JPH1027670A - 放電カウント機能付避雷器 - Google Patents

放電カウント機能付避雷器

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JPH1027670A
JPH1027670A JP18060696A JP18060696A JPH1027670A JP H1027670 A JPH1027670 A JP H1027670A JP 18060696 A JP18060696 A JP 18060696A JP 18060696 A JP18060696 A JP 18060696A JP H1027670 A JPH1027670 A JP H1027670A
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JP
Japan
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discharge
arrester
counter
counting function
counting
Prior art date
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Pending
Application number
JP18060696A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Nishida
祐次 西田
Yasuo Muramatsu
安雄 村松
Yukihiro Goto
幸博 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINKU ENG KK
Original Assignee
SHINKU ENG KK
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Publication date
Application filed by SHINKU ENG KK filed Critical SHINKU ENG KK
Priority to JP18060696A priority Critical patent/JPH1027670A/ja
Publication of JPH1027670A publication Critical patent/JPH1027670A/ja
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  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
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  • Thermistors And Varistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 寿命のある放電素子の放電回数をカウントす
ることができて避雷器の交換時期を正確に知ることがで
き、また、カウント部の電源に電池を使用することによ
り、外部サージによってカウント機能が影響を受けない
放電カウント機能付避雷器を提供する。 【構成】外部の電源線や信号線と電子機器間とに介装さ
れ、落雷によって発生した外部サージによる過電圧を放
電素子にて放電することにより前記電子機器を保護する
避雷器であって、前記放電時の発光を検出するセンサ
と、このセンサにて検出された前記発光回数をカウント
するカウンタと、このカウンタの作動用電池とを備える
構成とし、また、前記センサはホトトランジスタである
構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は落雷によって発生す
る外部サージ(外雷サージ)から電子機器等を保護する
ための避雷器の技術に関し、特に、一定の放電数にて寿
命となる放電素子の放電回数を正確にカウントすること
ができる放電カウント機能付避雷器の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は一般的に用いられている避雷器1
0の概略的な回路構成図である。接続線L1 とL2 の一
端には被保護機器としての電子機器11が接続され、そ
の他端には商用電源や他の機器が接続される。この接続
線L1 とL2 に配設される避雷器10は、前記放電素子
としての、所定のギャップを介して相対する一対の電極
10a,10bを備え、落雷等によって発生する外部サ
ージが、ある限度を超えると、前記電極10a,10b
間にて過電圧を放電し、この放電によって電子機器11
等を保護するようになっている。
【0003】このような外部サージの発生により、放電
素子としての電極間において過電圧の放電が行われるタ
イプの避雷器においては、放電の度ごとに当該電極の損
傷が激しく、避雷器としての性能が徐々に劣化する。し
たがって、一定回数の放電があると避雷器の交換が必要
となる。しかしながら、従来においては、侵入した外部
サージを検出してこれをカウントするものはあったが、
避雷器としての作動である放電回数を直接にカウントす
るものはなかった。すなわち、外部サージの発生があっ
ても常に放電素子が作動して放電するとは限らず、発生
した外部サージの回数と放電素子の放電回数とは必ずし
も一致しないことから、外部サージの発生数をカウント
しても避雷器の交換時期が必ずしも明確にならないとい
う問題があった。
【0004】そこで、従来においては、避雷器を一定の
期間毎に定期的に交換することが多いが、落雷現象は短
期間に多発する場合もあれば、比較的長期にわたって発
生しない場合もあり、発生の平均値があまり意味を持た
ない自然現象である。このようなことから、従来におい
ては、避雷器として十分に使用に耐えるものを交換時期
が到来したとして交換したり、寿命が尽きて交換が必要
な避雷器を、交換時期の未到来としてそのまま使い続
け、落雷により接続機器が破壊されたり機能停止となる
事故を生じる等の不都合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点に鑑みて創案されたものであり、電極等の寿命の
ある放電素子の放電回数をカウントすることができ、こ
れにより、避雷器の交換時期を正確に知ることができ
る、放電カウント機能付避雷器の提供をその目的として
いる。
【0006】また、前記外部サージの発生数をカウント
する機器においては、カウンタの作動用電源に商用電源
を用いることから、この電源線から外部サージが侵入
し、カウント機能が破壊されることがあったという事実
をふまえ、本願においては、前記カウント部の電源に商
用電源を用いず電池駆動とすることにより、外部サージ
によってカウント機能が影響を受けない、放電カウント
機能付避雷器の提供をその目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部の電源線
や信号線と電子機器間とに介装され、落雷によって発生
した外部サージによる過電圧を放電素子(2a,2b)
にて放電することにより前記電子機器を保護する避雷器
(1)であって、前記放電時の発光を検出するセンサ
(3a)と、このセンサにて検出された前記発光回数を
カウントするカウンタ(3c,3e)と、このカウンタ
の作動用電池(3d)とを備え、また、前記センサはホ
トトランジスタ(3a)である構成とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面に基
づいて説明する。図1は、本発明に係る放電カウント機
能付避雷器1の概略的な回路構成図である。図におい
て、この放電カウント機能付避雷器1は、外部サージに
よる過電圧を放電するための避雷器部2と、この避雷器
部2の作動数、すなわち、放電数をカウントするための
カウント部3を備えて、筐体Kに一体的に格納される。
【0009】前記避雷器部2は、外部サージの侵入によ
る過電圧を放電するための放電素子としての一対の電極
2a,2bを備え、この電極2a,2bは、ラインl1
,l2 にて、電源線や信号線L1 ,L2 (図2参照)
に接続される。
【0010】前記カウント部3は、前記電極2a,2b
が作動する際の放電光を検出するための前記センサとし
てのホトトランジスタ3aと、このホトトランジスタ3
aの感度調節用として数KΩの容量を持つ調節用抵抗3
bと、前記ホトトランジスタ3aにて検出された放電の
回数をカウントするためのカウンタ3cと、このカウン
タ3cの作動用電力を供給するための容量3Vの電池3
dから構成される。この電池はリチウム電池を用いるこ
とにより6〜7年の動作が可能となっている。
【0011】前記ホトトランジスタ3aは、エミッタ、
コレクタの各端子がラインl3 ,l4 にてカウンタ3c
に接続される。カウンタ3cは単体として販売されてい
る周知のものであるが、図示しないCPUとシステムプ
ログラムを記憶するROMとカウント数を記憶する等の
作業用RAMを備えており、前記ホトトランジスタ3a
が検出した電極2a,2bの放電数をカウントする。こ
のカウントされた回数は、図示しないRAMに記憶され
るとともに表示部3eに表示される。
【0012】以上のように構成される放電カウント機能
付避雷器1は、先ず、落雷によって外部サージが発生す
ると避雷器部2が作動し、電極2a,2b間にて過電圧
が放電される。電極2a,2bに臨ませて配設されてい
るホトトランジスタ3aは、前記放射される放電光を受
けて作動し、ラインl3 ,l4 間に電流を流す。この電
流を受け、電池3d から電力の供給を受けて作動するカ
ウンタ3cは、図示しないCPUの制御により放電をカ
ウントし、このカウント数を表示部3eに数値表示す
る。電極2a,2bの放電以外の微弱な外乱による光
は、前記調節用抵抗3bの作用によって電流の流れが阻
止され、カウンタ3cではカウントされないようになっ
ている。
【0013】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
ることなく、様々な態様をとりうるものであり、例え
ば、放電光を検出するセンサとしてホトダイオードを使
用することなども可能である。
【0014】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、放電
素子の放電光をセンサにて検出する構成により、放電回
数を直接にカウントすることができ、したがって、避雷
器の交換時期を正確に知ることができる、放電カウント
機能付避雷器とすることができる。これにより、従来の
ように、まだ十分に使用に耐えるものを交換してしまう
無駄を無くすことができ、また、寿命が尽きているもの
をそのまま使いつづけることによる接続機器の落雷によ
る破壊事故等を防ぐことができる。
【0015】また、カウント部の作動用電源に商用電源
を用いず電池駆動とすることにより、外部サージによっ
てカウント機能が影響を受けない、放電カウント機能付
避雷器とすることができる。
【0016】さらに、前記従来における、発生した外部
サージをカウントする装置においては、筐体も大きくそ
れ自体は避雷器の役をはたさず機構的にも複雑であるの
に比べ、本願の放電カウント機能付避雷器においては、
避雷器機能とカウント機能とを一体化しつつ、小型で軽
量かつ単純な機構構成であることから、製造コストの削
減を図ることができるとともに、故障発生も少なくなる
という優れた特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】放電カウント機能付避雷器1の概略的な回路構
成図である。
【図2】従来における避雷器の概略的な回路構成図であ
る。
【符号の説明】
1・・放電カウント機能付避雷器 2・・避雷器部 2a,2b・電極(放電素子) 3・・カウンタ部 3a・ホトトランジスタ 3b・調節用抵抗 3c・カウンタ 3d・電池 3e・表示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部の電源線や信号線と電子機器間とに
    介装され、落雷によって発生した外部サージによる過電
    圧を放電素子にて放電することにより前記電子機器を保
    護する避雷器であって、 前記放電時の発光を検出するセンサと、このセンサにて
    検出された前記発光回数をカウントするカウンタと、こ
    のカウンタの作動用電池とを備えたことを特徴とする放
    電カウント機能付避雷器。
  2. 【請求項2】 前記センサはホトトランジスタであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の放電カウント機能付避雷
    器。
JP18060696A 1996-07-10 1996-07-10 放電カウント機能付避雷器 Pending JPH1027670A (ja)

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