JPH10281362A - ポリエチレン管を接続するための継手構造 - Google Patents

ポリエチレン管を接続するための継手構造

Info

Publication number
JPH10281362A
JPH10281362A JP9084832A JP8483297A JPH10281362A JP H10281362 A JPH10281362 A JP H10281362A JP 9084832 A JP9084832 A JP 9084832A JP 8483297 A JP8483297 A JP 8483297A JP H10281362 A JPH10281362 A JP H10281362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
polyethylene
polyethylene pipe
pipe
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9084832A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Nozaki
日出男 野崎
Teruaki Fujimaki
輝明 藤巻
Mitsuyoshi Hoshino
光義 星野
Isao Saito
功 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd, Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP9084832A priority Critical patent/JPH10281362A/ja
Publication of JPH10281362A publication Critical patent/JPH10281362A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00Joints with sleeve or socket
    • F16L21/08Joints with sleeve or socket with additional locking means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00Joints with sleeve or socket
    • F16L21/02Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings
    • F16L21/04Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings in which sealing rings are compressed by axially-movable members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L47/00Connecting arrangements or other fittings specially adapted to be made of plastics or to be used with pipes made of plastics
    • F16L47/06Connecting arrangements or other fittings specially adapted to be made of plastics or to be used with pipes made of plastics with sleeve or socket formed by or in the pipe end

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】現場での接続作業量および作業負担が少なく、
不等沈下などを吸収することのできる簡易な構造でポリ
エチレン管と鋳鉄管を接続することができる継手構造を
提供する。 【解決手段】 ポリエチレン管を接続するための継手構
造は、ポリエチレン管と一端で接続するための継手本体
と、その継手本体の受口段部にメカニカル接続部を持っ
たもので、ポリエチレン管の継手本体に挿入する端部外
周に、内面に歯部を形成するとともに外面にポリエチレ
ン管の前記端部に行くに従い口径の大きくなったテーパ
面を形成したロックリングを装着し、このロックリング
外周には、テーパ外面よりも口径の小さなテーパ内面を
形成したカラーリングを圧入して、ロックリングの先端
の外周部がカラーリングから覗くようにするとともに、
ポリエチレン管はロックリングとメカニカル接続部との
間に引抜け代を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にガス用の埋設
配管で利用されるポリエチレン管と鋳鉄管を接続するた
めの継手構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、エレクトロフュージョン継手の普
及にともなってポリエチレン管と既存の鋳鉄管(ガス用
支管)とを接続するための継手が必要とされてきてい
る。
【0003】従来、このようなポリエチレン管と鋳鉄管
(例えばJISG5526にあるダクタイル鋳鉄管)を
接続するための継手としては例えば図6に示すものがあ
る。このものはポリエチレン管8と鋳鉄管10とを接続
するものであるが、その構造は、ポリエチレン製短管9
0(450mm程度)と、一端にこのポリエチレン製短
管90を受け入れる受口75を有し、この受口75の内
周面に凹凸部71とOリング73を収容するOリング溝
72を形成し、他端にはダクタイル鋳鉄管10のメカニ
カル接続部と係合する環状の凸部74を形成した鉄管7
0と、上記ポリエチレン製短管90の内周面にはめてそ
の端部外周面を前記鉄管70の凹凸部側に拡管させる鋼
製のスティフナー80とからなる継手である。
【0004】従ってこの継手は、上記鉄管70の受口7
5内にポリエチレン製短管90を挿入し、ポリエチレン
製短管90の端部から予め挿入しておいたスティフナー
80を油圧治具を用いて圧入する。こうしてポリエチレ
ン製短管90の端部を拡径して凹凸内周面71に食い込
ませ両者を接続してポリエチレン管8と鋳鉄管10を接
続するための継手となすものであった。
【0005】そして、この継手を用いてポリエチレン管
8とダクタイル鋳鉄管10を接続するには、図6にある
ようにダクタイル鋳鉄管10側は、まず角ゴム輪7、丸
ゴム輪6およびバックアップリング5(一部が切り欠い
てある)をこの順に鉄管70の凸部74の付いた側から
通してこの鉄管に装着する。次に角ゴム輪7の端面に押
輪15のリブ部分16を押し当てるとともに軸方向のボ
ルト、ナット17、18を締結孔14に通し締め付け
て、いわゆるメカニカル接続を行う。他方、ポリエチレ
ン管8側は、既存のエレクトロフュージョン継手9を用
いて、ポリエチレン製短管90と定尺もの(通常小口径
サイズでは5m、大口径サイズでは5.5m)のポリエ
チレン管8とを電気融着接続するというものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように上記従来
の継手では、接続現場においてメカニカル接続と電気融
着接続という2つの接続作業を行う必要があり、現場作
業での作業量が多く面倒であるという問題があった。
【0007】また、通常この種の接続は大口径(4イン
チ以上)のものを取り扱うことになるので、ダクタイル
鋳鉄管10と鉄管70もそれ自体が重く、かなりの重量
物を扱う作業となり、作業者の負担は多大なものになる
という問題があった。
【0008】また、ポリエチレン製短管90と鉄管70
との接続作業については予め工場内で行うとしても特別
に拡管治具装置が必要であるし、加工をした上で煩雑な
作業を行うのでコストもかさむという問題がある。
【0009】既設のダクタイル鋳鉄管10が施設されて
いるところに新しいポリエチレン管8を接続するには、
ポリエチレン製短管90と鉄管70の接続したものを現
場に持っていって接続することになるが、それらの寸法
がきっちりと合う必要がある。その寸法を合わせるため
に、ポリエチレン管8あるいはポリエチレン製短管90
の長さを調節することになるが、大口径になると切断を
行うのも困難で、正確に寸法を合わせることは更に難し
くなる。
【0010】また、ポリエチレン管は大きな力がかかっ
たときには伸びるので、耐震性が大きく地盤沈下(不等
沈下)にも効果があるといわれている。しかし、不等沈
下などの時に接続部分に対して管が摺動することができ
れば、その不等沈下などを吸収することができる。
【0011】従って本発明は、現場での接続作業量およ
び作業負担が少なく、簡易な構造でポリエチレン管と鋳
鉄管を接続することができる継手構造を提供することを
目的とする。
【0012】また、本発明は配管現場での寸法取りが容
易で配管作業がし易く、不等沈下などを吸収することの
できる継手構造を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のポリエチレン管
を接続するための継手構造は、ポリエチレン管と一端で
接続するための継手本体と、その継手本体の受口段部に
メカニカル接続部を持ったもので、このメカニカル接続
部は、受口段部の奥側から順に装着したバックアップリ
ング、丸ゴム輪、角ゴム輪とからなるシール部材と、角
ゴム輪に当接する押輪と、この押輪と継手本体とを接続
する締結部材とを有し、ポリエチレン管をメカニカル接
続部に挿入し前記締結部材で前記シール部材を継手本体
の受口段部の奥側に押圧するようになった継手構造にお
いて、継手本体に挿入するポリエチレン管の端部外周
に、内面に歯部を形成するとともに外面にポリエチレン
管の前記端部に行くに従い口径の大きくなったテーパ面
を形成したロックリングを装着し、このロックリング外
周には、テーパ外面に当接するテーパ内面を形成したカ
ラーリングを圧入するとともに、ポリエチレン管はロッ
クリングとシール部材の間に引抜け代を有することを特
徴とする。
【0014】また、前記圧入したカラーリングの端面に
はストッパーリングを装着し、ポリエチレン管の外周に
ねじ止めすることができる。前記カラーリングとストッ
パーリングは一体の部品で構成することができる。前記
ロックリングは、リングの一部が切り欠いてあり、前記
カラーリングの押圧にともなって径方向にも縮径し易く
してあることが望ましい。ポリエチレン管の前記継手本
体の内部に挿入される部分の内部には、ポリエチレン管
の剛性を上げるために鋼などで出来た円筒状のスティフ
ナーを圧入しておくことが望ましい。
【0015】
【作用】以上のように本発明の継手構造は、バックアッ
プリングと丸ゴム輪および角ゴム輪からなるシール部材
と押輪およびボルト、ナット等の締結部材によるメカニ
カル接続構造を用いて直接ポリエチレン管を接続できる
ようにしたものであるが、特に、そのポリエチレン管の
引抜き変位を引抜け代で吸収して、更に大きな引抜け力
がかかったときに、ロックリングとカラーリングの組み
合わせにより吸収してその上に大きな耐力が出せるよう
にしたことが特徴的である。
【0016】すなわち、締結部材による押輪の締め込み
により角ゴム輪、丸ゴム輪、バックアップリングはそれ
ぞれ奥側に押され、角ゴム輪と丸ゴム輪はポリエチレン
管外周面に強く密着してシールを達成する。ポリエチレ
ン管あるいは鋳鉄管に大きな引抜き力がかかったとき
に、まずポリエチレン管に付けられた引抜け代だけ伸び
ることができる。更にポリエチレン管が引抜かれようと
するとメカニカル接続部のバックアップリングがカラー
リングあるいはカラーリング端部のストッパーリングを
押して変位させて、カラーリングはロックリングのテー
パー面に沿って押し進みロックリングを斜め下方に押し
付けるから、ロックリングの歯部がポリエチレン管に強
く食い込み固定される。よって、それ以上ポリエチレン
管に引抜きの力が加わってもロックリングとカラーリン
グが係止突起部の働きをなし引抜きが阻止される。また
このとき、テーパ面が作用して歯部は一層深く食い込ん
で抜けることはない。
【0017】また、ポリエチレン管の長さが必要とする
長さよりも長い場合でも、その余分な長さを継手本体の
内部に吸収させることが出来るので、それを引抜け代と
して用いることができる。
【0018】なお、ロックリングの一部に切り欠けを設
けると縮径量が大きく食い込みが深くて引抜け阻止機能
が増す。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照して説明する。図1は一実施例を示す継手構造の上
部半断面図で、ポリエチレン管と継手本体を接続した状
態を示している。図2はロックリングの正面図、図3は
同じくロックリングの断面図、図4はカラーリングの断
面図である。なお、図5は本発明の他の実施例としてポ
リエチレン管と鋳鉄管を継手本体に接続したものを上半
分を断面で示した正面図である。
【0020】図1〜4を参照して、本実施例は既設のダ
クタイル鋳鉄管10に新設のポリエチレン管8を接続す
る例を示しており、ダクタイル鋳鉄管10のメカニカル
接続部及びその部材は従来のものを継手本体1として使
用している。ダクタイル鋳鉄管10には、その端部にフ
ランジ状の締結部11を備えており、ここには周方向均
等間隔に4〜10個のボルト締結孔14が設けてある。
受口段部12内には奥側から順にバックアップリング5
(ポリアミド樹脂製等)、丸ゴム輪6、角ゴム輪7を配
置できるようになっている。
【0021】押輪15も従来と同様のもので、上記鋳鉄
管10の締結部11と同様にボルト締結孔14が設けら
れており、リブ部分16で角ゴム輪7等を押し付けるよ
うになっている。この図では、角ゴム輪7と押輪15の
間にリテーナ部材(座金)が示されていないがそれを付
けることができる。
【0022】ボルト17は一端に(図面では左側)T字
状の頭部分を有し、これを締結部11に引っ掛けて、他
端をナット18で締め上げ締結するようになっている。
ポリエチレン管8は、その端部に鋼製のスティフナー8
bを打ち込み剛性を高めている。なお、ポリエチレン管
は同口径でも鋳鉄管よりも外径寸法が若干小さいので、
既設の鋳鉄管用の部品を共通化した場合、上記角ゴム輪
7等のシール部材との間に隙間が生じることになる。こ
の隙間は、通常押輪15の締め付けによる角ゴム輪7及
び丸ゴム輪6の変形で吸収できるが、寸法のばらつきに
よっては締付時に角ゴム輪7がねじれるように回転する
可能性があるので、これを防止するためにリテーナ部材
である座金を介在させておくことが望ましい。
【0023】ロックリング2は、図2、図3に示すよう
にリング状であるが、ここではその一部2cを切り欠い
て伸縮自在としている。内面にはのこぎり状の鋭利な歯
部2aを3〜5個程度形成している。なお、これは螺旋
状の突状歯部に形成してもよい。外面は10°〜13°
程度、ここでは11°のテーパ外面2bに形成してい
る。なお、材質は銅合金等の金属製とすることが望まし
いが、強度的に満足されればポリアセタール等の合成樹
脂でもよい。
【0024】カラーリング3は、図4のようにその内面
をロックリング2のテーパ外面2bに沿ったテーパ内面
3bを形成している。テーパ角度は一致させてもよい
が、テーパ内面3bの径を小さくすることが望ましい。
また、材質はロックリング同様金属製あるいは合成樹脂
製とする。次にこの継手を用いてポリエチレン管8とダ
クタイル鋳鉄管10を接続する手順について説明する。
【0025】まず接続現場において定尺のポリエチレン
管8にスティフナー8bを打ち込み、端部から角ゴム輪
7、丸ゴム輪6、バックアップリング5の順に差し込
み、これらを所定位置に調節する。次にストッパーリン
グ4、カラーリング3、ロックリング2を管端部に装着
する。ロックリング2はポリエチレン管8の端部に装着
するが、カラーリング3は力を加えないとロックリング
2の上に完全には乗らないので、万力などでロックリン
グ2の上に押し上げ、ロックリング2の歯部2aがポリ
エチレン管に少し食い込むようにして、カラーリング3
の端部にロックリング2の先端の外周部2dが少し(約
5mm)覗くようにしておく。カラーリング3がロック
リング2から外れないようにその端面部にストッパーリ
ング4を付けてねじでポリエチレン管に固定しておくと
よい。なお、ここではカラーリング3とストッパーリン
グ4を別体で形成したが、両者を一体的に形成すること
もできる。
【0026】このポリエチレン管8を鋳鉄管10の受口
段部12内に差し込み、ロックリングとシール部材の間
に引抜け代8aを持たせた上で、バックアップリング5
を受口段部12の奥テーパ面に突き当て、押輪15をセ
ットしてボルト、ナット17、18によって押輪15を
均等に締め付ける。このようにすることによって角ゴム
輪7、丸ゴム輪6及びバックアップリング5はそれぞれ
の奥側に押され、角ゴム輪7と丸ゴム輪6は継手本体1
の受口段部12とポリエチレン管8の空間を密封し、ポ
リエチレン管外周面に強く密着してシールが達成され
る。
【0027】この継手本体1あるいはポリエチレン管8
に、不等沈下などによって引抜け力がかかったときに、
継手構造部分は相対的に伸びる。引抜け変位の大きさに
応じて、ポリエチレン管8の管端のロックリング2とシ
ール部材の間の引抜け代8aの適当な位置まで伸びてそ
こで安定する。更に大きな変位が働いた場合、その変位
の大きさに応じて、カラーリング3あるいはその端面部
のストッパーリング4とシール部材がお互いに押し合う
位置まで伸びる。そこでカラーリング3が更にロックリ
ング2の上に押されていくので、ロックリング2は斜め
下方に押し付けられて、ロックリングの歯部2aがポリ
エチレン管に強く食い込んで固定される。
【0028】本発明のポリエチレン管を接続するための
継手構造を、上に述べたように継手本体1が鋳鉄管10
のフランジ継手の付いた端部で、ポリエチレン管を接続
する一端の受口段部12にメカニカル接続部を有するも
のとして説明した。しかし、継手本体の他端に鋳鉄管を
受け入れるための受口段部を有するものにも本発明を適
用できる。
【0029】この後者の場合を図5に示した。ここで継
手本体1bはその両端に受口段部12を有していて、そ
の外側にフランジが付いている。この継手本体1bに接
続されている右側の管はポリエチレン管8であり、ポリ
エチレン管8の管端部の内部に鋼製のスティフナー8b
を打ち込み剛性を高めている。また左側の管はダクタイ
ル鋳鉄管10である。継手本体1bとポリエチレン管8
の接続されている側では、受口段部12にメカニカル接
続部、また鋳鉄管10との接続している側にも受口段部
12にメカニカル接続部を持っている。これらのメカニ
カル接続部は既に述べたものと同じ様な構造をしてい
る。
【0030】ポリエチレン管8はその端部にロックリン
グ2、その上に少し被さるようにカラーリング3が、ま
たカラーリング3の端面にストッパーリング4がねじで
取り付けられている。鋳鉄管10は従来と同様に端部に
ストッパーが溶接などで取り付けられている。ここで、
ポリエチレン管8はストッパーリング4とメカニカル接
続部のバックアップリング5の間に100Aの管の場合
で25mm程度の引抜け代8aを設けている。鋳鉄管も
メカニカル接続部とストッパーの間に引抜け代を設けて
いる。これらの引抜け代の働きについては既に述べたこ
とと同じなのでその説明は、省略する。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明の継手構造は、鋳鉄
管メカニカル接続構造に新規の係止部構造と引抜け代を
設けることによって、直接にポリエチレン管を接続する
ことが出来るようになった。また、地震や不等沈下など
によって継手やポリエチレン管などに引抜け力が作用し
た場合に、その変位を吸収することが出来る上に、変位
した後には更に引抜け阻止力が大きくなる。よって、従
来のようなエレクトロフュージョン継手と電気融着作業
の必要が無くなり、従来に比べ接続作業は半減された。
軽量で扱いやすいものになり現場での作業負担が軽減さ
れた。また、地盤変動なども吸収できるので、安全性も
向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すポリエチレン管と鋳鉄
管の継手構造の半断面図である。
【図2】本実施例のロックリングの正面図である。
【図3】図2のロックリングの断面図である。
【図4】本実施例のカラーリングの断面図である。
【図5】本発明の他の実施例の継手構造の部分断面図で
ある。
【図6】従来のポリエチレン管と鋳鉄管を接続する継手
構造を示した半断面図である。
【符号の説明】
1、1b 継手本体 2 ロックリング 2a 歯部 2b テーパ外面 2c 切り欠き部 2d 先端の外周部 3 カラーリング 3b テーパ内面 4 ストッパーリング 5 バックアップリング 6 丸ゴム輪 7 角ゴム輪 8 ポリエチレン管 8a 引抜け代 8b スティフナー 9 エレクトロフュージョン継手 10 ダクタイル鋳鉄管 11 締結部 12 受口段部 14 ボルト締結孔 15 押輪 16 リブ部 17 ボルト 18 ナット 70 鉄管 71 凹凸内周面 72 Oリング溝 73 Oリング 74 凸部 90 ポリエチレン製短管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 光義 埼玉県浦和市文蔵四丁目18番15号 (72)発明者 斎藤 功 神奈川県川崎市高津区末長1318番地 溝の 口南パークホームズ504

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエチレン管と一端で接続するための
    継手本体と、その継手本体の受口段部にメカニカル接続
    部を持ったもので、 このメカニカル接続部は、受口段部の奥側から順に装着
    したバックアップリング、丸ゴム輪、角ゴム輪とからな
    るシール部材と、角ゴム輪に当接する押輪と、この押輪
    と継手本体とを接続する締結部材とを有し、ポリエチレ
    ン管をメカニカル接続部に挿入し前記締結部材で前記シ
    ール部材を継手本体の受口段部の奥側に押圧するように
    なった継手構造において、 継手本体に挿入するポリエチレン管の端部外周に、内面
    に歯部を形成するとともに外面にポリエチレン管の前記
    端部に行くに従い口径の大きくなったテーパ面を形成し
    たロックリングを装着し、 このロックリング外周には、テーパ外面に当接するテー
    パ内面を形成したカラーリングを圧入するとともに、 ポリエチレン管はロックリングとシール部材の間に引抜
    け代を有することを特徴とするポリエチレン管を接続す
    るための継手構造。
  2. 【請求項2】 前記圧入したカラーリングの端面にはス
    トッパーリングを装着し、ポリエチレン管の外周にねじ
    止めしてあることを特徴とする請求項1記載のポリエチ
    レン管を接続するための継手構造。
  3. 【請求項3】 前記ロックリングは、リングの一部が切
    り欠いてあり、前記カラーリングの押圧にともなって径
    方向にも縮径し易くしたことを特徴とする請求項1また
    は2記載のポリエチレン管を接続するための継手構造。
JP9084832A 1997-04-03 1997-04-03 ポリエチレン管を接続するための継手構造 Pending JPH10281362A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9084832A JPH10281362A (ja) 1997-04-03 1997-04-03 ポリエチレン管を接続するための継手構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9084832A JPH10281362A (ja) 1997-04-03 1997-04-03 ポリエチレン管を接続するための継手構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10281362A true JPH10281362A (ja) 1998-10-23

Family

ID=13841762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9084832A Pending JPH10281362A (ja) 1997-04-03 1997-04-03 ポリエチレン管を接続するための継手構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10281362A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011220443A (ja) * 2010-04-09 2011-11-04 Hitachi Metals Ltd 多層管用管継手

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011220443A (ja) * 2010-04-09 2011-11-04 Hitachi Metals Ltd 多層管用管継手

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6474910B2 (en) Rockbolt assembly
JP4939826B2 (ja) 管継手の組立て方法
US4650223A (en) Hose joint
JPH10132168A (ja) ポリエチレン管と鋳鉄管を接続するための継手構造
JPH11311379A (ja) 補強金具
JPH0830547B2 (ja) 管継手
JPH10281362A (ja) ポリエチレン管を接続するための継手構造
JPH10122466A (ja) 管継手の耐震構造
JP2001021076A (ja) 管継手
JP4082554B2 (ja) 管継手用押輪および管継手
JPH11108266A (ja) ポリエチレン管接続用継手
JP3429611B2 (ja) 流体管連結用伸縮流体管
KR100393349B1 (ko) 삽입구에돌출부를보유하는관과그돌출부의형성방법
JP2003014174A (ja) 導管接続装置
JP2534967Y2 (ja) 鋼管接続用のメカニカル継手装置
JPH09196255A (ja) ポリエチレン管と鋳鉄管を接続するための継手
JP2698274B2 (ja) 離脱防止継手
JP3602362B2 (ja) セグメントの雄継手具
JP2002054772A (ja) 管継手構造
JP4140869B2 (ja) 管継手
JP2000028056A (ja) 樹脂管接続用管継手
JPH10122456A (ja) 管継手の耐震構造
JPH08233171A (ja) 離脱防止管継手とその接合方法
JP3278578B2 (ja) 耐震管継手およびこの耐震管継手を用いた継ぎ輪
JPH022143Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060509

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060912