JP3009731U - 電子機器用避雷器 - Google Patents

電子機器用避雷器

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JP3009731U
JP3009731U JP1994012141U JP1214194U JP3009731U JP 3009731 U JP3009731 U JP 3009731U JP 1994012141 U JP1994012141 U JP 1994012141U JP 1214194 U JP1214194 U JP 1214194U JP 3009731 U JP3009731 U JP 3009731U
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voltage limiting
lightning arrester
fuse
surge voltage
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JP1994012141U
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東勇 堀田
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M System Co Ltd
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M System Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 避雷器の破壊および電力の供給の存否を認識
する電子機器用避雷器を提供する。 【構成】 電子機器Dの電源回路Eと屋外電源との間に
挿入される電子機器用避雷器において、バリスタより成
る電圧制限素子AS4を避雷器のサージ電圧制限素子と
して具備し、サージ電圧制限素子AS4はヒューズF1
が接続されてサージ電圧制限素子AS4とヒューズF1
より成る直列経路を構成し、サージ電圧制限素子AS4
とヒューズF1より成る直列経路は電源回路Eの入力端
子uおよびvと屋外電源の出力端子UおよびVのそれぞ
れにまたがって接続し、サージ電圧制限素子AS4に並
列に接続されるブリッジ整流回路REを具備し、ブリッ
ジ整流回路REの出力端子に接続する発光素子LEDを
具備する電子機器用避雷器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電子機器用避雷器に関し、特に、電子機器の電源回路に挿入設置 し、電子機器を雷サージから保護する避雷器において、避雷器が動作して雷によ りサージ電圧制限素子が破壊したことを検知し、ヒューズを溶断させることによ り破壊を検知したことを発光表示する電子機器用避雷器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来例を図3を参照して説明する。 電子機器Dの電源回路Eに対して、UV線間には雷サージ電圧V1が現われる と共に、V線アース間には雷サージ電圧V2が現われ、U線アース間には雷サー ジ電圧V3が現われる。雷サージ電圧V1は線間破壊の原因となり、そして雷サ ージ電圧V2および雷サージ電圧V3は放電破壊の原因となる。これらの破壊を 阻止するために避雷器が接続される。
【0003】 AS1、AS2およびAS3は避雷管を示し、これらは雷サージ電圧を吸収す る1次避雷器を構成する。L1およびL2は進入する高周波雑音を遮断する高周 波フィルタであり、外部から供給される電力についてはそのまま通過せしめるも のである。AS4は2次避雷器を構成するバリスタより成る電圧制限素子示す。 F1はヒューズであり、2次避雷器の電圧制限素子AS4に直列に接続される。 電子機器Dの電源回路Eを保護する避雷器の電圧制限素子としてバリスタを使用 する場合、バリスタの破壊は必ずショートモードとなるところから、破壊に対応 して溶断開放するヒューズF1を必ずバリスタより成る電圧制限素子AS4に直 列に接続する。これは、バリスタより成る電圧制限素子AS4が破壊してこれに よる導通状態を放置すると外部電源が故障するからこれを保護するために使用さ れる。ALはヒューズF1に応動する警報接点を示す。この警報接点ALは、ヒ ューズF1が電圧制限素子AS4の破壊に対応して溶断開放したことに応動して 何等かの警報を発生するために具備される。uおよびvは保護される電子機器D の電源回路Eの入力端子を示す。2次避雷器はこれらの電源の入力端子uおよび vに接続される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述の通りの電子機器用避雷器の従来例においては、ヒューズF1が電圧制限 素子AS4の破壊に対応して溶断開放したことに応動する警報接点ALを具備し て何等かの警報を発生する。この警報接点ALにより制御される警報表示装置の 設置箇所については、これを電子機器用避雷器自体に設置するものがある。そし て、この電子機器用避雷器に設置される警報表示装置としては、例えば、警報接 点ALの動作に応動して表示部材を扛上位置から落下せしめることにより電圧制 限素子AS4の破壊を警報するタイプのものがある。このタイプの警報表示装置 を電子機器用避雷器に採用した場合、表示部材の状態が扛上位置にあるのか、或 は落下位置にあるのか認識し難い場合がままある。特に、電子機器用避雷器を暗 所に設置した場合、避雷器設置場所において表示部材の状態の認識は殆ど不可能 である。警報表示装置の表示部材を発光部材により構成すれば、電子機器用避雷 器を暗所に設置した場合であっても、その明暗により電圧制限素子AS4が正常 か否かを表示、認識することができる。
【0005】 また、電子機器用避雷器においては、種々の理由から避雷器は破壊したが外部 電源からの電力の供給は継続してなされているか否かを認識したい場合がある。 しかし、警報表示装置の表示部材を発光部材により構成しても、単に表示部材を 発光部材により構成するということのみに依っては、避雷器の電圧制限素子AS 4は破壊したが、電子機器に対して引続き外部電源から電力の供給がなされてい るか否かを認識することはできない。
【0006】 この考案は、避雷器の破壊したこと、および必要に応じて避雷器の破壊後も引 続き外部電源から電力の供給がなされているか否かの双方を認識する電子機器用 避雷器を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
電子機器Dの電源回路Eと屋外電源との間に挿入接続される電子機器用避雷器 において、バリスタより成る電圧制限素子AS4を避雷器のサージ電圧制限素子 として具備し、サージ電圧制限素子AS4はヒューズF1が接続されてサージ電 圧制限素子AS4とヒューズF1より成る直列経路を構成し、サージ電圧制限素 子AS4とヒューズF1とより成る直列経路は電源回路Eの入力端子uおよびv と屋外電源の出力端子UおよびVのそれぞれにまたがって接続し、サージ電圧制 限素子AS4に並列に接続されるブリッジ整流回路REを具備し、ブリッジ整流 回路REの出力端子に接続する発光素子LEDを具備する電子機器用避雷器を構 成した。
【0008】 そして、ヒューズF1に並列に接続される第2のブリッジ整流回路RE2を具 備し、第2のブリッジ整流回路の出力端子に接続する第2の発光素子を具備する 電子機器用避雷器を構成した。 また、発光素子は発光ダイオードである電子機器用避雷器を構成した。
【0009】
【実施例】
この考案の実施例を図1を参照して説明する。 避雷管AS1、AS2およびAS3は雷サージ電圧を吸収する1次避雷器を構 成する。高周波フィルタL1およびL2は外部から進入する高周波雑音を遮断す るが、外部から供給される電力はそのまま通過させる。2次避雷器を構成するバ リスタより成る電圧制限素子AS4にはヒューズF1が直列に接続される。電子 機器Dの電源回路Eを保護する避雷器の電圧制限素子としてバリスタを使用する 場合、バリスタの破壊は必ずショートモードとなるところから、破壊に対応して 溶断解放するヒューズF1を必ずバリスタより成る電圧制限素子AS4に直列に 接続する。従来例と同様に、バリスタより成る電圧制限素子AS4が破壊してこ れによる導通状態を放置すると外部電源が故障するからこれを保護するに使用さ れる。サージ電圧制限素子AS4とヒューズF1とより成る直列経路は入力端子 uおよびvと屋外電源の出力端子UおよびVのそれぞれにまたがって接続される 。REはこの考案により具備されるブリッジ整流回路であり、サージ電圧制限素 子AS4に並列に接続される。LEDは発光素子である発光ダイオードであり、 ブリッジ整流回路REの出力端子に接続される。なお、R1は高抵抗値の保護抵 抗である。
【0010】 次に、この考案の電子機器用避雷器の動作について説明する。 正常動作状態においては、外部電源からの電力がU線から高周波フィルタL1 、ヒューズF1、保護抵抗R1、ブリッジ整流回路RE、高周波フィルタL2、 V線という経路を介して通電し、この結果、ブリッジ整流回路REの出力端子か ら発光素子である発光ダイオードLEDに給電されて点灯する。発光ダイオード LEDが点灯するということは、外部電源から正常に電力が供給され且つ避雷器 が正常な動作状態にあることを示しており、避雷器の正常状態が認識される。
【0011】 次に、故障状態については、バリスタより成る電圧制限素子AS4は雷撃を受 けた場合にUV線に誘導される雷サージ電圧により破壊し、或は経年劣化するこ とにより破壊してショートモード状態となる。この場合、電圧制限素子AS4が ショートモード状態となることにより、サージ電圧制限素子AS4とヒューズF 1とより成る直列経路には外部電源から大電流が流通し、その結果、ヒューズF 1は必ず溶断、開放する。ヒューズF1が溶断解放するとLEDは消灯し、これ は電圧制限素子AS4の破壊を示す。LED消灯により、結局、サージ電圧制限 素子AS4破壊、ヒューズF1溶断であることが表示される。そして、電子機器 自体が動作しているか否かを観ることにより通電状態にあるか否かも認識するこ とができる。
【0012】 図2は他の実施例を示す図である。図1に示される実施例において、更に、第 2のブリッジ整流回路RE2および第2の発光素子である発光ダイオードLED 2を付加したものに相当する。即ち、第2のブリッジ整流回路RE2は保護抵抗 R2を直列接続してヒューズF1に並列に接続されている。そして、第2の発光 素子である発光ダイオードLED2は第2のブリッジ整流回路RE2の出力端子 に接続されている。
【0013】 図2の実施例の正常動作状態においては、サージ電圧制限素子AS4は開放状 態にあり、ヒューズF1は短絡状態にある。ここで、ブリッジ整流回路REには ヒューズF1を介して外部電源から電力が供給され、発光ダイオードLEDは点 灯する。一方、第2のブリッジ整流回路RE2はヒューズF1により短絡されて 発光ダイオードLED2は点灯しない。
【0014】 故障状態においては、電圧制限素子AS4はショートモード状態にあり、これ に起因してヒューズF1は溶断開放する。ここで、外部電源から保護抵抗R2、 第2のブリッジ整流回路RE2、ショートモード状態にある電圧制限素子AS4 という経路を介して通電され、発光ダイオードLED2は点灯する。一方、ブリ ッジ整流回路REはショートモード状態にある電圧制限素子AS4により短絡さ れて発光ダイオードLEDは消灯する。即ち、LED2は点灯、LEDは消灯で あることにより、サージ電圧制限素子AS4破壊、ヒューズF1溶断、通電状態 にあることが積極的に表示され、これを電子機器用避雷器のところにおいて認識 することができるので、これに対して適切な対処をすることができる。
【0015】
【考案の効果】
以上の通りであって、避雷器の破壊したこと、および外部電源から電力の供給 がなされているか否かの双方を電子機器用避雷器のところにおいて認識すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を説明する図。
【図2】他の実施例を説明する図。
【図3】従来例を説明する図。
【符号の説明】
D 電子機器 E 電源回路 u 入力端子 v 入力端子 U 出力端子 V 出力端子 AS4 電圧制限素子 F1 ヒューズ RE ブリッジ整流回路 LED 発光素子

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器の電源回路と屋外電源との間に
    挿入接続される電子機器用避雷器において、バリスタよ
    り成る電圧制限素子を避雷器のサージ電圧制限素子とし
    て具備し、サージ電圧制限素子はヒューズが接続されて
    サージ電圧制限素子とヒューズとより成る直列経路を構
    成し、サージ電圧制限素子とヒューズとより成る直列経
    路は電源回路の入力端子と屋外電源の出力端子のそれぞ
    れにまたがって接続し、サージ電圧制限素子に並列に接
    続されるブリッジ整流回路を具備し、ブリッジ整流回路
    の出力端子に接続する発光素子を具備することを特徴と
    する電子機器用避雷器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載される電子機器用避雷器
    において、ヒューズに並列に接続される第2のブリッジ
    整流回路を具備し、第2のブリッジ整流回路の出力端子
    に接続する第2の発光素子を具備することを特徴とする
    電子機器用避雷器。
  3. 【請求項3】 請求項1および請求項2の何れかに記載
    される電子機器用避雷器において、発光素子は発光ダイ
    オードであることを特徴とする電子機器用避雷器。
JP1994012141U 1994-09-30 1994-09-30 電子機器用避雷器 Expired - Lifetime JP3009731U (ja)

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