JPH10278448A - 冊子及びその製造方法 - Google Patents

冊子及びその製造方法

Info

Publication number
JPH10278448A
JPH10278448A JP11041697A JP11041697A JPH10278448A JP H10278448 A JPH10278448 A JP H10278448A JP 11041697 A JP11041697 A JP 11041697A JP 11041697 A JP11041697 A JP 11041697A JP H10278448 A JPH10278448 A JP H10278448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
booklet
sheet
individual
sheets
continuous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11041697A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsuji Hayashi
悦司 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP11041697A priority Critical patent/JPH10278448A/ja
Publication of JPH10278448A publication Critical patent/JPH10278448A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 個人により丁合する枚数が異なる冊子を、紙
片の無駄をなくして効率的に作製することができる冊子
及びその製造方法を提供することである。 【解決手段】 それぞれ異なる枚数の帳票紙片が丁合さ
れて背糊綴じされた冊子であって、最上枚の帳票紙片の
上面及び最下枚の帳票紙片の下面の一方の側端に沿って
剥離層が形成された構成の冊子、及び、それぞれ異なる
固定情報が印刷された複数の連続帳票を作製する工程
と、連続帳票にデータ出力により個人情報と丁合用マー
クをプリントすると共に冊子の最上枚となる帳票紙片の
上面と最下枚となる帳票紙片の下面の一方の側端に剥離
層をプリントする工程と、複数の連続帳票を丁合用マー
クに基づいて個々の帳票紙片にカットして順に積み重ね
る工程と、積み重ねた帳票紙片の一方の側端にて背糊綴
じする工程と、背糊綴じされた帳票紙片を個々の冊子に
分離する工程とからなる冊子の製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配付する個人によ
り、個人情報がプリントされた帳票紙片の枚数がそれぞ
れ異なる冊子及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、共済組合等にて使用している生命
共済、火災共済、交通災害共済、総合医療共済等の申込
書に関しては、個人名がプリントされた表紙となる紙片
と既に申込みを行つている申込内容をプリントした紙片
と、住所変更届等の紙片及び各種の説明事項,連絡事項
等がプリントされた紙片からなる冊子を、各個人宛に配
布されるのが一般的である。しかしながら、契約内容に
関しては、各個人により契約件数及び契約内容が異なる
ために、契約の内容をプリントするための紙片の必要枚
数が個人により異なるものとなる。その場合、従来から
使用されている一定の枚数の紙片からなる冊子において
は、契約内容等の最も多い個人の契約内容が充分プリン
トできる枚数の紙片を準備しておき、契約内容等の少な
い個人に対しては、紙片の不要な領域を白紙の状態で残
す方法がとられているが、紙片の不要な領域を白紙の状
態で残すことは、きわめて非効率的であり且つロスが大
きいという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、配付
する個人により丁合する枚数が異なる場合であっても、
紙片の無駄をなくして効率的に作製することができる冊
子及びその製造方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】それぞれ異なる枚数の帳
票紙片が丁合されて背糊により綴じられた冊子であっ
て、最上枚の前記帳票紙片の上面及び最下枚の前記帳票
紙片の下面の一方の側端に沿って所定幅の剥離層が形成
されている構成の冊子とすることにより、各個人毎にプ
リントする情報量に差があるため個人毎に冊子を構成す
る紙片の枚数が異なる場合においても、背糊綴じにより
冊子とすることができる。
【0005】上記の冊子において、それぞれの前記帳票
紙片の所定位置に丁合用マークを設けた構成とすること
により、丁合用マークを読み取ることで、帳票紙片を丁
合して冊子とすることができる。
【0006】それぞれ異なる固定情報が印刷された複数
の連続帳票を作製する工程と、前記連続帳票にデータ出
力により所定の個人情報と丁合用マークをプリントする
と共に冊子の最上枚となる帳票紙片の上面及び最下枚と
なる帳票紙片の下面の一方の側端に沿った位置に剥離層
をプリントする工程と、データ出力プリントされた複数
の連続帳票を丁合用マークに基づいて個々の帳票紙片に
カットして順に積み重ねる工程と、積み重ねた帳票紙片
の一方の側端にて背糊により接着して綴じる工程と、積
み重ね背糊綴じされた帳票紙片を個々の冊子に分離する
工程とからなる冊子の製造方法である。この方法の場
合、連続帳票に個人情報をデータ出力によりプリントす
る際に同時に丁合用マーク及び剥離層をプリントするも
のであり、プリントされた丁合用マークを読み取って帳
票紙片を丁合することにより、個人情報の多少により必
要とする帳票紙片の枚数が変わる場合においても対応が
容易であるので、個人により帳票紙片の枚数の異なる冊
子をきわめて効率的に作製することができるものであ
る。また、丁合された帳票紙片を積み重ねた状態で背糊
により接着して綴じた場合においても、剥離層が設けら
れた部分が接着しないので、個々の冊子に容易に分離す
ることが可能であり綴じ作業を合理化することができ
る。
【0007】上記の冊子の製造方法において、前記丁合
用マークを、少なくとも読み取り開始指示マークと個人
に対応した連続番号と帳票紙片の最後を示す記号にて構
成することにより、各個人別に任意の枚数の帳票紙片を
丁合して冊子を作製することが容易となる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の冊子の実施形態を
示す(イ)は平面図で(ロ)は横断面図、図2は本発明
の冊子の作製に使用するデータ出力プリント後の連続帳
票を示す平面図、図3は連続帳票を所定の順に個々の帳
票紙片にカットして順に積み重ねる工程の概略を示す
図、図4はカットして丁合された帳票紙片を積み重ねて
背糊綴じした後個々の冊子に分離した状態を示す斜視図
であって、イ,ロ,ハは連続帳票、A,B,C,Dは個
人、A-イ-1/1, A-ロ-1/3, A-ロ-2/3, A-ロ-3/3, A-ハ-1/2, A
-ハ-2/2は帳票紙片、11は剥離層、12は丁合用マーク、13
は背糊綴じ部、14はカット線、15はカッターをそれぞれ
表す。
【0009】本発明の冊子の実施形態は、図1に示すと
おりであり、平面形状は図1(イ)に示すように、最上
枚の帳票紙片A-イ-1/1 の上面には、中央部に個人の住
所、氏名等がプリントされ、一方の側端に沿って所定幅
の剥離層11が形成され、剥離層11が形成された側端にて
背糊綴じ部13により綴じられ、他方の側端の下方に丁合
用マーク12がプリントされている。冊子の横断面構成
は、図1(ロ)に示すように、最上枚から下方に順に、
上面の一方の側端に沿って所定幅の剥離層11が形成され
た帳票紙片A-イ-1/1 と帳票紙片A-ロ-1/3 と帳票紙片A-ロ-
2/3 と帳票紙片A-ロ-3/3 と帳票紙片A-ハ-1/2 と下面の一
方の側端に沿って所定幅の剥離層11が形成された帳票紙
片A-ハ-2/2 とが丁合され積み重ねられて、一方の側端の
背糊綴じ部13により綴じられた構成である。この冊子は
個人A用の冊子であって、連続帳票イから形成される帳
票紙片A-イ-1/1 と、連続帳票ロから形成される帳票紙片
A-ロ-1/3 と帳票紙片A-ロ-2/3 と帳票紙片A-ロ-3/3 の3枚
の帳票紙片と、連続帳票ハから形成される帳票紙片A-ハ-
1/2 と帳票紙片A-ハ-2/2 の2枚の帳票紙片とが丁合され
て綴じられたものである。
【0010】上記の実施形態においては、連続帳票イか
ら形成される帳票紙片A-イ-1/1 と、連続帳票ロから形成
される帳票紙片A-ロ-1/3 と帳票紙片A-ロ-2/3 と帳票紙片
A-ロ-3/3 の3枚の帳票紙片と、連続帳票ハから形成され
る帳票紙片A-ハ-1/2 と帳票紙片A-ハ-2/2 の2枚の帳票紙
片との合計6枚の帳票紙片が丁合されて綴じられた、個
人A用の冊子について説明したが、各個人により連続帳
票イ、連続帳票ロ、連続帳票ハから形成される帳票紙片
をそれぞれ何枚づつ組み合わせて丁合するかは任意であ
る。全体の枚数及び各連続帳票から構成する枚数につい
ては、各個人の個人情報の量により任意に設定できるも
のである。丁合用マーク12は各連続帳票から各個人用の
帳票紙片を必要枚数丁合するためのものであり、1つの
冊子を構成する帳票紙片の最上枚及最下枚に設けられて
いる剥離層11は、各連続帳票からカットされて積み重ね
られた帳票紙片を一方の側端にて背糊綴じしてから個々
の冊子に分離するためのものである。また、上記実施形
態においては、全ての帳票紙片に個人情報がデータ出力
によりプリントされた冊子について説明したが、説明事
項や連絡事項等の固定情報が印刷された帳票紙片を各個
人毎に同一枚数づつ追加して丁合した冊子とすることも
できる。
【0011】以下、本実施形態の冊子の製造方法につい
て説明する。先ず、連続用紙の両側に送り孔を形成した
後に、帳票フオーマット、説明事項、連絡事項等の所定
の固定情報を印刷して複数の連続帳票を作製する。本実
施形態においては、連続帳票イ、連続帳票ロ、連続帳票
ハの3種類の連続帳票を使用して冊子を作製するものと
する。3種類の連続帳票を使用して、連続帳票イには個
人情報と丁合用マーク12と剥離層11を、連続帳票ロには
個人情報と丁合用マーク12を、連続帳票ハには個人情報
と丁合用マーク12と剥離層11をそれぞれデータ出力によ
りプリントした状態は、図2に示すとおりである。
【0012】連続帳票イは表紙を構成する帳票紙片とな
るので上面の中央部に各個人の住所、氏名等の個人情報
がプリントされており、各個人A,B,C,D共に1枚
づつ丁合されるものである。連続帳票ロは契約内容等を
表示するための帳票紙片であって、各個人が契約してい
る契約内容が表示されるものであり、各個人により丁合
される枚数が異なり、本実施形態においては、個人Aに
は3枚の帳票紙片が、個人Bには2枚の帳票紙片が、個
人Cには1枚の帳票紙片が、個人Dには2枚の帳票紙片
が、それぞれ丁合されるものである。連続帳票ハは住所
変更届等からなる帳票紙片であって、個人Aには2枚の
帳票紙片が、個人Bには3枚の帳票紙片が、個人Cには
2枚の帳票紙片が、個人Dには1枚の帳票紙片が、それ
ぞれ丁合されるものである。本実施形態においては3種
類の連続帳票イ,ロ,ハを使用して冊子を製造する方法
を説明しているが、冊子の製造に使用する連続帳票の種
類は任意であり必要により増減することができる。
【0013】剥離層11は、冊子となった際に最上枚とな
る帳票紙片の上面及び最下枚となる帳票紙片の下面に一
方の側端に沿っ形成される。連続帳票イは冊子の表紙を
構成する帳票紙片であり、各個人A,B,C,D共に1
枚づつ丁合されて冊子の最上枚となる帳票紙片であるの
で、連続帳票イにて構成される帳票紙片A-イ-1/1 と帳票
紙片B-イ-1/1 と帳票紙片C-イ-1/1 と帳票紙片D-イ-1/1 の
上面には剥離層11が形成されている。連続帳票ロにて構
成される帳票紙片は、冊子の中間にくるものであるため
剥離層11は形成されていない。連続帳票ハにて構成され
る帳票紙片の内で、冊子となった状態が最下枚となる帳
票紙片A-ハ-2/2 と帳票紙片B-ハ-3/3 と帳票紙片C-ハ-2/2
と帳票紙片D-ハ-1/1 の下面の側端に沿って剥離層11が形
成されている。
【0014】図2に示す連続帳票イ、ロ、ハの各帳票紙
片の上面には丁合用マーク12がプリントされている。丁
合用マークは、連続帳票イ、ロ、ハから個人別に帳票紙
片を所定枚数づつ丁合できるものであればその構成は任
意であるが、少なくとも、読み取り開始を指示するマー
クと個人別の丁合する最終の帳票紙片を示すマークと個
人に対応した番号マークから構成することが必要であ
る。本実施形態においては、丁合用マーク12は、読み取
り開始を指示するマークLKと、個人別に丁合される帳票
紙片の最終の帳票紙片を示すマークDGR と、2進数3桁
の1〜7の繰り返しからなる個人に対応した番号マーク
GM1,GM2,GM3 とにより構成されている。
【0015】各帳票紙片の丁合用マーク12は、読み取り
開始を指示するマークLKは全ての帳票紙片にプリントさ
れている。個人別の丁合する最終の帳票紙片を示すマー
クDGR は、連続帳票イにおいては、冊子の表紙を構成す
るもので各個人に1枚づつ丁合されるものであるので、
連続帳票イの帳票紙片全てにプリントされている。連続
帳票ロ及び連続帳票ハにおいては、連続帳票ロから個々
の帳票紙片にカットされてゆく際に最終でカットされる
帳票紙片A-ロ-1/3 と帳票紙片B-ロ-1/2 と帳票紙片C-ロ-1/
1 と帳票紙片D-ロ-1/2 、及び連続帳票ハから個々の帳票
紙片にカットされてゆく際に最終でカットされる帳票紙
片A-ハ-1/2 と帳票紙片B-ハ-1/3 と帳票紙片C-ハ-1/2 と帳
票紙片D-ハ-1/1 にのみプリントされてる。
【0016】個人に対応した番号マークGM1,GM2,GM3 の
GM1 は2進数1桁目を、GM2 は2進数2桁目を、GM3 は
2進数3桁目をそれぞれ表すものであり、個人を1〜7
の番号の繰り返しにより表示するものである。本実施形
態においては個人Aには番号1が当てられ、個人Bには
番号2が当てられ、個人Cには番号3が当てられ、個人
Dには番号4が当てられている。したがって、個人A用
として丁合される帳票紙片の全てに番号1、即ち、個人
に対応した番号マークGM1 がプリントされており、個人
B用として丁合される帳票紙片の全てに番号2、即ち、
個人に対応した番号マークGM2 がプリントされており、
個人C用として丁合される帳票紙片の全てに番号3、即
ち、個人に対応した番号マークGM1,GM2 がプリントされ
ており、個人D用として丁合される帳票紙片の全てに番
号4、即ち、個人に対応した番号マークGM1,GM3 がプリ
ントされている。
【0017】次いで、図2に示す連続帳票イ,ロ,ハは
カット線14にて個々の帳票紙片にカットされて丁合され
る。連続帳票イ,ロ,ハから個々の帳票紙片にカットさ
れて丁合する工程の概略は図3に示すとおりである。連
続帳票イ,ロ,ハは、丁合用マーク12の読取装置を備え
たカッター15を通してカット線14にて個々の帳票紙片に
カットして積み重ねることにより丁合が行われる。個人
A用の帳票紙片の丁合は、連続帳票ハから構成される帳
票紙片A-ハ-2/2 と帳票紙片A-ハ-1/2 を順にカットして積
み重ね、その上に連続帳票ロから構成される帳票紙片A-
ロ-3/3 と帳票紙片A-ロ-2/3 と帳票紙片A-ロ-1/3 を順にカ
ットして積み重ね、更にその上に連続帳票イから構成さ
れる帳票紙片A-イ-1/1 を積み重ねて、個人A用の帳票紙
片の丁合が完了する。個人B用の帳票紙片の丁合は、連
続帳票ハから構成される帳票紙片B-ハ-3/3 と帳票紙片B-
ハ-2/3 と帳票紙片B-ハ-1/3 を順にカットして積み重ね、
その上に連続帳票ロから構成される帳票紙片B-ロ-2/2 と
帳票紙片B-ロ-1/2 を順にカットして積み重ね、更にその
上に連続帳票イから構成される帳票紙片B-イ-1/1 を積み
重ねて、個人B用の帳票紙片の丁合が完了する。個人C
用および個人D用の帳票紙片についても同様にして丁合
し積み重ねる。
【0018】冊子を構成するための個人Aの帳票紙片A-
イ-1/1,A-ロ-1/3,A-ロ-2/3,A-ロ-3/3,A-ハ-1/2,A-ハ-2/2 と,
個人Bの帳票紙片B-イ-1/1,B-ロ-1/2,B-ロ-2/2,B-ハ-1/3,B-
ハ-2/3,B-ハ-3/3 と、個人C用の帳票紙片C-イ-1/1,C-ロ-1/
1,C-ハ-1/2,C-ハ-2/2 と、個人D用の帳票紙片D-イ-1/1,D-
ロ-1/2,D-ロ-2/2,D-ハ-1/1 とを、図4に示すように、積み
重ねた状態で剥離層11が形成されている帳票紙片の側端
を揃えて、揃えた側端面に接着剤を塗布して背糊綴じ部
13にて綴じる。接着剤が乾燥した状態で、側端縁に剥離
層11が相対向するように塗布されている帳票紙片間、即
ち、帳票紙片A-イ-1/1 と帳票紙片B-ハ-3/3 間、帳票紙片
B-イ-1/1 と帳票紙片C-ハ-2/2 間、帳票紙片C-イ-1/1 と帳
票紙片D-ハ-1/1 間が接着されずに容易に剥離するので、
帳票紙片A-イ-1/1,A-ロ-1/3,A-ロ-2/3,A-ロ-3/3,A-ハ-1/2,A-
ハ-2/2 からなる個人A用の冊子と、帳票紙片B-イ-1/1,B-
ロ-1/2,B-ロ-2/2,B-ハ-1/3,B-ハ-2/3,B-ハ-3/3 からなる個人
B用の冊子と、帳票紙片C-イ-1/1,C-ロ-1/1,C-ハ-1/2,C-ハ-
2/2 からなる個人C用の冊子と、帳票紙片D-イ-1/1,D-ロ-
1/2,D-ロ-2/2,D-ハ-1/1 からなる個人D用の冊子とを作製
することができる。なお、作製された冊子の状態で丁合
用マークが表示されているのが好ましくない場合には、
帳票紙片を丁合して積み重ねた状態で、背糊綴じの前ま
たは後にて化粧断ちにより除去するようにしてもよい。
【0019】連続帳票に個人情報をデータ出力によりプ
リントする際に、剥離層11も同時にプリントされて形成
されるものであるため、剥離層11はプリンタのトナーか
らなるものであるが、トナーは撥水性であるために背糊
綴じに使用する水性の接着剤で接着しない。本実施形態
の連続帳票イから構成される帳票紙片のように各冊子の
表紙として1枚づつ丁合される場合には、連続用紙に固
定情報を印刷して連続帳票イを作製する際に印刷インキ
により各帳票紙片の所定領域に剥離層11を形成すること
もできる。
【0020】
【発明の効果】それぞれ異なる枚数の帳票紙片が丁合さ
れて背糊により綴じられた冊子であって、最上枚の帳票
紙片の上面及び最下枚の帳票紙片の下面の一方の側端に
沿って所定幅の剥離層が形成されている構成の冊子とす
ることにより、各個人毎にプリントする情報量に差があ
るため個人毎に冊子を構成する紙片の枚数が異なる場合
においても、背糊綴じにより冊子とすることができる。
上記の冊子において、それぞれの帳票紙片の所定位置に
丁合用マークを設けた構成とすることにより、丁合用マ
ークを読み取ることで、帳票紙片を丁合して冊子とする
ことができる。それぞれ異なる固定情報が印刷された複
数の連続帳票を作製する工程と、前記連続帳票にデータ
出力により所定の個人情報と丁合用マークをプリントす
ると共に冊子の最上枚となる帳票紙片の上面及び最下枚
となる帳票紙片の下面の一方の側端に沿った位置に剥離
層をプリントする工程と、データ出力プリントされた複
数の連続帳票を丁合用マークに基づいて個々の帳票紙片
にカットして順に積み重ねる工程と、積み重ねた帳票紙
片の一方の側端にて背糊により接着して綴じる工程と、
積み重ね背糊綴じされた帳票紙片を個々の冊子に分離す
る工程とからなる冊子の製造方法である。この方法の場
合、連続帳票に個人情報をデータ出力によりプリントす
る際に同時に丁合用マーク及び剥離層をプリントするも
のであり、プリントされた丁合用マークを読み取って帳
票紙片を丁合することにより、個人情報の多少により必
要とする帳票紙片の枚数が変わる場合においても対応が
容易であるので、個人により帳票紙片の枚数の異なる冊
子をきわめて効率的に作製することができるものであ
る。また、丁合された帳票紙片を積み重ねた状態で背糊
により接着して綴じた場合においても、剥離層が設けら
れた部分が接着しないので、個々の冊子に容易に分離す
ることが可能であり綴じ作業を合理化することができ
る。上記の冊子の製造方法において、丁合用マークを、
少なくとも、読み取り開始指示マークと個人に対応した
番号マークと各個人別の丁合する最終の帳票紙片を示す
マークにて構成することにより、各個人別に帳票紙片枚
数の異なる冊子を作製することが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冊子の実施形態を示す(イ)は平面図
(ロ)は横断面図。
【図2】実施形態の冊子の作製に使用するデータ出力プ
リント後の連続帳票を示す平面図。
【図3】連続帳票を所定の順に個々の帳票紙片にカット
して順に積み重ねる工程の概略を示す図。
【図4】カットして丁合された帳票紙片を積み重ねて背
糊綴じした後個々の冊子に分離した状態を示す斜視図。
【符号の説明】
イ,ロ,ハ 連続帳票 A,B,C,D 個人 A-イ-1/1, A-ロ-1/3, A-ロ-2/3, A-ロ-3/3, A-ハ-1/2, A-ハ-2
/2 帳票紙片 11 剥離層 12 丁合用マーク 13 背糊綴じ部 14 カット線 15 カッター

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ異なる枚数の帳票紙片が丁合さ
    れて背糊により綴じられた冊子であって、最上枚の前記
    帳票紙片の上面及び最下枚の前記帳票紙片の下面の一方
    の側端に沿って所定幅の剥離層が形成されていることを
    特徴とする冊子。
  2. 【請求項2】 それぞれの前記帳票紙片の所定位置に丁
    合用マークが設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の冊子。
  3. 【請求項3】 それぞれ異なる固定情報が印刷された複
    数の連続帳票を作製する工程と、前記連続帳票にデータ
    出力により所定の個人情報と丁合用マークをプリントす
    ると共に冊子の最上枚となる帳票紙片の上面及び最下枚
    となる帳票紙片の下面の一方の側端に沿った位置に剥離
    層をプリントする工程と、データ出力プリントされた複
    数の連続帳票を丁合用マークに基づいて個々の帳票紙片
    にカットして順に積み重ねる工程と、積み重ねた帳票紙
    片の一方の側端にて背糊により接着して綴じる工程と、
    積み重ね背糊綴じされた帳票紙片を個々の冊子に分離す
    る工程とからなることを特徴とする冊子の製造方法。
  4. 【請求項4】前記丁合用マークが、少なくとも読み取り
    開始指示マークと個人に対応した連続番号と丁合する帳
    票紙片の最後を示す記号にて構成されていることを特徴
    とする請求項3記載の冊子の製造方法。
JP11041697A 1997-04-10 1997-04-10 冊子及びその製造方法 Withdrawn JPH10278448A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11041697A JPH10278448A (ja) 1997-04-10 1997-04-10 冊子及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11041697A JPH10278448A (ja) 1997-04-10 1997-04-10 冊子及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10278448A true JPH10278448A (ja) 1998-10-20

Family

ID=14535224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11041697A Withdrawn JPH10278448A (ja) 1997-04-10 1997-04-10 冊子及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10278448A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002086966A (ja) * 2000-09-08 2002-03-26 Miyakoshi Printing Machinery Co Ltd 糊付け製本装置
JP2002086962A (ja) * 2000-09-14 2002-03-26 Kyodo Printing Co Ltd 解答用紙付問題用冊子及びその製作方法
JP2003103963A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Toppan Forms Co Ltd 名寄せマークを用いた帳票仕分け方法
JP2006315254A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Fukushima Printing Co Ltd 冊子の製造方法
JP2006327013A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Dainippon Printing Co Ltd 表紙貼込装置および方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002086966A (ja) * 2000-09-08 2002-03-26 Miyakoshi Printing Machinery Co Ltd 糊付け製本装置
JP4503800B2 (ja) * 2000-09-08 2010-07-14 株式会社ミヤコシ 糊付け製本装置
JP2002086962A (ja) * 2000-09-14 2002-03-26 Kyodo Printing Co Ltd 解答用紙付問題用冊子及びその製作方法
JP2003103963A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Toppan Forms Co Ltd 名寄せマークを用いた帳票仕分け方法
JP4694742B2 (ja) * 2001-09-27 2011-06-08 トッパン・フォームズ株式会社 名寄せマークを用いた帳票仕分け方法
JP2006315254A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Fukushima Printing Co Ltd 冊子の製造方法
JP2006327013A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Dainippon Printing Co Ltd 表紙貼込装置および方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5114291A (en) Method of making personalized children's storybook
US3892427A (en) Personalized computer printed hard covered book
US7955039B2 (en) Method of creating booklet cover and booklet cover kit
EP0364500B1 (en) Booklet with central detachable business reply envelope and optional response device produced from an integral web and methods of production
JP4532538B2 (ja) 表紙部材作製用の表紙芯材体及び表紙部材作製用キット
JPH10278448A (ja) 冊子及びその製造方法
US6482085B1 (en) Customs declaration form for non-impact printer
JP4498885B2 (ja) 払込票付き配送伝票
JP2002067530A (ja) 冊子作製システムおよびこれにより作製される冊子
US3907271A (en) Step-down booklet
US5199924A (en) Structure for and method of making overlapping multipart business form unit sets
JP6519196B2 (ja) 冊子付き配送伝票
JP5982930B2 (ja) 冊子状帳票作製用連続用紙、冊子状帳票の作製方法および冊子状帳票作製装置
CN220995946U (zh) 一种方便使用的无碳复写票据本
JP5970803B2 (ja) 冊子状帳票作製用連続用紙、冊子状帳票、冊子状帳票の作製方法、冊子状帳票作製装置
JP3798362B2 (ja) 冊子、冊子の作製方法、および冊子作製用キット
JP6315132B2 (ja) 冊子状帳票作製用連続用紙および冊子状帳票
JP3126893U (ja) 紙葉セット集積体
JP2006315253A (ja) 送付用情報記録冊子の製造方法
JP6248377B2 (ja) 冊子状帳票作製用連続用紙、冊子状帳票、冊子状帳票の作製方法、冊子状帳票作製装置
EP1545901B1 (en) A kit for manufacturing a stitch-bound printed book
JPH106660A (ja) 個人情報隠蔽冊子
JP2001121858A (ja) 往復はがき
JP2004001451A (ja) 上製本
JPH0132056Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040706