JPH10281008A - 圧縮天然ガス自動車の燃料圧力警報装置 - Google Patents
圧縮天然ガス自動車の燃料圧力警報装置Info
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- JPH10281008A JPH10281008A JP9102574A JP10257497A JPH10281008A JP H10281008 A JPH10281008 A JP H10281008A JP 9102574 A JP9102574 A JP 9102574A JP 10257497 A JP10257497 A JP 10257497A JP H10281008 A JPH10281008 A JP H10281008A
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- valve
- fuel
- pressure
- natural gas
- compressed natural
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/30—Use of alternative fuels, e.g. biofuels
Abstract
(57)【要約】
【課題】 異常の発生を運転者に報知し続けることによ
り、適切な異常処置を速やかにとることができるように
して圧縮天然ガス自動車の安全性を向上させる。 【解決手段】 圧縮天然ガスの貯溜容器からエンジンに
至る燃料配管１に主止弁２および燃料遮断弁３を設け、
燃料遮断弁３の二次側に高圧減圧弁４を介して低圧減圧
弁５を接続する。両減圧弁４、５で挟まれた被保護部分
の燃料ガスの圧力が所定値より高くなったときに主止弁
２または燃料遮断弁３の少なくとも一方およびコントロ
ールユニット８のメモリ８ａに閉止信号を供給する圧力
センサ７を設ける。メモリ８ａに閉止信号が記憶されて
いるときに警報具９を作動させるドライバ８ｂをコント
ロールユニット８に設け、メモリ８ａの記憶内容を手動
で消去するリセット手段１０を設けたことにより、圧力
センサ７から閉止信号が出力されたときに高圧ガスの供
給を中断し、異常の発生を運転者に確実に報知するよう
にした。
り、適切な異常処置を速やかにとることができるように
して圧縮天然ガス自動車の安全性を向上させる。 【解決手段】 圧縮天然ガスの貯溜容器からエンジンに
至る燃料配管１に主止弁２および燃料遮断弁３を設け、
燃料遮断弁３の二次側に高圧減圧弁４を介して低圧減圧
弁５を接続する。両減圧弁４、５で挟まれた被保護部分
の燃料ガスの圧力が所定値より高くなったときに主止弁
２または燃料遮断弁３の少なくとも一方およびコントロ
ールユニット８のメモリ８ａに閉止信号を供給する圧力
センサ７を設ける。メモリ８ａに閉止信号が記憶されて
いるときに警報具９を作動させるドライバ８ｂをコント
ロールユニット８に設け、メモリ８ａの記憶内容を手動
で消去するリセット手段１０を設けたことにより、圧力
センサ７から閉止信号が出力されたときに高圧ガスの供
給を中断し、異常の発生を運転者に確実に報知するよう
にした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は圧縮天然ガス自動車
の燃料圧力警報装置に係り、特に、高圧減圧弁の異常の
発生を運転者に報知して異常処置を速やかにとることが
できるようにした燃料圧力警報装置に関するものであ
る。
の燃料圧力警報装置に係り、特に、高圧減圧弁の異常の
発生を運転者に報知して異常処置を速やかにとることが
できるようにした燃料圧力警報装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】圧縮天然ガスを燃料としてエンジンに供
給するようにした圧縮天然ガス自動車の安全性を確保す
るために、従来では図２に示したように、圧縮天然ガス
を貯溜する図示しない容器から同じく図示しないエンジ
ンに至る燃料配管１に主止弁２および燃料遮断弁３を設
け、燃料遮断弁３の二次側に高圧減圧弁４を介して低圧
減圧弁５を接続していた。
給するようにした圧縮天然ガス自動車の安全性を確保す
るために、従来では図２に示したように、圧縮天然ガス
を貯溜する図示しない容器から同じく図示しないエンジ
ンに至る燃料配管１に主止弁２および燃料遮断弁３を設
け、燃料遮断弁３の二次側に高圧減圧弁４を介して低圧
減圧弁５を接続していた。
【０００３】そして、前記両減圧弁４、５の間に逃がし
弁６を介装することにより、両減圧弁４、５で挟まれた
被保護部分の圧力が所定値より高くなったときに逃がし
弁６を自動的に作動させて燃料ガスを放出するようにし
たもの、または、図３に示したように、両減圧弁４、５
の間に圧力センサ７を介装することにより、両減圧弁
４、５で挟まれた被保護部分の圧力が所定値より高くな
ったときに圧力センサ７から主止弁２または燃料遮断弁
３の一方もしくは両方に閉止信号を供給して当該弁を閉
止させて高圧ガスの供給を中断するようにした安全装置
を用いていた。
弁６を介装することにより、両減圧弁４、５で挟まれた
被保護部分の圧力が所定値より高くなったときに逃がし
弁６を自動的に作動させて燃料ガスを放出するようにし
たもの、または、図３に示したように、両減圧弁４、５
の間に圧力センサ７を介装することにより、両減圧弁
４、５で挟まれた被保護部分の圧力が所定値より高くな
ったときに圧力センサ７から主止弁２または燃料遮断弁
３の一方もしくは両方に閉止信号を供給して当該弁を閉
止させて高圧ガスの供給を中断するようにした安全装置
を用いていた。
【０００４】しかしながら、このような従来の安全装置
の場合は、安全装置が作動したか否かが運転者に知らさ
れないために、高圧減圧弁４の異常などに基づいて燃料
ガスが大気中に放出されることがあり、あるいは、主止
弁２または燃料遮断弁３の少なくとも一方の閉止によっ
て被保護部分の圧力が所定値まで低下すると再び当該弁
が開かれて高圧ガスの供給が再開されるために、故障に
気付かないまま走行してしまう可能性があった。
の場合は、安全装置が作動したか否かが運転者に知らさ
れないために、高圧減圧弁４の異常などに基づいて燃料
ガスが大気中に放出されることがあり、あるいは、主止
弁２または燃料遮断弁３の少なくとも一方の閉止によっ
て被保護部分の圧力が所定値まで低下すると再び当該弁
が開かれて高圧ガスの供給が再開されるために、故障に
気付かないまま走行してしまう可能性があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであって、高圧減圧弁の異常などによ
って被保護部分の燃料ガスの圧力が所定値より高くなっ
た場合は、従来同様に主止弁または燃料遮断弁の少なく
とも一方を閉止作動させて高圧ガスの供給を中断すると
ともに、その旨を運転者に報知し、しかも、人為的にリ
セットするまでこの状態を記憶保持させて適切な異常処
置を速やかにとることができるようにして圧縮天然ガス
自動車の安全性を向上させることを課題としている。
みてなされたものであって、高圧減圧弁の異常などによ
って被保護部分の燃料ガスの圧力が所定値より高くなっ
た場合は、従来同様に主止弁または燃料遮断弁の少なく
とも一方を閉止作動させて高圧ガスの供給を中断すると
ともに、その旨を運転者に報知し、しかも、人為的にリ
セットするまでこの状態を記憶保持させて適切な異常処
置を速やかにとることができるようにして圧縮天然ガス
自動車の安全性を向上させることを課題としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、圧縮天然ガスを貯溜する容器からエンジン
に至る燃料配管に主止弁および燃料遮断弁を設け、燃料
遮断弁の二次側に高圧減圧弁を介して低圧減圧弁を接続
するとともに、両減圧弁の間に介在させた圧力センサを
介して検出した燃料ガスの圧力が所定値より高くなった
ときに前記主止弁または燃料遮断弁の少なくとも一方に
閉止信号を供給して高圧ガスの供給を中断するようにし
た圧縮天然ガス自動車において、前記圧力センサから出
力された閉止信号を記憶するメモリおよび該メモリに閉
止信号が記憶されているときに運転席に設けた警報具を
作動させるドライバを備えたコントロールユニットを設
けるとともに、手動操作により前記メモリの記憶内容を
消去するリセット手段を設けたことを特徴としている。
に本発明は、圧縮天然ガスを貯溜する容器からエンジン
に至る燃料配管に主止弁および燃料遮断弁を設け、燃料
遮断弁の二次側に高圧減圧弁を介して低圧減圧弁を接続
するとともに、両減圧弁の間に介在させた圧力センサを
介して検出した燃料ガスの圧力が所定値より高くなった
ときに前記主止弁または燃料遮断弁の少なくとも一方に
閉止信号を供給して高圧ガスの供給を中断するようにし
た圧縮天然ガス自動車において、前記圧力センサから出
力された閉止信号を記憶するメモリおよび該メモリに閉
止信号が記憶されているときに運転席に設けた警報具を
作動させるドライバを備えたコントロールユニットを設
けるとともに、手動操作により前記メモリの記憶内容を
消去するリセット手段を設けたことを特徴としている。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図に基
づいて詳細に説明する。図１は本発明に係る圧縮天然ガ
ス自動車の燃料圧力警報装置の一実施形態を示す構成図
であり、図２および図３に示した従来例と同一機能を有
する部分には同一の符号を付してその詳細な説明を省略
する。
づいて詳細に説明する。図１は本発明に係る圧縮天然ガ
ス自動車の燃料圧力警報装置の一実施形態を示す構成図
であり、図２および図３に示した従来例と同一機能を有
する部分には同一の符号を付してその詳細な説明を省略
する。
【０００８】本実施形態においては、圧縮天然ガスを貯
溜する図示しない容器から図示しないエンジンに至る燃
料配管１に主止弁２および燃料遮断弁３を設け、燃料遮
断弁３の二次側に高圧減圧弁４を介して低圧減圧弁５を
接続するとともに、両減圧弁４、５の間に圧力センサ７
を設けている。そして、圧力センサ７により検出した両
減圧弁４、５の間の燃料ガスの圧力が所定値より高くな
ったときに前記主止弁２および燃料遮断弁３の両方に閉
止信号を供給して高圧ガスの供給を中断するようにして
いる。
溜する図示しない容器から図示しないエンジンに至る燃
料配管１に主止弁２および燃料遮断弁３を設け、燃料遮
断弁３の二次側に高圧減圧弁４を介して低圧減圧弁５を
接続するとともに、両減圧弁４、５の間に圧力センサ７
を設けている。そして、圧力センサ７により検出した両
減圧弁４、５の間の燃料ガスの圧力が所定値より高くな
ったときに前記主止弁２および燃料遮断弁３の両方に閉
止信号を供給して高圧ガスの供給を中断するようにして
いる。
【０００９】また、上記のように主止弁２および燃料遮
断弁３の制御手段として設けた圧力センサ７から出力さ
れた閉止信号が供給されるコントロールユニット８を設
けている。コントロールユニット８は、前記圧力センサ
７から出力された閉止信号を記憶するメモリ８ａおよび
該メモリ８ａに閉止信号が記憶されているときに運転席
に設けた警報具９を作動させるドライバ８ｂなどにより
構成されている。
断弁３の制御手段として設けた圧力センサ７から出力さ
れた閉止信号が供給されるコントロールユニット８を設
けている。コントロールユニット８は、前記圧力センサ
７から出力された閉止信号を記憶するメモリ８ａおよび
該メモリ８ａに閉止信号が記憶されているときに運転席
に設けた警報具９を作動させるドライバ８ｂなどにより
構成されている。
【００１０】前記ドライバ８ｂは、常時は前記警報具９
を非作動状態に保持させるが、メモリ８ａに閉止信号が
記憶されているときは前記警報具９を連続もしくは断続
的に作動させて異常が発生したことを運転者に報知す
る。なお、警報具９は例えば警報ランプ９ａおよび警報
ブザー９ｂなどで構成されており、視覚および聴覚をも
って異常の発生を運転者に確実に報知する。
を非作動状態に保持させるが、メモリ８ａに閉止信号が
記憶されているときは前記警報具９を連続もしくは断続
的に作動させて異常が発生したことを運転者に報知す
る。なお、警報具９は例えば警報ランプ９ａおよび警報
ブザー９ｂなどで構成されており、視覚および聴覚をも
って異常の発生を運転者に確実に報知する。
【００１１】また、手動操作されるリセット手段１０を
コントロールユニット８に接続することにより、このリ
セット手段１０を操作してコントロールユニット８にリ
セット信号を供給するまでの間は、異常状態が解消され
たとしても前記メモリ８ａの記憶内容を保持させるよう
にしている。なお、リセット手段１０はコントロールユ
ニット８の操作盤あるいは運転席に設けたリセットスイ
ッチなどで構成されるが、自動車のメインスイッチとし
て設けられているキースイッチなどで代用することもで
きる。
コントロールユニット８に接続することにより、このリ
セット手段１０を操作してコントロールユニット８にリ
セット信号を供給するまでの間は、異常状態が解消され
たとしても前記メモリ８ａの記憶内容を保持させるよう
にしている。なお、リセット手段１０はコントロールユ
ニット８の操作盤あるいは運転席に設けたリセットスイ
ッチなどで構成されるが、自動車のメインスイッチとし
て設けられているキースイッチなどで代用することもで
きる。
【００１２】以上のように構成された圧縮天然ガス自動
車の燃料圧力警報装置において、各部に異常が生じてい
ない正常な状態においては圧力センサ７から閉止信号が
出力されない。従って、エンジンの運転状態においては
主止弁２および燃料遮断弁３がともに開弁保持されて高
圧ガスの供給を継続し、警報具９は非作動状態を保持す
る。
車の燃料圧力警報装置において、各部に異常が生じてい
ない正常な状態においては圧力センサ７から閉止信号が
出力されない。従って、エンジンの運転状態においては
主止弁２および燃料遮断弁３がともに開弁保持されて高
圧ガスの供給を継続し、警報具９は非作動状態を保持す
る。
【００１３】ところが、高圧減圧弁４に異常が発生する
などして被保護部分の燃料ガスの圧力が所定の値より高
くなった場合は、圧力センサ７から主止弁２および燃料
遮断弁３に閉止信号が供給されると同時に、コントロー
ルユニット８のメモリ８ａに閉止信号が記憶される。
などして被保護部分の燃料ガスの圧力が所定の値より高
くなった場合は、圧力センサ７から主止弁２および燃料
遮断弁３に閉止信号が供給されると同時に、コントロー
ルユニット８のメモリ８ａに閉止信号が記憶される。
【００１４】主止弁２および燃料遮断弁３に閉止信号が
供給されると、これらの弁２、３がそれぞれ閉止作動す
るために、高圧ガスの供給が中断すされる。このため
に、被保護部分の燃料ガスの圧力がそれ以上は上昇せ
ず、エンジンの運転にともなう消費を受けて被保護部分
の燃料ガスの圧力が次第に低下する。
供給されると、これらの弁２、３がそれぞれ閉止作動す
るために、高圧ガスの供給が中断すされる。このため
に、被保護部分の燃料ガスの圧力がそれ以上は上昇せ
ず、エンジンの運転にともなう消費を受けて被保護部分
の燃料ガスの圧力が次第に低下する。
【００１５】従って、主止弁２および燃料遮断弁３の閉
止に気づかないままエンジンの運転を継続すると、やが
て被保護部分の燃料ガスの圧力が通常の状態に戻される
ために、圧力センサ７から閉止信号が出力されなくな
り、主止弁２および燃料遮断弁３が再び開かれて高圧ガ
スの供給が再開される。
止に気づかないままエンジンの運転を継続すると、やが
て被保護部分の燃料ガスの圧力が通常の状態に戻される
ために、圧力センサ７から閉止信号が出力されなくな
り、主止弁２および燃料遮断弁３が再び開かれて高圧ガ
スの供給が再開される。
【００１６】このために、通常は高圧減圧弁４の異常に
気づかないままエンジンの運転を継続してしまう可能性
がある。しかしながら、上記のようにして圧力センサ７
から出力された閉止信号は、コントロールユニット８の
メモリ８ａに記憶される。そして、メモリ８ａに閉止信
号が記憶されている状態においてはドライバ８ｂが警報
具９を作動させるために、運転者は被保護部分の燃料ガ
スの圧力が設定値より高くなった異常の発生を即座に知
ることができる。
気づかないままエンジンの運転を継続してしまう可能性
がある。しかしながら、上記のようにして圧力センサ７
から出力された閉止信号は、コントロールユニット８の
メモリ８ａに記憶される。そして、メモリ８ａに閉止信
号が記憶されている状態においてはドライバ８ｂが警報
具９を作動させるために、運転者は被保護部分の燃料ガ
スの圧力が設定値より高くなった異常の発生を即座に知
ることができる。
【００１７】また、このような警報具９の作動は、リセ
ット手段１０を手動で操作してメモリ８ａの記憶内容を
人為的に消去するまで継続される。よって、異常の発生
時は故障原因部の特定とエンジンの停止などの適切な異
常処置を速やかにとることができ、圧縮天然ガス自動車
の安全性が高くなる。
ット手段１０を手動で操作してメモリ８ａの記憶内容を
人為的に消去するまで継続される。よって、異常の発生
時は故障原因部の特定とエンジンの停止などの適切な異
常処置を速やかにとることができ、圧縮天然ガス自動車
の安全性が高くなる。
【００１８】上記実施形態においては圧力センサ７から
閉止信号が出力された場合に主止弁２および燃料遮断弁
３をともに閉弁作動させて異常発生時における高圧ガス
の供給を確実に中断させるようにしているが、主止弁２
または燃料遮断弁３のいずれか一方のみを閉止作動させ
るようにしてもよい。なお、主止弁２のみを閉弁作動さ
せるようにした場合は、容器に近い燃料配管１の上流位
置において高圧ガスの供給を中断することができるもの
であり、減圧弁４、５により近い燃料遮断弁３のみを閉
弁作動させるようにした場合は、圧力センサ７から出力
された閉止信号を伝送する電気配線などを短縮すること
ができる利点がある。
閉止信号が出力された場合に主止弁２および燃料遮断弁
３をともに閉弁作動させて異常発生時における高圧ガス
の供給を確実に中断させるようにしているが、主止弁２
または燃料遮断弁３のいずれか一方のみを閉止作動させ
るようにしてもよい。なお、主止弁２のみを閉弁作動さ
せるようにした場合は、容器に近い燃料配管１の上流位
置において高圧ガスの供給を中断することができるもの
であり、減圧弁４、５により近い燃料遮断弁３のみを閉
弁作動させるようにした場合は、圧力センサ７から出力
された閉止信号を伝送する電気配線などを短縮すること
ができる利点がある。
【００１９】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、高圧減圧弁と低圧減圧弁の間の被保護部分の燃
料ガスの圧力が所定値より高くなった場合は、圧力セン
サから閉止信号が出力されて主止弁または燃料遮断弁の
少なくとも一方を閉止させて高圧ガスの供給を中断する
とともに、コントロールユニットのメモリに閉止信号を
記憶保持させて警報具を作動させることができ、しか
も、人為的な操作によってメモリの記憶内容を消去する
までは前記警報具を作動させ続けるようにしたものであ
るから、異常の発生時は故障原因部の特定とエンジンの
停止などの適切な異常処置を速やかにとることができ、
圧縮天然ガス自動車の安全性が高くなる。
よれば、高圧減圧弁と低圧減圧弁の間の被保護部分の燃
料ガスの圧力が所定値より高くなった場合は、圧力セン
サから閉止信号が出力されて主止弁または燃料遮断弁の
少なくとも一方を閉止させて高圧ガスの供給を中断する
とともに、コントロールユニットのメモリに閉止信号を
記憶保持させて警報具を作動させることができ、しか
も、人為的な操作によってメモリの記憶内容を消去する
までは前記警報具を作動させ続けるようにしたものであ
るから、異常の発生時は故障原因部の特定とエンジンの
停止などの適切な異常処置を速やかにとることができ、
圧縮天然ガス自動車の安全性が高くなる。
【図１】本発明に係る圧縮天然ガス自動車の燃料圧力警
報装置の一実施形態を示す構成図である。
報装置の一実施形態を示す構成図である。
【図２】圧縮天然ガス自動車に適用される安全装置の従
来例を示す構成図である。
来例を示す構成図である。
【図３】圧縮天然ガス自動車に適用される安全装置の他
の従来例を示す構成図である。
の従来例を示す構成図である。
１ 燃料配管 ２ 主止弁 ３ 燃料遮断弁 ４ 高圧減圧弁 ５ 低圧減圧弁 ７ 圧力センサ ８ コントロールユニット ８ａ メモリ ８ｂ ドライバ ９ 警報具 ９ａ 警報ランプ ９ｂ 警報ブザー １０ リセット手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｆ０２Ｍ 21/06 Ｆ０２Ｍ 21/06 Ｃ Ｆ１７Ｃ 13/04 ３０１ Ｆ１７Ｃ 13/04 ３０１Ｄ
Claims (1)
- 【請求項１】 圧縮天然ガスを貯溜する容器からエンジ
ンに至る燃料配管に主止弁および燃料遮断弁を設け、燃
料遮断弁の二次側に高圧減圧弁を介して低圧減圧弁を接
続するとともに、両減圧弁の間に介在させた圧力センサ
を介して検出した燃料ガスの圧力が所定値より高くなっ
たときに前記主止弁または燃料遮断弁の少なくとも一方
に閉止信号を供給して高圧ガスの供給を中断するように
した圧縮天然ガス自動車において、前記圧力センサから
出力された閉止信号を記憶するメモリおよび該メモリに
閉止信号が記憶されているときに運転席に設けた警報具
を作動させるドライバを備えたコントロールユニット
と、手動操作により前記メモリの記憶内容を消去するリ
セット手段を設けたことを特徴とする圧縮天然ガス自動
車の燃料圧力警報装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10257497A JP3510449B2 (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 圧縮天然ガス自動車の燃料圧力警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10257497A JP3510449B2 (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 圧縮天然ガス自動車の燃料圧力警報装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10281008A true JPH10281008A (ja) | 1998-10-20 |
| JP3510449B2 JP3510449B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
ID=14331007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10257497A Expired - Fee Related JP3510449B2 (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 圧縮天然ガス自動車の燃料圧力警報装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3510449B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6467466B1 (en) | 1999-07-30 | 2002-10-22 | Fujitsu Ten Limited | Gas leakage detection and fail-safe control method for gas-fueled internal combustion engine and apparatus for implementing the same |
| CN111305978A (zh) * | 2020-02-18 | 2020-06-19 | 哈尔滨工程大学 | 一种带有阶梯供气压力的气体发动机供气装置及其控制方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102913750A (zh) * | 2012-10-17 | 2013-02-06 | 天津华迈燃气装备股份有限公司 | 一种天然气热值计价供气装置 |
-
1997
- 1997-04-04 JP JP10257497A patent/JP3510449B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6467466B1 (en) | 1999-07-30 | 2002-10-22 | Fujitsu Ten Limited | Gas leakage detection and fail-safe control method for gas-fueled internal combustion engine and apparatus for implementing the same |
| CN111305978A (zh) * | 2020-02-18 | 2020-06-19 | 哈尔滨工程大学 | 一种带有阶梯供气压力的气体发动机供气装置及其控制方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3510449B2 (ja) | 2004-03-29 |
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