、格子部材11b、12bの固定力も強いために強度に優れ、安全性能も良好である。
図11を参照する。
本発明の第4の実施の形態である罠用殺処分装置T4は、上記罠用殺処分装置T3とは、封鎖部材1bを構成する格子部材11b、12bの上部側の取付構造のみが異なり、他は同様の構造を有している。なお、図11において、図10に示す罠用殺処分装置T3と同一または同等箇所には同一の符号を付して示し、構造について重複する説明は省略する。
格子部材11b、12bは、拡大図P4、P5に示すように、取り付け部において、上部側をロック金具13により止められる。ロック金具13は、ガイド部材242、242aに沿うように固定された軸受部材130を有している。また、軸受部材130とガイド部材242は、連結片136で連結され、補強されている。なお、拡大図P5は、拡大図P4と同じ箇所を見る角度を水平に近くして表している。
軸受部材130は、山形鋼で形成され、長さ方向の基端部と中間部にアングル131、132が固定されている。軸受部材130の先端側(図11において下端側)には、係止切欠部133が形成されている。そして、アングル131、132には、貫通孔(符号省略)が形成されている。
また、アングル131、132の各貫通孔には、各貫通孔に渡るようにL字型のロックピン134が挿通されている。ロックピン134は、曲げて形成された係止部(符号省略)をアングル132の外側(下側)に位置させて通してあり、圧縮バネ135でアングル131方向へ付勢されている。
そして、ロックピン134は、係止部を上記係止切欠部133に係止した状態では、その先端部分(上端部分)の上記軸受ブラケット246、113の合わさった各ピン孔への挿通状態が解除され、格子部材11b、12bの取り外しができるようになる。
また、ロックピン134は、上記係止状態を解除すると、上昇して先端部分が軸受ブラケット246、113の合わさった各ピン孔に挿通され、格子部材11b、12bは取り付けられる。このように、格子部材11b、12bの着脱作業を、格子部材11b、12bに一体に備えてあるロック金具13で行うことができるので、作業が簡単であり、別体の軸ピンなどを使用する場合とは異なり紛失などの心配もない。
本明細書で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書に記述された特徴及びその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形が可能であるということは言うまでもない。
T1 罠用殺処分装置
2 誘導箱
20 箱本体
200 収容空間
21 回収口側格子扉
201 回収口
22 通り口側格子扉
202 通り口
23 側面格子部材
26 上面格子部材
27 底面格子部材
241 開口部
242、242a ガイド枠
243、243a ガイド枠
245、246 軸受ブラケット
247、247a ガイド枠
248、248a ガイド枠
4 動作制限装置
40 移動体
41、42 取り付け部材
43、44 補強台板
45 ジャッキ
450 ハンドル
400 スライド部材
1 封鎖部材
11、12 格子部材
114 縦枠部材
120 下枠
121 中枠
122、123 軸受ブラケット
124 縦枠部材
129 軸ピン
16 緊締バンド
160 バンド
161 フック
162 締付具
3 箱罠
30 箱罠本体
300 捕獲空間
31 入口
32 入口側格子扉
33、34 側面格子部材
35、35a ガイド部材
36 上面格子部材
37 トリガー装置
39 支持機構
T2 罠用殺処分装置
1a 封鎖部材
11a、12a 格子部材
115、125 縦枠部材
100 ヒンジ部
2a 誘導箱
27a 底面格子部材
270 作業口
271、272 ガイド体
273 格子蓋
T3 罠用殺処分装置
1b 封鎖部材
11b、12b 格子部材
14 スペーサ
115b、125b 縦枠部材
140 挟持板
112 軸受ブラケット
113 軸受ブラケット
117、118 ピン
119 軸ピン
13 ロック金具
130 軸受部材
131、132 アングル
133 係止凹部
134 ロックピン
135 圧縮バネ
136 連結片

Claims (4)

  1. 罠の捕獲空間より小さく、動物が暴れることができないように動きを制限する収容空間、及び該収容空間と連通する開閉可能な通り口を有する誘導箱と、
    該誘導箱の前記通り口の近傍に着脱可能で、内部の捕獲空間に通じる開閉可能な入口を有する罠に、該罠の前記入口を開閉可能な状態で、前記誘導箱と共に前記入口を封鎖するように着脱可能な封鎖部材とを備えており、
    該封鎖部材は、二枚の四角形状の格子部材からなり、該各格子部材は、前記誘導箱の前記通り口の左右側への一枚ずつの取り付け、あるいは左右側の何れか一方に二枚を連結して取り付けが可能である
    罠用殺処分装置。
  2. 前記誘導箱の収容空間の大きさを調節可能な動作制限手段を有する
    請求項1の罠用殺処分装置。
  3. 前記誘導箱が、底部に、捕獲した動物の殺処分を行うための開閉可能な作業口を有する
    請求項1または2の罠用殺処分装置。
  4. 前記誘導箱が、前記通り口とは反対側に、殺処分した動物を回収するための開閉可能な回収口を有する
    請求項1、2または3の罠用殺処分装置。
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