JPH1028138A - パケット信号欠落補正回路 - Google Patents
パケット信号欠落補正回路Info
- Publication number
- JPH1028138A JPH1028138A JP18029796A JP18029796A JPH1028138A JP H1028138 A JPH1028138 A JP H1028138A JP 18029796 A JP18029796 A JP 18029796A JP 18029796 A JP18029796 A JP 18029796A JP H1028138 A JPH1028138 A JP H1028138A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packet
- circuit
- signal
- delay
- discard
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- Pending
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 音声パケット通信において、パケット廃棄時
にパケット補正を行い、音声再生信号の品質を確保する
ことができるパケット信号欠落補正回路を提供すること
である。 【解決手段】 遅延回路1、無音/廃棄検出回路2、お
よび遅延制御回路3を有し、通常は1パケット分の信号
を遅延回路1を介して受信し、無音/廃棄検出回路2が
廃棄パケットを検出した場合、検出されてから1パケッ
ト後に遅延制御回路3によって遅延回路1の出力からの
直接入力されたパケット信号に切り替えることによっ
て、前記廃棄パケットをスキップし、信号の欠落を補正
する。
にパケット補正を行い、音声再生信号の品質を確保する
ことができるパケット信号欠落補正回路を提供すること
である。 【解決手段】 遅延回路1、無音/廃棄検出回路2、お
よび遅延制御回路3を有し、通常は1パケット分の信号
を遅延回路1を介して受信し、無音/廃棄検出回路2が
廃棄パケットを検出した場合、検出されてから1パケッ
ト後に遅延制御回路3によって遅延回路1の出力からの
直接入力されたパケット信号に切り替えることによっ
て、前記廃棄パケットをスキップし、信号の欠落を補正
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電話伝送等で有音部
分の音声信号のみをパケット(またはセル)単位ごとに
伝送してそれを受信し、再生する音声パケット通信に関
し、音声再生信号の品質を確保するパケット信号欠落補
正回路に関するものである。
分の音声信号のみをパケット(またはセル)単位ごとに
伝送してそれを受信し、再生する音声パケット通信に関
し、音声再生信号の品質を確保するパケット信号欠落補
正回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパケット信号欠落補正回路は、音
声パケット受信回路、音声サンプル記憶回路、音声サン
プル比較回路、0次ホールド区間計数回路、音声再生切
替回路、音声再生回路で構成されている。
声パケット受信回路、音声サンプル記憶回路、音声サン
プル比較回路、0次ホールド区間計数回路、音声再生切
替回路、音声再生回路で構成されている。
【0003】図5及び図6に示すように、パケット欠落
時、記憶手段に保持されている欠落パケット直前区間の
最終値を出力し、欠落パケットの区間が経過して次の区
間で取り出された音声信号がその最終値を横切るまで続
けることにより、不快な雑音を最小化する。
時、記憶手段に保持されている欠落パケット直前区間の
最終値を出力し、欠落パケットの区間が経過して次の区
間で取り出された音声信号がその最終値を横切るまで続
けることにより、不快な雑音を最小化する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】音声パケット通信にお
いて、低ビットレート音声符号化方式等の場合、フレー
ム処理を行うため1パケット長を長くする必要があり、
従来方式では0次ホールド区間が結果的に無音区間にな
ってしまうため、かえって違和感が生じてしまう。ま
た、パケット欠落時の先頭と最終尾の2ケ所波形的に不
連続になってしまうため、音質変化が2ケ所発生する可
能性がある。
いて、低ビットレート音声符号化方式等の場合、フレー
ム処理を行うため1パケット長を長くする必要があり、
従来方式では0次ホールド区間が結果的に無音区間にな
ってしまうため、かえって違和感が生じてしまう。ま
た、パケット欠落時の先頭と最終尾の2ケ所波形的に不
連続になってしまうため、音質変化が2ケ所発生する可
能性がある。
【0005】本発明の課題は、音声パケット通信におい
て、パケット廃棄時にパケット補正を行い、音声再生信
号の品質を確保することができるパケット信号欠落補正
回路を提供することである。
て、パケット廃棄時にパケット補正を行い、音声再生信
号の品質を確保することができるパケット信号欠落補正
回路を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、遅延回
路、無音/廃棄検出回路、および遅延制御回路を有し、
通常は1パケット分の信号を前記遅延回路を介して受信
し、前記無音/廃棄検出回路が廃棄パケットを検出した
場合、検出されてから1パケット後に前記遅延制御回路
によって前記遅延回路の出力からの直接入力されたパケ
ット信号に切り替えることによって、前記廃棄パケット
をスキップし、信号の欠落を補正することを特徴とする
パケット信号欠落補正回路が得られる。
路、無音/廃棄検出回路、および遅延制御回路を有し、
通常は1パケット分の信号を前記遅延回路を介して受信
し、前記無音/廃棄検出回路が廃棄パケットを検出した
場合、検出されてから1パケット後に前記遅延制御回路
によって前記遅延回路の出力からの直接入力されたパケ
ット信号に切り替えることによって、前記廃棄パケット
をスキップし、信号の欠落を補正することを特徴とする
パケット信号欠落補正回路が得られる。
【0007】さらに、本発明によれば、パケット廃棄が
発生後、初めて無音パケットを受信した次のパケットの
先頭で、前記遅延制御回路によって、パケット信号から
前記遅延回路に切り替えることによって、次のパケット
廃棄を補正するための遅延時間を確保することを特徴と
するパケット信号欠落補正回路が得られる。
発生後、初めて無音パケットを受信した次のパケットの
先頭で、前記遅延制御回路によって、パケット信号から
前記遅延回路に切り替えることによって、次のパケット
廃棄を補正するための遅延時間を確保することを特徴と
するパケット信号欠落補正回路が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のパケット信号欠落補正回
路を用いて、廃棄パケットを廃棄補償する方式について
説明する。図1にブロック図、図2,4にタイムチャー
ト、図3に出力波形を示す。本パケット補正回路は、図
1に示したように遅延回路1、遅延制御回路3、無音/
廃棄検出回路2で構成されている。
路を用いて、廃棄パケットを廃棄補償する方式について
説明する。図1にブロック図、図2,4にタイムチャー
ト、図3に出力波形を示す。本パケット補正回路は、図
1に示したように遅延回路1、遅延制御回路3、無音/
廃棄検出回路2で構成されている。
【0009】図2のタイムチャートに示すようにパケッ
トに廃棄発生を検出してから1パケット後に、遅延制御
回路3によって、遅延回路1の出力からの直接入力さ
れたパケット信号に切え替ることによって、廃棄パケ
ットをスキップし、信号の欠落を補正する。
トに廃棄発生を検出してから1パケット後に、遅延制御
回路3によって、遅延回路1の出力からの直接入力さ
れたパケット信号に切え替ることによって、廃棄パケ
ットをスキップし、信号の欠落を補正する。
【0010】図3に廃棄補正した場合の出力波形を示
す。従来方式では、音声パケット欠落区間中無音になっ
てしまうため、パケット長が長い場合には違和感が生じ
る。また、出力波形では、2ケ所の不連続点(★の所)
が発生することになる。しかしながら、本方式の場合、
波形の不連続点(☆の所)は1ケ所なので、不連続点で
の音質変化を最小限に抑えることができる。
す。従来方式では、音声パケット欠落区間中無音になっ
てしまうため、パケット長が長い場合には違和感が生じ
る。また、出力波形では、2ケ所の不連続点(★の所)
が発生することになる。しかしながら、本方式の場合、
波形の不連続点(☆の所)は1ケ所なので、不連続点で
の音質変化を最小限に抑えることができる。
【0011】図4に示すように、パケット廃棄が発生
後、初めて無音パケットを受信した次のパケットの先頭
で、遅延制御回路3によって、パケット信号から遅延
回路に切え替る(廃棄が起こる前の状態に戻す)こと
によって、次のパケット廃棄を補正するための遅延時間
を確保する。ここで、無音パケット区間は一般的に疑似
背景雑音等を出力するため、疑似雑音出力が1パケット
分長くはなるが、音質的には全く影響がない。
後、初めて無音パケットを受信した次のパケットの先頭
で、遅延制御回路3によって、パケット信号から遅延
回路に切え替る(廃棄が起こる前の状態に戻す)こと
によって、次のパケット廃棄を補正するための遅延時間
を確保する。ここで、無音パケット区間は一般的に疑似
背景雑音等を出力するため、疑似雑音出力が1パケット
分長くはなるが、音質的には全く影響がない。
【0012】有音区間中に、再び、廃棄が発生する場合
も考えられるが、一般的な電話伝送路システムで起こり
うる確率は無視できる程度である。仮に発生した場合
は、例えば、廃棄直前のパケットにて補う等の方式を用
いることで回避することも可能である。
も考えられるが、一般的な電話伝送路システムで起こり
うる確率は無視できる程度である。仮に発生した場合
は、例えば、廃棄直前のパケットにて補う等の方式を用
いることで回避することも可能である。
【0013】本実施の形態によれば無音パケット受信時
に次の有音区間で起こりうる廃棄を補正するために1パ
ケット分の遅延時間を確保できる。
に次の有音区間で起こりうる廃棄を補正するために1パ
ケット分の遅延時間を確保できる。
【0014】又、従来方式では廃棄中に無音区間が発生
するが本方式ではこれが生じない。また、波形の不連続
点が1ケ所なので、この時の音質の変化を最小限にする
ことができる。
するが本方式ではこれが生じない。また、波形の不連続
点が1ケ所なので、この時の音質の変化を最小限にする
ことができる。
【0015】又、本実施の形態では1パケット分の処理
遅延時間が発生するが、元々、音声信号をパケット化及
び分離するため、処理遅延時間は大きいので、1パケッ
ト分程度の遅延は問題にならない。
遅延時間が発生するが、元々、音声信号をパケット化及
び分離するため、処理遅延時間は大きいので、1パケッ
ト分程度の遅延は問題にならない。
【0016】尚、本回路は音声パケット以外にも、デー
タ数が固定された音声セル通信に応用することも可能で
ある。
タ数が固定された音声セル通信に応用することも可能で
ある。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、遅延回路と遅延制御回
路により、有音区間中に起こるパケット廃棄に対してパ
ケット信号を補正することによって廃棄時に発生する雑
音を回避することができる。
路により、有音区間中に起こるパケット廃棄に対してパ
ケット信号を補正することによって廃棄時に発生する雑
音を回避することができる。
【0018】又、本発明によれば、雑音発生を最小限に
抑えることができる。
抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声パケット信号欠落補正回路の構成
を示したブロック図である。
を示したブロック図である。
【図2】パケットに廃棄発生が生じた時におけるタイム
チャート図である。
チャート図である。
【図3】本発明の補正回路を適用した場合における出力
音声波形図である。
音声波形図である。
【図4】有音から無音時におけるタイムチャートであ
る。
る。
【図5】従来のパケット廃棄発生時におけるタイムチャ
ート図である。
ート図である。
【図6】従来方式における出力音声波形図である。
1 遅延回路 2 無音/廃棄検出回路 3 遅延制御回路
Claims (2)
- 【請求項1】 遅延回路、無音/廃棄検出回路、および
遅延制御回路を有し、通常は1パケット分の信号を前記
遅延回路を介して受信し、前記無音/廃棄検出回路が廃
棄パケットを検出した場合、検出されてから1パケット
後に前記遅延制御回路によって前記遅延回路の出力から
の直接入力されたパケット信号に切り替えることによっ
て、前記廃棄パケットをスキップし、信号の欠落を補正
することを特徴とするパケット信号欠落補正回路。 - 【請求項2】 パケット廃棄が発生後、初めて無音パケ
ットを受信した次のパケットの先頭で、前記遅延制御回
路によって、パケット信号から前記遅延回路に切り替え
ることによって、次のパケット廃棄を補正するための遅
延時間を確保することを特徴とする請求項1記載のパケ
ット信号欠落補正回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18029796A JPH1028138A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | パケット信号欠落補正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18029796A JPH1028138A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | パケット信号欠落補正回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1028138A true JPH1028138A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16080752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18029796A Pending JPH1028138A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | パケット信号欠落補正回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1028138A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008048435A (ja) * | 2007-09-18 | 2008-02-28 | Ricoh Co Ltd | Ip端末装置 |
-
1996
- 1996-07-10 JP JP18029796A patent/JPH1028138A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008048435A (ja) * | 2007-09-18 | 2008-02-28 | Ricoh Co Ltd | Ip端末装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040323 |