JPH10284301A - Sf6 ガス封入抵抗器 - Google Patents

Sf6 ガス封入抵抗器

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JPH10284301A
JPH10284301A JP10527097A JP10527097A JPH10284301A JP H10284301 A JPH10284301 A JP H10284301A JP 10527097 A JP10527097 A JP 10527097A JP 10527097 A JP10527097 A JP 10527097A JP H10284301 A JPH10284301 A JP H10284301A
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JP
Japan
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resistor
connection
welded
sprayed layer
metal
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JP10527097A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiaki Matsubara
千彰 松原
Yoshifusa Tsubone
嘉房 坪根
Akiyoshi Yoshizumi
堯由 吉住
Manabu Hoshino
学 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON TEIKOKI SEISAKUSHO KK
NISHI NIPPON TEIKOUKI SEISAKUSHO KK
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
NIPPON TEIKOKI SEISAKUSHO KK
NISHI NIPPON TEIKOUKI SEISAKUSHO KK
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抵抗素子の絶縁を改良し、容器内でのSF6
ガスの熱分解による影響をなくした抵抗器を提供する。 【解決手段】 通常に使用されている金属抵抗体、たと
えばステンレス板を所要のグリッド形状に成形した金属
抵抗体2の両端に接続部3をそなえ、この接続部3を除
いた全表面を覆うセラミック溶射層4を設けて抵抗体素
子1を形成する。この抵抗体素子1を絶縁紙を介挿しな
いで積み重ね、接続部3相互および引き出し端子7をセ
ラミック溶射層のない接続部3で溶着させて抵抗体を構
成する。なお、抵抗体素子1相互間の、少なくとも溶着
した接続部に対向する部分に、セラミック溶射層を設け
た薄い金属板を介挿することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SF6 ガス雰囲気
の容器内で有効に使用できるグリッド形の金属抵抗器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、SF6 ガス雰囲気内で使用する大
きな容量の金属抵抗器は、たとえば図7に示すように、
ステンレス板などの金属板を所要のグリッド形状に打ち
抜いた抵抗体素子101を所要枚数重ね、この抵抗板素
子相互間に、絶縁耐力の大きい絶縁板103の両面に断
熱性の絶縁紙104を張り付けた絶縁シート102を挿
入し、抵抗体素子101相互の端子を接続板などで直列
に接続して抵抗器100を構成し、この抵抗器100を
図8のように、容器110の中に支持碍子105で支持
された下部受板106の上に載置し、上部から絶縁支持
物107で押さえて保持させている。なお、前記絶縁シ
ート102を構成する絶縁板103として、ガラスウー
ル、アスベスト、シリカ・アルミナの混合物のようなフ
ァイバ状の絶縁物が用いられている(たとえば実公平1
−21523号)。
【0003】しかるに、抵抗器をSF6 ガスを封入した
容器中で使用する場合は、SF6 ガスが抵抗体の熱によ
って高温たとえば500゜C以上になると、 SF6→SF4+F2 に熱分解するが、単独では再結合してもとに戻ることが
知られている。しかし、熱分解をしたときに周囲に水分
がある場合は、分解により生じたSF4 が再結合する前
に水分と反応して SF4+H2O→SOF2+2HF になり、さらに水分との反応で、 SOF2+H2O→SO2+2HF になる。したがって、図7に示すように絶縁シート10
2にファイバ状の絶縁材料を用いたものでは、これらの
絶縁材料に含まれていた水分と熱分解したSF4 が反応
して活性化の強いSO2 やHFを生じ、絶縁物や金属の
劣化を起こさせる欠点がある。このため、特公平5−6
6722号では、各種のステンレス鋼の中で、高温のS
6 ガスに対する耐腐食性が強く、しかもSF6 ガスの
熱分解にともない絶縁物を劣化させる成分の発生が少な
いステンレス鋼を実験的に選択した結果、オーステナイ
ト系のステンレス鋼を抵抗体素子として用いており、こ
のような平板状抵抗体素子の複数枚を、従来と同様の絶
縁板と絶縁材を挟んで積層するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、抵抗体素子
をオーステナイト系のステンレス鋼に限定して用いるこ
とは、製作費が高くなり、材料の生産管理も面倒になる
欠点がある。また、抵抗体素子としてオーステナイト系
のステンレス鋼を使っても、抵抗体相互間にマイカなど
の絶縁板を挟む必要があり、この絶縁板に含まれた水分
によって前記熱分解したガスと反応して腐食性ガスを生
じ、金属や碍子などを劣化させる。本発明は、抵抗体と
して一般に使用されているステンレス鋼などの金属抵抗
体を用いても、SF6 ガス雰囲気での使用が可能で、活
性化ガスを生じないようにした抵抗器を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、金属抵抗体を
所要の形状に成形したのちに、両端に設けた接続部を除
いた表面を、耐熱性のセラミック溶射層で覆った抵抗体
素子を設け、この抵抗体素子の接続部で、抵抗体素子相
互あるいは引き出し端子を溶着させて抵抗器を構成する
ようにしている。したがって、構成部品に水分を含むマ
イカやアスベストなどの絶縁板を用いる必要がなく、S
6 ガス雰囲気の中で使用することにより、抵抗体の熱
によってSF6 ガスが熱分解を生じても、水分との反応
による活性化の強いガスを生じることなく再結合させ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】さらに具体的な形態として、従来
から抵抗体素子として使われているステンレス抵抗板を
所要の形状に打ち抜き成形し、この金属抵抗体の両端に
設けた接続部を除いた表面をセラミック溶射層で覆った
抵抗体素子を形成し、複数個の抵抗体素子相互を直接積
層して、抵抗体素子相互や引き出し端子との接続を、セ
ラミック層のない接続部で溶着させて抵抗器を構成させ
る。このため、抵抗体相互間には、別個に絶縁板を介挿
する必要がなく、セラミック溶射層からは水分が出ない
ため、SF6 ガスが熱分解しても、すぐに再結合が行わ
れる。また、抵抗体素子をそのまま積層するため、接続
部相互の間隔が小さく、絶縁間隔が十分でない場合は、
セラミック溶射層を厚くして必要な絶縁間隔を得るよう
にし、あるいは、積層した抵抗体素子相互間に、薄い金
属板を介挿させ、この金属板の少なくとも前記接続部相
互間に介挿される部分にセラミック溶射層を設けて沿面
距離を確保させる。なお、この介挿された金属板は抵抗
体素子の発熱を蓄える蓄熱板としても作用するので、セ
ラミック溶射層により接続部の絶縁間隔が十分に得られ
る場合にも介挿させることができる。また、前記溶着し
た接続部にセラミック絶縁塗料を塗布して、接続部の絶
縁を行うようにしてもよい。なお、組み立てた抵抗器を
SF6 ガス容器に収納する場合は、乾燥により空気中で
付着した水分を飛ばした後に収納させることが望まし
い。また本発明は、ステンレス棒を平面上で屈曲させ、
セラミック溶射層を設けて形成した抵抗体素子あるいは
波状に折り返した帯状の抵抗板にセラミック溶射層を設
け、必要に応じて所定寸法に圧しつぶして積層状態にし
た抵抗体素子を、必要な容量に応じて複数個接続する場
合にも適用できる。
【0007】
【実施例】これを図に示す実施例について説明する。図
1および図2において、1は抵抗体素子で、金属抵抗材
料として通常に使用されている、たとえばSUS430
などのステンレス鋼板を、グリッド状に打ち抜いて成形
した金属抵抗体2と、抵抗体素子1相互の接続に必要な
接続部3を除いて、金属抵抗体の表面を被覆させた耐熱
性および電気絶縁性をそなえたアルミナ96などのセラ
ミック溶射層4で構成されている。5は抵抗体素子1の
接続部3を連結するために、接続部3相互の隙間に挿入
したスペーサで、セラミック溶射層4の厚さの2倍の厚
さをもったステンレス板である。6は積層された両側の
接続部3をスペーサ5を介して溶着させた溶着部、7は
引き出し端子、8は引き出し端子7を接続部3の片側面
に重ねて取り付けた溶着部である。
【0008】抵抗体素子1は抵抗器容量に応じて複数枚
を積層し、電気的に直列に接続される。この接続のた
め、重ねられた接続部3を順次に溶着部6で連結させ、
積層両面の抵抗体素子に連結されない接続部3に、引き
出し端子7を接触させて溶着部8で取り付ける。なお、
溶着する接続部3相互の間にはセラミック溶射層4の2
倍の厚さの隙間を生じるので、この隙間にスペーサ5を
接続部と密着させて挿入し、接続部とともに外縁で溶着
して接続させるようにするのがよい。このように積層連
結された抵抗体は、金属抵抗体2の接続に必要な接続部
3を除く表面を、絶縁に必要な厚さのセラミック溶射層
4で覆っており、セラミック溶射層相互が接触して電気
的な絶縁を保持させるため、積層した抵抗体素子1の相
互間に、他の絶縁物や耐熱板たとえばマイカ板やアスベ
スト板などを挿入する必要がない。なお、セラミック溶
射層4の厚さは、積層される抵抗体素子1相互の絶縁が
保持できる程度、たとえば0.15mmあればよいが、
溶着部6相互の絶縁間隔gが小さくなるので、SF6
ス中での絶縁間隔が得られる程度に溶射層を厚くしてお
けばよく、0.8mmの溶射層を設ければ、絶縁間隔を
1.6mmにすることができる。なお、抵抗器の温度
は、始動時に一時的に高温になっても、その後は温度が
下がるのでセラミック溶射層が薄くてもキレツなどの損
傷を生じることはない。また、抵抗体素子1両端の接続
部3は、相互に反対側の片面だけにスペーサ5や引き出
し端子7を接触させればよいので、他方側の接着させな
い面にはセラミック溶射層4を設けるようにすることが
できる。
【0009】図3は他の実施例を示すもので、積層した
抵抗体素子1相互間に、接続部3を除いた部分に接触さ
せた薄い金属板10を介挿して積層させており、図1と
同じ部分に同一の符号を付している。この金属板10の
挿入により、抵抗器の始動時における大電流によって生
じる大量の熱を抵抗通路から吸収保持させて、熱によっ
てSF6 ガスに与える影響を少なくするとともに、接続
部3の間隔を大きくして溶着を容易にし、溶着部6相互
の絶縁間隔gを大きくする。なお図の実施例では、金属
板10の大きさを抵抗体素子1より広くして、接続部3
に当たる部分に切り欠ぎ11を設け、この切り欠ぎ11
部分で接続部3相互の溶着ができるようにしているが、
金属板の大きさはこれに限られず接続部を除いた抵抗通
路だけに接触させる大きさにしてもよく、また、この金
属板10の全面にセラミック溶射層を設けることもでき
る。このようにセラミック溶射層を設けることにより接
続部に近い部分まで挿入することができる。
【0010】また、図4および図5は、積層する抵抗体
素子1よりも広い大きさの金属板10の一方の角部に切
り欠ぎ11を設け、前記切り欠ぎ11と対称の角部の両
面にセラミック溶射層12を設けている。この金属板1
0を抵抗体素子1間に介挿させ、金属板10の切り欠ぎ
11とセラミック溶射層12が、抵抗体素子1の接続部
3間に交互に重なるよう、順次反転させて積層してお
り、積層した抵抗体素子1の接続部3相互を、金属板1
0の切り欠ぎ11でスペーサ5を挿入して溶着させる。
なお、スペーサ5の厚さは、抵抗体素子1のセラミック
溶射層4の2倍の厚さより金属板10の厚さだけ厚くし
ている。このため、切り欠ぎ11で抵抗体素子1相互を
接続部3で溶着し、溶着部6(図5に示す)相互間に金
属板10のセラミック溶射層12が介挿されるので、溶
着部6相互の沿面距離を増大させ、絶縁を十分に行うこ
とができる。なお、抵抗体を、接続部3が同じ側になる
ように成形された抵抗体素子1を用いて積層形成する場
合は、金属板10のセラミック溶射層12を切り欠ぎ1
1と同じ側に設けて交互に配置すればよく、また、金属
板10の全面にセラミック溶射層を設けておけば、いず
れの場合にも使用できるともに、金属板自体とSF6
スとの接触を防止することができる。抵抗体素子1の形
状は、セラミック溶射を行うため、なるべく金属抵抗体
2の角部に丸みをつけることが望ましい。また、要すれ
ば溶着した後に、接続部3のセラミック溶射層のない部
分と溶着部6、8の外面に、耐熱絶縁性のセラミック塗
料を塗布してもよく、塗布部分は小さいのでSF6 ガス
に影響するほどの水分は発生しない。
【0011】図6は帯状の抵抗板を折り返し屈曲させて
形成した抵抗体の実施例を示すもので、片側のみを示し
ている接続部3を除いてセラミック溶射層4を設けた帯
状抵抗板を波状に折り曲げ、必要に応じて下段のように
圧しつぶして抵抗体素子1を形成させている。上下の抵
抗体素子1間に金属板を挿入して接続部3を溶着により
連結させるが、抵抗体素子の折り曲げ部相互の間に金属
板を挟んで放熱板を設けることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明は上述のように、所要の形状に成
形された金属抵抗体両端の接続部を除いた表面にセラミ
ック溶射層を設けた抵抗体素子を積層し、抵抗体素子相
互の接続および引き出し端子の接続を前記接続部で溶着
により行うことにより抵抗器を構成しているため、抵抗
体素子を積層する場合も、別個の絶縁板を挿入する必要
がなく、製作の工数を少なくし、抵抗器を小形にするこ
とができるとともに、水分の発生がないのでSF6 ガス
が熱分解してもすぐに再結合が行われ、活性化の強い有
害ガスを発生することがなく、周囲の磁器や金属の劣化
を生じさせることがない。また、積層した抵抗体素子相
互間に、少なくとも抵抗体素子の抵抗通路に接触させて
金属板を介挿させることによって抵抗体素子に生じる熱
を吸収する蓄熱板として作用させ、SF6 ガスの加熱を
軽減させ熱分解を押さえる効果があるとともに、接続部
相互の積層間隔を調整することができ溶着作業を容易に
する。なお、この金属板の少なくとも溶着部相互間に挿
入される部分にセラミック溶射層を設けることによって
溶着部相互間に絶縁バリヤを形成させ、絶縁を確実に保
持させることができ、金属板全面にセラミック溶射層を
設けておけば、金属板とSF6 ガスとの接触による金属
板との反応を防止できる効果が得られる。なお、必要に
よっては溶着部にセラミック塗料を塗布しておけば、塗
布は抵抗体のごく小さい部分で行われるので熱分解によ
るガスの再結合を妨げるほどの水分を生じることはな
く、溶着部の絶縁を確保させ、SF6 ガスとの接触をな
くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の抵抗器の実施例を示す部分斜視図で、
一方の接続部を溶着していない状態で一部を切り欠いで
ある。
【図2】図1における接続部の一部側面図である。
【図3】他の実施例の一部を示す分解斜視図である。
【図4】さらに異なる実施例の一部を示す分解斜視図で
ある。
【図5】図4の実施例における接続部の一部側面図であ
る。
【図6】抵抗体素子の別の実施例を示す一部斜視図であ
る。
【図7】従来の抵抗器の構造を示す一部分解斜視図であ
る。
【図8】抵抗器を収納したSF6容器の実施例を示す側
断面図である。
【符号の説明】
1 抵抗体素子 2 金属抵抗体 3 接続部 4 セラミック溶射層 5 スペーサ 6 溶着部 7 引き出し端子 8 溶着部 10 金属板 11 切り欠ぎ 12 セラミック溶射層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図7】
【図4】
【図5】
【図6】
【図8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坪根 嘉房 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 株式会社安川電機内 (72)発明者 吉住 堯由 福岡県北九州市八幡西区紅梅2丁目1番1 号 株式会社西日本抵抗器製作所内 (72)発明者 星野 学 福岡県北九州市八幡西区紅梅2丁目1番1 号 株式会社西日本抵抗器製作所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要の形状に成形された金属抵抗体と、
    この金属抵抗体両端の接続部を除いた表面を覆うセラミ
    ック溶射層とをそなえた抵抗体素子を設け、複数の前記
    抵抗体素子を積み重ね、抵抗体素子相互の接続および引
    き出し端子の接続を、前記接続部において溶着によって
    行うことを特徴とするSF6 ガス封入抵抗器。
  2. 【請求項2】 前記金属抵抗体が、ステンレス棒を屈曲
    して形成されている請求項1に記載のSF6 ガス封入抵
    抗器。
  3. 【請求項3】 前記金属抵抗体が、帯状の抵抗板を屈曲
    して形成されている請求項1に記載のSF6 ガス封入抵
    抗器。
  4. 【請求項4】 所要の形状に打ち抜き成形されたステン
    レス抵抗板からなる金属抵抗体と、この金属抵抗体両端
    の接続部を除いた表面を覆うセラミック溶射層とをそな
    えた抵抗体素子を設け、この抵抗体素子を積み重ね、抵
    抗体素子相互の接続を接続部外縁で溶着させ、引き出し
    端子を接続部の片側面に溶着させたことを特徴とするS
    6 ガス封入抵抗器。
  5. 【請求項5】 前記抵抗体素子のセラミック溶射層が、
    少なくとも抵抗体素子の接続部相互間に必要な絶縁間隔
    の半分の厚さをそなえている請求項1ないし4のいずれ
    かに記載のSF6 ガス封入抵抗器。
  6. 【請求項6】 前記積み重ねた抵抗体素子相互間に、少
    なくとも抵抗体素子の接続部を除く部分に接触する金属
    板を介挿している請求項1ないし5のいずれかに記載の
    SF6 ガス封入抵抗器。
  7. 【請求項7】 前記積み重ねた抵抗体素子相互間に、抵
    抗体素子より大きい広さを有し、相互に溶着される一方
    の接続部に挟まれる部分に切り欠ぎを設け、少なくとも
    他方の接続部に対向する部分にセラミック溶射層をそな
    えた金属板を介挿した請求項1ないし6のいずれかに記
    載のSF6 ガス封入抵抗器。
  8. 【請求項8】 前記溶着した接続部に、セラミック絶縁
    塗料を塗布した請求項1ないし7のいずれかに記載のS
    6 ガス封入抵抗器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102446604A (zh) * 2010-10-11 2012-05-09 上海克拉电子有限公司 一种单挡位结构紧凑型电阻器
JP2014504001A (ja) * 2010-12-03 2014-02-13 ヴィシャイ エレクトロニック ゲーエムベーハー 電力抵抗器
JP2017158360A (ja) * 2016-03-03 2017-09-07 富士電機株式会社 コンバータ用フィルタユニット

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