JP2003037932A - 寿命検知機能を有する避雷器 - Google Patents

寿命検知機能を有する避雷器

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JP2003037932A
JP2003037932A JP2001225548A JP2001225548A JP2003037932A JP 2003037932 A JP2003037932 A JP 2003037932A JP 2001225548 A JP2001225548 A JP 2001225548A JP 2001225548 A JP2001225548 A JP 2001225548A JP 2003037932 A JP2003037932 A JP 2003037932A
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surge
discharge
leakage current
lightning surge
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Higashiyu Hotta
東勇 堀田
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M SYST GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寿命の到来を自動的に検知・警報することに
より、性能チェックの手間をなくす。 【解決手段】 サージ計数回路4−3を設け、放電素子
4−1を介する雷サージSGの放電回数をカウントす
る。また、漏れ電流検出回路4−4を設け、ツェナーダ
イオード4−2を流れる漏れ電流を検出する。サージ計
数回路4−3は、放電回数が例えば390回に達する
と、モニタランプD1を橙色で点灯させるとともに、警
報出力用接点4−6をオンとし、更に進んで放電回数が
400回に達した場合、モニタランプD1を橙色点灯か
ら赤色点灯に変える。漏れ電流検出回路4−4は、ツェ
ナーダイオード4−2を流れる漏れ電流が例えば7.5
μAを超えた場合、発光ダイオードD1を赤色点灯させ
るとともに警報出力用接点4−6をオンとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ケーブルに接続
された電子機器を雷サージから保護する避雷器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】長距離の信号ケーブルに接続された電子
機器、例えば電子式の計装機器などは、雷サージによっ
て破壊され易いという問題をかかえている。
【0003】例えば、図3に示すように、信号ケーブル
1を介して信号源の伝送器2に接続された計装機器3に
は、信号ケーブル1を介して侵入してくる雷サージSG
によって、その+側端子3Aと−側端子3Bとの間(線
間)にV1、+側端子3Aとアース端子3Cとの間にV
2、−側端子3Bとアース端子3Cとの間にV3という
形で雷サージ電圧が現れる。V1は数百V程度、V2,
V3は数万V以上に達することがある。
【0004】雷サージ電圧V1は、しばしば発生する線
間破壊の原因となり、計装機器3の内部の半導体素子に
加わり、これら半導体素子を破壊する。雷サージ電圧V
2,V3は、稀に発生する放電破壊の原因となり、計装
機器3の内部回路と接地されたケースとの間にアーク放
電を生じさせ、放電電流の通路となった電子部品を破壊
する。
【0005】そこで、このような計装機器3に対し、一
般に図4に示すように信号ケーブル1と計装機器3との
間に避雷器(信号用避雷器)4を設け、この避雷器4に
よって計装機器3を雷サージから保護するようにしてい
る。避雷器4には、その主構成素子として、放電素子4
−1とツェナーダイオード4−2が設けられている。放
電素子4−1は、計装機器3へ侵入しようとする雷サー
ジSGを放電し、計装機器3に加わろうとする雷サージ
電圧V2,V3のピーク値を低減させる。ツェナーダイ
オード4−2は、電圧制限素子として機能し、計装機器
3へ加わろうとする雷サージ電圧V1の大きさを制限す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、避雷器
は、電子機器を雷サージから保護する点では大いに役立
っている。しかしながら、その性能を引き続き維持して
いるかどうかは不明であり、外見からは分からない。こ
のため、雷シーズンの後や年に1回の定期点検時など
に、避雷器がその性能を維持しているかどうかのチェッ
クを行う必要があり、この性能のチェックに手間がかか
っていた。
【0007】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、寿命の到来
を自動的に検知・警報することにより、性能を維持して
いるかどうかのチェックを一々行う必要がなく、メンテ
ナンスの手間を大幅に削減することの可能な避雷器を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、放電素
子を介する雷サージの放電回数をカウントする計数手段
と、この計数手段がカウントする雷サージの放電回数が
所定回数に達した場合に警告を発する警告手段とを設け
たものである。この発明によれば、放電素子を介する雷
サージの放電回数が所定回数(例えば、400回)に達
すると、自動的に警告が発せられる(例えば、赤色ラン
プが点灯する)。
【0009】第2発明(請求項2に係る発明)は、電圧
制限素子を流れる漏れ電流を検出する漏れ電流検出手段
と、この漏れ電流検出手段が検出する漏れ電流が所定値
以上となった場合に警告を発する警告手段とを設けたも
のである。この発明によれば、電圧制限素子を流れる漏
れ電流が所定値(例えば、7.5μA)以上となると、
自動的に警告が発せられる(例えば、赤色ランプが点灯
する)。
【0010】第3発明(請求項3に係る発明)は、放電
素子を介する雷サージの放電回数をカウントする計数手
段と、電圧制限素子を流れる漏れ電流を検出する漏れ電
流検出手段と、計数手段がカウントする雷サージの放電
回数が所定回数に達した場合あるいは漏れ電流検出手段
が検出する漏れ電流が所定値以上となった場合に警告を
発する警告手段とを設けたものである。この発明によれ
ば、放電素子を介する雷サージの放電回数が所定回数
(例えば、400回)に達すると、あるいは電圧制限素
子を流れる漏れ電流が所定値(例えば、7.5μA)以
上となると、自動的に警告が発せられる(例えば、赤色
ランプが点灯する)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。 〔実施の形態1:信号用避雷器〕図1は本発明に係る避
雷器の一実施の形態(実施の形態1)の要部を示す図で
ある。同図において、図4と同一符号は同一或いは同等
構成要素を示し、その説明は省略する。この避雷器4’
は信号用避雷器であり、図4に示した従来の避雷器4と
同様に、信号ケーブル1と計装機器3との間に設けら
れ、計装機器3を雷サージから保護する。
【0012】避雷器4’には、主構成素子として、放電
素子4−1とツェナーダイオード4−2が設けられてい
る。放電素子4−1は、計装機器3へ侵入しようとする
雷サージSGを放電し、計装機器3に加わろうとする雷
サージ電圧V2,V3のピーク値を低減させる。ツェナ
ーダイオード4−2は、電圧制限素子として機能し、計
装機器3へ加わろうとする雷サージ電圧V1の大きさを
制限する。
【0013】また、避雷器4’には、放電素子4−1を
介する雷サージSGの放電回数をカウントするサージ計
数回路4−3と、ツェナーダイオード4−2を流れる漏
れ電流を検出する漏れ電流検出回路4−4と、電源回路
4−5と、警報出力用接点4−6と、発光ダイオードD
1,D2などが設けられている。
【0014】電源回路4−5は、端子P1,P2を介し
て外部の供給電源に接続され、この供給電源を所定の直
流電圧値に変換し、サージ計数回路4−3や漏れ電流検
出回路4−4へ供給する。また、電源回路4−5は、サ
ージ計数回路4−3や漏れ電流検出回路4−4への電源
供給時、発光ダイオード(電源ランプ)D2を緑色点灯
させる。
【0015】サージ計数回路4−3は、光センサ(図示
せず)を有しており、この光センサで放電素子4−1の
放電発光を検知し、その検知回数を放電素子4−1を介
する雷サージSGの放電回数としてカウントする。本実
施の形態において、サージ計数回路4−3は、放電回数
の計数値が例えば390回に達すると、発光ダイオード
(モニタランプ)D1を橙色で点灯させるとともに、警
報出力用接点4−6をオンとする。また、サージ計数回
路4−3は、更に進んで放電回数の計数値が400回に
達した場合、モニタランプD1を橙色点灯から赤色点灯
に変える。なお、警報出力用接点4−6がオンとなる
と、避雷器4’から警報出力が送出され、例えば中央監
視室のアラームランプを点灯させることができる。
【0016】放電素子の寿命は、受けた雷サージの放電
電流の大きさや回数によって異なる。しかし、大半の雷
サージはせいぜい500A程度であるため、その放電回
数をカウントすることにより放電素子の寿命を知ること
ができる。本実施の形態では、放電素子4−1の仮想寿
命を放電回数にして400回と定め、400回に達する
前の390回でモニタランプD1の橙色点灯および警報
出力により寿命まであと僅かであることを知らせ、40
0回に達した時点でモニタランプD1を赤色点灯に変え
て寿命に達したことを知らせるようにしている。
【0017】漏れ電流検出回路4−4は、ツェナーダイ
オード4−2を流れる漏れ電流を検出し、この漏れ電流
が例えば7.5μAを超えた場合に、発光ダイオードD
1を赤色点灯させるとともに警報出力用接点4−6をオ
ンとする。
【0018】ツェナーダイオードは、度重なる雷サージ
を受けると、徐々に漏れ電流が増加する傾向を示す。し
たがって、この漏れ電流を検出することによりツェナー
ダイオードの劣化を知ることが可能である。本実施の形
態では、ツェナーダイオード4−2の漏れ電流を検出
し、この漏れ電流が徐々に増加し、計測信号の精度に影
響する例えば7.5μAに達したときに、モニタランプ
D1を赤色点灯させるとともに警報出力を送出し、ツェ
ナーダイオード4−2の劣化を知らせるようにしてい
る。
【0019】このように、本実施の形態の避雷器4’に
よれば、モニタランプD1の点灯(橙色点灯/赤色点
灯)や警報出力により、放電素子4−1の寿命やツェナ
ーダイオード4−2の劣化を自動的に知ることができ、
性能を維持しているかどうかのチェックを一々行う必要
がなく、メンテナンスの手間を大幅に削減することが可
能となる。
【0020】なお、図1には示していないが、避雷器
4’内には電気二重層コンデンサが設けられており、使
用途中で電源回路4−5への供給電源がダウンしたよう
な場合、サージ計数回路4−3の動作をバックアップす
る。すなわち、電気二重層コンデンサに電荷が残ってい
る間は、サージ計数回路4−3での放電回数のカウント
が続けられる。なお、電気二重層コンデンサの電荷は1
週間ほどで無くなり、サージ計数回路4−3の動作は行
われなくなるが、サージ計数回路4−3や漏れ電流検出
回路4−4がなくても放電素子4−1やツェナーダイオ
ード4−2自体は有効に機能し、避雷器としての本来の
効果が失われることはない。
【0021】〔実施の形態2:電源用避雷器〕図2は本
発明に係る避雷器の他の実施の形態(実施の形態2)の
要部を示す図である。この避雷器5は電源用避雷器であ
り、電源ケーブル6と計装機器3との間に設けられ、計
装機器3を雷サージから保護する。
【0022】避雷器5には、主構成素子として、放電素
子5−1と電圧制限素子5−2が設けられている。放電
素子5−1は、計装機器3へ侵入しようとする雷サージ
SGを放電し、計装機器3に加わろうとする雷サージ電
圧V2,V3のピーク値を低減させる。電圧制限素子5
−2は、計装機器3へ加わろうとする雷サージ電圧V1
の大きさを制限する。本実施の形態において、電圧制限
素子5−2としては、酸化亜鉛バリスタを使用してい
る。
【0023】また、避雷器5には、商用周波数の電力
(商用電源)をフリーパスで通過させるためのフィルタ
5−3と、電源回路5−4と、安全保持ヒューズ5−5
と、放電素子5−1を介する雷サージSGの放電回数を
カウントするサージ計数回路5−6と、電圧制限素子5
−2を流れる漏れ電流を検出する漏れ電流検出回路5−
7と、警報出力用接点5−8と、警報出力用接点5−8
をb接点(常閉接点)とするリレー5−9と、発光ダイ
オードD1,D2などが設けられている。
【0024】電源回路5−4は、フィルタ5−3を介す
る計装機器3への商用電源を分岐入力とし、この商用電
源を所定の直流電圧値に変換し、サージ計数回路5−6
や漏れ電流検出回路5−7へ供給する。また、電源回路
5−4は、サージ計数回路5−6や漏れ電流検出回路5
−7への電源供給時、発光ダイオード(電源ランプ)D
2を緑色点灯させる。
【0025】サージ計数回路5−6は、光センサ(図示
せず)を有しており、この光センサで放電素子5−1の
放電発光を検知し、その検知回数を放電素子5−1を介
する雷サージSGの放電回数としてカウントする。本実
施の形態において、サージ計数回路5−6は、放電回数
の計数値が例えば390回に達すると、発光ダイオード
(モニタランプ)D1を橙色で点灯させるとともに、リ
レー5−9への給電を遮断し、警報出力用接点5−8を
オンとする。また、サージ計数回路5−6は、更に進ん
で放電回数の計数値が400回に達した場合、モニタラ
ンプD1を橙色点灯から赤色点灯に変える。なお、警報
出力用接点5−8がオンとなると、避雷器5から警報出
力が送出され、例えば中央監視室のアラームランプを点
灯させることができる。
【0026】放電素子の寿命は、受けた雷サージの放電
電流の大きさや回数によって異なる。しかし、大半の雷
サージはせいぜい500A程度であるため、その放電回
数をカウントすることにより放電素子の寿命を知ること
ができる。本実施の形態では、放電素子5−1の仮想寿
命を放電回数にして400回と定め、400回に達する
前の390回でモニタランプD1の橙色点灯および警報
出力により寿命まであと僅かであることを知らせ、40
0回に達した時点でモニタランプD1を赤色点灯に変え
て寿命に達したことを知らせるようにしている。
【0027】漏れ電流検出回路5−7は、電圧制限素子
5−2を流れる漏れ電流を検出し、この漏れ電流がAC
3mAを超えた場合に、発光ダイオードD1を赤色点灯
させるとともに、リレー5−9への給電を遮断し、警報
出力用接点5−8をオンとする。
【0028】電圧制限素子5−2として使用している酸
化亜鉛バリスタは、度重なる雷サージを受けると、徐々
に漏れ電流が増加する傾向を示す。したがって、この漏
れ電流を検出することにより酸化亜鉛バリスタの劣化を
知ることが可能である。本実施の形態では、電圧制限素
子5−2の漏れ電流を検出し、この漏れ電流が、酸化亜
鉛バリスタが発煙するまでに至らないまだ安全な漏れ電
流である、例えばAC3mAに達したときに、モニタラ
ンプD1を赤色点灯させるとともに警報出力を送出し、
電圧制限素子5−2の劣化を知らせるようにしている。
【0029】なお、大電流が流れて安全保持ヒューズ5
−5が溶断した場合には、電源回路5−4への供給電源
が遮断されるので、リレー5−9への給電も遮断され
る。これにより、警報出力用接点5−8がオンとなり、
避雷器5から警報出力が送出される。
【0030】このように、本実施の形態の避雷器5によ
れば、モニタランプD1の点灯(橙色点灯/赤色点灯)
や警報出力により、放電素子5−1の寿命や電圧制限素
子5−2の劣化を自動的に知ることができ、性能を維持
しているかどうかのチェックを一々行う必要がなく、メ
ンテナンスの手間を大幅に削減することが可能となる。
【0031】なお、上述した実施の形態1や2では、放
電回数をカウントするために放電素子4−1,5−1の
放電発光を検知するようにしたが、CT(カレントトラ
ンス)を設けて放電素子4−1,5−1に流れる放電電
流を検出するようにしてもよい。この場合、例えば放電
素子4−1,5−1に100A以上の放電電流が流れた
ときを1回として、放電回数をカウントする。
【0032】また、上述した実施の形態1や2では、放
電素子4−1,5−1を介する雷サージSGの放電回数
が390回に達した場合にモニタランプD1を橙色に点
灯させるとともに警報出力を送出し、400回に達した
場合にモニタランプD1を橙色点灯から赤色点灯に変え
るようにしたが、例えば384回に達した場合にモニタ
ランプD1を橙色に点灯させ、400回に達した場合に
モニタランプD1を橙色点灯から赤色点灯に変えるとと
もに警報出力を送出するなどとしてもよく、そのパター
ンは種々考えられる。また、放電回数が1〜384回の
間はモニタランプD1を緑色点灯させるにようにし(最
初の1回目まではモニタランプD1は消灯)、計数機能
が正常であることを知らせるようにしてもよい。
【0033】また、上述した実施の形態1や2では、サ
ージ計数回路(4−3,5−6)と漏れ電流検出回路
(4−4,5−7)とを共に設けるようにしたが、必ず
しもこの2つを併用しなくてもよく、サージ計数回路お
よび漏れ電流検出回路の何れか一方のみを設けるように
してもよい。また、電圧制限素子も、ツェナーダイオー
ドや酸化亜鉛バリスタに限られるものではない。
【0034】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、放電素子を介する雷サージの放電回数が
所定回数に達すると自動的に警告が発せられ、また電圧
制限素子を流れる漏れ電流が所定値以上となると自動的
に警告が発せられ、これにより放電素子の寿命や電圧制
限素子の劣化を知ることが可能となり、避雷器がその性
能を維持しているかどうかのチェックを一々行う必要が
なく、メンテナンスの手間を大幅に削減することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る避雷器の一実施の形態(実施の
形態1)の要部を示す図である。
【図2】 本発明に係る避雷器の他の実施の形態(実施
の形態2)の要部を示す図である。
【図3】 線間破壊の原因となる雷サージ電圧V1およ
び放電破壊の原因となる雷サージ電圧V2,V3を説明
する図である。
【図4】 従来の避雷器の要部を示す図である。
【符号の説明】
1…信号ケーブル、3…計装機器、4’…避雷器(信号
用避雷器)、4−1…放電素子、4−2…ツェナーダイ
オード、4−3…サージ計数回路、4−4…漏れ電流検
出回路、4−5…電源回路、4−6…警報出力用接点、
D1…発光ダイオード(モニタランプ)、D2…発光ダ
イオード(電源ランプ)、5…避雷器(電源用避雷
器)、5−1…放電素子、5−2…電圧制限素子(酸化
亜鉛バリスタ)、5−3…フィルタ、5−4…電源回
路、5−5…安全保持ヒューズ、5−6…サージ計数回
路、5−7…漏れ電流検出回路、5−8…警報出力用接
点、5−9…リレー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルに接続された電子機器を雷サー
    ジから保護する避雷器において、 前記電子機器に侵入しようとする雷サージを放電する放
    電素子と、 この放電素子を介する雷サージの放電回数をカウントす
    る計数手段と、 この計数手段がカウントする雷サージの放電回数が所定
    回数に達した場合に警告を発する警告手段とを備えたこ
    とを特徴とする寿命検知機能を有する避雷器。
  2. 【請求項2】 ケーブルに接続された電子機器を雷サー
    ジから保護する避雷器において、 前記電子機器に印加されようとする雷サージによる電圧
    を制限する電圧制限素子と、 この電圧制限素子を流れる漏れ電流を検出する漏れ電流
    検出手段と、 この漏れ電流検出手段が検出する漏れ電流が所定値以上
    となった場合に警告を発する警告手段とを備えたことを
    特徴とする寿命検知機能を有する避雷器。
  3. 【請求項3】 ケーブルに接続された電子機器を雷サー
    ジから保護する避雷器において、 前記電子機器に侵入しようとする雷サージを放電する放
    電素子と、 この放電素子を介する雷サージの放電回数をカウントす
    る計数手段と、 前記電子機器に印加されようとする雷サージによる電圧
    を制限する電圧制限素子と、 この電圧制限素子を流れる漏れ電流を検出する漏れ電流
    検出手段と、 前記計数手段がカウントする雷サージの放電回数が所定
    回数に達した場合あるいは前記漏れ電流検出手段が検出
    する漏れ電流が所定値以上となった場合に警告を発する
    警告手段とを備えたことを特徴とする寿命検知機能を有
    する避雷器。
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