JPH10285571A - デジタル放送信号伝送方法及びデジタル放送信号伝送装置 - Google Patents
デジタル放送信号伝送方法及びデジタル放送信号伝送装置Info
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- JPH10285571A JPH10285571A JP9099741A JP9974197A JPH10285571A JP H10285571 A JPH10285571 A JP H10285571A JP 9099741 A JP9099741 A JP 9099741A JP 9974197 A JP9974197 A JP 9974197A JP H10285571 A JPH10285571 A JP H10285571A
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- digital
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- signals
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のデジタル放送信号の複数のチャンネル
から、デジタル信号のまま必要なチャンネルのデジタル
信号を選択でき、デジタル放送信号の方式が異なっても
CATVの受信側では1つの受信装置ですべてのチャン
ネルを受信することができるデジタル放送信号伝送装置
を得ることを目的とする。 【解決手段】 受信手段10と、復調手段11と、複数
のデジタル放送信号を複数チャンネルのデジタル信号に
分離するチャンネル分離手段12と、複数チャンネルの
デジタル信号から、あらかじめ設定されたチャンネル数
のデジタル信号を選択し、CATVのチャンネル構成に
変換するチャンネル選択手段13と、複数チャンネルの
デジタル信号の形式を同一形式に変換する形式変換手段
14と、変調手段15と、伝送手段16とを備えるもの
である。
から、デジタル信号のまま必要なチャンネルのデジタル
信号を選択でき、デジタル放送信号の方式が異なっても
CATVの受信側では1つの受信装置ですべてのチャン
ネルを受信することができるデジタル放送信号伝送装置
を得ることを目的とする。 【解決手段】 受信手段10と、復調手段11と、複数
のデジタル放送信号を複数チャンネルのデジタル信号に
分離するチャンネル分離手段12と、複数チャンネルの
デジタル信号から、あらかじめ設定されたチャンネル数
のデジタル信号を選択し、CATVのチャンネル構成に
変換するチャンネル選択手段13と、複数チャンネルの
デジタル信号の形式を同一形式に変換する形式変換手段
14と、変調手段15と、伝送手段16とを備えるもの
である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばデジタル放
送信号を受信してCATV(Cable Television)回線な
どに伝送するデジタル放送信号伝送方法及びデジタル放
送信号伝送装置に関するものである。
送信号を受信してCATV(Cable Television)回線な
どに伝送するデジタル放送信号伝送方法及びデジタル放
送信号伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、衛星等を使用したデジタル放送が
開始されてきており、そのチャンネル数も1放送事業者
当たり100チャンネル以上となっており、受信できる
チャンネル数の総数は350チャンネル以上になりつつ
ある。また、CATVも光ファイバケーブル等を利用し
たデジタル伝送も開始されており、そのチャンネル数は
150チャンネル程度になっている。
開始されてきており、そのチャンネル数も1放送事業者
当たり100チャンネル以上となっており、受信できる
チャンネル数の総数は350チャンネル以上になりつつ
ある。また、CATVも光ファイバケーブル等を利用し
たデジタル伝送も開始されており、そのチャンネル数は
150チャンネル程度になっている。
【0003】また、デジタル放送では、MPEG(Movi
ng Pictures Experts Group )システムというシステム
を使用して、放送信号の圧縮及び多重を行うようになっ
ている。
ng Pictures Experts Group )システムというシステム
を使用して、放送信号の圧縮及び多重を行うようになっ
ている。
【0004】このMPEGシステムは、送信側では、放
送する1チャンネルの信号をMPEGエンコードし、さ
らに、MPEGエンコードされた複数のデジタル信号
(例えば、4チャンネル分のデジタル信号)を1つのス
トリーム(データ列)に多重化し変調して送信し、受信
側では、多重化されたデジタル信号を受信し、受信した
デジタル信号から、目的のチャンネルのデジタル信号を
分離し、そのチャンネルのデジタル信号をMPEGデコ
ードしてデジタル放送を見るものである。
送する1チャンネルの信号をMPEGエンコードし、さ
らに、MPEGエンコードされた複数のデジタル信号
(例えば、4チャンネル分のデジタル信号)を1つのス
トリーム(データ列)に多重化し変調して送信し、受信
側では、多重化されたデジタル信号を受信し、受信した
デジタル信号から、目的のチャンネルのデジタル信号を
分離し、そのチャンネルのデジタル信号をMPEGデコ
ードしてデジタル放送を見るものである。
【0005】また、デジタル放送における誤り訂正符号
の方式や冗長度、スクランブル方式及びデジタル信号の
方式等は、使用される衛星や放送開始時期の技術開発状
況、及び放送事業者の事情によって異なる場合がありこ
れらの異なる方式間での互換性はなく、同一の受信装置
では受信できないものとなっている。
の方式や冗長度、スクランブル方式及びデジタル信号の
方式等は、使用される衛星や放送開始時期の技術開発状
況、及び放送事業者の事情によって異なる場合がありこ
れらの異なる方式間での互換性はなく、同一の受信装置
では受信できないものとなっている。
【0006】ここで、従来のデジタル放送信号伝送装置
について説明する。図3は、従来のデジタル放送信号伝
送装置の構成を示すブロック図である。図において、6
0は受信部であり、受信部60はチューナ61、復調部
62、誤訂正部63、デスクランブラ64、デマルチプ
レクサ65、MPEGデコーダ及びNTSC/PALエ
ンコーダ67から構成されている。70は送信部であ
り、送信部70は複数のMPEGエンコーダ71、マル
チプレクサ72、スクランブラ73、誤訂正符号追加部
75及び変調部76から構成されている。
について説明する。図3は、従来のデジタル放送信号伝
送装置の構成を示すブロック図である。図において、6
0は受信部であり、受信部60はチューナ61、復調部
62、誤訂正部63、デスクランブラ64、デマルチプ
レクサ65、MPEGデコーダ及びNTSC/PALエ
ンコーダ67から構成されている。70は送信部であ
り、送信部70は複数のMPEGエンコーダ71、マル
チプレクサ72、スクランブラ73、誤訂正符号追加部
75及び変調部76から構成されている。
【0007】次に、従来例の動作について説明する。ま
ず、通信衛星などから送信されたデジタル放送信号を、
チューナ61で受信し、チューナ61で受信したデジタ
ル放送信号を復調部62で復調し、誤訂正部63で誤り
訂正の処理を行う。そして、デジタル放送信号にスクラ
ンブルがかけられている場合には、デスクランブラ64
でそのスクランブルを解除し、MPEGシステムで多重
されている信号をデマルチプレクサ65で分離し、必要
なチャンネルのデジタル信号をMPEGデコーダ66で
デコードし、NTSC/PALエンコーダ67でアナロ
グの放送信号に変換する。
ず、通信衛星などから送信されたデジタル放送信号を、
チューナ61で受信し、チューナ61で受信したデジタ
ル放送信号を復調部62で復調し、誤訂正部63で誤り
訂正の処理を行う。そして、デジタル放送信号にスクラ
ンブルがかけられている場合には、デスクランブラ64
でそのスクランブルを解除し、MPEGシステムで多重
されている信号をデマルチプレクサ65で分離し、必要
なチャンネルのデジタル信号をMPEGデコーダ66で
デコードし、NTSC/PALエンコーダ67でアナロ
グの放送信号に変換する。
【0008】ここで、受信部60は複数設置されてお
り、受信部60で、アナログの放送信号に変換された放
送信号を、CATVのチャンネル数に合うように選択す
るようになっている。そして、複数の受信部60で選択
された複数チャンネルのアナログ放送信号はMPEGエ
ンコーダ71によりエンコードされ、複数のMPEGエ
ンコードされたデジタル信号はマルチプレクサ72で多
重化され、スクランブラ73でスクランブルをかけるも
のについてはスクランブルをかけ、誤訂正符号追加部7
5で誤り訂正符号を追加して、CATVで使用される方
式で変調して送信機へ出力し、送信機からCATV回線
に変調された信号が伝送される。
り、受信部60で、アナログの放送信号に変換された放
送信号を、CATVのチャンネル数に合うように選択す
るようになっている。そして、複数の受信部60で選択
された複数チャンネルのアナログ放送信号はMPEGエ
ンコーダ71によりエンコードされ、複数のMPEGエ
ンコードされたデジタル信号はマルチプレクサ72で多
重化され、スクランブラ73でスクランブルをかけるも
のについてはスクランブルをかけ、誤訂正符号追加部7
5で誤り訂正符号を追加して、CATVで使用される方
式で変調して送信機へ出力し、送信機からCATV回線
に変調された信号が伝送される。
【0009】そして、複数の送信部70からの信号は送
信機からCATV回線に伝送されてCATVの受信者
は、CATVに受信装置により各チャンネルの放送を見
るようになっている。
信機からCATV回線に伝送されてCATVの受信者
は、CATVに受信装置により各チャンネルの放送を見
るようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のデジタル放送信号伝送装置では、デジタル
放送信号を一度アナログ放送信号に変換した後、必要な
チャンネルの放送信号を選択して、再度デジタル信号に
変換してCATV回線に伝送するようになっており、画
質が劣化しやすく、また、良好な画質を保持するために
は設備やそのメンテナンスにコストがかかりすぎるとい
う問題点があった。
ような従来のデジタル放送信号伝送装置では、デジタル
放送信号を一度アナログ放送信号に変換した後、必要な
チャンネルの放送信号を選択して、再度デジタル信号に
変換してCATV回線に伝送するようになっており、画
質が劣化しやすく、また、良好な画質を保持するために
は設備やそのメンテナンスにコストがかかりすぎるとい
う問題点があった。
【0011】そこで、従来では、デジタル放送信号をデ
ジタル信号のままCATV回線に伝送するものとして、
図4に示すようなものが提案されていた。図4は、従来
のデジタル放送信号伝送装置の構成を示すブロック図で
ある。図において、80はデジタル放送信号の1送信周
波数を受信するチューナ、81はチューナ80で受信さ
れた複数の信号を復調する復調部、82は誤り訂正を行
う誤訂正部、83はデジタル放送信号のスクランブルを
解除するデスクランブラである。
ジタル信号のままCATV回線に伝送するものとして、
図4に示すようなものが提案されていた。図4は、従来
のデジタル放送信号伝送装置の構成を示すブロック図で
ある。図において、80はデジタル放送信号の1送信周
波数を受信するチューナ、81はチューナ80で受信さ
れた複数の信号を復調する復調部、82は誤り訂正を行
う誤訂正部、83はデジタル放送信号のスクランブルを
解除するデスクランブラである。
【0012】ここで、デスクランブラ83から出力され
ている信号は、デジタル放送信号の1送信周波数内に多
重化されている複数チャンネル(例えば、4チャンネ
ル)分のデジタル信号である。84はスクランブルをか
けるスクランブラ、85は誤り訂正符号を追加する誤訂
正符号追加部、86はCATVで使用される方式で変調
する変調部である。また、そして、チューナ80、復調
部81、誤訂正部82、デスクランブラ83、スクラン
ブラ84、誤訂正符号追加部85及び変調部86をデジ
タル放送の全送信周波数分用意し、デジタル放送信号の
すべてをCATV回線に伝送するようになっている。
ている信号は、デジタル放送信号の1送信周波数内に多
重化されている複数チャンネル(例えば、4チャンネ
ル)分のデジタル信号である。84はスクランブルをか
けるスクランブラ、85は誤り訂正符号を追加する誤訂
正符号追加部、86はCATVで使用される方式で変調
する変調部である。また、そして、チューナ80、復調
部81、誤訂正部82、デスクランブラ83、スクラン
ブラ84、誤訂正符号追加部85及び変調部86をデジ
タル放送の全送信周波数分用意し、デジタル放送信号の
すべてをCATV回線に伝送するようになっている。
【0013】この従来のデジタル放送信号伝送装置で
は、デジタル放送信号すべてをCATV回線に伝送する
ようになっているため、CATVに伝送しなくても良い
チャンネルの信号までをCATV回線に伝送してしま
い、また、チャンネルと周波数の対応は、衛星側の送信
機の故障などのために変更されることがあり、この場合
CATV側のチャンネルも変わってしまうという問題点
があった。さらに、異なる方式(例えば、使用される衛
星や放送開始時期の技術開発状況、及び放送事業者の事
情によって異なる誤り訂正符号の方式や冗長度、スクラ
ンブル方式及びデジタル信号の方式等)のデジタル放送
の信号をそのまま、CATV回線に伝送した場合、受信
側では複数の受信装置が必要になるという問題点があっ
た。
は、デジタル放送信号すべてをCATV回線に伝送する
ようになっているため、CATVに伝送しなくても良い
チャンネルの信号までをCATV回線に伝送してしま
い、また、チャンネルと周波数の対応は、衛星側の送信
機の故障などのために変更されることがあり、この場合
CATV側のチャンネルも変わってしまうという問題点
があった。さらに、異なる方式(例えば、使用される衛
星や放送開始時期の技術開発状況、及び放送事業者の事
情によって異なる誤り訂正符号の方式や冗長度、スクラ
ンブル方式及びデジタル信号の方式等)のデジタル放送
の信号をそのまま、CATV回線に伝送した場合、受信
側では複数の受信装置が必要になるという問題点があっ
た。
【0014】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、複数のデジタル放送信号を受
信し、デジタル信号のまま必要なチャンネルのデジタル
信号を選択でき、方式の異なるデジタル放送信号のCA
TV回線への伝送であっても、CATVの受信側では1
つの受信装置ですべてのチャンネルを受信することがで
きるデジタル放送信号伝送方法及びデジタル放送信号伝
送装置を得ることを目的とする。
めになされたものであり、複数のデジタル放送信号を受
信し、デジタル信号のまま必要なチャンネルのデジタル
信号を選択でき、方式の異なるデジタル放送信号のCA
TV回線への伝送であっても、CATVの受信側では1
つの受信装置ですべてのチャンネルを受信することがで
きるデジタル放送信号伝送方法及びデジタル放送信号伝
送装置を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るデジタ
ル放送信号伝送方法は、1つの送信周波数内に複数チャ
ンネルのデジタル信号を有するデジタル放送信号を複数
受信し、そのデジタル信号をCATV伝送路へ伝送する
デジタル放送信号伝送方法において、受信した複数のデ
ジタル放送信号をそれぞれ復調して、それぞれ複数のチ
ャンネルのデジタル信号に分離し、分離されたそれぞれ
の複数チャンネルのデジタル信号から、あらかじめ設定
されたチャンネル数のデジタル信号を選択し、選択した
チャンネルのデジタル信号の形式を同一形式に変換して
CATVのチャンネル構成に変換し、変換された複数チ
ャンネルのデジタル信号をあらかじめ設定された複数チ
ャンネルごとに変調し、変調された複数のデジタル信号
をそれぞれCATV回線へ伝送するものである。
ル放送信号伝送方法は、1つの送信周波数内に複数チャ
ンネルのデジタル信号を有するデジタル放送信号を複数
受信し、そのデジタル信号をCATV伝送路へ伝送する
デジタル放送信号伝送方法において、受信した複数のデ
ジタル放送信号をそれぞれ復調して、それぞれ複数のチ
ャンネルのデジタル信号に分離し、分離されたそれぞれ
の複数チャンネルのデジタル信号から、あらかじめ設定
されたチャンネル数のデジタル信号を選択し、選択した
チャンネルのデジタル信号の形式を同一形式に変換して
CATVのチャンネル構成に変換し、変換された複数チ
ャンネルのデジタル信号をあらかじめ設定された複数チ
ャンネルごとに変調し、変調された複数のデジタル信号
をそれぞれCATV回線へ伝送するものである。
【0016】第2の発明に係るデジタル放送信号伝送方
法は、第1の発明において、受信した複数のデジタル放
送信号にスクランブルがかけられているとき、そのデジ
タル放送信号を復調した後、かけられているスクランブ
ルを解除し、CATV側の変調を行う前に、変調される
デジタル信号に対して再度CATV側のスクランブルを
かけるものである。第3の発明に係るデジタル放送信号
伝送方法は、第1又は第2の発明において、受信した複
数のデジタル放送信号に含まれるデジタル放送に関する
番組情報及びチャンネル−周波数情報に基づいて、デジ
タル放送信号を受信する周波数及びCATVデジタル放
送信号のチャンネルとCATVのチャンネルとの対応関
係を変更するものである。
法は、第1の発明において、受信した複数のデジタル放
送信号にスクランブルがかけられているとき、そのデジ
タル放送信号を復調した後、かけられているスクランブ
ルを解除し、CATV側の変調を行う前に、変調される
デジタル信号に対して再度CATV側のスクランブルを
かけるものである。第3の発明に係るデジタル放送信号
伝送方法は、第1又は第2の発明において、受信した複
数のデジタル放送信号に含まれるデジタル放送に関する
番組情報及びチャンネル−周波数情報に基づいて、デジ
タル放送信号を受信する周波数及びCATVデジタル放
送信号のチャンネルとCATVのチャンネルとの対応関
係を変更するものである。
【0017】第4の発明に係るデジタル放送信号伝送方
法は、第1、第2又は第3の発明において、CATV回
線伝送する複数チャンネルのデジタル信号に、番組情報
及び課金情報のデータを多重化し、複数チャンネルのデ
ジタル信号と共に番組情報及び課金情報をCATV回線
に伝送するものである。
法は、第1、第2又は第3の発明において、CATV回
線伝送する複数チャンネルのデジタル信号に、番組情報
及び課金情報のデータを多重化し、複数チャンネルのデ
ジタル信号と共に番組情報及び課金情報をCATV回線
に伝送するものである。
【0018】第5の発明に係るデジタル放送信号伝送装
置は、1つの送信周波数内に複数チャンネルのデジタル
信号を有するデジタル放送信号を複数受信し、そのデジ
タル信号をCATV伝送路へ伝送するデジタル放送信号
伝送装置において、複数のデジタル放送信号を受信する
受信手段と、受信手段で受信した複数のデジタル放送信
号をそれぞれ復調する復調手段と、復調手段で復調され
た複数のデジタル放送信号のそれぞれを、複数チャンネ
ルのデジタル信号に分離するチャンネル分離手段と、チ
ャンネル分離手段で分離されたそれぞれの複数チャンネ
ルのデジタル信号から、あらかじめ設定されたチャンネ
ル数のデジタル信号を選択し、CATVのチャンネル構
成に変換するチャンネル選択手段と、チャンネル選択手
段で選択されたチャンネルのデジタル信号の形式を同一
形式に変換する形式変換手段と、形式変換手段で同一形
式に変換された複数チャンネルのデジタル信号をあらか
じめ設定された複数チャンネルごとに多重化して変調す
る変調手段と、変調手段により変調された複数のデジタ
ル信号をそれぞれCATV回線へ伝送する送信手段とを
備えるものである。
置は、1つの送信周波数内に複数チャンネルのデジタル
信号を有するデジタル放送信号を複数受信し、そのデジ
タル信号をCATV伝送路へ伝送するデジタル放送信号
伝送装置において、複数のデジタル放送信号を受信する
受信手段と、受信手段で受信した複数のデジタル放送信
号をそれぞれ復調する復調手段と、復調手段で復調され
た複数のデジタル放送信号のそれぞれを、複数チャンネ
ルのデジタル信号に分離するチャンネル分離手段と、チ
ャンネル分離手段で分離されたそれぞれの複数チャンネ
ルのデジタル信号から、あらかじめ設定されたチャンネ
ル数のデジタル信号を選択し、CATVのチャンネル構
成に変換するチャンネル選択手段と、チャンネル選択手
段で選択されたチャンネルのデジタル信号の形式を同一
形式に変換する形式変換手段と、形式変換手段で同一形
式に変換された複数チャンネルのデジタル信号をあらか
じめ設定された複数チャンネルごとに多重化して変調す
る変調手段と、変調手段により変調された複数のデジタ
ル信号をそれぞれCATV回線へ伝送する送信手段とを
備えるものである。
【0019】第6の発明に係るデジタル放送信号伝送装
置は、第5の発明において、CATV側の番組情報及び
課金情報を符号化する番組情報・課金情報符号化手段を
備え、変調手段は、複数チャンネルのデジタル信号を多
重化する際、複数チャンネルのデジタル信号と共に、番
組情報及び課金情報の符号化データを多重化するもので
ある。
置は、第5の発明において、CATV側の番組情報及び
課金情報を符号化する番組情報・課金情報符号化手段を
備え、変調手段は、複数チャンネルのデジタル信号を多
重化する際、複数チャンネルのデジタル信号と共に、番
組情報及び課金情報の符号化データを多重化するもので
ある。
【0020】第7の発明に係るデジタル放送信号伝送装
置は、1つの送信周波数内に複数チャンネルのデジタル
信号を有するデジタル放送信号を複数受信し、そのデジ
タル信号をCATV伝送路へ伝送するデジタル放送信号
伝送装置において、複数のデジタル放送信号を受信する
受信手段と、受信手段で受信した複数のデジタル放送信
号をそれぞれ復調する復調手段と、復調手段で復調され
た複数のデジタル放送信号のそれぞれにかけられている
スクランブルを解除するスクランブル解除手段と、スク
ランブル解除手段でスクランブルが解除された複数のデ
ジタル放送信号のそれぞれを、複数チャンネルのデジタ
ル信号に分離するチャンネル分離手段と、チャンネル分
離手段で分離されたそれぞれの複数チャンネルのデジタ
ル信号から、あらかじめ設定されたチャンネル数のデジ
タル信号を選択し、選択したデジタル信号の形式を同一
形式に変換する形式変換・チャンネル選択手段と、形式
変換・チャンネル選択手段で選択されたチャンネルのデ
ジタル信号をCATVのチャンネル構成に変換するチャ
ンネル交換手段と、チャンネル交換手段でCATVのチ
ャンネル構成に変換された複数のデジタル信号を、あら
かじめ設定された複数チャンネルごとに多重化する多重
化手段と、多重化手段で多重化された複数チャンネルの
それぞれのデジタル信号に対してスクランブルをかける
スクランブル設定手段と、スクランブル設定手段でスク
ランブルがかけられた複数のデジタル信号を変調する変
調手段と、変調手段により変調された複数のデジタル信
号をそれぞれCATV回線へ伝送する送信手段とを備え
るものである。
置は、1つの送信周波数内に複数チャンネルのデジタル
信号を有するデジタル放送信号を複数受信し、そのデジ
タル信号をCATV伝送路へ伝送するデジタル放送信号
伝送装置において、複数のデジタル放送信号を受信する
受信手段と、受信手段で受信した複数のデジタル放送信
号をそれぞれ復調する復調手段と、復調手段で復調され
た複数のデジタル放送信号のそれぞれにかけられている
スクランブルを解除するスクランブル解除手段と、スク
ランブル解除手段でスクランブルが解除された複数のデ
ジタル放送信号のそれぞれを、複数チャンネルのデジタ
ル信号に分離するチャンネル分離手段と、チャンネル分
離手段で分離されたそれぞれの複数チャンネルのデジタ
ル信号から、あらかじめ設定されたチャンネル数のデジ
タル信号を選択し、選択したデジタル信号の形式を同一
形式に変換する形式変換・チャンネル選択手段と、形式
変換・チャンネル選択手段で選択されたチャンネルのデ
ジタル信号をCATVのチャンネル構成に変換するチャ
ンネル交換手段と、チャンネル交換手段でCATVのチ
ャンネル構成に変換された複数のデジタル信号を、あら
かじめ設定された複数チャンネルごとに多重化する多重
化手段と、多重化手段で多重化された複数チャンネルの
それぞれのデジタル信号に対してスクランブルをかける
スクランブル設定手段と、スクランブル設定手段でスク
ランブルがかけられた複数のデジタル信号を変調する変
調手段と、変調手段により変調された複数のデジタル信
号をそれぞれCATV回線へ伝送する送信手段とを備え
るものである。
【0021】第8の発明に係るデジタル放送信号伝送装
置は、第7の発明において、CATV側の番組情報及び
課金情報を符号化する番組情報・課金情報符号化手段を
備え、多重化手段は、複数チャンネルのデジタル信号を
多重化する際、複数チャンネルのデジタル信号と共に、
番組情報及び課金情報の符号化データを多重化するもの
である。
置は、第7の発明において、CATV側の番組情報及び
課金情報を符号化する番組情報・課金情報符号化手段を
備え、多重化手段は、複数チャンネルのデジタル信号を
多重化する際、複数チャンネルのデジタル信号と共に、
番組情報及び課金情報の符号化データを多重化するもの
である。
【0022】第9の発明に係るデジタル放送信号伝送装
置は、第5、第6、第7又は第8の発明において、受信
手段で受信した複数のデジタル放送信号に含まれるデジ
タル放送に関する番組情報及びチャンネル−周波数情報
に基づいて、受信手段によるデジタル放送信号の受信周
波数及びチャンネル選択手段によるCATVデジタル放
送信号のチャンネルとCATVのチャンネルとの対応関
係を変更する制御手段を備えるものである。
置は、第5、第6、第7又は第8の発明において、受信
手段で受信した複数のデジタル放送信号に含まれるデジ
タル放送に関する番組情報及びチャンネル−周波数情報
に基づいて、受信手段によるデジタル放送信号の受信周
波数及びチャンネル選択手段によるCATVデジタル放
送信号のチャンネルとCATVのチャンネルとの対応関
係を変更する制御手段を備えるものである。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
るデジタル放送信号伝送装置の構成を示すブロック図で
ある。図において、10は複数のデジタル放送信号を受
信する受信手段、11は受信手段で受信したデジタル放
送信号をそれぞれ復調する復調手段、12は復調手段1
1で復調された複数チャンネルのデジタル信号からCA
TV側で使用するチャンネルを選択するチャンネル選択
手段、13はチャンネル選択手段12で選択された複数
チャンネルのデジタル信号の形式をCATV側で使用さ
れる形式に変換する信号形式変換手段、14は信号形式
変換手段13で同一の形式に変換された複数チャンネル
のデジタル信号をCATVで使用される変調方式で変調
する変調手段、15は変調手段14で変調された信号を
CATV回線に伝送する伝送手段である。
るデジタル放送信号伝送装置の構成を示すブロック図で
ある。図において、10は複数のデジタル放送信号を受
信する受信手段、11は受信手段で受信したデジタル放
送信号をそれぞれ復調する復調手段、12は復調手段1
1で復調された複数チャンネルのデジタル信号からCA
TV側で使用するチャンネルを選択するチャンネル選択
手段、13はチャンネル選択手段12で選択された複数
チャンネルのデジタル信号の形式をCATV側で使用さ
れる形式に変換する信号形式変換手段、14は信号形式
変換手段13で同一の形式に変換された複数チャンネル
のデジタル信号をCATVで使用される変調方式で変調
する変調手段、15は変調手段14で変調された信号を
CATV回線に伝送する伝送手段である。
【0024】次に、この実施の形態の動作について説明
する。まず、受信手段10により、複数の通信衛星など
から送信されたデジタル放送信号を受信する。この受信
手段10で受信するデジタル放送信号は複数の異なった
形式(例えば、使用される衛星や放送開始時期の技術開
発状況、及び放送事業者の事情によって異なる誤り訂正
符号の方式や冗長度、スクランブル方式及びデジタル信
号の方式等)ものが含まれるものである。
する。まず、受信手段10により、複数の通信衛星など
から送信されたデジタル放送信号を受信する。この受信
手段10で受信するデジタル放送信号は複数の異なった
形式(例えば、使用される衛星や放送開始時期の技術開
発状況、及び放送事業者の事情によって異なる誤り訂正
符号の方式や冗長度、スクランブル方式及びデジタル信
号の方式等)ものが含まれるものである。
【0025】そして、受信手段10により受信された複
数のデジタル放送信号は、それぞれ、復調手段11によ
り復調されて複数チャンネル(例えば、350チャンネ
ル)のデジタル信号が生成される。そして、チャンネル
選択手段12により、変調手段11により生成された複
数チャンネルのデジタル信号からCATV回線に伝送す
るチャンネルのデジタル信号を選択する。また、ここ
で、選択したチャンネルのデジタル信号をCATV側の
チャンネルに対応させるようになっている。
数のデジタル放送信号は、それぞれ、復調手段11によ
り復調されて複数チャンネル(例えば、350チャンネ
ル)のデジタル信号が生成される。そして、チャンネル
選択手段12により、変調手段11により生成された複
数チャンネルのデジタル信号からCATV回線に伝送す
るチャンネルのデジタル信号を選択する。また、ここ
で、選択したチャンネルのデジタル信号をCATV側の
チャンネルに対応させるようになっている。
【0026】そして、選択されたチャンネルのデジタル
信号の形式を、信号形式変換手段13によりCATV側
で使用される形式に変換して同一の形式のデジタル信号
とする。そして、変調手段14により、信号形式変換手
段13により同一の形式に変換された複数チャンネルの
デジタル信号をCATVで使用される変調方式で変調
し、その変調された信号を、伝送手段15によりCAT
V回線に伝送する。
信号の形式を、信号形式変換手段13によりCATV側
で使用される形式に変換して同一の形式のデジタル信号
とする。そして、変調手段14により、信号形式変換手
段13により同一の形式に変換された複数チャンネルの
デジタル信号をCATVで使用される変調方式で変調
し、その変調された信号を、伝送手段15によりCAT
V回線に伝送する。
【0027】なお、通信衛星などから送信されるデジタ
ル放送のチャンネルと周波数の対応が変更された場合に
は、受信手段10ではデジタル放送信号と共に送信され
る番組情報、チャンネル−周波数情報などの情報も受信
しており、その情報に基づいて、受信する周波数とその
チャンネルとの関係を変更するようになっており、さら
に、チャンネル選択手段12では、通信衛星などからの
デジタル放送のチャンネル構成が変更になっても、CA
TV側のチャンネル構成に変化がないようにCATV側
のチャンネルの対応を変化させるようになっている。
ル放送のチャンネルと周波数の対応が変更された場合に
は、受信手段10ではデジタル放送信号と共に送信され
る番組情報、チャンネル−周波数情報などの情報も受信
しており、その情報に基づいて、受信する周波数とその
チャンネルとの関係を変更するようになっており、さら
に、チャンネル選択手段12では、通信衛星などからの
デジタル放送のチャンネル構成が変更になっても、CA
TV側のチャンネル構成に変化がないようにCATV側
のチャンネルの対応を変化させるようになっている。
【0028】次に、この実施の形態の具体的な構成例に
ついて説明する。図2は、この実施の形態のデジタル放
送信号伝送装置の一構成例を示すブロック図である。図
において、20は受信部であり、受信部20はチューナ
21、復調部22、誤訂正部23、スクランブル解除手
段であるデスクランブラ24、チャンネル分離部25及
び形式変換・チャンネル選択部26から構成されてい
る。
ついて説明する。図2は、この実施の形態のデジタル放
送信号伝送装置の一構成例を示すブロック図である。図
において、20は受信部であり、受信部20はチューナ
21、復調部22、誤訂正部23、スクランブル解除手
段であるデスクランブラ24、チャンネル分離部25及
び形式変換・チャンネル選択部26から構成されてい
る。
【0029】30はデジタル放送のチャンネルをCAT
Vのチャンネル構成に割り当てるチャンネル交換部であ
り、チャンネル交換部30はバス配線、マトリクススイ
ッチ又はポイント・ツー・ポイントの伝送手段によりチ
ャンネル交換を行うようになっている。40は送信部で
あり、送信部40はマルチプレクサ41、スクランブル
設定手段であるスクランブラ42、誤訂正符号追加部4
3及び変調部44から構成されている。
Vのチャンネル構成に割り当てるチャンネル交換部であ
り、チャンネル交換部30はバス配線、マトリクススイ
ッチ又はポイント・ツー・ポイントの伝送手段によりチ
ャンネル交換を行うようになっている。40は送信部で
あり、送信部40はマルチプレクサ41、スクランブル
設定手段であるスクランブラ42、誤訂正符号追加部4
3及び変調部44から構成されている。
【0030】50は受信部20での受信周波数・チャン
ネルと送信部40での送信周波数・チャンネルの制御等
を行い、デジタル放送信号伝送装置全体の制御を行う制
御部であり、制御部50は、ICカード及び操作パネル
などによりデジタル放送信号伝送装置の各種設定を行う
設定部51、番組情報・課金情報等の符号化部52を有
している。
ネルと送信部40での送信周波数・チャンネルの制御等
を行い、デジタル放送信号伝送装置全体の制御を行う制
御部であり、制御部50は、ICカード及び操作パネル
などによりデジタル放送信号伝送装置の各種設定を行う
設定部51、番組情報・課金情報等の符号化部52を有
している。
【0031】ここで、受信部20は方式の異なるデジタ
ル放送を受信するために複数設けられ、それぞれの受信
部20では、方式の同じデジタル放送を受信するように
なっている。また、受信部20のチューナ21は複数の
周波数のデジタル放送信号を受信できるものであり、受
信部20の復調部22、誤訂正部23、デスクランブラ
24及びチャンネル分離部25はチューナ21で受信さ
れた複数のデジタル放送信号をそれぞれ独立して処理で
きるようになっている。
ル放送を受信するために複数設けられ、それぞれの受信
部20では、方式の同じデジタル放送を受信するように
なっている。また、受信部20のチューナ21は複数の
周波数のデジタル放送信号を受信できるものであり、受
信部20の復調部22、誤訂正部23、デスクランブラ
24及びチャンネル分離部25はチューナ21で受信さ
れた複数のデジタル放送信号をそれぞれ独立して処理で
きるようになっている。
【0032】次に、図2に示すデジタル放送信号伝送装
置の動作について説明する。まず、通信衛星などから送
信された複数のデジタル放送信号を、チューナ21で受
信し、チューナ21で受信した複数のデジタル放送信号
をそれぞれ復調部22で復調し、誤訂正部23で誤り訂
正の処理を行う。そして、デジタル放送信号にスクラン
ブルがかけられている場合には、デスクランブラ24で
そのスクランブルを解除する。
置の動作について説明する。まず、通信衛星などから送
信された複数のデジタル放送信号を、チューナ21で受
信し、チューナ21で受信した複数のデジタル放送信号
をそれぞれ復調部22で復調し、誤訂正部23で誤り訂
正の処理を行う。そして、デジタル放送信号にスクラン
ブルがかけられている場合には、デスクランブラ24で
そのスクランブルを解除する。
【0033】そして、チャンネル分離部25により、デ
スクランブラ24から出力された複数のデジタル信号の
それぞれに多重化された複数のチャンネルを分離し、こ
のチャンネル分離部25からは、形式の同じデジタル放
送の全チャンネル分のデジタル信号が出力されることに
なる。そして、形式変換・チャンネル選択部26によ
り、制御部50によって設定されたCATVに伝送する
チャンネルを複数選択し、選択したデジタル信号の形式
をCATV側で使用される形式に変換してチャンネル交
換部30へ出力する。
スクランブラ24から出力された複数のデジタル信号の
それぞれに多重化された複数のチャンネルを分離し、こ
のチャンネル分離部25からは、形式の同じデジタル放
送の全チャンネル分のデジタル信号が出力されることに
なる。そして、形式変換・チャンネル選択部26によ
り、制御部50によって設定されたCATVに伝送する
チャンネルを複数選択し、選択したデジタル信号の形式
をCATV側で使用される形式に変換してチャンネル交
換部30へ出力する。
【0034】そして、チャンネル交換部30により、複
数の受信部20から出力された形式が同一の複数チャン
ネルのデジタル信号をCATVのチャンネル構成に変換
する。そしてチャンネル交換部30から出力される複数
チャンネルのデジタル信号は、あらかじめ設定されたチ
ャンネルごとに(例えば、4チャンネル分のデジタル信
号)、送信部40のマルチプレクサ41で多重化され
る。また、このとき、制御部50の番組情報・課金情報
等の符号化部52により符号化された番組情報や課金情
報等の情報も同時に多重化される。
数の受信部20から出力された形式が同一の複数チャン
ネルのデジタル信号をCATVのチャンネル構成に変換
する。そしてチャンネル交換部30から出力される複数
チャンネルのデジタル信号は、あらかじめ設定されたチ
ャンネルごとに(例えば、4チャンネル分のデジタル信
号)、送信部40のマルチプレクサ41で多重化され
る。また、このとき、制御部50の番組情報・課金情報
等の符号化部52により符号化された番組情報や課金情
報等の情報も同時に多重化される。
【0035】そして、マルチプレクサ41により多重化
されたデジタル信号は、スクランブラ42でスクランブ
ルをかけるものについてはスクランブルがかけられ誤訂
正符号追加部43により誤り訂正のための符号が追加さ
れ、変調部44により、CATVで使用される方式で変
調して送信機へ出力し、送信機からCATV回線に変調
された信号がある送信周波数で伝送される。
されたデジタル信号は、スクランブラ42でスクランブ
ルをかけるものについてはスクランブルがかけられ誤訂
正符号追加部43により誤り訂正のための符号が追加さ
れ、変調部44により、CATVで使用される方式で変
調して送信機へ出力し、送信機からCATV回線に変調
された信号がある送信周波数で伝送される。
【0036】この実施の形態では、受信した複数のデジ
タル放送信号をそれぞれ復調して、それぞれ複数のチャ
ンネルのデジタル信号に分離し、分離されたそれぞれの
複数チャンネルのデジタル信号から、あらかじめ設定さ
れたチャンネル数のデジタル信号を選択し、選択したチ
ャンネルのデジタル信号の形式を同一形式に変換してC
ATVのチャンネル構成に変換し、変換された複数チャ
ンネルのデジタル信号をあらかじめ設定された複数チャ
ンネルごとに変調し、変調された複数のデジタル信号を
それぞれCATV回線へ伝送するようにしたので、通信
衛星等からのデジタル放送の複数のチャンネルからCA
TV回線に伝送するチャンネルを選択することができ、
また、デジタル放送の形式が異なっていても、同一形式
によりCATV回線へ伝送するので、CATVの受信側
の装置を1つにすることができ、また、デジタル放送信
号のデジタル信号を、デジタル信号のままCATV回線
へ伝送するので、画質の劣化を防ぐことが可能となる。
タル放送信号をそれぞれ復調して、それぞれ複数のチャ
ンネルのデジタル信号に分離し、分離されたそれぞれの
複数チャンネルのデジタル信号から、あらかじめ設定さ
れたチャンネル数のデジタル信号を選択し、選択したチ
ャンネルのデジタル信号の形式を同一形式に変換してC
ATVのチャンネル構成に変換し、変換された複数チャ
ンネルのデジタル信号をあらかじめ設定された複数チャ
ンネルごとに変調し、変調された複数のデジタル信号を
それぞれCATV回線へ伝送するようにしたので、通信
衛星等からのデジタル放送の複数のチャンネルからCA
TV回線に伝送するチャンネルを選択することができ、
また、デジタル放送の形式が異なっていても、同一形式
によりCATV回線へ伝送するので、CATVの受信側
の装置を1つにすることができ、また、デジタル放送信
号のデジタル信号を、デジタル信号のままCATV回線
へ伝送するので、画質の劣化を防ぐことが可能となる。
【0037】なお、この実施の形態では、通信衛星から
送信されるデジタル放送信号のCATV回線への伝送に
ついて説明したが、デジタル放送信号であれば、地上波
などどのようなデジタル放送信号を受信して、その複数
のチャンネルからCATVに伝送するチャンネルのデジ
タル信号を選択するようにしてもよい。この場合でも、
地上波によるデジタル放送信号と通信衛星によるデジタ
ル放送信号の方式が異なっていても、CATVで使用さ
れる同一の形式に変換されるので、CATVの受信側で
は受信機は1台で受信できることになる。
送信されるデジタル放送信号のCATV回線への伝送に
ついて説明したが、デジタル放送信号であれば、地上波
などどのようなデジタル放送信号を受信して、その複数
のチャンネルからCATVに伝送するチャンネルのデジ
タル信号を選択するようにしてもよい。この場合でも、
地上波によるデジタル放送信号と通信衛星によるデジタ
ル放送信号の方式が異なっていても、CATVで使用さ
れる同一の形式に変換されるので、CATVの受信側で
は受信機は1台で受信できることになる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、受信した
複数のデジタル放送信号をそれぞれ復調して、それぞれ
複数のチャンネルのデジタル信号に分離し、分離された
それぞれの複数チャンネルのデジタル信号から、あらか
じめ設定されたチャンネル数のデジタル信号を選択し、
選択したチャンネルのデジタル信号の形式を同一形式に
変換してCATVのチャンネル構成に変換し、変換され
た複数チャンネルのデジタル信号をあらかじめ設定され
た複数チャンネルごとに変調し、変調された複数のデジ
タル信号をそれぞれCATV回線へ伝送するようにした
ので、複数のデジタル放送の複数のチャンネルからCA
TV回線に伝送するチャンネルを選択することができ、
また、デジタル放送の形式が異なっていても、同一形式
によりCATV回線へ伝送するので、CATVの受信側
の装置を1つにすることができ、また、デジタル放送信
号のデジタル信号を、デジタル信号のままCATV回線
へ伝送するので、画質の劣化を防ぐことができるという
効果を有する。
複数のデジタル放送信号をそれぞれ復調して、それぞれ
複数のチャンネルのデジタル信号に分離し、分離された
それぞれの複数チャンネルのデジタル信号から、あらか
じめ設定されたチャンネル数のデジタル信号を選択し、
選択したチャンネルのデジタル信号の形式を同一形式に
変換してCATVのチャンネル構成に変換し、変換され
た複数チャンネルのデジタル信号をあらかじめ設定され
た複数チャンネルごとに変調し、変調された複数のデジ
タル信号をそれぞれCATV回線へ伝送するようにした
ので、複数のデジタル放送の複数のチャンネルからCA
TV回線に伝送するチャンネルを選択することができ、
また、デジタル放送の形式が異なっていても、同一形式
によりCATV回線へ伝送するので、CATVの受信側
の装置を1つにすることができ、また、デジタル放送信
号のデジタル信号を、デジタル信号のままCATV回線
へ伝送するので、画質の劣化を防ぐことができるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るデジタル放送信号伝
送装置の構成を示すブロック図である。
送装置の構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態のデジタル放送信号伝送装置の一構成
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図3】従来のデジタル放送信号伝送装置の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】従来のデジタル放送信号伝送装置の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
10 受信手段 11 復調手段 12 チャンネル選択手段 13 信号形式変換手段 14 変調手段 15 伝送手段 20 受信部 21 チューナ 22 復調部 23 誤訂正部 24 デスクランブラ 25 チャンネル分離部 26 形式変換・チャンネル選択部 30 チャンネル交換部 40 送信部 41 マルチプレクサ 42 スクランブラ 43 誤訂正符号追加部 44 変調部 50 制御部 51 設定部 52 番組情報・課金情報等の符号化部
Claims (9)
- 【請求項1】 1つの送信周波数内に複数チャンネルの
デジタル信号を有するデジタル放送信号を複数受信し、
そのデジタル信号をCATV伝送路へ伝送するデジタル
放送信号伝送方法において、 前記受信した複数のデジタル放送信号をそれぞれ復調し
て、それぞれ複数のチャンネルのデジタル信号に分離
し、分離されたそれぞれの複数チャンネルのデジタル信
号から、あらかじめ設定されたチャンネル数のデジタル
信号を選択し、選択したチャンネルのデジタル信号の形
式を同一形式に変換してCATVのチャンネル構成に変
換し、変換された複数チャンネルのデジタル信号をあら
かじめ設定された複数チャンネルごとに変調し、変調さ
れた複数のデジタル信号をそれぞれCATV回線へ伝送
することを特徴とするデジタル放送信号伝送方法。 - 【請求項2】 前記受信した複数のデジタル放送信号に
スクランブルがかけられているとき、そのデジタル放送
信号を復調した後、かけられているスクランブルを解除
し、CATV側の変調を行う前に、変調されるデジタル
信号に対して再度CATV側のスクランブルをかけるこ
とを特徴とする請求項1記載のデジタル放送信号伝送方
法。 - 【請求項3】 前記受信した複数のデジタル放送信号に
含まれるデジタル放送に関する番組情報及びチャンネル
−周波数情報に基づいて、デジタル放送信号を受信する
周波数及びCATVデジタル放送信号のチャンネルとC
ATVのチャンネルとの対応関係を変更することを特徴
とする請求項1又は2記載のデジタル放送信号伝送方
法。 - 【請求項4】 前記CATV回線伝送する複数チャンネ
ルのデジタル信号に、番組情報及び課金情報のデータを
多重化し、前記複数チャンネルのデジタル信号と共に番
組情報及び課金情報をCATV回線に伝送することを特
徴とする請求項1、2又は3記載のデジタル放送信号伝
送方法。 - 【請求項5】 1つの送信周波数内に複数チャンネルの
デジタル信号を有するデジタル放送信号を複数受信し、
そのデジタル信号をCATV伝送路へ伝送するデジタル
放送信号伝送装置において、 前記複数のデジタル放送信号を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した複数のデジタル放送信号をそれ
ぞれ復調する復調手段と、 前記復調手段で復調された複数のデジタル放送信号のそ
れぞれを、複数チャンネルのデジタル信号に分離するチ
ャンネル分離手段と、 前記チャンネル分離手段で分離されたそれぞれの複数チ
ャンネルのデジタル信号から、あらかじめ設定されたチ
ャンネル数のデジタル信号を選択し、CATVのチャン
ネル構成に変換するチャンネル選択手段と、 前記チャンネル選択手段で選択されたチャンネルのデジ
タル信号の形式を同一形式に変換する形式変換手段と、 前記形式変換手段で同一形式に変換された複数チャンネ
ルのデジタル信号をあらかじめ設定された複数チャンネ
ルごとに多重化して変調する変調手段と、 前記変調手段により変調された複数のデジタル信号をそ
れぞれCATV回線へ伝送する送信手段とを備えること
を特徴とするデジタル放送信号伝送装置。 - 【請求項6】 CATV側の番組情報及び課金情報を符
号化する番組情報・課金情報符号化手段を備え、 前記変調手段は、複数チャンネルのデジタル信号を多重
化する際、前記複数チャンネルのデジタル信号と共に、
前記番組情報及び課金情報の符号化データを多重化する
ことを特徴とする請求項5記載のデジタル放送信号伝送
装置。 - 【請求項7】 1つの送信周波数内に複数チャンネルの
デジタル信号を有するデジタル放送信号を複数受信し、
そのデジタル信号をCATV伝送路へ伝送するデジタル
放送信号伝送装置において、 前記複数のデジタル放送信号を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した複数のデジタル放送信号をそれ
ぞれ復調する復調手段と、 前記復調手段で復調された複数のデジタル放送信号のそ
れぞれにかけられているスクランブルを解除するスクラ
ンブル解除手段と、 前記スクランブル解除手段でスクランブルが解除された
複数のデジタル放送信号のそれぞれを、複数チャンネル
のデジタル信号に分離するチャンネル分離手段と、 前記チャンネル分離手段で分離されたそれぞれの複数チ
ャンネルのデジタル信号から、あらかじめ設定されたチ
ャンネル数のデジタル信号を選択し、選択したデジタル
信号の形式を同一形式に変換する形式変換・チャンネル
選択手段と、 前記形式変換・チャンネル選択手段で選択されたチャン
ネルのデジタル信号をCATVのチャンネル構成に変換
するチャンネル交換手段と、 前記チャンネル交換手段でCATVのチャンネル構成に
変換された複数のデジタル信号を、あらかじめ設定され
た複数チャンネルごとに多重化する多重化手段と、 前記多重化手段で多重化された複数チャンネルのそれぞ
れのデジタル信号に対してスクランブルをかけるスクラ
ンブル設定手段と、 前記スクランブル設定手段でスクランブルがかけられた
複数のデジタル信号を変調する変調手段と、 前記変調手段により変調された複数のデジタル信号をそ
れぞれCATV回線へ伝送する送信手段とを備えること
を特徴とするデジタル放送信号伝送装置。 - 【請求項8】 CATV側の番組情報及び課金情報を符
号化する番組情報・課金情報符号化手段を備え、 前記多重化手段は、複数チャンネルのデジタル信号を多
重化する際、前記複数チャンネルのデジタル信号と共
に、前記番組情報及び課金情報の符号化データを多重化
することを特徴とする請求項7記載のデジタル放送信号
伝送装置。 - 【請求項9】 前記受信手段で受信した複数のデジタル
放送信号に含まれるデジタル放送に関する番組情報及び
チャンネル−周波数情報に基づいて、前記受信手段によ
るデジタル放送信号の受信周波数及び前記チャンネル選
択手段によるCATVデジタル放送信号のチャンネルと
CATVのチャンネルとの対応関係を変更する制御手段
を備えることを特徴とする請求項5、6、7又は8記載
のデジタル放送信号伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9099741A JPH10285571A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | デジタル放送信号伝送方法及びデジタル放送信号伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9099741A JPH10285571A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | デジタル放送信号伝送方法及びデジタル放送信号伝送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10285571A true JPH10285571A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=14255449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9099741A Pending JPH10285571A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | デジタル放送信号伝送方法及びデジタル放送信号伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10285571A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002217848A (ja) * | 2001-01-24 | 2002-08-02 | Sony Corp | 信号処理装置および方法、並びにディジタル放送信号分配システム |
JP2008294543A (ja) * | 2007-05-22 | 2008-12-04 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 放送信号選択変換システム、並びに、信号形式変換装置、その方法およびそのプログラム |
-
1997
- 1997-04-01 JP JP9099741A patent/JPH10285571A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002217848A (ja) * | 2001-01-24 | 2002-08-02 | Sony Corp | 信号処理装置および方法、並びにディジタル放送信号分配システム |
JP4697505B2 (ja) * | 2001-01-24 | 2011-06-08 | ソニー株式会社 | 信号処理装置および方法、並びにディジタル放送信号分配システム |
JP2008294543A (ja) * | 2007-05-22 | 2008-12-04 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 放送信号選択変換システム、並びに、信号形式変換装置、その方法およびそのプログラム |
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