JP7273767B2 - 番組編成管理装置、番組編成管理プログラム - Google Patents

番組編成管理装置、番組編成管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、番組編成管理装置、番組編成管理プログラムに関する。
放送局では、営業放送システム(以下、営放システム)と呼ばれる基幹業務系システムで、放送する番組編成を作成している。しかし、実際の放送では、放送当日の状況により予定された番組編成を急遽変更することがある。例えば、緊急ニュース発生に伴う特別番組の放送やスポーツ中継における試合終了までの延長の放送などである。営放システムの運用者が、通常、24時間対応では無いこともあり、深夜や放送日当日に発生した緊急の変更は、データサーバ(以下、DS)上で直接データ変更を行うことで対応している。
特開2004-120114号公報
従来技術では、スポーツ中継における試合終了までの延長の放送等に関して、営放システムで事前に延長用のマルチ編成を準備しているが、データは複雑であり事前の準備に時間がかかることが課題であった。
また、スポーツ中継後の同時間帯にチャンネル1(以下、SV1)ではニュース、チャンネル2(以下、SV2)では野球中継の延長といったまだら放送(2チャンネル放送)をする必要が出てきている。この場合、営放システムでの事前データ準備やデータサーバにおけるデータ変更の操作が複雑になるが、放送までに時間が限られているためデータ変更が放送までに間に合わない状況が発生する可能性がある。
本発明が解決しようとする課題は、番組の延長放送に対して、営放システムでのデータ準備、オペレータのデータ変更の操作を容易にして、作業負荷を軽減することが可能な番組編成管理装置、番組編成管理プログラムを提供することである。
実施形態によれば、番組編成管理装置は、イベント共有設定手段、延長枠作成手段、EPG分割手段、イベント作成手段を有する。イベント共有設定手段は、放送中の第1番組に対するまだら自動延長指示が入力された場合に、放送データに基づいて、次放送枠の第2番組に対するまだら編成番組の第1チャンネルと第2チャンネルとのイベント共有の設定をオフする。延長枠作成手段は、前記第1番組を延長して放送するための延長放送枠を次放送枠の前記第2チャンネルに作成する。EPG分割手段は、前記延長放送枠の作成に応じて、EPG(Electronic Program Guide)の次放送枠を前記第2番組に対応する前記第1チャンネルと前記第1番組に対応する前記第2チャンネルに分割する。イベント作成手段は、次放送枠の前記第2チャンネルに対するイベントを作成する。
本実施形態における放送番組管理システムの構成を示すブロック図。 本実施形態における放送番組管理システムにより実行される放送運行の通常業務フローを示す図。 放送データのデータ構成の一例を示す図。 延長放送決定時の放送番組管理システムにより実行される放送運行の通常業務フローを示す図。 本実施形態におけるまだら自動延長を実行する場合の業務フローを示す図。 本実施形態におけるまだら自動延長をする前の初期状態を示す図。 本実施形態におけるまだら自動延長決定された状態を示す図。 まだら自動延長する場合のレートを説明するための図。 本実施形態におけるまだら自動延長が30分延長された状態を示す図。 本実施形態におけるまだら自動延長が60分延長された状態を示す図。 本実施形態におけるまだら自動延長が65分延長された状態を示す図。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態における放送番組管理システムの構成を示すブロック図である。図1に示す放送番組管理システムは、営業放送システム(営放システム)2、データサーバ(DS)4、下位システム6を含む。営放システム2、データサーバ4、下位システム6は、例えばLAN(Local Area Network)などのネットワークを介して接続され、相互にデータ送受信することができる。
営放システム2は、放送する番組の編成処理をするもので、番組編成の内容を示す放送データをデータサーバ4に提供する。
データサーバ4は、放送送出設備のデータ管理を行うシステムとして送出設備全体の中核に位置する。データサーバ4は、営放システム2から受信した放送データ、もしくはデータサーバ4で変更した放送データを下位システム6へ送信して、下位システム6による放送送出のための機器制御を行う。
データサーバ4は、コンピュータの機能を有し、プロセッサ、メモリ、記憶装置、表示装置、入力装置、通信装置等を有する。データサーバ4のプロセッサは、メモリに記憶された基本プログラム(OS)やアプリケーションプログラムを実行して、各種の機能を実現するための回路である。プロセッサは、番組編成管理プログラムを実行することで、後述する放送送出設備のデータ管理のための各処理を実現する。
本実施形態におけるデータサーバ4は、例えばスポーツ中継をする番組の放送を延長する場合に、放送中のスポーツ中継に対するまだら自動延長指示の入力に応じて、放送データに基づいて、次放送枠の番組に対するまだら放送において、別チャンネル(第2チャンネルSV2)に延長用放送枠を自動生成することにより、営放システム2でのデータ準備、オペレータのデータサーバ4における操作を容易にして作業負荷を軽減する。
下位システム6は、データサーバ4から受信される放送データをもとに、放送を送出する処理を実行する。下位システム6には、例えばAPC(Automatic Program Controller:自動番組送出制御装置)、SI(Service Information:番組配列情報)/EPG(Electronic Program Guide:電子番組表)サーバなどを含む。
次に、本実施形態における放送番組管理システムの動作について説明する。
図2は、本実施形態における放送番組管理システム(営放システム2、データサーバ4、下位システム6)により実行される放送運行の通常業務フローを示す図である。通常業務としては、営放システム2や下位システム6へのデータの送受信状況など、日々の放送データ送受信の流れを監視し、放送運行を行う。
まず、営放システム2では、番組を構築するに必要な各種の映像、音声等の番組コンテンツ、あるいはコマーシャルコンテンツをもとに番組の編成処理を実行する(ステップA11)。営放システム2は、番組放送のX日前になると、番組編成を確定し、番組編成に応じたEPG予約して、番組編成の内容を示す放送データをデータサーバ4に送信する(ステップA12)。
図3は、放送データのデータ構成の一例を示す図である。放送データには、放送進行データと編成情報データが含まれる。放送進行データは、放送の送出を制御するためのデータで、番組単位の放送枠情報やPMT(Program Map Table:プログラムマップテーブル)の素データを含む放送枠データ21、下位システム6が制御を行うためのイベントデータ22、イベントデータのCM枠イベントにそれぞれ対応するCMの素材単位の情報であるCMイベントデータ23から構成される。イベントデータ22には、本編イベントとCM枠イベントがあり、CM枠イベントの配下にはCMイベントデータを配置することができる。
編成情報データ31は、放送枠データ21の放送枠情報が示す放送枠に対応するEIT(Event Information Table:イベント情報テーブル)を作成するためのデータであり、EIT素データ32で構成される。編成情報データには、番組編成に対応するEPGに相当するデータを含む。また、EIT素データ32には、放送データを受信する受信機側で放送を録画する場合に、延長放送時に放送枠を越えて引き続き録画を継続することを指示するイベントリレーが設定される。
データサーバ4は、営放システム2から1日分の放送データを受信/展開して、記録する(ステップB11)。データサーバ4では、営放システム2からの放送データについて、データサーバ4の運用者によって必要に応じて確認のための操作がされる。
営放システム2は、データサーバ4に放送データを送信済みの番組について変更がある場合に、変更分の放送データをデータサーバ4に送信する(ステップA13)。データサーバ4は、変更分の放送データを受信/展開し、記録する。放送内容に変更がある場合には、その都度、営放システム2からデータサーバ4に対して変更分の放送データが送信される。
放送Y日前になると、データサーバ4は、営放システム2から受信済みの放送データ(変更分を含む)を、下位システム6に対して定時送信する(ステップB13)。下位システム6は、データサーバ4からの放送データを受信して記録する(ステップC11)。
放送Y日前以降に番組について変更がある場合に、前述と同様にして、その都度、営放システム2からデータサーバ4に対して変更分の放送データが送信されるが(ステップA14)、データサーバ4は、変更分の放送データを受信/展開し、記録すると共に、放送データを下位システム6に対して即時送信する(ステップB15)。下位システム6は、データサーバ4からの放送データを受信して記録する(ステップC12)。
放送Z時間前になると、営放システム2における番組変更が締め切られる(ステップA15)。すなわち、放送Z時間前以降では、営放システム2における放送データの変更は実行されない。放送時刻となると、下位システム6は、データサーバ4から受信された放送データに応じて機器を制御して放送を送出する(ステップC13)。
次に、番組を延長放送する場合について説明する。
図4は、延長放送決定時の放送番組管理システム(営放システム2、データサーバ4、下位システム6)により実行される放送運行の通常業務フローを示す図である。
例えば、スポーツ中継をする番組の延長が決定した場合、元々予定していた番組の放送データを変更する必要がある。この場合、24時間稼働システムであるデータサーバ4においてデータ変更を行い、下位システム6へ放送データを送信する。
通常では、現在放送中の番組について延長放送する場合、営放システム2の運営者とデータサーバ4の運営者との間で番組の延長の協議をする(ステップA21,B21)。データサーバ4の運営者は、協議の内容に基づいて、営放システム2から受信済みの放送データに対して、入力装置に対する操作等によって延長放送に対応する編集を実施する(ステップB22)。
データサーバ4は、運営者による放送データ編集が完了すると、編集済みの放送データを下位システム6に対して即時送信する(ステップB23)。下位システム6は、データサーバ4からの放送データを受信して記録する(ステップC21)。放送時刻となると、下位システム6は、データサーバ4から受信された、延長放送を示す放送データに応じて機器を制御して放送を送出する(ステップC22)。
なお、営放システム2の運営者が24時間対応では無い場合、データサーバ4の運営者は、協議無しで放送データ編集をしなければない状況が発生しうる。
本実施形態におけるデータサーバ4では、番組を延長放送する場合に、まだら自動延長を指示することで、延長用放送枠を自動生成することができる。
次に、本実施形態におけるまだら自動延長を実行する場合について説明する。
図5は、本実施形態におけるまだら自動延長を実行する場合の業務フローを示す図である。
以下の説明では、スポーツ中継をする番組について自動延長する場合を例にする。スポーツ中継の番組を放送する放送局では、複数のチャンネルにおいて同時に複数番組を放送することができる。ここでは、第1チャンネル(以下、SV1によって示す)と第2チャンネル(以下、SV2によって示す)によって同時放送が可能であるものとする。まだら自動延長では、SV1において次の放送枠の番組を放送しながら、SV2においてスポーツ中継をする番組を延長して放送する。
なお、SV2において次の放送枠の番組を放送して、SV1においてスポーツ中継をする番組を延長して放送するようにしても良い。また、さらに第3チャンネル(SV3)を使用して同時放送が可能な場合には、SV3を利用してスポーツ中継をする番組を延長して放送するようにしても良い。
まず、まだら自動延長をする前の初期状態について説明する。
図6は、初期状態を示す図であり、図6(A)は放送データ、図6(B)はEPGが示す番組表、図6(C)はイベントデータ22が示すSV1のイベント内容を示している。
図6に示すように、「19:00~22:00」において「スポーツ中継」、「22:00~23:00」において「NEWS」、「23:00~24:00」において「ドラマ」の各番組を放送することが設定されている。
図6(C)に示す例では、SV1に対して設定されるイベントは、番組開始のトリガ(Tr)、開始時刻、映像用コード(VS)、映像制御モード用コード(VM)、音声コード(AS)、音声制御モード用コード(AM)、特殊制御用コード(SP)、音声、素材ID(CMの素材を示す)、OA(オンエア)状態のデータが対応づけて記録される。番組開始のトリガ(Tr)における「U」は放送時刻が不確定のブロックイベント(アンタイムブロックイベント)を示し、「D」は前のブロックイベントに続いて開始時刻が示す時間が経過した後に開始される継続イベントを示す。
放送データでは、「スポーツ中継」について、SV1においてのみ番組を放送する場合、SV2とのイベント共有あり(オン)に設定されており、SV1とSV2の帯域を利用して放送する。この場合、SV1について、例えば第1レートの16Mbpsが使用される。
初期状態の設定に基づいて現在の放送枠の番組「スポーツ中継」が放送されている間に、現在放送中の番組についての延長放送が、営放システム2の運営者とデータサーバ4の運営者との間で協議され(ステップA31,B31)、まだら自動延長の実施が決められたものとする。
この場合、データサーバ4の運営者は、協議の内容に基づいて、入力装置に対する操作等によって、データサーバ4にまだら自動延長の実施を指示する(ステップB32)。データサーバ4は、まだら自動延長の指示に応じて、図5に示すステップB33~B36の処理を実行する。
図7は、まだら自動延長決定された状態を示す図である(図7(A)は放送データ、図7(B)はEPGが示す番組表、図7(C)はイベントデータ22が示すSV2のイベント内容を示す)。
まず、データサーバ4は、次の放送枠において、まだら放送を行うために、SV1の次放送枠(番組「NEWS」)についてイベント共有無し(オフ)に自動設定する(ステップB33)。この場合、SV1について例えば第2レートの11Mbpsが使用される。
また、データサーバ4は、「スポーツ中継」を延長して放送するための延長放送枠を、次の番組「NEWS」に対応する放送枠(22:00~23:00)のSV2に自動作成する(ステップB34)。放送枠の枠長は、SV1の次放送枠と同じとする。
また、データサーバ4は、SV1のEITにイベントリレーを自動設定する。これにより、SV1により放送されている「スポーツ中継」がSV2において延長放送された場合に、放送データを受信する受信機側で「スポーツ中継」の放送を継続して録画することができるようになる。
データサーバ4は、SV2への延長放送枠の作成に応じて、EPGの次放送枠を第1EPGと第2EPGに分割する。すなわち、次番組「NEWS」に対応するSV1の放送枠と、延長放送する番組「スポーツ中継」に対応するSV2の放送枠に分割する。第1EPGは、初期設定した内容で設定する。第2EPGは、SV1のEPG内容をコピーして設定する(以下に説明するように延長枠を5分とする)。
また、データサーバ4は、自動延長枠作成時にイベントも同時に作成する。すなわち、データサーバ4は、(1)先頭イベントにSV1のVS/ASコード(ENDを除くSV1最終のVS/ASコード)と同じVS/ASコードを設定する、(2)SV1で未消化のアンタイムブロックイベント(TrがU,Dで連続したイベント)をコピーして設定する、(3)初期設定したフィラーイベントを自動作成する、(4)ビットレートを下げるSPコードを設定(例:BC→4M下げるSPコード)する。
データサーバ4は、SV2に対するイベントの設定において、「スポーツ中継」について予め決められた時間単位で延長放送するように設定する。図7(B)(C)に示す例では、予め決められた時間単位を「5分」としている。延長放送をさらに延長する場合には、同様にして、予め決められた時間単位「5分」で繰り返して延長放送を自動更新する(後述する)。
次放送枠の「スポーツ中継」終了後の次放送枠までの時間には、フィラー静止画像を放送するイベントを設定する。フィラー静止画像は、次放送枠までの時間に埋め合わせのために予め用意された映像である。図7(B)(C)に示すように、当初の延長放送の設定では、「スポーツ中継」の延長放送が終了する「22:05」からフィラー静止画像のイベントが設定されている。
データサーバ4は、フィラー静止画像のイベントの設定に応じて、第2EPGにフィラー枠(「22:05」~「23:00」)を設定する。
データサーバ4は、まだら自動延長指示に応じて延長放送枠を生成した放送データを、下位システム6に対して即時送信する(ステップB37)。下位システム6は、データサーバ4からの放送データを受信して記録する(ステップC31)。下位システム6は、延長放送が設定された放送データをもとに、SV1とSV2における放送を送出する。
放送時刻となると、下位システム6は、データサーバ4から受信された放送データに応じて機器を制御して放送を送出する(ステップC32)。すなわち、SV1では番組「NEWS」を放送し、SV2では番組「スポーツ中継」を延長放送する。
なお、SV2において延長放送する場合、図8に示すように、SV1レートを第2レートの11Mbps、SV2レートを5Mbpsとする。なお、フィラー静止画像を放送する間は、SV1レートを第2レートの15Mbps、SV2レートを1Mbpsにする。
データサーバ4は、延長放送が開始された後、自動延長終了が例えばデータサーバ4の運用者の操作によって指示されるまで、5分周期で前述と同様にしてイベント、EPGを自動更新して(ステップB38)、自動更新後の放送データを下位システム6に対して即時送信する(ステップB39)。例えば、データサーバ4は、延長放送の5分が終了する前、例えば2分前となった場合に、次の5分の延長放送のためのイベント、EPGの自動更新を実行する。
下位システム6は、データサーバ4からの放送データを受信して記録し(ステップC33)、延長放送が設定された放送データをもとに、SV1とSV2における放送を送出する(ステップC34)。
図9は、まだら自動延長が5分毎に繰り返されて30分延長された状態を示す図である(図9(A)は放送データ、図9(B)はEPGが示す番組表、図9(C)はSV2のイベント内容を示す)。
データサーバ4は、次放送枠内で延長放送を更新する場合には、図9(C)に示すように、フィラー静止画像を表示させるイベントの開始時刻(図9(C)では「22:30:00」)を更新する。
また、データサーバ4は、図9(B)に示すように、フィラー静止画像を表示させる放送枠の開始時刻を更新する(「22:30」)。
図10は、まだら自動延長が5分毎に繰り返されて60分延長された状態を示す図である(図10(A)は放送データ、図10(B)はEPGが示す番組表、図10(C)はSV2のイベント内容を示す)。すなわち、「スポーツ中継」の次放送枠の終了時刻まで延長された状態を示す。
この場合、データサーバ4は、図9(C)に示すように、フィラー静止画像を表示させるイベントを削除し、また、図9(B)に示すように、フィラー静止画像を表示させる放送枠を削除する。
図11は、まだら自動延長が5分毎に繰り返されて65分延長された状態を示す図である(図9(A)は放送データ、図9(B)はEPGが示す番組表、図9(C)はSV2のイベント内容を示す)。すなわち、「NEWS」の次放送枠を越えて延長放送する場合、さらに次の番組「ドラマ」の次放送枠に延長放送枠を作成する。
データサーバ4は、次の「ドラマ」の放送枠において、まだら放送を行うために、SV1の次放送枠(番組「ドラマ」)についてイベント共有無し(オフ)に自動設定する(第2レートの11Mbps)。
また、データサーバ4は、「スポーツ中継」を延長して放送するための延長放送枠を、次の番組「ドラマ」に対応する放送枠(23:00~24:00)の終了時刻まで延長する。
また、データサーバ4は、SV2のEITにイベントリレーを自動設定する。これにより、SV2により延長放送されている「スポーツ中継」を継続して録画することができるようになる。
また、データサーバ4は、SV2に対するイベントの設定において、「NEWS」の放送枠終了から5分後の時刻(「23:05:00」)を開始時刻とするフィラーイベントを復活させると共に、「スポーツ中継」のイベントの終了時刻(「24:00:00」)を設定する。
データサーバ4は、SV2への延長放送枠の延長に応じて、EPGの次放送枠を5分拡張して設定すると共に(「23:05」)、フィラー静止画像のイベントの設定に応じてフィラーEPG枠(「23:05」~「24:00」)を復活させる。
このようにして、本実施形態におけるデータサーバ4は、運用者の操作によりまだら自動延長の実施が指示されることにより、図5に示すステップB33~B39の処理を実行することで、現在放送中の番組(「スポーツ中継」)を延長放送するための延長放送枠をSV2に自動生成することができる。従って、番組の延長放送に対して、営放システム2でのデータ準備などが不要であり、またデータサーバ4における運用者の操作による放送データの編集作業をする必要がないので、作業負荷を大幅に軽減することが可能となる。
なお、前述した説明では、「スポーツ中継」について延長放送する場合に、次番組「NEWS」の放送枠のSV2に番組放送(イベント)が設定されていない例を示しているが、SV2に番組放送(イベント)が設定されている場合に、先に設定された番組の放送枠を削除した上で、前述したように延長枠を自動設定するようにしても良い。また、SV3がある場合に、SV3に番組放送(イベント)が設定されていなければ、SV3を選択して延長枠を設定するようにしても良い。
なお、上記の各実施形態に記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD-ROM、DVDなど)、光磁気ディスク(MO)、半導体メモリなどの記憶媒体に格納して頒布することもできる。
また、この記憶媒体としては、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であっても良い。
また、記憶媒体からコンピュータにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW(ミドルウェア)等が上記実施形態を実現するための各処理の一部を実行しても良い。
さらに、各実施形態における記憶媒体は、コンピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、記憶媒体は1つに限らず、複数の媒体から上記の各実施形態における処理が実行される場合も本発明における記憶媒体に含まれ、媒体構成は何れの構成であっても良い。
なお、各実施形態におけるコンピュータは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、上記の各実施形態における各処理を実行するものであって、パーソナルコンピュータ等の1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であっても良い。
また、各実施形態におけるコンピュータとは、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
2…営放システム、4…データサーバ、6…下位システム、21…放送進行データ、22…イベントデータ、23…CMイベントデータ、31…編成情報データ、32…EIT素データ。

Claims (6)

  1. 放送中の第1番組に対するまだら自動延長指示が入力された場合に、放送データに基づいて、次放送枠の第2番組に対するまだら編成番組の第1チャンネルと第2チャンネルとのイベント共有の設定をオフするイベント共有設定手段と、
    前記第1番組を延長して放送するための延長放送枠を次放送枠の前記第2チャンネルに作成する延長枠作成手段と、
    前記延長放送枠の作成に応じて、EPG(Electronic Program Guide)の次放送枠を前記第2番組に対応する前記第1チャンネルと前記第1番組に対応する前記第2チャンネルに分割するEPG分割手段と、
    次放送枠の前記第2チャンネルに対するイベントを作成するイベント作成手段と
    を有する番組編成管理装置。
  2. 放送中の第1番組に対して、次放送枠の前記第2チャンネルへのイベントリレーを設定するイベントリレー設定手段をさらに有する請求項1記載の番組編成管理装置。
  3. 前記延長枠作成手段は、次放送枠の前記第2チャンネルに予め第3番組の放送枠が作成されている場合に、前記第3番組の放送枠を削除して、前記第1番組の延長放送枠を作成する請求項1または請求項2記載の番組編成管理装置。
  4. 前記延長枠作成手段は、次放送枠の前記第2チャンネルにおいて、予め決められた時間単位で前記延長放送枠を作成する請求項1~3の何れかに記載の番組編成管理装置。
  5. 前記延長枠作成手段は、次放送枠を越えて前記第1番組を延長する場合、さらに次放送枠に延長放送枠を作成する請求項4記載の番組編成管理装置。
  6. コンピュータを、
    放送中の第1番組に対するまだら自動延長指示が入力された場合に、放送データに基づいて、次放送枠の第2番組に対するまだら編成番組の第1チャンネルと第2チャンネルとのイベント共有の設定をオフするイベント共有設定手段と、
    前記第1番組を延長して放送するための延長放送枠を次放送枠の前記第2チャンネルに作成する延長枠作成手段と、
    前記延長放送枠の作成に応じて、EPG(Electronic Program Guide)の次放送枠を前記第2番組に対応する前記第1チャンネルと前記第1番組に対応する前記第2チャンネルに分割するEPG分割手段と、
    次放送枠の前記第2チャンネルに対するイベントを作成するイベント作成手段として機能させるための番組編成管理プログラム。
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