JPH10284884A - 電子部品の加工装置 - Google Patents

電子部品の加工装置

Info

Publication number
JPH10284884A
JPH10284884A JP9089143A JP8914397A JPH10284884A JP H10284884 A JPH10284884 A JP H10284884A JP 9089143 A JP9089143 A JP 9089143A JP 8914397 A JP8914397 A JP 8914397A JP H10284884 A JPH10284884 A JP H10284884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
carrier
processing
die
upper die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9089143A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoshi Taji
博敏 田路
Osamu Miyazaki
修 宮▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9089143A priority Critical patent/JPH10284884A/ja
Publication of JPH10284884A publication Critical patent/JPH10284884A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Reciprocating Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品を形成するため連続して異なる複数
の加工を行う、構造および動作が簡単で、後加工が容易
な電子部品の加工装置に関するものである。 【解決手段】 パンチプレート6を挿通し、各種の加工
を行う複数の成形パンチを固定したバッキングプレート
5と、ダイプレート8を挿通し、成形パンチに対応した
成形ダイを固着したバッキングプレート9などでなる加
工部と、端子11bを設けた電子部品16bを嵌め込む
搬送凹部10aを定間隔で複数設け、ダイプレート8に
設けた溝8aで水平および垂直方向の定めた順序および
距離を反復動作するように配設したキャリヤー10と、
キャリヤー10の反復動作とパンチプレート6に固定し
た成形パンチの内側面で規制ガイドして、電子部品16
bを搬送し後加工する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品の端子など
の成形、曲げ、あるいは打抜などの加工を金型内などで
連続して行う際に使用される電子部品の加工装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電子部品の加工装置につ
いて図面を用いて説明する。図8〜図10は従来の電子
部品の加工装置の搬送機構を説明する要部斜視図であ
り、図8において、21は完成あるいは仕掛かり状態で
搬送される電子部品であり、複数の端子21aを外周に
設けており、金型(図示せず)の上面などの所定の位置
に載置されている。
【0003】22,23は金型(図示せず)の上面で
X,Y方向に水平移動自在な板状の金属材などからなる
一対の搬送チャックであり、電子部品21の外形を挟持
するための凹部を先端に有する突起部が等間隔で設けら
れている。
【0004】次に、このように構成された従来の電子部
品の加工装置の動作について説明すると、まず図8に示
すように、所望の加工を終えた電子部品21を一対の搬
送チャック22,23が図中の矢印A方向に移動して上
記凹部で挟持し、引き続き、図9に示すように図中の矢
印B方向に搬送チャック22,23を移動させて電子部
品21を所定距離搬送する。
【0005】その後、図10に示すように搬送チャック
22,23を図中の矢印C方向に移動させることによっ
て電子部品21を開放して図示しない金型上面に載置し
た後、図中の矢印D方向に移動して元の位置に復帰さ
せ、同時にこの位置において電子部品21は次の加工が
なされ、このような1サイクルの動作を繰返すことによ
り、電子部品21を連続して搬送し所定の各種加工を行
うように構成されたものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の電子部品の加工装置では、電子部品21の端子21a
の取付面、すなわち一対の搬送チャック22,23の凹
部を先端に有する突起部近傍における加工、例えば端子
切断や曲げ加工を搬送チャック22,23で電子部品2
1を挟持したまま行うことが困難であり、また、一対の
搬送チャック22,23を駆動するための駆動機構が複
雑で高価になるという課題を有していた。
【0007】本発明のこのような従来の課題を解決しよ
うとするものであり、構造および動作が簡単で、加工も
容易な電子部品の加工措置を提供することを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の電子部品の加工装置は、複数の異なる加工を
連続して行うための複数の加工部を上型と下型にそれぞ
れ等間隔で直線状に設けると共に下型に各加工部間を連
通する溝部を設け、上部に電子部品がはまり込む複数の
凹部を設けた板状のキャリヤーを上記溝部内に昇降なら
びに隣接する加工部間を移動自在に嵌め込んだ構成とし
たものである。
【0009】この本発明によれば、電子部品の各種の加
工および搬送が、簡単な搬送機構のキャリヤーで連続し
てできるとともに、端子取付面などの後加工が可能とな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数の異なる加工を連続して行うための複数の加工
部が等間隔で直線状に設けられた昇降自在な上型と、こ
の上型に設けられた複数の加工部に対応する複数の加工
部を対向して設けると共に、複数の加工部間を連通する
溝部を設けた下型と、上部に電子部品がはまり込む凹部
を上記複数の加工部と同間隔で設けて上記下型に設けら
れた溝部内に昇降ならびに隣接する加工部間を移動自在
にはめ込まれた板状のキャリヤーからなり、上記直線状
に設けられた加工部間を上記キャリヤーを介して電子部
品を順次搬送することにより、複数の異なる加工を連続
して行うようにした構成のものであり、電子部品に対す
る複数の異なる加工を同一装置内で連続して行うことが
できるという作用を有する。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、上型に設けられた複数の加工部に、キャ
リヤーを介して搬送される電子部品をガイドするガイド
部を設けた構成としたものであり、別部品を設けること
なく安定して電子部品を搬送することができるという作
用を有する。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2記載の発明において、キャリヤーの凹部に電子部品が
はまり込んだ状態で、搬送方向と平行な電子部品の側面
の加工を行うようにした構成のものであり、搬送後に電
子部品の後加工ができるという作用を有する。
【0013】以下、本発明の一実施の形態について図面
を用いて説明する。図1(a)(b)は同実施の形態に
おける電子部品の加工装置の構成を一部切欠いて示す斜
視図と要部斜視図、図2〜図5は同装置の動作を説明す
るための要部斜視図、図6は同装置における電子部品の
加工状態を説明する要部断面図、図7は同加工の終了し
た電子部品の斜視図である。
【0014】図1〜図3において、16aは導電性金属
材でなる端子11aを両側面に設けた電子部品、16b
は先端が切断加工された端子11bとなった電子部品、
16cは下方向に曲げ加工を行った端子11cとして完
成した電子部品である。
【0015】1はパンチプレート6とバッキングプレー
ト5が積層して結合されたパンチホルダー、7はバネな
どを介して上下動可能に上記パンチプレート6に装着さ
れたストリッパープレート、3は上記パンチホルダー1
の四隅に結合された中空のガイドブッシュであり、電子
部品本体の成形、端子先端の切断、端子の曲げ加工など
の成形加工を行うための複数の成形パンチ(図示せず)
が上記パンチプレート6とストリッパープレート7を挿
通してバッキングプレート5が固定されることにより上
型が構成されている。
【0016】また、2はダイプレート8とバッキングプ
レート9が積層して結合されたダイホルダー、4は上記
ガイドブッシュ3に摺動自在にはまり込んだガイドポス
トであり、以上上記成形パンチに対応した成形ダイ(図
示せず)が上記ダイプレート8を挿通してバッキングプ
レート9に固着されることにより上記上型を上下に摺動
自在に支持する下型が構成されている。
【0017】10は板状の樹脂材や金属材などでなるキ
ャリヤーであり、成形ダイの近傍のダイプレート8に設
けられたキャリヤー10の厚みよりやや広い幅の溝8a
内を図中の矢印A,B,C,Dに示す定めた順序で水平
および垂直方向に反復動作、すなわちほぼ四辺形の回転
(回転機構は図示せず)をする構造になっていると共
に、キャリヤー10の上端部には、電子部品16a,1
6b,16cなどの本体部を嵌め込んで搬送するため
に、両角に嵌め込みを円滑に行うための傾斜を設け、本
体部より深さがやや浅く、幅がやや大きい搬送凹部10
aを等間隔で複数設けている。
【0018】また、図4〜図6は同装置内における電子
部品の加工状態を示すものであり、同図において、16
は端子11aの素材である端子コム11を両側面に有し
た仕掛り状態の電子部品、12,13は電子部品16b
の先端が切断加工された端子11bを下方向に曲げ加工
して端子11cとするための成形パンチ、14,15は
上記成形パンチ12,13に対向して設けられた成形ダ
イである。
【0019】次に、このように構成された本実施の形態
の電子部品の加工装置の動作について説明すると、まず
プレス成形など所定の複数の加工工程が終了すると上型
を上昇させ、その後図3に示すようにキャリヤー10を
図中の矢印A方向に上昇させて被搬送体である電子部品
16a,16bなどの本体部を搬送凹部10aに嵌め込
み、続いて図4に示すようにキャリヤー10を図中の矢
印B方向に移動して電子部品16a,16bなどを次工
程に搬送して後、図5に示すようにキャリヤー10のみ
を図中の矢印C方向に降下させた後、図中の矢印D方向
に移動させてキャリヤー10を元の位置に復帰させて1
サイクルの動作を完了するものである。
【0020】なお、図6に示すように、被搬送体となる
電子部品16bがキャリヤー10により搬送される時に
は、その搬送経路に設置された成形パンチ12,13の
内側面で電子部品16bがガイドされて搬送され、ダイ
プレート8に結合された成形ダイ14,15の所定位置
に載置され、それぞれ所定の位置で所定の加工を行った
後、キャリヤー10を図3の矢印A方向に上昇させて次
の電子部品16,16a,16bを搬送凹部10aに嵌
め込んで次工程に搬送するものである。
【0021】なお、上記キャリヤー10が図中の矢印C
方向に降下する前に、バッキングプレート5に結合させ
た成形パンチ12,13が降下し、対応する成形ダイ1
4,15とによりプレス加工して、図7に示すような形
状の加工済端子11cとした電子部品16cの最終加工
完了製品としてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明による電子部品の加
工装置によれば、同一装置内で電子部品の各種の異なる
加工が連続してできるとともに、端子取付面などの後加
工が容易になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施の形態における電子部品
の加工装置の構成を一部切欠いて示す斜視図 (b)同要部斜視図
【図2】同装置の動作を説明するための要部斜視図
【図3】同装置の動作を説明するための要部斜視図
【図4】同装置の動作を説明するための要部斜視図
【図5】同装置の動作を説明するための要部斜視図
【図6】同電子部品の加工状態を説明する要部断面図
【図7】同加工の終了した電子部品の斜視図
【図8】従来の電子部品の加工装置の搬送機構を示す要
部斜視図
【図9】同搬送動作を説明するための要部斜視図
【図10】同搬送動作を説明するための要部斜視図
【符号の説明】 1 パンチホルダー 2 ダイホルダー 3 ガイドブッシュ 4 ガイドポスト 5 バッキングプレート 6 パンチプレート 7 ストリッパープレート 8 ダイプレート 8a 溝 9 バッキングプレート 10 キャリヤー 10a 搬送凹部 11 端子コム 11a 端子 11b 端子 11c 端子 12 成形パンチ 13 成形パンチ 14 成形ダイ 15 成形ダイ 16 電子部品 16a 電子部品 16b 電子部品 16c 電子部品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なる加工を連続して行うための
    複数の加工部が等間隔で直線状に設けられた昇降自在な
    上型と、この上型に設けられた複数の加工部に対応する
    複数の加工部を対向して設けると共に、複数の加工部間
    を連通する溝部を設けた下型と、上部に電子部品がはま
    り込む凹部を上記複数の加工部と同間隔で設けて上記下
    型に設けられた溝部内に昇降ならびに隣接する加工部間
    を移動自在にはめ込まれた板状のキャリヤーからなり、
    上記直線状に設けられた加工部間を上記キャリヤーを介
    して電子部品を順次搬送することにより、複数の異なる
    加工を連続して行うようにした電子部品の加工装置。
  2. 【請求項2】 上型に設けられた複数の加工部に、キャ
    リヤーを介して搬送される電子部品をガイドするガイド
    部を設けた請求項1記載の電子部品の加工装置。
  3. 【請求項3】 キャリヤーの凹部に電子部品がはまり込
    んだ状態で、搬送方向と平行な電子部品の側面の加工を
    行うようにした請求項1または2記載の電子部品の加工
    装置。
JP9089143A 1997-04-08 1997-04-08 電子部品の加工装置 Pending JPH10284884A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9089143A JPH10284884A (ja) 1997-04-08 1997-04-08 電子部品の加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9089143A JPH10284884A (ja) 1997-04-08 1997-04-08 電子部品の加工装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10284884A true JPH10284884A (ja) 1998-10-23

Family

ID=13962655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9089143A Pending JPH10284884A (ja) 1997-04-08 1997-04-08 電子部品の加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10284884A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010051192A1 (en) * 2008-10-31 2010-05-06 The Gillette Company Molded components
CN109081082A (zh) * 2017-06-14 2018-12-25 万润科技股份有限公司 排料方法、装置与使用该排料方法的搬送方法及装置
CN112804831A (zh) * 2020-12-21 2021-05-14 兰州空间技术物理研究所 一种用于轴向器件引线成形的装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010051192A1 (en) * 2008-10-31 2010-05-06 The Gillette Company Molded components
CN102197715A (zh) * 2008-10-31 2011-09-21 吉列公司 模塑组件
JP2012505782A (ja) * 2008-10-31 2012-03-08 ザ ジレット カンパニー 成形コンポーネント
CN109081082A (zh) * 2017-06-14 2018-12-25 万润科技股份有限公司 排料方法、装置与使用该排料方法的搬送方法及装置
CN109081082B (zh) * 2017-06-14 2021-10-26 万润科技股份有限公司 搬送方法及装置
CN112804831A (zh) * 2020-12-21 2021-05-14 兰州空间技术物理研究所 一种用于轴向器件引线成形的装置
CN112804831B (zh) * 2020-12-21 2023-03-10 兰州空间技术物理研究所 一种用于轴向器件引线成形的装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2012090304A1 (ja) プレス成形システム
CN210877059U (zh) 一种挂板组合模具
JPH10284884A (ja) 電子部品の加工装置
JP2001079622A (ja) プレス加工機
KR101606324B1 (ko) 컴파운드 금형
CN111416260A (zh) 多次折弯冲压模具
CN108202108B (zh) 液晶显示器的背板边框固定件的加工模具及其加工方法
JP3701537B2 (ja) ワークの打抜き加工方法及びその装置
JPH0236325B2 (ja)
CN109433891B (zh) 替代型材机加工的冲压工位的冲压成型工艺
CN109570342B (zh) 一种具有缝隙宽厚比小于1的产品的冲压工艺
JP2668182B2 (ja) 抜き曲げ同時プレス型及び加工方法
JPH10277673A (ja) 搬送機構を備えた部品加工装置
CN117772920B (zh) 一种半导体高密度引线框架冲压模具
JP2640581B2 (ja) 合成樹脂成形品の加工方法および装置
KR102485900B1 (ko) 한 쌍의 쉬트를 가공할 수 있는 펀치를 구비하는 프레스 금형 어셈블리
CN211564206U (zh) 多端子引线框架的下料装置
CN210208296U (zh) 一种适用于异形五金加工的冲压模具
CN221747654U (zh) 一种端子加工成型模具
CN110303092B (zh) 卷圆模具及其加工方法
CN220739214U (zh) 一种靠背管冲压模具
CN212442842U (zh) 一种一体式多次成型冲压模具
CN217386134U (zh) 改善光刻胶涂布均匀性的装置
JPH11920A (ja) インサート樹脂成形金型装置
JPWO2012090303A1 (ja) プレス成形装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050422

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050712

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051101

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060307