JPH10282695A - 電子写真感光体およびそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

電子写真感光体およびそれを用いた画像形成装置

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JPH10282695A
JPH10282695A JP8851197A JP8851197A JPH10282695A JP H10282695 A JPH10282695 A JP H10282695A JP 8851197 A JP8851197 A JP 8851197A JP 8851197 A JP8851197 A JP 8851197A JP H10282695 A JPH10282695 A JP H10282695A
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light
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Application number
JP8851197A
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English (en)
Inventor
Kazuo Yoshinaga
和夫 吉永
Yasuko Hayashi
靖子 林
Shunichiro Nishida
俊一郎 西田
Yuichi Hashimoto
雄一 橋本
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低露光量において感度が小さく、露光量が増
大するにつれて感度が上昇するような特性を有する感光
体は、照射スポット径以下の高解像度を安定に得ること
が可能であるが、レーザ光をポリゴンミラー等で走査し
て潜像を形成する場合に、ミラー面の倒れや回転むらや
感光体の回転むら等が露光量の変動を増幅してしまう場
合があり、また高解像度を実現するために光ビームのス
ポット面積を微細化するのみでは、高画質を実現するこ
とができなかった。 【解決手段】 異なる組成を有する複数の層からなる光
導電層を備えた電子写真感光体において、光導電層、ま
たはその上に設けられた表面保護層に過飽和吸収色素を
含有させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いた複写機、プリンタ、ファクシミリ、製版システム、
などに広く用いることのできる電子写真感光体および画
像形成装置に関するものであり、さらに詳しくは、デジ
タル方式によって従来よりも高解像な画像、特に従来写
真等が用いられる高階調性でフルカラーの画像を得るこ
とが可能な電子写真感光体および画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置の中で高速かつ低騒音プリ
ンタとして、電子写真方式を採用したレーザービームプ
リンタがある。その代表的な用途は文字、図形等の画像
を感光体にレーザービームを当てるか、当てないかで形
成する2値記録である。そして、一般には文字、図形等
の記録は中間調を必要としないので、プリンタの構造も
簡便にできる。
【0003】ところがこのような2値記録方式であって
も中間調を表現できるプリンタがある。このようなプリ
ンタとしては、ディザ法、濃度パターン法等を採用した
ものがよく知られている。しかし周知のごとく、ディザ
法、濃度パターン法等を採用したプリンタでは高解像度
が得られない。そこで近年、記録密度を低下させずに高
解像度で、各画素において中間調を形成する方式(PW
M方式)が提案されている。この方式は、画像信号によ
って、レーザービームを照射する時間を変調することに
より中間調画素形成を行うもので、この方式によれば、
高解像度かつ高階調性の画像を形成でき、したがって特
に高解像度と高階調性を必要とするカラー画像形成装置
にはとくに適している。すなわち、この方式によると、
1画素毎にビームスポットにより形成されるドットの面
積階調を行うことができ、解像度を低下させることなく
中間調を表現できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このPWM
方式においても、さらに画素密度を上げていくと、露光
スポット径に対して画素が相対的に小さくなるために、
露光時間変調による階調を十分にとることができないと
いう問題点がある。
【0005】そこで階調性を保持したまま解像度を向上
するためには、露光スポット径をより小さくする必要が
ある。そのためには、たとえばレーザーを用いた走査光
学系を使用するときにはレーザー光の波長を短波長化す
ること、f−θレンズのNAを大きくすること、等が必
要となるが、このような方法を用いると、高価なレーザ
ーの使用や、レンズ、スキャナの大型化、焦点深度の低
下による要求される機械精度の上昇等から、装置の大型
化やコスト上昇は避け難い。
【0006】また、LEDアレイや液晶シャッターアレ
イ等の固体スキャナにおいても、スキャナ自体の価格の
上昇、取り付け精度の上昇、電気駆動回路のコスト上昇
は避け難い。
【0007】さらに前述のように光スポットを微小化し
ていった場合でも、電子写真方式において良好な階調再
現性を得ることは困難であり、電気的な処理により、階
調性を疑似的に再現しているにすぎなかった。
【0008】以上のような問題点が存在するにもかかわ
らず、近年、電子写真方式を用いた画像形成装置に要求
される解像度、階調性はますます上昇している。
【0009】このような状況に鑑みて、現像に用いられ
るトナーの粒子径を小さくして解像度、階調性を向上す
ることや現像条件をより均質にして改善することが試み
られている。
【0010】しかしながら、このような改善を行って
も、肉眼で認識可能な400線から600線の256階
調のフルカラー画像データ等の階調データの再現性、お
よび文字等の2値画像の高解像な再現が十分でなかっ
た。
【0011】このような状況に対して、特開平1−16
9454、特開平1−172863等に記載されている
ような、低露光量において感度が小さく、露光量が増大
するにつれて感度が上昇するような特性を有する感光体
を用いれば、強度分布を有する照射スポットの低露光量
部分を除去し、あたかも、照射スポット径を小さくした
ことと同様の効果を得ることが可能であることを見い出
した。すなわち、このような感光体に対して強度分布を
有する照射スポットを走査するような画像形成装置にお
いて、照射スポット径以下の高解像度を安定に得ること
が可能となった。しかしながら、このような感光体を用
いた場合には露光量−感度曲線のγ値が大きくなり、急
峻な感度特性が得られるために、レーザー光をポリゴン
ミラー等で走査して潜像を形成する場合に、ミラー面の
倒れや回転むらや感光体の回転むら、駆動回路のジッタ
ー等のために生じる露光量の変動を増幅してしまう場合
があり、このため400dpiのPWMによる256階
調再現を安定に行うことは困難である。
【0012】前述のように、通常肉眼で識別できる画像
は、400dpi、256階調程度であるが、この場合
の最小解像面積は16μm2 程度であり、5000dp
i以上の解像度に相当するものである。
【0013】また、このような高解像度を実現するため
には、光ビームのスポット面積を微細化する必要がある
が、単にスポット面積を微細化するのみでは、上記のよ
うな高画質を実現することができなかった。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、異なる
組成を有する複数の層からなる光導電層を備えた電子写
真感光体において、光導電層、または光導電層上に設け
られた表面保護層に過飽和色素を含有させることによ
り、露光量が変動した場合においても、照射スポット径
よりも高解像で、かつ高階調な潜像を得ることが可能と
なった。
【0015】前述のように、走査光学系等を用いて露光
量の変動が生じる可能性のある画像形成装置において、
実現可能な光スポット径で高解像な潜像を得ることは従
来の電子写真感光体においてはきわめて困難であった
が、光導電層が12μm以下のようなきわめて薄い感光
体において、光導電層、または光導電層上に設けられた
表面保護層が過飽和吸収色素を含有することにより、画
像形成装置において安定に高解像で高階調な潜像を形成
することが可能な電子写真感光体を実現した。
【0016】過飽和吸収色素は、複数の層に含有されて
いてもよいが、電子写真感光体に対する照射光の最も入
射側に設けられた層に最も高濃度で含有されていること
が望ましい。
【0017】また、本発明によれば、入力信号デジタル
変調された光ビームを感光体上に照射するとともに走査
することによって潜像を形成し、その形成された潜像を
現像して画像を得る画像形成装置において、記録される
画像の解像度および階調性により前記感光体への光ビー
ムの露光量を制御する手段、感光体を帯電する手段、得
られた潜像をトナーにより現像する手段、該感光体の電
荷輸送性層の膜厚が12μm以下であり、かつ、過飽和
色素を含有することを特徴とする画像形成装置により4
00dpi、256階調のように高解像度で高階調性の
画像出力が可能となった。
【0018】さらに、上に述べた従来技術の問題点につ
いて検討したところ、光ビームを照射して潜像を形成す
る画像形成装置において、感光体の光導電層の膜厚と照
射スポット面積の積と階調再現性との間に一定の関係が
あることを見い出し、スポット面積と感光体の光導電層
の膜厚の積が20000μm3 以下とすることで400
dpi、256階調を実現する、きわめて優れた画像品
質を得ることが可能となった。
【0019】その理由は、従来の画像形成装置において
は、光スポット面積を微細化しているにもかかわらず、
感光体上に形成される潜像および現像の条件が十分でな
いためであると考えられる。すなわち潜像を形成するた
めの光キャリアが光導電層を走行する間に拡散を生じる
ために、光スポットによって与えられた画像情報が劣化
してしまう現象や、形成された潜像により生じる電位ポ
テンシャルのコントラストが導電性基体までに存在する
空間により低下する現象が生じることにより、初期に光
スポットにより与えられた画像情報が大きく劣化してし
まい、これが画質の低下が発生しているものと考えられ
る。
【0020】上述のように光ビームのスポット面積と感
光体の光導電層の膜厚の積を20000μm3 以下とす
ることにより、前記のキャリアの拡散や現像性の低下を
生じることなく良好な画像形成を可能となる。
【0021】このことは、一般的に実現可能な微小光ス
ポット径から求められるスポット面積で用いる感光体の
光導電層の膜厚、主として電荷輸送層の膜厚としては1
2μm以下が適していることを示している。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。
【0023】図1に、本発明の電子写真感光体の断面を
概略的に示す。この電子写真感光体は、導電基板および
導電性層からなる導電性基体の表面に、下引き層を介し
て、電荷輸送層および電荷発生層からなる光導電層を設
け、その上に過飽和吸収色素を含有する表面保護層を設
けた構成を有する。
【0024】このような電子写真感光体において、高解
像度の記録を行うためには、図1の電荷輸送層の膜厚
(L)と、記録される画像の解像度(S)の比(S/
L)を大きくする必要があり、比が小さいとフォトキャ
リアの拡散により潜像はぼやけてしまい、良好な画像は
得られない。比(S/L)は4以上が望ましく、より望
ましくは5以上である。
【0025】また、電子写真感光体上に形成された潜像
を現像剤にて可視化する工程においても、得られる電位
ポテンシャルのコントラストが前述の比により影響を受
ける。同様に、この比は大きい方が好ましく、解像度を
向上するためには、電荷輸送層の膜厚の低減が求められ
る。
【0026】現在求められている解像度は、400dp
i以上、より望ましくは500dpi以上であり、用い
られる電荷輸送層の膜厚は12μm以下、より望ましく
は10μm以下で用いられる。このような薄い光導電層
を用いるためには、表面保護層があることが望ましい。
この表面保護層の厚みは1〜5μmで用いられる。1μ
m以下では保護効果が十分でなく、5μm以上では電圧
が分割され表面電位が低下してしまうことから好ましく
ない。
【0027】前述のように光導電層の膜厚は薄い方が望
ましいが、同一帯電電位におけるピンホールや感度の低
下等を発生することから1μm以上の膜厚が望まれる。
より望ましくは3μm以上の膜厚で用いられる。
【0028】本発明の電子写真感光体において、導電性
基体としては、それ自体が導電性を有するもの、たとえ
ば、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、亜鉛、ステ
ンレス、クロム、チタン、ニッケル、マグネシウム、イ
ンジウム、金、白金、銀、鉄等を用いることができる。
その他にアルミニウム、酸化インジウム、酸化スズ、
金、等を蒸着等によりプラスチック等の誘電体基体に被
膜形成し、導電層としたものや、導電性微粒子をプラス
チックや紙に混合したもの等を用いることができる。
【0029】これらの導電性基体は均一な導電性が求め
られるとともに平滑な表面が重要である。表面の平滑性
はその上層に形成される下引き層、電荷発生層、電荷輸
送層の均一性に大きな影響を与えることから、その表面
粗さは0.3μm以下で用いられる。0.3μm以上の
凹凸は、下引き層や電荷発生層のような薄い層に印加さ
れる局所電場を大きく変化させてしまうためにその特性
が大きく変化してしまい、電荷注入や残電のむら等の欠
陥を生じ易いことから好ましくない。より好ましくは
0.2μm以下の表面粗さで用いられる。表面粗さは原
子間力顕微鏡のような、水平方向と垂直方向の両方に高
い解像力を有する計測手段により計測することが望まし
い。実際の測定においては、レーザースポット面積にお
ける上記測定法において得られる測定値の平均値からの
分散により表面粗さは定義される。
【0030】また、接触型の表面粗さ計においては、前
述のような非接触の計測手段よりも水平方向の分解能が
劣っているために表面粗さが小さく計測されやすいため
により厳密な平滑性が求められる。
【0031】特に導電性微粒子をポリマーバインダー中
に分散して塗布することにより得られる導電層は形成が
容易であり、均質な表面を形成することに適している。
このとき用いられる導電性微粒子の1次粒径は100n
m以下であり、より好ましくは50nm以下のものが用
いられる。導電性微粒子としては、導電性酸化亜鉛、導
電性酸化チタン、Al、Au、Cu、Ag、Co、N
i、Fe、カーボンブラック、ITO、酸化スズ、酸化
インジウム、インジウム、等が用いられ、これらを絶縁
性微粒子の表面にコーティングして用いてもよい。前記
導電性微粒子の含有量は体積抵抗が十分に低くなるよう
に使用され、好ましくは1×1010Ωcm以下の抵抗と
なるように添加される。より好ましくは1×108 Ωc
m以下で用いられる。
【0032】導電性基体と光導電層の中間に、注入阻止
機能と接着機能をもつ下引き層を設けることもできる。
下引き層としては、カゼイン、ポリビニルアルコール、
ニトロセルロース、エチレン−アクリル酸コポリマー、
ポリビニルブチラール、フェノール樹脂、ポリアミド、
ポリウレタン、ゼラチン、等によって形成することがで
きる。下引き層の膜厚は0.1μm〜10μm、好まし
くは0.3μm〜3μmが用いられる。
【0033】光導電層としては、電荷発生層と電荷輸送
層からなる機能分離タイプのものや電荷発生と電荷輸送
を同一の層で行う単層タイプが用いられる。電荷発生材
料としては、たとえば、セレン−テルル、ピリリウム系
染料、チオピリリウム系染料、フタロシアニン系顔料、
アントアントロン系顔料、ジベンズピレンキノン系顔
料、ピラントロン系顔料、トリスアゾ系顔料、ジスアゾ
系顔料、アゾ系顔料、インジゴ系顔料、キナクリドン系
顔料、シアニン系顔料等を用いることができる。
【0034】電荷輸送材料としては、ポリ−N−ビニル
カルバゾール、ポリスチリルアントラセン等の複素環や
縮合多環芳香族を有する高分子化合物や、ピラゾリン、
イミダゾール、オキサゾール、オキサジアゾール、トリ
アゾール、カルバゾール、等の複素環化合物、トリフェ
ニルメタン等のトリアリールアルカン誘導体、トリフェ
ニルアミン等のトリアリールアミン誘導体、フェニレン
ジアミン誘導体、N−フェニルカルバゾール誘導体、ス
チルベン誘導体、ヒドラゾン誘導体等の低分子化合物を
用いることができる。
【0035】上記の電荷発生材料や電荷輸送材料は、必
要に応じてバインダーポリマーが用いられる。バインダ
ーポリマーの例としては、スチレン、酢酸ビニル、塩化
ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、
フッ化ビニリデン、トリフルオロエチレン、等のビニル
化合物の重合体および共重合体、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルアセタール、ポリカーボネート、ポリエ
ステル、ポリスルホン、ポリフェニレンオキサイド、ポ
リウレタン、セルロース樹脂、フェノール樹脂、メラミ
ン樹脂、けい素樹脂、エポキシ樹脂、等が挙げられる。
【0036】光導電層には、前記化合物以外にも、機械
的特性の改良や耐久性向上のために添加剤を用いること
ができる。このような添加剤としては、酸化防止剤、紫
外線吸収剤、安定化剤、架橋剤、潤滑剤、導電性制御剤
等が用いられる。
【0037】過飽和吸収色素は、前記光導電層に添加し
て用いられる。電荷発生層に対して照射スポットの入射
側の層に用いられるが、表面保護層もしくは機能分離型
電子写真感光体における電荷輸送層に添加して用いるこ
とが望ましい。
【0038】過飽和吸収色素は、照射光の強度に比例し
て吸収係数が減少するものであれば用いることが可能で
あるが、照射光の強度の高次の項に比例しているものが
より望ましい。しかしながら1次の項に比例しているも
のであっても十分に使用可能である。
【0039】この過飽和吸収色素を含有している電子写
真感光体に対して、レーザー光のように強度分布を有す
るスポット状照射光を用いて潜像形成を行うと、強度の
小さいスポットの周辺は高い吸収係数を有しているため
に浅い潜像が形成され、強度の大きいスポットの中心
は、低い吸収係数を有しているために深い潜像が形成さ
れる。このことにより、スポット状照射光の形状よりも
より高解像な潜像が形成される。さらに前記潜像は照射
光の強度に比例していることからスポット状照射光の重
複した部分も急峻な電位の変化がないために、ポリゴン
ミラーの面倒れや回転むら、感光体の回転むら等による
露光量の変動があっても、安定した潜像を得ることを可
能とした。
【0040】用いられる過飽和吸収色素の濃度は、吸光
度として0.1〜2となるように用いられる。0.1以
下では本発明の効果が少なく、2以上では感度の低下が
大きすぎるために望ましくない。より望ましくは0.2
〜1で用いられる。
【0041】具体的に用いられる過飽和吸収色素として
は下記のようなものがあるが、使用する照射光の波長、
強度において前記の特性を示すものであれば用いること
は可能である。 ヂチオベンジルニッケル錯体類 ビス(4-ジメチルアミノジチオベンジル)ニッケル ビス(4-ジエチルアミノジチオベンジル)ニッケル ローダミン色素類 ローダミンB ローダミン6G シアニン色素類 3,3’ージエチルチアジカルボシアニンアイオダイド フタロシアニン類 日本触媒化学工業(株)製造 PC−494 ナフタロシアニン類 テトラキス(t-オクチル)ナフタロシアニン 図2に、本発明の電子写真感光体を用いた画像形成装置
における、照射光強度分布と、導電性基体に到達した照
射光との光強度分布を示す。この光ビームのスポット面
積は、ピーク強度の1/e2 に減少するまでの部分で表
わされる。
【0042】用いられる光ビームとしては、半導体レー
ザを用いた走査光学系、LEDや液晶シャッター等の固
体スキャナ等があり、光強度分布についてもガウス分
布、ローレンツ分布、等があるがそれぞれのピーク強度
の1/e2 までの部分をスポット面積とする。光スポッ
トは、一般的には図4に示すように楕円形の形状を有し
ている。光ビームのスポット面積は、好ましくは400
0μm2 以下で用いられる。4000μm2 以上では4
00dpi、256階調の画像信号を与えた場合に隣接
画素の重複による影響が大きくなり、階調再現性が不安
定となることから好ましくない。
【0043】本発明における階調再現性は、400dp
iの解像度において光ビームの照射量を256階調分直
線的に変化させた場合に、画像濃度が照射量に比例する
部分で定義される。図3に本発明における階調再現性の
測定の模式図を示す。
【0044】本発明の画像形成装置を用いて画像評価を
行った。
【0045】本発明の画像形成装置としてデジタルフル
カラー複写機およびレーザービームプリンタを改造して
680nm、100mWの半導体レーザーを用いて感光
体上でのスポット径は副走査方向の1/e2 で400線
相当の63.5μm一定として、主走査方向の1/e2
スポット径は20μmとし、この光スポットに対して2
56階調のPWM変調もしくは600dpi相当の画素
変調を行って画像出力し評価測定した。前記、光スポッ
トのスポット面積は約1000μm2 である。
【0046】次に、本発明の画像形成装置の具体的な構
成および動作について説明する。
【0047】図4に示した画像形成装置において、ま
ず、原稿台10上に原稿Gを複写すべき面を下側にして
セットする。次にコピーボタン(不図示)を押すことに
より複写が開始される。原稿照射用ランプ、短焦点レン
ズアレイ、CCDセンサが一体のユニット9が原稿を照
射しながら走査することにより、その照射走査光が、短
焦点レンズアレイによって結像されてCCDセンサに入
射される。CCDセンサは受光部、転送部、出力部より
構成されている。CCD受光部において光信号が電気信
号に変換され、転送部でクロックパルスに同期して順次
出力部へ転送され、出力部において電荷信号を電圧信号
に変換し、増幅、低インピーダンス化して出力する。こ
のようにして得られたアナログ信号をデジタル信号に変
換し、さらに画像の特性に応じて解像度、階調性を最適
化するための画像処理を行った出力は、デジタル信号に
変換されてプリンタ部に送られる。コンピュータ等から
出力する場合には、解像度、階調再現方法等を選択して
望ましい画像が得られるように処理し、変換後にプリン
タ部に送られる。
【0048】プリンタ部においては、上記の画像信号を
受けて、以下のようにして静電潜像を形成する。感光ド
ラム1は、中心支軸を中心に所定の周速度で回転駆動さ
れ、その回転過程において、帯電器3により所定の電圧
の正極性または負極性の一様な帯電処理を受け、その一
様帯電面に、画像信号に対応してON,OFF発光され
る固体レーザー素子100からの光を、高速で回転する
回転多面鏡によって走査することにより、感光ドラム1
面には、原稿画像に対応した静電潜像が順次に形成され
ていく。図2に示す他の要素およびその動作については
後述する。
【0049】図5は、前記の画像形成装置において、レ
ーザー光を走査するレーザー走査部300の概略機構を
示すものである。このレーザー走査部300によりレー
ザー光を走査する場合には、まず入力された画像信号に
基づいて発光信号発生器301により、固体レーザー素
子302から放射されたレーザー光は、コリメーターレ
ンズ系303により概略平行な光束に変換され、さらに
矢印b方向に回転する回転多面鏡304により矢印b方
向に走査されるとともに、fθレンズ群305a,30
5b,305cにより感光ドラム等の被走査面306に
スポット状に結像される。このようなレーザー光Cの走
査により、被走査面306上には画像1走査分の露光分
布が形成され、この被走査面306を前記走査方向に垂
直に所定量だけスクロールさせれば、この被走査面30
6上に画像信号に応じた露光分布が得られる。
【0050】本実施例においては、レーザーPWM方式
(パルス幅変調)を用いて、1画素の面積階調による多
値記録を行ったため、PWM方式について簡単に説明す
る。
【0051】図6は、パルス幅変調回路の1例を示す回
路ブロック図、図7は図6のパルス幅変調回路の動作を
示すタイミングチャートである。
【0052】図6において、401は8ビットのデジタ
ル画像信号をラッチするTTLラッチ回路、402はT
TL論理レベルをECL論理レベルに変換する高速レベ
ル変換器、403はECL論理レベルをアナログ信号に
変換する高速D/Aコンバータである。404はPWM
信号を発生するECLコンパレータ、405はECL論
理レベルをTTL論理レベルに変換するレベル変換器
で、その出力であるPWM信号がレーザドライバ回路5
00により駆動される発光素子501を発光させる。
【0053】406はクロック信号2fを発振するクロ
ック発振器、407はクロック信号2fに同期して略理
想的三角波信号を発生する三角波発生器、408はクロ
ック信号2fを1/2分周して画像クロック信号fを作
成している1/2分周器である。これによりクロック信
号2fは画像クロック信号fの2倍の周期を有している
こととなる。なお、回路を高速動作させるために、随所
にECL論理回路を配している。
【0054】このような構成からなる回路動作を、図7
のタイミングチャートを参照して説明する。信号(a)
はクロック信号2f、信号(b)は画像クロック信号f
を示しており、図示のごとく画像信号と関係づけてあ
る。また、三角波発生器407内部においても、三角波
信号のデューティ比を50%に保つために、クロック信
号2fをいったん1/2分周してから三角波信号(c)
を発生させている。さらに、この三角波信号(c)はE
CLレベルに変換されて三角波信号(d)になる。
【0055】一方、画像信号は、00h(白)〜FFh
(黒)まで256階調レベルで変化する。なお、記号
「h」は16進数表示を示している。そして画像信号
(e)は、いくつかの画像信号値について、それらをD
/A変換したECL電圧レベルを示している。たとえ
ば、第1画素は黒画素レベルのFFh、第2画素は中間
調レベルの80h、第3画素は中間調レベルの40h、
第4画素は中間調レベルの20hの各電圧を示してい
る。コンパレータ404は、三角波信号(d)と画像信
号(e)を比較することにより、形成すべき画素濃度に
応じたパルス幅T,t2,t3,t4,等のPWM信号
を発生する。そしてこのPWM信号は、0Vまたは5V
のTTLレベルに変換されてPWM信号(f)になり、
図6に示したレーザドライバ回路500に入力される。
このようにして得られたPWM信号値に対応して1画素
あたりの露光時間を変化させることにより、1画素で最
大256階調を得ることが可能となる。
【0056】本実施例では、PWM方式による階調制御
を用いたが、ディザ法等の面積階調法やレーザー光強度
変調を用いることも可能であり、さらに、それらを組み
合わせてもよい。
【0057】再び図4において、このようにして感光ド
ラム1の被走査面上に形成された静電潜像は、現像装置
4により現像され、形成されたトナー像は、転写帯電器
7によって転写材上に静電転写される。その後、転写材
は分離帯電器8によって静電分離されて定着器6へと搬
送され、熱定着されて画像が出力される。
【0058】一方、トナー像転写後の感光ドラム1の面
は、クリーナー5によって転写残りトナー等の付着汚染
物の除去を受け、さらに前露光ランプ2による前露光
後、帯電器3で帯電処理されて繰り返し画像形成に使用
される。
【0059】図8に、本発明の画像形成装置としてのカ
ラー複写装置の概略的側面図を示す。
【0060】図6において、201はイメージスキャナ
部であり、原稿を読み取り、デジタル信号処理を行う部
分である。また、202はプリンタ部であり、イメージ
スキャナ201に読み取られた原稿画像に対応した画像
を用紙にフルカラーでプリント出力する部分である。
【0061】イメージスキャナ部201において、20
0は鏡面厚板であり、原稿台ガラス(以下プラテン)2
03上の原稿204は、赤外カットフィルタ208を通
ったハロゲンランプ205の光で照射され、原稿からの
反射光はミラー206,207に導かれ、レンズ209
により3ラインセンサ(以下CCD)210上に像を結
び、フルカラー情報レッド(R)、グリーン(G)、ブ
ルー(B)成分として信号処理部211に送られる。な
お、205,206は速度vで、207は1/2vでラ
インセンサの電気的走査方向(以下、主走査方向)に対
して垂直方向(以下、副走査方向)に機械的に動くこと
により、原稿全面を走査する。
【0062】5102は標準白色板であり、ラインセン
サ210−2〜210−4のR,G,Bセンサの読み取
りデータの補正データを発生する。
【0063】信号処理部211では読み取られた信号を
電気的に処理し、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエ
ロー(Y)、ブラック(BK)の各成分に分解し、プリ
ンタ部202に送る。また、イメージスキャナ部201
における1回の原稿走査(スキャン)につき、M,C,
Y,BKの内、一つの成分がプリンタ202に送られ、
計4回の原稿走査により一回のプリントアウトが完成す
る。
【0064】イメージスキャナ部201より送られてく
るM,C,Y,BKの画像信号は、レーザドライバ21
2に送られる。レーザドライバ212は画像信号に応
じ、半導体レーザ213を変調駆動する。レーザ光はポ
リゴンミラー214、f−θレンズ215、ミラー21
6を介し、感光ドラム217上を走査する。
【0065】218は回転現像器であり、マゼンタ現像
器219、シアン現像器220、イエロー現像器22
1、ブラック現像器222、より構成され、4つの現像
器が交互に感光ドラムに接し、感光ドラム217上に形
成されたM,C,Y,BKの静電潜像を対応するトナー
で現像する。
【0066】223は転写ドラムで、用紙カセット22
4または225より給紙された用紙をこの転写ドラム2
23に巻き付け、感光ドラム217上に現像されたトナ
ー像を用紙に転写する。
【0067】このようにしてM,C,Y,BKの4色が
順次転写された後に、用紙は定着ユニット226を通過
して排紙される。
【0068】図9に原稿照明用ハロゲンランプ205と
プラテンガラス203の間に配置された赤外カットフィ
ルタ208の分光特性を示す。これにより図8に示すハ
ロゲンランプ205の分光特性の内、約700nm以上
の赤外光がカットされる。
【0069】原稿からの反射光は、ミラー206,20
7を介し、レンズ209によりCCD210の各センサ
上のフルカラー情報レッド(R)、グリーン(G)、ブ
ルー(B)成分読み取り用の各ラインセンサに像を結
ぶ。
【0070】前述のように、R,G,Bのラインセンサ
210−2〜210−4には、前記700nmの励起光
を十分に減衰させる図9の特性を持ったR,G,Bのフ
ィルタが付けられているため、フルカラー読み取りが行
うことができる。
【0071】図10は、イメージスキャナ部201(図
8)での画像信号の流れを示すブロック図である。CC
D210より出力された画像信号は、アナログ信号処理
部4001に入力され、アナログ信号処理部4001内
で8bitのデジタル画像信号に変換された後にシェー
ディング補正部4002に入力される。
【0072】4008はデコーダであり、主走査アドレ
スカウンタ419からの主走査アドレスをデコードし
て、シフトパルスやリセットパルス等のライン単位のC
CD駆動信号を生成する。
【0073】図11は、アナログ信号処理部4001の
構成を示すブロック図である。ここでは、R,G,Bの
処理回路が全て同一であるため、1色分の回路のみを示
す。CCD210から出力された画像信号は、サンプル
/ホールド部(S/H部)4101でアナログ信号の波
形を安定させるためにサンプル/ホールドされる。CP
U417は電圧コントロール回路4103を介して、画
像信号がA/D変換器4105のダイナミックレンジを
フルに活用できるように、可変増幅機4103およびク
ランプ回路4102を制御する。A/D変換器4105
はアナログ画像信号を8bitのデジタル画像信号に変
換する。4106は、サンプル/ホールド部4101の
出力をクランプするクランプ回路である。
【0074】8bitのデジタル画像信号は、シェーデ
ィング補正部4002において、公知のシェーディング
補正手段によってシェーディング補正が施される。
【0075】R,G,B信号に対するシェーディング補
正は、図6に示した標準白色板5102からの一ライン
分の読み取り信号をラインメモリにかき、その値を25
5にするための乗算係数を係数メモリに蓄え、乗算器に
よって係数メモリからの画素毎の乗算係数と読み取り信
号とがかけられる。
【0076】CCD210のラインセンサ210−2,
210−3,210−4は所定の距離を隔てて配置され
ているため、ラインディレイ素子801,802,80
5において、副走査方向の空間的ずれを補正する。具体
的には、B信号に対して副走査方向で先の原稿情報を読
むR,Gの各信号を副走査方向に遅延させてB信号に合
わせる。403,404,405はlog変換器で、ル
ックアップテーブルROMにより構成され、R,G,B
の輝度信号がC,M,Yの濃度信号に変換される。80
6は公知のマスキングおよびUCR回路であり、詳しい
説明は省略するが、入力された3原色信号により、出力
のためのY,M,C,BKの信号が各読み取り動作のた
びに順次所定のビット長、たとえば8bitで出力され
る。
【0077】図11において、アナログ信号処理部40
01では、A/D変換器4105のダイナミックレンジ
をフルに活用できるように、R,G,B信号の場合は標
準白色板5102を読み取ったときの画像データに基づ
き、可変増幅器4103の増幅率を調整し、CCD21
0に光が当たらない状態での画像データに基づき、クラ
ンプ回路4102の制御電圧を電圧コントロール回路4
103によって調整している。
【0078】図12に、調光、回路ゲインの制御フロー
図を示す。
【0079】図示しない操作部より調整モードをスター
トさせると、ミラー206を標準白色板5102の下に
移動させ、可変増幅器4103にハロゲンランプ用の規
定のゲインを設定する(ステップS1)。CCD210
に光が当たらない状態での画像データをラインメモリ
(シェーディングRAM)4003に取り込み、取り込
んだ画像データをCPU417により演算し、1ライン
分の画像データの平均値が08Hに一番近づくように可
変増幅器4103を制御し、クランプ回路4102の基
準電圧を調整し(ステップS2,S3)、調整後の制御
値をCPU417に付随するRAM418に記憶する
(ステップS4)。
【0080】次にハロゲンランプ205を点灯し、標準
白色板5102を読み取ったときの画像データをライン
メモリ4003に取り込み、G信号のピーク値がD0H
〜F0Hの間の値となるように、光量制御部をCPU4
17より制御し(ステップS5,S6、ハロゲンランプ
調整)、調整後の制御値をCPU417に付随するRA
M418に記憶させる(ステップS7)。次にハロゲン
ランプ205をステップS5,S6により調整した光量
で点灯させ、標準白色板5102を読み取ったときの画
像データを、R,G,B各色に対応したラインメモリ4
003に取り込み、画像データのピーク値がR,G,B
各色毎にE0H〜F8Hの間の値となるように、電圧コ
ントロール回路4103を制御し、可変増幅器4103
の増幅率をR,G,B各色毎に調整し(ステップS8,
S9)、ハロゲンランプ205使用時のゲインデータと
して、CPU417に付随するRAM418に記憶させ
る(ステップS10)。
【0081】以上の調整モードで求められた制御データ
は電源投入時に各制御部に設定される。
【0082】図13に本発明の画像形成装置の他の例で
あるカラー複写機の構成図を示す。
【0083】図13において、201はイメージスキャ
ナ部であり、原稿を読み取り、デジタル信号処理を行う
部分である。また、202はプリンタ部であり、イメー
ジスキャナ201に読み取られた原稿画像に対応した画
像を用紙にフルカラーでプリント出力する部分である。
【0084】イメージスキャナ部201において、20
3aは原稿台厚板であり、原稿台ガラス(以下プラテ
ン)203上の原稿204を固定するために用いられ
る。原稿204は、ハロゲンランプ205の光で照射さ
れる。原稿204からの反射光はミラー206,207
に導かれ、レンズ209により3本のCCDラインセン
サで構成される4ラインセンサ(以下CCDという)2
10上に像を結ぶ。CCD210は原稿からの光情報を
色分解して、フルカラー情報のうちのレッド(R)、グ
リーン(G)、ブルー(B)成分として信号処理部21
1に送られる。なお、205,206は速度vで、20
7は1/2vでラインセンサの電気的走査方向(以下、
主走査方向)に対して垂直方向(以下、副走査方向)に
機械的に動くことにより、原稿全面を走査する。
【0085】5102は標準白色板であり、シェーディ
ング補正時に、ラインセンサ210−2〜210−4夫
々R,G,Bの成分のラインセンサに対応する読み取り
データの補正のためのデータを発生するために用いられ
る。
【0086】この標準白色板5102は、可視光から赤
外光に対してはほぼ均一の反射特性を示し、可視では白
色の色を有している。
【0087】この標準白色板5102を用いてR,G,
Bの可視ラインセンサ210−2〜210−4の出力デ
ータの補正に用いる。
【0088】信号処理部211では読み取られた信号を
電気的に処理し、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエ
ロー(Y)、ブラック(BK)の各成分に分解し、プリ
ンタ部202に送る。また、イメージスキャナ部201
における一回の原稿走査(スキャン)につき、M,C,
Y,BKの内、一つの成分が面順次にプリンタ202に
送られ、計4回の原稿走査により一回のカラー画像形成
が完成する。
【0089】イメージスキャナ部201より送られてく
るM,C,Y,BKの画像信号は、レーザドライバ21
2に送られる。レーザドライバ212は画像信号に応
じ、半導体レーザ213を変調駆動する。レーザ光はポ
リゴンミラー214、f−θレンズ215、ミラー21
6を介し、感光ドラム217上を走査する。
【0090】219〜222は現像器であり、マゼンタ
現像器219、シアン現像器220、イエロー現像器2
21、ブラック現像器222より構成され、4つの現像
器が交互に感光ドラムに接し、感光ドラム217上に形
成されたM,C,Y,BKの静電潜像を対応するトナー
で現像する。
【0091】223は転写ドラムで、用紙カセット22
4または225より給紙された用紙をこの転写ドラム2
23に巻き付け、感光ドラム217上に現像されたトナ
ー像を用紙に転写する。
【0092】このようにしてM,C,Y,BKの4色が
順次転写された後に、用紙は定着ユニット226を通過
して排紙される。
【0093】ハロゲンランプ205は可視情報読み取り
のために用いられる。
【0094】上記の画像形成装置は、半導体レーザを用
いてポリゴンによる走査光学系により感光体を露光して
いるものであるが、ポリゴンのような機械的な駆動部の
ない固体スキャナとしてLEDプリンタヘッドが用いら
れる。LEDプリンタヘッドは発光ダイオードを概略線
状に集積したもので400dpi以上の高解像度のもの
も作成されており、駆動部分がないことから、小型化に
有利である。LEDプリンタヘッドからのスポット光は
収束性ロッドレンズアレイにより感光体上に結像され
る。このとき主走査方向の解像度はLEDプリンタヘッ
ドの集積度により決められ、400dpiすなわち6
3.5μm間隔より高解像度のものが用いられるが、副
走査方向はロッドレンズアレイの集光性能と感光体の移
動速度により決められる。
【0095】LEDの発光の強度分布はガウス分布より
矩形的な分布を有しているが、ピーク強度の1/e2
強度を有している部分の面積について考慮すればよい。
【0096】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。
【0097】(実施例1)鏡面加工により表面粗さを
0.1μm以下(測定はセイコー電子工業(株)走査型
プローブ顕微鏡SPA300にて行った。以下、表面粗
さの測定は本装置にて行った。)とした外径80mmの
アルミニウムシリンダーの外周面上に、アルコール可溶
性共重合ナイロン(商品名 アミランCM−8000、
東レ(株)製)5部をメタノール95部に溶解した溶液
を浸せきコーティング法により塗工した。80℃で10
分間乾燥して、膜厚が1μmの下引き層を形成した。
【0098】次に、下記のビスアゾ顔料5部をシクロヘ
キサノン95部にポリビニルベンザール(ベンザール化
度75%以上)2部を溶解した液に加え、サンドミルで
20時間分散した。この分散液を、先に形成した下引き
層の上に乾燥後の膜厚が0.2μmとなるように浸せき
コーティング法で塗工して、電荷発生層を形成した。
【0099】
【化1】 ついで、下記の構造式を有するトリアリールアミン化合
物5部とポリカーボネート樹脂(商品名 Z−200、
三菱瓦斯化学(株)製)5部、過飽和吸収色素としてフ
タロシアニン化合物(日本触媒化学工業(株)製造PC
−494)1部をクロロベンゼン70部に溶解した電荷
輸送層用の塗液に、平均粒径2μmのシリコーン樹脂微
粒子0.3部を添加したものを前記の電荷発生層の上に
浸せきコーティング法により乾燥後10μmの膜厚に塗
工して、電荷輸送層を形成した。
【0100】
【化2】 この電子写真感光体を、キヤノン製デジタルフルカラー
複写機CLC500を前述の照射スポット径となるよう
に改造した評価機に装着して、初期帯電−400Vにて
画像評価を行ったところ、黒ポチ等の電荷注入および干
渉縞もなく、ポリゴン等の回転むらによる露光量の変動
等による劣化もなく、均一性の優れた画像出力が得ら
れ、階調再現性も400dpiにて256階調ときわめ
て良好であった。
【0101】(比較例1)実施例1において、過飽和吸
収色素を加えないこと以外は同様にして作成した電子写
真感光体について画像評価を行ったところ、感光体の回
転むら等と思われる約1mm周期の縞が多数発生して、
良好な画像は得られなかった。
【0102】(実施例2)引き抜き加工により得られた
外径30mmのアルミニウムシリンダーを用い、導電性
層としてフェノール樹脂(商品名 プライオーフェン
大日本インキ化学工業(株)製)167部をメチルセロ
ソルブ100部に溶解したものへ導電性硫酸バリウム超
微粒子(1次粒径50nm)200部を分散したものを
浸せきコーティング法により、乾燥後の膜厚が10μm
となるように塗工して導電性基体とする。この導電層の
表面粗さは0.1μm以下であった。この導電性基体に
実施例1と同様に、厚さ1μmの下引き層、および厚さ
0.2μmの電荷発生層を形成した。
【0103】ついで、実施例1と同様の電荷輸送層用の
塗液に平均粒径1.5μmのSiO 2 微粒子0.5部を
添加したものを、前記の電荷発生層の上に浸せきコーテ
ィング法により、乾燥後10μmの膜厚に塗工して電荷
輸送層を形成した。
【0104】この電子写真感光体を、キヤノン製レーザ
ビームプリンタP270の改造機(前述の照射スポット
条件に改造)にて初期帯電−500Vにて画像評価を行
ったところ、露光量のむらによると考えられる画像の劣
化もなく、600dpi相当の入力信号においてのハイ
ライト部の1画素再現性も十分であった。
【0105】(比較例2)実施例2において、過飽和吸
収色素を含有しない以外は同一の電子写真感光体につい
て画像評価を行ったところ、干渉縞および黒ポチがやや
認められ、600dpiでのハイライト部の1画素再現
も不十分でムラがあった。
【0106】(実施例3)実施例2と同様の、引き抜き
加工により得られた外径30mmのアルミニウムシリン
ダーを用いて、導電性層としてフェノール樹脂(商品名
プライオーフェン、大日本インキ化学工業(株)製)
167部をメチルセロソルブ100部に溶解したものへ
導電性硫酸バリウム超微粒子(1次粒径50nm)20
0部を分散させたした塗液を浸せきコーティング法によ
り、乾燥後の膜厚が10μmとなるように塗工して導電
性基体とした。この導電層の表面粗さは0.1μm以下
であった。この導電性基体に、実施例1と同様に1μm
の下引き層、および0.2μmの電荷発生層を形成し
た。
【0107】ついで、実施例1と同様の電荷輸送層用の
塗液において、過飽和吸収色素としてビス(4-ジメチ
ルアミノジチオベンジル)ニッケル、および平均粒径3
μmのSiO2 微粒子0.5部を添加した塗液を、前記
の電荷発生層の上に浸せきコーティング法により、乾燥
後12μmの膜厚に塗工して電荷輸送層を形成した。
【0108】この電子写真感光体について、キヤノン製
レーザビームプリンタP270の改造機(780nm、
100mWの半導体レーザを用いてレーザスポット径6
0×20μm2 に光学系を変更)、初期帯電−500V
にて画像評価を行ったところ、黒ポチ等の電荷注入およ
び干渉縞も露光量のむらによる画像の劣化もなく、60
0dpi相当の入力信号においてのハイライト部の1画
素再現性も十分であった。
【0109】(実施例4)鏡面加工により表面粗さを
0.1μm以下とした外径80mmのアルミニウムシリ
ンダーを用い、アルコール可溶性共重合ナイロン(商品
名アミランCM−8000、東レ(株)製)5部をメタ
ノール95部に溶解した溶液を浸せきコーティング法に
より塗工し、80℃で10分間乾燥して、膜厚が1μm
の下引き層を形成した。
【0110】次に、実施例1のビスアゾ顔料5部を、シ
クロヘキサノン95部にポリビニルベンザール(ベンザ
ール化度75%以上)2部を溶解した液に加え、サンド
ミルで20時間分散した。この分散液を、先に形成した
下引き層の上に、乾燥後の膜厚が0.2μmとなるよう
に浸せきコーティング法で塗工して電荷発生層を形成し
た。
【0111】ついで、実施例1で用いたトリアリールア
ミン化合物5部とポリカーボネート樹脂(商品名 Z−
200、三菱瓦斯化学(株)製)5部をクロロベンゼン
50部に溶解した液に、平均粒径2μmのシリコーン樹
脂微粒子0.1部を添加した塗液を、前記の電荷発生層
の上に浸せきコーティング法により乾燥後9μmの膜厚
に塗工して電荷輸送層を形成した。
【0112】次に表面保護層として、フェノール樹脂
(商品名 プライオーフェン、大日本インキ化学工業
(株)製)16部をメチルセロソルブ100部に溶解し
たものへ導電性硫酸バリウム超微粒子(1次粒径50n
m)10部、過飽和吸収色素(日本触媒化学工業(株)
製造 フタロシアニンPC−494)3部を分散したも
のを浸せきコーティング法により、乾燥後の膜厚が3μ
mとなるように塗工した。したがって光導電層としての
厚さは12μmとなる。
【0113】この電子写真感光体を、キヤノン製デジタ
ルフルカラー複写機CLC500を前述のように改造し
た評価機にて初期帯電−400Vにて画像評価を行った
ところ、回転むら等によると思われる画像の劣化はなく
黒ポチは良好であり、ハイライト部、高濃度部の再現性
も良好な画像が得られた。
【0114】(比較例3)鏡面加工により表面粗さを
0.1μm以下とした外径80mmのアルミニウムシリ
ンダーを用い、下引き層としてアルコール可溶性共重合
ナイロン(商品名アミランCM−8000、東レ(株)
製)5部をメタノール95部に溶解した溶液を浸せきコ
ーティング法により塗工して導電性基体とした。この基
体に、80℃で10分間乾燥して、膜厚が1μmの下引
き層を形成した。
【0115】次に、実施例1のビスアゾ顔料5部を、シ
クロヘキサノン95部にポリビニルベンザール(ベンザ
ール化度75%以上)2部を溶解した液に加え、サンド
ミルで20時間分散した。この分散液を、先に形成した
下引き層の上に、乾燥後の膜厚が0.2μmとなるよう
に浸せきコーティング法で塗工した。
【0116】ついで、実施例1で用いたトリアリールア
ミン化合物5部とポリカーボネート樹脂(商品名 Z−
200、三菱瓦斯化学(株)製)5部、過飽和吸収色素
(日本触媒化学工業(株)製造PC−494)1部をク
ロロベンゼン50部に溶解した液に平均粒径2μmのシ
リコーン樹脂微粒子0.1部を添加したものを前記の電
荷発生層の上に浸せきコーティング法により乾燥後25
μmの膜厚に塗工して電荷輸送層用を形成した。
【0117】この電子写真感光体について、キヤノン製
デジタルフルカラー複写機CLC500を改造した評価
機にて初期帯電−400Vにて画像評価を行ったとこ
ろ、回転むら等によると思われる画像の劣化はなく黒ポ
チは良好であったが、ハイライト部の再現性が悪く、高
濃度のつぶれがあり、画像濃度も低く階調再現も不十分
であった。
【0118】
【発明の効果】以上に説明したように、複数層からなる
光導電層を備えた電子写真感光体において、光導電層が
過飽和吸収色素を含有しており、この光導電層の膜厚が
12μm以下とすることにより、ポリゴンミラーや感光
体の回転むら等による露光量の変動があっても均一性の
高い、照射スポット径よりも高解像度で高階調性の画像
出力を得ることが可能となった。
【0119】また、前記の電子写真感光体を用いた画像
形成装置によれば、400dpiといった高解像度にお
いて256階調の優れた階調再現性を有するむらのない
高画像品位の出力を得ることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真感光体の層構成を示す部分断
面図である。
【図2】本発明の電子写真感光体における照射光ビーム
のスポット形状と導電性基体に到達した光ビームの強度
分布を示す説明図である。
【図3】階調再現性の測定方法における光照射量と画像
濃度の関係を示すグラフである。
【図4】本発明の画像形成装置の一例の概略構成を示す
側面図である。
【図5】本発明のレーザ光走査部の概略構成を示す説明
図である。
【図6】本発明のレーザ光を制御するためのパルス幅変
調回路の回路ブロック図である。
【図7】本発明のレーザ光を制御するためのパルス幅変
調回路の動作を示すタイミングチャートである。
【図8】本発明の画像形成装置の一例であるカラー複写
機の概略構成を示す側面図である。
【図9】図8のカラー複写機おける原稿照明ランプ直後
のフィルタの分光特性図である。
【図10】図8のカラー複写機における信号処理部の構
成を示すブロック図である。
【図11】図10のアナログ信号処理部における各信号
のタイミングチャートである。
【図12】における調光、回路ゲインの制御フロー図で
ある。
【図13】本発明の画像形成装置の他の例であるカラー
複写機の構成を示す側面図である。
【符号の説明】
G 原稿 1 感光ドラム 2 前露光ランプ 3 帯電器 4 現像装置 5 クリーナー 6 定着器 7 転写帯電器 8 分離帯電器 9 ユニット 10 原稿台 100 固体レーザ素子 200 鏡面厚板 201 イメージスキャナ部 202 プリンタ部 203 原稿台ガラス(プラテン) 204 原稿 205 ハロゲンランプ 206,207 ミラー 208 赤外カットフィルタ 209 レンズ 210 CCD 210−2〜210−4 ラインセンサ 211 信号処理部 212 レーザドライバ 213 半導体レーザ 214 ポリゴンミラー 215 f−θレンズ 216 ミラー 217 感光ドラム 218 回転現像器 219 マゼンタ現像器 220 シアン現像器 221 イエロー現像器 222 ブラック現像器 223 転写ドラム 224,225 用紙カセット 226 定着ユニット 300 レーザ走査部 302 固体レーザ素子 303 コリメーターレンズ系 305a,305b,305c fθレンズ群 306 被走査面 401 TTLラッチ回路 402 高速レベル変換器 403 高速D/Aコンバータ 404 ECLコンパレータ 405 レベル変換器 406 クロック発振器 407 三角波発生器 408 1/2分周器 500 レーザドライバ回路 501 発光素子 417 CPU 419 主走査アドレスカウンタ 4001 アナログ信号処理部 4002 シェーディング補正部 4008 デコーダ 4101 サンプル/ホールド部 4103 電圧コントロール回路 4105 A/D変換器 4106,4102 クランプ回路 5102 標準白色板 801,802,805 ラインディレイ素子 806 マスキングおよびUCR回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 雄一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる組成を有する複数の層からなる光
    導電層を備えた電子写真感光体において、前記光導電
    層、および該光導電層上に設けられた表面保護層のう
    ち、照射光の入射側に設けられた層が過飽和吸収色素を
    含有していることを特徴とする電子写真感光体。
  2. 【請求項2】 前記過飽和色素が電荷発生材料への照射
    光の入射側の層に最も高濃度に含有されている請求項1
    に記載の電子写真感光体。
  3. 【請求項3】 前記照射光の入射側の層が電荷輸送層で
    ある請求項2に記載の電子写真感光体。
  4. 【請求項4】 前記照射光の入射側の層が表面保護層で
    ある請求項2に記載の電子写真感光体。
  5. 【請求項5】 前記過飽和吸収色素がフタロシアニン化
    合物である請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子写
    真感光体。
  6. 【請求項6】 前記光導電層が電荷輸送性層を有し、該
    電荷輸送層の膜厚が12μm以下である請求項1〜5の
    いずれか1項に記載の電子写真感光体。
  7. 【請求項7】 入力信号で変調された光ビームを感光体
    上に照射するとともに走査することによって潜像を形成
    し、その形成された潜像を現像して画像を得る画像形成
    装置において、記録される画像の解像度および階調性に
    より前記感光体への光ビームの露光量を制御する手段、
    感光体を帯電する手段、得られた潜像をトナーにより現
    像する手段を備え、前記感光体の電荷輸送性層の膜厚が
    12μm以下であり、かつ過飽和色素を含有することを
    特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記、光ビームのスポット面積と電荷輸
    送性層の膜厚の積が20000μm3 以下である請求項
    7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記露光量を制御する手段が露光時間変
    調を含む請求項7または8に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記光ビームが半導体レーザにより得
    られる請求項7〜9のいずれか1項に記載の画像形成装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2639586A1 (en) 2012-03-15 2013-09-18 ARKRAY, Inc. Measurement method using enzymes

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