JPH10276425A - カメラシステム - Google Patents

カメラシステム

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JPH10276425A
JPH10276425A JP9078380A JP7838097A JPH10276425A JP H10276425 A JPH10276425 A JP H10276425A JP 9078380 A JP9078380 A JP 9078380A JP 7838097 A JP7838097 A JP 7838097A JP H10276425 A JPH10276425 A JP H10276425A
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Susumu Ito
享 伊藤
Kiyotaka Takehara
清隆 竹原
Katsuhiko Kimura
克彦 木村
Koichi Okada
晃一 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発生した事象を的確に把握できる画像を記憶す
ることのできるカメラシステムを提供する。 【解決手段】カメラ2、火災センサ3、非常押釦4及び
侵入検知センサ5が親器1に信号線7を介して接続され
る。火災センサ3や侵入検知センサ5が火災や侵入物体
を検知したり、非常押釦4が押動されると、火災センサ
3、非常押釦4及び侵入検知センサ5から親器1にそれ
ぞれ信号が入力される。親器1は信号線7を介して入力
された信号から発生した事象を判断し、その事象に応じ
た周期や解像度でカメラ2の画像を記憶する。また、記
憶された画像は親器1で再生、或いは、回線6を介して
遠隔に設けられた端末に転送され、この画像をモニタす
ることにより、発生した事象を的確に判断して対処す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋内や敷地内にお
いて、監視範囲内の画像を撮像する撮像手段と、事象の
発生により信号を発生する信号発生手段とを連動させ
て、撮像手段の画像を記憶するとともに、記憶された画
像を再生又は遠隔に転送するカメラシステムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種のカメラシステムとしては、屋内
や敷地内において、監視範囲内の画像を撮像する撮像手
段たるCCDカメラなどのカメラと、事象の発生を検知
する信号発生手段たるセンサとを備え、センサの種類や
設置状況とは無関係に、カメラの画像を一定又は可変の
周期で記憶したり、カメラの画像に変化が生じるとカメ
ラの画像を記憶するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のカメラシス
テムでは、カメラの画像を間欠的に記憶しているので、
画像を記憶する画像記憶手段たるメモリの記憶容量をあ
る程度小さくすることができる。しかしながら、センサ
の種類や設置状況とは無関係に一定の周期や解像度でカ
メラの画像を記憶しており、センサの種類すなわち発生
した事象の種類やセンサの設置状況に応じてカメラの画
像を記憶していないので、センサが事象の発生を検知し
た前後で、その事象を的確に判断できる画像を記憶でき
ない可能性があった。また、メモリに冗長な画像まで記
憶されるために、メモリの記憶容量を有効に利用できな
いという問題もあった。その結果、メモリに記憶された
画像を再生したり、遠隔でモニタする際に、発生した事
象を的確に判断できる画像を見ることができないという
問題もあった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、請求項1乃至6の発明の目的は、発生した事象
を的確に判断できる画像を記憶するとともに、記憶され
た画像を再生、又は、遠隔でモニタすることにより発生
した事象を的確に判断し対処できるカメラシステムを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、事象の発生により信号を発生
する信号発生手段と、監視範囲の画像を撮像する撮像手
段と、信号発生手段が信号を発生した前後の撮像手段の
画像を記憶する画像記憶手段と、画像記憶手段に記憶さ
れた画像を再生する再生手段と、画像記憶手段に記憶さ
れた画像を遠隔に転送する転送手段とを備えており、信
号発生手段が信号を発生した前後、すなわち、事象が発
生した前後の画像が記憶されるので、発生した事象を的
確に判断することのできる画像を記憶できる。また、記
憶した画像を再生したり、遠隔でモニタできるので、そ
の画像を見て発生した事象を的確に判断し、その事象に
対して迅速且つ的確に対処することができる。
【0006】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、画像記憶手段が画像を記憶する周期を、信号発生
手段の種類や設置状況に応じて変化させており、発生し
た事象に応じた周期で画面を記憶できるので、事象の発
生時と経過を少ない画像枚数で表現した画像を記憶する
ことができる。請求項3の発明では、請求項1の発明に
おいて、画像記憶手段が記憶する画像の解像度を、信号
発生手段の種類や設置状況に応じて変化させており、発
生した事象に応じた解像度の画面を記憶できるので、発
生した事象を明確に識別することのできる画像を記憶す
ることができる。
【0007】請求項4の発明では、請求項2の発明にお
いて、信号発生手段が火災を検知する火災センサからな
り、画像記憶手段は、火災センサの設置状況に応じた特
定の周期で、火災センサが火災を検知した時点の前後の
画像を記憶しているので、火災の発生時とその後の延焼
過程を示す画像を記憶することができる。また、記憶し
た画像を再生、又は、遠隔でモニタすることができるの
で、その画像を見て火災の発生原因や延焼過程を判断
し、火災に対して迅速且つ適切に対処することができ
る。
【0008】請求項5の発明では、請求項2の発明にお
いて、信号発生手段が、非常事態発生時に押釦が押動さ
れることによって、非常事態を報知する非常押釦からな
り、画像記憶手段は、非常押釦が押動された時点の直前
直後の画像を記憶しているので、非常事態の発生時とそ
の後の状況を示す画像を記憶することができる。また、
記憶した画像を再生、又は、遠隔でモニタすることがで
きるので、その画像を見て非常事態の内容やその後の経
過を判断し、非常事態に対して迅速且つ適切に対処する
ことができる。
【0009】請求項6の発明では、請求項3の発明にお
いて、信号発生手段が侵入物体を検知する侵入検知セン
サからなり、画像記憶手段は、侵入検知センサが侵入物
体を検知すると、通常時よりも高い解像度で、撮像手段
の画像を記憶しているので、侵入物体を明確に識別する
ことができる鮮明な画像を記憶することができる。ま
た、記憶した画像を再生、又は、遠隔でモニタすること
ができるので、その画像を見て侵入物体の正体や侵入経
路を判断し、侵入物体に対して迅速且つ適切に対処する
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は、本発明のカメラシステムを屋内
8に配置した場合の概略構成図を示す。屋内8には、監
視範囲たる屋内8の画像を撮像する撮像手段たるカメラ
2と、信号発生手段たる火災センサ3、非常押釦4及び
侵入検知センサ5とが配設される。ここで、火災センサ
3は火災或いは煙を検知し、非常押釦4は、非常事態発
生時に押釦が押動されると非常事態の発生を報知し、侵
入検知センサ5は屋内8に物体が侵入したことを検知す
る。
【0011】カメラ2、火災センサ3、非常押釦4及び
侵入検知センサ5は信号線7を介して親器1に接続され
ており、カメラ2の画像信号や、火災センサ3、非常押
釦4及び侵入検知センサ5の信号が親器1に入力され
る。また、親器1は電話回線や専用回線等の回線6を介
して遠隔に設けられたモニタ用の端末(図示せず)に接
続されている。親器1は火災センサ3、非常押釦4及び
侵入検知センサ5から入力された信号を演算し、その演
算結果に基づいてカメラ2の画像を記憶するとともに、
記憶した画像を再生したり、回線6を介して遠隔地に設
けられた端末へ転送し、遠隔地から屋内8の画像をモニ
タすることができる。
【0012】図2は、親器1のブロック図を示す。有線
インターフェイス部(以下、有線I/F部と略す)12
には、信号線7を介してカメラ2の画像信号や、火災セ
ンサ3、非常押釦4及び侵入検知センサ5からの信号が
入力される。有線I/F部12は、入力された画像信号
や検知信号の信号処理を行い、カメラ2からの画像信号
は画像処理部13へ出力し、火災センサ3、非常押釦4
及び侵入検知センサ5からの信号はCPU10へ出力す
る。画像処理部13は、有線I/F部12を介して入力
されたカメラ2の画像信号に色補正、広角歪補正、ノイ
ズ除去等の各種画像補正・処理を行って、画像記憶手段
たる画像記憶部14に出力する。CPU10は、プログ
ラム記憶部11に記憶されたプログラムに従って、有線
I/F部12を介して入力された信号の演算処理を行
う。
【0013】画像記憶部14は、CPU10からの命令
が入力されていない場合、画像処理部13から入力され
た画像信号を記憶し、その画像信号を一定期間保持した
後、画像処理部13から新しい画像信号が入力される度
に、画像記憶部14に保持されている最も古い画像信号
に上書きする。また、画像記憶部14は、CPU10か
らの命令に従って、記憶している画像信号を転送手段た
る通信インターフェイス部(以下、通信I/F部と略
す)15、又は、再生手段たる表示・操作部16に出力
する。通信I/F部15は回線6を介して遠隔地に設け
られたモニタ用の端末に接続されており、通信I/F部
15はCPU10からの命令に従って画像記憶部14に
記憶された画像信号を端末に転送し、端末でカメラ2の
画像をモニタする。また、表示・操作部16を操作し
て、画像記憶部14に保持された画像信号の再生を指示
すると、画像記憶部14に記憶された画像信号が表示・
操作部16に入力され、表示・操作部16で画像信号が
再生される。
【0014】図3に示すように、ある事象が発生し、対
応する信号発生手段が時刻t0 で事象の発生を検知して
信号を発生すると、CPU10は、信号を発生した信号
発生手段を認識し、時刻t0 から所定の時間Tb だけ前
の画像信号と、時刻t0 から所定の時間Ta だけ後の画
像信号とを保持するように、画像記憶部14に命令を出
力する。尚、時間Ta,Tb は信号発生手段の種類や設置
状況に応じた固有の値である。
【0015】CPU10からの命令が画像記憶部14に
入力されると、画像記憶部14は、CPU10からの命
令に従って指定された期間、すなわち、信号発生手段が
信号を発生した時刻t0 前後の期間A〔時刻(t0 −T
b )から時刻(t0 +Ta)までの期間〕の画像を上書
きせずに保持する。ここで、ある事象が発生し、対応す
る信号発生手段が事象の発生を検知して信号を発生した
場合、信号発生手段が信号を発生するとともに、CPU
10は、画像記憶部14に記憶された画像信号を、通信
I/F部15を介して予め登録された端末に転送し、こ
の端末で画像をモニタする。同時に、CPU10は画像
記憶部14に記憶された画像信号を表示・操作部16に
も出力させ、表示・操作部16は画像記憶部14から入
力された画像信号を再生する。更に、表示・操作部16
が外部から操作されて、画像記憶部14に記憶された画
像信号の再生を指示された場合、CPU10は画像記憶
部14に記憶された画像信号を表示・操作部16に出力
させ、表示・操作部16は画像記憶部14から入力され
た画像信号を再生する。このように、CPU10は、画
像記憶部14に記憶された画像信号を表示・操作部16
で再生させたり、遠隔の端末に転送しているので、表示
・操作部16や外部の端末で画像をモニタすることによ
って、どのような事象が発生したかを判断することがで
きる。
【0016】上述のように、このカメラシステムでは、
信号を発生した信号発生手段の種類やその設置状況に応
じて、画像記憶部14が画像を記憶する周期を変化させ
ている。例えば、信号発生手段として2つの異なる事象
をそれぞれ検知する第1及び第2のセンサがあり、図4
(a)に示すように、時刻t1 で第1のセンサがある事
象の発生を検知した場合、CPU10は、時刻t1 以前
の時刻T11,T12の画像信号と、時刻t1 以後の時刻T
13の画像信号を保持する命令を画像記憶部14に出力す
る。また、図4(b)に示すように、第2のセンサが時
刻t2 で別の事象の発生を検知した場合、CPU10
は、時刻t2 の直前直後の時刻t21,t22における画像
信号を保持する命令を画像記憶部14に出力する。そし
て、画像記憶部14は、CPU10からの命令によっ
て、指定された時刻の画像信号を上書きせずに保持す
る。
【0017】また、信号発生手段の種類や設置状況に応
じて、画像記憶部14が記憶する画像の解像度を変化さ
せても良い。有線I/F部12を介して信号発生手段か
らの信号がCPU10に入力されると、CPU10は、
この信号を演算処理して、信号発生手段が事象の発生を
検知したことを認識し、事象の発生を検知した信号発生
手段に応じた解像度でカメラ2の画像信号を保持するよ
うに画像記憶部14に命令を出力する。画像記憶部14
は、CPU10から入力された命令に従って、CPU1
0に指定された解像度で画像処理部13から入力された
画像信号を保持する。例えば、図5に示すように、時刻
3 で信号発生手段たる第3のセンサがある事象の発生
を検知すると、CPU10は、時刻t3 以前の時刻T31
から時刻t3 以後の時刻T32までの期間、通常の解像度
0 よりも高い解像度K1 で画像を保持する命令を画像
記憶部14に出力し、画像記憶部14はCPU10から
の命令に従って解像度K1 でカメラ2の画像信号を保持
する。
【0018】このように、信号発生手段の種類や設置状
況に応じて、画像記憶部14が画像を記憶する周期や、
画像記憶部14が記憶する画像の解像度を変化させてい
るので、発生した事象に応じた的確な周期や解像度の画
像を画像記憶部14に記憶させることができ、発生した
事象を少ない画像枚数で的確に表現できる画像を記憶す
ることができ、冗長な画像を減らして、画像記憶部14
の記憶容量を有効に利用することができる。
【0019】ここで、火災センサ3、非常押釦4及び侵
入検知センサ5を例として、各センサが夫々対応する事
象の発生を検知した場合の親器1の動作を具体的に説明
する。まず、火災センサ3が火災又は煙の発生を検知し
た場合について図6を参照して説明する。火災センサ3
の検知信号が有線I/F部12を介してCPU10に入
力されると、CPU10は火災の発生を認識し、火災セ
ンサ3に対応して予め設定された周期で、カメラ2の画
像信号を保持するように画像記憶部14に命令を出力す
る。実際には、火災センサ3が火災の発生を検知するよ
りも前に火災が発生しているので、火災が発生してから
火災センサ3が火災を検知するまでの遅れ時間T4 を火
災センサ3の設置状況等から予測し、その遅れ時間T4
を登録しておく。そして、火災が発生した時点の画像を
記憶できるように、画像記憶部14は、CPU10の命
令に従って、まず火災センサ3が火災を検知した時刻t
4よりも時間T4 だけ早い時刻T41(火災発生時)の画
像を保持する。次に、火災の延焼過程を把握できるよう
に、画像記憶部14は時刻T42,T43の画像を保持す
る。そして、画像記憶部14に記憶された画像を表示・
操作部16で再生したり、外部の端末に転送する場合、
画像記憶部14に記憶された時刻T41,T42,T43の画
像とともに現在の画像を再生、又は、転送することによ
って、火災の発生時、延焼過程及び現在の状況を最小枚
数の画像で的確に判断することができ、火災に対して迅
速且つ適切に対処することができる。
【0020】次に、非常押釦4が押動された場合につい
て図7を参照して説明する。非常押釦4が押動される
と、非常押釦4の信号が有線I/F部12を介してCP
U10に入力される。CPU10は非常押釦4が押動さ
れたことを認識すると、非常押釦4に対応して予め設定
された周期でカメラ2の画像信号を保持するように、画
像記憶部14に命令を出力する。非常押釦4の場合、図
7に示すように、非常押釦4が押動される原因となる事
象が発生した時刻すなわち非常押釦4が押動された時刻
5 の直前直後(時刻T51,T52)の画像信号を画像記
憶部14に記憶させる。そして、画像記憶部14に記憶
された画像を表示・操作部16で再生したり、外部の端
末に転送する場合、画像記憶部14に記憶された時刻T
51,T52の画像とともに現在の画像を再生、又は、転送
することによって、非常事態発生時、発生後の経過及び
現在の画像を見ることができる。したがって、非常事態
の発生原因やその後の状況を最小枚数の画像で的確に判
断することができ、その非常事態に対して迅速且つ適切
に対処することができる。
【0021】さらに、侵入検知センサ5が侵入物体を検
知した場合について図8を参照して説明する。侵入検知
センサ5の検知信号は有線I/F部12を介してCPU
10に入力される。CPU10は侵入検知センサ5が検
知信号を出力したことを認識すると、侵入検知センサ5
に対応して予め設定された解像度でカメラ2の画像信号
を保持するように画像記憶部14に命令を出力する。例
えば、図8に示すように、時刻t6 で侵入検知センサ5
が侵入物体を検知すると、実際に侵入物体が屋内に侵入
したのは、時刻t6 直前の時刻T61から、時刻t6 直後
の時刻T62までの期間なので、侵入した物体を鮮明に識
別できるように、この期間の画像を通常の解像度K0
りも高い解像度K1 で画像記憶部14に記憶する。そし
て、画像記憶部14に記憶された画像を表示・操作部1
6で再生したり、外部の端末に転送する場合、画像記憶
部14に記憶された時刻T61,T62の画像とともに現在
の画像を再生、又は、転送することによって、侵入物体
の正体、その侵入経路、及び、現在の状況を最小枚数の
鮮明な画像で的確に判断することができ、侵入物体に対
して迅速且つ適切に対処することができる。
【0022】尚、本実施形態では、信号発生手段として
火災を検知する火災センサ3、非常事態を発報する非常
押釦4及び侵入物体を検知する侵入検知センサ5を用い
たが、信号発生手段を上記のものに限定する趣旨のもの
ではなく、上記以外の事象を検知して信号を発生する信
号発生手段を用いても良いことは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明は、上述のように、事象
の発生により信号を発生する信号発生手段と、監視範囲
の画像を撮像する撮像手段と、信号発生手段が信号を発
生した前後の撮像手段の画像を記憶する画像記憶手段
と、画像記憶手段に記憶された画像を再生する再生手段
と、画像記憶手段に記憶された画像を遠隔に転送する転
送手段とを備えており、信号発生手段が信号を発生した
前後、すなわち、事象が発生した前後の画像が記憶され
るので、発生した事象を的確に判断することのできる画
像を記憶できるという効果がある。また、記憶した画像
を再生したり、遠隔でモニタできるので、その画像を見
ることにより発生した事象を的確に判断し、その事象に
対して迅速且つ的確に対処できるという効果もある。
【0024】請求項2の発明は、画像記憶手段が画像を
記憶する周期を、信号発生手段の種類や設置状況に応じ
て変化させており、発生した事象に応じた周期で画面を
記憶できるので、事象の発生時と経過を少ない画像枚数
で表現した画像を記憶できるという効果がある。請求項
3の発明は、画像記憶手段が記憶する画像の解像度を、
信号発生手段の種類や設置状況に応じて変化させてお
り、発生した事象に応じた解像度の画面を記憶できるの
で、発生した事象を明確に識別することのできる画像を
記憶できるという効果がある。
【0025】請求項4の発明は、信号発生手段が火災を
検知する火災センサからなり、画像記憶手段は、火災セ
ンサの設置状況に応じた特定の周期で、火災センサが火
災を検知した時点の前後の画像を記憶しているので、火
災の発生時とその後の延焼過程を示す画像を記憶できる
という効果がある。また、記憶した画像を再生、又は、
遠隔でモニタすることができるので、その画像を見て火
災の発生原因や延焼過程を判断し、火災に対して迅速且
つ適切に対処できるという効果もある。
【0026】請求項5の発明は、信号発生手段が、非常
事態発生時に押釦が押動されることによって、非常事態
を報知する非常押釦からなり、画像記憶手段は、非常押
釦が押動された時点の直前直後の画像を記憶しているの
で、非常事態の発生時とその後の状況を示す画像を記憶
できるという効果もある。また、記憶した画像を再生、
又は、遠隔でモニタすることができるので、その画像を
見て非常事態の内容やその後の経過を判断し、非常事態
に対して迅速且つ適切に対処できるという効果もある。
【0027】請求項6の発明は、信号発生手段が侵入物
体を検知する侵入検知センサからなり、画像記憶手段
は、侵入検知センサが侵入物体を検知すると、通常時よ
りも高い解像度で、撮像手段の画像を記憶しているの
で、侵入物体を明確に識別することができる鮮明な画像
を記憶できるという効果がある。また、記憶した画像を
再生、又は、遠隔でモニタすることができるので、その
画像を見て侵入物体の正体や侵入経路を判断し、侵入物
体に対して迅速且つ適切に対処できるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のカメラシステムを示す概略構成図
である。
【図2】同上の親器を示すブロック図である。
【図3】同上の動作を示すタイムチャートである。
【図4】(a)(b)は同上の動作を示す別のタイムチ
ャートである。
【図5】同上の動作を示すまた別のタイムチャートであ
る。
【図6】同上の火災センサを用いた場合の動作を示すタ
イムチャートである。
【図7】同上の非常押釦を用いた場合の動作を示すタイ
ムチャートである。
【図8】同上の侵入検知センサを用いた場合の動作を示
すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 親器 2 カメラ 3 火災センサ 4 非常押釦 5 侵入検知センサ 6 回線 7 信号線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 晃一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】事象の発生により信号を発生する信号発生
    手段と、監視範囲の画像を撮像する撮像手段と、信号発
    生手段が信号を発生した前後の撮像手段の画像を記憶す
    る画像記憶手段と、画像記憶手段に記憶された画像を再
    生する再生手段と、画像記憶手段に記憶された画像を遠
    隔に転送する転送手段とを備えて成ることを特徴とする
    カメラシステム。
  2. 【請求項2】画像記憶手段が画像を記憶する周期を、信
    号発生手段の種類や設置状況に応じて変化させることを
    特徴とする請求項1記載のカメラシステム。
  3. 【請求項3】画像記憶手段が記憶する画像の解像度を、
    信号発生手段の種類や設置状況に応じて変化させること
    を特徴とする請求項1記載のカメラシステム。
  4. 【請求項4】信号発生手段が火災を検知する火災センサ
    からなり、画像記憶手段は、火災センサの設置状況に応
    じた特定の周期で、火災センサが火災を検知した時点の
    前後の画像を記憶することを特徴とする請求項2記載の
    カメラシステム。
  5. 【請求項5】信号発生手段が、非常事態発生時に押釦が
    押動されることによって、非常事態を報知する非常押釦
    からなり、画像記憶手段は、非常押釦が押動された時点
    の直前直後の画像を記憶することを特徴とする請求項2
    記載のカメラシステム。
  6. 【請求項6】信号発生手段が侵入物体を検知する侵入検
    知センサからなり、画像記憶手段は、侵入検知センサが
    侵入物体を検知すると、通常時よりも高い解像度で、撮
    像手段の画像を記憶することを特徴とする請求項3記載
    のカメラシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103218896A (zh) * 2013-04-01 2013-07-24 深圳市广安消防装饰工程有限公司 可进行视频数据采集的手动火灾报警按钮
JP2013186554A (ja) * 2012-03-06 2013-09-19 Nohmi Bosai Ltd 救助活動支援システム

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