JPH10285505A - マルチチャンネル放送システム - Google Patents

マルチチャンネル放送システム

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Publication number
JPH10285505A
JPH10285505A JP9086471A JP8647197A JPH10285505A JP H10285505 A JPH10285505 A JP H10285505A JP 9086471 A JP9086471 A JP 9086471A JP 8647197 A JP8647197 A JP 8647197A JP H10285505 A JPH10285505 A JP H10285505A
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JP
Japan
Prior art keywords
playlist
transmission
data
buffer device
channel
Prior art date
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Application number
JP9086471A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Kaneko
俊治 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】直前の放送のスケジュールの変更に柔軟に対応
することができるマルチチャンネル放送システムを提供
する。 【解決手段】本発明は、複数の送出チャンネルに異なる
放送を行うために、送出チャンネルに対応する送出バッ
ファ装置を設ける。そして、オリジナルの送出スケジュ
ールに基づくプレイリストの素材データを、あらかじめ
その送出バッファ装置にコピーしておくと共に、あらか
じめ予想される変更スケジュールに基づく変更プレイリ
ストの素材データも、同様にあらかじめ対応する送出バ
ッファ装置にコピーしておく。こうすることで、直前に
送出スケジュールが変更になっても、単純に実行される
プレイリストを変更するだけで、あとは通常通りその変
更後のプレイリストに従って送出バッファ装置から素材
データを送出制御するだけでよい。従って、直前の送出
スケジュールの変更に対して、柔軟に対応することが可
能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチチャンネル
放送システムに関し、特にマルチチャンネルに対応して
設けられる複数の送出バッファ装置を有する場合におい
て放送スケジュールの変更に対応できる放送システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年において、衛星を利用したり通信ケ
ーブルを利用したマルチチャンネル放送が注目されてい
る。このマルチチャンネル放送は、従来の地上波を利用
した単一チャンネルの放送と異なり、一つの放送局から
多数のチャンネルに異なる放送を同時に行う。従って、
放送局は、多数のチャンネルに対して、番組とその番組
の間に挿入されるコマーシャルや番組の宣伝等(以下簡
単の為にCM等と称する)を送出しなければならない。
【0003】番組は、一般にその送出時間が長いのに対
して、CM等は例えば15秒や30秒と短く且つ多くの
種類からなり、しかも、CM等は、同じ内容の素材が長
期にわたり繰り返し放送される。従って、一般的な放送
システムでは、CM等の短い素材のデータを一旦素材ス
トレージ装置に収録し格納し、別途作成した送出用のプ
レイリストに従ってCM等の素材を適切な時間に送出す
る。その場合に、多数のチャンネルに対してそれぞれ異
なるプレイリストを作成し、それぞれのチャンネルにそ
れぞれのCM等を送出する。
【0004】一方、スポーツ中継等において、直前に放
送送出スケジュールに変更が発生した場合は、オペレー
タが操作ターミナルから直接プレイリストを編集する
か、もしくは、変更が発生した際の複数の変更用プレイ
リストを予め作成しておき、変更発生時に実行用のプレ
イリストをその変更用プレイリストに一部差し替える編
集を行うのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マルチ
チャンネル化に伴い種類が多く時間が短いCM等の素材
を多数のチャンネルに送出することは非常に煩雑な作業
を伴う。しかも、上記の様に送出スケジュールが変更さ
れると、その煩雑さの程度はますます上がる。また、編
集後のプレイリストに含まれる新たな素材のデータは素
材ストーレージ装置から送出バッファにコピーする必要
があり、直前の送出スケジュールの変更に柔軟に対応す
ることが困難になる。
【0006】そこで、本発明の目的は、直前の送出スケ
ジュールに変更が生じても柔軟に対応することができる
マルチチャンネルの放送システムを提供することにあ
る。
【0007】更に、本発明の別の目的は、マルチチャン
ネルの各チャンネルに対応して送出バッファ装置を設け
た放送システムにおいて、直前の送出スケジュールの変
更に柔軟に対応することができ、しかも特別のハードウ
エアの追加を必要としない放送システムを提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
に、本発明は、複数の送出チャンネルに異なる放送を行
うために、送出チャンネルに対応する送出バッファ装置
を設ける。そして、オリジナルの送出スケジュールに基
づくプレイリストの素材データを、あらかじめその送出
バッファ装置にコピーしておくと共に、あらかじめ予想
される変更スケジュールに基づく変更プレイリストの素
材データも、同様にあらかじめ対応する送出バッファ装
置にコピーしておく。こうすることで、直前に送出スケ
ジュールが変更になっても、単純に実行されるプレイリ
ストを変更するだけで、あとは通常通りその変更後のプ
レイリストに従って送出バッファ装置から素材データを
送出制御するだけでよい。従って、直前の送出スケジュ
ールの変更に対して、柔軟に対応することが可能にな
る。
【0009】本発明の特徴は、複数の送出チャンネルに
対して素材データを送出するマルチチャンネル放送シス
テムにおいて、複数の素材データを格納する素材ストレ
ージ装置と、前記複数の送出チャンネルにそれぞれ対応
して割り当てられ、対応する送出チャンネルに送出され
る素材データが前記素材ストレージ装置からコピーさ
れ、送出時刻に該素材データを送出する複数の送出バッ
ファ装置と、前記素材データの送出スケジュールを有す
るプレイリストと、予想される変更送出スケジュールを
有する変更プレイリストとが有する素材データを、あら
かじめ対応する前記送出バッファ装置にコピーする制御
部とを有することにある。
【0010】更に、本発明では、オリジナルの送出スケ
ジュールに基づく基本プレイリストと、変更プレイリス
トとを同等に取り扱い、両プレイリストから送出時間の
早い素材からその素材データを送出バッファ装置にコピ
ーする。そして、基本プレイリストと変更プレイリスト
に含まれる素材であって送出時刻が終了して不要になっ
た素材のデータは、送出バッファ装置から削除される。
【0011】本発明では、プレイリストの変更だけで送
出スケジュールに対応できるので、例えば放送システム
の上位の制御コンピュータからの変更コマンドに応答し
て、柔軟にスケジュールの変更を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例に
ついて図面に従って説明する。しかしながら、かかる実
施の形態例が本発明の技術的範囲を限定するものではな
い。
【0013】マルチチャンネル化に対応するために、各
チャンネル毎もしくは何本かのチャンネル毎に送出バッ
ファ装置を設け、その送出バッファ装置に、各チャンネ
ルに送出されるCM等の素材のデータ(映像、音声、文
字等の信号)を格納することが提案されている。即ち、
作成済みの素材データを素材ストーレージ装置に一旦格
納し、各チャンネル毎のプレイリストにリストアップさ
れた素材データがその素材ストレージ装置から対応する
送出バッファ装置に予めコピーされる。そして、プレイ
リストにしたがって、送出バッファ装置内の素材データ
がそれぞれのチャンネルに送出(オンエア)される。共
通の素材ストレージ装置に素材データをファイリング
し、その素材データを複数の送出バッファにコピーする
ことにより、複数のチャンネルに対する素材データの準
備と送出作業が簡素化される。
【0014】図1は、本発明の実施の形態例のマルチチ
ャンネル化に対応した放送システムの概略構成図であ
る。制御部1は、放送システム全体を制御する例えばネ
ットワークで接続されたコンピュータ群或いは大型コン
ピュータである。素材再生機2は、ファイリング作業用
のCMや番組宣伝(CM等)の素材を再生する。素材再
生機2により再生された素材のデータは、素材ストレー
ジ装置3に収録され、格納される。この素材ストレージ
装置3は、例えばハードディスクを備えたビデオサーバ
であり、或いは複数のビデオテープを記録媒体として備
えたビデオカートマシン等である。また、素材データ
は、具体的には映像と音声信号である。
【0015】図1の例では、9つの送出チャンネルに対
して3つの送出バッファ装置OB1,2,3が設けら
れ、それぞれの送出バッファ装置が3つの送出チャンネ
ルに割り当てられる。送出バッファ装置は、例えばハー
ドディスクを備えた小容量のビデオサーバであり、送出
される素材のうち送出順位の早い素材の映像、音声等の
データが素材ストレージ装置3からあらかじめコピーさ
れる。そして、制御部1により作成され或いは受信され
るプレイリストに従って、各チャンネルに対応する送出
バッファOB1、2、3から送出チャンネル1〜9に素
材データが送出(オンエアー)される。
【0016】一般に、CM等の素材は、2〜3ヶ月とい
った一定期間の間複数のチャンネルで繰り返し放送され
る。従って、素材ストレージ装置3を複数の送出バッフ
ァ装置に共通に設けて、共通に使用される素材のデータ
を格納する。また、各チャンネルに送出されるCM等の
素材データは、それぞれの対応する送出バッファ装置に
あらかじめコピーされる。
【0017】本実施の形態例では、放送において送出ス
ケジュールが変更になった場合に柔軟に対応することが
できる様に、あらかじめ作成した変更用プレイリストの
素材のデータを、送出時刻を基準にして対応する送出バ
ッファ装置OB1〜3にコピーする。送出スケジュール
に変更が発生したときは、基本プレイリストと変更用プ
レイリストから実際に送出に使用する実行プレイリスト
を編集する。そして、編集された実行プレイリストにし
たがって、コピー済みの素材データを送出バッファ装置
から各チャンネルに送出する。変更プレイリスト上の素
材データは、あらかじめ送出バッファ装置にコピー済み
であるので、マルチチャンネルであっても簡単に送出ス
ケジュールの変更に対応できる。そして、素材データの
送出が終了すると、不要な素材データについて送出バッ
ファ装置のディスクなどの記録媒体から削除される。
【0018】変更用プレイリストの素材データは、比較
的少ない容量であるので、送出バッファ装置の記録媒体
の容量をそれほど増やす必要性はない。また、プレイリ
ストについて、基準となる基本プレイリストと、変更用
のプレイリストと、編集後の実行プレイリストとを管理
するだけで良く、送出バファ装置に特別の機能を追加す
る必要もない。
【0019】図1の放送システムは、更に、ファイリン
グ用操作ターミナル7と送出用操作ターミナル8を有す
る。これらのターミナルは、それ自身がCPUを有する
パーソナルコンピュータで構成されても良いし、或いは
制御コンピュータシステム1により制御される単なる端
末装置で構成されても良い。ファイリング用操作ターミ
ナル7は、例えばCM等の作成者からの素材を、素材再
生機2で再生し素材ストレージ装置3に収録し格納する
為に利用される。また、送出用操作ターミナル8は、送
出バッファ装置内に格納された素材データをプレイリス
トに従ってそれぞれの送出チャンネルに送出する為に利
用される。それぞれのターミナル7,8は、異なるオペ
レータにより操作されるのが一般的である。
【0020】制御部である制御コンピュータシステム1
は、前述した通り1台の汎用コンピュータで構成されて
もよく、また複数のコンピュータをネットワークで接続
して構成してもよい。いずれの場合も、記憶部が半導体
メモリや磁気あるいは光磁気ディスク等で構成され、制
御部、管理部、作成部等はソフトウエアによりその機能
が実現される。従って、図1に示された制御コンピュー
タシステム1内のブロックは、ハードウエアとソフトウ
エアにより実現される機能を示すものである。
【0021】図1に示した通り、制御コンピュータシス
テム1は、ファイリング制御部101、ファイリングリ
スト管理部102、ファイリングリスト作成部103、
ファイリングリスト受信部104及びファイリングリス
ト記憶部105を有する。これらの機能及びファイリン
グ用操作ターミナル7からの操作により、外部から持ち
込まれる大量のCM等の素材が、素材再生機2により再
生され、素材ストレージ装置3内に収録、格納される。
【0022】更に、制御コンピュータシステム1は、素
材データベース管理部106と素材データベース記憶部
107を有する。素材ストレージ装置3に格納された素
材については、この管理部106により管理される素材
データベースに格納されて管理される。
【0023】制御コンピュータシステム1は、機器状態
管理部108と機器割り当てテーブル記憶部109とを
有する。機器状態管理部108では、複数の送出バッフ
ァ装置が正常動作か否か、複数の送出バッファ装置がい
ずれの送出チャンネルに割り当てられているか、そして
送出バッファ装置内の記録媒体の空き容量などを管理す
る。その管理テーブルが機器割り当てテーブル記憶部1
09に格納される。
【0024】ファイリング用操作ターミナル制御部11
0及び送出用操作ターミナル制御部120はそれぞれの
ターミナルの制御を行う。送出制御部111は、主に送
出バッファ装置から送出チャンネルへの映像信号や音声
信号の送出の制御を行う。
【0025】制御コンピュータシステム1は、更に、プ
レイリスト管理部112、プレイリスト作成部113、
プレイリスト受信部114及びプレイリスト記憶部11
5を有する。プレイリストは、各チャンネル毎に送出す
べき素材を有するリストである。
【0026】ホスト制御受信部116は、制御コンピュ
ータシステム1の上位に該当するホストコンピュータか
らのデータを受信する。更に、コピー制御部117、コ
ピー管理部118及びコピーリスト記憶部119は、プ
レイリスト内にある素材であって送出バッファ装置内に
コピーされていないコピー素材リストを作成し、素材ス
トレージ装置3から各送出バッファ装置への素材データ
のコピーの制御を行う。
【0027】上記した機能ブロックの内、必ずしも厳密
ではないが、制御部は主に各デバイス等のハードウエア
を制御対象にする。また、管理部は主に情報やデータ等
を制御対象にする。
【0028】図2は、送出バッファ装置OB1〜3の概
略構成図である。この装置内には、例えば、共通バス2
7にCPU21、制御プログラムを格納したメモリ2
2、RAM23、インターフェース24そして素材デー
タを格納するファイル装置25Mがインターフェース2
6を介して接続される。信頼性を上げる為に、ファイル
装置25は例えば冗長性を持つ構成をとるのが好まし
い。前記した通り、この記録媒体であるファイル装置2
5内には、サポートする送出チャンネルのプレイリスト
の素材が格納される。即ち、あらかじめ作成される基本
プレイリストの素材データを格納した領域251、変更
用のプレイリストの素材データを格納した領域252,
253,254を有する。また、本実施の形態例では、
各送出バッファ装置はそれぞれ3つの送出チャンネルを
サポートし、上記の格納される素材データは、3つの送
出チャンネルの各プレイリストの素材データを有する。
【0029】図3は、図1に示した放送システムにおけ
る素材の収録から送出までの流れを概略的に示すフロー
チャート図である。但し、このフローチャート内には、
放送の送出スケジュールが変更された場合の工程につい
ては省略している。
【0030】まず、全体のフローの最初は、ファイリン
グリストの作成または受信である(ステップS10)。
外部から納入された素材は、素材再生機2で再生されフ
ァイリングリストに従って素材ストレージ装置3に格納
される。そのファイリングリストは、オペレータにより
ファイリング操作ターミナル7から入力されるか、ある
いは上位の図示しないコンピュータから受信される。フ
ァイリングリストが作成される場合は、ファイリング用
操作ターミナル制御部110がターミナル7を制御し、
オペレータからの入力指示をファイリングリスト作成部
103に伝達する。ファイリングリスト作成部103
は、ファイリングリスト作成処理を行う。作成されたフ
ァイリングリストは、ファイリングリスト制御部105
によりファイリングリスト記憶部105に格納される。
また、ファイリングリストを受信する場合は、ファイリ
ングリスト受信部104によりその受信処理が行われ、
ファイリングリスト管理部102によりファイリングリ
スト記憶部105に格納される。
【0031】ファイリングリストが記憶部105に格納
されると、オペレータは、そのファイリングリストを利
用して、素材のファイリング作業を行う。具体的には、
ファイリングリスト管理部102によりファイリングリ
ストが抽出され、そのリストに基づき、ファイリング制
御部101により、素材再生機2による再生処理と、素
材ストレージ装置3への格納が行われる(ステップS1
2)。
【0032】図4は、ファイリングリストの具体例を示
す図表である。このリストには、例えば、素材識別コー
ド、素材の長さ、素材名、使用期間、スポンサー等が属
性データとして与えられる。
【0033】素材ストレージ装置3に素材データが格納
されると、素材データベース管理部106により収録、
格納された素材データについて、素材データベースへの
追加及びそのステータスの格納が行われる(ステップS
14)。
【0034】図5は、素材データベースの具体例を示す
図表である。この例に示される通り、図4に示したファ
イリングリストの素材について、それらの素材の属性デ
ータと、素材ストレージ装置3に格納(ファイリング)
が完了したかどうかのステータスの属性データとが素材
データベースに含まれる。また、各素材に対して、3台
の送出バッファ装置OABUF1〜3にコピーされたか
否かの属性データ(「素材有無」)、送出バッファ装置
内でのファイル名、送出済みか否かのフラグ等の属性デ
ータがポインタにより指定されるリンク先の領域に格納
される。
【0035】素材再生機2により素材が再生され、素材
ストレージ装置3に収録されると、素材データベースの
ステータスが収録完了とされる。そして、オペレータが
素材の収録が正常に行われたことを確認して、ファイリ
ング作業を完了すると、ステータスにファイリング完了
を示すデータが格納される。
【0036】次に、素材の送出のための準備が行われ
る。送出担当のオペレータは、送出チャンネル1〜9毎
にプレイリストの準備を行う。このプレイリストは、オ
ペレータにより送出用操作ターミナル8から入力され
る。あるいは、図示しない上位のコンピュータから受信
される(ステップS16)。プレイリストが作成される
場合は、送出用操作ターミナル制御部120によりター
ミナル8が制御され、オペレータからの入力指示がプレ
イリスト作成部113に供給される。プレイリスト作成
部113でプレイリストが作成され、プレイリスト管理
部112によりプレイリスト記憶部115に格納され
る。また、プレイリストが受信される場合は、プレイリ
スト受信部114により図示しない上位のコンピュータ
からのリストが受信され、プレイリスト記憶部115に
格納される。
【0037】図6は、プレイリストの具体例を示す図表
である。この例では、送出チャンネル1に使用されるプ
レイリストの例である。図示される通り、送出日時、番
組識別コード、タイトル、送出時間長及び送出済みステ
ータス等の属性データを有する。そして、送出日時の順
に並べられている。
【0038】それぞれの送出チャンネル毎にプレイリス
トが受信または作成されると、それらのプレイリストに
基づいて、送出時刻の早い素材の順に素材データが素材
ストレージ装置3から対応する送出バッファ装置OB
1,2,3にコピーされる(ステップS18)。このコ
ピー工程では、機器割り当てテーブル記憶部109内の
機器割り当てテーブルを参照して、送出チャンネルと対
応する送出バッファ装置の対応が認識される。
【0039】上記のステップS18の素材データのコピ
ーは、より具体的にはステップS20,22,24によ
り行われる。即ち、プレイリスト管理部112により、
プレイリストで指定された素材が、対応する送出チャン
ネルに割り当てられた送出バッファ装置内に存在するか
どうかが素材データベース管理部106に照会される
(ステップS20)。素材データベースには、図5で示
した通り、各素材データに対してそのリンク先に各送出
バッファ装置にコピー済みか否かの属性データ(素材有
無)が備えられている。従って、それを参照することで
素材データベース管理部106は、プレイリスト管理部
112に回答することができる。その結果、対応する送
出バッファ装置に存在していない場合は、コピー管理部
118にコピー依頼が出される。
【0040】コピー管理部118は、プレイリスト管理
部112からのコピー要求に基づいて、送出日時順にコ
ピー順番を決定し、コピー素材リストを作成し、コピー
記憶部119に格納する(ステップS22)。図7は、
送出チャンネル1のコピー素材リストの例を示す図表で
ある。このリストは、素材識別コード、素材名、送出チ
ャンネル、送出日時、及び送出バッファ装置番号等の属
性データを含む。プレイリスト内の素材であって、送出
チャンネルをサポートする送出バッファ装置に格納され
ていない素材が、このコピー素材リストに載せられる。
【0041】コピー素材リストの作成には、各チャンネ
ルをどの送出バッファ装置がサポートしているかの割り
当てデータが必要である。図8は、かかる機器割り当て
テーブルの例を示す図表である。機器割り当てテーブル
は、図8から明らかな通り、送出チャンネルと送出バッ
ファ装置との対応関係を有する。この機器割り当てテー
ブルは、機器状態管理部108により作成され、機器割
り当てテーブル記憶部109に格納される。
【0042】送出チャンネルに対応したコピー素材リス
トが作成されると、コピー管理部118により、そのコ
ピー素材リストに基づき、素材のコピー依頼がコピー制
御部117に出される。コピー制御部117により、依
頼された素材が素材ストレージ装置3から指定された送
出バッファ装置にコピーされる(ステップS24)。コ
ピーが完了すると、コピー管理部118によりコピー完
了の情報が素材データベース管理部106に通知され、
素材データベースに反映される。即ち、図7に示された
リンク先のテーブル内の素材有無のフラグの如くであ
る。
【0043】更に、素材のコピーを送出バッファ装置に
行う場合、コピー管理部118により対象の送出バッフ
ァ装置内の記録媒体に十分な空き容量があるか否かがチ
ェックされる。そして、空き容量が十分でない場合は、
素材が送出されて不要になり削除されるまで待機する。
かかる送出バッファ装置内の空き容量の管理は、コピー
リスト記憶部119内に格納されている送出バッファ装
置容量管理テーブルに従って行われる。
【0044】図9は、その送出バッファ装置容量管理テ
ーブルの例を示す図表である。この管理テーブルには、
各送出チャンネル毎にサポートする送出バッファ装置の
使用可能容量と使用済み容量のデータが含まれる。使用
済み容量の代わりに空き容量のデータであっても良い。
コピー管理部118により、このテーブルが常にアップ
デートされ、容量の空き状況の管理が行われる。即ち、
送出バッファ装置にコピーされる時と削除されるとき
に、その使用済み容量のデータが書き換えられる。送出
バッファ装置内のファイル装置35では、例えばサポー
トする送出チャンネルの数で等分した容量がそれぞれの
送出チャンネルに割り当てられる。
【0045】プレイリスト内の送出時刻が早い素材デー
タがそれぞれの送出バッファ装置内のファイル装置にコ
ピーされると、それぞれの送出チャンネルにおいて、そ
れぞれのプレイリストで指定された送出時刻に、プレイ
リストに基づいて素材の送出が行われる(ステップS2
6)。具体的には、プレイリスト管理部112によりプ
レイリストのイベントが抽出され、その抽出されたイベ
ントに基づき、送出制御部111により、送出制御が行
われる。この送出の指示は、例えばオペレータが送出用
操作ターミナル8を操作することにより行われるか、或
いは上位のコンピュータからの送出制御信号を、ホスト
制御受信部116が受信することにより行われる。
【0046】素材データの送出が完了すると、プレイリ
スト管理部112により、送出済みの素材の発生がコピ
ー管理部117に与えられる。そして、コピー管理部1
17からの依頼に基づき、コピー制御部117により送
出バッファ装置内のファイル装置から送出済み素材デー
タの削除が行われる。この削除は、素材データベースと
容量管理テーブルに反映される。但し、プレイリストに
したがってその後送出される予定がある場合は、送出後
すぐには削除されない。また、送出が完了した素材に対
して、プレイリスト(図6)内の送出済みステータス
が、「送出済み」のステータスに変更される。
【0047】以上が、制御コンピュータシステム1の各
機能ブロックによる素材のファイリングから送出までの
フローである。次に、放送の送出スケジュールが変更さ
れる場合について説明する。
【0048】図10は、変更プレイリストの例を示す図
表である。図10(a)に示した変更プレイリスト1の
例は、図6に示した基本プレイリストの201の時間帯
のプレイリストに対する変更リスト例である。即ち、基
本プレイリストの時刻18:00から19:00までの
スポーツ中継が例えば悪天候のため中止になった場合な
どに、その時間帯について、図10(a)の変更プレイ
リストへの変更が行われる。また、図10(b)に示し
た変更プレイリスト2の例は、図6に示した基本プレイ
リストの202の時間帯のプレイリストに対するリスト
例である。例えば、基本プレイリストの時刻18:00
から19:00までに予定されていたスポーツ中継が、
早く終了した場合の例であり、時刻18:50から1
9:00までのスポーツ中継枠を中止し、図10(b)
の変更プレイリストの番組とCM等が放送される。変更
プレイリストは、基本プレイリストと実質的に同じデー
タ構造で構成される。あるいは、必要に応じて、適合可
能なデータ構造が採用される場合もある。
【0049】図11は、基本プレイリストと変更プレイ
リストとの関係を示す図である。変更プレイリストは、
上記の様に、最初に作成された基本プレイリスト200
に対して、変更が生じる可能性がある部分について、予
め作成される。そして、番組が変更になると、通常はそ
れに対応してCM等の素材も変更される。図11の例で
は、基本プレイリスト200のうち、変更可能区間Aと
Bに対してそれぞれ変更プレイリスト1〜3と変更プレ
イリスト1,2が予め作成される。この様に、変更プレ
イリストは、通常複数種類作成され、送出直前の状況に
応じて、送出様操作ターミナル8からオペレータにより
適宜選択される。
【0050】図12は、送出スケジュールに変更が発生
した時に、基本プレイリストと変更プレイリストから編
集される実行プレイリストを示す図である。この例で
は、図11に示された基本プレイリスト200の変更可
能区間A,Bが、変更プレイリストに差し替えられて、
新たな実行プレイリストに編集されている。この編集
は、プレイリスト作成部113により行われる。この例
では、プレイリスト記憶部115内に、最初に作成され
た基本プレイリスト、変更プレイリストに加えて、実際
に送出に使用される実行プレイリストがそれぞれ格納さ
れる。
【0051】図13は、更に、送出スケジュールに変更
が発生した時に、基本プレイリストと変更プレイリスト
から編集される別の実行プレイリストの例を示す図であ
る。この例では、基本プレイリストと変更プレイリスト
とが、例えばリンクによりつながれて、仮想的に実行プ
レイリストとなる。したがって、この例では、プレイリ
ストにリンク先を示す属性データが追加される。プレイ
リスト記憶部115内には、基本プレイリストと変更プ
レイリストとが格納されるだけであり、編集作業では、
それぞれのリストのリンク先アドレスが変更されるだけ
である。図14及び図15は、送出スケジュールが変更
された時の放送システムの動作フローチャートの図であ
る。このフローチャートでは、既に素材再生装置2によ
り作成済みの素材データが素材ストレージ装置3にファ
イリングを完了していることを前提とする。
【0052】まず、システムの起動時に、機器状態管理
部108により機器割り当てテーブルに各送出チャンネ
ル毎に送出バッファ装置の機器番号が設定される(S3
0)。図1の例では、3つの送出チャンネルがそれぞれ
の送出バッファ装置OB1〜3に割り当てられる。
【0053】次に、オペレータによりプレイリストの作
成操作が行われるか、あるいは図示しない上位のホスト
コンピュータからプレイリストが受信される(S3
2)。ここで、プレイリストは、基本プレイリストと予
想に基づく変更プレイリストとを含む。
【0054】プレイリスト(図6,10)が作成または
受信されると、プレイリスト管理部112により、実行
プレイリストの送出時刻の早いイベントから順に指定さ
れた素材が、対応する送出バッファ装置OB内の記録媒
体内に格納されているか否かがチェックされる。格納さ
れていない場合は、コピー管理部118にコピー依頼が
行われる。上記のチェックは、素材データベース管理部
106により素材データベース(図5)がチェックされ
ることで行われる。そして、コピー管理部118によ
り、送出日時順にコピー素材リスト(図7)が作成さ
れ、コピーリスト記憶部119に記録される(ステップ
S34)。上記のコピー素材リストは、全ての送出チャ
ンネルに対して作成される。
【0055】更に、プレイリスト管理部112により、
同様の手順で、変更プレイリストの送出時刻の早いイベ
ントから順に指定された素材が、同様に対応する送出バ
ッファ装置OB内に格納されているか否かのチェックが
行われる。格納されていない場合は、同様の手順でコピ
ー素材リストに追加作成され、コピーリスト記憶部11
9に格納される。コピー素材リストは、基本プレイリス
トと変更プレイリストの種別に関係なく、送出日時順に
合体して作成される。コピーの優先度を送出日時順にす
ることで、送出バッファ装置からの送出が支障なく行わ
れる。
【0056】一般に、プレイリストは、その送出時間が
厳密に決められている場合もあれば、おおよその時間帯
だけが与えられている場合もある。いずれの場合でも、
与えられた送出時間に応じて素材リストが作成される。
【0057】工程S36にて、プレイリスト管理部11
2により、基本プレイリストから実行用のプレイリスト
が作成され、プレイリスト記憶部115に格納される。
最初は、基本プレイリストがそのまま実行プレイリスト
となる。ここでは、図12で示した編集例の如く、実行
プレイリストを基本プレイリストとは別に作成する。
【0058】ステップS38〜S42により、コピー素
材リストの素材が送出バッファ装置にコピーされる。コ
ピー管理部118によりコピー素材リストにコピー対象
素材があるか否かがチェックされる(S38)。そのリ
ストにコピー対象素材がある場合は、コピー管理部11
8によりコピー素材リストの先頭から順に(送出時間
順)コピー対象素材が取り出される。更にコピー管理部
118により送出バッファ装置にコピーの空き領域があ
るか否かのチェックが行われる(S40)。このチェッ
クは、機器割り当てテーブル記憶部109内の送出バッ
ファ装置容量管理テーブル(図9)を参照することによ
り行われる。
【0059】そして、空き容量があれば、コピー管理部
118によりコピー制御部117に対して、その素材の
コピーが依頼される。その後、コピー制御部117によ
り、素材ストレージ装置3から対象の送出バッファ装置
にその指定された素材データがコピーされる(S4
2)。コピーが完了すると、コピー管理部119により
コピー素材リストからコピーした素材のイベントが削除
される。また、コピーリスト記憶部119内の送出バッ
ファ装置容量管理テーブル内の使用容量または空き容量
のデータが書き換えられる。更に、素材データベース管
理部106により、記憶部107内の素材データベース
(図5)の素材有無の属性データが有りに変更される。
【0060】放送スケジュールに変更がない場合は、各
送出バッファ装置からそれぞれの送出チャンネルに、素
材データが実行プレイリストにしたがって送出される。
【0061】もし、ホスト制御受信部117が、上位の
ホストコンピュータからプレイリスト切り替えコマンド
を受けると、プレイリスト切り替え要求がプレイリスト
管理部112に与えられる(S44)。或いは、オペレ
ータが送出用操作ターミナルからプレイリスト切り替え
操作を行うと、送出用操作ターミナル制御部120によ
り、プレイリスト切り替え要求がプレイリスト管理部1
12に与えられる。
【0062】プレイリスト管理部112は、プレイリス
ト切り替え要求を受けると、実行用プレイリストのうち
切り替え対象の変更プレイリストと重なる時間帯のイベ
ント(番組とCMなど)を、切り替え対象の変更プレイ
リストに差し替える(S46)。即ち、図12に示した
通り、実行プレイリストの一部が変更プレイリストに差
し替えられて新たな実行プレイリストに変更される。
【0063】この変更プレイリストで差し替えられた実
行プレイリストは、その後、もとの実行プレイリストに
戻すことが可能である。その場合は、変更プレイリスト
が差し替えの対象となった時間帯の実行プレイリストの
部分に、再度差し替えられる。従って、上記工程S46
で差し替えの対象になった実行プレイリストの一部は、
プレイリスト記憶部115に格納される。
【0064】その後、プレイリスト管理部112は、実
行プレイリストのイベントの送出時刻になるまで待機す
る(S48)。送出時刻にならない間は、上記した工程
S44とS46により新たな送出スケジュールの変更に
対応する。
【0065】実行プレイリストのイベントの送出時刻に
なると、プレイリスト管理部112により、送出時刻に
なった素材の送出が送出制御部111に指示される。送
出制御部111により、そのプレイリストの送出チャン
ネルに対応した送出バッファ装置が制御され、素材デー
タの送出制御が行われる(S50)。
【0066】素材データの送出が終了すると、プレイリ
スト管理部112により、送出が終了したイベントを有
する基本プレイリスト若しくは変更プレイリストに対し
て、該当するイベントや素材に「送出済み」のステータ
スが付加される。そして、そのイベントで指定されてい
る送出済みの素材データを送出バッファ装置から削除す
る依頼が、コピー管理部118に出される。コピー管理
部118により、依頼された素材データの削除がコピー
制御部117に指示され、送出バッファ装置から送出済
みの素材データが削除される(S52)。そして、コピ
ーリスト記憶部119内にある送出バッファ装置容量管
理テーブル(図9)が更新され、素材データベース(図
5)の素材有無のステータスも「無し」に変更される。
【0067】その後、プレイリスト管理部112によ
り、基本プレイリストと変更プレイリストが検索され、
送出時刻が過ぎたイベントであって、「送出済み」のス
テータスを持たないイベントに対し、「実行対象外」の
ステータスが付けられる。更に、プレイリスト管理部1
12により、そのイベントで指定されている実行対象外
の素材データを送出バッファ装置から削除することがコ
ピー制御部117に指示され、送出バッファ装置から削
除される(S54)。そして、上記と同様に、コピーリ
スト記憶部119内にある送出バッファ装置容量管理テ
ーブル(図9)が更新され、素材データベース(図5)
の素材有無のステータスも「無し」に変更される。
【0068】プレイリスト管理部112は、実行プレイ
リストの全てのイベントの送出が終了したかどうかを確
認し、終了していなければ上記工程S38に戻る(S5
6)。全てのイベントの送出が終了すると、全体のフロ
ーは終了する。上記した、送出時刻を過ぎた素材データ
の削除は、例えば、送出時刻を過ぎて所定の時間を経過
した後に行われることでもよい。例えば、プレイリスト
上の送出時刻は、大まかな時間帯しか指定されていない
場合があり、送出直前に送出時刻が決定される場合があ
る。従って、例えば、基本プレイリストの変更可能区間
の最後の送出時刻が与えられているイベントの送出が終
了してから、対応する送出時間帯の変更プレイリストの
素材データを、送出バッファ装置から削除することでも
よい。
【0069】更に、送出が終了した素材であっても、再
度送出される場合があるので、かかる素材データについ
ては、直ちに送出バッファ装置から削除されることはな
い。
【0070】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、マ
ルチチャンネルの送出を行う放送システムにおいて、送
出バッファ装置を設けて、プレイリストの素材データに
加えて予想にもとづいて予め作成された変更プレイリス
トの素材データも送出バッファ装置の記録媒体にあらか
じめコピーしておくので、直前に放送の送出スケジュー
ルが変更されても、柔軟に対応して変更後のプレイリス
トに従って素材データを送出することができる。
【0071】また、送出スケジュールの変更に対して、
単に放送システムは実行プレイリストの一部を変更後の
変更プレイリストに置き換えるだけの編集作業だけでよ
いので、操作ミスを少なくすることができる。
【0072】更に、本発明によると、上位のホストコン
ピュータからの制御コマンドを受けるだけで、放送シス
テムは実行プレイリストの変更を行うことができる。そ
して、変更された実行プレイリストに従って通常通りの
送出制御が行われる。従って、オペレータは、放送シス
テム全体を管理・制御する上位の制御コンピュータの操
作ターミナルのみを操作すれば、下位の放送システムは
自動的に送出スケジュールの変更に対応することができ
る。従って、放送システムの操作ターミナルを操作する
必要はなく、送出スケジュールの変更作業が軽減され、
操作ミスを少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチチャンネル化に対応した放送システムの
概略構成図である。
【図2】送出バッファ装置OB1〜3の概略構成図であ
る。
【図3】放送システムにおける素材の収録から送出まで
の流れを概略的に示すフローチャート図である。
【図4】ファイリングリストの具体例を示す図表であ
る。
【図5】素材データベースの具体例を示す図表である。
【図6】プレイリストの具体例を示す図表である。
【図7】送出チャンネル1のコピー素材リストの例を示
す図表である。
【図8】機器割り当てテーブルの例を示す図表である。
【図9】送出バッファ装置容量管理テーブルの例を示す
図表である。
【図10】変更プレイリストの例を示す図表である。
【図11】基本プレイリストと変更プレイリストとの関
係を示す図である。
【図12】実行プレイリストの例を示す図である。
【図13】実行プレイリストの例を示す図である。
【図14】送出スケジュールが変更された時の放送シス
テムの動作フローチャートの図である。
【図15】送出スケジュールが変更された時の放送シス
テムの動作フローチャートの図である。
【符号の説明】
1 制御部 2 素材再生機 3 素材ストレージ装置 OB1〜3 送出バッファ装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の送出チャンネルに対して素材データ
    を送出するマルチチャンネル放送システムにおいて、 複数の素材データを格納する素材ストレージ装置と、 前記複数の送出チャンネルにそれぞれ対応して割り当て
    られ、対応する送出チャンネルに送出される素材データ
    が前記素材ストレージ装置からコピーされ、送出時刻に
    該素材データを送出する複数の送出バッファ装置と、 前記素材データの送出スケジュールを有するプレイリス
    トと、予想される変更送出スケジュールを有する変更プ
    レイリストとが有する素材データを、あらかじめ対応す
    る前記送出バッファ装置にコピーする制御部とを有する
    ことを特徴とするマルチチャンネル放送システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記制御部は、送出スケジュールに変更が発生した時、
    前記プレイリストから前記変更プレイリストを有する変
    更後のプレイリストを作成し、該変更後のプレイリスト
    に従って、前記送出バッファ装置に格納された素材デー
    タを対応する送出チャンネルに送出制御することを特徴
    とするマルチチャンネル放送システム。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記制御部は、 オリジナルの送出スケジュールを有する基本プレイリス
    トと、予想される変更送出スケジュールを有する変更プ
    レイリストとを記憶する手段と、 送出スケジュールの変更が発生すると、前記基本プレイ
    リストと変更プレイリストから変更後に実際に送出され
    るスケジュールを有する実行プレイリストを編集する手
    段と、 前記実行プレイリストに従って、前記送出バッファ装置
    に格納された素材データを対応する送出チャンネルに送
    出制御する手段とを有することを特徴とするマルチチャ
    ンネル放送システム。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記制御部は、上位の制御コンピュータまたはオペレー
    タからの送出スケジュール変更指令に応答して、前記編
    集手段に実行プレイリストを作成させることを特徴とす
    るマルチチャンネル放送システム。
  5. 【請求項5】請求項1において、 前記制御部は、前記変更プレイリストが有する素材であ
    って、送出予定時刻を過ぎた素材のデータを、前記送出
    バッファ装置から削除する手段を有することを特徴とす
    るマルチチャンネル放送システム。
JP9086471A 1997-04-04 1997-04-04 マルチチャンネル放送システム Pending JPH10285505A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7137137B2 (en) 2000-04-25 2006-11-14 Nec Corporation Composite media file broadcasting program broadcasting control system
JP2007053547A (ja) * 2005-08-17 2007-03-01 Toshiba Corp 自動番組送出制御設備及びその臨時サービス番組送出方法、ならびに放送スケジュール管理装置。

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