JPH10278407A - 不可視型多色蛍光印刷物及びその印刷方法 - Google Patents
不可視型多色蛍光印刷物及びその印刷方法Info
- Publication number
- JPH10278407A JPH10278407A JP9795297A JP9795297A JPH10278407A JP H10278407 A JPH10278407 A JP H10278407A JP 9795297 A JP9795297 A JP 9795297A JP 9795297 A JP9795297 A JP 9795297A JP H10278407 A JPH10278407 A JP H10278407A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- fluorescent
- printing
- area ratio
- dot area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000007639 printing Methods 0.000 title claims abstract description 51
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 20
- 239000000976 ink Substances 0.000 claims abstract description 26
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims abstract description 16
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 15
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 2
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 description 2
- 230000001965 increasing effect Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 description 1
- 238000007644 letterpress printing Methods 0.000 description 1
- 238000007645 offset printing Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Printing Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の蛍光インキを用いて、隣合った二色の
重なり部分の色が連続的に変化する不可視型多色蛍光印
刷物を提供する。 【解決手段】 単色部分についてはベタで印刷し、隣合
った蛍光インキ同士の重ね合わせ部分については、一方
の色の網点面積率を0%から100%に連続変化させ、
もう一方の色の網点面積率を逆に100%から0%に変
化させ、双方の面積率の和を50%から150%とする
ことにより連続的に色変化を起こさせるような構成とし
ている。
重なり部分の色が連続的に変化する不可視型多色蛍光印
刷物を提供する。 【解決手段】 単色部分についてはベタで印刷し、隣合
った蛍光インキ同士の重ね合わせ部分については、一方
の色の網点面積率を0%から100%に連続変化させ、
もう一方の色の網点面積率を逆に100%から0%に変
化させ、双方の面積率の和を50%から150%とする
ことにより連続的に色変化を起こさせるような構成とし
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主に、銀行券、証券
類、パスポートまたは各種入場券などに利用されてい
る、蛍光印刷物及びその印刷方式に関するものである。
類、パスポートまたは各種入場券などに利用されてい
る、蛍光印刷物及びその印刷方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常光の下では認識できない蛍光印刷物
は、偽造防止技術のうちの一つとして、銀行券を初めと
する有価証券類に広く使われている。しかし偽造者の技
術向上により、簡単な蛍光印刷物では類似品の偽造の危
険性が増大してきている。そのため、二色以上の蛍光イ
ンキを使用して、偽造防止効果を高めることが多くなっ
てきている。
は、偽造防止技術のうちの一つとして、銀行券を初めと
する有価証券類に広く使われている。しかし偽造者の技
術向上により、簡単な蛍光印刷物では類似品の偽造の危
険性が増大してきている。そのため、二色以上の蛍光イ
ンキを使用して、偽造防止効果を高めることが多くなっ
てきている。
【0003】二色以上の蛍光インキを使用して、偽造防
止効果を高める印刷方法として、印刷機のインキを供給
するインカーに、二色のインキをデバイダーと呼ばれる
堰板を介して配置することにより、二色の重なり部分を
作り、印刷方向に対し垂直な方向に連続的に色を変化さ
せる印刷方法が、通常の証券印刷では広く使用されてい
る。
止効果を高める印刷方法として、印刷機のインキを供給
するインカーに、二色のインキをデバイダーと呼ばれる
堰板を介して配置することにより、二色の重なり部分を
作り、印刷方向に対し垂直な方向に連続的に色を変化さ
せる印刷方法が、通常の証券印刷では広く使用されてい
る。
【0004】また、本出願人がすでに、特公平5−64
600号公報「刷色が連続的に変化する多色印刷物及び
その印刷方法」に示したように、二色の重なり部分を網
点面積率の変化または万線の変化により階調を与えて、
任意の方向に連続的に色変化を起こさせる方法を提供し
ている。
600号公報「刷色が連続的に変化する多色印刷物及び
その印刷方法」に示したように、二色の重なり部分を網
点面積率の変化または万線の変化により階調を与えて、
任意の方向に連続的に色変化を起こさせる方法を提供し
ている。
【0005】また、蛍光インキによる偽造防止効果を高
めるために、蛍光インキを複数色用いて連続的に色が変
化する印刷を行う際は、一般に使用されている色インキ
では、減法混色により混色部分は暗くなるのに対して、
蛍光インキ同士の混色では加法混色となる点から、特開
平7−125403号公報「印像形成方法」に示される
のような方法では、混色部分の色が白色に近づき、色味
が明確でなくなり、連続的に変化する効果が薄れてくる
などの問題があった。
めるために、蛍光インキを複数色用いて連続的に色が変
化する印刷を行う際は、一般に使用されている色インキ
では、減法混色により混色部分は暗くなるのに対して、
蛍光インキ同士の混色では加法混色となる点から、特開
平7−125403号公報「印像形成方法」に示される
のような方法では、混色部分の色が白色に近づき、色味
が明確でなくなり、連続的に変化する効果が薄れてくる
などの問題があった。
【0006】また、印刷刷色が目に見えないことから刷
色管理が難しく、通常この印刷方式を行うため、インカ
ーを分割するデバイダーを用いる方法では、色調整が非
常に困難であり、連続印刷作業性に非常に問題があっ
た。
色管理が難しく、通常この印刷方式を行うため、インカ
ーを分割するデバイダーを用いる方法では、色調整が非
常に困難であり、連続印刷作業性に非常に問題があっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上詳述したように、
従来の、蛍光インキを用いて連続的に色を変化させる印
刷は、混色の部分が加法混色であるということ、また蛍
光インキということで刷色管理が難しく、色調整や連続
印刷作業性に問題があった。
従来の、蛍光インキを用いて連続的に色を変化させる印
刷は、混色の部分が加法混色であるということ、また蛍
光インキということで刷色管理が難しく、色調整や連続
印刷作業性に問題があった。
【0008】また、蛍光印刷時において、連続的に蛍光
色を変化させる版面設計は、直線方向や放射線方向に関
しては、従来のグラデーション等を用いれば可能である
が、線画の任意の方向に対する蛍光色変化に関しては、
手作業の部分が多く、数値管理の技術が確立していなか
った。
色を変化させる版面設計は、直線方向や放射線方向に関
しては、従来のグラデーション等を用いれば可能である
が、線画の任意の方向に対する蛍光色変化に関しては、
手作業の部分が多く、数値管理の技術が確立していなか
った。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、これら従来の
蛍光インキによる偽造防止技術が有していた不都合な面
を解消するために、可視光下では無色である二種類以上
の蛍光インキを用い、前記蛍光インキの隣合った二色の
重なり部分には、一方の色の網点面積率と、もう一方の
色の網点面積率の連続的な変化により階調を与えた複数
の部分版の作製方法と、その部分版を用い、被印刷体に
転移し、任意の方向に蛍光色が連続的に変化するように
印刷することを特徴とする文字を含む線画またはベタ模
様もしくはこの両方を有する不可視型多色蛍光印刷物及
びその印刷方法である。
蛍光インキによる偽造防止技術が有していた不都合な面
を解消するために、可視光下では無色である二種類以上
の蛍光インキを用い、前記蛍光インキの隣合った二色の
重なり部分には、一方の色の網点面積率と、もう一方の
色の網点面積率の連続的な変化により階調を与えた複数
の部分版の作製方法と、その部分版を用い、被印刷体に
転移し、任意の方向に蛍光色が連続的に変化するように
印刷することを特徴とする文字を含む線画またはベタ模
様もしくはこの両方を有する不可視型多色蛍光印刷物及
びその印刷方法である。
【0010】また、任意の方向に網点面積率を連続的に
変化させるため、文字を含む線画またはベタ模様もしく
はこの両方を有する画像を、三角関数、ベジエ曲線また
はスプライン曲線など媒介変数を用いて描く曲線または
直線で形成し、前記媒介変数を用いて、前記曲線または
直線を微小領域に有限個に分割し、前記分割した各微小
領域に番号付けし、各微小領域の番号を変数として網点
面積率を連続的に変化させることを特徴とする文字を含
む線画またはベタ模様もしくはこの両方を有する不可視
型蛍光印刷用版面作製方法である。
変化させるため、文字を含む線画またはベタ模様もしく
はこの両方を有する画像を、三角関数、ベジエ曲線また
はスプライン曲線など媒介変数を用いて描く曲線または
直線で形成し、前記媒介変数を用いて、前記曲線または
直線を微小領域に有限個に分割し、前記分割した各微小
領域に番号付けし、各微小領域の番号を変数として網点
面積率を連続的に変化させることを特徴とする文字を含
む線画またはベタ模様もしくはこの両方を有する不可視
型蛍光印刷用版面作製方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明では単色部分についてはベ
タで印刷し、隣合った蛍光インキ同士の重ね合わせ部分
については、一方の色の網点面積率を0%から100%
に連続変化させ、もう一方の色の網点面積率を逆に10
0%から0%に変化させ、双方の面積率の和を50%か
ら150%の間とすることにより連続的に色変化を起こ
させる。特に、双方の単色の輝度が同じで面積率の和が
100%の場合、単色と混合色が一定輝度で発光し、発
光色の色味も両者の中間色で、認識し易い連続変化した
ものが得られる。
タで印刷し、隣合った蛍光インキ同士の重ね合わせ部分
については、一方の色の網点面積率を0%から100%
に連続変化させ、もう一方の色の網点面積率を逆に10
0%から0%に変化させ、双方の面積率の和を50%か
ら150%の間とすることにより連続的に色変化を起こ
させる。特に、双方の単色の輝度が同じで面積率の和が
100%の場合、単色と混合色が一定輝度で発光し、発
光色の色味も両者の中間色で、認識し易い連続変化した
ものが得られる。
【0012】また、印刷の単色部分はそのままで、重ね
合わせの混色部分のみ網点を用いて版面を作製する。そ
の際、網点の線数は150線以上であれば網点が視認し
にくくなり、250線を越えると階調が出にくくなるた
め、その間の線数で印刷することが望ましい。印刷方式
は、オフセット印刷や凸版印刷など、単色刷りと網点印
刷ができる印刷方式であるならば可能である。
合わせの混色部分のみ網点を用いて版面を作製する。そ
の際、網点の線数は150線以上であれば網点が視認し
にくくなり、250線を越えると階調が出にくくなるた
め、その間の線数で印刷することが望ましい。印刷方式
は、オフセット印刷や凸版印刷など、単色刷りと網点印
刷ができる印刷方式であるならば可能である。
【0013】また、文字を含む線画またはベタ模様につ
いて、任意の方向に網点面積率を連続的に変化させる方
法として、これらの画像を媒介変数によって表せる曲線
または直線で形成し、前記媒介変数を用い、画像の全部
または一部を微小領域に有限個に分割し、網点面積率が
最大のところから網点面積率が最小のところまで、各微
小領域に順番に番号を付け、それぞれの領域に、番号に
応じた網点面積率を与える事により、連続的に色が変化
するあらゆる図形が表現できる。
いて、任意の方向に網点面積率を連続的に変化させる方
法として、これらの画像を媒介変数によって表せる曲線
または直線で形成し、前記媒介変数を用い、画像の全部
または一部を微小領域に有限個に分割し、網点面積率が
最大のところから網点面積率が最小のところまで、各微
小領域に順番に番号を付け、それぞれの領域に、番号に
応じた網点面積率を与える事により、連続的に色が変化
するあらゆる図形が表現できる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の不可視型多色蛍光印刷物を
構成する蛍光インキの隣合った二色の重なり部分を示す
概念図である。図に示すように、一色目の蛍光インキの
ベタ部分(1)に続く網点部分(2)は、網点面積率が
100%から0%に連続的に変化し、また二色目の蛍光
インキは、前記一色目の蛍光インキの網点面積率100
%の位置より網点部分(2)が始まり、前記二色目の網
点面積率が0%から100%と順次連続的に変化しベタ
部分(1)となるので、前記一色目と二色目のそれぞれ
の蛍光に対応した版面を、ベタ部分はそのままで、色の
重なり部分は網点面積率100%から0%に変化した版
面をそれぞれ作製する。
構成する蛍光インキの隣合った二色の重なり部分を示す
概念図である。図に示すように、一色目の蛍光インキの
ベタ部分(1)に続く網点部分(2)は、網点面積率が
100%から0%に連続的に変化し、また二色目の蛍光
インキは、前記一色目の蛍光インキの網点面積率100
%の位置より網点部分(2)が始まり、前記二色目の網
点面積率が0%から100%と順次連続的に変化しベタ
部分(1)となるので、前記一色目と二色目のそれぞれ
の蛍光に対応した版面を、ベタ部分はそのままで、色の
重なり部分は網点面積率100%から0%に変化した版
面をそれぞれ作製する。
【0015】図2は、前記隣合った二色の重なり部分の
網点面積率の和を100%にすることにより、蛍光発光
強度が一定になり色変化が認識しやすいことを示す。ま
た、網点で使用するスクリーン線数を175線とする
と、色変化の階調が顕著で、かつ網点が認識しにくいと
いう原理をより具体的に示すために、文字を同心円に配
置させた図の実例(3)である。
網点面積率の和を100%にすることにより、蛍光発光
強度が一定になり色変化が認識しやすいことを示す。ま
た、網点で使用するスクリーン線数を175線とする
と、色変化の階調が顕著で、かつ網点が認識しにくいと
いう原理をより具体的に示すために、文字を同心円に配
置させた図の実例(3)である。
【0016】前記図2の実例(3)を三色に分割する際
に、重なり部分の網点面積率を100%から0%に変化
させて、図3(4)、図4(5)、図5(6)に示すよ
うな各インキの部分に分割し、それぞれに対応した版面
を作製する。
に、重なり部分の網点面積率を100%から0%に変化
させて、図3(4)、図4(5)、図5(6)に示すよ
うな各インキの部分に分割し、それぞれに対応した版面
を作製する。
【0017】前記作製したそれぞれの版に対応した蛍光
インキを用いて印刷することにより、図6に示すよう
な、一色目(7)、二色目(8)、三色目(9)及び混
色部分(10)で表現される、印刷方向に依存しない、
連続的に蛍光色が変化する偽造防止効果に優れた印刷物
(11)が得られる。
インキを用いて印刷することにより、図6に示すよう
な、一色目(7)、二色目(8)、三色目(9)及び混
色部分(10)で表現される、印刷方向に依存しない、
連続的に蛍光色が変化する偽造防止効果に優れた印刷物
(11)が得られる。
【0018】図7の(a)、(b)は、三角関数を用い
て形成された線画を部分的に微小領域に101個に分割
し、各微小領域に番号を付け、各番号に比例した網点面
積率を各微小領域に与え、網点面積率を変化させ作製し
た版面であり、図7(a)の一色目(12)と図7
(b)の二色目(13)の版面を刷り重ねることによ
り、図7(c)示すような、本発明の連続的に蛍光色が
変化する印刷物(15)が得られる。図7(d)は、前
記図7(a)の一色目(12)の(14)の部分の拡大
図である。微小領域に分割された番号nを付けた各領域
に、一色目は網点面積率をn%、二色目は網点面積率を
(100−n)%とし、網点面積率を制御している図で
ある。
て形成された線画を部分的に微小領域に101個に分割
し、各微小領域に番号を付け、各番号に比例した網点面
積率を各微小領域に与え、網点面積率を変化させ作製し
た版面であり、図7(a)の一色目(12)と図7
(b)の二色目(13)の版面を刷り重ねることによ
り、図7(c)示すような、本発明の連続的に蛍光色が
変化する印刷物(15)が得られる。図7(d)は、前
記図7(a)の一色目(12)の(14)の部分の拡大
図である。微小領域に分割された番号nを付けた各領域
に、一色目は網点面積率をn%、二色目は網点面積率を
(100−n)%とし、網点面積率を制御している図で
ある。
【0019】
【発明の効果】本発明の不可視型多色印刷物の作製方法
を用いることによって、複数の蛍光インキを使い任意の
方向に連続的に色が変化する印刷物を作ることができ
る。また、隣合った二色の重なり部分は網点を利用して
いるため、印刷方向に依存しない蛍光色の連続変化が得
られる。本発明の印刷物は通常無色であるが、刷色管理
はベタパッチの測定のみで可能であるので一定の品質の
印刷が容易である。また、混色部分も発光が白っぽくな
らず、単色部とほぼ同じ輝度が得られ、発色性も良い。
更に、隣合った二色の重なり部分が網点で構成されてい
ることも、蛍光印刷であるということから網点がぼやけ
るため、全体にベタで印刷されているように見えるの
で、色味も認識しやすい連続的に変化する印刷物が得ら
れる。
を用いることによって、複数の蛍光インキを使い任意の
方向に連続的に色が変化する印刷物を作ることができ
る。また、隣合った二色の重なり部分は網点を利用して
いるため、印刷方向に依存しない蛍光色の連続変化が得
られる。本発明の印刷物は通常無色であるが、刷色管理
はベタパッチの測定のみで可能であるので一定の品質の
印刷が容易である。また、混色部分も発光が白っぽくな
らず、単色部とほぼ同じ輝度が得られ、発色性も良い。
更に、隣合った二色の重なり部分が網点で構成されてい
ることも、蛍光印刷であるということから網点がぼやけ
るため、全体にベタで印刷されているように見えるの
で、色味も認識しやすい連続的に変化する印刷物が得ら
れる。
【図1】 二色の網点面積率の関係を示す図。
【図2】 文字を同心円に配置させた図。
【図3】 一色目の版面を示す図。
【図4】 二色目の版面を示す図。
【図5】 三色目の版面を示す図。
【図6】 一、二、三色を重ね合わせた印刷物を示す
図。
図。
【図7】 線画を部分的に微小領域に分割し、網点面積
率を変化させた版面を示す図。
率を変化させた版面を示す図。
1 ベタ部分 2 網点部分 7 一色目 8 二色目 9 三色目 10 混色部分 12 一色目 13 二色目
Claims (3)
- 【請求項1】 可視光下では無色である二種類以上の蛍
光インキを用い、前記蛍光インキの隣合った二色の重な
り部分には、一方の色の網点面積率と、もう一方の色の
網点面積率の連続的な変化により階調を与えた複数の部
分版を用いて、被印刷体に転移し、任意の方向に蛍光色
が連続的に変化するように印刷したことを特徴とする、
文字を含む線画又はベタ模様もしくはこの両方を有する
不可視型多色蛍光印刷物。 - 【請求項2】 可視光下では無色である二種類以上の蛍
光インキを用い、前記蛍光インキの隣合った二色の重な
り部分には、一方の色の網点面積率と、もう一方の色の
網点面積率の連続的な変化により階調を与えた複数の部
分版を用いて、被印刷体に転移し、任意の方向に蛍光色
が連続的に変化するように印刷することを特徴とする、
文字を含む線画又はベタ模様もしくはこの両方を有する
不可視型多色蛍光印刷物の印刷方法。 - 【請求項3】 前記請求項1または2において、任意の
方向に網点面積率を連続的に変化させるため、文字を含
む線画又はベタ模様もしくはこの両方を有する画像を、
三角関数、ベジエ曲線またはスプライン曲線など媒介変
数を用いて描く曲線または直線で形成し、前記媒介変数
を用いて、前記曲線または直線を微小領域に有限個に分
割し、前記分割した各微小領域に番号付けし、各微小領
域の番号を変数として網点面積率を連続的に変化さるこ
とを特徴とする文字を含む線画またはベタ模様もしくは
この両方を有する不可視型蛍光印刷用版面作製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9795297A JP3574830B2 (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | 不可視型蛍光印刷用版面作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9795297A JP3574830B2 (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | 不可視型蛍光印刷用版面作製方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10278407A true JPH10278407A (ja) | 1998-10-20 |
JP3574830B2 JP3574830B2 (ja) | 2004-10-06 |
Family
ID=14206015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9795297A Expired - Fee Related JP3574830B2 (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | 不可視型蛍光印刷用版面作製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3574830B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003001935A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 蛍光画像形成方法、印画物及び熱転写シート |
WO2003011606A1 (de) * | 2001-07-25 | 2003-02-13 | Leonhard Kurz Gmbh & Co. Kg | Durch drucken erzeugtes halbtonbild |
JP2005526998A (ja) * | 2002-05-20 | 2005-09-08 | サン・ケミカル・コーポレーション | 製品および梱包の真偽決定方法 |
JP2006205500A (ja) * | 2005-01-27 | 2006-08-10 | Toppan Printing Co Ltd | 偽造防止策が施された番号印刷媒体 |
CN111683818A (zh) * | 2019-01-11 | 2020-09-18 | 中钞光华印制有限公司 | 多色荧光制品制作方法、多色荧光制品以及荧光工艺品 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5439763B2 (ja) * | 1973-08-09 | 1979-11-29 | ||
JPH0416378A (ja) * | 1990-05-10 | 1992-01-21 | Nissan Motor Co Ltd | 多色静電印刷方法 |
JPH04119875A (ja) * | 1990-09-11 | 1992-04-21 | Dainippon Printing Co Ltd | 発光画像の印刷方法 |
JPH0564600A (ja) * | 1991-05-30 | 1993-03-19 | Terumo Corp | 菌検査セツト |
JPH0558347U (ja) * | 1992-01-13 | 1993-08-03 | 日本ビクター株式会社 | カード |
JPH07125403A (ja) * | 1993-10-29 | 1995-05-16 | Fujicopian Co Ltd | 印像形成方法 |
JPH07137492A (ja) * | 1993-09-24 | 1995-05-30 | Dainippon Printing Co Ltd | 印刷物 |
JPH0920060A (ja) * | 1995-07-07 | 1997-01-21 | Kyodo Printing Co Ltd | 複写防止印刷物 |
JPH10202999A (ja) * | 1997-01-24 | 1998-08-04 | Printing Bureau Ministry Of Finance Japan | 複写防止模様の作成方法及びその印刷物 |
-
1997
- 1997-04-02 JP JP9795297A patent/JP3574830B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5439763B2 (ja) * | 1973-08-09 | 1979-11-29 | ||
JPH0416378A (ja) * | 1990-05-10 | 1992-01-21 | Nissan Motor Co Ltd | 多色静電印刷方法 |
JPH04119875A (ja) * | 1990-09-11 | 1992-04-21 | Dainippon Printing Co Ltd | 発光画像の印刷方法 |
JPH0564600A (ja) * | 1991-05-30 | 1993-03-19 | Terumo Corp | 菌検査セツト |
JPH0558347U (ja) * | 1992-01-13 | 1993-08-03 | 日本ビクター株式会社 | カード |
JPH07137492A (ja) * | 1993-09-24 | 1995-05-30 | Dainippon Printing Co Ltd | 印刷物 |
JPH07125403A (ja) * | 1993-10-29 | 1995-05-16 | Fujicopian Co Ltd | 印像形成方法 |
JPH0920060A (ja) * | 1995-07-07 | 1997-01-21 | Kyodo Printing Co Ltd | 複写防止印刷物 |
JPH10202999A (ja) * | 1997-01-24 | 1998-08-04 | Printing Bureau Ministry Of Finance Japan | 複写防止模様の作成方法及びその印刷物 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003001935A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 蛍光画像形成方法、印画物及び熱転写シート |
WO2003011606A1 (de) * | 2001-07-25 | 2003-02-13 | Leonhard Kurz Gmbh & Co. Kg | Durch drucken erzeugtes halbtonbild |
JP2005526998A (ja) * | 2002-05-20 | 2005-09-08 | サン・ケミカル・コーポレーション | 製品および梱包の真偽決定方法 |
JP4699026B2 (ja) * | 2002-05-20 | 2011-06-08 | サン・ケミカル・コーポレーション | 製品および梱包の真偽決定方法 |
JP2006205500A (ja) * | 2005-01-27 | 2006-08-10 | Toppan Printing Co Ltd | 偽造防止策が施された番号印刷媒体 |
CN111683818A (zh) * | 2019-01-11 | 2020-09-18 | 中钞光华印制有限公司 | 多色荧光制品制作方法、多色荧光制品以及荧光工艺品 |
CN111683818B (zh) * | 2019-01-11 | 2022-03-18 | 中钞光华印制有限公司 | 多色荧光制品制作方法、多色荧光制品以及荧光工艺品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3574830B2 (ja) | 2004-10-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7243952B2 (en) | Authenticatable printed matter, and method for producing the same | |
JPH0816627B2 (ja) | スクリーンカラー印刷用の体系的な色図表または色度図の製造方法 | |
US8876167B2 (en) | Anti-counterfeit printed matter | |
JP4512789B2 (ja) | 偽造防止用印刷物 | |
JPH06326858A (ja) | カラー・ハーフトーン画像を生成するための装置及び方法 | |
EP2727741B1 (en) | Valuable document with an optically variable structure (variants) | |
JP2001260517A (ja) | パール調印刷物 | |
WO2014184739A9 (en) | Printed security feature, object comprising such a printed security feature, and process of producing the same | |
JP3574830B2 (ja) | 不可視型蛍光印刷用版面作製方法 | |
JP4760167B2 (ja) | 偽造防止用画像形成体 | |
JP4478778B2 (ja) | 偽造防止用印刷物 | |
EP1792743A1 (en) | Method for carrying out direct and indirect orlov printing and a printed image | |
JP3867915B2 (ja) | 偽造防止印刷物及びその製造方法 | |
JP3362171B2 (ja) | 潜像がカラー画像として出現する表裏模様合成印刷物及びその作製方法 | |
JP7267420B2 (ja) | セキュリティ機能の生成方法 | |
JPH0716461Y2 (ja) | 隠し絵柄の印刷物 | |
JP3482251B2 (ja) | 複写偽造防止用印刷物 | |
JP3624246B2 (ja) | 多色印刷物及びその印刷方法 | |
JP6928412B1 (ja) | サドルを低減したスクリーン印刷方法及びスクリーン版 | |
RU2781300C1 (ru) | Способ получения элемента защиты | |
JPH11291609A (ja) | 凹版潜像及び該潜像の作成方法 | |
WO2001029517A1 (en) | Method and system for printing using semi-transparent inks | |
US6478397B2 (en) | Method of arranging orifices on a print head and the corresponding structure | |
US5832185A (en) | Alteration of dither matrix size for full color dithering | |
JP6016166B2 (ja) | 複写牽制印刷物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040420 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040422 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040608 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040608 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |