JPH10285388A - 画像出力システム及び画像出力方法並びに記憶媒体 - Google Patents

画像出力システム及び画像出力方法並びに記憶媒体

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JPH10285388A
JPH10285388A JP10041042A JP4104298A JPH10285388A JP H10285388 A JPH10285388 A JP H10285388A JP 10041042 A JP10041042 A JP 10041042A JP 4104298 A JP4104298 A JP 4104298A JP H10285388 A JPH10285388 A JP H10285388A
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JP
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data
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JP10041042A
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English (en)
Inventor
Shigenori Fukuda
繁範 福田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー複写機等の画像形成装置の性能をフル
に発揮させると共にプリントの失敗を減らし、なおか
つ、コンピュータから送られたPDL画像情報を翻訳し
た後の画像データをハンドリングすることにより画像形
成装置のエンジンスピードに応じたタイミングでプリン
トする等を可能とした画像出力システム及び画像出力方
法並びに記憶媒体を提供する。 【解決手段】 画像処理装置は、入力された画像情報に
基づきラスタ画像データに展開した後圧縮してHDD3
020に記憶し、複写機からの画像管理情報に基づきH
DD3020から画像データを検索するCPU3011
と、画像データが記憶されるHDD3020と、複写機
からの画像形成・出力指示に基づき画像データに色変換
処理を施す色変換処理部3021と、画像管理情報、画
像データを複写機に出力する外部ビデオI/F3030
とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像出力システム
及び画像出力方法並びに記憶媒体に係り、例えばコンピ
ュータ端末等から出力された画像データを可視出力する
場合に好適な画像出力システム及び画像出力方法並びに
記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像の編集を行うホストコンピュ
ータと画像を管理する画像処理装置とカラー複写機等の
プリント装置とを接続し、ホストコンピュータからのP
DL画像情報をネットワークを介して画像処理装置が受
信し、該PDL画像情報を画像処理装置内で翻訳し、翻
訳した画像データを高画質なカラー複写機に送り、紙等
にプリントさせるシステムが提案されている。
【0003】一方、近年のカラー複写機はその機能が向
上しており、例えば、両面、ソート/ステープル機能が
装備されるようになり、これに伴い、画像処理装置から
カラー複写機に対するプリント制御も複雑化してきてい
る。同時に、カラー複写機のエンジンスピードも、従来
のカラー複写機に比較して向上している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては、下記のような問題があった。即
ち、上記カラー複写機においては、カラープリントは1
枚プリントするために発生するコストが高いにも関わら
ず、プリント失敗も多く発生することがあった。また、
上記システムを構成する画像処理装置内でのPDL画像
情報の翻訳、及びカラー複写機への画像転送が、カラー
複写機で連続プリントを行うのに間に合わなくなること
があるという問題があった。即ち、複数枚のプリント途
中で、画像処理装置からのデータ待ちのためにカラー複
写機エンジンが一旦停止することがあった。
【0005】そのために、カラー複写機はその間他の処
理を行うことができず、非常に効率の悪いものであっ
た。また、オペレータがプリント結果を見て、思い通り
のものとなっていなかった場合には、再びホストコンピ
ュータから画像情報を送出し直す必要があった。
【0006】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、カラー複写機等の画像形成装置の性能をフルに
発揮させると共にプリントの失敗を無くし、なおかつ、
コンピュータから送られたPDL画像情報を翻訳した後
の画像データをハンドリングすることにより画像形成装
置のエンジンスピードでプリントする等を可能とした画
像出力システム及び画像出力方法並びに記憶媒体を提供
することを目的とする。
【0007】また、本発明は、上述した点に鑑みなされ
たものであり、受信した画像データを一旦保持し、出力
条件を指定した後に出力することのできる画像出力シス
テム及び画像出力方法並びに記憶媒体を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、画像処理装置と画像形成装置と
の間でデータの送受が可能な画像出力システムにおい
て、前記画像処理装置は、入力された画像情報に基づき
画素毎の画像データを作成する作成手段と、画像データ
を記憶する記憶手段と、画像データを識別するための画
像管理情報を前記画像形成装置に通知する通知手段と、
前記画像形成装置からの画像管理情報に基づき前記記憶
手段から画像データを検索し前記画像形成装置からの画
像形成・出力指示に基づき加工する加工手段と、該加工
した画像データを前記画像形成装置に出力する出力手段
とを有することを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するため、請求項2の発明
は、前記画像情報は、ページ記述言語画像情報であるこ
とを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するため、請求項3の発明
は、前記記憶手段は、半導体メモリもしくは固定磁気記
憶装置あるいは両者を併用したものであることを特徴と
する。
【0011】上記目的を達成するため、請求項4の発明
は、前記画像形成・出力指示は、前記画像形成装置によ
り画像形成するための画像形成条件であることを特徴と
する。
【0012】上記目的を達成するため、請求項5の発明
は、前記画像形成条件は、両面、ソート、ステープルプ
リントであることを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、請求項6の発明
は、前記画像形成装置は、前記画像処理装置から通知さ
れた画像管理情報、及び画像形成・出力指示の表示、選
択が可能な表示選択手段と、前記画像処理装置に対し画
像管理情報、及び画像形成・出力指示を行う指示手段
と、前記画像処理装置から受信した画像データに基づき
画像を形成する画像形成手段とを有することを特徴とす
る。
【0014】上記目的を達成するため、請求項7の発明
は、前記指示手段は、前記画像形成条件を幾つかセット
した画像形成モードに従って指示要求を発行可能である
ことを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、請求項8の発明
は、前記画像形成モードは、ユーザによりプログラム可
能であることを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、請求項9の発明
は、前記画像管理情報、及び画像形成・出力指示は、前
記画像形成装置の操作パネルからの指示も可能であるこ
とを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、請求項10の発
明は、画像処理装置と画像形成装置との間でデータの送
受が可能な画像出力システムにおいて、前記画像処理装
置は、入力された画像情報に基づき画素毎の画像データ
を作成する作成手段と、画像データを記憶する記憶手段
と、該記憶手段に記憶された画像データを管理するため
の画像管理情報、及び画像形成・出力指示の表示、選択
が可能な表示選択手段と、前記選択された画像管理情報
に基づき前記記憶手段から画像データを検索し前記選択
された画像形成・出力指示に基づき加工する加工手段
と、該加工した画像データを前記画像形成装置に出力す
る出力手段とを有することを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するため、請求項11の発
明は、画像処理装置と画像形成装置との間でデータの送
受が可能な画像出力システムにおける画像出力方法にお
いて、前記画像処理装置に入力された画像情報に基づき
画素毎の画像データを作成する作成ステップと、画像デ
ータを記憶する記憶ステップと、画像データを識別する
ための画像管理情報を前記画像形成装置に通知する通知
ステップと、前記画像形成装置からの画像管理情報に基
づき画像データを検索し前記画像形成装置からの画像形
成・出力指示に基づき加工する加工ステップと、該加工
した画像データを前記画像形成装置に出力する出力ステ
ップとを有することを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項12の発
明は、前記画像情報は、ページ記述言語画像情報である
ことを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するため、請求項13の発
明は、前記画像形成・出力指示は、前記画像形成装置に
より画像形成するための画像形成条件であることを特徴
とする。
【0021】上記目的を達成するため、請求項14の発
明は、前記画像形成条件は、両面、ソート、ステープル
プリントであることを特徴とする。
【0022】上記目的を達成するため、請求項15の発
明は、前記画像形成装置に前記画像処理装置から通知さ
れた画像管理情報、及び画像形成・出力指示の表示、選
択が可能な表示選択ステップと、前記画像処理装置に対
し画像管理情報、及び画像形成・出力指示を行う指示ス
テップと、前記画像処理装置から受信した画像データに
基づき画像を形成する画像形成ステップとを有すること
を特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項16の発
明は、前記指示ステップでは、前記画像形成条件を幾つ
かセットした画像形成モードに従って指示要求を発行可
能であることを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するため、請求項17の発
明は、前記画像形成モードは、ユーザによりプログラム
可能であることを特徴とする。
【0025】上記目的を達成するため、請求項18の発
明は、画像処理装置と画像形成装置との間でデータの送
受が可能な画像出力システムにおける画像出力方法にお
いて、前記画像処理装置に入力された画像情報に基づき
画素毎の画像データを作成する作成ステップと、画像デ
ータを記憶する記憶ステップと、記憶された画像データ
を管理するための画像管理情報、及び画像形成・出力指
示の表示、選択が可能な表示選択ステップと、前記選択
された画像管理情報に基づき画像データを検索し前記選
択された画像形成・出力指示に基づき加工する加工ステ
ップと、該加工した画像データを前記画像形成装置に出
力する出力ステップとを有することを特徴とする。
【0026】上記目的を達成するため、請求項19の発
明は、画像データを印字出力する画像出力システムにお
いて、入力された画像データを記憶する記憶手段と、該
記憶手段の画像データを印字出力する印字出力手段と、
画像データを印字出力する際の出力条件及び出力開始を
指示する操作手段と、前記出力条件及び出力開始の指示
に基づき前記印字出力手段により画像データを印字出力
させる制御手段とを有することを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するため、請求項20の発
明は、前記記憶手段に印字出力対象の画像データが記憶
されていることを通知する通知手段を有することを特徴
とする。
【0028】上記目的を達成するため、請求項21の発
明は、前記操作手段は、前記記憶手段の画像データを特
定する情報を入力可能であることを特徴とする。
【0029】上記目的を達成するため、請求項22の発
明は、第1の出力モード、第2の出力モードの何れかを
選択する選択手段を有し、前記制御手段は、前記第1の
出力モードが選択された場合は前記操作手段による入力
に応じて前記記憶手段の画像データを前記印字出力手段
により印字出力させ、前記第2の出力モードが選択され
た場合は前記操作手段による入力の如何に関わらず画像
データを前記印字出力手段により印字出力させることを
特徴とする。
【0030】上記目的を達成するため、請求項23の発
明は、画像データを印字出力する画像出力方法におい
て、入力された画像データを記憶手段に記憶する記憶ス
テップと、前記記憶手段の画像データを印字出力する印
字出力ステップと、画像データを印字出力する際の出力
条件及び出力開始を指示する操作ステップと、前記出力
条件及び出力開始の指示に基づき前記印字出力ステップ
により画像データを印字出力させる制御ステップとを有
することを特徴とする。
【0031】上記目的を達成するため、請求項24の発
明は、前記記憶手段に印字出力対象の画像データが記憶
されていることを通知する通知ステップを有することを
特徴とする。
【0032】上記目的を達成するため、請求項25の発
明は、前記操作ステップでは、前記記憶手段の画像デー
タを特定する情報を入力可能であることを特徴とする。
【0033】上記目的を達成するため、請求項26の発
明は、第1の出力モード、第2の出力モードの何れかを
選択する選択ステップを有し、前記制御ステップでは、
前記第1の出力モードが選択された場合は前記操作ステ
ップによる入力に応じて前記記憶手段の画像データを前
記印字出力ステップにより印字出力させ、前記第2の出
力モードが選択された場合は前記操作ステップによる入
力の如何に関わらず画像データを前記印字出力ステップ
により印字出力させることを特徴とする。
【0034】上記目的を達成するため、請求項27の発
明は、画像処理装置と画像形成装置との間でデータの送
受が可能な画像出力システムの前記画像処理装置にプロ
グラムを供給可能な記憶媒体において、入力された画像
情報に基づき画素毎の画像データを作成する作成ステッ
プと、画像データを記憶する記憶ステップと、画像デー
タを識別するための画像管理情報を前記画像形成装置に
通知する通知ステップと、前記画像形成装置からの画像
管理情報に基づき前記記憶ステップでの記憶内容から画
像データを検索し前記画像形成装置からの画像形成・出
力指示に基づき加工する加工ステップと、該加工した画
像データを前記画像形成装置に出力する出力ステップと
を有するプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0035】上記目的を達成するため、請求項28の発
明は、画像処理装置と画像形成装置との間でデータの送
受が可能な画像出力システムの前記画像処理装置にプロ
グラムを供給可能な記憶媒体において、入力された画像
情報に基づき画素毎の画像データを作成する作成ステッ
プと、画像データを記憶する記憶ステップと、記憶した
画像データを管理するための画像管理情報、及び画像形
成・出力指示の表示、選択が可能な表示選択ステップ
と、前記選択された画像管理情報に基づき前記記憶ステ
ップでの記憶内容から画像データを検索し前記選択され
た画像形成・出力指示に基づき加工する加工ステップ
と、該加工した画像データを前記画像形成装置に出力す
る出力ステップとを有するプログラムを記憶したことを
特徴とする。
【0036】上記目的を達成するため、請求項29の発
明は、画像データを印字出力する画像出力システムにプ
ログラムを供給可能な記憶媒体において、入力された画
像データを記憶する記憶ステップと、記憶した画像デー
タを印字出力する印字出力ステップと、画像データを印
字出力する際の出力条件及び出力開始を指示する操作ス
テップと、前記出力条件及び出力開始の指示に基づき前
記印字出力ステップにより画像データを印字出力させる
制御ステップとを有するプログラムを記憶したことを特
徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。以下の実施の形態では、本
発明の適用例としてデジタルカラー複写機及び画像処理
装置を備えた画像処理システムの例を示しているが、こ
れに限定されるものではなく、他の種々の装置に適用で
きることは勿論である。
【0038】[1]第1の実施の形態 先ず、本発明の第1の実施の形態に係る画像処理システ
ム全体の構成及び画像処理システム各部の構成について
説明する。図2は本発明の第1の実施の形態に係る画像
処理システムの全体構成を示す説明図である。画像処理
システムは、デジタルカラー複写機120と、画像処理
装置(PDL翻訳装置)110と、複数のクライアント
コンピュータ101、102、103とから構成されて
いる。
【0039】デジタルカラー複写機120は、上部にデ
ジタル画像読み取り部と、カラー、グレースケールのデ
ジタル画像を印刷出力するデジタル画像プリント部とを
備えており、画像処理装置(PDL翻訳装置)110に
接続されている。更に、画像処理装置(PDL翻訳装
置)110と、複数のクライアントユーザに使用される
クライアントコンピュータ101、102、103と
は、ネットワーク1上に接続されている。尚、本例で
は、クライアントコンピュータは3台図示しているが、
更に多数のクライアントコンピュータを接続可能である
ことは言うまでもない。
【0040】次に、本発明の第1の実施の形態に係る画
像処理システムの各部の構成について、デジタルカラー
複写機120、クライアントコンピュータ101、10
2、103、画像処理装置(PDL翻訳装置)110の
順で詳細に説明する。
【0041】図3はデジタルカラー複写機120の構成
を示す説明図である。デジタルカラー複写機120は、
原稿の画像を読み取るためのイメージスキャナ部201
と、画像信号に処理を施す信号処理部211と、記録紙
上に画像を可視出力するプリンタ部202と、オペレー
タによる操作の入力を行う操作部227とから大略構成
されている。各部はデジタルカラー複写機120に内蔵
されたROMに格納されたプログラムに基づきCPUに
より制御される。また、各種データを記憶するRAMも
有する。
【0042】イメージスキャナ部201は、鏡面圧板2
00と、原稿台ガラス203と、ランプ205と、ミラ
ー206、207、208と、レンズ209と、3ライ
ンセンサ210(210−1、210−2、210−
3)とを備えている。プリンタ部202は、レーザドラ
イバ212と、半導体レーザ213と、ポリゴンミラー
214と、f−θレンズ215と、ミラー216と、感
光ドラム217と、マゼンタ現像部219、シアン現像
部220、イエロ現像部221、ブラック現像部222
を有する回転現像器218と、転写ドラム223と、用
紙カセット224、225と、定着ユニット226とを
備えている。
【0043】上記各部の機能を詳述すると、イメージス
キャナ部201は、例えば400dpi(dots/i
nch)の解像度で原稿を読み取り、デジタル信号処理
を行う。プリンタ部202は、イメージスキャナ部20
1によって読み取られた原稿画像に対応した画像を40
0dpiの解像度で用紙にフルカラーでプリント出力す
る。
【0044】イメージスキャナ部201においては、鏡
面圧板200の下面で且つ原稿台ガラス(プラテン)2
03の上面に載置された原稿204は、ランプ205で
照射され、その反射光はミラー206、207、208
で導かれた後、レンズ209を介して3ラインセンサ
(CCD)210上に結像され、フルカラー情報レッド
(R)、グリーン(G)、ブルー(B)成分として信号
処理部211に送られる。
【0045】尚、ランプ205、ミラー206は速度V
で、ミラー207、208は速度(1/2)Vで、駆動
機構(図示略)によりラインセンサの電気的走査(主走
査)方向に対して垂直方向に機械的に動かされることに
よって、原稿全面を走査(副走査)する。
【0046】信号処理部211においては、読み取られ
た画像信号を電気的に処理し、マゼンタ(M)、シアン
(C)、イエロ(Y)、ブラック(Bk)の各成分に分
解し、プリンタ部202に送る。また、イメージスキャ
ナ部201における1回の原稿走査につき、M、C、
Y、Bkのうち1つの成分がプリンタ部202に送ら
れ、計4回の原稿走査によって1頁のプリントアウト分
の読取が完了する。
【0047】イメージスキャナ部201から送られてく
るM、C、Y、Bkの各画像信号は、プリンタ部202
のレーザドライバ212に送られる。レーザドライバ2
12は、送られてきた画像信号に応じて半導体レーザ2
13を変調駆動する。半導体レーザ213から発射され
たレーザ光は、ポリゴンミラー214、f−θレンズ2
15、ミラー216を介して感光ドラム217上を走査
する。
【0048】回転現像器218は、マゼンタ現像部21
9、シアン現像部220、イエロ現像部221、ブラッ
ク現像部222から構成されており、これら4つの現像
部が交互に感光ドラム217に接し、該感光ドラム21
7上に形成された静電潜像をトナーで現像する。転写ド
ラム223は、用紙カセット224または用紙カセット
225から供給される用紙を当該転写ドラム223に巻
き付け、感光ドラム217上に現像された像を用紙に転
写する。
【0049】上述のようにして、用紙にはM、C、Y、
Bkの4色が順次転写された後に、用紙は定着ユニット
226を通過する際にトナーが定着され、排紙される。
【0050】図4はクライアントコンピュータの構成を
示すブロック図である。クライアントコンピュータは汎
用のパーソナルコンピュータであり、CPU401と、
画像編集コントローラ402と、ディスプレイメモリ4
03と、ディスプレイコントローラ404と、キーボー
ド/マウスコントローラ405と、ROM406と、メ
インメモリ407と、ハードディスクコントローラ40
8と、ネットワークコントローラ409と、ハードディ
スク410と、マウス411と、ディスプレイ412
と、キーボード413とを備えている。
【0051】上記各部の機能を詳述すると、CPU40
1は、ROM406又はハードディスク410に記憶さ
れたプログラムに従ってクライアントコンピュータの中
央制御を司る。画像編集コントローラ402は、ディス
プレイメモリ403上での画像レイアウト・編集を行
う。ディスプレイメモリ403は、ディスプレイ412
に表示するデータを記憶する。ディスプレイコントロー
ラ404は、ディスプレイ412の表示制御を行う。
【0052】キーボード/マウスコントローラ405
は、マウス411、キーボード413を制御する。RO
M406は、CPU401により実行されるプログラム
等を記憶する。メインメモリ407は、各種データを記
憶する。ハードディスクコントローラ408は、ハード
ディスク410を制御する。
【0053】ネットワークコントローラ409は、ネッ
トワークを介して画像処理装置110等との間で通信を
行う。ハードディスク410は、画像データを一時登録
したり各種データを記憶する。マウス411、キーボー
ド413は、オペレータによりクライアントコンピュー
タに対する指示入力デバイスとして使用される。ディス
プレイ412は、画像レイアウト・編集メニュー等の表
示を行う。
【0054】図1は画像処理装置110の構成を示すブ
ロック図である。画像処理装置110は、CPU301
1と、ROM3012と、アドレス発生回路3022
と、モニタコントローラ3014と、ホストインタフェ
ース3015と、シリアル通信コントローラ3017
と、DRAM3013と、FIFO(First In
First Out)3018と、HDD(ハードディ
スク)コントローラ3019と、内蔵HDD3020
と、色変換処理部3021とを備えている。
【0055】上記各部の機能を詳述すると、CPU30
11は、ROM3012に記憶されたプログラムに基づ
いて、CPUバスを介して画像処理装置110全体の制
御を司る。該CPU3011は、例えばPostScr
ipt(米国アドビ社が開発したページ記述言語で、ペ
ージ全体のイメージをフォント付きの文字、幾何学的図
形、イメージグラフィックスに分けて処理するプリンタ
向けの言語の一種)等のような制御情報と画像情報とか
らなるPDL(Page Description Language)データ
の画像展開などの処理を行うため、RISC(Redu
ced Instruction Set Compu
ter:縮小命令セット・コンピュータ)等の処理速度
の早いCPUを用いる。CPU3011はPDLデータ
に限らず多種の画像データを扱えるものとする。
【0056】ROM3012は、CPU3011により
実行されるプログラムを記憶する。アドレス発生回路3
022は、後述するようにアドレス3023を発生す
る。モニタコントローラ3014は、スプーリング機能
(低速な入出力装置をCPUと並行して動作させコンピ
ュータ全体の処理効率を上げる機能)サポートのため
に、スプールジョブのモニタリング制御等に使用され
る。
【0057】シリアル通信コントローラ3017は、外
部ビデオインタフェース部3030を介してデジタルカ
ラー複写機(上記図2、図3参照)との間でシリアル通
信を行う。DRAM3013は、一部領域(PDLバッ
ファ)と特定領域(フレームメモリ)とを備えており、
後述するようにPDLデータや書き込みアドレスを記憶
する。FIFO3018は、デジタルカラー複写機から
外部ビデオインタフェース部3030を介して送られて
くるデータ3025を記憶する。
【0058】色変換処理部3021は、FIFO301
8から出力されたデータ3024に色変換処理を施す。
HDDコントローラ3019は、内蔵HDD3020を
制御する。HDD3020は、フォントデータを記憶す
る。HDDコントローラ3019及び内蔵HDD302
0と、外部ビデオインタフェース部3031との間に
は、SCSI(Small Computer Sys
tem Interface:小型コンピュータと周辺
機器とを接続するための標準インタフェース)バスが接
続されている。
【0059】ホストインタフェース3015は、シリア
ルインタフェース、パラレルインタフェース、LAN
(Local Area Network)のコントロ
ーラ回路であり、ホストコンピュータからのPDLデー
タの受信を行う。この場合、ホストコンピュータからの
画像はシリアルインタフェース、パラレルインタフェー
ス、LANインタフェースの何れかで送られてくるが、
ケーブルは同時に接続しておくことができる。
【0060】そして、このように受信したPDLデータ
(一旦、画像処理装置110内のHDD等に記憶された
PDLデータも含む)は、CPUバスを介してDRAM
3013の一部領域(PDLバッファ)に記憶される。
あるいは、外部HDDに記憶されているフォントデータ
を用いて、DRAM3013の一部領域に記憶されたP
DLデータからラスタ画像データ(レッド、グリーン、
ブルー)に展開し、アドレス発生回路3022により、
各フレームメモリの書き込みアドレス3023を発生し
て、DRAM3013の特定領域(フレームメモリ)に
記憶する。
【0061】本実施の形態に係るデジタルカラー複写機
(上記図2、図3参照)は、複数の出力色成分シアン、
マゼンタ、イエロ、ブラックについて順次に画像形成を
行うカラー電子写真複写機であり、該デジタルカラー複
写機からの同期信号(不図示)に基づいて、同期のとれ
た画像データを読み出せるように、一旦、FIFO30
18に記憶する。
【0062】そして、FIFO3018からデータ30
24を色変換処理部3021に送り、色変換処理を施
す。即ち、レッド、グリーン、ブルーのラスタ画像デー
タからデジタルカラー複写機でプリントできるラスタ画
像データ(シアン、マゼンタ、イエロ、ブラック)に変
換する。その後、ラスタ画像データは外部ビデオインタ
フェース部3030に送出され、その信号に基づいてデ
ジタルカラー複写機の画像形成部において画像形成が行
われる。
【0063】図13は本発明の第1の実施の形態、及び
後述の第2〜第4の実施の形態に係る本発明のプログラ
ム及び関連データが、フロッピディスク或いはCD−R
OM等の記憶媒体から装置に供給される概念例を示す説
明図である。本発明のプログラム及び関連データは、フ
ロッピディスク或いはCD−ROM等の記憶媒体130
1をコンピュータ等の装置1302に装備された記憶媒
体ドライブの挿入口1303に挿入することで供給され
る。
【0064】そして、上記の記憶媒体1301から本発
明のプログラム及び関連データを一旦ハードディスクへ
インストールすることにより、ハードディスクからRA
Mにロードし、プログラムを実行することが可能とな
る。但し、本発明のプログラム及び関連データをハード
ディスクへインストールせずに、直接フロッピディスク
或いはCD−ROMからRAMにロードし実行すること
も可能である。
【0065】図12は本発明の第1の実施の形態、及び
後述の第2〜第4の実施の形態に係る本発明のプログラ
ム及び関連データを記憶したフロッピディスク或いはC
D−ROM等の記憶媒体の記憶内容の構成例を示す説明
図である。フロッピディスク或いはCD−ROM等の記
憶媒体は、例えばボリューム情報1201、ディレクト
リ情報1202、プログラム実行ファイル1203、プ
ログラム関連データファイル1204等の記憶内容で構
成される。本発明のプログラムは、後述する図5〜図1
1のフローチャートに基づきプログラムコード化された
ものである。
【0066】次に、本発明の第1の実施の形態に係る画
像処理システムの画像処理装置110における制御につ
いて、図5のフローチャートを参照しながら説明する。
【0067】先ず、画像処理装置110の電源を投入す
ると、画像処理装置110はレディ状態となる(ステッ
プS501)。画像処理装置110はホストコンピュー
タからPDLデータが送信されてくるか否かをチェック
し、PDLデータが送信されてくるまで待機する(ステ
ップS502)。そして、ホストコンピュータからPD
Lデータが送信されてきた場合は、他のインタフェース
をビジー状態にして、他のインタフェースからのデータ
を受け付けないようにする(ステップS503)。
【0068】次に、画像処理装置110はPDLデータ
の受信を開始し、DRAM3013のPDLバッファに
PDLデータを一旦記憶する(ステップS504)。そ
して、受信したPDLデータに基づいて、ラスタ画像へ
の展開を行い、その後そのラスタ画像を圧縮し、画像メ
モリにそのデータの記憶を開始する(ステップS50
5)。その後、PDLデータのラスタ画像への展開、圧
縮、画像メモリへの記憶が終了したか否かを判断する
(ステップS506)。ここでの圧縮は高速に伸長がで
きる形式に圧縮するものである。
【0069】この場合の画像メモリとは、アクセスタイ
ムが早いDRAM3013(上記図1参照)、又はアク
セスタイムはDRAM3013には劣るが低価格で大容
量の記憶ができる内蔵HDD3020(上記図1参照)
のどちらでもよい。その選択は、システム全体のパフォ
ーマンス等や、搭載DRAM又は搭載ディスク容量に依
存する。
【0070】本実施の形態では、受信したPDLデータ
を展開した後のラスタ画像、及びラスタ画像を圧縮した
画像データを解凍した後の画像データは、DRAM30
13に記憶し、ラスタ画像を圧縮した後の画像データ
は、内蔵HDD3020に記憶するものとする。
【0071】上記ステップS506において、PDLデ
ータのラスタ画像への展開、圧縮、画像メモリへの記憶
が終了したと判断した場合は、画像処理装置110は画
像メモリに記憶した画像データ及び該画像データの送信
元を識別するための画像管理情報をデジタルカラー複写
機120に通知する(ステップS507)。
【0072】上記画像管理情報とは、ホストコンピュー
タで画像を作成し、HDD等の記憶装置に保存する場合
のファイル名や、画像を管理するための数字等、画像を
識別・管理できる情報であれば何でもよい。
【0073】次に、画像処理装置110はデジタルカラ
ー複写機120から、画像管理情報、プリント条件の指
定、プリント開始命令が送信されてくるかを待機する
(ステップS508)。もし、命令があれば、画像管理
情報に基づいて、HDD3020からプリントすべき画
像データを検索する(ステップS509)。そして、上
記ステップS505及びステップS506で画像データ
を画像メモリに記憶する際に圧縮して記憶しているの
で、その圧縮された画像データを解凍し、プリント可能
な非圧縮データに変換する(ステップS510)。
【0074】次に、画像処理装置110はデジタルカラ
ー複写機120からのプリント条件に基づき、頁順、画
像の向き等を変えるなどの処理を行い、画像データをデ
ジタルカラー複写機120に転送する(ステップS51
1)。
【0075】上記プリント条件とは、プリンタとして使
用するデジタルカラー複写機の性能として、ホッチキス
止めは、排紙トレイ上のプリント済み用紙に対して上か
らのホッチキス止めしかできない場合、片/両面プリン
ト共に、画像データの1頁目が排紙トレイ上の一番上に
なるように頁順を入れ替えてデジタルカラー複写機に出
力したり、または、ステープルの位置(一箇所または二
箇所止め)を考慮して、例えば画像データを用紙に両面
プリントする場合には、表/裏面の画像の向きを合わせ
るのか、または、逆向きにするかにより、画像の向きを
180度回転させて、画像データをデジタルカラー複写
機に出力する、などの条件である。
【0076】そして、画像処理装置110はデジタルカ
ラー複写機120に画像データの転送が終了したか否か
を判断し(ステップS512)、画像データの転送が終
了した場合には、レディ状態に遷移して(ステップS5
01)、PDLデータ受信待機状態となる。
【0077】次に、本発明の第1の実施の形態に係る画
像処理システムのデジタルカラー複写機120における
制御について、図6のフローチャートを参照しながら説
明する。
【0078】先ず、デジタルカラー複写機120の電源
を投入すると、デジタルカラー複写機120はレディ状
態となる(ステップS601)。デジタルカラー複写機
120は画像処理装置110から画像管理情報の通知が
有るか否かをチェックする(ステップS602)。も
し、画像管理情報の通知があれば、画像処理装置110
の画像メモリ内にプリント可能な画像が記憶されている
ものと判断する。
【0079】次に、デジタルカラー複写機120はユー
ザにより操作部227から画像管理情報の表示命令が指
示されたか否かをチェックする(ステップS603)。
そこで、表示命令があれば、画像処理装置110から通
知を受けた全ての画像管理情報を操作部227上の表示
部に表示する。同時に、デジタルカラー複写機120に
おいて可能なプリント条件を全て表示部に表示する(ス
テップS604)。
【0080】例えば、両面、ステープル(ホッチキスの
針の向き=排紙トレイ上のプリント済み用紙に対して
上、又は下からホッチキス止めするのか、何箇所止め
等)/ソートプリント等を表示する。
【0081】次に、デジタルカラー複写機120はユー
ザにより操作部227から画像管理情報、プリント条件
の指定、プリント開始命令が指示されたか否かをチェッ
クする(ステップS605)。もし、命令があれば、画
像処理装置110に対して、プリントしようとする画像
管理情報、プリント条件を知らせ、プリント開始命令を
発行する(ステップS606)。
【0082】次に、デジタルカラー複写機120は画像
処理装置110からプリント開始要求が有るか否かをチ
ェックし、プリント開始要求が来るまで待機する(ステ
ップS607)。そして、画像処理装置110からプリ
ント開始要求が来たら、デジタルカラー複写機120は
操作部227の表示をホストコンピュータからのデータ
のプリントを行うリモートプリント用の状態にし、他の
処理のためのキー入力を禁止する(ステップS60
8)。この後、リモートプリントを開始する(ステップ
S609)。そして、リモートプリントが終了したか否
かを判断し(ステップS610)、リモートプリントが
終了した場合は、デジタルカラー複写機120はレディ
状態に遷移する(ステップS601)。
【0083】また、上記ステップS602において、画
像処理装置110から画像管理情報の通知が無い場合に
は、デジタルカラー複写機120は画像処理装置110
内の画像メモリにはプリント可能な画像データが記憶さ
れていないものと判断し、イメージスキャナ部201で
読み取った原稿の画像を直接プリントするローカルコピ
ー要求が有るか否かをチェックする(ステップS61
1)。もし、ローカルコピー要求が無ければ、デジタル
カラー複写機120はレディ状態に遷移する(ステップ
S601)。
【0084】また、この時に、ローカルコピー要求があ
れば、デジタルカラー複写機120は操作部227の表
示をローカルコピー用の状態にし、他の処理のためのキ
ー入力を禁止する(ステップS612)。この後、ロー
カルコピーを開始する(ステップS613)。そして、
ローカルコピーが終了したか否かを判断し(ステップS
614)、ローカルコピーが終了した場合は、デジタル
カラー複写機120はレディ状態に遷移する(ステップ
S601)。
【0085】また、上記ステップS603において画像
管理情報の通知が無い場合、または、上記ステップS6
05において操作部227からプリント開始命令等が無
い場合には、デジタルカラー複写機120は上記ステッ
プS611以降の処理を実行する。
【0086】次に、デジタルカラー複写機120からの
画像データの入力について説明する。デジタルカラー複
写機120のイメージスキャナ部201から読み込んだ
画像データは、レッド、グリーン、ブルー多値のドット
データで画像処理装置110に送られ、画像処理装置1
10からの同期信号に基づいて、同期のとれた画像デー
タを読み出せるように、一旦、FIFO3018(上記
図1参照)に記憶する。
【0087】そして、その同期信号に基づいて画像処理
装置110のフレームメモリ3013(上記図1参照)
に格納される。その後、フレームメモリ3013に記憶
された画像データに、アドレス発生回路3022(上記
図1参照)により読み出しアドレス3023を発生し
て、間引き等の加工処理が施され、パラレルインタフェ
ースでホストコンピュータに送られる。
【0088】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態によれば、画像処理システムの画像処理装置(P
DL翻訳装置)110は、コンピュータから入力された
画像情報に基づきラスタ画像データに展開した後圧縮し
てHDD3020に記憶し、デジタルカラー複写機12
0からの画像管理情報に基づきHDD3020から画像
データを検索するCPU3011と、画像データが記憶
されるHDD3020と、デジタルカラー複写機120
からの画像形成・出力指示に基づき画像データに色変換
処理を施す色変換処理部3021と、画像管理情報、画
像データをデジタルカラー複写機120に出力する外部
ビデオインタフェース3030とを有するため、画像処
理装置110における画像データ処理及びデジタルカラ
ー複写機120に対する画像データ転送を迅速に行うこ
とが可能となり、これにより、デジタルカラー複写機1
20の性能をフルに発揮させることができると共に、両
面、ソート/ステープルプリントの失敗を減らすことが
できる。
【0089】また、デジタルカラー複写機120のエン
ジンスピードに応じたタイミングでプリントすることが
できる。即ち、プリント中にエンジンが一旦停止して、
画像処理装置110から送られてくる画像データ待ちの
ためのダウンタイムを減らすことができ、複数ページ複
数部数プリントのパフォーマンスが向上する。
【0090】また、電子的に配られた電子データに対し
ても、失敗の少ない且つ信頼性の高いシステムを実現で
きると共に、ユーザの好みに応じた製本も簡単に実現す
ることができる。
【0091】[2]第2の実施の形態 本発明の第2の実施の形態に係る画像処理システムの全
体構成、及び画像処理システムのデジタルカラー複写
機、画像処理装置、クライアントコンピュータの構成
は、上記第1の実施の形態と同様である(上記図1乃至
図4参照)。各構成については上記第1の実施の形態で
詳述したので説明は省略する。
【0092】本発明の第2の実施の形態では、プリント
可能なプリント条件を事前にプログラムしてプリントモ
ードとしてデジタルカラー複写機120内部のRAMに
記憶しておき、そのプリントモードをデジタルカラー複
写機120の操作部227上で選択する。これにより、
操作部227上で幾つものプリント条件を一つずつ選択
する手間を省き、操作性の向上を図っている。
【0093】次に、本発明の第2の実施の形態に係る画
像処理システムの画像処理装置110における制御につ
いて、図7のフローチャートを参照しながら説明する。
【0094】先ず、画像処理装置110の電源を投入す
ると、画像処理装置110はレディ状態となる(ステッ
プS701)。画像処理装置110はホストコンピュー
タからPDLデータが送信されてくるか否かをチェック
し、PDLデータが送信されてくるまで待機する(ステ
ップS702)。そして、ホストコンピュータからPD
Lデータが送信されてきた場合は、他のインタフェース
をビジー状態にして、他のインタフェースからのデータ
を受け付けないようにする(ステップS703)。
【0095】次に、画像処理装置110はPDLデータ
の受信を開始し、DRAM3013のPDLバッファに
PDLデータを一旦記憶する(ステップS704)。そ
して、受信したPDLデータに基づいて、ラスタ画像へ
の展開を行い、その後そのラスタ画像を圧縮し、画像メ
モリにそのデータの記憶を開始する(ステップS70
5)。その後、PDLデータのラスタ画像への展開、圧
縮、画像メモリへの記憶が終了したか否かを判断する
(ステップS706)。
【0096】この場合の画像メモリとは、アクセスタイ
ムが早いDRAM3013(上記図1参照)、又はアク
セスタイムはDRAM3013には劣るが低価格で大容
量の記憶ができる内蔵HDD3020(上記図1参照)
のどちらでもよい。その選択は、システム全体のパフォ
ーマンス等や、搭載DRAM又は搭載ディスク容量に依
存する。
【0097】本実施の形態では、受信したPDLデータ
を展開した後のラスタ画像、及びラスタ画像を圧縮した
画像データの解凍後の画像データは、DRAM3013
に記憶し、ラスタ画像を圧縮した後の画像データは、内
蔵HDD3020に記憶するものとする。
【0098】上記ステップS706において、PDLデ
ータのラスタ画像への展開、圧縮、画像メモリへの記憶
が終了したと判断した場合は、画像処理装置110は画
像メモリに記憶した画像データ及び該画像データの送信
元を識別するための画像管理情報をデジタルカラー複写
機120に通知する(ステップS707)。
【0099】上記画像管理情報とは、ホストコンピュー
タで画像を作成し、HDD等の記憶装置に保存する場合
のファイル名や、画像を管理するための数字等、画像を
識別・管理できる情報であれば何でもよい。
【0100】次に、画像処理装置110はデジタルカラ
ー複写機120から、画像管理情報、プリントモードの
指定、プリント開始命令が送信されてくるかを待機する
(ステップS708)。もし、命令があれば、画像管理
情報に基づいて、HDD3020からプリントすべき画
像データを検索する(ステップS709)。上記ステッ
プS705及びステップS706で画像データを画像メ
モリに記憶する際に圧縮して記憶しているので、その圧
縮された画像データを解凍し、プリント可能な非圧縮デ
ータに変換する(ステップS710)。
【0101】次に、画像処理装置110はデジタルカラ
ー複写機120からのプリントモードに基づき、頁順、
画像の向き等を変えるなどの処理を行い、画像データを
デジタルカラー複写機120に転送する(ステップS7
11)。
【0102】上記プリントモードとは、両面ソートモー
ド、両面ステープル(二箇所止め)モード、片面ソート
ステープル(一箇所止め)モード等といったように、幾
つかのプリント条件の組み合わせがセットされたモード
になっており、ユーザは操作部上でプリントしたいモー
ドを選択するだけでよい。これにより、ユーザは複数の
プリント条件を一つずつ選択しなくてよく、単にモード
を選択するだけでよくなり、操作性が向上する。
【0103】そして、画像処理装置110はデジタルカ
ラー複写機120に画像データの転送が終了したか否か
を判断し(ステップS712)、画像データの転送が終
了したと判断した場合は、レディ状態に遷移して(ステ
ップS701)、PDLデータ受信待機状態となる。
【0104】次に、本発明の第2の実施の形態に係る画
像処理システムのデジタルカラー複写機120における
制御について、図8のフローチャートを参照しながら説
明する。
【0105】先ず、デジタルカラー複写機120の電源
を投入すると、デジタルカラー複写機120はレディ状
態となる(ステップS801)。デジタルカラー複写機
120は画像処理装置110から画像管理情報の通知が
有るか否かをチェックする(ステップS802)。も
し、画像管理情報の通知があれば、画像処理装置110
の画像メモリ内にプリント可能な画像が記憶されている
ものと判断する。
【0106】次に、デジタルカラー複写機120はユー
ザにより操作部227から画像管理情報の表示命令が指
示されたか否かをチェックする(ステップS803)。
そこで、表示命令があれば、画像処理装置110から通
知を受けた全ての画像管理情報を操作部227上の表示
部に表示する。同時に、デジタルカラー複写機120に
おいて可能なプリントモードを表示部に表示する(ステ
ップS804)。
【0107】例えば、両面ソートモード、両面ステープ
ル(二箇所止め)モード、片面ソートステープル(一箇
所止め)モード等を表示する。また、ユーザがよく使う
モードを予めプログラムすることもでき、N頁の原稿の
うち1枚の紙に1、2、N−1、N頁目の4頁を両面プ
リントするという製本用の両面モードのプログラムも可
能である。
【0108】次に、デジタルカラー複写機120はユー
ザにより操作部227から画像管理情報、プリントモー
ドの指定、プリント開始命令が指示されたか否かをチェ
ックする(ステップS805)。もし、命令があれば、
画像処理装置110に対して、プリントしようとする画
像管理情報、プリント条件を知らせ、プリント開始命令
を発行する(ステップS806)。
【0109】次に、デジタルカラー複写機120は画像
処理装置110からプリント開始要求が有るか否かをチ
ェックし、プリント開始要求が来るまで待機する(ステ
ップS807)。そして、画像処理装置110からプリ
ント開始要求が来たら、デジタルカラー複写機120は
操作部227の表示をリモートプリント用の状態にし、
他の処理のためのキー入力を禁止する(ステップS80
8)。この後、リモートプリントを開始する(ステップ
S809)。そして、リモートプリントが終了したか否
かを判断し(ステップS810)、リモートプリントが
終了した場合は、デジタルカラー複写機120はレディ
状態に遷移する(ステップS801)。
【0110】また、上記ステップS802において、画
像処理装置110から画像管理情報の通知が無い場合に
は、デジタルカラー複写機120は画像処理装置110
内の画像メモリにはプリント可能な画像データが記憶さ
れていないものと判断し、ローカルコピー要求が有るか
否かをチェックする(ステップS811)。もし、ロー
カルコピー要求が無ければ、デジタルカラー複写機12
0はレディ状態に遷移する(ステップS801)。
【0111】また、この時に、ローカルコピー要求があ
れば、デジタルカラー複写機120は操作部227の表
示をローカルコピー用の状態にし、他の処理のためのキ
ー入力を禁止する(ステップS812)。この後、ロー
カルコピーを開始する(ステップS813)。そして、
ローカルコピーが終了したか否かを判断し(ステップS
814)、ローカルコピーが終了した場合は、デジタル
カラー複写機120はレディ状態に遷移する(ステップ
S801)。
【0112】また、上記ステップS803において画像
管理情報の通知が無い場合、または、上記ステップS8
05において操作部からプリント開始命令等が無い場合
には、デジタルカラー複写機120は上記ステップS8
11以降の処理を実行する。
【0113】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態によれば、画像処理システムの画像処理装置(P
DL翻訳装置)110は、コンピュータから入力された
画像情報に基づきラスタ画像データに展開した後圧縮し
てHDD3020に記憶し、デジタルカラー複写機12
0からの画像管理情報に基づきHDD3020から画像
データを検索するCPU3011と、画像データが記憶
されるDRAM3013と、デジタルカラー複写機12
0からの画像形成・出力指示に基づき画像データに色変
換処理を施す色変換処理部3021と、画像管理情報、
画像データをデジタルカラー複写機120に出力する外
部ビデオインタフェース3030とを有するため、画像
処理装置110における画像データ処理及びデジタルカ
ラー複写機120に対する画像データ転送を迅速に行う
ことが可能となり、これにより、デジタルカラー複写機
120の性能をフルに発揮させることができると共に、
両面、ソート/ステープルプリントの失敗を減らすこと
ができる。
【0114】また、デジタルカラー複写機120のエン
ジンスピードに応じたタイミングでプリントすることが
できる。即ち、プリント中にエンジンが一旦停止して、
画像処理装置110から送られてくる画像データ待ちに
なることによるダウンタイムを減らすことができ、複数
ページ複数部数プリントのパフォーマンスが向上する。
【0115】また、電子的に配られた電子データに対し
ても、失敗の少ない且つ信頼性の高いシステムを実現で
きると共に、ユーザの好みに応じた製本も簡単に実現す
ることができる。
【0116】また、プリント可能なプリント条件を事前
にプログラムしてプリントモードとし、そのプリントモ
ードをデジタルカラー複写機120の操作部227上で
選択することができるため、操作部227上で幾つもの
プリント条件を一つずつ選択する手間が省け、操作性の
向上を図ることができる。
【0117】[3]第3の実施の形態 本発明の第3の実施の形態に係る画像処理システムの全
体構成、及び画像処理システムのデジタルカラー複写
機、画像処理装置、クライアントコンピュータの構成
は、上記第1の実施の形態と同様である(上記図1乃至
図4参照)。各構成については上記第1の実施の形態で
詳述したので説明は省略する。
【0118】本発明の第3の実施の形態では、画像処理
装置110に操作部を設け、該操作部からプリント条件
またはプリントモードの指定も可能であることを特徴と
している。
【0119】次に、本発明の第3の実施の形態に係る画
像処理システムの画像処理装置110における制御につ
いて、図9のフローチャートを参照しながら説明する。
【0120】先ず、画像処理装置110の電源を投入す
ると、画像処理装置110はデジタルカラー複写機12
0から可能なプリント条件/モードを入手し(ステップ
S901)、レディ状態となる(ステップS902)。
画像処理装置110はホストコンピュータからPDLデ
ータが送信されてくるか否かをチェックし、PDLデー
タが送信されてくるまで待機する(ステップS90
3)。そして、ホストコンピュータからPDLデータが
送信されてきた場合は、他のインタフェースをビジー状
態にして、他のインタフェースからのデータを受け付け
ないようにする(ステップS904)。
【0121】次に、画像処理装置110はPDLデータ
の受信を開始し、DRAM3013のPDLバッファに
PDLデータを一旦記憶する(ステップS905)。そ
して、受信したPDLデータに基づいて、ラスタ画像へ
の展開を行い、その後そのラスタ画像を圧縮し、画像メ
モリにそのデータの記憶を開始する(ステップS90
6)。その後、PDLデータのラスタ画像への展開、圧
縮、画像メモリへの記憶が終了したか否かを判断する
(ステップS907)。
【0122】この場合の画像メモリとは、アクセスタイ
ムが早いDRAM3013(上記図1参照)、又はアク
セスタイムはDRAM3013には劣るが低価格で大容
量の記憶ができる内蔵HDD3020(上記図1参照)
のどちらでもよい。その選択は、システム全体のパフォ
ーマンス等や、搭載DRAM又は搭載ディスク容量に依
存する。
【0123】本実施の形態では、受信したPDLデータ
を展開した後のラスタ画像、及びラスタ画像を圧縮した
画像データの解凍後の画像データは、DRAM3013
に記憶し、ラスタ画像を圧縮した後の画像データは、内
蔵HDD3020に記憶するものとする。
【0124】上記ステップS907において、PDLデ
ータのラスタ画像への展開、圧縮、画像メモリへの記憶
が終了したと判断した場合は、画像処理装置110はユ
ーザによりその操作部から、画像メモリに記憶したそれ
ぞれの画像に対応する画像管理情報の表示命令が指示さ
れたか否かをチェックする(ステップS908)。も
し、命令があれば、全ての画像管理情報、デジタルカラ
ー複写機120で可能なプリント条件/モードを表示す
る(ステップS909)。
【0125】次に、画像処理装置110はその操作部か
ら画像管理情報、プリント条件/モードの指定、プリン
ト開始命令が来るかを待機する(ステップS910)。
もし、命令があれば、画像管理情報に基づいて、プリン
トすべき画像データを検索する(ステップS911)。
上記ステップS906及びステップS907で画像デー
タを画像メモリに記憶する際に圧縮して記憶しているの
で、その圧縮された画像データを解凍し、プリント可能
な非圧縮データに変換する(ステップS912)。
【0126】次に、画像処理装置110はデジタルカラ
ー複写機120のプリント条件/モードに基づき、頁
順、画像の向き等を変えるなどの処理を行い、画像デー
タをデジタルカラー複写機120に転送する(ステップ
S913)。そして、画像処理装置110はデジタルカ
ラー複写機120に画像データの転送が終了したか否か
を判断し(ステップS914)、画像データの転送が終
了した場合は、レディ状態に遷移して(ステップS90
2)、PDLデータ受信待機状態となる。
【0127】以上説明したように、本発明の第3の実施
の形態によれば、画像処理システムの画像処理装置(P
DL翻訳装置)110は、コンピュータから入力された
画像情報に基づきラスタ画像データに展開し圧縮してH
DD3020に記憶し、デジタルカラー複写機120か
らの画像管理情報に基づきHDD3020から画像デー
タを検索するCPU3011と、画像データが記憶され
るDRAM3013と、デジタルカラー複写機120か
らの画像形成・出力指示に基づき画像データに色変換処
理を施す色変換処理部3021と、画像管理情報、画像
データをデジタルカラー複写機120に出力する外部ビ
デオインタフェース3030とを有するため、画像処理
装置110における画像データ処理及びデジタルカラー
複写機120に対する画像データ転送を迅速に行うこと
が可能となり、これにより、デジタルカラー複写機12
0の性能をフルに発揮させることができると共に、両
面、ソート/ステープルプリントの失敗を減らすことが
できる。
【0128】また、デジタルカラー複写機120のエン
ジンスピードに応じたタイミングでプリントすることが
できる。即ち、プリント中にエンジンが一旦停止して、
画像処理装置110から送られてくる画像データ待ちに
なることによるダウンタイムを減らすことができ、複数
ページ複数部数プリントのパフォーマンスが向上する。
【0129】また、電子的に配られた電子データに対し
ても、失敗の少ない且つ信頼性の高いシステムを実現で
きると共に、ユーザの好みに応じた製本も簡単に実現す
ることができる。
【0130】また、画像処理装置110に操作部を設
け、該操作部からプリント条件またはプリントモードの
指定も可能であるため、操作性の向上を図ることができ
る。
【0131】[4]第4の実施の形態 本発明の第4の実施の形態に係る画像処理システムの全
体構成、及び画像処理システムのデジタルカラー複写
機、画像処理装置、クライアントコンピュータの構成
は、上記第1の実施の形態と同様である(上記図1乃至
図4参照)。各構成については上記第1の実施の形態で
詳述したので説明は省略する。
【0132】本発明の第4の実施の形態では、上述した
第1〜第3の実施の形態のようにホストコンピュータか
ら受信したデータを一旦、画像処理装置110で保持
し、オペレータによるプリント条件、プリント開始の指
示に応じてプリントを行うことに加え、更に以下のよう
な処理を行うことにより使い勝手の向上を図ることがで
きる。
【0133】即ち、本発明の第4の実施の形態では、プ
リントさせたものが思っていたような形式になっていな
かった場合に、プリント条件を変更するなどして再びプ
リントさせるものである。以下、この処理について説明
する。
【0134】図10は本発明の第4の実施の形態に係る
この場合のデジタルカラー複写機120の処理の流れを
示すフローチャートである。先ず、上記図6のステップ
S610、上記図8のステップS810に示した如く、
デジタルカラー複写機120はリモートプリントが終了
したか否かを判断する(ステップS1001)。リモー
トプリントが終了した場合は、次に、デジタルカラー複
写機120の操作部227から、画像処理装置110に
蓄積されている画像データを画像管理情報に基づいて特
定して消去するよう指示されたか否かを判断する(ステ
ップS1002)。
【0135】画像データを消去するよう操作部227か
ら指示されていない場合は、プリント条件を変更するよ
う操作部227から指示があるか否かを判断する(ステ
ップS1003)。プリント条件を変更する指示がある
場合は、新たにプリント条件を設定する(ステップS1
004)。次に、プリント開始の指示が操作部227か
らあるか否かを判断する(ステップS1005)。プリ
ント開始の指示がある場合は、設定されたプリント条件
に従って画像処理装置110から該当する画像データを
受け取ると共にプリント処理を行う(ステップS100
6)。
【0136】この後、プリント処理が終了したか否かを
判断する(ステップS1007)。プリント処理が終了
したと判断された場合は、画像データ消去の指示がある
まで以上の処理を繰り返す。他方、上記ステップS10
02で、画像データを消去するよう操作部227から指
示がある場合は、画像処理装置110に対し消去指示を
行い消去させる(ステップS1008)。
【0137】このように図10に示したような処理を行
うことにより、一旦、画像処理装置110に蓄積した画
像データを繰り返し種々のプリント条件でプリントさせ
ることができる。
【0138】また、以上の説明では、ホストコンピュー
タから送られた画像データを画像処理装置110に蓄積
した後、オペレータによるプリント開始指示に応じてプ
リントさせることについて述べたが、当然ながら通常の
プリントのようにホストコンピュータから画像データが
送出された後は、オペレータが介在することなくホスト
コンピュータで指定されたプリント条件でプリントする
ものと適宜切り替えて実行させることもできる。
【0139】図11は本発明の第4の実施の形態に係る
この場合の画像処理装置110の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。本例では、画像データを一旦蓄積し
た後、オペレータによるプリント指示に応じてプリント
するモードを待機モード、オペレータの介在なくプリン
トするモードを自動出力モードと称する。先ず、画像処
理装置110は待機モードが指定されているか判断する
(ステップS1101)。待機モードの指定はホストコ
ンピュータから行うようにしてもよいし、画像処理装置
110またはデジタルカラー複写機120で予め設定し
ておくようにしてもよい。
【0140】待機モードでなかった場合は、自動出力モ
ードを設定する(ステップS1102)。次に、デジタ
ルカラー複写機120がプリント可能な状態か否かを判
断する(ステップS1103)。デジタルカラー複写機
120がプリント可能な状態であると判断した場合は、
プリントさせるべき画像データをデジタルカラー複写機
120に転送してプリントさせる(ステップS110
4)。次に、画像データの転送が終了したか否かを判断
する(ステップS1105)。画像データの転送が終了
したと判断した場合は、レディ状態に移るが、消去指示
が来るまでは画像データはHDD3020で保持する。
他方、上記ステップS1101で、待機モードの指定が
あった場合は、上述の如くプリント処理を行う(ステッ
プS1106)。
【0141】このように図11に示したような処理を行
うことにより、画像データを適宜所望の方法で出力させ
ることができる。
【0142】以上説明したように本発明の第4の実施の
形態によれば、画像処理システムのデジタルカラー複写
機120は、操作部227からの画像データを印字出力
する際の出力条件及び出力開始の指示入力に基づき、画
像データをプリンタ部202から出力するように制御す
るため、一旦、画像処理装置110に蓄積した画像デー
タを繰り返し種々のプリント条件でプリントさせること
ができる。
【0143】また、本発明の第4の実施の形態によれ
ば、画像処理システムの画像処理装置110は、待機モ
ード(第1の出力モード)が選択された場合は、操作部
による入力に応じて画像データをデジタルカラー複写機
120に転送してプリンタ部202から出力させ、自動
出力モード(第2の出力モード)が選択された場合は、
操作部による入力がなくとも画像データをデジタルカラ
ー複写機120に転送してプリンタ部202から出力さ
せるように制御するため、画像データを適宜所望の方法
で出力させることができる。
【0144】尚、以上の説明では画像データをホストコ
ンピュータから送出させるようにしたが、これに限定さ
れるものではなく、例えば原稿の画像を読み取るスキャ
ナ等から送られてくるデータであってもよいことは言う
までもない。
【0145】また、上記図5〜図11に示したフローチ
ャートは各装置のメモリにロードされたプログラムデー
タに基づき各装置のCPUにより制御される動作の流れ
を示したものであるが、適宜ハード回路を用いて代替す
ることも可能である。
【0146】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。
【0147】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0148】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0149】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【0150】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0151】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、画像処理装置と画像形成装置との間でデータの
送受が可能な画像出力システムにおいて、前記画像処理
装置は、入力された画像情報に基づき画素毎の画像デー
タを作成する作成手段と、画像データを記憶する記憶手
段と、画像データを識別するための画像管理情報を前記
画像形成装置に通知する通知手段と、前記画像形成装置
からの画像管理情報に基づき前記記憶手段から画像デー
タを検索し前記画像形成装置からの画像形成・出力指示
に基づき加工する加工手段と、該加工した画像データを
前記画像形成装置に出力する出力手段とを有するため、
画像処理装置における画像データ処理及び画像形成装置
に対する画像データの転送を迅速に行うことが可能とな
り、これにより、カラー複写機等の画像形成装置の性能
をフルに発揮させることができると共に、画像形成(例
えば両面、ソート/ステープルプリント等)の失敗を減
らすことができる。また、カラー複写機等の画像形成装
置のエンジンスピードに応じたタイミングでプリントす
ることができる。即ち、画像処理装置から送られてくる
画像データ待ちのために、プリント中にエンジンが一旦
停止する時間を減らし、複数ページ複数部数プリントの
パフォーマンスが向上する。更に、電子的に配られた電
子データに対しても、失敗の少ない且つ信頼性の高いシ
ステムを実現できると共に、ユーザの好みに応じた製本
も簡単に実現することができる。
【0152】請求項2の発明によれば、前記画像情報
は、ページ記述言語画像情報であるため、ページ記述言
語で記述された画像情報に対しても、上記請求項1の発
明と同様の効果を得ることができる。
【0153】請求項3の発明によれば、前記記憶手段
は、半導体メモリもしくは固定磁気記憶装置あるいは両
者を併用したものであるため、用途に応じて画像データ
を記憶することができる。
【0154】請求項4の発明によれば、前記画像形成・
出力指示は、前記画像形成装置により画像形成するため
の画像形成条件であるため、画像形成装置の性能に応じ
た画像形成を行うことができる。
【0155】請求項5の発明によれば、前記画像形成条
件は、両面、ソート、ステープルプリントであるため、
画像形成装置における両面、ソート、ステープルプリン
トを的確に行うことができ、プリントの失敗を減らすこ
とができる。
【0156】請求項6の発明によれば、前記画像形成装
置は、前記画像処理装置から通知された画像管理情報、
及び画像形成・出力指示の表示、選択が可能な表示選択
手段と、前記画像処理装置に対し画像管理情報、及び画
像形成・出力指示を行う指示手段と、前記画像処理装置
から受信した画像データに基づき画像を形成する画像形
成手段とを有するため、画像形成装置は、画像処理装置
からの画像管理情報、画像形成・出力指示に基づき画像
形成を的確に行うことが可能となり、これにより、カラ
ー複写機等の画像形成装置の性能をフルに発揮させるこ
とができると共に、画像形成(例えば両面、ソート/ス
テープルプリント等)の失敗を減らすことができる。ま
た、カラー複写機等の画像形成装置のエンジンスピード
に応じたタイミングでプリントすることができる。即
ち、画像処理装置から送られてくる画像データ待ちのた
めに、プリント中にエンジンが一旦停止する時間を減ら
し、複数ページ複数部数プリントのパフォーマンスが向
上する。更に、電子的に配られた電子データに対して
も、失敗の少ない且つ信頼性の高いシステムを実現でき
ると共に、ユーザの好みに応じた製本も簡単に実現する
ことができる。
【0157】請求項7の発明によれば、前記指示手段
は、前記画像形成条件を幾つかセットした画像形成モー
ドに従って指示要求を発行可能であるため、幾つもの画
像形成条件を選択する手間が省け、操作性が向上する。
【0158】請求項8の発明によれば、前記画像形成モ
ードは、ユーザによりプログラム可能であるため、上記
請求項7の発明と同様に、幾つもの画像形成条件を選択
する手間が省け、操作性が向上する。
【0159】請求項9の発明によれば、前記画像管理情
報、及び画像形成・出力指示は、前記画像形成装置の操
作パネルからの指示も可能であるため、画像管理情報、
及び画像形成・出力指示を行う指示手段を別個に設ける
ことが不要となる。
【0160】請求項10の発明によれば、画像処理装置
と画像形成装置との間でデータの送受が可能な画像出力
システムにおいて、前記画像処理装置は、入力された画
像情報に基づき画素毎の画像データを作成する作成手段
と、画像データを記憶する記憶手段と、該記憶手段に記
憶された画像データを管理するための画像管理情報、及
び画像形成・出力指示の表示、選択が可能な表示選択手
段と、前記選択された画像管理情報に基づき前記記憶手
段から画像データを検索し前記選択された画像形成・出
力指示に基づき加工する加工手段と、該加工した画像デ
ータを前記画像形成装置に出力する出力手段とを有する
ため、上記請求項1の発明と同様に、画像処理装置にお
ける画像データ処理及び画像形成装置に対する画像デー
タの転送を迅速に行うことが可能となり、これにより、
カラー複写機等の画像形成装置の性能をフルに発揮させ
ることができると共に、画像形成(例えば両面、ソート
/ステープルプリント等)の失敗を減らすことができ
る。また、カラー複写機等の画像形成装置のエンジンス
ピードに応じたタイミングでプリントすることができ
る。即ち、画像処理装置から送られてくる画像データ待
ちのために、プリント中にエンジンが一旦停止する時間
を減らし、複数ページ複数部数プリントのパフォーマン
スが向上する。更に、電子的に配られた電子データに対
しても、失敗の少ない且つ信頼性の高いシステムを実現
できると共に、ユーザの好みに応じた製本も簡単に実現
することができる。
【0161】請求項11の発明によれば、画像処理装置
と画像形成装置との間でデータの送受が可能な画像出力
システムにおける画像出力方法において、前記画像処理
装置に入力された画像情報に基づき画素毎の画像データ
を作成する作成ステップと、画像データを記憶する記憶
ステップと、画像データを識別するための画像管理情報
を前記画像形成装置に通知する通知ステップと、前記画
像形成装置からの画像管理情報に基づき画像データを検
索し前記画像形成装置からの画像形成・出力指示に基づ
き加工する加工ステップと、該加工した画像データを前
記画像形成装置に出力する出力ステップとを有するた
め、画像処理装置における画像データ処理及び画像形成
装置に対する画像データの転送を迅速に行うことが可能
となり、これにより、カラー複写機等の画像形成装置の
性能をフルに発揮させることができると共に、画像形成
(例えば両面、ソート/ステープルプリント等)の失敗
を減らすことができる。また、カラー複写機等の画像形
成装置のエンジンスピードに応じたタイミングでプリン
トすることができる。即ち、画像処理装置から送られて
くる画像データ待ちのために、プリント中にエンジンが
一旦停止する時間を減らし、複数ページ複数部数プリン
トのパフォーマンスが向上する。更に、電子的に配られ
た電子データに対しても、失敗の少ない且つ信頼性の高
いシステムを実現できると共に、ユーザの好みに応じた
製本も簡単に実現することができる。
【0162】請求項12の発明によれば、前記画像情報
は、ページ記述言語画像情報であるため、ページ記述言
語で記述された画像情報に対しても、上記請求項11の
発明と同様の効果を得ることができる。
【0163】請求項13の発明によれば、前記画像形成
・出力指示は、前記画像形成装置により画像形成するた
めの画像形成条件であるため、画像形成装置の性能に応
じた画像形成を行うことができる。
【0164】請求項14の発明によれば、前記画像形成
条件は、両面、ソート、ステープルプリントであるた
め、画像形成装置における両面、ソート、ステープルプ
リントを的確に行うことができ、プリントの失敗を減ら
すことができる。
【0165】請求項15の発明によれば、前記画像形成
装置に前記画像処理装置から通知された画像管理情報、
及び画像形成・出力指示の表示、選択が可能な表示選択
ステップと、前記画像処理装置に対し画像管理情報、及
び画像形成・出力指示を行う指示ステップと、前記画像
処理装置から受信した画像データに基づき画像を形成す
る画像形成ステップとを有するため、画像形成装置は、
画像処理装置からの画像管理情報、画像形成・出力指示
に基づき画像形成を的確に行うことが可能となり、これ
により、カラー複写機等の画像形成装置の性能をフルに
発揮させることができると共に、画像形成(例えば両
面、ソート/ステープルプリント等)の失敗を減らすこ
とができる。また、カラー複写機等の画像形成装置のエ
ンジンスピードに応じたタイミングでプリントすること
ができる。即ち、画像処理装置から送られてくる画像デ
ータ待ちのために、プリント中にエンジンが一旦停止す
る時間を減らし、複数ページ複数部数プリントのパフォ
ーマンスが向上する。更に、電子的に配られた電子デー
タに対しても、失敗の少ない且つ信頼性の高いシステム
を実現できると共に、ユーザの好みに応じた製本も簡単
に実現することができる。
【0166】請求項16の発明によれば、前記指示ステ
ップでは、前記画像形成条件を幾つかセットした画像形
成モードに従って指示要求を発行可能であるため、幾つ
もの画像形成条件を選択する手間が省け、操作性が向上
する。
【0167】請求項17の発明によれば、前記画像形成
モードは、ユーザによりプログラム可能であるため、上
記請求項16の発明と同様に、幾つもの画像形成条件を
選択する手間が省け、操作性が向上する。
【0168】請求項18の発明によれば、画像処理装置
と画像形成装置との間でデータの送受が可能な画像出力
システムにおける画像出力方法において、前記画像処理
装置に入力された画像情報に基づき画素毎の画像データ
を作成する作成ステップと、画像データを記憶する記憶
ステップと、記憶された画像データを管理するための画
像管理情報、及び画像形成・出力指示の表示、選択が可
能な表示選択ステップと、前記選択された画像管理情報
に基づき画像データを検索し前記選択された画像形成・
出力指示に基づき加工する加工ステップと、該加工した
画像データを前記画像形成装置に出力する出力ステップ
とを有するため、上記請求項11の発明と同様に、画像
処理装置における画像データ処理及び画像形成装置に対
する画像データの転送を迅速に行うことが可能となり、
これにより、カラー複写機等の画像形成装置の性能をフ
ルに発揮させることができると共に、画像形成(例えば
両面、ソート/ステープルプリント等)の失敗を減らす
ことができる。また、カラー複写機等の画像形成装置の
エンジンスピードに応じたタイミングでプリントするこ
とができる。即ち、画像処理装置から送られてくる画像
データ待ちのために、プリント中にエンジンが一旦停止
する時間を減らし、複数ページ複数部数プリントのパフ
ォーマンスが向上する。更に、電子的に配られた電子デ
ータに対しても、失敗の少ない且つ信頼性の高いシステ
ムを実現できると共に、ユーザの好みに応じた製本も簡
単に実現することができる。
【0169】請求項19の発明によれば、画像データを
印字出力する画像出力システムにおいて、入力された画
像データを記憶する記憶手段と、該記憶手段の画像デー
タを印字出力する印字出力手段と、画像データを印字出
力する際の出力条件及び出力開始を指示する操作手段
と、前記出力条件及び出力開始の指示に基づき前記印字
出力手段により画像データを印字出力させる制御手段と
を有するため、一旦、前記記憶手段に蓄積した画像デー
タを繰り返し種々の出力条件でプリントさせることがで
きる。
【0170】請求項20の発明によれば、前記記憶手段
に印字出力対象の画像データが記憶されていることを通
知する通知手段を有するため、上記請求項19の発明と
同様の効果を奏する他に、印字出力すべき画像データの
記憶の有無を的確に把握することができる。
【0171】請求項21の発明によれば、前記操作手段
は、前記記憶手段の画像データを特定する情報を入力可
能であるため、上記請求項19及び請求項20の発明と
同様の効果を奏する他に、記憶されている画像データの
中から所望の画像データをプリントさせることができ
る。
【0172】請求項22の発明によれば、第1の出力モ
ード、第2の出力モードの何れかを選択する選択手段を
有し、前記制御手段は、前記第1の出力モードが選択さ
れた場合は前記操作手段による入力に応じて前記記憶手
段の画像データを前記印字出力手段により印字出力さ
せ、前記第2の出力モードが選択された場合は前記操作
手段による入力の如何に関わらず画像データを前記印字
出力手段により印字出力させるため、画像データを適宜
所望の方法でプリントさせることができる。
【0173】請求項23の発明によれば、画像データを
印字出力する画像出力方法において、入力された画像デ
ータを記憶手段に記憶する記憶ステップと、前記記憶手
段の画像データを印字出力する印字出力ステップと、画
像データを印字出力する際の出力条件及び出力開始を指
示する操作ステップと、前記出力条件及び出力開始の指
示に基づき前記印字出力ステップにより画像データを印
字出力させる制御ステップとを有するため、一旦、前記
記憶手段に蓄積した画像データを繰り返し種々の出力条
件でプリントさせることができる。
【0174】請求項24の発明によれば、前記記憶手段
に印字出力対象の画像データが記憶されていることを通
知する通知ステップを有するため、上記請求項23の発
明と同様の効果を奏する他に、印字出力すべき画像デー
タの記憶の有無を的確に把握することができる。
【0175】請求項25の発明によれば、前記操作ステ
ップでは、前記記憶手段の画像データを特定する情報を
入力可能であるため、上記請求項23及び請求項24の
発明と同様の効果を奏する他に、記憶されている画像デ
ータの中から所望の画像データをプリントさせることが
できる。
【0176】請求項26の発明によれば、第1の出力モ
ード、第2の出力モードの何れかを選択する選択ステッ
プを有し、前記制御ステップでは、前記第1の出力モー
ドが選択された場合は前記操作ステップによる入力に応
じて前記記憶手段の画像データを前記印字出力ステップ
により印字出力させ、前記第2の出力モードが選択され
た場合は前記操作ステップによる入力の如何に関わらず
画像データを前記印字出力ステップにより印字出力させ
るため、画像データを適宜所望の方法でプリントさせる
ことができる。
【0177】請求項27の発明によれば、画像処理装置
と画像形成装置との間でデータの送受が可能な画像出力
システムの前記画像処理装置にプログラムを供給可能な
記憶媒体において、入力された画像情報に基づき画素毎
の画像データを作成する作成ステップと、画像データを
記憶する記憶ステップと、画像データを識別するための
画像管理情報を前記画像形成装置に通知する通知ステッ
プと、前記画像形成装置からの画像管理情報に基づき前
記記憶ステップでの記憶内容から画像データを検索し前
記画像形成装置からの画像形成・出力指示に基づき加工
する加工ステップと、該加工した画像データを前記画像
形成装置に出力する出力ステップとを有するプログラム
を記憶しているため、本発明の記憶媒体を画像処理装置
に供給し、該記憶媒体に記憶されたプログラムを動作さ
せることで、上記請求項1の発明と同様に、画像処理装
置における画像データ処理及び画像形成装置に対する画
像データの転送を迅速に行うことが可能となり、これに
より、カラー複写機等の画像形成装置の性能をフルに発
揮させることができると共に、画像形成(例えば両面、
ソート/ステープルプリント等)の失敗を減らすことが
できる。また、カラー複写機等の画像形成装置のエンジ
ンスピードに応じたタイミングでプリントすることがで
きる。即ち、画像処理装置から送られてくる画像データ
待ちのために、プリント中にエンジンが一旦停止する時
間を減らし、複数ページ複数部数プリントのパフォーマ
ンスが向上する。更に、電子的に配られた電子データに
対しても、失敗の少ない且つ信頼性の高いシステムを実
現できると共に、ユーザの好みに応じた製本も簡単に実
現することができる。
【0178】請求項28の発明によれば、画像処理装置
と画像形成装置との間でデータの送受が可能な画像出力
システムの前記画像処理装置にプログラムを供給可能な
記憶媒体において、入力された画像情報に基づき画素毎
の画像データを作成する作成ステップと、画像データを
記憶する記憶ステップと、記憶した画像データを管理す
るための画像管理情報、及び画像形成・出力指示の表
示、選択が可能な表示選択ステップと、前記選択された
画像管理情報に基づき前記記憶ステップでの記憶内容か
ら画像データを検索し前記選択された画像形成・出力指
示に基づき加工する加工ステップと、該加工した画像デ
ータを前記画像形成装置に出力する出力ステップとを有
するプログラムを記憶しているため、本発明の記憶媒体
を画像処理装置に供給し、該記憶媒体に記憶されたプロ
グラムを動作させることで、上記請求項10の発明と同
様に、画像処理装置における画像データ処理及び画像形
成装置に対する画像データの転送を迅速に行うことが可
能となり、これにより、カラー複写機等の画像形成装置
の性能をフルに発揮させることができると共に、画像形
成(例えば両面、ソート/ステープルプリント等)の失
敗を減らすことができる。また、カラー複写機等の画像
形成装置のエンジンスピードに応じたタイミングでプリ
ントすることができる。即ち、画像処理装置から送られ
てくる画像データ待ちのために、プリント中にエンジン
が一旦停止する時間を減らし、複数ページ複数部数プリ
ントのパフォーマンスが向上する。更に、電子的に配ら
れた電子データに対しても、失敗の少ない且つ信頼性の
高いシステムを実現できると共に、ユーザの好みに応じ
た製本も簡単に実現することができる。
【0179】請求項29の発明によれば、画像データを
印字出力する画像出力システムにプログラムを供給可能
な記憶媒体において、入力された画像データを記憶する
記憶ステップと、記憶した画像データを印字出力する印
字出力ステップと、画像データを印字出力する際の出力
条件及び出力開始を指示する操作ステップと、前記出力
条件及び出力開始の指示に基づき前記印字出力ステップ
により画像データを印字出力させる制御ステップとを有
するプログラムを記憶しているため、本発明の記憶媒体
を画像出力システムに供給し、該記憶媒体に記憶された
プログラムを動作させることで、上記請求項19の発明
と同様に、一旦、蓄積した画像データを繰り返し種々の
出力条件でプリントさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1乃至第4の実施の形態に係る画像
処理システムの画像処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の第1乃至第4の実施の形態に係る画像
処理システムの全体構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1乃至第4の実施の形態に係る画像
処理システムのデジタルカラー複写機の構成を示す説明
図である。
【図4】本発明の第1乃至第4の実施の形態に係る画像
処理システムのクライアントコンピュータの構成を示す
ブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る画像処理シス
テムの画像処理装置における制御の流れを示すフローチ
ャートである。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る画像処理シス
テムのデジタルカラー複写機における制御の流れを示す
フローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る画像処理シス
テムの画像処理装置における制御の流れを示すフローチ
ャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る画像処理シス
テムのデジタルカラー複写機における制御の流れを示す
フローチャートである。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係る画像処理シス
テムの画像処理装置における制御の流れを示すフローチ
ャートである。
【図10】本発明の第4の実施の形態に係る画像処理シ
ステムの画像処理装置に蓄積された画像データをプリン
ト条件を変更してプリントさせるデジタルカラー複写機
の処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】本発明の第4の実施の形態に係る画像処理シ
ステムのデジタルカラー複写機の出力モードを適宜選択
してプリントさせる画像処理装置の処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【図12】本発明の第1乃至第4の実施の形態に係るプ
ログラム及び関連データを記憶した記憶媒体の記憶内容
の構成例を示す説明図である。
【図13】本発明の第1乃至第4の実施の形態に係るプ
ログラム及び関連データが記憶媒体から装置に供給され
る概念例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 101、102、103 クライアントコンピュータ 110 画像処理装置 120 デジタルカラー複写機 201 イメージスキャナ部 202 プリンタ部 211 信号処理部 227 操作部 401 CPU 402 画像編集コントローラ 406 ROM 409 ネットワークコントローラ 1203 プログラム実行ファイル 1301 記憶媒体 3011 CPU 3012 ROM 3013 DRAM 3015 ホストインタフェース 3017 シリアル通信インタフェース 3018 FIFO 3019 HDDコントローラ 3020 内蔵HDD 3021 色変換処理部 3022 アドレス発生回路

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像処理装置と画像形成装置との間でデ
    ータの送受が可能な画像出力システムにおいて、 前記画像処理装置は、入力された画像情報に基づき画素
    毎の画像データを作成する作成手段と、画像データを記
    憶する記憶手段と、画像データを識別するための画像管
    理情報を前記画像形成装置に通知する通知手段と、前記
    画像形成装置からの画像管理情報に基づき前記記憶手段
    から画像データを検索し前記画像形成装置からの画像形
    成・出力指示に基づき加工する加工手段と、該加工した
    画像データを前記画像形成装置に出力する出力手段とを
    有することを特徴とする画像出力システム。
  2. 【請求項2】 前記画像情報は、ページ記述言語画像情
    報であることを特徴とする請求項1記載の画像出力シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、半導体メモリもしくは
    固定磁気記憶装置あるいは両者を併用したものであるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の画像出力システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記画像形成・出力指示は、前記画像形
    成装置により画像形成するための画像形成条件であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の画像出
    力システム。
  5. 【請求項5】 前記画像形成条件は、両面、ソート、ス
    テープルプリントであることを特徴とする請求項4記載
    の画像出力システム。
  6. 【請求項6】 前記画像形成装置は、前記画像処理装置
    から通知された画像管理情報、及び画像形成・出力指示
    の表示、選択が可能な表示選択手段と、前記画像処理装
    置に対し画像管理情報、及び画像形成・出力指示を行う
    指示手段と、前記画像処理装置から受信した画像データ
    に基づき画像を形成する画像形成手段とを有することを
    特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の画像出力シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記指示手段は、前記画像形成条件を幾
    つかセットした画像形成モードに従って指示要求を発行
    可能であることを特徴とする請求項6記載の画像出力シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記画像形成モードは、ユーザによりプ
    ログラム可能であることを特徴とする請求項7記載の画
    像出力システム。
  9. 【請求項9】 前記画像管理情報、及び画像形成・出力
    指示は、前記画像形成装置の操作パネルからの指示も可
    能であることを特徴とする請求項6又は7記載の画像出
    力システム。
  10. 【請求項10】 画像処理装置と画像形成装置との間で
    データの送受が可能な画像出力システムにおいて、 前記画像処理装置は、入力された画像情報に基づき画素
    毎の画像データを作成する作成手段と、画像データを記
    憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された画像データ
    を管理するための画像管理情報、及び画像形成・出力指
    示の表示、選択が可能な表示選択手段と、前記選択され
    た画像管理情報に基づき前記記憶手段から画像データを
    検索し前記選択された画像形成・出力指示に基づき加工
    する加工手段と、該加工した画像データを前記画像形成
    装置に出力する出力手段とを有することを特徴とする画
    像出力システム。
  11. 【請求項11】 画像処理装置と画像形成装置との間で
    データの送受が可能な画像出力システムにおける画像出
    力方法において、 前記画像処理装置に入力された画像情報に基づき画素毎
    の画像データを作成する作成ステップと、画像データを
    記憶する記憶ステップと、画像データを識別するための
    画像管理情報を前記画像形成装置に通知する通知ステッ
    プと、前記画像形成装置からの画像管理情報に基づき画
    像データを検索し前記画像形成装置からの画像形成・出
    力指示に基づき加工する加工ステップと、該加工した画
    像データを前記画像形成装置に出力する出力ステップと
    を有することを特徴とする画像出力方法。
  12. 【請求項12】 前記画像情報は、ページ記述言語画像
    情報であることを特徴とする請求項11記載の画像出力
    方法。
  13. 【請求項13】 前記画像形成・出力指示は、前記画像
    形成装置により画像形成するための画像形成条件である
    ことを特徴とする請求項11又は12記載の画像出力方
    法。
  14. 【請求項14】 前記画像形成条件は、両面、ソート、
    ステープルプリントであることを特徴とする請求項13
    記載の画像出力方法。
  15. 【請求項15】 前記画像形成装置に前記画像処理装置
    から通知された画像管理情報、及び画像形成・出力指示
    の表示、選択が可能な表示選択ステップと、前記画像処
    理装置に対し画像管理情報、及び画像形成・出力指示を
    行う指示ステップと、前記画像処理装置から受信した画
    像データに基づき画像を形成する画像形成ステップとを
    有することを特徴とする請求項11乃至14の何れかに
    記載の画像出力方法。
  16. 【請求項16】 前記指示ステップでは、前記画像形成
    条件を幾つかセットした画像形成モードに従って指示要
    求を発行可能であることを特徴とする請求項15記載の
    画像出力方法。
  17. 【請求項17】 前記画像形成モードは、ユーザにより
    プログラム可能であることを特徴とする請求項16記載
    の画像出力方法。
  18. 【請求項18】 画像処理装置と画像形成装置との間で
    データの送受が可能な画像出力システムにおける画像出
    力方法において、 前記画像処理装置に入力された画像情報に基づき画素毎
    の画像データを作成する作成ステップと、画像データを
    記憶する記憶ステップと、記憶された画像データを管理
    するための画像管理情報、及び画像形成・出力指示の表
    示、選択が可能な表示選択ステップと、前記選択された
    画像管理情報に基づき画像データを検索し前記選択され
    た画像形成・出力指示に基づき加工する加工ステップ
    と、該加工した画像データを前記画像形成装置に出力す
    る出力ステップとを有することを特徴とする画像出力方
    法。
  19. 【請求項19】 画像データを印字出力する画像出力シ
    ステムにおいて、入力された画像データを記憶する記憶
    手段と、該記憶手段の画像データを印字出力する印字出
    力手段と、画像データを印字出力する際の出力条件及び
    出力開始を指示する操作手段と、前記出力条件及び出力
    開始の指示に基づき前記印字出力手段により画像データ
    を印字出力させる制御手段とを有することを特徴とする
    画像出力システム。
  20. 【請求項20】 前記記憶手段に印字出力対象の画像デ
    ータが記憶されていることを通知する通知手段を有する
    ことを特徴とする請求項19記載の画像出力システム。
  21. 【請求項21】 前記操作手段は、前記記憶手段の画像
    データを特定する情報を入力可能であることを特徴とす
    る請求項19又は20記載の画像出力システム。
  22. 【請求項22】 第1の出力モード、第2の出力モード
    の何れかを選択する選択手段を有し、前記制御手段は、
    前記第1の出力モードが選択された場合は前記操作手段
    による入力に応じて前記記憶手段の画像データを前記印
    字出力手段により印字出力させ、前記第2の出力モード
    が選択された場合は前記操作手段による入力の如何に関
    わらず画像データを前記印字出力手段により印字出力さ
    せることを特徴とする請求項19乃至21の何れかに記
    載の画像出力システム。
  23. 【請求項23】 画像データを印字出力する画像出力方
    法において、 入力された画像データを記憶手段に記憶する記憶ステッ
    プと、前記記憶手段の画像データを印字出力する印字出
    力ステップと、画像データを印字出力する際の出力条件
    及び出力開始を指示する操作ステップと、前記出力条件
    及び出力開始の指示に基づき前記印字出力ステップによ
    り画像データを印字出力させる制御ステップとを有する
    ことを特徴とする画像出力方法。
  24. 【請求項24】 前記記憶手段に印字出力対象の画像デ
    ータが記憶されていることを通知する通知ステップを有
    することを特徴とする請求項23記載の画像出力方法。
  25. 【請求項25】 前記操作ステップでは、前記記憶手段
    の画像データを特定する情報を入力可能であることを特
    徴とする請求項23又は24記載の画像出力方法。
  26. 【請求項26】 第1の出力モード、第2の出力モード
    の何れかを選択する選択ステップを有し、前記制御ステ
    ップでは、前記第1の出力モードが選択された場合は前
    記操作ステップによる入力に応じて前記記憶手段の画像
    データを前記印字出力ステップにより印字出力させ、前
    記第2の出力モードが選択された場合は前記操作ステッ
    プによる入力の如何に関わらず画像データを前記印字出
    力ステップにより印字出力させることを特徴とする請求
    項23乃至25の何れかに記載の画像出力方法。
  27. 【請求項27】 画像処理装置と画像形成装置との間で
    データの送受が可能な画像出力システムの前記画像処理
    装置にプログラムを供給可能な記憶媒体において、 入力された画像情報に基づき画素毎の画像データを作成
    する作成ステップと、画像データを記憶する記憶ステッ
    プと、画像データを識別するための画像管理情報を前記
    画像形成装置に通知する通知ステップと、前記画像形成
    装置からの画像管理情報に基づき前記記憶ステップでの
    記憶内容から画像データを検索し前記画像形成装置から
    の画像形成・出力指示に基づき加工する加工ステップ
    と、該加工した画像データを前記画像形成装置に出力す
    る出力ステップとを有するプログラムを記憶したことを
    特徴とする記憶媒体。
  28. 【請求項28】 画像処理装置と画像形成装置との間で
    データの送受が可能な画像出力システムの前記画像処理
    装置にプログラムを供給可能な記憶媒体において、 入力された画像情報に基づき画素毎の画像データを作成
    する作成ステップと、画像データを記憶する記憶ステッ
    プと、記憶した画像データを管理するための画像管理情
    報、及び画像形成・出力指示の表示、選択が可能な表示
    選択ステップと、前記選択された画像管理情報に基づき
    前記記憶ステップでの記憶内容から画像データを検索し
    前記選択された画像形成・出力指示に基づき加工する加
    工ステップと、該加工した画像データを前記画像形成装
    置に出力する出力ステップとを有するプログラムを記憶
    したことを特徴とする記憶媒体。
  29. 【請求項29】 画像データを印字出力する画像出力シ
    ステムにプログラムを供給可能な記憶媒体において、 入力された画像データを記憶する記憶ステップと、記憶
    した画像データを印字出力する印字出力ステップと、画
    像データを印字出力する際の出力条件及び出力開始を指
    示する操作ステップと、前記出力条件及び出力開始の指
    示に基づき前記印字出力ステップにより画像データを印
    字出力させる制御ステップとを有するプログラムを記憶
    したことを特徴とする記憶媒体。
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JP2010208304A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Seiko Epson Corp 印刷管理装置および印刷管理方法並びにそのプログラム
US9350901B2 (en) 2011-10-24 2016-05-24 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus that is capable of two-color printing, control method therefor, and storage medium storing control program therefor

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