JP2002232813A - 放送受信端末装置 - Google Patents

放送受信端末装置

Info

Publication number
JP2002232813A
JP2002232813A JP2001026248A JP2001026248A JP2002232813A JP 2002232813 A JP2002232813 A JP 2002232813A JP 2001026248 A JP2001026248 A JP 2001026248A JP 2001026248 A JP2001026248 A JP 2001026248A JP 2002232813 A JP2002232813 A JP 2002232813A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
data
area
service provider
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001026248A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuko Okayama
祐孝 岡山
Tomohisa Kohiyama
智久 小檜山
Tokai Morino
東海 森野
Takeo Tomokane
武郎 友兼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2001026248A priority Critical patent/JP2002232813A/ja
Publication of JP2002232813A publication Critical patent/JP2002232813A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】TV放送受信装置(サービス端末装置)に内蔵
されるHDDの一部領域をサービス事業者専用の領域と
して確保し,サービス事業者が該領域を自由に使用する
ことで,サービス事業者が視聴者に対して確実にサービ
スを提供する。 【解決手段】サービス端末装置に内蔵するHDDを管理
するディスク管理手段と,該HDDの一部領域をサービ
ス事業者専用の領域として確保/削除する専用領域管理
手段と,該専用領域に対するユーザ(視聴者)のデータ
書込みを制限する書込み制御手段とを有する構成とし,
専用領域管理手段でサービス事業者専用の領域を設け,
書込み制御手段で該サービス事業者から配信されるコン
テンツを格納できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,デジタル放送を利
用したサービス方法およびコンテンツ(データ)を蓄積可
能とする端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年,HDD(ハードディスクドライ
ブ)の大容量化/小型化,光ディスクといった大容量リ
ムーバブルメディアの登場に伴い,HDDを内蔵した
り,光ディスクを記録メディアとするTV放送受信装置
が市場に登場してきている。このようなTV放送受信装
置を使い,様々なサービスが考案されている。例えば,
放送キャリアや電話回線といった通信キャリアを介して
別途配信されるEPG(電子プログラムガイド)をTV
放送受信装置のHDDに蓄積しておき,ユーザ(視聴者)
がこのEPGを使って所望の番組を容易に録画できる。
また,夜間放送されるニュースをTV放送受信装置のH
DDに蓄積しておき,翌朝,携帯端末などにダウンロー
ドして外出先で閲覧することもできる。
【0003】さらに,特開平11―259930号公報
では,あらかじめ幾種類のTVコマーシャル(CM)を
配信してHDDに蓄積しておき,リアルタイム視聴時に
視聴者のプロファイルにしたがって視聴者のニーズに合
ったCMに差し替える方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】HDDが大容量化の一
途をたどるとしてもその容量には限界がある。また,今
後様々なサービスの登場が期待され,必要とされる容量
は増す一方である。放送事業者やサービス事業者が,T
V放送受信装置での蓄積を目的としてニュースや様々な
コンテンツを配信しても,TV放送受信装置側に蓄積に
十分必要なHDD容量が残っていなければ,ユーザ(視
聴者)はそのサービスの恩恵にあずかることができず,
また,サービス事業者にとっても意味のないサービスと
なる恐れがある。
【0005】さらに,EPGを使いHDDにTV番組を
容易に録画できると,視聴者の好きな時間に好きなTV
番組を視聴する,いわゆるタイムシフト視聴が増加す
る。CMの中には,例えば,あるスーパーの特売広告の
ように視聴する日時が重要なものもあり,タイムシフト
視聴ではCMの情報鮮度が保てないという問題が発生す
る。
【0006】本発明の目的は,TV放送受信装置(サー
ビス端末装置)に内蔵されるストレージ装置(HDDな
ど)の一部領域をサービス事業者専用の領域として確保
し,サービス事業者が該領域を自由に使用することで,
サービス事業者が視聴者に対して確実にサービスを提供
するとともに,視聴者も確実にサービスを受けられるこ
とを可能とするデータ蓄積型サービス端末装置(放送受
信端末装置)を提供することにある。さらに,本発明の
その他の目的は,TV番組録画時に,録画する番組にC
Mが含まれる場合,CMと番組本編とをそれぞれ別のフ
ァイルとして録画し,タイムシフト視聴時に,視聴者が
該CMを視聴することにより,該番組本編を視聴可能と
するデータ蓄積型サービス端末装置(放送受信端末装
置)を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は,サービス端末装置において,上記サービス
端末装置に内蔵するストレージ装置(HDDなど)を管
理するディスク管理手段と,該ストレージ装置の一部領
域をサービス事業者専用の領域として確保/削除する専
用領域管理手段と,該専用領域に対するユーザ(視聴
者)のデータ書込みを制限する書込み制御手段とを有す
る構成とした。
【0008】さらに,上記サービス端末装置は,サービ
ス事業者あるいは放送事業者に設置される配信サーバと
の間で,電話回線といった公衆網あるいは専用通信網を
介してデータのやり取りを可能とするための通信手段を
備え,HDDのセクタ不良などが原因となって起こり得
る上記専用領域の容量の変化を,上記通信手段を使用し
て上記配信サーバに通知する構成とした。
【0009】また,上記サービス端末装置はサービス事
業者専用ストレージ装置(HDDなど)を備え,上記サ
ービス事業者専用ストレージ装置は放送事業者もしくは
サービスセンタを介して配信されるサービス事業者のコ
ンテンツを蓄積する構成とした。
【0010】また,上記サービス端末装置において,あ
らかじめ配信されるCMをその有効期限とともに上記ス
トレージ装置に蓄積しておき,TV番組のタイムシフト
視聴時に,該TV番組に含まれるCMが視聴する日時で
はその情報に意味がない場合に,上記ストレージ装置に
蓄積されている有効期限内のCMに差し替えて再生する
CM差替え手段を有する構成とした。
【0011】さらに,CMの差し替えにおいて新たに挿
入可能なCMの候補が複数存在する場合,上記ストレー
ジ装置に蓄積されている各CMに優先度を持たせ,該優
先度の高いCMに差し替えるよう構成した。
【0012】また,上記サービス端末装置において,放
送されるTV番組を録画する際,録画する番組にCMが
含まれる場合,CMと番組本編とをそれぞれ別のファイ
ルとして録画する録画手段を有し,タイムシフト視聴時
に,視聴者が該CMのすべてあるいは一部を視聴するこ
とにより,該番組本編を視聴可能とする構成とした。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
て説明する。図1は実施形態のデータ蓄積型サービス方
法を適応しうるデータ蓄積型サービスシステムのシステ
ム構成図である。
【0014】図1において,10および11はサービス
事業者,12はサービスセンタ,13aは配信サーバ,
13bはコンテンツデータベース,14aは課金サー
バ,14bは顧客データベース,15及び16は放送事
業者,17はアナログあるいはデジタルの衛星放送送信
設備,18はアナログあるいはデジタルの地上波放送送
信設備,19は放送衛星(BS)あるいは通信衛星(C
S),20はサービス端末装置,21および23は有線
あるいは無線を用いた通信網,22は金融機関,24は
CATV送信設備である。
【0015】本データ蓄積型サービスシステムでは,少
なくとも1事業者以上のサービス事業者10または11
が保持するコンテンツが公衆網あるいは専用回線23を
介してサービスセンタ12に送信され,該コンテンツは
サービスセンタ12が設置するコンテンツデータベース
13bに格納される。さらに,サービスセンタ12に設
置される配信サーバ13aが所定の配信スケジュールに
したがって,該コンテンツを少なくとも1事業者以上の
放送事業者15または16に公衆網あるいは専用回線2
3を介して送信する。そして,放送事業者15または1
6は所定の放送スケジュールにしたがって,衛星放送送
信設備17あるいは地上波放送送信設備18あるいはC
ATV送信設備24から該コンテンツをサービス端末装
置20に配信する。サービス端末装置20は上記放送を
受信して該コンテンツを内蔵するストレージ装置,例え
ば,ハードディスクに蓄積する。また,配信された該コ
ンテンツが有料である場合には,サービス端末装置20
は,ユーザ(視聴者)が該コンテンツを購入したという
情報を公衆網あるいは専用回線21を介してサービスセ
ンタ12に送信し,サービスセンタ12に設置される課
金サーバ14aが顧客データベース14bに格納されて
いる顧客情報と照合して,最終的にサービスセンタ12
と公衆網あるいは専用回線23を介して接続される金融
機関22から該コンテンツに設定された料金が視聴者に
対して課金されることになる。
【0016】また,サービスセンタ12は放送事業者1
5または16と同一であることも考えられる。この場
合,放送事業者15または16内にサービスセンタ12
が存在することになる。
【0017】図2は実施形態のデータ蓄積型サービス端
末装置を適応しうるサービス端末装置20のハードウェ
ア構成図である。
【0018】図2に示すように,サービス端末装置20
は,CPU1と,主記憶2と,ストレージ装置3と,通
信制御装置4と,放送受信装置5と,入力装置6と,出
力装置7とを有して構成される。そして,サービス端末
装置20の各構成要素はバス8によって接続され,各構
成要素間で必要な情報が伝送可能なように構成されてい
る。
【0019】CPU1は,主記憶2やストレージ装置3
に,あらかじめ格納されているプログラムによって所定
の動作を行う。
【0020】主記憶2は,ワークエリアとして機能した
り,必要なプログラムを格納するための手段であり,例
えば,前者に対してはRAM,後者に対してはROMな
どによって実現できる。
【0021】ストレージ装置3は,サービス端末装置2
0の動作を制御するためのプログラムを保存したり,放
送事業者から放送(配信)されるコンテンツを蓄積する
ための手段であり,例えば,ハードディスク(HD
D),光ディスクなどによって実現できる。
【0022】通信制御装置4は,電話線やLANなどの
公衆あるいは専用の通信網を介して,同じく該通信網に
接続される装置と情報(データ)を送受信するための手
段であり,例えば,モデム,ネットワークアダプタ,無
線送受信装置などによって実現される。
【0023】放送受信装置5は,アナログまたはデジタ
ル衛星放送あるいはアナログまたはデジタル地上波放送
あるいはアナログまたはデジタルCATV放送を受信す
るための手段である。アナログ衛星放送としては既に日
本国内で実施されているアナログBS放送,デジタル衛
星放送としては既に日本国内で実施されているデジタル
CS放送および2000年12月から運用が開始される
デジタルBS放送,アナログ地上波放送としては既に世
界中で実施されているNTSC,PAL,SECAMと
いったアナログ地上波TV放送および専用ケーブルを使
用したCATV放送,デジタル地上波放送としては既に
米国で実施されているATSCデジタル地上波放送など
があり,後述の本実施例では,放送受信装置5はBSデ
ジタル放送に対する受信装置として説明する。もちろ
ん,本発明はデジタルBS放送に限定されるものではな
く,さらに,放送受信装置5は複数の放送形式を受信で
きよう構成してもよい。
【0024】入力装置6は,視聴者がサービス端末装置
20に対して必要な命令や情報を入力するための手段で
あり,例えば,TV受信機で使用されるリモコンや,P
Cで使用されるキーボード,マウスなどによって実現で
きる。
【0025】出力装置7は,ストレージ装置3に蓄積さ
れたコンテンツや視聴者の操作に応答するための情報を
表示するための手段であり,ブラウン管,CRT,液晶
ディスプレイ,PDP,プロジェクタなどによって実現
できる。
【0026】サービス端末装置20を構成する各要素の
うち,データやプログラムの入出力と直接関係がない装
置がある場合には,その装置を図2の構成からはずすこ
とができる。
【0027】図3は,上記サービス端末装置20上で動
作するソフトウェアプログラムのソフトウェア構成図で
ある。
【0028】図3において,31,32,33はデバイ
スドライバであり, 上記サービス端末装置20を構成す
るCPUと主記憶を除く各要素に対し少なくとも1つ存
在する。例えば,図2に示したサービス端末装置は,ス
トレージ装置3,通新装置4,放送受信装置5,入力装
置6および出力装置7を備えているため,これら各要素
に対して1つずつ合計5つのデバイスドライバが少なく
とも存在する。上記デバイスドライバは,上記サービス
端末装置の各要素(CPU1と主記憶2を含む)間でバ
ス8を介してデータのやり取りを制御するためのプログ
ラムである。
【0029】OS(オペレーティングシステム)34
は,メモリ管理やタスク管理,上記サービス端末装置2
0を構成する各要素に対する割り込み処理などを行うプ
ログラムである。ディスク管理手段35はストレージ装
置3に対して読み書きされるファイルやディレクトリ,
フォルダーなどを管理するプログラムである。ストレー
ジ装置3用デバイスドライバがハードウェアに依存する
プログラムであるのに対して, ディスク管理手段35は
ストレージ装置3の種類に依存せず,論理的な機能を実
現するプログラムである。また,ディスク管理手段35
は,OS34の一機能として実現されることもある。
【0030】専用領域管理手段36はストレージ装置3
の領域の一部をサービス事業者専用の領域として確保/
削除するためのプログラムである。
【0031】書込み制御手段37は上記専用領域に対す
るユーザ(視聴者)のデータ書込みを制限するためのプ
ログラムである。
【0032】GUI(Graphical User I
nterface)部41は,視聴者に操作を行わせる
ためのインターフェースを表示したり,視聴者の操作内
容を上記デバイスドライバや上記OSなどに知らせるた
めのプログラムである。
【0033】図3に示した各ソフトウェアプログラムは
主記憶2あるいはストレージ装置3に格納されており,
何らかの事象,例えば,入力装置6を使用して入力され
る視聴者からの指示(操作)や主電源投入時,コンテン
ツ受信時などを契機に,CPU1が実行することによっ
て実現される。
【0034】次に,本実施形態における動作を,サービ
ス事業者から配信されるコンテンツがTVコマーシャル
(CM)である場合を例にとって図面を用いて説明す
る。
【0035】まず,ストレージ装置3の領域の一部をサ
ービス事業者専用の領域として確保/削除するための専
用領域管理手段36の動作について説明する。
【0036】図4に専用領域管理手段36の処理フロー
チャートを示す。専用領域管理手段36は,GUI部3
8が表示するメニューから視聴者が専用領域の確保/削
除を示す操作をしたときに起動される。
【0037】図4に示すように,専用領域管理手段36
は,まず,該操作が確保か削除かを判断する(ステップ
100)。上記GUI部41が表示するメニューは,そ
の項目として「確保」と「削除」を有しており,ステッ
プ100においては,選択された項目を判定することに
なる。ステップ100において,該操作が「確保」であ
った場合,さらに視聴者が入力するサービス事業者を示
すID(サービス事業者名でもよい),確保する領域の
サイズを取得する(ステップ101)。そして,該サイ
ズの領域をストレージ装置3に確保可能かどうかを判断
し(ステップ102),可能でなければ(ストレージ装
置3に該サイズを確保する領域が残されてない場合),
もう一度視聴者に入力を促す。ステップ102におい
て,該サイズの領域をストレージ装置3に確保可能であ
れば,ストレージ装置3の領域の一部に該サイズ分の領
域を上記サービス事業者用に確保する(ステップ10
3)。このとき,該領域の確保はディスク管理手段35
が行うことになるが,その処理(ストレージ装置上にパ
ーティションを作成し,論理ドライブ名を割り当てる)
の詳細は公知の技術であるので省略する。また,ディス
ク管理手段35によって該領域を確保することにより,
該領域を示す論理ドライブ名が割り当てられる。
【0038】次に,専用領域管理手段36は,専用領域
管理テーブル200に確保した領域に対するエントリを
追加して(ステップ104),処理を終了する。専用領
域管理テーブル200の内容を図5に示す。
【0039】図5において,専用領域管理テーブル20
0は,サービス事業者ID201,領域のサイズ20
2,論理ドライブ名203,書込み制御フラグ204と
から構成される。
【0040】サービス事業者ID201には,全サービ
ス事業者に対して付与されるユニークIDが設定され
る。もし,図4のステップ101において,視聴者がサ
ービス事業者名を指定したならば,サービス事業者名と
その対応するIDとの関連を示したテーブルをストレー
ジ装置3などに保持しておき,サービス事業者IDを取
得することになる。このサービス事業者名とその対応す
るIDとの関連を示したテーブルは,あらかじめ通信制
御装置4あるいは放送受信装置5を介して外部から送ら
れており,ストレージ装置3に格納されているものとす
る。
【0041】領域のサイズ202には,視聴者が指定し
たサイズに基づき実際に確保された領域のサイズが設定
される。該サイズは,確保されたときに通信制御装置4
を介してサービスセンタ12の配信サーバ13aに通知
され,配信サーバ13aは通知されたサイズをもとに配
信コンテンツの選定を行うことが可能となる。また,ス
トレージ装置3がHDDで構成される場合,長期間にわ
たって使用するとHDDのセクタ不良などで使用可能な
領域のサイズが縮小することが起こり得る。この場合,
ある間隔で実質的な使用可能サイズを通信制御装置4を
介して配信サーバ13aに通知することで,配信サーバ
13aは常に最新の使用可能サイズを把握することがで
きる。
【0042】論理ドライブ名203には,ディスク管理
手段35によって生成される,確保された領域にアクセ
スするためのドライブ名が設定される。
【0043】書込み制御フラグ204は,サービス事業
者および視聴者が該領域に何らかのデータを書込むこと
ができるかどうかを示す内容が設定される。書込み制御
フラグ204は,さらにサービス事業者205および視
聴者206の2つエントリを持ち,それぞれサービス事
業者,視聴者が書込み可能かどうかを示すものである。
サービス事業者が書込み可能である領域ということは,
該サービス事業者のコンテンツが放送受信装置5によっ
て受信され,上記コンテンツが上記領域に格納可能であ
ることを示す。また,視聴者が書込み可能である領域と
いうことは,視聴者のある操作に対応した何らかのデー
タが上記領域に格納可能であることを示す。例えば,視
聴者が放送受信装置5によって受信されるTV番組を録
画する場合,該録画データは上記領域に格納可能であ
る。
【0044】サービス事業者ID201,領域のサイズ
202,論理ドライブ名203,書込み制御フラグ20
4との内容を1対の組(エントリ)とし,最終的に専用
領域管理テーブル200は,0個以上のエントリから構
成されることになる。図5に示した例では,論理ドライ
ブ名がDISK1の領域は,サービス事業者の書込みが
不可かつ視聴者の書込みが可能である領域を示す。ま
た,論理ドライブ名がDISK2の領域は,サービス事
業者の書込みが可能かつ視聴者の書込みが不可である領
域を示す。
【0045】図4に戻り,専用領域管理手段36は,ス
テップ100において,視聴者の操作が「削除」であっ
た場合,さらに視聴者が入力するサービス事業者を示す
ID(サービス事業者名でもよい)を取得する(ステッ
プ105)。そして,専用領域管理テーブル200から
該IDと一致するエントリを取得して,該エントリが示
す領域を削除する(ステップ106)。このとき,削除
されるということは,該領域が再び別の専用領域として
使用可能になることを意味する。また,この処理はディ
スク管理手段35が行う。
【0046】そして,専用領域管理手段36は,専用領
域管理テーブル200から削除した領域に対するエント
リを削除して(ステップ107),処理を終了する。
【0047】次に,書込み制御手段37の動作について
説明する。図6に書込み制御手段37の処理フローチャ
ートを示す。書込み制御手段37は,コンテンツ受信
時,例えば,ある番組を予約録画していた場合,その予
約した日時になったときや,あるサービス事業者のコン
テンツを受信し,該サービス事業者専用の領域がストレ
ージ装置3に確保されているときなどに起動される。
【0048】図6に示すように,書込み制御手段37
は,まず,受信したコンテンツが録画予約した番組か,
あるいはあるサービス事業者から配信されたコンテンツ
かを判定する(ステップ110)。録画予約情報は,録
画予約一覧テーブルとしてストレージ装置3にあらかじ
め格納されており,上記受信したコンテンツが該録画予
約一覧テーブルに記述されているかどうかを判定するこ
とにより, 録画予約した番組かどうかを判断できる。
【0049】録画予約一覧テーブル210の内容を図7
に示す。図7において,録画予約一覧テーブル210
は,番組ID211,チャンネル番号(周波数)21
2,番組タイトル213,開始時間214,終了時間2
15,ステータス216,番組ポインタ217とから構
成される。
【0050】番組ID211には番組に対するユニーク
なIDが設定される。チャンネル番号(周波数)212
には論理的なチャンネル番号あるいは該番組を受信する
ための周波数が設定される。番組タイトル213には該
番組のタイトルが設定させる。開始時間214および終
了時間215には,それぞれ該番組の放送開始時間およ
び放送終了時間が設定される。ステータス216には,
該番組が録画予約の現在の状態が設定される。該状態に
は,少なくとも,予約中,録画中,録画済の3つの状態
が存在する。図6のステップ110においては,ステー
タス216が予約中である番組を検索することになる。
番組ポインタ217には,録画された番組データが格納
されている領域のアドレスが設定される。ステータス2
16が予約中である番組に対しては,番組ポインタ21
7には無効な値が設定される。
【0051】番組ID211,チャンネル番号212,
番組タイトル213,開始時間214,終了時間21
5,ステータス216,番組ポインタ217との内容を
1対の組(エントリ)とし,最終的に録画予約一覧テー
ブル210は,0個以上のエントリから構成されること
になる。
【0052】また,視聴者がEPG(電子プログラムガ
イド)などを使用して番組録画操作を行い,その結果,
録画予約一覧テーブル210にその内容が追加されるこ
とになる。上記EPGは,番組が放送される前にあらか
じめ配信されており,サービス端末装置20にて受信
し,ストレージ装置3などに格納されている。
【0053】さて,図6に戻り,ステップ110では,
受信したコンテンツが録画予約した番組か,あるいはあ
るサービス事業者から配信されたコンテンツかを判定す
ることになるが,デジタル放送の場合,コンテンツ(番
組)本体(映像),コンテンツに対する番組属性情報,
EPGとはMPEG2形式に多重されて送られる。上記
受信コンテンツのIDおよびチャンネル番号は上記番組
属性情報に含まれる。したがって,コンテンツ受信時,
上記番組属性情報に含まれる番組ID,チャンネル番
号,現在の日時などから録画予約一覧テーブル210の
内容を検索して上記受信したコンテンツが録画予約した
番組かを判定する。
【0054】また,上記受信したコンテンツがあるサー
ビス事業者から配信されたコンテンツである場合,上記
番組属性情報あるいはMPEG2のプライベートデータ
領域にその旨を示す情報が格納されているので,該情報
があるかどうかであるサービス事業者から配信されたコ
ンテンツかを判定する。
【0055】次に,書込み制御手段37は,ステップ1
10において,上記受信したコンテンツがあるサービス
事業者から配信されたコンテンツであると判断された場
合,上記番組属性情報あるいは上記プライベートデータ
領域に同じく格納されているサービス事業者IDを取得
し,該サービス事業者IDが専用領域管理テーブル20
0に登録されているかどうかを判定する(ステップ11
1)。もし,登録されているならば,専用領域管理テー
ブル200における該サービス事業者IDに対する論理
ドライブ名の内容にしたがい,上記受信したコンテンツ
をストレージ装置3などに格納する(ステップ11
2)。
【0056】ステップ110において,上記受信したコ
ンテンツが録画予約した番組であると判断された場合に
は,専用領域管理テーブル200から視聴者が書込み可
能な領域が存在するかどうかを検索し(ステップ11
3),存在するならば,専用領域管理テーブル200に
おける該領域に対する論理ドライブ名の内容にしたが
い, 上記受信したコンテンツをストレージ装置3など
に格納する(ステップ114)。ステップ113におい
て,専用領域管理テーブル200に視聴者が書込み可能
な領域が存在しない場合,あるいは録画するのに十分な
領域が確保されない場合には,その旨を出力装置7に表
示して(ステップ115),処理を終了する。
【0057】また,上記サービス事業者専用領域に格納
されたコンテンツの削除は,以下の方法で実現できる。
格納されるコンテンツが有効期限の属性情報を持ち,該
属性情報とともに格納する。そして,ディスク管理手段
が35が上記有効期限の過ぎたコンテンツを削除する方
法である。
【0058】さらに,別な方法としては,サービスセン
タ12が公衆網あるいは専用回線21を介してサービス
端末装置20にコンテンツの削除を指示する情報を送信
することでも実現できる。この場合,サービスセンタ2
1はサービス事業者ID,削除するコンテンツを特定可
能な情報を送信し,サービス端末装置20は通信制御装
置4にて受信し,受信した情報と専用領域管理テーブル
200における該サービス事業者IDに対する論理ドラ
イブ名の内容にしたがい,指定されたコンテンツを削除
することも可能である。
【0059】次に,上記ディスク管理手段35と,上記
専用領域管理手段36と,上記書込み制御手段37とを
用いたCM差し替え方式について説明する。
【0060】本CM差し替え方式では,まず,視聴者が
専用領域の確保を示す操作をすることで,専用領域管理
手段36が起動され,あるサービス事業者専用の領域が
ストレージ装置3上に確保される。そして,その情報が
上記サービス事業者あるいはサービスセンタ12に通知
される。続いて,上記サービス事業者あるいはサービス
センタ12がある戦略に基いてCMデータを配信する。
このCMデータはサービス端末装置20で受信時に出力
装置7に表示されるのではなく,専用領域管理テーブル
200の内容にしたがい,ストレージ装置3に格納され
る。そして,視聴者がCMを含む録画された番組を視聴
する場合に,該番組中のCMがある条件の下にあらかじ
め配信されストレージ装置3に格納された上記CMに差
し替えられることになる。
【0061】あらかじめ配信される上記CMデータには
属性情報が付属し,ストレージ装置3に格納される該属
性情報はCMデータ管理テーブルによって管理される。
【0062】CMデータ管理テーブル220の内容を図
8に示す。図8において,CMデータ管理テーブル22
0は,優先度221,有効期限222,時間帯223,
最大差し替え回数224,差し替え回数225,ポイン
タ226とから構成される。優先度221には,差し替
えるCMデータが同条件で存在する場合に,どのCMデ
ータを差し替え挿入するかを決定する差し替え優先度が
設定される。有効期限222には,CMデータが差し替
え挿入可能な日時の範囲が設定される。有効期限を過ぎ
たCMデータは,自動的にCMデータ管理テーブル22
0から削除され,さらに,CMデータ本体もストレージ
装置3上から削除される。時間帯223には,CMデー
タがその有効期限内において差し替え可能な時間帯が設
定される。この時間帯は,午前,午後,夜,深夜といっ
たレンジで表わすことも可能であり,時分秒といった時
間で表わすことも可能である。最大差し替え回数224
には,差し替え挿入する回数が設定される。差し替え回
数225には,差し替え挿入された回数が設定される。
この回数が最大差し替え回数224で指定された回数に
なったCMデータは,自動的にCMデータ管理テーブル
220から削除され,さらに,CMデータ本体もストレ
ージ装置3上から削除される。ポインタ226には,C
Mデータ本体が格納されている領域のアドレスが設定さ
れる。
【0063】優先度221,有効期限222,時間帯2
23,最大差し替え回数224,差し替え回数225,
ポインタ226との内容を1対の組(エントリ)とし,
最終的にCMデータ管理テーブル220は,0個以上の
エントリから構成されることになる。図8に示した例で
は,エントリ227とエントリ228は差し替え条件
(有効期限,時間帯)が同じであり,優先度が異なる
(エントリ227の方が優先度が高い)。したがって,
上記条件に合致してCMデータを差し替える場合,エン
トリ227が選択され,差し替え挿入されることにな
る。
【0064】次に,CM差し替え手段38の処理フロー
チャートを図9に示す。CM差し替え手段38は,サー
ビス端末装置20上で動作するソフトウェアプログラム
のうちの1つであり,サービス端末装置20上で動作す
るソフトウェア構成は図10にようになる。
【0065】CM差し替え手段38は,録画された番組
の再生時に起動される。図9に示すように,CM差し替
え手段38は,現在再生されているコンテンツ(番組本
編およびCMの総称)が番組本編かCMかを判断する
(ステップ120)。通常,放送される番組は,該番組
の前後および途中にCMを挟む。該CMにおいては,同
時に配信(放送)される番組属性情報あるいはMPEG
2のプライベートデータ領域に,CMであることを示す
情報および該CMがどのサービス事業者のCMであるか
を示すサービス事業者ID,差し替え可能かどうかを示
す情報が含まれる。ステップ120では,上記CMであ
ることを示す情報を取得して判断することになる。
【0066】そして,CMであると判断された場合,上
記差し替え可能かどうかを示す情報を上記番組属性情報
あるいは上記プライベートデータ領域から取得し(ステ
ップ121),差し替え可能であれば,上記該CMがど
のサービス事業者のCMであるかを示すサービス事業者
IDを上記番組属性情報あるいは上記プライベートデー
タ領域から取得する(ステップ122)。
【0067】次に,CM差し替え手段38は,上記サー
ビス事業者IDに対応するサービス事業者専用領域が確
保されているかどうかを専用領域管理テーブル200か
ら検索し(ステップ123),専用領域が確保されてい
れば,該専用領域に格納されているCMデータ管理テー
ブル220の内容から差し替え挿入するCMデータを選
択する(ステップ124)。そして,選択されたCMに
対して,CMデータ管理テーブル220におけるポイン
タ226を参照してCMデータをロードし,該CMデー
タを再生し(ステップ125),ステップ120に戻
り,番組再生が終了するまで処理を繰り返す。ここで,
ステップ121においてCMが差し替え可能でない場
合,および,ステップ123において上記サービス事業
者IDに対応するサービス事業者専用領域が確保されて
いない場合,および,ステップ124において差し替え
挿入可能なCMが存在しない場合には,オリジナルのC
Mデータを再生する。
【0068】また,ステップ120において,上記再生
されているコンテンツがCMでない場合,番組再生を続
行し(ステップ126),ステップ120に戻り,番組
再生が終了するまで処理を繰り返す。
【0069】このように,本第一の実施形態のCM差し
替え方式では,サービス事業者専用領域をサービス端末
装置のストレージ装置上に確保し,該サービス事業者が
ある計画(戦略)に基いてCMデータを配信して上記専
用領域に格納し,ある番組のタイムシフト視聴(録画再
生)時にタイムリーなCMを再生可能とすることで,確
実かつ柔軟なサービスを視聴者(ユーザ)に提供するこ
とが可能となる。
【0070】第一の実施形態では,サービス端末装置の
ストレージ装置上にサービス事業者専用の領域を確保す
るものであり,該専用領域は他の領域とは完全に分離さ
れたものである。例えば,上記ストレージ装置がHDD
であるならば,該専用領域にアクセスするための論理ド
ライブ名と他の領域にアクセスするための論理ドライブ
とは異なる。
【0071】次に,第二の実施形態において,該専用領
域に対するアクセスも上記他の領域にアクセスも,同じ
論理ドライブ名を使用する方法について説明する。本第
二の実施形態は,各サービス事業者の専用領域に各個別
の論理ドライブを与えるのではなく,例えば,1つの論
理ドライブで複数のサービス事業者専用領域およびユー
ザ領域を管理する方法である。
【0072】第一の実施形態では,サービス事業者専用
領域を図5に示した専用領域管理テーブル200で管理
したが,本第二の実施形態では図15に示す専用領域管
理テーブル240を用いて管理する。
【0073】図15において,専用領域管理テーブル2
40は,サービス事業者ID241,領域のサイズ24
2,空き領域サイズ243とから構成される。
【0074】サービス事業者ID241および領域のサ
イズ242は,図5におけるサービス事業者ID201
および領域のサイズ202とそれぞれ同じである。
【0075】空き領域サイズ243は,実際にサービス
事業者ID241で示されるサービス事業者が配信した
コンテンツの容量(サイズ)の合計を,領域のサイズ2
42の内容から差し引いた値を保持する。つまり,上記
サービス事業者が自由に使用できる残りのサイズを示
す。また,空き領域サイズ243は,実際にサービス事
業者ID241で示されるサービス事業者が配信したコ
ンテンツの容量の合計(実使用容量)としてもよい。
【0076】また,ユーザが(番組録画などで)使用で
きる領域の容量は,ストレージ装置が提供する全容量か
ら,サービス事業者専用に確保されている領域のサイズ
(専用領域管理テーブル240における領域のサイズ2
42の内容)の合計を差し引いたサイズとなり,図5に
示したユーザ(視聴者)のみが書込める領域のエントリ
は,専用領域管理テーブル240には必ずしも必要な
い。
【0077】次に,本第二の実施形態における専用領域
管理手段36の処理フローチャートを図17に示す。
【0078】図17に示すように,専用領域管理手段3
6は,まず,該操作が確保か削除かを判断する(ステッ
プ160)。GUI部41が表示するメニューは,その
項目として「確保」と「削除」を有しており,ステップ
160においては,選択された項目を判定することにな
る。ステップ160において,該操作が「確保」であっ
た場合,さらに視聴者が入力するサービス事業者を示す
ID(サービス事業者名でもよい),確保する領域のサ
イズを取得する(ステップ161)。そして,該領域の
サイズがストレージ装置3に空き領域として使用可能か
どうかを判断し(ステップ162),可能でなければ
(ストレージ装置3に該サイズの空き領域が残されてな
い場合),もう一度視聴者に入力を促す。ステップ16
2において,該領域のサイズをストレージ装置3に空き
領域として使用可能であれば,専用領域管理テーブル2
40に該領域に対するエントリを追加して(ステップ1
54),処理を終了する。
【0079】また,専用領域管理手段36は,ステップ
150において,視聴者の操作が「削除」であった場
合,さらに視聴者が入力するサービス事業者を示すID
(サービス事業者名でもよい)を取得する(ステップ1
55)。そして,該IDが示すサービス事業者が既に配
信して格納されているコンテンツを削除する(ステップ
156)。
【0080】そして,専用領域管理手段36は,専用領
域管理テーブル240から削除するサービス事業者ID
に対するエントリを削除して(ステップ157),処理
を終了する。
【0081】次に,本第二の実施形態における書込み制
御手段37の処理フローチャートを図16に示す。
【0082】図16に示すように,書込み制御手段37
は,まず,受信したコンテンツが録画予約した番組か,
あるいはあるサービス事業者から配信されたコンテンツ
かを判定する(ステップ150)。録画予約情報は,録
画予約一覧テーブルとしてストレージ装置3にあらかじ
め格納されており,上記受信したコンテンツが該録画予
約一覧テーブル210に記述されているかどうかを判定
することにより, 録画予約した番組かどうかを判断す
る。
【0083】ステップ150では,受信したコンテンツ
が録画予約した番組か,あるいはあるサービス事業者か
ら配信されたコンテンツかを判定することになるが,デ
ジタル放送の場合,コンテンツ(番組)本体(映像),
コンテンツに対する番組属性情報,EPGとはMPEG
2形式に多重されて送られる。上記受信コンテンツのI
Dおよびチャンネル番号は上記番組属性情報に含まれ
る。したがって,コンテンツ受信時,上記番組属性情報
に含まれる番組ID,チャンネル番号,現在の日時など
から録画予約一覧テーブル210の内容を検索して上記
受信したコンテンツが録画予約した番組かを判定する。
【0084】また,上記受信したコンテンツがあるサー
ビス事業者から配信されたコンテンツである場合,上記
番組属性情報あるいはMPEG2のプライベートデータ
領域にその旨を示す情報が格納されているので,該情報
があるかどうかであるサービス事業者から配信されたコ
ンテンツかを判定する。
【0085】次に,書込み制御手段37は,ステップ1
50において,上記受信したコンテンツがあるサービス
事業者から配信されたコンテンツであると判断された場
合,上記番組属性情報あるいは上記プライベートデータ
領域に同じく格納されているサービス事業者IDを取得
し,該サービス事業者IDが専用領域管理テーブル24
0に登録されているかどうかを判定する(ステップ15
1)。もし,登録されているならば,上記受信したコン
テンツをストレージ装置3などに格納し,該サービス事
業者IDに対する専用領域管理テーブル240の空き領
域サイズ243の内容から上記格納したコンテンツのサ
イズを差し引いた値を新たに上記空き領域サイズ243
に設定する(ステップ152)。
【0086】ステップ150において,上記受信したコ
ンテンツが録画予約した番組であると判断された場合に
は,専用領域管理テーブル240に登録されている全サ
ービス事業者専用領域の空き領域サイズを加算し, スト
レージ装置3全体の空き領域サイズ(ストレージ装置3
の全容量から実際に使用されている容量を差し引いた
値)から上記加算した値を差し引いた値が,上記コンテ
ンツのサイズより大きいかどうかを判定し(ステップ1
53),大きければ格納できると判断し,上記受信した
コンテンツをストレージ装置3などに格納する(ステッ
プ154)。ステップ153において,上記コンテンツ
を格納するのに十分な領域がない場合には,その旨を出
力装置7に表示して(ステップ155),処理を終了す
る。
【0087】以上のように,本第二の実施形態において
は,(放送事業者を介して)サービス事業者が配信する
コンテンツを必ず格納できうる領域をストレージ装置3
に上に常にプールしておくことで,1つの論理ドライブ
名を使用して複数のサービス事業者専用領域を確保する
ことが可能となる。
【0088】第一および第二の実施形態では,専用領域
への書込み制御を専用領域管理テーブル200あるいは
240を用いて行った。次に,第三の実施形態では,専
用領域管理テーブル200あるいは240を用いない専
用領域への書込み制御方法について説明する。第三の実
施形態のデータ蓄積型サービス端末装置を適応しうるサ
ービス端末装置20のハードウェア構成図を図18に示
す。
【0089】図18に示すように,サービス端末装置2
0は,CPU1と,主記憶2と,ストレージ装置3と,
通信制御装置4と,放送受信装置5と,入力装置6と,
出力装置7と,サービス事業者専用ストレージ装置9と
を有して構成される。そして,サービス端末装置20の
各構成要素はバス8によって接続され,各構成要素間で
必要な情報が伝送可能なように構成されている。
【0090】CPU1および主記憶2,ストレージ装置
3,通信制御装置4,放送受信装置5,入力装置6,出
力装置7は,図2におけるCPU1および主記憶2,ス
トレージ装置3,通信制御装置4,放送受信装置5,入
力装置6,出力装置7とそれぞれ同じである。
【0091】図2におけるストレージ装置3は放送事業
者から放送(配信)されるサービス事業者のコンテンツ
を蓄積することを目的の一つとする手段であったが,図
18におけるストレージ装置3は放送事業者から放送
(配信)されるサービス事業者のコンテンツを蓄積しな
い。
【0092】サービス事業者専用ストレージ装置9は,
放送事業者から放送(配信)されるサービス事業者のコ
ンテンツを蓄積するための手段であり,例えば,ハード
ディスク(HDD),光ディスクなどによって実現でき
る。また,ハードディスクはサービス端末装置20と着
脱可能なように構成してもよい。また,サービス端末装
置20に複数のサービス事業者専用ストレージ装置9を
接続可能なようにしてもよい。
【0093】つまり,第三の実施形態では,サービス事
業者専用領域はサービス事業者専用ストレージ装置9に
確保されることになる。サービス端末装置20を構成す
る各要素のうち,データやプログラムの入出力と直接関
係がない装置がある場合には,その装置を図18の構成
からはずすことができる。次に,本第三の実施形態にお
ける専用領域管理手段36の処理フローチャートを図1
9に示す。
【0094】図19に示すように,専用領域管理手段3
6は,まず,該操作が確保か削除かを判断する(ステッ
プ170)。GUI部41が表示するメニューは,その
項目として「確保」と「削除」を有しており,ステップ
170においては,選択された項目を判定することにな
る。ステップ170において,該操作が「確保」であっ
た場合,サービス端末装置20に接続されているサービ
ス事業者専用ストレージ装置9に対して論理ドライブ名
を割り当て(ステップ171),処理を終了する。
【0095】また,ステップ170において,視聴者の
操作が「削除」であった場合,サービス事業者専用スト
レージ装置9に対する論理ドライブ名の割り当てを解除
し(ステップ172),処理を終了する。次に,本第三
の実施形態における書込み制御手段37の処理フローチ
ャートを図20に示す。
【0096】図20に示すように,書込み制御手段37
は,まず,受信したコンテンツが録画予約した番組か,
あるいはあるサービス事業者から配信されたコンテンツ
かを判定する(ステップ180)。録画予約情報は,録
画予約一覧テーブルとしてストレージ装置3にあらかじ
め格納されており,上記受信したコンテンツが該録画予
約一覧テーブル210に記述されているかどうかを判定
することにより, 録画予約した番組かどうかを判断す
る。
【0097】ステップ180では,受信したコンテンツ
が録画予約した番組か,あるいはサービス事業者から配
信されたコンテンツかを判定することになるが,デジタ
ル放送の場合,コンテンツ(番組)本体(映像),コン
テンツに対する番組属性情報,EPGとはMPEG2形
式に多重されて送られる。上記受信コンテンツのIDお
よびチャンネル番号は上記番組属性情報に含まれる。し
たがって,コンテンツ受信時,上記番組属性情報に含ま
れる番組ID,チャンネル番号,現在の日時などから録
画予約一覧テーブル210の内容を検索して上記受信し
たコンテンツが録画予約した番組かを判定する。
【0098】また,上記受信したコンテンツがサービス
事業者から配信されたコンテンツである場合,上記番組
属性情報あるいはMPEG2のプライベートデータ領域
にその旨を示す情報が格納されているので,該情報があ
るかどうかでサービス事業者から配信されたコンテンツ
かを判定する。
【0099】次に,書込み制御手段37は,ステップ1
80において,上記受信したコンテンツがサービス事業
者から配信されたコンテンツであると判断された場合,
上記受信したコンテンツをサービス事業者専用ストレー
ジ装置9に格納する(ステップ182)。
【0100】ステップ180において,上記受信したコ
ンテンツが録画予約した番組であると判断された場合に
は,ストレージ装置3に上記コンテンツを格納しうる領
域が存在するかどうかを判定し(ステップ183),格
納できると判定された場合,上記受信したコンテンツを
ストレージ装置3に格納する(ステップ184)。ステ
ップ183において,上記コンテンツを格納するのに十
分な領域がない場合には,その旨を出力装置7に表示し
て(ステップ185),処理を終了する。
【0101】以上のように,本第三の実施形態において
は,(放送事業者を介して)サービス事業者が配信する
コンテンツを格納するサービス事業者専用ストレージ装
置を別途サービス端末装置に装着することにより,専用
領域管理テーブル200あるいは240を用いない専用
領域への書込み制御方法を実現することが可能となる。
【0102】次に,第四の実施形態として番組録画方式
について説明する。以下に説明する第四の実施形態にお
ける専用領域の管理方法は,上述した第一もしくは第二
もしくは第三の実施形態の専用領域管理方法のいずれも
適用可能であるが,以下,第一の実施形態の専用領域管
理方法を適用して説明する。
【0103】第四の実施形態では,まず,視聴者が専用
領域の確保を示す操作をすることで,専用領域管理手段
36が起動され,あるサービス事業者専用の領域がスト
レージ装置3上に確保される。そして,その情報が上記
サービス事業者あるいはサービスセンタ12に通知され
る。続いて,上記サービス事業者あるいはサービスセン
タ12がある戦略に基いてCMデータを配信する。この
CMデータはサービス端末装置20で受信時に出力装置
7に表示されるのではなく,専用領域管理テーブル20
0の内容にしたがい,ストレージ装置3に格納される。
そして,視聴者がCMを含む録画された番組を視聴する
場合に,該番組中のCMがある条件の下にあらかじめ配
信されストレージ装置3に格納された上記CMに差し替
えられることになる。
【0104】あらかじめ配信される上記CMデータには
属性情報が付属し,ストレージ装置3に格納される該属
性情報はCMデータ管理テーブル220によって管理さ
れる。
【0105】本第四の実施形態では,番組の録画時に,
番組本編と該番組に含まれるCMとをそれぞれ別のファ
イルとして格納する。
【0106】番組録画手段39の処理フローチャートを
図11に示す。番組録画手段39は,サービス端末装置
20上で動作するソフトウェアプログラムのうちの1つ
であり,サービス端末装置20上で動作するソフトウェ
ア構成は図12にようになる。番組録画手段39は,番
組の録画時に起動される。
【0107】図11に示すように,番組録画手段39
は,まず,視聴者が録画可能な領域が存在し,コンテン
ツ(番組本編およびCMの総称)を格納するのに十分な
領域があるかどうかを,専用領域管理テーブル200か
ら判定し(ステップ130),録画可能な領域が存在し
ないあるいはコンテンツを格納するのに十分な領域がな
い場合には,その旨を出力装置7に表示して(ステップ
131),処理を終了する。
【0108】ステップ130において,録画可能な領域
が存在し,コンテンツを格納するのに十分な領域がある
場合には,現在受信されている(録画すべき)コンテン
ツが番組本編かCMかを判断する(ステップ132)。
通常,放送される番組は,該番組の前後および途中にC
Mを挟む。該CMにおいては,同時に配信(放送)され
る番組属性情報あるいはMPEG2のプライベートデー
タ領域に,CMであることを示す情報および該CMがど
のサービス事業者のCMであるかを示すサービス事業者
IDが含まれる。ステップ132では,上記CMである
ことを示す情報を取得して判断することになる。
【0109】そして,CMであると判断された場合,C
Mデータを上記視聴者の専用領域に格納する(ステップ
133)。また,番組本編と判断された場合には,番組
データを上記視聴者の専用領域に格納する(ステップ1
34)。そして,本処理を録画終了まで繰り返す。
【0110】また,ステップ133およびステップ13
4において格納されるCMデータおよび番組データは,
それぞれ別ファイルとして格納され,これらの情報は録
画番組管理テーブルによって管理される。
【0111】録画番組管理テーブル230の内容を図1
3に示す。図13において,録画番組管理テーブル23
0は,番組ID231,チャンネル番号(周波数)23
2,番組タイトル233,開始時間234,終了時間2
35,ステータス236,番組ポインタ237,CMポ
インタ238とから構成される。番組ID231,チャ
ンネル番号(周波数)232,番組タイトル233,開
始時間234,終了時間235,ステータス236,番
組ポインタ237とは,録画予約一覧テーブル210に
おける番組ID211,チャンネル番号(周波数)21
2,番組タイトル213,開始時間214,終了時間2
15,ステータス216,番組ポインタ217とそれぞ
れ同様である。
【0112】CMポインタ238には,録画されたCM
データが格納されている領域のアドレスが設定される。
また,第一の実施例では,上述した録画予約一覧テーブ
ル210の代わりに録画番組管理テーブル230を使用
しても構わない。番組ID231,チャンネル番号23
2,番組タイトル233,開始時間234,終了時間2
35,ステータス236,番組ポインタ237,CMポ
インタ238との内容を1対の組(エントリ)とし,最
終的に録画番組管理テーブル230は,0個以上のエン
トリから構成されることになる。
【0113】また,図11におけるステップ133およ
びステップ134で格納される番組データおよびCMデ
ータは,録画番組管理テーブル230の番組ポインタ2
37およびCMポインタ238の内容で指示されるアド
レスにそれぞれ格納されることになる。
【0114】番組再生手段40の処理フローチャートを
図14に示す。番組再生手段40は,サービス端末装置
20上で動作するソフトウェアプログラムのうちの1つ
であり,サービス端末装置20上で動作するソフトウェ
ア構成は図12にようになる。
【0115】番組録画手段40は,録画された番組の再
生時(録画番組管理テーブル230の内容が出力装置7
に表示され,視聴者が入力装置6を使って録画番組管理
テーブル230に含まれるある番組を指示したとき)に
起動される。
【0116】図14に示すように,番組再生手段40
は,まず,選択された番組に対する録画番組管理テーブ
ル230のCMポインタ238を参照してCMデータを
再生する(ステップ140)。そして,CMポインタ2
38の内容が示すアドレスに格納されているすべてのC
Mデータが再生(視聴)されたかを判断し(ステップ1
41)し,続いて, 録画番組管理テーブル230の番組
ポインタ237を参照して番組データを再生する(ステ
ップ142)。
【0117】ステップ140において,CMデータの再
生を途中で止めたとき,あるいは,CMデータの再生を
スキップした場合,つまり,完全にCMデータの再生を
しなかった場合には,ステップ141においては,CM
データの再生がされてないと判断され,番組データの再
生はされない。また,番組データの再生を行うCMデー
タの再生条件として,ある特定のCMデータの再生が行
われたかどうかと判断するようにしてもよい。
【0118】また,ステップ140においてCMデータ
を再生する際,第一の実施例で述べたような方法で,CM
の差し替え挿入を行うことも可能である。
【0119】このように,本第四の実施例の番組録画方
式では,CMと番組本編とを別々のファイルに格納する
ことにより,番組本編視聴中にCMが挟まれることなく,
視聴者は番組本編の視聴を楽しむことができ,さらに,
CMの視聴をしなければ番組本編の視聴ができないため
に,サービス事業者にとっては,必ずCMが視聴されるこ
とが補償される。
【0120】
【発明の効果】以上説明してきたように,本発明によれ
ば,サービス事業者専用領域をサービス端末装置のスト
レージ装置上に確保し,該サービス事業者がある計画
(戦略)に基いてCMデータを配信して上記専用領域に
格納し,ある番組のタイムシフト視聴(録画再生)時に
タイムリーなCMを再生可能とすることで,確実かつ柔
軟なサービスを視聴者(ユーザ)に提供可能なデータ蓄
積型サービス端末装置(放送受信端末装置)を提供する
ことができる。
【0121】さらに, TV番組録画時に,録画する番組
にCMが含まれる場合,CMと番組本編とをそれぞれ別
のファイルとして録画し,タイムシフト視聴時に,視聴
者が該CMを視聴することにより,該番組本編を視聴可
能とするデータ蓄積型サービス端末装置(放送受信端末
装置)を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のサービスシステム構成図であ
る。
【図2】 本実施形態のデータ蓄積型サービス端末装置
のハードウェア構成図である。
【図3】 本実施形態のデータ蓄積型サービス端末装置
上で動作するソフトウェア構成図である。
【図4】 第一の実施形態の専用領域管理手段の処理フ
ローチャートを示す図である。
【図5】 第一の実施形態の専用領域管理テーブルの内
容を示す図である。
【図6】 第一の実施形態の書込み制御手段の処理フロ
ーチャートを示す図である。
【図7】 第一の実施形態の録画予約一覧テーブルの内
容を示す図である。
【図8】 第一の実施形態のCMデータ管理テーブルの
内容を示す図である。
【図9】 第一の実施形態のCM差し替え手段の処理フ
ローチャートを示す図である。
【図10】 第一の実施形態のソフトウェア構成図であ
る。
【図11】 第四の実施形態の番組録画手段の処理フロ
ーチャートを示す図である。
【図12】 第四の実施形態のソフトウェア構成図であ
る。
【図13】 第四の実施形態の録画番組管理テーブルの
内容を示す図である。
【図14】 第四の実施形態の番組再生手段の処理フロ
ーチャートを示す図である。
【図15】 第二の実施形態の専用領域管理テーブルの
内容を示す図である。
【図16】 第二の実施形態の書込み制御手段の処理フ
ローチャートを示す図である。
【図17】 第二の実施形態の専用領域管理手段の処理
フローチャートを示す図である。
【図18】 第三の実施形態のデータ蓄積型サービス端
末装置のハードウェア構成図である。
【図19】 第三の実施形態の専用領域管理手段の処理
フローチャートを示す図である。
【図20】 第三の実施形態の書込み制御手段の処理フ
ローチャートを示す図である。
【符号の説明】
1…CPU,2…主記憶,3…ストレージ装置,4…通
信制御装置,5…放送受信装置,6…入力装置,7…出
力装置,8…バス,10…サービス事業者,11…サー
ビス事業者,12…サービスセンタ,13a…配信サー
バ,13b…コンテンツデータベース,14a…課金サ
ーバ,14b…顧客データベース,15…放送事業者,
16…放送事業者,17…アナログあるいはデジタルの
衛星放送送信設備,18…アナログあるいはデジタルの
地上波放送送信設備,19…放送衛星(BS)あるいは
通信衛星(CS),20…サービス端末装置,21…有
線あるいは無線を用いた通信網,23…有線あるいは無
線を用いた通信網,22…金融機関,24…CATV送
信設備。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/765 H04N 5/781 510D 5/781 510J 5/91 510F 5/92 5/91 N 5/93 5/92 H 7/025 5/93 E 7/03 7/08 A 7/035 (72)発明者 森野 東海 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 友兼 武郎 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 Fターム(参考) 5C052 AA01 AB03 AB04 AB05 AC01 AC08 CC06 DD04 DD08 5C053 FA14 FA20 FA23 GB06 HA21 HA29 JA21 KA24 LA06 LA14 5C063 AA01 AB03 AB07 AC01 AC05 AC10 CA23 CA36 CA40 DA03 DA07 DA13 DB09 5D044 AB05 AB08 BC01 CC04 DE12 GK11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】TV番組を録画するときの録画データを蓄
    積するためのHDDを具備する放送受信端末装置におい
    て,放送されるTV番組を録画する際,録画する番組に
    TVコマーシャル(CM)が含まれる場合,該CMと番
    組本編とをそれぞれ別のファイルとして録画する録画手
    段を有し,録画再生(タイムシフト視聴)時に,ユーザ
    が前記録画されたCMデータのすべてあるいは一部を視
    聴することにより,前記録画された番組本編を視聴可能
    とすることを特徴とする放送受信端末装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の放送受信端末装置におい
    て,前記放送受信端末装置は,前記録画されたCMデー
    タおよび番組本編の再生手段を備え,該再生手段は,C
    Mデータの再生中にユーザがスキップ再生や再生停止を
    した場合には,番組本編の再生を行わないことを特徴と
    する放送受信端末装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の放送受信端末装置におい
    て,前記放送受信端末装置が具備するHDDの一部領域
    をサービス事業者専用の領域として確保する専用領域管
    理手段と,該専用領域管理手段によってあるサービス事
    業者用に確保された専用領域には,前記TV放送を媒体
    として配信される前記サービス事業者のコンテンツのみ
    を格納する書込み制御手段と,前記TV放送を媒体とし
    て,あらかじめ配信される前記サービス事業者が保有す
    るCMデータとその属性情報を前記サービス事業者専用
    の領域に蓄積しておき,録画したTV番組の録画再生
    (タイムシフト視聴)をするためのCMデータ視聴時
    に,該CMデータに対して,前記サービス事業者専用領
    域に蓄積されているCMデータに差し替えて再生するC
    M差替え手段とを有することを特徴とする放送受信端末
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の放送受信端末装置におい
    て,前記あらかじめ配信されるCMデータの属性情報
    は,該CMデータが差し替え挿入可能な日時の範囲であ
    ることを特徴とする放送受信端末装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の放送受信端末装置におい
    て,CMデータの差し替えにおいて新たに挿入可能なC
    Mデータの候補が複数存在する場合,前記サービス事業
    者専用領域に蓄積されている各CMデータに優先度を持
    たせ,該優先度の高いCMデータを差し替え挿入するこ
    とを特徴とする放送受信端末装置。
JP2001026248A 2001-02-02 2001-02-02 放送受信端末装置 Pending JP2002232813A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001026248A JP2002232813A (ja) 2001-02-02 2001-02-02 放送受信端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001026248A JP2002232813A (ja) 2001-02-02 2001-02-02 放送受信端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002232813A true JP2002232813A (ja) 2002-08-16

Family

ID=18891091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001026248A Pending JP2002232813A (ja) 2001-02-02 2001-02-02 放送受信端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002232813A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003044797A1 (fr) * 2001-11-19 2003-05-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Appareil et procede de reproduction de donnees en continu
JP2009152810A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Yahoo Japan Corp 録画再生装置及びその動作方法
JP2010504013A (ja) * 2006-09-14 2010-02-04 ノーテル ネットワークス リミテッド デジタルメディア記録装置に基づいた広告
US7779446B2 (en) 1999-10-20 2010-08-17 Tivo Inc. System for remotely controlling client recording and storage behavior
KR101221893B1 (ko) * 2006-01-06 2013-01-15 엘지전자 주식회사 디지털 방송 프로그램 녹화 방법 및, 이를 구현하기 위한디지털 방송용 단말기
US9693104B2 (en) 1999-10-20 2017-06-27 Tivo Solutions Inc. Client-side multimedia content targeting system
JP2020102709A (ja) * 2018-12-20 2020-07-02 東芝映像ソリューション株式会社 広告差し替えシステムおよび広告差し替え方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9516393B2 (en) 1999-03-30 2016-12-06 Tivo Inc. System for remotely controlling client recording and storage behavior
US10306331B2 (en) 1999-03-30 2019-05-28 Tivo Solutions Inc. System for remotely controlling client recording and storage behavior
US9083941B2 (en) 1999-03-30 2015-07-14 Tivo Inc. System for remotely controlling client recording and storage behavior
US9414127B2 (en) 1999-03-30 2016-08-09 Tivo Inc. System for remotely controlling client recording and storage behavior
US9693104B2 (en) 1999-10-20 2017-06-27 Tivo Solutions Inc. Client-side multimedia content targeting system
US7779446B2 (en) 1999-10-20 2010-08-17 Tivo Inc. System for remotely controlling client recording and storage behavior
US8321901B2 (en) 1999-10-20 2012-11-27 Tivo Inc. System for remotely controlling client recording and storage behavior
JPWO2003044797A1 (ja) * 2001-11-19 2005-03-24 松下電器産業株式会社 ストリームデータ再生装置、およびストリームデータ再生方法
WO2003044797A1 (fr) * 2001-11-19 2003-05-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Appareil et procede de reproduction de donnees en continu
KR101221893B1 (ko) * 2006-01-06 2013-01-15 엘지전자 주식회사 디지털 방송 프로그램 녹화 방법 및, 이를 구현하기 위한디지털 방송용 단말기
JP2010504013A (ja) * 2006-09-14 2010-02-04 ノーテル ネットワークス リミテッド デジタルメディア記録装置に基づいた広告
JP2009152810A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Yahoo Japan Corp 録画再生装置及びその動作方法
JP2020102709A (ja) * 2018-12-20 2020-07-02 東芝映像ソリューション株式会社 広告差し替えシステムおよび広告差し替え方法
JP7139237B2 (ja) 2018-12-20 2022-09-20 Tvs Regza株式会社 広告差し替えシステムおよび広告差し替え方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5307315B2 (ja) 前に放送された内容を番組の録画に組み込むシステムおよび方法
JP4389353B2 (ja) 録画代行装置
US7159232B1 (en) Scheduling the recording of television programs
JP4039244B2 (ja) データ受信装置及びデータ受信装置を管理する管理装置
ES2349864T3 (es) Sistemas y métodos para resolver conflictos y administrar los recursos de sistema en sistemas.
CN102415095B (zh) 记录并且呈现由拼接的段形成的节目的数字视频录像机
EP1900202B1 (en) Media recording and playback
US20070226767A1 (en) Managing time shift buffers
US20040111756A1 (en) DSL video service with storage
JP2002320186A (ja) 使用最適化方法、アベイラビリティ最適化方法、及びインテリジェント記録管理システム
JP2002232813A (ja) 放送受信端末装置
US20060078307A1 (en) Personal video recorder method and user interface
JP3805961B2 (ja) 録画番組再生装置および方法、番組表表示方法
JP4081288B2 (ja) Cmデータを記憶及び再生可能なデジタルテレビ受像機
JP2000354213A (ja) 番組録画再生システム
JP2010011211A (ja) コンテンツ管理装置及びその制御方法
JP4170136B2 (ja) レンタル・データデポジトリシステム
US8756628B2 (en) Video representation delivery system and service and a method of operation thereof
JP7117990B2 (ja) 送信装置及び送信方法
JP7120909B2 (ja) 送受信システム
JP7120908B2 (ja) 受信装置及び受信方法
JP2002314910A (ja) ディジタルコンテンツ蓄積装置
WO2003044797A1 (fr) Appareil et procede de reproduction de donnees en continu
JP2002057969A (ja) 録画予約装置
JP2008098721A (ja) デジタル放送対応受信装置