JPH10283122A - ディスク型データ記録再生装置 - Google Patents

ディスク型データ記録再生装置

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JPH10283122A
JPH10283122A JP9083961A JP8396197A JPH10283122A JP H10283122 A JPH10283122 A JP H10283122A JP 9083961 A JP9083961 A JP 9083961A JP 8396197 A JP8396197 A JP 8396197A JP H10283122 A JPH10283122 A JP H10283122A
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JP
Japan
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data
disk
parity
type storage
type
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JP9083961A
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English (en)
Inventor
Satoshi Yonetani
聡 米谷
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エラー障害の発生したディスク型記憶媒体をか
かるフラグにより認識できない場合であっても、エラー
障害発生のディスク型記憶媒体を特定して、エラー訂正
を可能とするディスク型データ記録再生装置を提供す
る。 【解決手段】複数のディスク型記憶媒体及び一のパリテ
ィ用ディスク型記憶媒体を有するディスクアレイと、複
数のディスク型記憶媒体に書き込む情報データにチェッ
ク用データを付加して、書き込む手段と、チェック用デ
ータを読み出し、該複数のディスク型記憶媒体のエラー
障害を検証する手段を有し、エラー障害を検証する手段
によりエラー障害と判断されたディスク型記憶媒体から
の読み出した該情報データを、該パリティ用ディスク型
記憶媒体のパリティデータに基ずき、訂正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク型データ
記録再生装置に関する。特に、記憶媒体としてハードデ
ィスク(Hard Disk)、 MO(Magnetic Optical Disk)あ
るいはDVD(Digital Video Disk) 等のディスク型記
憶媒体を用い、RAID(Redundant Arrays of Inexpe
nsive Disks)方式を採用するディスク型データ記録再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報データを記憶する複数のディスク装
置とパリティデータを記憶するパリティ用ディスク装置
を有し、複数の同一論理ボリュームが、異なる記憶媒体
に記憶されるように構成された方式をRAID(Redund
ant Arrays of InexpensiveDisks)と呼ぶ。特に情報デ
ータを記憶する複数のディスク装置に対し、一のパリテ
ィデータを記憶するパリティ用ディスク装置を有する場
合は、RAID−3方式と呼ばれる。
【0003】かかるRAID(Redundant Arrays of In
expensive Disks)−3方式を採用するディスク型データ
記録再生装置の一例が図11に示される。図11におい
て、情報データを記録する複数のディスク型記憶媒体1
とパリティデータを記録する1つのパリティ用ディスク
型記憶媒体4を有する。
【0004】更に、複数のディスク型記憶媒体1から読
み出された並列データを直列に変換し、出力するととも
に、エラー障害のあるディスク型記憶媒体からの出力
を、パリティ用ディスク型記憶媒体4のパリティデータ
に基づき、訂正して出力するインタフェース回路8を有
する。
【0005】ここで、一般にディスク型記憶媒体は、エ
ラー障害が発生した時にフラグを立てる機能を有してい
る。したがって、フラグの有無を検知することによりエ
ラー障害のあるディスク型記憶媒体がいずれであるか
は、容易に認識が可能である。
【0006】しかし、ディスク型記憶媒体がフラグを立
てる以外の障害原因でエラーを生じている場合、例えば
機械的振動により生じるピックアップアームのズレや、
ハードディスク出力バッファの不具合等の場合は、エラ
ー障害の発生したディスク型記憶媒体は、フラグが立て
られずエラー発生を認識することができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ディスク型記
憶媒体がフラグを立てて表示する障害以外の故障原因例
えば、機械的振動により生じるピックアップアームのズ
レや、ハードディスク出力バッファの不具合等の場合
は、かかる原因によりエラー障害の発生したディスク型
記憶媒体は、フラグが立てられず認識することができな
い。
【0008】従って、本発明の目的は、エラー障害の発
生したディスク型記憶媒体をかかるフラグにより認識で
きない場合であっても、エラー障害発生のディスク型記
憶媒体を特定して、エラー訂正を可能とするディスク型
データ記録再生装置を提供するにある。
【0009】本発明の更なる目的及び、更なる特徴は、
以下の発明の実施の形態から明らかとなる。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の課題を達
成するディスク型データ記録再生装置の基本構成は、複
数のディスク型記憶媒体及び一のパリティ用ディスク型
記憶媒体を有するディスクアレイと、この複数のディス
ク型記憶媒体に書き込む情報データにチェック用データ
を付加して、書き込む手段と、チェック用データを読み
出し、該複数のディスク型記憶媒体のエラー障害を検証
する手段を有する。
【0011】そして、このエラー障害を検証する手段に
よりエラー障害と判断されたディスク型記憶媒体からの
読み出した情報データを、パリティ用ディスク型記憶媒
体のパリティデータに基ずき、訂正するように構成す
る。
【0012】一例として前記チェック用データは、前記
複数のディスク型記憶媒体に書き込む情報データの先頭
に付加される。
【0013】RAID−3方式においては、前記複数の
ディスク型記憶媒体に書き込む情報データを時分割して
該複数のディスク型記憶媒体の各々に書込むように構成
される。
【0014】又、前記複数のディスク型記憶媒体に書き
込む情報データにチェック用データを付加して、書き込
む手段に代わり、複数のディスク型記憶媒体に書き込む
情報データに、情報データを累算した結果をチェック用
データとして付加して、書き込む様にすることも可能で
ある。
【0015】かかる場合は、複数のディスク型記憶媒体
から読み出される情報データを累算し、その結果とチェ
ック用データを比較して複数のディスク型記憶媒体のエ
ラー障害を検証する。この検証によりエラー障害と判断
されたディスク型記憶媒体からの読み出した該情報デー
タを、パリティ用ディスク型記憶媒体のパリティビット
に基ずき、訂正するように構成できる。
【0016】更に、上記いずれかの構成において、前記
情報データは、映像データ又は音声データであることに
より、本発明に従うディスク型データ記録再生装置は、
映像及び音声記録再生装置として適用できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
従い説明する。尚、図において、同一または、類似のも
のには同一の参照番号または参照記号を付して説明す
る。
【0018】ここで、本発明の実施の形態の説明に先立
って、本発明の理解のために、RAID方式の構成例を
図10により説明する。
【0019】図10(a)はディスク型記憶媒体として
ハードディスク装置を用いるRAID−3構成を説明す
る概略図である。従って、図では4台の情報データ用の
ハードディスク装置(HDD1〜HDD4)に対し、1
台のパリティ用ハードディスク装置4を有している。図
10(b)はデータの流れの概念図であり、図10
(c)は情報データ用ハードディスク装置(HDD1〜
HDD4)及びパリティ用ハードディスク装置4に記憶
される内容例である。
【0020】図10において、情報データVinとして例
えば、映像データ及び音声データを含む映像音声データ
を想定すると、その転送レートは数十から数百Mbps で
ある。これに対し、ハードディスク装置単体の書込みレ
ートは、最大で数十Mbps である。
【0021】従って、図10(a)に示すように、直並
列変換回路2により、映像音声データのレートを40M
bps とする時、このレートをハードディスク装置の数即
ち4台分に時分割して10Mbps の4並列に分散する。
そして、4台のハードディスク装置(HDD1〜4)1
に、図10(b)のように、時分割的に分散書込みを行
う。
【0022】尚、図10(b)において、情報データV
inの数字1,2,3・・・は、書き込まれるバイトの順
番を表わしている。図10(b)において、更に直並列
変換回路2により、分散されたデータは、パリティ計算
回路3に入力される。パリティ計算回路3において、4
台のハードディスク装置1に並列に書き込まれるデータ
毎に式(1) 、(2) 、(3) に示すように奇数パリティP
1、P2、P3・・の計算を行い、その結果を独立のパ
リティ用ハードディスク装置4にパリティデータとして
書き込む。
【0023】 P1 = 1(HDD1)$ 2(HDD2)$ 3(HDD3)$ 4(HDD4) ・・・(1) P2 = 5(HDD1)$ 6(HDD2)$ 7(HDD3)$ 8(HDD4) ・・・(2) P3 = 9(HDD1)$10(HDD2)$11(HDD3)$12(HDD4) ・・・(3) 尚、上記各式において、$は、ExOR(排他的論理
和)であり、結果として各式でパリティが計算される。
【0024】図10(c)は、情報データVinを4台の
ハードディスク装置1に時分割的に分散書き込み、同時
に上記式(1) 〜(3) に示されるように計算されたパリテ
ィデータP1 、P2 、P3 ・・をパリティ用ハードディ
スク装置4に書き込んだ状態例を示している。
【0025】尚、図10(c)において、各ハードディ
スク装置HDD1〜4及びHDD_Pに対応する0又は
1は、バイト単位に書き込まれる情報データ及びパリテ
ィデータの例えばMSBである。
【0026】このようにハードディスク装置(HDD1
〜4)1に書かれた内容を読み出す際に、その1台に不
具合が有った場合、例えばハードディスクHDD3がエ
ラーフラグを上げた時、パリティ用ハードディスクHD
D_Pのパリティデータを使って、HDD3に相当する
データが式(4) により再現される。
【0027】 HDD3 = P1(HDD _P)$ (HDD1)$ (HDD2)$ (HDD4)・・・(4) ここで、上記のように不具合が有ったハードディスクH
DD1〜4のデータは、エラーフラグを上げることによ
りパリティ用ハードディスク装置HDD_Pのパリティ
データを使って再現できるが、エラーフラグを上げる以
外の原因によるエラーには対応できない。
【0028】そこで本発明は、上記に説明したパリティ
データに基づきデータ誤り訂正を行うことを前提に、エ
ラーフラグを上げる以外の原因によるエラーにも対応で
きるディスク型データ記録再生装置を提供するものであ
る。
【0029】図1は、本発明に従うディスク型データ記
録再生装置の第1の実施の形態の概念図である。図10
(b)との比較において、第1の実施の形態の特徴は、
情報データVinの先頭にテストデータTinを付加してい
る点にある。
【0030】情報データ格納用記憶媒体1として4つの
ハードディスクHDD1〜HDD4を有し、従って、テ
ストデータTinは、4バイトの整数倍分、図1の例では
8バイト分を有する。
【0031】テストデータTin及び情報データVinは、
分散化即ち、直並列変換回路2により、バイト順に並列
に分散され時分割的に4つのハードディスクHDD1〜
HDD4に記憶される。
【0032】この直並列変換回路2は、一例として図2
のように構成される。即ち、直並列変換回路2は、アン
ドゲート20〜23、ヘッド検出回路24、カウンタ2
5を有する。ヘッド検出回路24で入力データの先頭を
検出し、リセット信号を出力する。リセット信号により
カウンタ25がリセットされ、カウントを開始する。カ
ウンタ25は、図示しないクロック信号の入力をカウン
トする都度ゲート信号を順次アンドゲート20〜23に
入力する。
【0033】図3は、アンドゲート20〜23に同期し
て入力されるカウンタ25のカウント値0、1,2,3
(図3(1))と、テストデータTin及び情報データV
in(図3(2))を示す。従って、図1に示す例では、
図3(3)に示されるように、HDD1には、テストデ
ータの第1、第5バイト、情報データの第1、第5、第
9の・・データが格納される。同様に、HDD2には、
テストデータの第2、第6バイト、情報データの第2、
第6、第10・・のデータが、HDD3には、テストデ
ータの第3、第7バイト、情報データの第3、第7・・
のデータが、更にHDD4には、テストデータの第4、
第8バイト、情報データの第4、第8・・のデータが格
納される。
【0034】ここで、図1に更に戻り説明すると、パリ
ティ計算回路3には、HDD1〜HDD4に並列入力さ
れるテストデータ及び情報データの4バイトずつが入力
される。従って、パリティ計算回路3では先に説明した
式(1) 〜(3) にしたがって、パリティデータを計算す
る。
【0035】計算されたパリティデータは、パリティ用
ディスク装置4に、HDD1〜HDD4に入力データが
分散格納されるタイミングに同期して、図10(c)に
示すように格納される。
【0036】図4は、第1の実施の形態において、図1
に対応するデータ読み出し時の構成を示す図である。4
台のハードディスク装置(HDD1〜4)1の出力は、
データ検証回路5及びパリティ計算回路6に入力され
る。更に4台のハードディスク装置(HDD1〜4)1
のそれぞれに対応して、選択スイッチ70〜73が備え
られる。
【0037】選択スイッチ70〜73の一方の入力には
4台のハードディスク装置(HDD1〜4)1の出力の
それぞれが入力し、他方の入力には共通にパリティ計算
回路6からの選択信号が入力される。
【0038】データ検証回路5において、テストデータ
Tinにより4台のハードディスク装置1の何れかに誤り
があるか否かを検証する。パリティ計算回路6は、エラ
ーフラグを立てているハードディスク装置がある場合、
あるいはデータ検証回路5により検証されたハードディ
スク装置のエラーが通知される場合に、先に説明したよ
うに式(4) の計算を行い、エラーのあるハードディスク
装置の正しいデータを求める。
【0039】次いで、求めたデータを、スイッチ70〜
73のうちの、エラーのあるハードディスク装置に対応
するスイッチを切り替えて、式(4) の計算結果を出力す
る。図4において、更にスイッチ70〜73の4つ出力
は、直列データに変換される。これにより、入力された
正しい情報データVinが出力される。
【0040】図5は、データ検証回路5の構成例であ
る。4台のハードディスク装置(HDD1〜4)1に対
応する4つのバッファ回路(T1 〜T4 )50を有す
る。更に4つのバッファ回路50のそれぞれの出力の差
分を計算する4つの差分計算回路51を有する。
【0041】更に、アンドゲート521〜524を有
し、二つずつの差分回路51の出力のアンド論理を採る
様に、4つの差分計算回路51の出力がアンドゲート5
21〜524に入力される。
【0042】ハードディスク装置1から読み出されるデ
ータは、データ検証回路5において、テストデータT1
〜T8 に相当するテストデータを読み、ハードディスク
にエラーが有るか否かを検証する。
【0043】ここで使用されるテストデータは、例え
ば、00、01、02、03・・・07という一定の差
分値で増加するような法則を有する。更に、書き込みの
都度、33,34,35,36・・・40というように
法則は同じであるが、初期値を異ならしめることにより
テストデータの効果を高めることができる。
【0044】即ち、ハードディスク装置1から読み出さ
れたテストデータは、バッファ回路50に格納され、次
に差分計算回路51によりHDD1とHDD2、HDD
2とHDD3という隣接するハードディスク装置の出力
間の差分が計算される。具体的な計算方法は、図6に示
されるフローにしたがって行われる。
【0045】先ず、図5に示す4つの差分計算回路51
の各々のa入力の値をX1 とする(ステップS1)。次
に、4つ目の差分計算回路(4)と、それ以外の差分計
算回路(1〜3)により処理が異なり(ステップS
2)、4つ目の差分計算回路(4)である場合は、4つ
目の差分計算回路(4)のb入力の値から3を引いたも
のをX2 とする(ステップS3)。
【0046】一方、4つ目の差分計算回路(4)以外の
差分計算回路(1〜3)のb入力の値をX2 とする(ス
テップS4)。次いで、各差分計算回路は、値X1 とX
2 の差分の絶対値を求め、これが1であるか否かを判定
する(ステップS5)。
【0047】テストデータは、00、01、02、03
・・・07という一定の差分値で増加するような法則を
有するので、4つのハードディスク装置1の出力がすべ
て正しい場合は、差分の絶対値は、1となる。これ以外
はエラーである。
【0048】したがって、4つの差分計算回路の各々か
ら差分の絶対値が1の時、エラーフラグ=0を出力し
(ステップS6)、それ以外はエラーフラグ=0を出力
する(ステップS7)。
【0049】ここで、図5に戻ると、差分計算回路51
の隣接する回路からのエラーフラグ出力同士のアンド論
理を採るようにアンドゲート521〜524が備えられ
ている。従って、今、ハードディスク装置1のHDD3
がエラー障害である場合を想定すると、差分計算回路5
1の2つ目と3つ目の差分計算回路のエラーフラグは1
となる。したがって、アンドゲート522の出力が1と
なる。
【0050】これにより、図4において、パリティ計算
回路6はハードディスク装置1のHDD3がエラー障害
であることを検出することができる。そして、先に説明
したようにパリティ計算回路6で正しいデータが復元さ
れ、スイッチ72から出力される。
【0051】次に、図7は本発明に従うディスク型デー
タ記録再生装置の第2の実施の形態の概念図である。
【0052】ここでの特徴は、情報データVinの先頭に
テストデータTinをつける図1の実施の形態と異なり、
情報データVinのチェックサムCSinを情報データVin
の後尾に付けている。
【0053】即ち、チェックサムCSinは、ハードディ
スク装置1のHDD1〜HDD4に図1において説明し
たように、情報データVinを直並列変換回路2で時分割
的に分散され、各HDD1〜HDD4に格納される情報
データ毎に累積加算してその値をチェックサムCS1〜
CS4としている。
【0054】例えば、HDD1、HDD2に分散格納さ
れる情報データに対するチェックサムCS1、CS2
は、図7に示すごとくである。
【0055】図8は、図7に示すようにチェックサムC
Sinと共にハードディスク装置51に格納されたデータ
を読み出す、図4に対応する構成例である。
【0056】図8の形態では、ハードディスク装置51
のHDD1〜HDD4対応に読み出される情報データを
一旦格納するバッファメモリ80〜83を有する。一
方、データ検証回路5は、HDD1〜HDD4への情報
データVinの書き込み時と同様に、HDD1〜HDD4
からの読みだしデータに対し、それぞれ累算してチェッ
クサムCSを求め、順次バッファメモリ80〜83に格
納する。
【0057】パリティ計算回路6は、この様に読み出し
たデータに対し、計算されたチェックサムCSと、情報
データVinと共にHDD1〜HDD4に書き込まれたチ
ェックサムCSinとの比較を行う。
【0058】この比較により、ハードディスク記憶装置
1のいずれのHDDにエラーが生じているかが判断でき
る。従って、エラーが生じているHDDからのデータに
ついては、先に図4において説明したと同様にして、パ
リティを計算し、本来のデータとして置き換えることが
可能である。
【0059】かかる第2の実施の形態では、第1の実施
の形態に比較して、書き込みデータの全領域に渡りエラ
ーが生じた場合であってもエラー検出が可能である。
【0060】図9は、本発明のディスク型データ記録再
生装置を映像音声データのサーバー装置に適用した構成
例である。図において、本発明に従うディスク型データ
記録再生装置100がプロセッサ部9に接続される。更
に、プロセッサ部9は、マトリックススイッチ10を通
して図示しない音声映像(AV)入出力装置に接続され
る。
【0061】プロセッサ部9とAV入出力装置間を伝送
されるビデオデータは、SMPTE(Society of Motio
n and Television Engineerings)の規格SMPTE−2
95Mに標準化されているシリアルデジタルインタフェ
ース(SDI:Serial Digital Interface) 方式と呼ば
れる、映像編集等の装置間をデジタル形式の音声映像
(AV)データを伝送するための信号形式に従い構成さ
れている。
【0062】プロセッサ部9は、複数のI/O基板90
〜9nを有し、マトリックススイッチ10で選択された
I/O基板を通して、ディスク型データ記録再生装置1
00に対し、格納する情報データVinを送り、またディ
スク型データ記録再生装置100から読み出された情報
データVinを、音声映像(AV)入出力装置に送り出
す。
【0063】このために、複数のI/O基板90〜9n
は、SDI方式の音声映像(AV)データをディスク型
データ記録再生装置100への書き込みに適したフォー
マット信号に変換し、一方、ディスク型データ記録再生
装置100から読み出したデータをSDI方式の音声映
像(AV)データに変換する機能を有する。
【0064】図9において、ディスク型データ記録再生
装置100は、基本的に図1及び図4に示す実施の形態
に対応するものである、したがって、更なる詳細説明
は、省略する。尚、図4の構成に代えて、図8の構成と
することも当然に可能である。
【0065】更に、上記実施の形態では、ディスク型デ
ータ記録再生装置をハードディスクを例にして説明した
が、本発明はこれに限定されない。即ち、本発明におい
て、記憶媒体としてハードディスク(Hard Disk)、 MO
(Magnetic Optical Disk)あるいはDVD(Digital Vi
deo Disk) 等のディスク型記憶媒体のいずれを用いるこ
とも可能である。
【0066】
【発明の効果】以上実施の形態に従い詳細に説明したよ
うに、本発明に従うディスク型データ記録再生装置は、
RAID−3構成の複数のディスク型記憶媒体に書き込
む情報データにチェック用データあるいは、チェックサ
ムを付加して書き込む様にしている。
【0067】これにより読み出し時に、チェック用デー
タあるいは、チェックサムと読み出しデータを比較する
ことにより、複数のディスク型記憶媒体のエラー障害を
検証することができる。従って、エラーフラッグにより
エラー発生を表示し得ない場合であって、パリティデー
タにより正しいデータに置き換え読み出すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従うディスク型データ記録再生装置の
第1の実施の形態の概念図である。
【図2】図1の直並列変換回路2の構成例ブロック図で
ある。
【図3】図2の動作タイムチャートである。
【図4】第1の実施の形態において、図1に対応するデ
ータ読み出し時の構成を示す図である。
【図5】データ検証回路5の構成例である。
【図6】差分計算回路における具体的計算動作フローを
示す図である。
【図7】本発明に従うディスク型データ記録再生装置の
第2の実施の形態の概念図である。
【図8】第2の実施の形態において、図7に対応するデ
ータ読み出し時の構成を示す図である。
【図9】本発明のディスク型データ記録再生装置を映像
音声データのサーバー装置に適用した構成例である。
【図10】ハードディスク装置を用いるRAID−3構
成を説明する概略図である。
【図11】RAID方式の構成例を説明する図である。
【符号の説明】
1 ディスク型データ記録再生装置 HDD1〜HDD4 データ用ハードディスク 4、HDD_P パリティ用ハードディスク 2 直並列変換回路 3、6 パリティ計算回路 5 データ検証回路 50 バッファ回路 51 差分計算回路 521〜524 アンドゲート 7、70〜73 スイッチ 8 並直列変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/85 H04N 5/85 A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のディスク型記憶媒体及び一のパリテ
    ィ用ディスク型記憶媒体を有するディスクアレイと、 該複数のディスク型記憶媒体に書き込む情報データにチ
    ェック用データを付加して、書き込む手段と、 該チェック用データを読み出し、該複数のディスク型記
    憶媒体のエラー障害を検証する手段を有し、 該エラー障害を検証する手段によりエラー障害と判断さ
    れたディスク型記憶媒体からの読み出した該情報データ
    を、該パリティ用ディスク型記憶媒体のパリティデータ
    に基ずき、訂正するように構成したことを特徴とするデ
    ィスク型データ記録再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記チェック用データは、前記複数のディスク型記憶媒
    体に書き込む情報データの先頭に付加されることを特徴
    とするディスク型データ記録再生装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記複数のディスク型記憶媒体に書き込む情報データを
    時分割して該複数のディスク型記憶媒体の各々に書込む
    ように構成されることを特徴とするディスク型データ記
    録再生装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3のいずれかにおい
    て、前記情報データは、映像データ又は音声データであ
    ることを特徴とするディス ク型データ記録再生装置。
  5. 【請求項5】複数のディスク型記憶媒体及び一のパリテ
    ィ用ディスク型記憶媒体を有するディスクアレイと、 該複数のディスク型記憶媒体に書き込む情報データに、
    該情報データを累算した結果をチェック用データとして
    付加して、書き込む手段と、 該複数のディスク型記憶媒体から読み出される情報デー
    タを累算し、その結果と該チェック用データを比較して
    該複数のディスク型記憶媒体のエラー障害を検証する手
    段を有し、 該エラー障害を検証する手段によりエラー障害と判断さ
    れたディスク型記憶媒体からの読み出した該情報データ
    を、該パリティ用ディスク型記憶媒体のパリティデータ
    に基ずき、訂正するように構成したことを特徴とするデ
    ィスク型データ記録再生装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、 前記複数のディスク型記憶媒体に書き込む情報データを
    時分割して該複数のディスク型記憶媒体の各々に書込む
    ように構成されることを特徴とするディスク型データ記
    録再生装置。
  7. 【請求項7】請求項5又は、請求項6において、 前記情報データは、映像データ及び又は音声データであ
    ることを特徴とするディスク型データ記録再生装置。
JP9083961A 1997-04-02 1997-04-02 ディスク型データ記録再生装置 Pending JPH10283122A (ja)

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JP9083961A JPH10283122A (ja) 1997-04-02 1997-04-02 ディスク型データ記録再生装置

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