JPH10279034A - コンベア - Google Patents

コンベア

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JPH10279034A
JPH10279034A JP8845097A JP8845097A JPH10279034A JP H10279034 A JPH10279034 A JP H10279034A JP 8845097 A JP8845097 A JP 8845097A JP 8845097 A JP8845097 A JP 8845097A JP H10279034 A JPH10279034 A JP H10279034A
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明郎 鈴木
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正勝 島村
Mitsuhiro Yamashina
光広 山科
Keiko Toyama
恵子 外山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被搬送物が搬送途中で係止されることを防止
し、かかる被搬送物を整列させた状態で安定して搬送す
ること、さらには、ベルトの交換等のメンテナンスを容
易に行うことを目的とする。 【解決手段】 一対のフレーム1、2が両者間に隙間3
を形成させた状態で横断面視V字状に配されるととも
に、フレーム1、2の上面に、隙間3側の側縁に揃えて
ベルト4、5が掛け渡され、このベルト4、5の駆動に
より隙間3近傍の上側部分を被搬送物Tの搬送路12と
するコンベアであって、ベルト4、5が掛け渡されるフ
レーム1、2が、搬送路12と反対側から延びた支持部
6、7を介して架台15に取り付けられる構成を採用し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス瓶やペット
ボトルの他、棒状体や筒状体などの長物を被搬送物とし
て搬送するコンベアに関し、特に、駆動するベルトが掛
け渡される一対のフレームを、両者間に隙間を形成した
状態で横断面視V字状に配した、いわゆるV型コンベア
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、使用済みガラス瓶の選別装置な
どでは、被搬送物であるガラス瓶を整列させるととも
に、安定して搬送させることが望まれる。従って、駆動
するベルトを掛け渡す一対のフレームを横断面視V字状
に配し、ベルト同士が近接する凹部部分を被搬送物の搬
送路とするV型コンベアがある。さらに、ガラス瓶選別
装置では、搬送途中のガラス瓶に光を透過させ、画像を
カメラに取り込んでガラス瓶の識別を行うものがある。
このため、一対のフレーム間に隙間を形成させ、この隙
間からガラス瓶に光を当てるようにしている。しかも、
ベルトに落ちたゴミや異物等が隙間を介して落ちるた
め、フレーム間の隙間はゴミ排除用としても機能する。
【0003】図5は、このような従来のV型コンベアを
示す断面図である。このV型コンベアは、図5に示すよ
うに、それぞれのフレーム101、102が、両者間に
隙間103を形成した状態で横断面視V字状に配される
とともに、これらの上面に、隙間103側の側縁に揃え
てベルト104、105が掛け渡されたものである。そ
して、フレーム101、102のそれぞれは、基部10
6、107の上部に備えたブラケット108、109に
よって支持されている。これらブラケット108、10
9のそれぞれは、対向する起立部108a、109aを
備え、この起立部108a、109aでフレーム10
1、102を側面方向から挟持固定するもの、いわゆる
両持ちタイプのものが用いられる。
【0004】そして、このV型コンベアは、隙間103
近傍の上側部分が被搬送物Tの搬送路110として用い
られ、ベルト104、105を駆動することにより、搬
送路110において複数の被搬送物Tを整列状態で安定
して搬送させるようにしている。なお、ベルト104、
105の傾斜は、フレーム101、102を支持するブ
ラケット108、109によって設定され、ブラケット
108、109をそれぞれ所定角度に傾けた状態で基部
106、107に固着することによって決定される。ま
た、基部106、107は、架台111のシャフト11
2にスライド可能に取り付けられる。従って、隙間10
3の幅は、基部106、107をシャフト112に沿っ
て適宜スライドさせることにより調整される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のコンベアにあっては、次のような問題を有している。
図6は、搬送路110近傍を示す拡大断面図である。こ
のように、フレーム101、102がブラケット10
8、109の起立部108a、109aにより挟持され
ているため、隙間103には、ベルト104、105間
の幅L1の下方に、起立部107a、108aがそれぞ
れ張り出して幅L1より狭くなった幅L2を形成させる
ことになる。
【0006】従って、例えば被搬送物Tがガラス瓶であ
る場合、瓶口部分が隙間103(幅L1)に嵌まり込ん
だまま搬送路110を搬送されると、ブラケット10
8、109部分に達したときに瓶口部分が起立部107
a、108a(幅L2)で係止され、搬送路110を塞
いでしまう。これでは、後方のガラス瓶を搬送できない
だけでなく、ベルト104、105が被搬送物Tと必要
以上に擦れ合うため、ベルトの損傷をも招きかねない。
なお、ガラス瓶の瓶口部分に限らず、破片や小さな部材
を搬送する場合でも同様に起立部107a、108aで
係止される事態が生じる。
【0007】また、ベルト104、105は消耗部品で
あり、特に、ガラス瓶を搬送する場合ではガラス瓶の破
片によってベルト104、105を傷めやすいので、定
期的なベルト交換が必要となる。このベルト交換の際に
は、フレーム101、102が起立部108a、109
aに挟持されているため、そのままベルト104、10
5を外すことができず、フレーム101、102を一旦
ブラケット108、109から取り外さなければベルト
104、105の脱着が行えない。これでは、ベルト交
換作業が面倒であり、作業効率を悪くする。さらに、ベ
ルト交換だけでなく、ベルト駆動装置の点検や部品交換
を含めたメンテナンスを容易に行えることが望まれてい
る。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、被搬送物が搬送途中で係止されることを防止
し、かかる被搬送物を整列させた状態で安定して搬送す
ることができ、さらには、ベルトの交換等のメンテナン
スを容易に行うことができるコンベアを提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、か
かる目的を達成するために、請求項1に係るコンベアで
は、一対のフレームが両者間に隙間を形成させた状態で
横断面視V字状に配されるとともに、当該フレームの少
なくとも一方の上面に、隙間側の側縁に揃えてベルトが
掛け渡され、このベルトの駆動により隙間近傍の上側部
分を被搬送物の搬送路とするものであって、ベルトが掛
け渡されるフレームが、搬送路と反対側から延びた支持
部を介して架台に取り付けられる構成を採用している。
ことを特徴とするコンベア。請求項2に係るコンベアで
は、支持部が、架台に対して回転可能な状態で取り付け
られる技術が採用される。請求項3に係るコンベアで
は、ベルトの駆動装置が、フレームに取り付けられる技
術が採用される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図4を参照して説明する。図1は、本発明に係るコン
ベアの横断面図、図2はコンベアの正面図である。フレ
ーム1、2は、両者間に隙間3を形成させた状態で横断
面視V字状に配されるとともに、それぞれの上面にベル
ト4、5が掛け渡されたもので、支持部6、7、基部1
0、11を介して架台15に取り付けられる。そして、
このコンベアは、ベルト4、5がフレーム1、2の隙間
3側の側縁に揃えて掛け渡され、隙間3近傍の上側部分
を被搬送物Tの搬送路12として用いている。なお、被
搬送物Tとしては、ガラス瓶やペットボトルの他、棒状
体や筒状体などの長物があり、その断面形状も円形断面
の他、多角形断面のものがある。
【0011】フレーム1、2は、図2に示すように、被
搬送物Tの搬送距離に応じた全長に設けられ、この全長
に渡ってベルト4、5が掛けられている。さらに、フレ
ーム1、2には、ベルト4、5の裏面と当接するローラ
が適宜設けられている。なお、フレーム1、2は傾斜状
態で支持されるため、この状態でベルト4、5を駆動さ
せるとベルト4、5がフレーム1、2から外れてしまう
おそれがある。従って、フレーム1、2の一部に、長手
方向に沿った溝部1a、2aを設けるとともに、ベルト
4、5の裏面に突起4a、5aを設け、両者を係合させ
ることにより、ベルト4、5の傾斜方向のズレを防止し
ている。
【0012】支持部6、7は、断面コ字状部の下面側に
片部6a、7aが設けられて構成され、コ字状部の上面
にフレーム1、2を取り付けている。これにより、支持
部6、7は、搬送路12と反対側から延びた状態、すな
わち片持ち状態でフレーム1、2を支持することにな
る。なお、支持部6、7の形状は、図示のものに限定さ
れず、少なくとも搬送路12と反対側からフレーム1、
2を支持するものであれば、その形状は任意である。
【0013】図3は、搬送路12近傍を示す拡大断面図
である。このように、フレーム1、2が支持部6、7に
より片持ち状態で支持されるため、隙間3には、ベルト
4、5間の幅L1より内側となる張り出し部分がなく、
幅L1より小さな幅、例えば図5に示すような幅L2を
形成させない。従って、図3に示すように、被搬送物T
(ガラス瓶)の瓶口部分が隙間3に嵌まり込んだ状態で
あっても、被搬送物Tは何ら係止されることなく終端部
まで搬送されることになる。
【0014】また、支持部6、7は、片部6a、7aが
軸部8、9によって基部10、11に回転可能に取り付
けられることにより、フレーム1、2を移動可能にして
いる。また、支持部6、7には調節部材13、14が設
けられており、調整部材13、14の伸縮量により支持
部6、7の回転位置を設定し、被搬送物Tの外径に対応
した搬送路12となるようにフレーム1、2(ベルト
4、5)の傾斜状態を調整できるようにしている。
【0015】ただし、支持部6、7の双方を基部10、
11に対して回転可能とすることに限定されず、例えば
支持部6、7の双方を基部10、11に固着するもの
や、支持部6、7の何れか一方を回転可能とするもので
あってもよい。また、調節部材13、14の構成も任意
であり、支持部6、7の回転位置を保持できる公知の構
成が採用される。
【0016】基部10、11は、架台15のシャフト1
6にスライド可能な状態で取り付けられる取付部10
a、11aを備えている。従って、基部10、11は、
シャフト16に沿ってスライドすることにより、隙間3
の幅を調整できるようにしている。なお、基部10、1
1をスライド可能とするか否かは任意である。
【0017】ベルト4の駆動装置17(ベルト5の駆動
装置も同様である)は、図2に示すように、フレーム1
に取り付けられた基板18と、この基板18に取り付け
られたローラ19、20及び駆動ローラ21と、伝達ベ
ルト23によって出力軸が駆動ローラ21に接続された
モータ22とで構成される。そして、ベルト4は、ロー
ラ19、20間を通して駆動ローラ21の外周に巻き付
けられている。
【0018】基板18は、支持部6と同様にフレーム1
の下面に取り付けられ、フレーム1の回転に伴って移動
する。ローラ19、20は、押しボルトなどの部材2
4、25によって互いに接近する方向に付勢されてお
り、これら付勢部材24、25を調整することによりベ
ルト4の張力を設定する。ただし、駆動装置17として
は、図示のものに限定されず、その構成は任意である。
さらに、駆動装置17をフレーム1に設けることに代え
て、架台15に設けるようにしてもよい。
【0019】続いて、図1及び図2に係るコンベアの作
動状態を説明する。先ず、ベルト4、5の駆動に先だっ
て、被搬送物Tに対応する搬送路12を形成させる。こ
の搬送路12の形成作業は、調節部材13、14を調節
して軸部8、9を中心に支持部6、7の回転位置を決
め、フレーム1、2(ベルト4、5)の傾きを設定する
作業と、基部10、11をシャフト16に沿ってスライ
ドさせ、ベルト3、4間の幅L1を設定する作業とから
なる。なお、被搬送物Tがガラス瓶(例えばビール瓶)
の場合では、ベルト4、5のなす角度が約120゜に設
定される。この角度は、被搬送物Tの形状によって適宜
変更される。
【0020】そして、駆動装置17のモータ22を作動
させてベルト4、5を駆動することにより、搬送路12
において被搬送物Tを整列させた状態で安定して搬送さ
せることができる。この場合、ベルト4、5の駆動速度
は互いに同一である必要はなく、一方の速度を速く(ま
たは遅く)設定してもよい。その結果、被搬送物Tが横
並び状態で搬送されても、ベルト4、5の速度差により
何れかの被搬送物Tが前方に速く送られ、整列状態を容
易に確保できるものとなる。また、ベルト4、5上に規
制部材(被搬送物羅列用ガイド)を設置し、搬送路12
から外れて搬送される被搬送物Tを搬送路12に送るよ
うにしてもよい。
【0021】なお、被搬送物Tの一部が隙間3に嵌まり
込んだときでも、この被搬送物Tは何ら係止されず、そ
のまま搬送される(図3参照)。その結果、後に搬送さ
れる被搬送物Tのじゃまにならず、安定した搬送状態を
維持でき、しかもベルト4、5に対して不必要に負荷を
掛けないため、ベルト4、5が傷むのを回避できる。
【0022】次に、ベルト4、5を交換する場合は、図
1の仮想線で示すように、支持部6、7を回転させて、
フレーム1、2の、隙間3側の側面が上向きとなるよう
に設定する。そして、駆動装置17のローラ19、20
等を適宜取り外すことにより、ベルト4、5は、フレー
ム1、2から取り外すことができる。その後、新たなベ
ルト4、5をフレーム1、2に掛け渡すとともに、支持
部6、7を回転させて、図1に示す状態に戻すことによ
りベルト交換が完了する。
【0023】このように、ベルト交換に際してフレーム
1、2を支持部6、7から外す必要がないため、交換作
業を容易かつ迅速に行うことができる。また、フレーム
1、2を回転させると、ベルトの駆動装置17も回転
し、ローラ19やモータ22等を上側から容易に観察で
きる。従って、駆動装置17の点検や部品交換も容易と
なり、メンテナンスが容易となる。
【0024】図4は、本発明に係るコンベアの、他の実
施の形態を示す断面図である。この図4に示すコンベア
と、上記した図1に示すコンベアとの相違点は、横断面
視V字状に配されたフレームの中、右側のフレーム2に
のみベルト5が掛け渡され、左側のフレーム26には、
フリーローラ27が設けられる点にある。なお、フレー
ム2や支持部7、架台15など、同一符号に関しては、
図1及び図2に示すものと同様であり、説明を省略す
る。また、フレーム26、2間に隙間3を形成させる点
や、隙間3近傍の上側部分を搬送路12とする点も、図
1に示すものと同様である。
【0025】フレーム26は、フレーム2と合わせて横
断面視V字状に配される傾斜状態で、搬送路12と反対
側から支柱28に取り付けられたものであり、複数のフ
リーローラ27がフレーム26の長手方向に沿って並列
状態で取り付けられている。そして、ベルト5を駆動す
ることにより、被搬送物Tは、ベルト5とフリーローラ
27によって搬送される。この場合、フレーム26を回
転可能に支柱28に取り付け、フレーム26の角度調整
を任意に行えるようにしてもよい。さらに、フリーロー
ラ27に代えて、例えばモータ等により回転する駆動ロ
ーラを用いてもよい。
【0026】支柱28は、架台15のシャフト16にス
ライド可能な状態で取り付けられる取付部28aを備え
ている。従って、支柱28は、シャフト16に沿ってス
ライドすることにより、隙間3の幅を調整できるように
している。なお、支柱28をスライド可能とするか否か
は任意である。
【0027】この図4に係るコンベアの作動状態を説明
する。先ず、調節部材14を調節してフレーム2(ベル
ト5)の傾きを設定するとともに、支柱28、基部11
をシャフト16に沿ってスライドさせて隙間3の幅を設
定し、被搬送物Tの搬送路12を形成する。そして、ベ
ルト5を駆動することにより、搬送路12において被搬
送物Tを整列させた状態で安定して搬送できる。
【0028】なお、被搬送物Tの一部が隙間3に嵌まり
込んだときでも、この被搬送物Tは何ら係止されず、そ
のまま搬送される。その結果、後に搬送される被搬送物
Tのじゃまにならず、安定した搬送状態を維持でき、し
かもベルト5と必要以上に擦れ合うことがないため、ベ
ルト5が傷むのを回避できる。
【0029】次に、ベルト5を交換する場合は、図4の
仮想線で示すように、支持部7を回転させて、フレーム
2の、隙間3側の側面を上向きに設定することにより、
ベルト5を脱着可能となる。そして、ベルト交換に際し
てフレーム2を支持部7から外す必要がなく、交換作業
を容易かつ迅速に行うことができる点は、上記のとおり
である。
【0030】このような図1及び図4に示すコンベアの
適用例としては、使用済みガラス瓶の選別装置における
ガラス瓶の搬送手段や、使用済みペットボトル(プラス
チック容器)の選別装置における搬送手段、その他、棒
状体(シャフト等)や筒状体(鋼管等)などの長物の製
造装置や処理装置における搬送手段に適用される。
【0031】
【発明の効果】以上説明したとおり、請求項1に係るコ
ンベアは、ベルトが掛け渡されるフレームが、搬送路と
反対側から延びた支持部を介して架台に取り付けられ
る、すなわちフレームが支持部により片持ち状態で支持
されるため、フレーム間の隙間に張り出し部分がなく、
被搬送物の一部が隙間に嵌まり込んだ状態で搬送されて
も、被搬送物を何ら係止することなく終端部まで搬送す
ることにより、これら被搬送物を整列させた状態で安定
して搬送できる。さらに、被搬送物が搬送途中で係止さ
れないため、被搬送物とベルトとが必要以上に擦れ合う
ことがなく、ベルトの損傷を少なくすることにより、ベ
ルトの耐久性を向上できる。また、フレームが支持部に
より片持ち状態で支持されるため、ベルト交換に際して
フレームを支持部から外す必要がなく、交換作業を容易
かつ迅速に行うことができる。請求項2に係るコンベア
では、支持部が、架台に対して回転可能な状態で取り付
けられるため、ベルト交換に際してフレームの隙間側を
上向きに設定することにより、ベルト交換をより一層容
易に行うことができる。請求項3に係るコンベアでは、
ベルトの駆動装置がフレームに取り付けられるため、フ
レームを回転させると駆動装置も回転し、ローラやモー
タ等を上側から観察できることにより、駆動装置の点検
や部品交換が容易となり、ベルト交換を含めたメンテナ
ンスを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコンベアの実施の形態を示す断
面図である。
【図2】 図1に示すコンベアの正面図である。
【図3】 図1に示すコンベアの、隙間近傍を示す拡大
断面図である。
【図4】 コンベアの、他の実施の形態を示す断面図で
ある。
【図5】 従来のコンベアを示す断面図である。
【図6】 従来のコンベアの、隙間近傍を示す拡大断面
図である。
【符号の説明】
1、2 フレーム 3 隙間 4、5 ベルト 6、7 支持部 12 搬送路 15 架台 17 駆動装置 26 フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山科 光広 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 外山 恵子 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のフレームが両者間に隙間を形成さ
    せた状態で横断面視V字状に配されるとともに、当該フ
    レームの少なくとも一方の上面に、隙間側の側縁に揃え
    てベルトが掛け渡され、このベルトの駆動により前記隙
    間近傍の上側部分を被搬送物の搬送路とするコンベアで
    あって、 前記ベルトが掛け渡されるフレームは、前記搬送路と反
    対側から延びた支持部を介して架台に取り付けられるこ
    とを特徴とするコンベア。
  2. 【請求項2】 支持部は、架台に対して回転可能な状態
    で取り付けられることを特徴とする請求項1記載のコン
    ベア。
  3. 【請求項3】 ベルトの駆動装置は、フレームに取り付
    けられることを特徴とする請求項2記載のコンベア。
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