JP3170556U - キャリー籠 - Google Patents

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Abstract

【課題】捕獲籠で捕獲した捕獲獣を容易に移動させることができ、移動中に別の捕獲籠を設置する手間および費用を省くことができるキャリー籠を提供する。【解決手段】キャリー籠60を連結手段66で捕獲籠10の開口に連結し、キャリー籠60の扉62を開けて捕獲籠10に収容されている捕獲獣をキャリー籠60へ移動させた後、キャリー籠60を捕獲籠10から切り離す。これにより、捕獲籠10で捕獲した捕獲獣をキャリー籠60で容易に移動させることができるとともに、捕獲籠10は移動させないので、捕獲獣の移動中に別の捕獲籠10を設置する手間および費用を省くことができる。【選択図】図5

Description

本考案は、捕獲籠で捕獲した捕獲獣を移動させるためのキャリー籠に関する。
従来より、捕獲獣を捕獲して収容する捕獲籠である例えばネズミ捕り器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図7に示すように、特許文献1に記載のネズミ捕り器100は、前方に入口仕掛け部101、前方部屋部102、餌置き部103、後方入口仕掛け部104、後方部屋部105を有する。これら各部は、一枚の底板106の上に、設けられており、ネズミの通路が貫通して連なるようになっている。
従って、ネズミは、餌置き部103に置かれた餌に誘われて、進入口である前方入口仕掛け部101から前方部屋部102に入り、さらに、餌のある餌置き部103へと進む。その途中で、第1の仕掛け(図示省略)が作用することによって、前方入口仕掛け部101の進入口がふさがれてしまい、ネズミは後退することが出来なくなる。そこで、ネズミは、やむなく、前進が可能である後方入口仕掛け部104、そして、後方部屋部105へと徐々に進むこととなる。
そして、後方部屋部105へ進んだネズミは、第2の仕掛け(図示省略)が作用することによって、後方入口仕掛け部104の進入口がふさがれてしまい、ネズミは後退することが出来なくなってしまって、後方部屋部105に閉じこめられて、捕獲されることになる。
特開2008−35844号公報(第1図)
前述した特許文献1に記載のネズミ捕り器100のように、捕獲する対象が小さい場合には、ネズミを捕獲した後に、ネズミ捕り器100ごと移動させることが容易である。
しかしながら、捕獲籠が大きい場合には、捕獲籠ごと捕獲獣を移動させることは容易ではない。また、捕獲獣を収容した捕獲籠を移動させている間は、別の捕獲籠の設置が必要になり、面倒であるとともに、コストがかかるという問題がある。
そこで、本考案は、上記問題点に解決するために、捕獲籠で捕獲した捕獲獣を容易に移動させることができ、移動中に別の捕獲籠を設置する手間および費用を省くことができるキャリー籠を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案のキャリー籠は、捕獲籠に捕獲されている捕獲獣を運搬するためのキャリー籠であって、前記捕獲獣を収容するキャリー籠本体と、前記キャリー籠本体の開口に設けられ、他の捕獲籠の開口に連結するための連結手段と、前記開口を開閉する扉と、を有する構成を有している。
この構成により、キャリー籠を連結手段で捕獲籠の開口に連結し、キャリー籠の扉を開けて捕獲籠の捕獲獣をキャリー籠へ移動させた後、キャリー籠を捕獲籠から切り離す。
これにより、捕獲籠で捕獲した捕獲獣をキャリー籠で容易に移動させることができるとともに、捕獲籠は移動させないので、捕獲獣の移動中に別の捕獲籠を設置する手間および費用を省くことができる。
また、本考案のキャリー籠は、前記扉が、スライド式扉である構成を有している。
この構成により、キャリー籠の開口を開閉する扉がスライド式なので、キャリー籠を捕獲籠に連結した状態で、容易に開閉することができる。
さらに、本考案のキャリー籠は、前記キャリー籠本体の上面に取っ手を有し、
前記キャリー籠本体の上面における前記取っ手の下方に防護手段を設けた構成を有している。
この構成により、キャリー籠本体の上面に取っ手を有するので、キャリー籠を容易に移動することができる。この際、取っ手の下方に防護手段が設けられているので、取っ手を握る手を捕獲獣から保護することができる。
本考案によれば、捕獲籠で捕獲した捕獲獣をキャリー籠で容易に移動させることができるとともに、捕獲籠は移動させないので、捕獲獣の移動中に別の捕獲籠を設置する手間および費用を省くことができるという効果がある。
本考案にかかる第1実施形態の捕獲籠を示す斜視図である。 アライグマがエサに手を伸ばした状態の側面図である。 本考案にかかる第1実施形態のキャリー籠を示す斜視図である。 捕獲籠とキャリー籠の連結部を示す構成図である。 捕獲籠にキャリー籠を連結する状態を示す斜視図である。 捕獲籠とキャリー籠を連結した状態で捕獲籠に捕獲された捕獲獣をキャリー籠に移す状態を示す斜視図である。 本考案にかかる第2実施形態の捕獲籠を示す斜視図である。 従来のネズミ捕り器の断面図である。
(第1実施形態)
以下、本考案にかかる第1実施形態の捕獲籠について、図面を用いて説明する。
図1および図2に示すように、本考案にかかる第1実施形態の捕獲籠10は、一面である前面に侵入口21を有し、アライグマ等の捕獲獣11(図2参照)を収容する収容部としての例えば矩形箱状の籠本体20を有する。侵入口21には前扉30が開閉可能に設けられており、アライグマ等の捕獲獣11が侵入した後に閉じられる。また、籠本体20の後面には、捕獲されたアライグマ等の捕獲獣11を取り出すための後扉40が開閉可能に設けられている。
籠本体20、前扉30および後扉40は、柵状あるいは網状のパネルにより構成される。これらは、丸鋼を折り曲げ、溶接して形成することができる。あるいは、金網を用いて形成することができる。これにより、籠本体20、前扉30および後扉40は、多数の開口204を有することになる。
また、捕獲籠10の全体を黒くして、捕獲対象の警戒心を弱めるのが望ましい。
籠本体20は、例えば角柱形状を呈している。籠本体20の内部奥側端部における上部には、奥行き方向(前後方向)に長く形成されたエサ台23が設けられており、アライグマ等の捕獲獣11を呼び込むためのエサ12を載置する。エサ12は、エサ籠24に入れられており、エサ12を手で引き寄せることにより、エサ籠24はエサ台23の上を移動して引き寄せられる。
なお、エサ12を入れたエサ籠24がエサ台23の上を移動しやすいように、また、アライグマ等の捕獲獣11がエサ籠24に手を伸ばしやすいように、エサ台23の上に載置したエサ籠24の上方には、ある程度の空間231を確保する。
また、閉じた状態の後扉40で、エサ台23の後方に対応する位置には、プレートや細かい目の金網、シート等の保護部材42を取り付けて、エサ台23の後方を保護している(図1参照)。
図1および図2に示すように、前扉30は、籠本体20の前端において上下方向へ回動可能(図1中矢印A)に設けられており、籠本体20の上面パネル201の前端の部材は、前扉30を回転可能に支持する回転軸22となっている。これにより、前扉30は、回転軸22を中心として開閉可能かつ重力により閉じる方向へ付勢される。
前扉30を回転軸22に回転可能に取り付けるために、前扉30を構成する縦桟31のうちの複数本は、上端を円弧状に屈曲して、ヒンジ部311が形成されている。
従って、ヒンジ部311が回転軸22で軸支されることにより前扉30は上下方向へ開閉可能となる。
前扉30には、全体コ字状に形成された支持部材33が取り付けられている。支持部材33を構成する一対の縦部材331、331は、前扉30を構成する横桟32に溶接等により接合されている。また、左右の縦部材331、331の上端を連結する横部材332は、前扉30の上端よりも上方(前扉30を閉じた状態で上方)に突出している。
従って、前扉30は、回転軸22を中心として鉛直方向から水平方向へ略90度回転させると、支持部材33の横部材332が籠本体20の上面パネル201の上面に当接し、後述する仕掛け部50により開状態に保持される(図2参照)。
図1および図2に示すように、籠本体20を構成する左右両側面パネル202,203の前端には、前扉30を閉じた状態にロックするロック部25が設けられている。ロック部25は、上下の斜材251,252と、上下方向のロック部材253とで、全体平行四辺形となっている。また、ロック部材253を下方へ延長して、下方に突出した外れ防止棹254が設けられている。
ロック部25には、左右のロック部材253に沿って上下方向へ移動可能な全体長円形状をしたリング式錠26が設けられている。リング式錠26の長さは、籠本体20の幅よりも大きい。また、リング式錠26の一方の直線部261は、ロック部材253の内側(すなわち、前扉30側)に位置し、他方の直線部262は、ロック部材253の外側(前方)に配置されている。
これにより、リング式錠26は、ロック部25から外れることなく、左右のロック部材253、253に沿って上下移動可能となっており、リング式錠26が自重により下方位置にある場合には、リング式錠26が閂として作用するので、前扉30の開閉が阻止される。
この状態では、リング式錠26はロック部25の下側の斜材252に沿って下降しており、万が一捕獲籠10が横転しても、リング式錠26は外れ防止棹254に引っかかるので、上方へ移動するのを阻止される。従って、捕獲籠10が横転しても、前扉30を閉じた状態に保持する。
また、リング式錠26をロック部材253の上端に移動させ、他方の直線部262を後方へ回転させることにより、他方の直線部262をロック部25の上側の斜材251に引っ掛けることができる。
これにより、リング式錠26の落下を防止して、前扉30を開閉可能とすることができる。
図1および図2に示すように、上面パネル201の上側で前端部寄りの幅方向の中央位置には、前壁271および後壁272を有する全体コ字状をした軸受け部材27が設けられている。前壁271および後壁272には、それぞれガイド孔271A、272Aが貫通して設けられている。
前後のガイド孔271A、272Aには、仕掛け部50を構成する棒部材51が、前後方向へ移動可能に貫通するとともに、軸受け部材27から脱落しないように取り付けられている。棒部材51は、少なくとも水平状態に開けた前扉30の支持部材33の横部材332に達するまで前方に移動可能であり、かつ、横部材332から離脱する位置まで後方へ移動可能となっている。
棒部材51の後端部には、仕掛け部50を構成するワイヤロープ52の一端(前端)が締結されている。ワイヤロープ52は、籠本体20の上面パネル201の上側に沿って奥側へ配策され、籠本体20の後端部において籠本体20の内部に引き込まれる。そして、ワイヤロープ52の他端(後端)は、エサ台23に載置されているエサ籠24に締結されている。
従って、エサ籠24を前方へ移動させると、ワイヤロープ52が後方へ引っ張られて、棒部材51を後方へ移動させる。
図4にも示すように、籠本体20の後部開口205には、後扉40が上下方向にスライドして開閉可能となっている。後扉40は、取っ手41が上方に突出して設けられており、籠本体20の側面パネル202、203の後端に上下方向に設けられているガイド部材28に沿って上下方向へスライドする。
また、後扉40の後側には、後述する第2の捕獲籠であるキャリー籠60を連結するために、捕獲籠側の連結手段として断面コ字状のガイドレール29を有する。なお、キャリー籠60を連結するためのガイドレール29と、後扉40の開閉をガイドするためのガイド部材28とを、一体で設けることもできる。
図1に示すように、捕獲籠10には、前扉30や側面パネル202、203や上面パネル201等の開口204に挿入することにより、籠本体20に収容されているアライグマ等の捕獲獣11を所定の方向(奥側)へ移動させる追い込み具70を別個に有する。追い込み具70は、複数本の棒部材71と、これら棒部材71を連結する連結部材72から、櫛状に形成されている。複数本の棒部材71は、前扉30や側面パネル202、203や上面パネル201等の開口204の間隔に対応しており、開口204から挿入可能となっている。
追い込み具70は、少なくとも2個以上を一組として用いるのが望ましい。
これにより、追い込み具70を、側面パネル202、203や上面パネル201等の開口204のうちの前側の開口204から順次奥側の開口204に挿入し、前側の開口204に挿入した追い込み具70を引き抜いて、さらに奥側の開口204に挿入する。これにより、捕獲獣11を次第に奥側へ追い込むことができる。
図3に示すように、本考案にかかる第1実施形態のキャリー籠60は、例えば全体矩形箱状のキャリー籠本体61を有しており、キャリー籠本体61の前側(図3において左側)の一面が開口(開口部611)している。開口部611には、キャリー前扉62が開閉可能に設けられる。
なお、キャリー籠本体61およびキャリー前扉62は、前述した捕獲籠10と同様に、柵状あるいは網状のパネルにより構成される。
図4にも示すように、開口部611の左右両側には、上下方向に伸びるガイド部材65、65が設けられており、この一対のガイド部材65、65によってキャリー前扉62が上下方向にスライド可能に支持される。また、キャリー前扉62には、上方に突出する把持部621が設けられている。
従って、把持部621を持って上下移動させることにより、キャリー前扉62は、ガイド部材65に沿って上下スライドして開閉する。
図3に示すように、キャリー籠本体61の上面612には、キャリー籠60を移動させるときに把持する取っ手63が設けられており、取っ手63の下方の上面612には、アライグマ等の捕獲獣11が爪等を出して作業者を傷付けないように、防護手段として防護プレート64が設けられている。
防護手段としては、防護プレート64のほかに、例えば、細かい網状体等、捕獲獣11の爪等がキャリー籠60の外部に突出して、作業者を傷つけるのを防止できる板状の部材を用いることができる。
図3および図4に示すように、キャリー籠本体61の開口部611前面、すなわち、キャリー前扉62の前方には、キャリー籠60を捕獲籠10に連結するキャリー側の連結手段として、スライド板66が左右外側に突出して設けられている。
従って、図4および図5に示すように、キャリー籠60を捕獲籠10に連結する際には、キャリー籠60を捕獲籠10のガイドレール29の上方に持ち上げ、キャリー籠60のスライド板66をガイドレール29に挿入する。そして、スライド板66をガイドレール29に沿って下降させて、キャリー籠60を捕獲籠10に連結する。
なお、キャリー籠60を捕獲籠10から分離する場合には、取っ手63を持って引き上げる。
次に、捕獲籠10によりアライグマ等の捕獲獣11を捕獲する動作について説明する。
図1および図2に示すように、捕獲籠10の後扉40を籠本体20のガイド部材28に沿って下降させて閉じ、エサ籠24にエサ12を入れてエサ台23の所定位置に載置する。
前扉30を上方に回動させて開け、前扉30の支持部材33の横部材332を籠本体20の上面パネル201に当接させ、仕掛け部50の棒部材51を前方へ移動させて、棒部材51により横部材332を押さえる。
これにより、前扉30を開けて、捕獲のための仕掛けが完了する。
侵入口21から捕獲籠10の内部に侵入したアライグマ等の捕獲獣11が奥側に進み、エサ台23のエサ籠24のエサ12を手で引き寄せることにより、エサ籠24が前方へ移動する。これにより、ワイヤロープ52が後方へ引かれ(図2中矢印A参照)、棒部材51が後方へ移動して、前扉30の横部材332から外れて、前扉30が閉じる。
そして、ロック部25のリング式錠26が下降して、前扉30をロックする。これにより、アライグマ等の捕獲獣11は捕獲される。
次に、捕獲籠10で捕獲されたアライグマ等の捕獲獣11を移送する動作について説明する。
まず、前述したようにして、キャリー籠60を捕獲籠10に連結する。これは、捕獲籠10を仕掛ける前に予め連結しておくことも可能であるが捕獲後であってもよい。
図6に示すように、アライグマ等の捕獲獣11が捕獲されたら、捕獲籠10の後扉40およびキャリー籠60のキャリー前扉62を上方へスライドさせて開ける。これにより、捕獲籠10とキャリー籠60が連通する。
次いで、追い込み具70を用いて、捕獲されている捕獲獣11をキャリー籠60に追い込む。この際、追い込み具70は、前扉30の前方から奥側へ挿入して捕獲獣11を奥側、すなわちキャリー籠60に追い込むことができる。
あるいは、複数本の追い込み具70を、籠本体20の側面パネル202、203の開口204から幅方向へ挿入して籠本体20を貫通させて捕獲獣11を追い込むことができる。この場合には、第1の追い込み具70を捕獲獣11の前方に挿入し、第2の追い込み具70を捕獲獣11と挿入されている第1の追い込み具70との間に挿入し、これを順次繰り返すことにより、捕獲獣11を奥側へ追い込む。
そして、捕獲獣11をキャリー籠60に追い込んだら、キャリー前扉62を閉じ、取っ手63を持ってキャリー籠60を持ち上げ、スライド板66をガイドレール29の上方へ抜き取る(図4参照)。
これにより、アライグマ等の捕獲獣11はキャリー籠60に収容されるので、移動可能となる。
以上、説明した本考案に係る第1実施形態の捕獲籠10によれば、アライグマ等の捕獲獣11は、前扉30が開かれた侵入口21から捕獲籠10内部に侵入し、エサ12が入っているエサ籠24に手を伸ばしてエサ12を捕ろうとする。エサ籠24が載置されているエサ台23は、奥行き方向に長く、エサ籠24が前後方向に移動可能なので、奥の方に取り付けられているエサ12を手で引き寄せようとすると、エサ籠24が引き寄せられる。
これにより、仕掛け部50が作動して、前扉30を閉じるので、アライグマのように手でエサを捕りに行く習性を有する動物を捕獲できる。
また、追い込み具70を前扉30の開口204から後方へ挿入することにより、あるいは、側面パネル202、203または上面パネル201の開口204から籠本体20の幅方向へ挿入することにより、捕獲籠10に収容されている捕獲獣11を所望の方向へ追い込むことができる。
また、追い込み具70を2個以上設けているので、側面パネル202、203あるいは上面パネル201の多数の開口204のうちの前側の開口204から順次奥側の開口204に挿入する。この際、前側の開口204に挿入した追い込み具70を引き抜いて、さらに奥側の開口204に挿入する。
これにより、捕獲籠10に収容されている捕獲獣11を、捕獲籠10の奥側へ追い込むことができる。
さらに、籠本体20の後部開口205に設けられたガイドレール29により、捕獲籠10にキャリー籠60を連結することができ、追い込み具70を用いて捕獲獣11をキャリー籠60に収容することができる。
また、以上、説明した本考案に係る第1実施形態のキャリー籠60によれば、スライド板66でキャリー籠60を捕獲籠10の後部開口205に連結し、キャリー籠60のキャリー前扉62を開けて捕獲籠10の捕獲獣11をキャリー籠60へ移動させた後、キャリー籠60を捕獲籠10から切り離して移動する。
これにより、捕獲籠10で捕獲した捕獲獣11をキャリー籠60で容易に移動させることができるとともに、捕獲籠10は移動させないので、捕獲獣11の移動中に別の捕獲籠10を設置する手間および費用を省くことができる。
また、キャリー籠60の開口部611を開閉するキャリー前扉62がスライド式なので、キャリー籠60を捕獲籠10に連結した状態で、容易に開閉することができる。
さらに、キャリー籠本体61の上面612に取っ手63を有するので、キャリー籠60を容易に移動することができる。この際、取っ手63の下方に防護プレート64が設けられているので、取っ手63を握る手を捕獲獣11から保護することができる。
(第2実施形態)
次に、本考案にかかる第2実施形態の捕獲籠について説明する。
なお、前述した第1実施形態に係る捕獲籠10と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図7に示すように、第2実施形態の捕獲籠10Bでは、ワイヤロープ52を上方から覆うカバー体53を、籠本体20の上面パネル201に開閉可能に設けた。
カバー体53は、例えば、溝形鋼あるいは板金加工で断面コ字状に形成されており、後端部531が、上面パネル201の後端部に設けられている軸受け206に軸支されている。
なお、カバー体53は、少なくとも棒部材51との連結部まで設けるようにする。
以上、説明した本考案に係る第2実施形態の捕獲籠10Bによれば、使用時にはカバー体53がワイヤロープ52を覆うので、木の枝やゴミ等からワイヤロープ52を保護して、ワイヤロープ52の正常な動作を確保することができる。
また、カバー体53は開閉可能なので、ワイヤロープ52の点検・補修あるいは交換等を容易に行うことができる。
以上、本考案の好ましい実施例について詳述したが、本考案に係る捕獲籠10は上述した実施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、前述した各実施形態において、捕獲獣11としてアライグマを例示したが、手でエサを捕る習性を有する動物であれば、その他の動物にも適用できる。
10 捕獲籠
11 捕獲獣
205 工具開口(開口)
60 キャリー籠
61 キャリー籠本体
611 開口部(開口)
612 上面
62 キャリー前扉(扉)
63 取っ手
64 防護プレート(防護手段)
66 スライド板(連結手段)

Claims (3)

  1. 捕獲籠に捕獲されている捕獲獣を運搬するためのキャリー籠であって、
    前記捕獲獣を収容するキャリー籠本体と、
    前記キャリー籠本体の開口に設けられ、他の捕獲籠の開口に連結するための連結手段と、
    前記開口を開閉する扉と、を有することを特徴とするキャリー籠。
  2. 前記扉が、スライド式扉であることを特徴とする請求項1に記載のキャリー籠。
  3. 前記キャリー籠本体の上面に取っ手を有し、
    前記キャリー籠本体の上面における前記取っ手の下方に防護手段を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のキャリー籠。
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