JPH10283964A - 試料ステージ移動装置 - Google Patents

試料ステージ移動装置

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JPH10283964A
JPH10283964A JP9089273A JP8927397A JPH10283964A JP H10283964 A JPH10283964 A JP H10283964A JP 9089273 A JP9089273 A JP 9089273A JP 8927397 A JP8927397 A JP 8927397A JP H10283964 A JPH10283964 A JP H10283964A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 試料ステージを高精度に記憶位置に復帰させ
る。 【解決手段】 試料ステージの位置を記憶するに際して
は、当該記憶位置の座標と、移動方向を記憶する。試料
ステージの位置を記憶位置に復帰させる場合には、当該
記憶位置の座標及び移動方向と、現在位置の座標とか
ら、現在位置から直接記憶位置に移動できるか否かを判
断し、直接移動できない場合には、現在位置から一旦経
由する位置を求め、試料ステージを現在位置から当該経
由する位置に一旦移動させ、そこから記憶位置に移動さ
せるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透過型電子顕微鏡(以
下、TEMと称す)に用いて好適な試料ステージ移動装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】TEMで試料の像を観察する場合、現在
蛍光板上で観察している視野の位置における試料ステー
ジの座標を一旦記憶させ、その後に試料ステージを当該
座標に戻して再び像を観察できると便利な場合がある。
特に、近年のTEMの試料ステージはコンピュータ制御
されているので、試料ステージを予め記憶された座標に
復帰させることは困難ではない。
【0003】しかし、高倍率で像観察を行う場合、例え
ばnmオーダーの高精度に試料ステージの位置を再現す
ることは非常に困難である。それは、試料ステージの駆
動機構のバックラッシュ、撓み等の、いわゆるガタある
いは遊び等と称される現象によって試料ステージを移動
させる際に誤差を生じてしまうからである。なお、以下
においてはこれらを総称して「ガタ」と称することにす
る。
【0004】そこで、試料ステージの位置を先に記憶さ
れた位置(以下、これを記憶位置と称す)に復帰させる
場合に、試料ステージを、当該位置を記憶したときに試
料ステージを移動させてきた方向と同じ方向から移動さ
せるようになされているものがある。このようにすれ
ば、試料ステージを記憶位置に復帰させるときに駆動機
構のガタによって誤差が生じたとしても、その誤差は当
該記憶位置を記憶する際に生じた誤差と同じになるの
で、試料ステージの位置の再現精度を向上させることが
できることは明らかである。このような手法は、一般の
ステージの駆動の手法としてよく知られている方法であ
る。
【0005】図4を参照して具体的に説明すると次のよ
うである。図4において、横軸は試料ステージのX軸座
標を示し、縦軸は試料ステージのY軸座標を示してい
る。また、Aで示す位置は記憶位置であり、その位置は
(Xa ,Ya )であるとする。ここで、記憶位置Aを記
憶する際に、試料ステージをCで示す位置から直線的に
B(Xb ,Yb )の位置に移動させ、次にBの位置から
直線的にAの位置に移動させて、このAの位置を記憶さ
せたとする。
【0006】そして、いま試料ステージがCの位置にあ
るとして、記憶位置Aに復帰させようとする場合、Cの
位置から直接記憶位置Aに移動させると試料ステージの
駆動機構のガタによって誤差が生じる可能性がある。な
ぜなら、Cの位置から記憶位置Aに直接移動させるとき
の駆動機構のガタによる誤差と、当該記憶位置Aを記憶
する際にCの位置からBの位置に移動し、更にBの位置
から記憶位置Aに移動したときの駆動機構のガタによる
誤差とは一般的に異なるからである。
【0007】これに対して、試料ステージをCの位置か
ら記憶位置Aに復帰させる場合に、記憶したときの動き
と同じにCの位置から一旦Bの位置に移動させ、次にB
の位置から記憶位置Aに移動させれば、駆動機構のガタ
による誤差はAの位置を記憶するときと、Aの位置に復
帰させるときと同じになり、従って試料ステージの位置
を高精度に再現することができることは明らかであろ
う。
【0008】なお、△X,△Yの値は、それぞれ試料ス
テージの駆動機構のX軸方向、Y軸方向のガタの範囲よ
り大きな値を有する固有値とすると、図4においては、 │Xa −Xb │≧△X │Ya −Yb │≧△Y となされている。即ち、操作者は試料ステージを移動さ
せるについては、試料ステージの駆動機構のX軸方向、
Y軸方向のガタの範囲より大きく移動させるようにする
のである。図5はそのことを説明する図であり、図5の
Pで示す位置を記憶させたい試料ステージの位置とする
と、図中ハッチングで示す範囲外の位置から直線的に位
置Pまで試料ステージを移動させる必要があるのであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、試料ス
テージを記憶位置に復帰させる場合には、可能な限り当
該位置を記憶したときと同じ動きで移動させるようにし
たいのであるが、そのためには、操作者は、試料ステー
ジを移動させる際に試料ステージの座標系における動き
を正しく理解している必要がある。
【0010】しかし、これは非常に難しいことである。
即ち、操作者は蛍光板状の試料の像を観察しながら試料
ステージを移動させることはいうまでもないが、蛍光板
上の像は対物レンズから投影レンズまでのレンズ系の作
用により像回転を生じているため、蛍光板上の横軸方
向、縦軸方向がそれぞれ試料ステージ上のX軸方向、Y
軸方向と一致するとは限らず、試料ステージの座標系
と、蛍光板上の座標系とを対応させることは非常に難し
いことなのである。
【0011】また、近年、TEMにおいては像回転を積
極的に行わせるような機能が組み込まれているものがあ
るが、この種のTEMの場合、試料ステージの座標系に
おける試料移動方向と、蛍光板上での像の移動方向とを
とっさに対応付けることは非常に困難である。
【0012】更に、試料の像をCRT等の表示装置上で
観察しながらマウスで試料移動を行うようになされてい
るTEMも知られているが、この種のTEMにおいて
は、像回転が生じていてもマウスの移動方向と像の移動
方向を一致させるような補正処理がなされているため、
この種のTEMでは移動方向の対応付けは殆ど不可能で
ある。
【0013】以上のようであるので、従来においては、
試料ステージを記憶位置に復帰させる場合に、当該記憶
位置を記憶したときと同様な動きで移動させるようにす
ることは非常に難しいものであり、その結果、高精度に
記憶位置に移動させることが難しいものであった。
【0014】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、試料ステージの位置を記憶させる際に、試料ステ
ージの座標系での試料ステージの動きと、蛍光板上の座
標系における像の動きとの対応付けを理解する必要がな
く、試料ステージの記憶位置への復帰を容易、且つ高精
度に行うことができる試料ステージ移動装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の試料ステージ移動装置は、試料ステージ
を移動させる駆動手段と、指示された記憶位置の試料ス
テージの位置を検出する位置検出手段と、位置検出手段
によって今回指示された記憶位置の位置、その直前に指
示された記憶位置から今回指示された記憶位置までの移
動方向を記憶すると共に、ある記憶位置への復帰が指示
された場合には、当該記憶位置の位置と前記移動方向と
に基づいて、現在位置から当該指示された記憶位置まで
の移動方向を演算し、駆動手段を制御して移動させる制
御手段とを備えることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ実施の形
態について説明する。図1は本発明に係る試料ステージ
移動装置の一実施形態を示す図であり、図中、1は試
料、2は試料ステージ、3はX軸駆動機構、4はX軸位
置検出器、5はY軸駆動機構、6はY軸位置検出器、7
は駆動制御部、8は主制御部、9は操作部、10はメモ
リ、11は表示部を示す。
【0017】観察の対象である試料1は試料ステージ2
に載置されている。TEMの場合、実際には試料1は試
料ホルダに装着され、その試料ホルダを試料ステージに
固定するのであるが、図1ではその構造は省略してい
る。
【0018】まず、図1に示す構成の各部の概略につい
て説明する。試料ステージ2は、いわゆる2軸ステージ
であればどのような構造のものでもよい。X軸駆動機構
3及びY軸駆動機構5は、試料ステージ2を移動させる
機能を持つものであればどのような構造のものであって
もよい。
【0019】X軸位置検出器4はX軸駆動機構3の動き
に基づいて、試料ステージ2の座標系におけるX軸方向
位置を検出して、駆動制御部7に通知するものであり、
試料ステージ2の現在のX軸方向位置を検出でき、且つ
データ転送の機能を有するものであればどのような構造
のものでもよい。同様に、Y軸位置検出器6はY軸駆動
機構5の動きに基づいて、試料ステージ2の座標系にお
けるY軸方向位置を検出して駆動制御部7に通知するも
のであり、試料ステージ2の現在のY軸方向位置を検出
でき、且つデータ転送の機能を有するものであればどの
ような構造のものでもよい。
【0020】主制御部8は、CPU及びその周辺回路か
らなり、当該試料ステージ移動装置の動作を統括して管
理するものである。また、主制御部8は後述する処理を
実行する。駆動制御部7は、主制御部8からの指示に応
じてX軸駆動機構3、Y軸駆動機構5を制御するもので
ある。操作部9は、操作者が試料ステージ2の移動、そ
して試料ステージ2の位置の記憶、更には記憶させた位
置に試料ステージ2を復帰させる際に使用するものであ
り、トラッカーボール、マウス、ジョイスティック等で
構成される。
【0021】表示部11はCRT等の表示手段で構成さ
れており、試料ステージ2の位置を記憶させたり、ある
いは記憶されている位置へ試料ステージ2を復帰させた
りする際の操作インターフェースとして使用されるもの
である。
【0022】次に、試料ステージ2の位置を記憶させる
場合の動作について説明する。この場合、操作者は、蛍
光板(図1には図示せず)を観察しながら操作部9によ
り試料ステージ2を移動させる操作を行う。いま、操作
者が試料ステージ2をある方向にある量だけ移動させる
操作を行ったとすると、主制御部8は操作部9での操作
内容を検知し、駆動制御部7に対して当該方向へ、当該
量の移動を指示する。これに応じて駆動制御部7は試料
ステージ2を当該方向へ、当該量だけ移動させるにはX
軸駆動機構3、Y軸駆動機構5をどれだけどちらの方向
へ駆動すればよいかを演算し、その結果得られたX軸駆
動方向、X軸駆動量をX軸駆動機構3に与えると共に、
Y軸駆動方向、Y軸駆動量をY軸駆動機構5に与える。
以上の動作によって、試料ステージ2は操作部9で操作
された通りの方向に操作された通りの量だけ移動するの
で、蛍光板の視野内の試料1の像は移動することにな
る。
【0023】そして、後で観察したい像が蛍光板の視野
の中心にきたとき、操作者は操作部9により位置記憶の
操作を行う。このとき、駆動制御部7は、X軸位置検出
器4から転送された最終的なX座標及びY軸位置検出器
6から転送された最終的なY座標、及びどの方向から当
該位置に移動してきたかを示す移動方向情報を主制御部
8に渡す。これに応じて、主制御部8は移動方向情報か
ら試料ステージ2の駆動状態を求める。この駆動状態
は、試料ステージ2が当該記憶位置に移動されたときの
概略の移動方向を示すことができればよいので詳細な移
動方向は必要ではなく、例えば、図2において〜で
示すような直交する4方向だけでよい。従って、主制御
部8は駆動制御部7から渡された移動方向情報が示して
いる移動方向を図2の4方向の何れかの方向に丸め込む
処理を行う。なお、図2においてPは今回記憶する位置
を示している。
【0024】そして、主制御部8は、駆動制御部7から
渡された当該位置のX座標、Y座標及び求めた駆動状態
を当該記憶位置に関する情報としてメモリ10に記憶す
ると共に、表示部11に当該記憶位置の座標値及び駆動
状態を表示する。これによって当該位置が記憶されたこ
とになる。
【0025】以上のようであるので、操作者は、蛍光板
上の像の移動方向と、試料ステージ2の実際の移動方向
を関連付けながら移動させる必要はなく、単に操作部9
によって試料ステージ2を移動させて、観察したい位置
が蛍光板の視野の中心にきたときに操作部9によって当
該位置を記憶させる操作を行えばよい。
【0026】次に、試料ステージ2を先に記憶された記
憶位置に復帰させる場合の動作について説明する。ここ
では、現在試料ステージ2はRの位置におり、この位置
Rから先に記憶した位置Pに復帰させる場合を例にとっ
て説明する。
【0027】この場合、操作者は表示部11で復帰させ
たい記憶位置Pを指示する。これに応じて主制御部8は
指示された記憶位置に関するX座標、Y座標及び駆動状
態をメモリ10から読み出す。ここでは位置Pの座標は
(XM ,YM )とし、駆動状態は図2のの方向である
とする。
【0028】次に、主制御部8は、現在の位置と、読み
出した駆動状態と、記憶位置Pの座標とから、現在の位
置Rから直接記憶位置Pに移動できるか否か、直接移動
できない場合には現在位置Rからどの位置に一旦移動さ
せればよいかを演算する。
【0029】現在位置Rから見たとき記憶位置Pが概略
図2ので示す方向にあり、しかも現在位置Rと記憶位
置PとのX方向距離、Y方向距離が共にX軸駆動機構3
のガタの範囲、Y軸駆動機構5のガタの範囲より大きい
場合には、現在位置Rから記憶位置Pに直接移動させる
ことが可能であるが、図3の場合には方向は概略図2の
の方向と同様であるが、現在位置Rと記憶位置Pとの
X方向の距離は小さく、X軸駆動機構3のガタの範囲内
なので、現在位置Rから記憶位置Pへ直接移動させるこ
とはできない。
【0030】この場合、主制御部8は、記憶位置Pの駆
動状態を考慮して、位置Q(XM −△X,YM −△Y)
を求め、現在位置Rから一旦Qの位置に移動させ、Qの
位置から記憶位置Pに移動させるようにする。ここで、
△X,△Yは、上述したように、それぞれ、試料ステー
ジ2のX軸駆動機構3、Y軸駆動機構5のガタの範囲よ
り大きな値を有する固有値である。
【0031】そして、主制御部8は、駆動制御部7に対
して、試料ステージ2を現在位置Rから一旦位置Qに移
動させ、次に、位置Qから記憶位置Pに移動させるよう
に指示する。このことによって、試料ステージ2は記憶
位置Pを記憶したときにX軸駆動機構3、Y軸駆動機構
5が移動していた方向と概略同じ方向から記憶位置Pに
移動されることになる。
【0032】このように、記憶位置に復帰される場合の
試料ステージの動きは、当該記憶位置を記憶するときの
試料ステージの動きと概ね同様になるので、記憶位置を
記憶するときの駆動機構のガタによる誤差と、試料ステ
ージを当該記憶位置に復帰させるときの駆動機構のガタ
による誤差との差異は従来よりも小さくなり、以て試料
ステージを高精度に記憶位置に移動させるようにするこ
とができるのである。
【0033】なお、試料ステージ2の移動速度が大きす
ぎると記憶位置をオーバーランしてしまう可能性が大き
くなるため、図3において位置Qから記憶位置Pに移動
させる場合は、オーバーランしない程度の速度で移動さ
せるようにし、現在位置Rから位置Qへ移動する場合
は、ある程度オーバーランしても差し支えないので試料
ステージ2の最高速度で移動させるようにすればよい。
これによって記憶位置に復帰させるまでの時間を短縮す
ることができる。
【0034】図3では記憶位置Pの駆動状態は図2の
で示す方向であるとしたが、駆動状態が図2のの方向
であるときにはQの位置は(XM +△X,YM +△Y)
となり、の方向であるときにはQの位置は(XM +△
X,YM −△Y)となり、の方向であるときにはQの
位置は(XM −△X,YM +△Y)となる。
【0035】以上のようであるので、この試料ステージ
移動装置によれば、試料ステージ2を記憶された位置に
復帰させる場合に、当該記憶位置が記憶された際の試料
ステージ2の移動した向きと概略同じ向きに自動的に移
動されるので、記憶位置の再現精度が向上する。
【0036】また、記憶位置に関する情報として、試料
ステージ2の位置に加えて試料ステージ2の駆動状態を
記憶させるため、試料ステージ2の位置を記憶させる際
に、試料ステージ2の動きを理解する必要がなくなり、
操作が極めて容易になり、しかも試料ステージの記憶位
置への復帰を高精度に行うことができるものである。
【0037】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく
種々の変形が可能である。例えば、駆動機構のガタは一
種のヒステリシス現象であるため、駆動機構としてピエ
ゾ素子を用いた場合にも本発明を適用することができ
る。このとき、駆動状態はピエゾ素子に印加する電圧の
増減状態から求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る試料ステージ移動装置の一実施
形態を示す図である。
【図2】 駆動状態を説明する図である。
【図3】 図1の構成において、記憶位置Pに復帰させ
る場合の動作を説明するための図である。
【図4】 従来の手法において、記憶位置Aに復帰させ
る場合の動作を説明するための図である。
【図5】 位置を記憶させる場合の試料ステージの移動
範囲を説明する図である。
【符号の説明】
1…試料、2…試料ステージ、3…X軸駆動機構、4…
X軸位置検出器、5…Y軸駆動機構、6…Y軸位置検出
器、7…駆動制御部、8…主制御部、9…操作部、10
…メモリ、11…表示部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料ステージを移動させる駆動手段と、 指示された記憶位置の試料ステージの位置を検出する位
    置検出手段と、 位置検出手段によって今回指示された記憶位置の位置、
    その直前に指示された記憶位置から今回指示された記憶
    位置までの移動方向を記憶すると共に、ある記憶位置へ
    の復帰が指示された場合には、当該記憶位置の位置と前
    記移動方向とに基づいて、現在位置から当該指示された
    記憶位置までの移動方向を演算し、駆動手段を制御して
    移動させる制御手段とを備えることを特徴とする試料ス
    テージ移動装置。
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