JPH0514933U - 尖頭電圧検知器 - Google Patents

尖頭電圧検知器

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JPH0514933U
JPH0514933U JP6401891U JP6401891U JPH0514933U JP H0514933 U JPH0514933 U JP H0514933U JP 6401891 U JP6401891 U JP 6401891U JP 6401891 U JP6401891 U JP 6401891U JP H0514933 U JPH0514933 U JP H0514933U
Authority
JP
Japan
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alarm
predetermined
current
arrester
detector
Prior art date
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Pending
Application number
JP6401891U
Other languages
English (en)
Inventor
秀▲徳▼ ▲廣▼瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異常電圧を検出できるようにし、かつアレス
タの小型化を実現する。 【構成】 警報信号発生器10は、電流検知器5が、ア
レスタ1の接地極101に接続された接地線7のサージ
電流を検出すると、その検出信号を2次巻線6から整合
回路9を通じて受け取り、その情報を保持する。そして
警報動作として、スピーカ11を駆動して警報音を発生
させ、警報ランプ12を点灯させ、さらに所定の警報信
号aを送出する。警報信号発生器10はワンショットト
リガにより警報情報を保持する警報保持手段を備えてお
り、それが整合回路9からの検出信号によりトリガされ
ることにより、警報情報が保持され、警報情報が保持さ
れている間、警報信号発生器10は上記警報動作を行
う。また、この警報保持手段は所定の操作によってリセ
ットされるようになっており、例えば保守者が異常発生
を認識した後、所定の操作により警報を解除することが
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電話回線などの異常電圧を検出する尖頭電圧検知器に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、電話回線などにはアレスタが接続され、サージ電圧などの異常電圧が発 生した場合にはそれを大地に放電し、負荷に異常電圧がかからないようにしてい た。また、アレスタ収納ケースには異常発生の表示手段が設けられ、異常電圧が 発生した場合には、アレスタ内通過電流または異常電流による発熱効果によるヒ ューズ遮断などを積極的に行わせて、異常発生の表示および警報信号の送出を行 わせていた。そして、電話交換機設備の加入者ラインのように、多数のアレスタ を運用管理しなければならない場合には、アレスタ本体での異常表示は、保守上 、直接目視確認できるという点で極めて有効であった。ただし、この機能は機械 的な動作によって実現されているためアレスタの形状寸法が大きく、高密度実装 には向かないという難点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところでアレスタによって保護される電話交換機が機械式リレーから電子化さ れるに従って、保護する電圧の上限値も厳しく設定することが必要となり、電圧 制御素子に半導体が使用されることになる。しかしその場合には従来のように機 械接点で異常電流通過時の異常表示や警報信号の送出を行うことは不可能となる 。そのため、異常表示や警報信号の送出を行うためには電流検出機能をアレスタ に付加しなければならず、その結果、形状寸法が現状のものより大きくなって、 市場からの要求である高密度実装のための小型化に相反することになってしまう 。
【0004】 本考案の目的は、このような問題を解決し、異常電圧の検出表示機能を有し、 かつアレスタ本体の小型化を実現する尖頭電圧検知器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の考案による尖頭電圧検知器は、接地極に接地線が接続された一つのアレ スタと、 前記接地線に流れる電流を検出する電流検知器と、 この電流検知器が電流を検出したとき、所定の表示を行うか、あるいは所定の 音を発するか、あるいは所定の信号を送出する警報手段とを備えたことを特徴と する。
【0006】 第2の考案による尖頭電圧検知器は、接地極が共に一本の接地線に接続された 複数のアレスタと、 前記接地線に流れる電流を検出する電流検知器と、 この電流検知器が電流を検出したとき、所定の表示を行うか、あるいは所定の 音を発するか、あるいは所定の信号を送出する警報手段とを備えたことを特徴と する。
【0007】
【実施例】
次に本考案の実施例について図面を参照して説明する。図1に第1の考案によ る尖頭電圧検知器の一例を示す。1は例えば電話回線に接続されるアレスタであ り、放電管2およびサーミスタ3,4により構成され、その接地極101は接地 線7により設定されている。そして、接地線7には、接地線が貫通する形で電流 検知器5が装着されており、その2次巻線6に誘起される電圧は誘導電圧整合回 路9を通じて警報信号発生器10に入力される。
【0008】 警報信号発生器10は、電流検知器5が接地線7のサージ電流を検出すると、 その検出信号を2次巻線6から整合回路9を通じて受け取り、その情報を保持す る。そして警報動作として、スピーカ11を駆動して警報音を発生させ、警報ラ ンプ12を点灯させ、さらに所定の警報信号aを送出する。警報信号発生器10 はワンショットトリガにより警報情報を保持する警報保持手段を備えており、そ れが整合回路9からの検出信号によりトリガされることにより、警報情報が保持 され、警報情報が保持されている間、警報信号発生器10は上記警報動作を行う 。また、この警報保持手段は所定の操作によってリセットされるようになってお り、例えば保守者が異常発生を認識した後、所定の操作により警報を解除するこ とができる。
【0009】 このような構成において、アレスタ1の接地極101を通じてサージ電流が流 れると、それは電流検知器5によって検出され、そのとき警報信号発生器10は 、スピーカ11を駆動して警報音を発生させ、警報ランプ12を点灯させ、さら に所定の警報信号aを送出する。その結果、保守者は異常発生を認識し、その後 、所定の操作により警報を解除する。
【0010】 図2に第2の考案による尖頭電圧検知器の一例を示す。この検知器が図1の検 知器と異なるのは複数のアレスタが設けられている点である。そして、各アレス タの接地極101はすべて共通に接続され、接地線7によって接地されている。 接地線7には図1の尖頭電圧検知器の場合と同様に電流検知器5が装着され、そ の2次巻線6は誘導電圧整合回路9に接続され、その出力信号は、図1の検知器 のものと同一構成であり、スピーカ11および警報ランプ12が接続された警報 信号発生器10に入力されている。
【0011】 そして、この尖頭電圧検知器の場合には、アレスタ1のどれか一つの接地極1 01を通じてサージ電流が流れると、それは電流検知器5によって検出され、そ のとき警報信号発生器10は、スピーカ11を駆動して警報音を発生させ、警報 ランプ12を点灯させ、さらに所定の警報信号aを送出する。
【0012】 なお、上述した2つの尖頭電圧検知器は、雷や高圧線混触によって通信回線に 発生した異常電圧を検出する場合だけでなく、制御ケーブル束ごとの混入サージ 電圧や、電力線の雷サージなどの検出にも適用できる。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように第1の考案の尖頭電圧検知器では、アレスタ本体とは別に 電流検知器と警報手段とが設けられ、電流検知によってアレスタの接地線に流れ る異常電流が検出されたとき、警報手段は、所定の警報表示を行うか、あるいは 所定の警報音を発するか、あるいは所定の警報信号を送出するようになっている 。従って、アレスタ本体には異常電圧の抑制機能だけを持たせればよいので、そ の小型化が可能となり、アレスタの実装密度を向上させることができる。また、 第2の考案の尖頭電圧検知器でも、複数のアレスタに対して、それらとは別に電 流検知器および警報手段が設けられている。従って、第1の考案の場合と同様、 アレスタ本体には異常電圧の抑制機能だけを持たせればよく、その小型化が可能 となり、アレスタの実装密度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の考案による尖頭電圧検知器の一例を示す
ブロック図である。
【図2】第2の考案による尖頭電圧検知器の一例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 アレスタ 2 放電管 3,4 サーミスタ 5 電流検知器 6 2次巻線 7 接地線 9 誘導電圧整合回路 10 警報信号発生回路 11 スピーカ 12 警報ランプ 101 接地極

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】接地極に接地線が接続された一つのアレス
    タと、 前記接地線に流れる電流を検出する電流検知器と、 この電流検知器が電流を検出したとき、所定の表示を行
    うか、あるいは所定の音を発するか、あるいは所定の信
    号を送出する警報手段とを備えたことを特徴とする尖頭
    電圧検知器。
  2. 【請求項2】接地極が共に一本の接地線に接続された複
    数のアレスタと、 前記接地線に流れる電流を検出する電流検知器と、 この電流検知器が電流を検出したとき、所定の表示を行
    うか、あるいは所定の音を発するか、あるいは所定の信
    号を送出する警報手段とを備えたことを特徴とする尖頭
    電圧検知器。
  3. 【請求項3】前記警報手段は、前記電流検知器が電流を
    検出したとき、警報動作として、継続して所定の表示を
    行うか、あるいは所定の音を発するか、あるいは所定の
    信号を送出し、所定の操作が行われたとき、前記警報動
    作を停止することを特徴とする請求項1または2記載の
    尖頭電圧検知器。
JP6401891U 1991-08-14 1991-08-14 尖頭電圧検知器 Pending JPH0514933U (ja)

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JP6401891U JPH0514933U (ja) 1991-08-14 1991-08-14 尖頭電圧検知器

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JP6401891U JPH0514933U (ja) 1991-08-14 1991-08-14 尖頭電圧検知器

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JPH0514933U true JPH0514933U (ja) 1993-02-26

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ID=13246004

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JP6401891U Pending JPH0514933U (ja) 1991-08-14 1991-08-14 尖頭電圧検知器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014093840A (ja) * 2012-11-02 2014-05-19 Hitachi Ltd 可変速発電電動機システム
JP2015174518A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 日信工業株式会社 リザーバタンク

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS535748A (en) * 1976-07-05 1978-01-19 Hitachi Ltd Protection gap performance alarm
JPS6445816A (en) * 1987-08-17 1989-02-20 Toray Industries Production of alumina yarn

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