JPH0651010A - サージ吸収素子の動作回数検出装置 - Google Patents

サージ吸収素子の動作回数検出装置

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JPH0651010A
JPH0651010A JP18435092A JP18435092A JPH0651010A JP H0651010 A JPH0651010 A JP H0651010A JP 18435092 A JP18435092 A JP 18435092A JP 18435092 A JP18435092 A JP 18435092A JP H0651010 A JPH0651010 A JP H0651010A
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JP
Japan
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absorbing element
surge absorbing
signal
circuit
surge
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Pending
Application number
JP18435092A
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English (en)
Inventor
Seiichiro Oda
征一郎 小田
Yoshiro Suzuki
吉朗 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okaya Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Okaya Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Okaya Electric Industry Co Ltd filed Critical Okaya Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH0651010A publication Critical patent/JPH0651010A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サージ吸収素子の動作回数を各種の情報とし
て有効に活用することを可能とする、サージ吸収素子の
動作回数検出装置を実現する。 【構成】 放電発光型のサージ吸収素子12の動作によっ
て発生した光をフォトトランジスタ14が受け、その都度
反転回路16からマルチバイブレータ18に信号が出力さ
れ、マルチバイブレータ18からシフトレジスタ20にパル
ス信号が出力される。シフトレジスタ20はパルス信号を
計数し、計数値を比較回路24に出力する。比較回路24に
は、ディップスイッチ22から予め基準値が入力されてい
る。比較回路24は、計数値と基準値を比較し、前者が後
者以上となった時点で外部装置26に信号を出力する。外
部装置26は、比較回路24からの信号に対応して作動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サージ吸収素子の動
作回数検出装置に係り、特に、電子機器の内部に実装さ
れたサージ吸収素子の動作回数に対応して、表示装置な
どの外部装置を作動させるよう構成したサージ吸収素子
の動作回数検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、誘導雷等のサージから電子機器の
電子回路を保護するため、種々のサージ吸収素子を被保
護回路の前段に接続することがなされている。図3はそ
の一例を示すものであり、被保護回路50の電源ライン
A,B間、及び信号ラインT,R間にガスアレスタやバ
リスタ等のサージ吸収素子52,54,56を接続してなる。
この結果、上記電源ラインA,B間あるいは信号ライン
T,R間にサージが印加された場合、上記各サージ吸収
素子52,54,56がこれを吸収するため、被保護回路50に
サージが印加されることを防止できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
サージ吸収素子は電子機器内部の回路基板上に実装さ
れ、機器外部からはその動作状況が観察できないもので
あるため、サージ吸収素子の動作回数を各種の情報とし
て有効に活用できない点で問題であった。例えば、サー
ジ吸収素子に繰り返しサージが印加されると、そのサー
ジ吸収特性に劣化が生じ、一定回数以上のサージが印加
された場合には破壊される恐れがある。したがって、サ
ージ吸収素子の動作回数を外部から認識できれば、その
交換時期の見当がつき、サージ吸収素子の不動作に起因
する事故を有効に回避できる。また、雷サージの場合に
は、雷雲の移動に伴ってサージの印加頻度が高まる傾向
がある。したがって、サージ吸収素子の動作回数を監視
することによって落雷の時期を予知することも可能であ
り、落雷による停電等に有効に対処できる。
【0004】本発明は、上記従来例の問題点に鑑みてな
されたものであり、サージ吸収素子の動作回数を各種の
情報として有効に活用することを可能とする、サージ吸
収素子の動作回数検出装置を実現することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るサージ吸収素子の動作回数検出装置
は、サージ吸収素子と、該サージ吸収素子の動作を検知
し、その都度信号を出力するセンサ回路と、該センサ回
路からの出力信号を計数し、その計数値に対応した信号
を出力するカウンタ回路と、該カウンタ回路からの出力
信号に対応して作動する外部装置とを備えてなるよう構
成した。
【0006】また、本発明に係る他のサージ吸収素子の
動作回数検出装置は、サージ吸収素子と、該サージ吸収
素子の動作を検知し、その都度信号を出力するセンサ回
路と、該センサ回路からの出力信号を計数し、その計数
値に対応した信号を出力するカウンタ回路と、所定の基
準値を入力する基準値入力手段と、上記カウンタ回路か
ら出力された信号が示す計数値と上記基準値とを比較
し、前者が後者以上となった時点で信号を出力する比較
回路と、該比較回路からの出力信号に対応して作動する
外部装置とを備えてなるよう構成した。
【0007】上記サージ吸収素子を、ガスアレスタなど
放電発光型のサージ吸収素子によって構成すると共に、
上記センサ回路をフォトトランジスタやフォトダイオー
ドなどの光センサを備えた回路によって構成することが
望ましい。上記外部装置としては、例えば各種メータ類
やディスプレイなどの表示装置や、電磁リレーなどの制
御機器、あるいは警報ブザーや警報ランプなどの警報装
置が該当する。
【0008】
【作用】センサ回路によって、サージ吸収素子が動作し
た事実が検知され、その都度カウンタ回路に信号が出力
される。該カウンタ回路は、センサ回路からの出力信号
を計数し、その計数値に対応した信号を外部装置に出力
する。そして、外部装置はこの計数値に対応して作動す
るため、該外部装置の作動状況を観察することによっ
て、機器の外部からサージ吸収素子の動作回数を把握す
ることができる。また、比較回路において、カウンタ回
路から出力された信号が示す計数値と、基準値入力手段
によって入力された所定の基準値とを比較し、計数値が
基準値以上となった時点で信号を出力するよう構成する
場合にも、外部装置はこの比較回路からの出力信号に対
応して作動するため、該外部装置の作動状況を観察する
ことによって、機器の外部からサージ吸収素子の動作回
数を把握することができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係るサージ吸収素子の動作回
数検出装置を、工作機械の制御部に適用した例を示すも
のである。このサージ吸収素子の動作回数検出装置10
は、放電発光型のサージ吸収素子12と、センサ回路を構
成するフォトトランジスタ14、反転回路16及びマルチバ
イブレータ18と、カウンタ回路としてのシフトレジスタ
20と、基準値入力手段としてのディップスイッチ22と、
フリップフロップ等から構成される比較回路24と、外部
装置26と、リセットスイッチ28とを有してなる。
【0010】上記サージ吸収素子12は、工作機械の駆動
回路30を制御する機器制御部32に通じる電源ラインA,
B間に接続されている。そして、該電源ラインA,Bに
電源34側からサージが印加されると、上記サージ吸収素
子12が直ちに放電し、サージを吸収する。その際、放電
により生じた光が上記フォトトランジスタ14に入射し、
該フォトトランジスタ14が導通して電源Vccから電流
がフォトトランジスタ14のカソード側に流れる。
【0011】その結果、上記反転回路16からマルチバイ
ブレータ18に信号が出力される。マルチバイブレータ18
においては、該信号に対応してパルス信号をシフトレジ
スタ20に出力する。シフトレジスタ20は、該パルス信号
を計数し、計数結果(計数値)を示す信号を上記比較回
路24に出力する。該比較回路24には、上記ディップスイ
ッチ22から予め所定の基準値が入力されている。そし
て、シフトレジスタ20から出力されたサージ吸収素子12
の動作回数を示す上記計数値と、上記基準値とを比較
し、計数値が基準値以上となった時点で外部装置26に信
号を出力する。
【0012】該外部装置26は、例えばブザーやランプ等
の警報装置やリレー等の制御機器などによって構成さ
れ、上記比較回路24から出力された信号に対応して作動
する。なお、リセットスイッチ28を操作することによ
り、シフトレジスタ20及び比較回路24のデータが初期の
状態に復帰するため、次のサージ印加に対処できる。
【0013】上記基準値として、例えばサージ吸収素子
12の限界動作回数を入力しておけば、サージ吸収素子12
の寿命が尽きる前に比較回路24から信号が出力され、外
部装置26としてのブザーを作動させて交換時期が到来し
たことを外部に知らせることができる。また、雷サージ
に対処する場合には、落雷に至るまでのサージ印加回数
を基準値として入力しておけば、落雷の時期を予知する
ことができる。すなわち、雷の場合、雷雲の接近に伴っ
て雷サージの印加頻度が高まるという傾向があるため、
過去の経験に基づいて落雷までのサージの印加回数を割
り出し、これを基準値として入力することにより、落雷
による電源ラインC,D,Eの瞬断や停電が発生する前
に、比較回路24から信号を出力し、外部装置26としての
リレーを作動させ、工作機械の電源36をOFFすること
ができる。工作機械にあっては、停電等の場合にはフェ
ールセーフ機能が働き、機械に強制的なメカロックがか
けられることとなるが、このメカロックを解除するには
かなりの時間を要するものである。したがって、上記の
ように突然の停電等によってメカロックがかかる前に電
源36をOFFし、雷が去った後に電源36をONして運転
を再開することにより、メカロックの解除作業を省略す
ることができる。
【0014】上記においては、シフトレジスタ20による
計数値と基準値を比較回路24によって比較するよう構成
したが、シフトレジスタ20による計数値をそのまま外部
装置26としてのCRTやメータ等の外部表示装置に表示
するよう構成してもよい。
【0015】また、放電発光型のサージ吸収素子12及び
フォトトランジスタ14として、それぞれ単体の素子を用
いたが、同一の筐体内に放電発光型のサージ吸収素子12
とフォトトランジスタ14を収納したものを用いてもよ
い。図2はその一例を示すものであり、遮光性を備えた
材質よりなる筐体40内に、ガスアレスタよりなる放電発
光型のサージ吸収素子12と、フォトトランジスタ14とを
収納してなる。なお、図中42は続流防止用の正特性サー
ミスタを示すものである。また、L1,L2は電源ライン
への接続端子を、l1,l2は信号取出用の端子を、Gは
接地用の端子をそれぞれ示すものである。
【0016】図3は、サージ吸収素子12とフォトトラン
ジスタ14とを、同一筐体40内に収納して一体化した他の
例を示すものである。これは、放電発光型のサージ吸収
素子12として、電圧非直線抵抗体と放電間隙との並列接
続構造を2つ用い、これらを直列に接続して所定の放電
ガスと共に透光性を備えた気密容器内に封入し、接続箇
所から接地用端子Gを導出した構造を備えたものを用い
ている。したがって、このサージ吸収素子12は、アレス
タの大電流耐量性とバリスタの即応性とを兼ね備えた、
優れたサージ吸収特性を発揮し得るものである。なお、
図中44,44は、続流防止用のバリスタを示すものであ
る。
【0017】なお、上記においては、サージ吸収素子と
して放電発光型のサージ吸収素子12を用い、センサとし
てフォトトランジスタ14を用いる例を示したが、これに
限られるものではない。すなわち、要はサージ吸収素子
の動作回数を検出できればよいのであるから、非放電発
光型のサージ吸収素子を用いると共に、その動作回数を
磁気センサや温度センサなど、他のセンサによって検知
するよう構成してもよい。
【0018】
【発明の効果】上記のように、本発明に係るサージ吸収
素子の動作回数検出装置は、サージ吸収素子の動作回数
を計数し、該計数値あるいは該計数値と所定の基準値と
の比較結果に対応して外部装置を作動させるよう構成し
たため、該外部装置の作動状況を観察することにより、
機器の外部からサージ吸収素子の動作回数を把握するこ
とができ、これを各種の情報として有効に利用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサージ吸収素子の動作回数検出装
置を示すブロック図である。
【図2】放電発光型のサージ吸収素子とフォトトランジ
スタとを一体化した例を示す回路図である。
【図3】放電発光型のサージ吸収素子とフォトトランジ
スタとを一体化した他の例を示す回路図である。
【図4】従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
10 サージ吸収素子の動作回数検出装置 12 放電発光型のサージ吸収素子 14 フォトトランジスタ 16 反転回路 18 マルチバイブレータ 20 シフトレジスタ 22 ディップスイッチ 24 比較回路 26 外部装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サージ吸収素子と、該サージ吸収素子の
    動作を検知し、その都度信号を出力するセンサ回路と、
    該センサ回路からの出力信号を計数し、その計数値に対
    応した信号を出力するカウンタ回路と、該カウンタ回路
    からの出力信号に対応して作動する外部装置とを備えて
    なることを特徴とするサージ吸収素子の動作回数検出装
    置。
  2. 【請求項2】 サージ吸収素子と、該サージ吸収素子の
    動作を検知し、その都度信号を出力するセンサ回路と、
    該センサ回路からの出力信号を計数し、その計数値に対
    応した信号を出力するカウンタ回路と、所定の基準値を
    入力する基準値入力手段と、上記カウンタ回路から出力
    された信号が示す計数値と上記基準値とを比較し、前者
    が後者以上となった時点で信号を出力する比較回路と、
    該比較回路からの出力信号に対応して作動する外部装置
    とを備えてなることを特徴とするサージ吸収素子の動作
    回数検出装置。
  3. 【請求項3】 上記サージ吸収素子が放電発光型のサー
    ジ吸収素子であり、上記センサ回路が光センサを備えた
    ものであることを特徴とする請求項1または2に記載の
    サージ吸収素子の動作回数検出装置。
JP18435092A 1992-06-17 1992-06-17 サージ吸収素子の動作回数検出装置 Pending JPH0651010A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011153989A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Toshiba Carrier Corp 電気機器
JP2020162239A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 Tdk株式会社 モニタリングモジュール

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59185754A (ja) * 1983-04-07 1984-10-22 Furukawa Electric Co Ltd:The ワイヤ放電加工用電極線
JPS62193075A (ja) * 1986-02-20 1987-08-24 株式会社東芝 アレスタ動作カウンタ−

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